JP2011080953A - 回転物の支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジャッキによる調整と大差がなく回転物の支持装置への回転物のマウント位置の調整を容易に行うことができる回転物の支持装置を提供する。
【解決手段】アイボルト状部材(71a、71b)を、軸部(74a、74b)を上にして、直立する支柱(51a、51b)の上端から吊し、孔(73a、73b)に回転物の支持軸(84a、84b)を挿通することにより回転物を吊り下げ支持すると共に、支持軸(84a、84b)と孔(73a、73b)との間にブッシュ(91a、91b)を介装し、このブッシュ(91a、91b)が前記(51a、51b)に設けた上下方向の溝部(56a、56b)を摺動し得るように構成し、かつアイボルト状部材(71a、71b)の吊下げ位置を上下方向に調整可能な吊下げ位置調整機構(75a、75b、77a、77b、78a、78b)を備える。
【選択図】図3

Description

この発明は回転物であるエンジンを支持するテストベンチ等の回転物の支持装置に関する。
エンジンの製造工程においては、組立完了後のエンジンをテストベンチへ搬送してテストベンチ(性能試験用架台装置)に支持し、動力特性など各種性能試験が実行される。この場合に、エンジンをテストベンチに持するに際してはジャッキやシムを用いてエンジンのマウント位置を調整している(特許文献1参照)。
特開平8−82577号公報
しかしながら、マウント位置をシムにより調整するのではテストベンチに回転物をセットするのに時間がかかる。一方、ジャッキによりマウント位置を調整するのは容易であるが、テストベンチにジャッキを備える分だけコスト高となる。
そこで本発明は、ジャッキによるマウント位置の調整と大差なく回転物のマウント位置の調整を行うことが可能で、かつジャッキを備える場合よりも安価である回転物の支持装置を提供することを目的とする。
本発明は、孔を有する孔部と軸部とからなるアイボルト状部材を、前記軸部を上にして、直立する支柱の上端から吊し、前記孔に重量物を支持する支持軸を挿通することにより重量物を吊り下げ支持すると共に、前記支持軸と前記孔との間にブッシュを介装し、このブッシュが前記支柱に設けた上下方向の溝部を摺動し得るように構成し、かつ前記アイボルト状部材の吊下げ位置を上下方向に調整可能な吊下げ位置調整機構を備える。
本発明によれば、ジャッキやシムを使うことなく、回転物(例えばエンジン)を望みの位置(例えば搭載角)で取付けることができることから、回転物の支持装置(例えばテストベンチ)へのマウント位置の調整にジャッキを用いる場合より回転物の支持装置のコストを低減できる。また、マウント位置の調整にシムを用いる場合より速やかに回転物を望みの位置(例えば搭載角)で取付けることができる。
第1実施形態のテストベンチの正面図である。 第1実施形態のテストベンチの平面図である。 第1実施形態のテストベンチの左側面図である。 第1実施形態のテストベンチの右側面図である。 図3の一部拡大図である。 脚柱の概略構成図である。 支柱の概略構成図である。 リテーナ鋼板の概略構成図である。 移動ブラケットの概略構成図である。 マウントサポートの概略構成図である。 第1ブッシュの概略構成図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施形態を説明する。
図1〜図4は、マウント点が3つあるエンジン1(回転物)に適用した本発明の一実施形態のテストベンチ11(回転物の支持装置)の概略構成図である。このうち図1はテストベンチ11の正面図、図2はテストベンチ11の平面図、図3はテストベンチ11の左側面図、図4はテストベンチ11の右側面図、図5は図3の一部拡大図である。なお、マウント点が3つであるエンジン1に限られるものでなく、マウント点が4つあるエンジン1に対しても本発明を適用することができる。
テストベンチ11は、架台12と、この架台12上に固定されエンジン1を支持する3つの支持装置21a、21b及び101を主体に構成される。すなわち、架台12には、図3に示したようにエンジン1のリア側(図1において左側)の外側に2つのリア側支持装置21a、21bが、また図4に示したようにエンジン1のフロント側(図1において右側)の前側に1つのフロント側支持装置101がそれぞれ固定され、2つのリア側支持装置21a、21bでエンジン1のリア側が、1つのフロント側支持装置101でエンジン1のフロント側がそれぞれ支持される。
架台12は、図2に示したように縦方向に並べた4本の溝形鋼13a、13b、13c、13dの上に4本の等辺山形鋼14a、14b、14c、14dを左右方向に差し渡して溶接することにより、全体として矩形の枠体に形成される。
架台12には、図2に示したように4つの固定用基準穴15a、15b、15c、15dが設けられており、テストベンチ11上に設置されている基準ピン4箇所に締結ボルト16a、16b、16c、16dによって固定される。
本実施形態では、テストベンチ11の床面からエンジン出力軸2の軸心Cまでの高さ対応として、エンジン1のフロント側、リア側に各エクステンション111a、111bを用意して軸心Cまでの高さを調整している。2つのエクステンション111a、111bの高さはほぼ同じで、架台12上に取付けて使用する。エクステンション111a、111bを用意しておくことで、テストベンチ11に汎用性を持たせることができる。
上記2つの各エクステンション111a、111bは同じ構成である。図3、図4に示したように各エクステンション111a、111bは直立する2つの柱部112a、112bと、2つの柱部112a、112bを連結する水平な連結部113a、113bとからなり、各柱部112a、112bの上下端に鋼板(平板)114a、114b、115a、1115bを溶接する。上下端鋼板114a、114b、115a、115bには6個のボルト取付孔を鋼板毎に設ける。一方、架台12の等辺山形鋼14a、14b、14c、14dにもボルト取付孔17a、17b、17c、17dを所定の間隔でエンジン1の前後方向(図2で左右方向)に複数個設けている(図2参照)。このため、下端鋼板115a、115bのボルト取付孔と、等辺山形鋼14のボルト取付孔17a、17b、17c、17dとを合わせて両孔にボルトを挿通しナットを締め付けることで2つのエクステンション111a、111bを架台12に固定することができる。等辺山形鋼14a、14b、14c、14dにエンジン1の前後方向に連なる3個以上のボルト取付孔17a、17b、17c、17dを設けているのは、エンジン1の前後方向長さの違いに対応させるためである。
次に、リア側支持装置21a、21bについて説明する。2つのリア側支持装置21a、21bの取扱いを容易にするため、リア側支持装置21a、21bを、下部の脚柱31a、31bと、上部の支持台41a、41bとに分割して構成する。上下方向(鉛直方向)にスライド(移動)し得る支持台41a、41bは、支柱51a、51b、リテーナ鋼板61a、61b、移動ブラケット71a、71b(アイボルト状部材)、マウントサポート81a、81b、第1ブッシュ91a、91bからなる。一対設けられる各部品(各脚柱31a、31b、各支柱51a、51b、各リテーナ鋼板61a、61b、各移動ブラケット71a、71b、各マウントサポート81a、81b、各第1ブッシュ91a、91b)の構成は同じである。
以下、一方の脚柱31b、一方の支持台41bを構成する支柱51b、リテーナ鋼板61b、移動ブラケット71b、マウントサポート81b、第1ブッシュ91bを図6〜図11の部品図を参照して説明する。
図6(A)は脚柱31bの正面図、図6(B)は脚柱31bの右側面図、図6(C)は脚柱31bの平面図、図6(D)は脚柱31bの下面図である。脚柱31bは寸法の異なる2種類の溝形鋼32b、33b、上下端の鋼板(平板)34b、35b、三角形状の2つの鋼板(平板)36b、37b、鋼板(平板)38bからなる。
図6(A)に示したように、寸法の異なる2種類の溝形鋼32b、33bを直立させると共に、上下方向(鉛直方向)にずらせて溶接すると共に、上端と下端に鋼板34b、35bを溶接する。さらに、溝形鋼33bと下端鋼板35bとに2つの三角形状鋼板36bをステイとして上下方向に、また溝形鋼32bと上端鋼板34bとに1つの三角状鋼板37bをステイとして上下方向に溶接する。2つの三角形状鋼板36bの間を水平鋼板38bで連結する。図6(A)において溝形鋼32bの左端にも鋼板(平板)を溶接する。
上端鋼板34bにはエンジン1の前後方向(図6(C)で左右方向)に8個の長い長孔39bを、下端鋼板35bにエンジン1の左右方向(図6(D)で上下方向)に3個の長い長孔40bを設ける。下端鋼板35bの長孔40bと、第2のエクステンション111bの上端鋼板114bのボルト取付孔とを合わせてボルトを挿通しナットを締め付けることで、脚柱31bをエクステンション111bに固定することができる。長孔40bとしているのは、エンジン1寸法の前後方向や左右方向のバラツキに対してエンジン1の前後方向や左右方向に微調整するためである。
図7(A)は支柱51bの正面図、図7(B)は支柱51bの右側面図、図7(C)は支柱51bの左側面図、図7(D)は支柱51bの下面図である。支柱51bは、溝形鋼52b、鋼板(平板)53b、下端の鋼板(平板)54b、三角形状鋼板55bからなる。
直立する溝形鋼52bの開口端に、溝形鋼52bの上端から所定長さを有する鋼板53bを溶接することにより、角筒状の柱を支柱51bの上端部に構成する。この状態では角筒状の柱の上端は開口している。そして、支柱51bの上端部で溝形鋼52bと鋼板53bとをエンジン1の左右方向(図7(A)で左右方向)に貫通し、かつ上下方向(鉛直方向)に長い小判状溝部56b(上下方向の溝部)を穿設する。溝形鋼52bの上端部にはエンジン1の前後方向(図7(A)で紙面を貫く方向)に貫通するボルト取付孔57bを穿設する。
溝形鋼52bの下端には鋼板54bを、また溝形鋼52bと下端鋼板54bとに1つの三角形状鋼板55bをステイとして上下方向に溶接する。下端鋼板54bにはボルト取付孔58bを四隅に設ける。この四隅のボルト取付孔58bと、脚柱31bの上端鋼板34bの長孔39bとを合わせてボルトを挿通しナットを締め付けることで支柱51bを脚柱31bに固定することができる。
図8(A)はリテーナ鋼板61bの縦断面図、図8(B)はリテーナ鋼板61bの側面図である。リテーナ鋼板61bは、支柱51bの上端に固定するため断面がコ字状に形成されている。リテーナ鋼板61bは、移動ブラケット71bを吊り下げ支持するためのもので、移動ブラケット71bの軸部74bを挿通させるための通し孔62bをリテーナ鋼板61bの中央に穿設する。図8(A)において左右の縦壁にはリテーナ鋼板61bを支柱51bに固定するためのボルト取付孔63bを穿設する。ボルト取付孔63bは、リテーナ鋼板61bを支柱51bの上端に被せたとき、孔位置が支柱51bのボルト取付孔57bと一致するようにしてあり、支柱51bのボルト取付孔57bと、リテーナ鋼板61bのボルト取付孔63bとにボルトを挿通しナットを締め付けることにより、リテーナ鋼板61bを支柱51bに固定することができる。
図9(A)は移動ブラケット71bの正面図、図9(B)は移動ブラケット71bの右側面図である。移動ブラケット71bは孔73bを有する下方の孔部72bと、上方の軸部74bとからなり、全体としてアイボルト状に形成されている。
移動ブラケット71bは、マウントサポート81bの支持軸84bを吊り下げ支持するためのものである。すなわち、移動ブラケット71bの軸部74bを上記リテーナ鋼板61bの通し孔62bに下方より上方に向けて挿通することにより、移動ブラケット71bをリテーナ鋼板61bから吊り下げることができ、移動ブラケット71bの孔73bにマウントサポート81bの支持軸84bを挿通することにより、マウントサポート81bの支持軸84bを移動ブラケット71bにより吊り下げ支持することができる。
また、上記リテーナ鋼板61bに対する移動ブラケット71bの吊り下げ位置を上下方向(鉛直方向)に調整し得るようにするため、軸部74bに雄ねじ部75bを形成し、この雄ねじ部75bに上端からワッシャ76bを介してダブルナット77b、78bをねじ込むことにより、移動ブラケット71bに作用する荷重をダブルナット77b、78bで受けるようにする。上記の孔73bは、マウントサポート81bの支持軸84bを挿通させるための孔で、孔部72bの外周は4箇所で面取りをしている。このようにして、雄ねじ部75bに対するダブルナット77b、78bの上下方向位置を調整することで、マウントサポート81bの支持軸84bを上下方向に調整することができるようになっている。
この場合、リテーナ鋼板61bから移動ブラケット71bを吊り下げるだけだとマウントサポート81bの支持軸84bが振り子のように振れてしまうので、支持軸84bと、支持軸83bを支持する孔73bとの間に第1ブッシュ91bを挿入し、さらにこの第1ブッシュ91bが上記支柱51bに設けている小判状溝部56bを上下方向に摺動し得るように第1ブッシュ91bの外径寸法と小判状溝部56bの寸法とを設定する。これによって、移動ブラケット71bをリテーナ鋼板61bから吊り下げていても振り子のように振れないようにすることができる。
図10(A)はマウントサポート81bの正面図、図10(B)はマウントサポート81bの側面図である。マウントサポート81bは、ほぼ正方形状のマウンティング鋼板(平板)82bと、このマウンティング鋼板82bを支持する支持軸84bとからなり、マウンティング鋼板82bに対して支持軸84bが垂直となるように支持軸84bをマウンティング鋼板82bに溶接している。
マウンティング鋼板82bには、エンジン1の機種が異なっても1つのマウンティング鋼板82bで対応できるように、複数のボルト取付孔83bを穿設している。取付孔83bはエンジンマウントを取り付けるためのものである。なお、将来新しい仕様のエンジンが出現した場合においてその新しい仕様のエンジン用のボルト取付孔がないときには、現在あるマウンティング鋼板82bに新しい仕様のエンジンに対応させるため新たなボルト取付孔を追加するか、現在のマウントサポート81bを新しい仕様のエンジンに対応させた新しいマウントサポートに交換するかすればよい。
上記の支持軸84bには、根元側(マウンティング鋼板82bに近づく側)に第1ブッシュ支持部85bを形成し、第1ブッシュ91bをこの第1ブッシュ支持部85bに嵌合する。そして、図5に示したように、第1ブッシュ91bをこの第1ブッシュ支持部85bに嵌合させた状態で支持軸84bを支柱51bの小判状溝部56bと、移動ブラケット71bの孔73bとを挿通させ、第1ブッシュ91bが支柱51bの小判状溝部56bを上下方向に摺動し得るように組付ける。
さらに、支持軸84bが第1ブッシュ91b内で回動し得るように、第1ブッシュ支持部85bと第1ブッシュ91bとの間に、図10(B)に示したように、第2ブッシュ86bを圧入嵌合する。この第2ブッシュ86bは砲金から円筒状に形成する。第2ブッシュ86bは無給油ブッシュとして働く。
また、支持軸84bを支柱51bに固定するため、支持軸84bの先端部に雄ねじ部87bを形成する。図5に示したようにこの雄ねじ部87bに先端からワッシャ88bを介してダブルナット89b、90bをねじ込むことにより支持軸84bを支柱51bに固定することができる。
図11は第1ブッシュ91bの縦断面図である。筒状の第1ブッシュ91bは、マウントサポート81bの支持軸84bと、移動ブラケット71bの孔73bとの間にあって、支持軸84bを、支柱51bの小判状溝部56bに沿って上下方向に摺動させるためのものである。なお、第1ブッシュ91bには図11において左端にフランジ部92bを設けており、図5に示したように支持軸84bを支柱51bに固定する際には、このフランジ部92bをダブルナット89b、90bで締付けることにより、第1ブッシュ91bも含めて支柱51bに固定するようにしている。
ここで、上記のリテーナ鋼板61b、移動ブラケット71b、マウントサポート81b、第1ブッシュ91bの全てを支柱51bに組付ける方法をまとめて説明すると、リテーナ鋼板61bの通し孔62bに下方より上方に向けて移動ブラケット71bの軸部74bを挿通し、軸部74bに形成している雄ねじ部75bのほぼ中央位置までワッシャ76bを介してダブルナット77b、78bをねじ込み(図9参照)、移動ブラケット71bがリテーナ鋼板61bから吊り下げられるようにする。ただし、この段階では仮止めであるので、雄ねじ部75bに対するダブルナット77b、78bの上下方向位置は適当でよい。なお、ダブルナット77b、78bは、ナットの緩みを防止するためのものである。
リテーナ鋼板61bにより吊り下げた移動ブラケット71bを、支柱51bの上端部に形成している角筒状の柱内に挿入し、リテーナ鋼板61bを角筒状の支柱上端に設置する。この状態でリテーナ鋼板61bのボルト取付孔63bと、支柱51bのボルト取付孔57bとが一致するので、両取付孔63b、57bにボルトを挿通しナットを締め付けることでリテーナ鋼板61bを支柱51bの上端に固定する。
このとき、支柱51bの小判状溝部56bから中を覗くと、移動ブラケット71bの孔部72bが吊り下げられているので、第1ブッシュ91bを小判溝部56b及び移動ブラケット71bの孔73bを挿通させる。この状態では、第1ブッシュ91bは小判状溝部56bを上下方向に摺動可能である。ただし、下方への移動はダブルナット77b、78bの上下方向位置によって規制されている。
次に、この状態の第1ブッシュ91bに、第2ブッシュ86bを圧入済みのマウントサポート81bの支持軸84bを挿通して支持軸84bに形成してある雄ねじ部87bを突出させた後、この雄ねじ部87bのほぼ中央位置までワッシャ88bを介して、ダブルナット89b、90bをねじ込む(図10(B)参照)。この段階では仮の支持でよいので、雄ねじ部87bに対するダブルナット89b、90bの左右方向位置は適当でよい。
これで、リテーナ鋼板61b、移動ブラケット71b、マウントサポート81b、第1ブッシュ91bの支柱51bへの組付けが全て完了する。同様にして、リテーナ鋼板61a、移動ブラケット71a、マウントサポート81a、第1ブッシュ91aの支柱51aへの組付けを全て完了させる。そして、図3に示したようにリテーナ鋼板61a、61b、移動ブラケット71a、71b、マウントサポート81a、81b、第1ブッシュ91a、91bを組付けた支柱51a、51b(つまり支持台41a、41b)を脚柱31a、31bの上に取付け、前述のように、支柱51a、51bの下端鋼板54a、54bのボルト取付孔58a、58bと、脚柱31a、31bの上端鋼板34a、34bの長孔39a、39bとを合わせてボルトを挿通しナットを締め付けることで支持台41a、41bを脚柱31a、31bに固定する。脚柱31a、31bは、前述のようにエクステンション111bに固定し、エクステンション111bは架台12に固定する。
エンジン1には、図3においてエンジン1の側方へ直立する2つの角軸部4a、4b(エンジン側部材)を備える。図3には角軸部4a、4bを直接的にマウンティング鋼板82a、82bに取り付ける場合を示しているが、実際には角軸部4a、4bは、エンジン側を側方から支持する角軸部状のエンジンマウント(ラバークッションを備える)(図示しない)を介してマウンティング鋼板82a、82bに取り付けられる。図示しないエンジンマウントには、マウンティング鋼板82a、82bとボルトにより締結するための穴を形成している。
図示しないエンジンマウントは、本来エンジン側部材であり、エンジン1の仕様毎に異なっている。この場合、テストベンチ11に支持したいエンジン1の仕様は予め分かっているので、テストベンチ11に支持したいエンジンのエンジンマウントと同じエンジンマウントを用意し、この用意したエンジンマウントをマウンティング鋼板82a、82bにボルトによって締結する。
一方、フロント側支持装置101は、従来と同じリジット式である。図4に示したように、フロント側支持装置101は、左右2つの柱部102a、102bと、2つの柱部102a、102bを連結する連結部103とからなり、各柱部102a、102bの下端に鋼板(平板)104a、104bを溶接する。下端鋼板104a、104bには6個のボルト取付孔を鋼板毎に設ける。下端鋼板104a、104bのボルト取付孔と、第1のエクステンション111aの上端鋼板114aのボルト取付孔とを合わせてボルトを挿通しナットを締め付けることでフロント側支持装置101をフロント側のエクステンション111aに固定することができる。
連結部103の中央上端位置には、図1、図4に示したように基板105を取付ける。この基板105上にエンジンマウント7を取付ける。エンジンマウント7は図1、図4に示したようにエンジン側のブラケット5に締結しておく。
図1、図3、図4ではエンジン出力軸2の軸心Cが水平となるように記載しているが、実際にはエンジン1はゼロでない所定の搭載角(車両への搭載状態における、エンジン出力軸2の軸心と前後方向の水平線とのなす角)をもって車体に支持される。エンジン1を車体に支持するときの搭載角の目標値を目標搭載角とすれば、エンジン1をテストベンチ11に支持するときにも、エンジン1の実際の搭載角が目標搭載角と一致するようにエンジン1をテストベンチ11に取付ける。なお、フロント側支持装置101については、目標搭載角に対応する傾斜角を基板105に与えておく。
エンジン1のテストベンチ11への取付けが完了した状態では、エンジン1のリア側は支持軸84a、84bを介して2つの移動ブラケット71a、71bにより吊り下げ支持され、かつエンジン1のリア側は、2つのリア側支持装置21a、21bによって引っ張り固定されている(支持軸84a、84bに対して軸方向の引っ張り力が加わるようにダブルナット89a、89b、90a、90bを締め込んである)。これによって、移動ブラケット71a、71bが仮に破断することがあったとしても、エンジン1のリア側は支持軸84a、84b、第1ブッシュ91a、91b、支柱51a、51bで支持されるため、エンジン1が床に落下することはない。いま、仮にエンジン1の重量が1200kg程度あり、フロント側支持装置101と、リア側支持装置21a、21bとでエンジン1の重量の半分である600kgずつを負担するものとすると、各リア側支持装置21a、21bの移動ブラケット71a、71bにはそれぞれ鉛直下方に300kgの荷重が作用することとなる。この荷重が移動ブラケット71a、71bの引っ張り荷重として繰り返し作用しても耐えられるように移動ブラケット71a、71bを設計しているのであるが、万が一のことを考え、リア側支持装置21a、21bによってエンジン1のリア側を引っ張り固定するようにしたものである。
次に、このように構成されたテストベンチ11へのエンジン1の取付方法を説明する。エンジン1の製造工程において、組立完了後のエンジン1は、動力特性など各種性能試験を実施するためクレーン等によって搬送され、テストベンチ11の架台12上に3つの支持装置21a、21b、101を介して支持される。すなわち、エンジン1のフロント側においてエンジン側のブラケット5、エンジンマウント7、基板105を締結させると共に、エンジン1のリア側において図示しないエンジンマウントとマウンティング鋼板82a、82bとを締結することにより、エンジン1のテストベンチ11への取付けが完了する。
この状態で、テストベンチ11へのエンジン1の実際の搭載角が目標搭載角と一致していなけば、上下方向にスライド可能な支持台41a、41bを用いてマウントサポート81a、81bの支持軸84a、84bの上下方向高さを調整することにより、テストベンチ11へのエンジン1の実際の搭載角が目標搭載角と一致するようにする。例えば、移動ブラケット71a、71bの雄ねじ部75a、75bにねじ込んでいるダブルナット77a、77b、78a、78bの位置を図5において雄ねじ部75a、75bに対し相対的に下方に移動させることで、移動ブラケット71a、71bがリテーナ鋼板61a、61bに対して相対的に上方に移動する。これによって、エンジン1のリア側が持ち上がる。この逆に、移動ブラケット71a、71bの雄ねじ部75a、75bにねじ込んでいるダブルナット77a、77b、78a、78bの位置を図5において雄ねじ部75a、75bに対し相対的に上方に移動させることで、移動ブラケット71a、71bがリテーナ鋼板61a、61bに対して相対的に下方に移動する。これによって、エンジン1のリア側が低下する。このように、雄ねじ部75a、75bに対するダブルナット77a、77b、78a、78bの上下方向位置を調整することによって、テストベンチ11へのエンジン1の実際の搭載角が目標搭載角と一致するようにする。
この場合、シリンダの軸心Dが鉛直方向と一致していれば、エンジン1を出力軸2の回りに回転させることは必要ないので、ダブルナット89a、89b、90a、90bを支持軸84a、84bに形成している雄ねじ部87a、87bにねじ込んで支持軸84a、84bをブッシュ91a、91bと共に支柱51a、51bに引っ張り固定する。一方、マウントサポート81a、81bの支持軸84a、84bは第1ブッシュ91a、91bに対して回動可能に支持されているので、シリンダの軸心Dが鉛直方向と一致しておらず多少傾いているときには、シリンダの軸心Dが鉛直方向と一致するようにエンジン1を出力軸2の回りに回動することで、シリンダの軸心Dが鉛直方向と一致するようにする。
このようにして、テストベンチ11へのエンジン1の搭載角の調整と出力軸2まわりの回転の調整とが終了したあとには、ダブルナット89a、89b、90a、90bを、支持軸84a、84bに形成している雄ねじ部87a、87bにねじ込んで支持軸84a、4bをブッシュ91a、91bと共に支柱51a、51bに引っ張り固定する。これによって、エンジン1のテストベンチ11への取付けが完了する。
図3、図4において下方に示したハッチング部分は、電動運搬車のフォーク122(図2参照)を刺す位置を示しており、本実施形態のテストベンチ11は、エンジン1を取り付けた状態でも電動運搬車により搬送可能である。このため、動力計から離れた場所においてエンジン1をテストベンチ11に取付けたとしても、電動運搬車によりエンジン1を取付けたテストベンチ11を動力計のあるところに搬送することができる。そして、動力特性を測定する場合、テストベンチ11上のエンジン出力軸2に動力計のシャフトを同軸上に連結し、エンジン1を稼働しつつその動力特性を動力計で測定する。
一台目のエンジン1について動力特性の測定を終了すると、ダブルナット89a、89b、90a、90bを緩めて、支持軸84a、84bが移動ブラケット71a、71bに吊り下げられた状態に戻す。この状態でエンジン1をクレーンで吊り上げ、エンジンフロント側でエンジン1側のブラケット5をエンジンマウント7より取り外すと共に、エンジンリア側でエンジン側部材(4a、4b)を図示しないエンジンマウントより取り外すことで、エンジン1をテストベンチ11から取り外す。このようにしてテストベンチ11から外したエンジン1は車体に搭載する。
この場合、1台目のエンジンで、マウントサポート81a、81bの支持軸84a、84bの高さ位置の調整(つまりテストベンチ11の調整)が終了しているので、同じエンジン機種であれば、2台目以降のエンジン1に対しては、マウントサポート81a、81bの支持軸84a、84bの高さ位置の調整を殆ど行うことなく、テストベンチ11への取付を行うことができる。
このように、本実施形態によれば、孔73a、73bを有する孔部72a、72bと軸部74a、74bとからなる移動ブラケット71a、71b(アイボルト状部材)を、軸部74a、74bを上にして、直立する支柱51bの上端から吊し、孔73a、73bにエンジン1(回転物)を支持する支持軸84a、84bを挿通することによりエンジン1を吊り下げ支持すると共に、支持軸84a、84bと孔73a、73bとの間に第1ブッシュ91a、91b(ブッシュ)を介装し、この第1ブッシュ91a、91bが支柱51a、51bに設けた上下方向に長い小判状溝部56a、56b(上下方向の溝部)を摺動し得るように構成し、かつ移動ブラケット71a、71bの吊下げ位置を上下方向に調整可能な吊下げ位置調整機構(75a、75b、77a、77b、78a、78b)を備えるので、ジャッキやシムを使うことなく、テストベンチ11(回転物の支持装置)に対してエンジン1を望みの搭載角(目標搭載角)で取付けることができることから、エンジン1のマウント位置の調整にジャッキを用いる場合よりテストベンチ11のコストを低減できる。また、エンジン1のマウント位置の調整にシムを用いる場合より速やかにエンジン1を望みの搭載角で取付けることができる。
本実施形態によれば、吊下げ位置調整機構は、軸部74a、74bに設ける雄ねじ部75a、75bと、この雄ねじ部75a、75bに螺合するダブルナット77a、77b、78a、78bとからなるので、簡易な部品構成でエンジン1のマウント位置を調整できる。
本実施形態によれば、支持軸84a、84bと第1ブッシュ91a、91bとの間に第2ブッシュ86a、86b(無給油ブッシュ)を介装するので、シリンダ軸の軸心Dが上下方向(鉛直方向)から外れていても、シリンダ軸の軸心Dを上下方向と一致させることができる。
本実施形態によれば、回転物はエンジン1であるので、クレーンで扱うような回転物であっても、エンジン1のマウント位置を調整できる。
本実施形態によれば、支持軸84a、84bをエンジン1を支持する図示しないエンジンマウントに連結し、着脱可能な構成にしてあるので、仕様が異なるエンジンマウントが設定されてもマウンティング鋼板82a、82bの仕様変更で対応できる。
本実施形態によれば、支持軸84a、84bの先端部に雄ねじ部87a、87bを形成し、この雄ねじ部87a、87bにダブルナット89a、89b、90a、90bをねじ込むことにより支持軸84a、84bを支柱51a、51bに引っ張り固定するので、移動ブラケット71a、71b(アイボルト状部材)が仮に破断することがあっても、エンジン1が支柱51a、51bから外れることを避けることができる。
実施形態では、回転物がエンジン1(内燃機関)である場合で説明したが、これに限られるものでない。例えば、エンジンと類似の回転機械に対しても本発明の適用がある。
実施形態では、リア側支持装置21a、21bを脚柱31a、31bと支持台41a、41bとに分割する場合で説明したが、脚柱と支持台とを一体で構成してもかまわない。
1 エンジン(回転物)
3a、3b 角軸部(エンジン側部材)
7 エンジンマウント
11 テストベンチ(回転物の支持装置)
21a、21b リア側支持装置
56a、56b 小判状溝部(上下方向の溝部)
61a、61b 上端鋼板
71a、71b 移動ブラケット(アイボルト状部材)
73a、73b 孔
75a、75b 雄ねじ部
77a、77b、78a、78b ダブルナット
81a、81b マウントサポート
84a、84b 支持軸
86a、86b 第2ブッシュ(無給油ブッシュ)
87a、87b 雄ねじ部
89a、89b、90a、90b ダブルナット
91a、91b 第1ブッシュ(ブッシュ)
101 フロント側支持装置

Claims (6)

  1. 孔を有する孔部と軸部とからなるアイボルト状部材を、前記軸部を上にして、直立する支柱の上端から吊し、前記孔に回転物を支持する支持軸を挿通することにより回転物を吊り下げ支持すると共に、
    前記支持軸と前記孔との間にブッシュを介装し、このブッシュが前記支柱に設けた上下方向の溝部を摺動し得るように構成し、
    かつ前記アイボルト状部材の吊下げ位置を上下方向に調整可能な吊下げ位置調整機構を備えることを特徴とする回転物の支持装置。
  2. 前記吊下げ位置調整機構は、前記軸部に設ける雄ねじ部と、この雄ねじ部に螺合するダブルナットからなることを特徴とする請求項1に記載の回転物の支持装置。
  3. 前記支持軸と前記ブッシュとの間に無給油ブッシュを介装することを特徴とする請求項1または2に記載の回転物の支持装置。
  4. 前記回転物はエンジンであることを特徴とする請求項1から第3までのいずれか一に記載の回転物の支持装置。
  5. 前記支持軸をエンジンを支持するエンジンマウントに連結し、
    このエンジンマウントの嵌合孔をエンジン側部材が着脱可能に構成することを特徴とする請求項4に記載の回転物の支持装置。
  6. 前記支持軸の先端部に雄ねじ部を形成し、
    この雄ねじ部にダブルナットをねじ込むことにより前記支持軸を前記支柱に引っ張り固定することを特徴とする請求項4または第5に記載の回転物の支持装置。
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