JPH06109597A - エンジン試運転方法 - Google Patents

エンジン試運転方法

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JPH06109597A
JPH06109597A JP4278159A JP27815992A JPH06109597A JP H06109597 A JPH06109597 A JP H06109597A JP 4278159 A JP4278159 A JP 4278159A JP 27815992 A JP27815992 A JP 27815992A JP H06109597 A JPH06109597 A JP H06109597A
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engine
spline
flexible cushion
joint
cushion joint
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Ryota Nakamura
良太 中村
Masato Saito
正人 斉藤
Keiichi Azuma
啓一 我妻
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Mitsubishi Motors Corp
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Kanto Special Steel Works Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、クレーン等を用いる事なく無人的
に、又エンジン機種が変った場合においても精度よく位
置決めが可能なエンジン試運転方法を提供する事を目的
とする。 【構成】 前記エンジンに接続される配管系の少なくと
も一部を、エンジン機種に対応して位置変更させた後、
該配管系をエンジンに接続する点、前記可撓性緩衝接手
側に配設したスプライン軸の移動量を、エンジン機種に
対応して選択的に切り換え可能に規制する規制手段を設
け、少なくとも前記スプライン軸の移動前に前記移動規
制位置を切り換える点、前記駆動ローラの前端側に、エ
ンジン機種に対応した停止位置に選択的に切り換え可能
なストッパ手段を配置し、該ストッパ手段により位置決
め位置を選択的に切り換える点を夫々の主要特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン試運転方法に係
り、特に、組立完成エンジンをパレットを使用する事な
く直接、搬送装置を介して試運転装置本体側へ搬入可能
なエンジン試運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの生産ラインにおい
てはユーザに高品質で信頼度の高いエンジンを供給する
ために、特にディーゼルエンジンにおいては全数のエン
ジンに対し、エンジンの試運転を行なっている。この種
の試運転装置は組立完成後のエンジンをクレーン等を利
用してパレットに移載セットし、試運転に必要な配管、
配線作業を行なった後、試運転装置本体側に搬送させて
いる。
【0003】しかしながら前記パレット方式はエンジン
とパレットの接続を人手に頼らざるを得ない事、パレッ
ト自体に特別な配管設備を必要とし、而も該パレットを
数多く必要な事、エンジンの大きさに比例してパレット
が大きくなり、トラック系の大形のディーゼルエンジン
に対して採用しようとするとパレットが大形化し、設備
投資及び試運転場面積も大形化せざるを得ない。更に基
本的にパレットを使用する方式ではパレット循環用の搬
送設備を設けねばならず、その分設備費の増大と設置面
積の増大につながる。
【0004】かかる欠点の解消を図るために、本出願人
は実開平1ー168845号にてエンジンの据え付け部
に設けたフロントマウントとリアマウントとを効果的に
利用して、試験装置の本体側に前記マウントを支持する
マウント受け部を設け、組立台上に位置するエンジンを
クレーンを介して該マウント受け部上に位置決め設置し
た後、該エンジンとエンジン性能を測定する動力計間を
設置するように構成している。その構成を図9に基づい
て簡単に説明するに、先ず可動軸受6をガイドレール5
に沿って動力計2寄りにシフトして可撓性緩衝接手7の
連結軸9’のスプラインを動力計2寄りに引込めた状態
で、エンジンを組立台上よりクレーンで吊下して前後部
のフロント及びリアのマウント部をマウント受け部上に
固定した後、可動軸受6をガイドレールに沿ってフライ
ホイール51に向ってシフトすると、連結軸9’先端は
フライホイール51側に取り付けたスプラインに挿入さ
れ、そしてスタータモ−タ50により緩速回転するター
ニングギア50Aによる回転に伴いその連結軸スプライ
ンとフライホイール51側のスプラインが円滑に嵌合す
ることが出来、該ターニングギア50Aを継続回転させ
ながらスタータ回転を行なう事によりエンジンの試運転
を行なうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら組立台上
に位置するエンジンをクレーンを介して該マウント受け
部上に位置決め設置する構成を取るために搬送に人手を
必要とし、而もクレーンによる設置方法では精度よい位
置決めが出来ない。
【0006】そこで本発明者は更に検討を加え、前記ク
レーンを用いる事なく位置決めを行なうために、所定位
置でリフトダウン可能な駆動ローラを用い、該駆動ロー
ラを組立ラインと試運転装置本体間に配し、組立ライン
の無人搬送台車上に載置してあるエンジンを選択的に駆
動ローラ側に搬入し、該駆動ローラにより試運転用の所
定位置まで搬送した後、該ローラをリフトダウンさせて
前記夫々のマウントをマウント受け部に位置決め固定す
る方法を検討も提案している。(実開平1ー12964
4号)
【0007】しかしながら前記方法ではエンジン機種が
変った場合に対応できないという欠点がある。即ち、前
記システムでは無人化を可能にするために、給水、給
油、排気その他の配管系の接続を自動化しているが、エ
ンジン機種が変った場合にその接続位置も異なるため
に、これに対応してエンジンの位置決め位置も変更する
必要があるが前記の先行技術では困難である。又、前記
可撓性緩衝接手は回転させながらエンジン側に移動さ
せ、該継手側に配設したスプライン軸を前記クラッチデ
ィスクの中心雌スプラインに嵌挿させる事により、動力
系とエンジンとの結合を行なうわけであるが、この際前
記エンジン設置位置が変動すると、前記スプライン軸挿
入時にエンジン側に衝接したり、又十分挿入できない場
合がある。又前記の装置ではスプラインを用いて連結す
る構成を取るために、前記駆動ローラに搬入する前にエ
ンジン側に、可撓性緩衝接手の連結軸のスプラインと嵌
合可能な雌若しくは雄形のスプラインを取り付ける工程
と試運転後に該スプラインを取外す工程を必要とし、結
果として各エンジンを試運転装置側に搬入する前後の段
取工程が煩雑化する。
【0008】本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、無
人的に又エンジン機種が変った場合においても精度よく
位置決めが可能なエンジン試運転方法を提供する事を目
的とする。本発明の他の目的は段取工程が煩雑化する事
なく、簡単且つ容易に而も精度よくエンジン試運転に移
行可能なエンジン試運転方法を提供する事にある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】請求項1記載の発明は、リ
フトダウン可能な駆動ローラを用いる点は前記検討技術
と同様であるが、エンジン機種が変った場合においても
精度よく配管の位置決めを可能にするために、前記エン
ジンに接続される配管系の一部を、エンジン機種に対応
して位置変更させた後、該配管系をエンジンに接続する
点を第1の特徴とする。又第2の特徴とする所は、前記
駆動ローラに搬入させる前の組立ライン工程でフライホ
イールと共に、クラッチディスクを取り付け、該クラッ
チディスクの中心穴に設けた雌スプラインを利用して可
撓性緩衝接手側の連結軸(雄)スプラインと連結させる
点にある。
【0010】又、請求項2記載の発明においては、前記
第2の特徴に加えて、エンジン機種が変った場合におい
ても精度よくスプライン軸の挿設を可能にするために、
前記可撓性緩衝接手側に配設したスプライン軸の移動量
を、エンジン機種に対応して選択的に切り換え可能に規
制する規制手段を設け、少なくとも前記スプライン軸の
移動前に前記移動規制位置を切り換える点を第1の特徴
とする。尚、前記の場合にスプライン軸側の移動規制の
代りにエンジン前端側の位置規制を行なっても同一の作
用を有し、従って請求項4記載の発明は特に前記駆動ロ
ーラの前端側に、エンジン機種に対応した停止位置に選
択的に切り換え可能なストッパ手段を配置し、該ストッ
パ手段により位置決め位置を選択的に切り換える点を特
徴とする。
【0011】この場合、クラッチディスクの中心雌スプ
ライン口径は、機種毎に異なる場合があるために、可撓
性緩衝接手側の連結軸スプラインを必ずしも固定させる
事なく、可撓性緩衝接手側に雌スプラインを形成してお
き、該雌スプラインに自由端側が前記クラッチディスク
の中心雌スプラインに嵌挿可能な口径を有する連結軸ス
プラインを前もって挿し込むように構成してもよく、又
クラッチディスク側に前もって挿し込んだ後、連結する
ように構成してもよい。
【0012】しかして請求項1記載の発明は、組立完成
後のエンジンを可撓性緩衝接手を介して動力計若しくは
駆動モ−タと連結し、エンジンの試運転を行なうエンジ
ン試運転方法において、組立ライン側でフライホイール
と共にクラッチディスクを取り付ける工程と、所定部位
がリフトダウン可能な駆動ローラを用いて、前記組立ラ
イン側より前記可撓性緩衝接手側にエンジンを搬入する
工程と、前記可撓性緩衝接手側に配設したスプライン軸
と、対応するエンジン側のクラッチディスクの中心雌ス
プライン口径とを対応させるアダプター部材を介装する
工程と、前記停止位置に停止したエンジンをリフトダウ
ンさせ、該エンジンのマウント部をマウント受け部側に
載置させ、クランプその他の手段を利用して位置決め固
定させる工程と、前記エンジンに接続される配管系の一
部を、エンジン機種に対応して位置変更させた後、該配
管系をエンジンに接続する工程と、前記可撓性緩衝接手
を回転させながらエンジン側に移動させ、該継手側に配
設したスプライン軸を前記クラッチディスクの中心雌ス
プラインに嵌挿する工程とを少なくとも含む事を特徴と
するものである。
【0013】一方、請求項2記載の発明は、前記可撓性
緩衝接手側に配設したスプライン軸の移動量を、エンジ
ン機種に対応して選択的に切り換え可能に規制する規制
手段を設け、少なくとも前記スプライン軸の移動前に前
記移動規制位置を切り換える工程を含む事を特徴とする
ものであり、更に請求項3記載の発明は前記エンジンに
接続される配管系の少なくとも一部を、エンジン機種に
対応して位置変更させた後、該配管系をエンジンに接続
する工程の代りに、 前記駆動ローラの前端側に、エン
ジン機種に対応してエンジン停止位置を選択的に切り換
え可能なストッパ手段を配置し、少なくとも前記エンジ
ンが所定位置に搬入される前に前記ストッパ手段を対応
する停止位置に切り換える工程を含む事を特徴とするも
のであるが、前記いずれの工程も併用する事により一層
緻密な制御が可能である。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示
的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1
乃至図3は本発明の実施例にかかるエンジン試運転シス
テムのうち、ホットテスト若しくはラッピングテストを
行なうためのエンジン試運転装置で、図上右方より固定
ベッド1上に据え付けられた動力計2、該動力計2の回
転軸2aに嵌着されたスタータ用ギア3と慣性回転用の
スプロケット4、水平ガイドレール5上に載置され、該
ガイドレール5に沿って軸方向に摺動自在に移動可能な
可動軸受6で、その入力側に前記動力計2の出力軸2a
と連結される雄スプライン6aと、その出力軸2a側に
前記可動軸受6内で前記雄スプライン6aと嵌合する雌
スプライン6bが取付けられ、この結果前記可動軸受6
の進退操作により前記雄スプライン6aが雌スプライン
6b内に入り込み、雄スプライン6aの伸縮動作を営
む。
【0015】7は可撓性緩衝接手で、その一端は前記雌
スプライン6bに嵌着され、その他端にはエンジン10
側の端面の軸線上に雌スプライン23aを刻設した中心
穴7aを有するアダプタ8を取付け、該アダプタ8の中
心穴7aに前記雌スプライン23aと嵌合可能なスプラ
イン軸9を嵌挿させる。尚、前記可動軸受6は油圧シリ
ンダ11により進退自在に構成されている。又スタータ
ギア3は、スタータモータ50により駆動回転可能に構
成されている。
【0016】又、図8に示すように、前記可動軸受をガ
イドレール上で支持する基台の前端側には前記可撓性緩
衝接手側に配設したスプライン軸9の移動量を、エンジ
ン機種に対応して選択的に切り換え可能に規制する規制
機構19を設けている。該規制機構19は円筒体を軸方
向に沿ってL字状に半円部を切り欠いた規制部本体19
2と、該本体192を180°単位で正逆回転を行なう
アクチュエータ191からなり、該前記図面(A)に示
すようにアクチュエータを180°回転させると前記規
制部本体の切欠き位置192aに可動軸受6の基台69
前端が当接し、(B)に示すようにアクチュエータ19
1を180°逆転させると前記規制部本体191の先端
位置191bに可動軸受6の基台69前端が当接し、こ
れによりエンジン機種に対応させて前記スプライン軸9
の移動規制を行なう事が出来る。
【0017】一方エンジン10据え付け側には、エンジ
ン搬送台車Dよりエンジン10を引き込む第1の固定駆
動ローラコンベア12と、空圧又は油圧シリンダ14に
よりリフトダウン可能な第2の駆動ローラコンベア13
と、該駆動ローラコンベア13のリフトダウンによりエ
ンジン10のマウント部10aを介してエンジン10を
支持するフロント側とリア側のマウント受け部15、1
6、駆動ローラコンベア13の移動方向のエンジン10
の位置規制を行なうストッパ17、マウント受け部1
5、16上に載置されたエンジン10を上方よりクラン
プするクランプ装置18からなり、そしてエンジン配設
位置の両側、即ち第2の駆動ローラコンベア13の両側
には、エンジン10の油圧取出口に接続される油圧取出
管60B、給水口に接続される給水管60A、排水口に
接続される排水管60C、及び排気口に接続される排気
管60Dが夫々配設されており、そして前記各配管系6
0A〜60Dはエンジン側の給油口、給/排水口、及び
排気口夫々から脱着可能に且つエンジン機種に対応して
位置変位可能に三次元方向に変位可能なシリンダ機構6
1〜63が取付けられている。即ち、より具体的には上
下方向(Z方向)に進退するシリンダ61とエンジン移
動方向と直交する方向(Y方向)に移動するシリンダ6
2は主として油圧取出口、給/排水口、及び排気口夫々
から着脱させる為に使用し、又エンジン移動方向(Χ方
向)に移動するシリンダ61はエンジン機種に対応して
位置変位させるために使用する。従ってシリンダ61の
移動ストロークはエンジン機種に対応して設定される。
又前記ストッパ18も固定とせず、エンジン機種に対応
させて規制位置を変位可能な空圧又は油圧シリンダを取
付ける事も可能である。又マウント受け部15、16も
同様に固定とせず、エンジン機種に対応させて規制位置
を変位可能な空圧又は油圧シリンダを取付けたり、若し
くはエンジンの移動空間から退避可能に油圧シリンダ1
5a、16aを取り付けてもよい。
【0018】図4は慣性力付与手段の詳細構成を示し、
前記ターニングスプロケット4の側部に空圧又は油圧シ
リンダ40を垂直に立設させ、該シリンダピストン41
の先端に、前記ピストン41上昇時前記スプロケット4
の歯4aと係合する爪42を設けている。該爪42はス
トッパ43により位置保持されているために、前記スプ
ロケットの歯4aに係合しながら該ストッパ4を押上げ
ながら回転させ、慣性力を付与可能に構成されている。
又前記爪42の下側は逃げ面42aとして機能する傾斜
面となし、前記ピストン41下降時に前記スプロケット
4の歯4aが爪42の逃げ面42aに当接すると、前記
爪42を突起させる方向に付勢されたコイルバネ44の
弾性力に抗して該爪42が退避しながらスプロケット4
の歯4aから逃げ、該スプロケット4を回転させる事な
く元の位置に復帰する。
【0019】図5及び図6は、本発明の要部構成たるア
ダプタ8とスプライン軸9の結合状態を示す断面構成
で、可撓性緩衝接手7は、アダプタ8の挿筒8aがきっ
ちり挿し込み可能な中心穴7aと該中心穴7aと直交す
る端面上に設けたキー溝7bを有す。尚前記キー溝7b
は中心穴7aより半径方向に外方に向け延在させて形成
している。アダプタ8は前記挿筒8aと、該挿筒8aの
基側に設け、前記端面に接合可能なフランジ8c面と、
前記キー溝7bと対応する位置に設けたキー溝とを有
し、前記キー溝7b同士を合致させた後、キー21を挿
し込み、フランジ8cよりボルト22を螺入させて前記
両者を連結させる。
【0020】一方、前記アダプタ8のスプライン取り付
け側には、円筒状に中心穴8dを凹設し、該中心穴8d
に雌スプライン23aを刻設したスリーブ体23を嵌着
しネジ24にて一体的に連結する。尚、25は前記雌ス
プライン23aに嵌挿されたスプライン軸9の交換の容
易化を図るために、該スプライン軸9の後端面より、コ
イルバネ26による付勢力を印加するピストンである。
スプライン軸9はステンレス材で形成すると共に、図6
に示すように、前記アダプタ8側の雌スプライン23a
に嵌合される軸部9Aと、エンジン10側に取り付けた
クラッチディスク52の雌スプライン52aに嵌合され
る軸部9Bとを有する。この場合、アダプタ8側の軸部
口径は常に一定であるが、エンジン10側の軸部口径は
夫々のエンジン10に対応させて異ならせたものを複数
本用意する。
【0021】そして該スプライン軸9の先端には、前記
フライホイール51の軸受51a口径と略同径にして該
軸受51a穴に嵌合可能な支持部91を設け、該支持部
91の側面をR(曲線)状に形成し、スプライン軸9の
軸振れを許容可能に構成する。又、前記スプライン軸9
の歯断面形状は雌スプライン52aの様に断面矩形状に
形成する事なく、頂部に進むに連れ徐々に小幅になるご
とく、やせさせて形成し、雌スプライン52aとの間で
クリアランスをもたせる。又該スプライン軸9の夫々の
歯端92は、嵌挿される側に向け徐々に小幅になるごと
く略楔状に形成すると共に、隣接する歯端92間を軸方
向に前後に位置をずらして形成する。又前記スプライン
軸9の前記クラッチディスク52の雌スプライン52a
と嵌合する部位の歯面底部にはコイルバネ94により弾
性力が付勢されたボールプランジャ93を取付けてい
る。
【0022】次にかかる実施例の試験手順を説明する。
図7は、本発明のエンジン試運転システムの全体システ
ムを示し、エンジン完成後エンジンが載せられたエンジ
ン搬送台車Dと対面させて、該ラインAと直交する方向
に、複数のコールドテスト装置C、複数のラッピングテ
スト装置R、複数のホットテスト装置Hが配設されてい
る。コールドテスト装置Cは前記図1に示す装置の内、
スターティングモータ、スタータ用ギア3、又動力計の
代りに駆動モ−タを用いている点を除いて前記構成とほ
ぼ同一である。ラッピングテスト装置R、及びホットテ
スト装置Hは、いずれも図1に示す構成を取り、エンジ
ン据え付け部と動力計2の周囲を、エンジン搬送台車D
側に開閉扉を設けた防音室Bで囲繞している。そして前
記組立ラインでは、組立完成後のエンジン10にフライ
ホイール51と共にクラッチディスク52が取り付けた
後、エンジン側のクラッチディスク53に対応するスプ
ライン軸を予めクラッチディスク52に挿入しておく。
エンジン搬送台車Dは2台のエンジン10を搭載できる
ようになっていて、コールドテスト装置Cとラッピング
テスト装置Rと対面するレールA上を無人で自走して移
動する。尚、2台のエンジンが搭載できるようになって
いるのは、テスト前のエンジンとテスト後のエンジンと
を入れ換えるためであり、テスト装置間の移動時には1
台のエンジンが搭載されている。そして前記エンジン搬
送台車D上に位置するエンジン10を無作為にコールド
テスト装置C側とラッピングテスト装置R側に順次導入
して所定のテストを終了させた後、該2つのテストを終
了してエンジン配送台車D側に戻した後、移載ラインA
1に送られて、ホットテスト装置Hが空くのを待機して
いる。そしてホットテスト装置Hが空くとホットテスト
装置H側のエンジン搬送台車Dに載せ、同様な方法でホ
ットテスト装置に搬送する。
【0023】次に前記夫々のテストライン、特にラッピ
ングテスト装置Rにおけるエンジン10の搬入及び連結
動作について詳細に説明する。先ず、配管系60A〜6
0Dのエンジン移動方向(Χ方向)に移動するシリンダ
63を作動させてエンジン機種に対応して位置変位させ
た後、他のシリンダ61、62を利用して該配管系60
A〜60Dをエンジンの移動空間から退避させておく。
又マウント受け部15、16も同様に空圧又は油圧シリ
ンダ15a、16aによりエンジンの移動空間から退避
させておく。更に前記スプライン軸9も対応するエンジ
ン機種に対応させて交換しておく。さて前記の段取終了
後組立ラインよりコールドテスト終了後のエンジン10
を呼出すと、該一のエンジン10を搭載した搬送台車D
が対面位置に到着した後、防音室Bの扉を開く。そして
ラッピングテスト終了後のエンジン10を前記搬送台車
Dに移載した後、該搬送台車Dをシフトしてラッピング
テスト前のエンジン10を駆動ローラコンベア12を用
いてテスト装置内に導入し、防音室Bの扉を閉める。
【0024】次に、第1の駆動ローラコンベア12から
第2の駆動ローラコンベア13に移動し、ストッパ17
により位置規制された段階で、空圧及び油圧シリンダ1
5a、16aによりマウント受け部15、16を正規位
置に復帰させた後、空圧及び油圧シリンダ14を降下さ
せると前記第2の駆動ローラコンベア13がリフトダウ
ンし、前記エンジン10のマウント部10aがエンジン
10を支持するフロント側とリア側のマウント受け部1
5、16に載置され、その後、クランプ装置18を降下
させてエンジン10を上方よりクランプする。
【0025】次に可動軸受6の規制手段19のアクチュ
エータをエンジン機種に対応させて正転若しくは逆転さ
せて切換えた後、慣性力付与手段の空圧及び油圧シリン
ダ40のピストン41を上昇させると、ピストン41先
端の爪42がスプロケット4の歯4aと係合しながら、
該スプロケット4を回転させる。と同時に、空圧及び油
圧シリンダ11により可動軸受6を前進させると、慣性
力付与後のスプライン軸9は完全に自由運動となるため
に、徐々に回転力を減速しながら前記スプライン軸9は
雌スプライン52aの端口に接触し、該接触時の抵抗に
より急激に回転速度を落とし、一方スプライン軸9の歯
端92は楔状に形成し、且つ隣接するスプライン歯端9
2間が軸方向に前後に位置をずらして形成している為
に、スプライン軸9はエンジン10側の雌スプライン5
2aに円滑に挿入される。
【0026】そして該嵌挿直後においてエンジン10側
の負荷トルクにより前記回転運動が停止され、且つ前記
スプライン軸9の歯断面形状をやせさせ、雌スプライン
52aとの間で周方向にクリアランスをもたせている為
に、前記エンジン10側とスプライン軸9間には必ず芯
ずれや芯振れが生じていても円滑な挿入が図れる。そし
て前記スプライン軸9をクラッチディスク52の中心雌
スプライン52aに嵌挿終了時にその先端の支持部91
が前記フライホイール51の軸受51a穴で支持され、
前記可撓性緩衝接手7との間で2点支持となり、芯振れ
の抑制が可能である。又、前記支持部91の側面はR
(曲線)状に形成している為に前記芯振れが生じても、
前記支持部91を中心として揺動させる事が可能であ
り、かじり等の発生を防止できる。又前記クラッチディ
スク52の中心雌スプライン52aと嵌合する部位のス
プライン軸9の歯面底部にボールプランジャ93を取付
けたために、前記スプライン軸9の抜け防止とともにデ
ィーゼルエンジン自体特有のトルク変動にも対処出来
る。
【0027】そしてスプライン軸9先端の支持部91が
前記フライホイール51の軸受51a穴内に到達した時
点で、規制手段本体192により可動軸受6の基台69
が当接して前進が規制され、空圧及び油圧シリンダ11
を停止させる。
【0028】前記エンジン10との連結終了後、前記し
た空圧及び油圧シリンダ61〜63を適宜作動させて油
圧取出管60A、給/排水管60B、60C、及び排気
管60D夫々エンジン10側の対応する部位に接続した
後、所定の給排水及び排気油圧の取出を行ない、更にス
タータモ−タ50を駆動させてエンジン10を緩速運転
させながらエンジン起動を行なう。そして前記エンジン
10の試運転及び調整を行なった後、可動軸受6の後
退、クランプ装置18の上昇によるエンジン10クラン
プ解除、駆動ローラコンベア13のリフトアップ、等前
記と逆の操作を行なって、被験エンジン10の交換を行
ない、以下前記操作を繰返す。
【0029】
【効果】以上記載のごとく本発明によれば、クレーン等
を用いる事なく無人的に、又エンジン機種が変った場合
においても精度よく位置決めが可能となる。又本発明に
よれば段取工程が煩雑化する事なく、簡単且つ容易に而
も精度よくエンジン試運転に移行する事が出来る。又本
発明によればエンジン側の雌スプラインに、動力計側の
接手に連結した雄スプラインを円滑に嵌挿させる事が出
来、これによりスプラインの欠けや破損の防止と共に、
エンジン試運転装置の無人化を一層容易に達成し得る。
本発明によれば前記トラック等の大形エンジンの場合で
も、又高速負荷から低速負荷までの広範囲に亙るトルク
変動等にも十分対処し得る。等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるエンジン試運転装置の
全体正面図
【図2】本発明の実施例にかかるエンジン試運転装置の
全体平面図
【図3】本発明の実施例にかかるエンジン試運転装置の
全体側面図
【図4】図1Aに使用する慣性力付与手段の全体構成図
【図5】接手とエンジン間の連結状態を示す要部断面図
【図6】スプライン軸の形状を示し、(A)は全体正面
図、(B)はボールプランジャ部の構成を示す断面図、
(C)は結合状態を示す要部正面図
【図7】エンジン試運転システムの全体概要図
【図8】可撓性緩衝接手側に配設したスプライン軸の移
動量を切り換え可能に規制する規制機構を示す概要図
【図9】従来技術にかかるエンジン試運転装置の全体図
【符号の説明】
10 組立完成後のエンジン 51 フライホイール 52 クラッチディスク 52a エンジン側雌スプライン 2 動力計 6 可動軸受 7 可撓性緩衝接手 9 スプライン軸 15、16 マウント受け 19 可動軸受規制位置切換え手段 60A〜60D 配管系 61〜63 シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 我妻 啓一 神奈川県藤沢市辻堂神台1丁目3番1号 関東特殊製鋼株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組立完成後のエンジンを可撓性緩衝接手を
    介して動力計若しくは駆動モ−タと連結し、エンジンの
    試運転を行なうエンジン試運転方法において、 組立ライン側でフライホイールと共にクラッチディスク
    を取り付ける工程と、 所定部位がリフトダウン可能な駆動ローラを用いて、前
    記組立ライン側より前記可撓性緩衝接手側にエンジンを
    搬入する工程と、 前記可撓性緩衝接手側に配設したスプライン軸と、対応
    するエンジン側のクラッチディスクの中心雌スプライン
    口径とを対応させるアダプター部材を介装する工程と、 前記停止位置に停止したエンジンをリフトダウンさせ、
    該エンジンのマウント部をマウント受け部側に載置さ
    せ、クランプその他の手段を利用して位置決め固定させ
    る工程と、 前記エンジンに接続される配管系の一部を、エンジン機
    種に対応して位置変更させた後、該配管系をエンジンに
    接続する工程と、 前記可撓性緩衝接手を回転させながらエンジン側に移動
    させ、該継手側に配設したスプライン軸と前記クラッチ
    ディスクの中心雌スプラインとをスプライン嵌合する工
    程とを、 少なくとも含む事を特徴とするエンジン試運転方法
  2. 【請求項2】組立完成後のエンジンを可撓性緩衝接手を
    介して動力計若しくは駆動モ−タと連結し、エンジンの
    試運転を行なうエンジン試運転方法において、 組立ライン側でフライホイールと共にクラッチディスク
    を取り付ける工程と、 所定部位がリフトダウン可能な駆動ローラを用いて、前
    記組立ライン側より前記可撓性緩衝接手側にエンジンを
    搬入する工程と、 前記停止位置に停止したエンジンをリフトダウンさせ、
    該エンジンのマウント部をマウント受け部側に載置さ
    せ、クランプその他の手段を利用して位置固定させる工
    程と、 前記可撓性緩衝接手を回転させながらエンジン側に移動
    させ、該継手側に配設したスプライン軸を前記クラッチ
    ディスクの中心雌スプラインに嵌挿する工程と前記可撓
    性緩衝接手側に配設したスプライン軸の移動量を、エン
    ジン機種に対応して選択的に切り換え可能に規制する規
    制手段を設け、少なくとも前記スプライン軸の移動前に
    前記移動規制位置を切り換える工程とを少なくとも含む
    事を特徴とするエンジン試運転方法
  3. 【請求項3】組立完成後のエンジンを可撓性緩衝接手を
    介して動力計若しくは駆動モ−タと連結し、エンジンの
    試運転を行なうエンジン試運転方法において、 組立ライン側でフライホイールと共にクラッチディスク
    を取り付ける工程と、 所定部位がリフトダウン可能な駆動ローラを用いて、前
    記組立ライン側より前記可撓性緩衝接手側にエンジンを
    搬入する工程と、 前記駆動ローラの前端側に、エンジン機種に対応してエ
    ンジン停止位置を選択的に切り換え可能なストッパ手段
    を配置し、少なくとも前記エンジンが所定位置に搬入さ
    れる前に前記ストッパ手段を対応する停止位置に切り換
    える工程と、 前記停止位置に停止したエンジンをリフトダウンさせ、
    該エンジンのマウント部をマウント受け部側に載置さ
    せ、クランプその他の手段を利用して位置固定させる工
    程と、 前記可撓性緩衝接手を回転させながらエンジン側に移動
    させ、該継手側に配設したスプライン軸と前記クラッチ
    ディスクの中心雌スプラインとをスプライン嵌合する工
    程を含む事を特徴とするエンジン試運転方法
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