JPH0882577A - エンジン試験装置 - Google Patents

エンジン試験装置

Info

Publication number
JPH0882577A
JPH0882577A JP21968294A JP21968294A JPH0882577A JP H0882577 A JPH0882577 A JP H0882577A JP 21968294 A JP21968294 A JP 21968294A JP 21968294 A JP21968294 A JP 21968294A JP H0882577 A JPH0882577 A JP H0882577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
dynamometer
attached
mounting base
jack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21968294A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Hashizume
健男 橋詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP21968294A priority Critical patent/JPH0882577A/ja
Publication of JPH0882577A publication Critical patent/JPH0882577A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動が自由で容易であるとともに、安価で高
さ調整が可能なエンジン試験装置を得る。 【構成】 ダイナモメータ2を取り付けた取付台12の
両側に一対のイコライザアーム13の中心を回動自在に
取り付けるとともに、各イコライザアーム13の両端に
床面8と接する自在キャスタ14を取り付け、かつエン
ジン試験時に取付台12を持ち上げるジャッキアップ装
置16を取付台12に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンにダイナモ
メータを連結し、エンジンの性能試験を行うエンジン試
験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン試験装置においては、多種類の
エンジンの試験を行うことが多いが、このような場合一
般にダイナモメータを堅固な基礎上に固定し、エンジン
はその大きさに合わせて位置を変えるようにしている。
しかしながら、図3(a)に示すようにエンジン1が大
型の場合と図3(b)に示すようにエンジン1が小型の
場合とでエンジン1の排気管4を基準にして、エンジン
1、エンジン1に連結されたダイナモメータ2、及びダ
イナモメータ2に連結されたフライホイル3を配設しな
ければならない場合もあり、このような場合にはダイナ
モメータ2等を移動させなければならない。又、試験室
を別の用途に使用するために試験装置全体を室の隅に移
動させなければならない場合もある。
【0003】そこで、従来では、基礎上に定盤を乗せ、
この定盤上にダイナモメータ2等の試験装置を設け、油
圧ジャッキや送りねじ等を用いてダイナモメータ2等を
定盤上に移動させるようにしていた。又、定盤は厚さが
厚い鉄ブロックからなり、上面も平滑に加工しなければ
ならないので、高価となる。このため、ダイナモメータ
2等の移動に必要な部分のみにレール定盤を設けること
も行われた。
【0004】さらに、従来では図4及び図5に示すよう
に、ダイナモメータ2等を取付台5上に取り付け、移動
台5には手押しハンドル6を設ける。床面8にはレール
(レール定盤)7を設け、取付台5の下部には油圧シリ
ンダ9を介して車輪10を設けるとともに、レール7と
係合するガイドローラ11を設ける。取付台5の移動時
には油圧シリンダ9により車輪10を押し下げ、取付台
5の下端より突出させる。これにより、手押ハンドル6
を手で押すと、車輪10はレール7または別のレール上
を転動するとともに、ガイドローラ11はレール7と係
合して移動し、結局取付台5はレール7に沿って移動す
る。移動が完了したら、車輪10を引っ込め、取付台5
の下端をレール7または床面8上に載置し、エンジン1
等を連結し、エンジン1の性能試験を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
エンジン試験装置においては、ダイナモメータ等の移動
のために定盤やレールを用いており、移動距離が長くな
ると定盤やレールも大きくなり、高価となった。又、定
盤やレールを設けないと、ダイナモメータ等の移動が不
可能となった。さらに、試験時においてダイナモメータ
等の高さを調整することができなかった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、移動が自由で容易であるとと
もに、安価で高さ調整も可能なエンジン試験装置を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエンジン
試験装置は、ダイナモメータを取り付けた取付台の両側
に一対のイコライザアームの中心を回動自在に取り付け
るとともに、各イコライザアームの両端に床面と接する
自在キャスタを取り付け、かつエンジン試験時に取付台
を持ち上げるジャッキアップ装置を取付台に取り付けた
ものである。
【0008】
【作用】この発明においては、取付台に一対のイコライ
ザアームを介して自在キャスタが取り付けられ、自在キ
ャスタには等分な荷重が加わり、あらゆる方向に円滑に
移動する。又、ジャッキアップ装置により高さが調整さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1及び図2はこの実施例によるエンジン試験装
置の正面図及び側面図を示し、8は定盤やレールのない
コンクリートの床面、12は取付台であり、取付台12
の両側には一対のイコライザアーム13の中心を支持部
12aにより鉛直面内回動自在に取り付け、各イコライ
ザアーム13の両端にはそれぞれ取付部15を回動自在
に取り付け、各取付部15には一対の首振り式の自在キ
ャスタ14を取り付ける。
【0010】又、取付台12の前後にはジャッキアップ
装置16を取り付ける。ジャッキアップ装置16は取付
台12の支持部12bに螺合したねじ部17とねじ部1
7に螺合したナット18とから構成されている。取付台
12上には防振ゴム19を介してダイナモメータ(エデ
ィックダイナモメータ)2、フライホイル3、及びディ
スクブレーキ20を取り付け、ダイナモメータ2とフラ
イホイル3は切り離し検出用の光電スイッチを備えたカ
ップリング21を介して連結し、フライホイル3にはデ
ィスクブレーキ20を連結する。
【0011】上記構成において、ダイナモメータ2等の
移動時にはねじ部17を支持部12bにねじ込み、自在
キャスタ14を床面8上に載置し、ジャッキアップ装置
16の下端は床面8から浮いた状態とする。この状態に
おいては、自在キャスタ14はあらゆる方向に移動可能
であり、取付台12は床面8上をあらゆる方向に容易に
移動することができる。又、床面8にうねりなどがあっ
ても、イコライザーアーム13の先端に取付部15を介
して回動自在に自在キャスタ14が取り付けられている
ので、各キャスタ14には等分に荷重が加わり、あらゆ
る方向に円滑に移動することができる。
【0012】取付台12が所定の位置に移動したら、ジ
ャッキアップ装置16により取付台12を持ち上げ、キ
ャスタ14を床面8から浮いた状態とし、ねじ部17の
下端が床面8上に載置される。この状態では取付台12
上のダイナモメータ2等はしっかりと固定され、ダイナ
モメータ2にはエンジン1を連結する。この際、ダイナ
モメータ2等の高さをジャッキアップ装置16により調
整することができる。エンジン1を回転すると、ダイナ
モメータ2及びフライホイル3は負荷として作用し、デ
ィスクブレーキ20はブレーキ動作をする。又、防振ゴ
ム19を設けたことにより、ダイナモメータ2等の回転
による振動が取付台12に伝わるのを遮断し、振動によ
る位置ずれを防止することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、取付台
に自在キャスタを取り付けたので、床面上をあらゆる方
向に自由に移動することができる。又、自在キャスタは
イコライザアームの両端に取り付けられているので、床
面にうねりがあっても各自在キャスタには等分な荷重が
加わり、円滑に移動することができる。このため、エン
ジンの大きさ等に合わせてダイナモメータ等を容易に移
動することができ、また使用しないときに別の場所へ移
して実験室を他の用途に使用することができる。又、定
盤やレールを使用する必要がないので安価にすることが
でき、さらにジャッキアップ装置によりダイナモメータ
の高さ調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例によるエンジン試験装置の正
面図である。
【図2】この発明の実施例によるエンジン試験装置の側
面図である。
【図3】エンジンが大きい場合と小さい場合のエンジン
試験装置の構成図である。
【図4】従来のエンジン試験装置の正面図である。
【図5】従来のエンジン試験装置の側面図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…ダイナモメータ 8…床面 12…取付台 13…イコライザアーム 14…自在キャスタ 16…ジャッキアップ装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンにダイナモメータを連結し、エ
    ンジンの性能試験を行うエンジン試験装置において、ダ
    イナモメータを取り付けた取付台の両側に一対のイコラ
    イザアームの中心を回動自在に取り付けるとともに、各
    イコライザアームの両端に床面と接する自在キャスタを
    取り付け、かつエンジン試験時に取付台を持ち上げるジ
    ャッキアップ装置を取付台に取り付けたことを特徴とす
    るエンジン試験装置。
JP21968294A 1994-09-14 1994-09-14 エンジン試験装置 Pending JPH0882577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21968294A JPH0882577A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 エンジン試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21968294A JPH0882577A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 エンジン試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0882577A true JPH0882577A (ja) 1996-03-26

Family

ID=16739326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21968294A Pending JPH0882577A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 エンジン試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0882577A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080953A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Ud Trucks Corp 回転物の支持装置
KR20140146214A (ko) 2012-05-23 2014-12-24 메이덴샤 코포레이션 엔진 시험 장치
JP2019537024A (ja) * 2016-12-05 2019-12-19 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトZf Friedrichshafen Ag 電気自動車駆動装置用のモジュール構成可能なドライブトレイン試験台

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080953A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Ud Trucks Corp 回転物の支持装置
KR20140146214A (ko) 2012-05-23 2014-12-24 메이덴샤 코포레이션 엔진 시험 장치
US9841353B2 (en) 2012-05-23 2017-12-12 Meidensha Corporation Engine test apparatus including wheeled carriage for carrying engine
JP2019537024A (ja) * 2016-12-05 2019-12-19 ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフトZf Friedrichshafen Ag 電気自動車駆動装置用のモジュール構成可能なドライブトレイン試験台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0882577A (ja) エンジン試験装置
US3892132A (en) Vehicle jack
JPH1172321A (ja) 車両ホイールの位置測定装置
JP2788019B2 (ja) シャーシダイナモメータ
US3903746A (en) Apparatus for measuring static imbalance of a motor vehicle wheel
JP2001174368A (ja) 車輪支持脚の振動試験装置
CN216668763U (zh) 一种用于环境监测的环境监测仪支撑装置
JPH036632Y2 (ja)
JPH0622687Y2 (ja) 方形状台板の端面に貼付けられたテープのトリミング装置
JP2529202Y2 (ja) ブロック位置出し治具
JPS6227154Y2 (ja)
JPH0429346U (ja)
JP2554753Y2 (ja) 中子組付装置
JP2574935Y2 (ja) 高所作業車の作業台取付構造
JPH0144679Y2 (ja)
JPH0632593Y2 (ja) 荷重検出装置
JPS62150028U (ja)
JPH032237U (ja)
JP3017639U (ja) テープデッキ
JPH0429939Y2 (ja)
JPS5949946U (ja) 現位置セン断試験用傾斜防止装置
JPH0449847U (ja)
JPH041431U (ja)
JPH0310223U (ja)
JPS63177702U (ja)