JP3309376B2 - ワーク組立装置 - Google Patents

ワーク組立装置

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JP3309376B2
JP3309376B2 JP17902993A JP17902993A JP3309376B2 JP 3309376 B2 JP3309376 B2 JP 3309376B2 JP 17902993 A JP17902993 A JP 17902993A JP 17902993 A JP17902993 A JP 17902993A JP 3309376 B2 JP3309376 B2 JP 3309376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定の組立位置に達する
ワークに対してそのワークの種類に応じたパーツを順次
組み込むワーク組立装置に関し、特に、その組立位置近
傍に設けられるパーツ組込手段が複数のチャックによっ
て複数のパーツを把持しワークに組み込むワーク組立装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークに対して所定のパーツを組
み付ける組立作業では、順次搬送手段によって供給され
てくるワークが一定の組立作業時間の間組立位置に継続
してセットされる。その間に組立作業が組立ロボット等
によって成されている。この場合、組立ロボットはその
組立位置近傍のパーツの受取り位置でパーツ供給装置側
より順次供給されているパーツを受取り、組立位置のワ
ークにそのパーツを組み付けるという作業を行ってい
る。このように利用されるワーク組立装置の内、複数の
パーツをパーツ受取り位置で複数のチャックによって同
時に把持し、それを組立位置のワークに組み込むチャッ
ク使用の組立装置が多用されている。
【0003】例えば、シリンダヘッドに吸気バルブ及び
排気バルブを組み込むバルブ組立装置では、シリンダヘ
ッドのシリンダ数に応じた複数個の吸気バルブ及び排気
バルブを同時にシリンダヘッドに組み込む。この場合、
バルブ組立装置は複数個の吸気バルブ及び排気バルブ相
当数の各チャックからなるチャック列を装備し、これら
チャック列を把持位置と解除位置とに切り換え制御し、
パーツ受取り位置で複数個の吸気バルブ及び排気バルブ
を把持し、組立位置のシリンダヘッドに複数個の吸気バ
ルブ及び排気バルブパーツを組み込むという組込作業を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】処で、バルブ組立装置
のチャック列は複数個のチャックからなるが、それぞれ
の各チャックはパーツであるバルブを把持(クランプ)
と解除(アンクランプ)との状態に切り換えられるが、
その切換え駆動機構及び切換え動作の確認のセンサが個
々のチャックにそれぞれ装着される。このため、チャッ
ク数が多い装置では、切換え駆動機構及び切換え動作の
確認のセンサ用の各エア配管や配線類が多くなってしま
い、これら配管や配線が相互に干渉しやすく、これら配
管や配線類のレイアウトに問題を生じやすく、装置の複
雑化を招き、装置自体が大型化するという問題も生じて
いる。
【0005】更に、バルブ組立装置のチャック列は複数
個のチャックの各基部が昇降台の枠部に対して固定され
ており、チャックの相互の間隔を調整出来ず、単一のワ
ークの組立にしか利用出来ず問題と成っていた。本発明
の目的は、装置のコンパクト化及び多種のワークに対応
できるワーク組立装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、複数のバルブが組み込まれるパーツ組
込穴が形成されたワークを組立位置に載置するワーク台
と、上記組立位置の近傍の縦向きの基枠に摺動自在に支
持されリフターによって退却位置より受取り位置及び組
込位置に順次降下し保持される昇降台と、上記昇降台に
対して摺動自在に支持され把持用リフターによって上位
置と下位置とに選択的に切換え保持される把持枠と、上
記把持枠の下部に装着され上記バルブを把持可能なチャ
ックを複数備えると共に互いに隣合う一対のチャックが
順次列状に複数配列されて成る列状チャック部と、上記
列状チャック部の各チャックを同時に把持位置と解除位
置とに切換え操作するチャック切換え手段と、上記把持
枠の下部に装着されると共に上記列状チャック部の各チ
ャックを互いに隣合う一対のチャックの一方側と他方側
とに区分した上で両グループをピッチ方向に相対変位可
能に支持する一方側チャック支持枠及び他方側チャック
支持枠と、上記把持枠の下部に装着されると共に上記一
方側チャック支持枠及び他方側チャック支持枠をピッチ
方向に切換え操作するピッチ切換え手段と、昇降台を受
取り位置に保持し把持枠を下位に保持する際に上記列状
チャック部によってバルブを把持し、昇降台を組込位置
に保持し把持枠を下位に保持する際に上記列状チャック
部によってバルブを組立位置のワークのパーツ組込穴に
嵌挿させるように制御する制御手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】
【作用】リフターによって昇降台が退却位置より受取り
位置及び組込位置に順次降下し保持され、昇降台に支持
される把持枠の下部の列状チャック部がチャック切換え
手段によって同時に把持位置と解除位置とに切換え操作
され、ピッチ切換え手段が一方側チャック支持枠及び他
方側チャック支持枠を介して互いに隣合う一対のチャッ
クの一方側と他方側をピッチ方向に相対変位させてピッ
チ方向に切換え操作し、制御手段が列状チャック部によ
ってバルブを把持し、バルブを組立位置のワークのパー
ツ組込穴に嵌挿させるようにしたので、ワークに組み込
まれるバルブの把持解除及びピッチ切換えを容易に行え
る。
【0008】
【実施例】図1には本発明の一実施例としてのワーク組
立装置を示した。このワーク組立装置はエンジンのシリ
ンダヘッド1の組立ラインに設けられたバルブの組込装
置2及びその組込装置2と対向する組立位置Wにシリン
ダヘッド1を載置するワーク台130とで構成される。
ここでワークであるシリンダヘッド1はシリンダヘッド
組立ラインのコンベア5によって搬送され、バルブの組
込装置2の作業域と対向する組立対向位置W1に達し、
更に、同位置と対向しコンベア5より離れた組立位置W
に搬送される。そして、組立位置Wでパーツである吸気
バルブ3及び排気バルブ4がバルブの組込装置2によっ
て組み込まれるように構成されている。
【0009】ここではまず、受渡し位置F3でワーク組
立装置に対しパーツを供給するパーツ供給装置を説明す
る。このパーツ供給装置は受渡し位置F3の近傍のパー
ツ供給位置F1に対してパーツ(吸気バルブ3及び排気
バルブ4)を載置したパレット6を順次搬送するパレッ
ト搬送装置7と、パーツ供給位置F1と受渡し位置F3
の間に設けられる仮置き位置F2に配備される仮置き台
8と、パーツ供給位置F1のパレット上のパーツを仮置
き台8に供給する第1パーツ供給手段9と、仮置き台8
上のパーツを受渡し位置F3に搬送する第2パーツ供給
手段10と、制御手段としてのメインコントローラ26
とを備える。
【0010】パレット搬送装置7は、図3乃至図6に示
すように、コンベア基枠12を備え、これには上下パレ
ットコンベア111,112が上下に所定間隔を介して
支持され、これら上下パレットコンベアの共通端部側に
はパレットリフター13が支持される。上下パレットコ
ンベア111,112は周知のローラコンベアであり、
上パレットコンベア111は図示しないパーツ搬入部側
より所定の搬送順序に従って吸気バルブ3を収容したパ
レット6及び排気バルブ4を収容したパレット6が交互
に搬送されてきている。下パレットコンベア112は右
下がりに配備され、空のパレット6の自重による排出作
動を可能としている。
【0011】パレットリフター13は基枠12の左右端
(図5において上下端)よりそれぞれ突設される左右各
一対の縦レール14と、これら左右それぞれ各一対の縦
レール14の上部を互いに連結する左右横向バー17
と、各縦レール14に沿って上下動すると共に前後に2
つのパレット6を並べて載置する可動台15と、可動台
15の底部に連結され基枠12に支持された昇降シリン
ダ16と、可動台15の中央位置及び入出側(図6にお
いて右側)にそれぞれ設けられ前後の各パレット6の移
動を規制する中央可動ストッパ18及び端部可動ストッ
パ19と、可動台15の左端の固定ストッパ20と、前
後の各パレット6の有無を検出する前後パレットセンサ
21,22と、1つの縦レール14に支持されるととも
に可動台15が上位置H1及び下位置H2に有るか否か
を検出する上下可動台センサ23,24と、昇降シリン
ダ16を昇降制御するリフター制御手段25を備える。
【0012】可動台15は、図5に示すように、枠部1
51と、枠部151の周縁部に枢支されると共に各縦レ
ール14にころ接触するローラ152と、枠部151間
に枢支されると共にパレットを載置可能なパレットロー
ラ153と、中央板29とを備える。中央可動ストッパ
18及び端部可動ストッパ19はロータリーアクチュエ
ータ27によってそれぞれ退却位置S1と前後2つのパ
レット6のずれを規制する係止位置S2とに選択的に切
り換え作動出来、このロータリーアクチュエータ27の
切り換え制御はリフター制御手段25によって成され
る。なお、図6において符号28は中央板29に上端を
結合されるリニア軸を示し、同リニア軸はリニアブッシ
ュ30を介して上記基枠12に支持され、可動台15の
ずれを規制している。
【0013】ここでリフター制御手段25はパーツ供給
装置のメインコントローラ26より昇降指令を受ける
と、その昇降信号に応じて昇降シリンダ16を駆動して
可動台を目標の上位置H1或いは下位置H2に切り換え
保持出来る。更にこのリフター制御手段25は前後パレ
ットの各パーツの有無を検出する図示しないパーツセン
サを備え、同センサの出力により得たパーツの残り情報
をメインコントローラ26に出力出来る。図7乃至図1
0に示す第1パーツ供給手段9はパーツ供給位置F1の
パーツを受取ってこれを仮置き位置F2に配備される仮
置き台8に供給する。
【0014】この第1パーツ供給手段9はパーツを把持
し解除出来るチャック部40と、このチャック部40を
上下同可能に支持する昇降部41と、昇降部41を垂直
な回転中心線a廻りに回動させるロータ部42と、ロー
タ部42を水平面に沿ったXY軸方向(図2にX軸方向
を、図7にY軸方向をそれぞれ示した)に移動させるX
Yロボット43と、これら各部を駆動制御する第1パー
ツ供給制御手段44とを備える。XYロボット43はX
軸方向及びY軸方向に摺動可能であるとともにロータ部
42が垂下状態で支持された摺動ブロック45と、この
摺動ブロック45をX軸方向及びY軸方向に駆動する図
示しない駆動アクチュエータと、図示しない駆動アクチ
ュエータを制御する制御部46とで構成される。制御部
46は第1パーツ供給制御手段44からの位置指令信号
に応じて摺動ブロック45をX軸方向及びY軸方向上の
目標位置に切り換え制御できる。
【0015】ロータ部42は摺動ブロック45に一体結
合される中心軸47及びブラケット50と、中心軸47
にベアリングを介して支持される外筒48及び同外筒と
一体のナックルプレート49と、ブラケット50と一体
のシリンダ支持プレート51と、ナックルプレート49
の一方の回動端及びシリンダ支持プレート51にそれぞ
れピン結合されるロータ部シリンダ52と、ナックルプ
レート49の他方の回動端に一体結合された縦向き板5
3と、回転ロータ部シリンダ52を駆動制御する第1パ
ーツ供給制御手段44とを備える。なお、ロータ部シリ
ンダ52はこれが突出し位置(図8に実線で示した位
置)にあると縦向き板53を図6に示すような基準位置
B1(図18参照)に保持出来、シリンダ52が縮小位
置にあると縦向き板53を図6に示すような基準位置B
1に対して直角な方向である受取り位置B2(図18参
照)に保持される。
【0016】昇降部41は縦向き板53に支持される左
右一対の昇降アクチュエータ411,412と、左右一
対の各昇降アクチュエータ411,412に昇降作動さ
れる一対の昇降枠54と、各昇降枠54を上位置h1
(図7参照)に戻す戻しばね55と、昇降枠54の位置
情報を出力する位置センサ56と、各昇降アクチュエー
タ411,412を駆動制御する制御部としての第1パ
ーツ供給制御手段44とを備える。各昇降アクチュエー
タ411,412はエアーシリンダから成り、第1パー
ツ供給制御手段44による図示しないエア供給管系のエ
ア給排切り換え制御によって昇降枠54を上位置h1よ
り下方の受排位置h2(図1参照)に移動させる。な
お、ここで、一方の昇降アクチュエータ411側の昇降
枠54は8個の吸気バルブ3に対向された際に昇降制御
され、他方の昇降アクチュエータ412側の昇降枠54
は8個の排気バルブ4に対向され昇降制御される。
【0017】ここで両チャック部40はほぼ同様の構成
を採り、ここでは一方の吸気バルブ3と対向するチャッ
ク部40のみを図9及び図10に沿って説明する。ここ
で各昇降枠54にはそれぞれ3つのコ字型のブラケット
58が一体結合され、各ブラケット58には互いに隣合
う2つのチャック57が支持され、昇降枠54には計6
つのチャック57が支持される。図10に示すように、
1つのブラケット58には2つのチャック57(一方の
一部表示を削除した)が支持され、両チャック57を同
時に把持作動させる1つのコンパクトエアシリンダ59
及びチャック駆動ピストン60が支持される。チャック
駆動ピストン60の下端にはプレート61を介して一対
の中空のチャック駆動軸62が連結され、同軸内に相対
的に摺動可能に押圧軸63が嵌挿され、同押圧軸63は
ばね64によってチャック駆動軸62より下方に押圧付
勢される。
【0018】なお、押圧軸63の上端にはドグ65が一
体結合される。チャック駆動軸62の下端側の外周部分
にはブラケット58に一体結合される4つ(図10には
2つのみ示した)の枢支部材66が下向きに延出形成さ
れ、これら枢支部材66はチャック中心線cに対して放
射方向に向けてそれぞれ配備される。各枢支部材66は
横向きピン67を介して爪68をそれぞれ回動可能に支
持する。4つの各爪68はそれぞれのチャック中心線c
側面に上下凸部681,682が形成され、これらには
チャック駆動軸62の下部のカム621が摺接可能に対
設される。押圧軸63はばね64によってチャック駆動
軸62より下方に押圧付勢され、その下端に吸気バルブ
3が当接する際に、同バルブのぐらつきを防止できる。
ここで、図7中の符号69はリングばねを示し、各爪6
8をチャック中心線c側に押圧付勢する。同じく符号7
0は近接スイッチからなるチャックセンサを示し、これ
によってチャック57の切り換え情報を得ている。
【0019】第1パーツ供給制御手段44による図示し
ないエア供給管系のエア給排切り換え制御によって各コ
ンパクトエアシリンダ59が切り換え操作されたとす
る。この場合、チャック駆動軸のカム621が図10に
実線で示す上位置d1に有ると、上凸部681がカム6
21で押圧され、爪68は把持位置に保持され、吸気バ
ルブ3を把持出来、カム621が2点鎖線で示す下位置
d2に有ると、下凸部681がカム621で押圧され、
爪68は解除位置に保持されるように切り換えられる。
図2に示すように、仮置き台8は第2パーツ供給手段1
0に支持され、これによってその上のパーツを仮置き位
置F2より組立位置E近傍に搬送する。第2パーツ供給
手段10は基枠71に支持されるエアシリンダ72と、
仮置き台8をガイドするレール73と、メインコントロ
ーラ26に接続されたエアシリンダ制御手段74とで構
成される。ここで、エアシリンダ制御手段74は駆動指
令信号を受けると、図示しないエア供給管系のエア給排
切り換えを行ってエアシリンダ72を駆動させ、仮置き
台8を仮置き位置F2より受取り位置F3に切り換え制
御出来る。
【0020】図11乃至図12に示すように、仮置き台
8はエアシリンダ72のピストンに一体結合されると共
にレール73に摺接支持される左右の摺動縦枠75及び
連結枠76と、左右の摺動縦枠76の間に一体的に取り
付けられ互いに並設される一対の横軸77と、一対の横
軸77に摺動自在に支持される複数のバルブ受け78
と、複数のバルブ受け78の各前後両側端に係止される
一対のピッチ規制板79とを備える。なお、図11,図
12中の符号80は不動の基枠に一体結合される左右縦
ブラケットを示し、同部にはピッチ切換え用の左右ピッ
チ切換アクチュエータ81,82が支持される。
【0021】この仮置き台8には吸気バルブ3及び排気
バルブ4が各々直列に8つ載置出来、ここでは一対の横
軸77に支持される8つのバルブ受け78が設けられ、
各バルブ受け78の左右端に1つずつ、吸気バルブ3及
び排気バルブ4のバルブ収容穴83,84が形成され
る。ここで、図11,12において、8つのバルブ受け
78の内左端のものは一対の横軸77に固定され、他は
相対的に摺動可能に支持される。各バルブ受け78は左
から2,4,6,8番目のものが互いの間にばね129
を配して相互に離れる方向に付勢され、各バルブ受け7
8の内左から3,5,7番目のものが互いの間にばね1
29を配して相互に離れる方向に付勢される。なお、符
号128はばね129を挟持する一対のバルブ受け78
に挾まれた他のバルブ受け78に形成される貫通穴を示
し、これが各ばね129と他のバルブ受け78との干渉
を防止している。
【0022】ピッチ規制板79は図11に示すように、
各バルブ受け78の端部との対向部に、同端部のピンが
摺動可能に嵌挿される長穴127を形成される。なお、
図11において左から4番目のバルブ受け78はピッチ
規制板79に対してずれなく結合される。図11に示す
ように、各長穴127はその幅がそれぞれ異なり、図1
1に実線で示す大ピッチ位置に各バルブ受け78が保持
されるように係止すると共に各バルブ受け78を左端に
寄せて互いの隙間を排除して接合させる小ピッチ位置に
保持することを可能とする。このような仮置き台8は左
右ピッチ切換アクチュエータ81,82のオフ時に大ピ
ッチ位置を保持し、オン時に小ピッチ位置へ切換えを行
え、その制御はメインコントローラ26によってなされ
る。
【0023】なお、受けブロック77の近傍には各収容
穴83,84に吸気バルブ3及び排気バルブ4がセット
されているか否かを検出するバルブセンサ85が配備さ
れ、このセンサのバルブ検出信号はメインコントローラ
26に出力される。図1,図2に示すように、バルブ組
込装置2は受取り位置F3の仮置き台8上のパーツ(吸
気バルブ3及び排気バルブ4)を組立位置Wのワーク
(シリンダヘッド1)に組み込む。
【0024】図13乃至図15に示すようにバルブ組込
装置2は8つの吸気バルブ3を組み込む吸気バルブ組込
部85と、8つの排気バルブ4を組み込む排気バルブ組
込部86と両組込部を支持する昇降台87と、昇降台8
7を基台88に対して昇降させるリフターとしてのリフ
トシリンダ89と、これら各エアシリンダを制御するバ
ルブ組込制御手段90とを備える。ここでリフトシリン
ダ89はバルブ組込制御手段90によって適時に駆動制
御され、図1に示すように、昇降台87を組込位置Eと
その上の受取り位置E1と更にその上の退却位置E2と
に切り換え保持出来る。ここで吸気バルブ組込部85及
び排気バルブ組込部86は共に昇降台87に対して上下
動可能に支持され、ここでは各一対のレール91,91
に吸気バルブ組込部85及び排気バルブ組込部86の吸
気側把持枠92及び排気側把持枠93が摺動可能に支持
され、それらは把持用リフター121によって昇降台8
7に対して上位置と下位置とに選択的に切換え保持され
る。
【0025】吸気側把持枠92及び排気側把持枠93に
はそれぞれ吸気バルブ3を把持するチャック98及び排
気バルブ4を把持可能なチャック98を8個づつ備え
る。なお、吸気バルブ組込部85及び排気バルブ組込部
86は同様の構成を採り、ここでは主に吸気バルブ組込
部85を説明する。吸気側把持枠92は互いに隣合う一
対のチャック98が順次列状に4対配列されて成る列状
チャック部95と、列状チャック部95の各チャックを
同時に把持位置と解除位置とに切換え操作するチャック
切換え手段としてのチャック駆動部96と、列状チャッ
ク部95の各チャック95を互いに隣合う一対のチャッ
クの一方側(図13において左側より1,3,5,7個
目)と他方側(図13において左側より2,4,6,8
個目)とに区分した上で両グループをピッチ方向(図1
3において左右方向)に相対変位可能に支持する一方側
チャック支持枠104及び他方側チャック支持枠105
と、一方側チャック支持枠104及び他方側チャック支
持枠105をピッチ方向に切換え操作するピッチ切換え
手段としてのピッチ切換駆動部97とが装着される。
【0026】吸気側把持枠92の下端の列状チャック部
95は端部より2つずつ計8つの吸気バルブ3を把持す
るチャック98を備え、各一対のチャック98は互いの
間隔(ピッチp)を増減可能に支持されている。即ち、
図13において、左端のチャックと同チャックに対して
1つおきに配備される計4つのチャック98(図13に
おいて左側より1,3,5,7個目)に対して、左端の
次のチャックと同チャックに対して1つおきに配備され
る計4つのチャック98(図13において左側より2,
4,6,8個目)は相対的に接離可能に一方側チャック
支持枠104及び他方側チャック支持枠105に支持さ
れる。各チャック支持枠104,105はピッチ切換え
用レール103(図14参照)によってピッチ方向に相
対的に摺動出来、両者の上端部99,100(図13参
照)はピッチ切換駆動部97に連結され、これによって
各2つのチャック98間のピッチpが増減調整される。
ここで、ピッチ切換駆動部97は上端部99,100間
に配備されるピッチ切換えアクチュエータ101と、上
端部99,100のピッチpを規制するピッチ規制部1
02とを備え、ピッチ切換駆動部97はバルブ組込制御
手段90によって切換制御される。
【0027】吸気バルブ3を把持する各チャック98は
図13及び図14に示すように、各チャック支持枠10
4,105の一部に支持されるチャック基部106と、
チャック基部106の二又状の下端部106’にピン1
07を介して枢支される一対の爪108と、一対の爪1
08の各上端部及びチャック基部106と一体のブッシ
ュ109との間に配備される一対の戻しばね110と、
ブッシュ109に摺動可能に嵌挿されて一対の爪に把持
されたバルブのぐらつきを防止できる押圧軸111とを
備える。押圧軸111の上端には吸気側把持枠92に支
持された押圧手段112が連結される。ここでの押圧手
段112は図示しないばねの弾性力を押圧軸111の上
端に常時加えるように、しかも押圧軸111側が押圧手
段112に対して所定量傾いてもばねの弾性力を押圧軸
111の上端に加えることが出来るように構成されてい
る。
【0028】吸気側把持枠92に支持されたチャック支
持枠104,105の下方にはチャック駆動部96が配
備される。このチャック駆動部96は各チャック98の
一対の爪108の上端にそれぞれ対設されるカム軸11
3と、このカム軸113に枢支され、各チャック98の
一対の爪108の上端にそれぞれ対向され同部を押圧可
能なローラカム114と、カムプレート113を介して
各ローラカム114を同時に退却位置(図13に実線で
示す位置)e1と2点鎖線で示す解除位置e2とに切換
え移動させるエアシリンダからなるカム軸移動用アクチ
ュエータ115とで構成される。ここで各チャック98
の一対の爪108の上端には図示しない突部が形成さ
れ、同突部がローラカム114によって押圧されると一
対の戻しばね110が共に圧縮され、一対の爪108が
ピン107廻りに回動し、図14に実線で示す把持位置
より2点鎖線で示す解除位置に切換えられる。このよう
なカム軸移動用アクチュエータ115等の切換え制御は
バルブ組込制御手段90によって成される。
【0029】シリンダヘッド組立ラインのコンベア5に
よって組立対向位置W1に搬送されてくるシリンダヘッ
ド1は図示しない4つのシリンダを備える。図2に示す
ように、このシリンダヘッド1には吸気バルブ3及び排
気バルブ4をそれぞれ図示しない4つのシリンダに各2
つずつ組み込むバルブ装着穴Vがそれぞれ垂直方向に形
成され、これら各バルブ装着穴Vに対して吸気バルブ3
及び排気バルブ4が各8つずつ同時にバルブ組込装置2
によって組み込まれるように構成されている。コンベア
5によって組立対向位置W1に達したシリンダヘッド1
は同位置と対向する組立位置Wにワーク台130によっ
て載置される。
【0030】図1、図16及び図17に示すように、ワ
ーク台130は基部に固定される一対の基台131と、
両基台に枢軸136を介して枢支される揺動台132
と、揺動台132の端部に枢支される回転軸135と、
回転軸135に一体結合されると共に揺動台132上の
ガイド筒139に支持されたラック133と噛み合うピ
ニオンギア134と、ラック133と一体のピストン1
37’を備えた回転用シリンダ137と、回転軸135
に一体結合されると共にコンベア5側の組立対向位置W
1のシリンダヘッド1を受け取る第1位置Q1とシリン
ダヘッド1を把持する把持アーム140がストッパ13
8に当接する第2位置Q2とに回動する受け台141
と、受け台141の端部に装着されシリンダヘッド1の
ずれを規制すると共に係止方向に図示しないばねによっ
て付勢された可動ピン144と、不動の基部に一端がピ
ン結合されると共にピストン端が揺動台132の揺動端
のブラケット142にピン結合される向き切換えシリン
ダ143と、揺動台132に支持されると共に第2位置
Q2に達した受け台141上のシリンダヘッド1を押さ
えるロータークランプ146と、これら回転用シリンダ
137と向き切換えシリンダ143及びロータークラン
プ146を駆動制御するワーク台制御手段145とを備
える。
【0031】図17に示すように、コンベア5によって
搬送されてきたシリンダヘッド1は第1位置Q1の受け
台141と把持アーム140の間に送りこまれ、可動ピ
ン144に係止される。ワークを検知したワーク制御手
段145は回転用シリンダ137を駆動し、第2位置Q
2にワークを反転して載置し、ロータークランプ146
を駆動してワークであるシリンダヘッド1をクランプ
し、同シリンダヘッドを組立位置Wに保持する。この時
シリンダヘッド1(図16において2点鎖線1aの位置
にある)の一方のバルブ装着穴Vはバルブの組込装置2
の直下に位置し、一方のバルブ装着穴Vが垂直に保持さ
れ、この状態の間に一方のバルブがバルブの組込装置2
によって組み込まれる。更に、この後、ワーク台制御手
段145は向き切換えシリンダ143を駆動し、揺動台
132及び受け台141と共にシリンダヘッド1を揺動
させる。これによって、傾いたシリンダヘッド1(図1
6において2点鎖線1bの位置にある)上の他方のバル
ブ装着穴Vが垂直に保持され、この状態の間に他方のバ
ルブがバルブの組込装置2によって組み込まれる。
【0032】メインコントローラ26は周知のマイクロ
コンピュータによって構成され、パレット搬送装置7の
リフター制御手段25と、第1パーツ供給手段44の第
1パーツ供給手段44及びXYロボット43と、第2パ
ーツ供給手段10のエアシリンダ制御手段74と、バル
ブ組込装置2のバルブ組込制御手段90と、ワーク台制
御手段145との間で信号の授受を行えるように互に結
線されている。ここで、メインコントローラ26は昇降
台87を受取り位置E1に保持し、一対の把持枠92,
93を下位置に保持する際に一対の列状チャック部98
によってパーツを把持し、昇降台87を組込位置Eに保
持し、一対の把持枠92,93を下位置に保持する際に
一対の列状チャック部98によって吸排気バルブ3,4
を組立位置Wのバルブ装着穴Vに嵌挿させるように制御
する機能を備える。
【0033】このようなワーク組立装置及びそれに付設
されるパーツ供給装置の作動を図18のパーツ供給工程
説明図と共に説明する。メインコントローラ26、リフ
ター制御手段25、第1パーツ供給制御手段44及びX
Yロボット43、第2パーツ供給手段10のエアシリン
ダ制御手段74、バルブ組込制御手段90及びワーク台
制御手段145が駆動を開始させる。
【0034】これによってリフター制御手段25は前後
パレット6のパーツの有無を判断し、パーツの無い場
合、空パレットを排除し、次に待機する前後パレット6
を置き換えるべくパレットの置き換え制御を行う。第1
パーツ供給制御手段44及びXYロボット43は駆動出
力を受けると前後パレット6の各6つのパーツの載置位
置を判断し、同位置の8つの吸気バルブ3を把持し、次
いで8つの排気バルブ4を把持し、これらをXYロボッ
ト43及び両チャック部40を用いて搬送し、8個づつ
の吸気バルブ3及び排気バルブ4を仮置き台8の収容穴
83,84に載置する。即ち、図18において、m部と
n部の吸気バルブ3及び排気バルブ4が両チャック部4
0に把持され、仮置き台8に載置されることとなる。第
2パーツ供給手段10のエアシリンダ制御手段74はメ
インコントローラ26よりの駆動指令に応じて、仮置き
位置F2の仮置き台8を受取り位置F3に移動させる。
なお、受取り位置F3は受取り位置E1の昇降台87と
対向する位置に設定されている。メインコントローラ2
6は、ワーク台制御手段145よりの信号に応じ、組立
位置Wにワークが載置されたか否か判断し、載置される
のを待ってからバルブ組込制御手段90に組込指令を発
することと成る。組立位置Wにワークが載置される前に
おいて、ワーク台制御手段145は次ぎのように制御す
る。
【0035】即ち、ワーク台制御手段145はコンベア
5によってシリンダヘッド1が搬送され、第1位置Q1
の受け台141に達すると、シリンダヘッド1を把持ア
ーム140によって第2位置Q2に反転して載置し、ロ
ータークランプ146でシリンダヘッド1をクランプ
し、組立位置Wに保持する。このあと、バルブ組込制御
手段90に組込指令が発せられ、ここで、組立位置Wの
シリンダヘッド1の種類情報に応じたピッチpが判断さ
れる。次いで、現ピッチ状態がシリンダヘッド1の種類
情報に応じたピッチpか否か判断し、相違する場合はピ
ッチ切換駆動部97のピッチ切換えアクチュエータ10
1が駆動され、目標ピッチpに切り換えられる。次い
で、大ピッチ位置に有る仮置き台8のピッチがシリンダ
ヘッド1の種類情報に応じたピッチpと一致する場合は
問題無いが、そうでなく、小ピッチ位置に切り換える必
要の有る場合にはメインコントローラ26によって左右
ピッチ切換アクチュエータ81,82をオンさせ、大ピ
ッチ位置より小ピッチ位置への切換えを行う。これによ
って仮置き台8の吸気バルブ3及び排気バルブ4の隣合
う各バルブの間隔が狭まり、吸気バルブ組込部85と排
気バルブ組込部86の各列状チャック部95のピッチp
と一致する様に切換えできることとなる。
【0036】この後、吸気バルブ組込部85と排気バル
ブ組込部86を退却位置E2より受取り位置E1に降下
させ、両バルブ組込部のチャック駆動部96が各8つの
チャック98を解除位置に切換え、その上で把持用リフ
ター121を駆動して各8つのチャック98を上位置よ
り下位置に降下させ、次いで、各8つのチャック98を
同時に把持位置に切換え、更に、各8つのチャック98
を上位置に上昇移動させる。この後、バルブ組込制御手
段90は受取り位置F3の仮置き台8が仮置き位置F2
に退避すると、吸気バルブ組込部85と排気バルブ組込
部86を受取り位置E1より組込位置Eに降下させる。
【0037】この時シリンダヘッド1(図16において
2点鎖線1aの位置にある)の一方のバルブ装着穴Vは
垂直に保持され、この状態の間に、組込位置Eの吸気バ
ルブ組込部85が更に上位置より下位置に把持用リフタ
ー121の駆動によって降下し、吸気バルブ3がバルブ
装着穴Vに組み込まれる。この後、吸気バルブ組込部8
5の各8つのチャック98は把持位置より解除位置に切
り換えられ、把持用リフター121の駆動によって吸気
バルブ組込部85が下位置より上位置に把持用リフター
121の駆動によって上昇する。次いで、ワーク台制御
手段145は向き切換えシリンダ143を駆動し、揺動
台132及び受け台141と共にシリンダヘッド1を図
16において2点鎖線1bの位置に揺動させ、他方のバ
ルブ装着穴Vを垂直に保持する。この状態の間にバルブ
組込制御手段90は組込位置Eの排気バルブ組込部86
が更に上位置より下位置に降下し、排気バルブ3がバル
ブ装着穴Vに組み込まれる。この後、排気バルブ組込部
86の各8つのチャック98は把持位置より解除位置に
切り換えられ、把持用リフター121の駆動によって排
気バルブ組込部86が下位置より上位置に上昇する。
【0038】この後、バルブ組込制御手段90はバルブ
組込装置2を駆動し、吸、排気バルブ組込部85,86
を退却位置E2に戻し、待機状態に切り換える。他方、
ワーク台制御手段145は向き切換えシリンダ143を
駆動して揺動台132及び受け台141のシリンダヘッ
ド1を図16において2点鎖線1aの位置に戻し、その
上で、シリンダヘッド1揺動させ、ロータークランプ1
46解除作動させ、受け台141と共にシリンダヘッド
1を第2位置Q2より反転して第1位置Q1に戻す。こ
の後、ワーク台制御手段145は可動ピン144を図示
しない解除機構を用いて非係止位置に切換え、シリンダ
ヘッド1を図示しない押出しシリンダでコンベア5上に
押出すことと成る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明のワーク組立装置
は、昇降台が退却位置より受取り位置に達した際にバル
を受取り、組込位置に降下した際に組立位置のワーク
のパーツ組込穴にバルブを嵌挿させるもので、複数のチ
ャックからなる列状チャック部がチャック切換え手段に
よって同時に把持位置と解除位置とに切換え操作される
のでワークに組み込まれるバルブの把持解除及びピッチ
切換えを容易に行えこれら配管や配線類が簡素化さ
れ、装置の簡素化や小型化を図れ、しかも、ピッチ切換
え手段が一方側チャック支持枠及び他方側チャック支持
枠を介して互いに隣合う一対のチャックの一方側と他方
側をピッチ方向に相対変位させてピッチ方向に切換え操
作し、互いに隣合う一対のチャックの間隔を調整出来、
ピッチ切換えを容易に行え、多種のワークのパーツ組込
穴にバルブを組み込むことが出来、この点で作業性が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク組立装置の全体概略構成図であ
る。
【図2】本発明のワーク組立装置とそれに接続されるパ
ーツ供給装置との概略構成図である。
【図3】図2内のパレット搬送装置の拡大平面図であ
る。
【図4】図2内のパレット搬送装置の拡大側面図であ
る。
【図5】図2内のパレット搬送装置の一部の拡大平面図
である。
【図6】図4内のパレット搬送装置の一部の拡大側面図
である。
【図7】図2内の第1パーツ供給手段の拡大側面図であ
る。
【図8】図2内の第1パーツ供給手段の拡大正面図であ
る。
【図9】図7内の第1パーツ供給手段で用いるチャック
部の拡大側面図である。
【図10】図7内の第1パーツ供給手段で用いるチャッ
ク部の一部切欠拡大側面図である。
【図11】図2内の仮置き台の要部側面図である。
【図12】図2内の仮置き台の要部平面図である。
【図13】図1内のワーク組立装置内のバルブ組込装置
の拡大正面図である。
【図14】図13のバルブ組込装置の部分切欠拡大側面
図である。
【図15】図13のバルブ組込装置の平面図である。
【図16】図1内のワーク組立装置内のワーク台の拡大
側面図である。
【図17】図16のワーク台の平面図である。
【図18】図2のパーツ供給装置で用いるパーツ供給工
程説明図である。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 2 バルブ組込装置 3 吸気バルブ 4 排気バルブ 5 コンベア 6 パレット 7 パレット搬送装置 8 仮置き台 9 第1パーツ供給手段 10 第2パーツ供給手段 25 リフター制御手段 26 メインコントローラ 44 第1パーツ供給制御手段 43 XYロボット 74 エアシリンダ制御手段 89 リフトシリンダ 90 バルブ組込制御手段 121 把持用リフター 130 ワーク台 145 ワーク台制御手段 F1 パーツ供給位置 F2 仮置き位置 F3 受取り位置 E 組込位置 E1 受取り位置 E2 退却位置 W 組立位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 国博 岡山県倉敷市中畝10丁目3番10号・有限 会社山陽技研内 (56)参考文献 特開 昭63−232909(JP,A) 実開 平1−99536(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバルブが組み込まれるパーツ組込穴
    が形成されたワークを組立位置に載置するワーク台と、
    上記組立位置の近傍の縦向きの基枠に摺動自在に支持さ
    れリフターによって退却位置より受取り位置及び組込位
    置に順次降下し保持される昇降台と、上記昇降台に対し
    て摺動自在に支持され把持用リフターによって上位置と
    下位置とに選択的に切換え保持される把持枠と、上記把
    持枠の下部に装着され上記バルブを把持可能なチャック
    を複数備えると共に互いに隣合う一対のチャックが順次
    列状に複数配列されて成る列状チャック部と、上記列状
    チャック部の各チャックを同時に把持位置と解除位置と
    に切換え操作するチャック切換え手段と、上記把持枠の
    下部に装着されると共に上記列状チャック部の各チャッ
    クを互いに隣合う一対のチャックの一方側と他方側とに
    区分した上で両グループをピッチ方向に相対変位可能に
    支持する一方側チャック支持枠及び他方側チャック支持
    枠と、上記把持枠の下部に装着されると共に上記一方側
    チャック支持枠及び他方側チャック支持枠をピッチ方向
    に切換え操作するピッチ切換え手段と、昇降台を受取り
    位置に保持し把持枠を下位に保持する際に上記列状チャ
    ック部によってバルブを把持し、昇降台を組込位置に保
    持し把持枠を下位に保持する際に上記列状チャック部に
    よってバルブを組立位置のワークのパーツ組込穴に嵌挿
    させるように制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    するワーク組立装置。
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