JPH06109125A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH06109125A
JPH06109125A JP4256829A JP25682992A JPH06109125A JP H06109125 A JPH06109125 A JP H06109125A JP 4256829 A JP4256829 A JP 4256829A JP 25682992 A JP25682992 A JP 25682992A JP H06109125 A JPH06109125 A JP H06109125A
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JP
Japan
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speed
shift
set time
correction
time
Prior art date
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Withdrawn
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JP4256829A
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English (en)
Inventor
Masahito Kitada
正仁 北田
Mitsutoshi Abe
充俊 安部
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Priority to US08/127,158 priority patent/US5460583A/en
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/08Timing control
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/36Inputs being a function of speed
    • F16H59/38Inputs being a function of speed of gearing elements
    • F16H2059/385Turbine speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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    • F16H2061/0087Adaptive control, e.g. the control parameters adapted by learning
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦要素の開放動作と他の摩擦要素の締結動
作とにより変速を行う場合に、その摩擦要素の締結速度
を速める設定期間を学習補正するとき、その学習補正を
適切に行う。 【構成】 3→2変速時、フロントクラッチ16が開放
制御される。これと同時に、3−2タイミングバルブ1
04がドレンに連通することによりセカンドブレーキ1
9の開放圧が排圧されて、セカンドブレーキ19が締結
する。この開放圧の排圧は設定時間の間だけ行われ、該
設定時間が逐次学習される。この学習はタービン回転数
センサ201により検出される回転数の目標値に対する
偏差に応じて行われる。4→3→2の連続した変速が設
定時間以内で速く行われる場合には、油圧回路のライン
圧が低下した状態でフロントクラッチ16の開放動作が
素早く行われて設定時間の誤学習となるので、この設定
時間の学習は禁止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動変速機の変速制御装
置に関し、特に変速ショックを軽減するものの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機では、変速時に、変
速前の変速段を形成する摩擦要素を開放すると共に、変
速後の変速段を形成する摩擦要素を締結して、変速後の
動力伝達経路を構成する場合がある。このような変速時
には、変速前の変速段の摩擦要素の開放動作に合せて変
速後の変速段の摩擦要素の締結動作を適切に行う必要が
あり、この両摩擦要素の動作が協調せず摩擦要素の開放
動作が早過ぎる場合には、動力伝達経路は変速途中でニ
ュートラル状態となって回転数の吹上りが生じ、一方、
摩擦要素の開放動作が未だ進行しない状態で変速後の変
速段の摩擦要素の締結動作が進んだ場合には、両摩擦要
素の締結状態に伴い動力伝達経路がロック状態となって
回転数が変速途中で一時的に低下し、回転数の引込みが
生じ、変速ショックが生じる。
【0003】そのため、本出願人は、先に特開昭63−
214550号公報において、変速時に締結すべき摩擦
要素の締結速度を調整し、当初は設定時間の間だけ締結
速度を速め、その後は締結速度を遅くして、その締結す
る摩擦要素の締結動作を前期で速く、後期で緩やかに行
わせると共に、変速歯車機構の入力側回転数を検出し、
該回転数の変化に応じて摩擦要素の締結速度を速める設
定時間を逐次補正すること,即ち入力部の回転数の吹上
りが生じる際には設定時間を長くして締結速度を速める
一方、入力部の回転数の引込みが生じる際には逆に設定
時間を短くして締結速度を遅くすることを繰返すことに
より、入力部の回転数の吹上りや引き込みを抑制して、
変速ショックを有効に軽減ないし解消することを提案し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に変速歯車機構の入力部の回転数の変化に応じて締結速
度を速める設定時間を逐次補正する場合に、その設定時
間の逐次補正の対象となる変速,例えば3→2変速で
は、通常の3→2変速(即ち、変速段が第3速にある定
常状態から第2速に変速される場合)の他、第4速から
第3速を経て第2速に短時間で変速される連続的な変速
の場合がある。この後者の連続的な変速では、その変速
途中で第3速を形成する摩擦要素への多量の油の供給に
より油圧制御回路のライン圧が低下するため、この連続
的な変速が時間を掛けて緩やかに行われた場合には、3
→2変速を開始する時点では既に第3速形成用の摩擦要
素への油の供給は終了して、ライン圧は油圧制御回路の
プレッシャーレギュレータバルブで通常値に上昇復帰し
ており、通常値のライン圧の状態で変速が行われるもの
の、連続的な変速が短時間で素早く行われた場合には、
ライン圧が通常値に復帰していない低値の状態の段階で
第2速の変速段が形成されることになる。このため、連
続的な変速が短時間で素早く行われる場合にも、通常変
速と同様に上記締結速度を速める設定時間の逐次補正を
行うと、油圧制御回路のライン圧の異なる状態で行われ
た変速での情報が参照されてしまい、設定時間の逐次補
正が適正に行われない憾みが生じる。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、所定変速時に摩擦要素の締結速度を
速める設定時間を変速歯車機構の入力部の回転数の変化
に応じて逐次補正する場合に、その設定時間の逐次補正
の対象となる変速が通常変速の場合又は連続的な変速が
素早く行われる場合であるかを問わず、その設定時間の
逐次補正を適切に行って、変速ショックを常に有効に軽
減することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、通常変速の場合と連続的な変速が素早
く行われる場合とで設定時間の逐次補正を変更すること
とする。
【0007】すなわち、本発明の具体的な解決手段は、
複数個の摩擦要素を有し、これ等摩擦要素の締結,開放
動作により動力伝達経路を複数段に切換えて変速する変
速歯車機構を備えた自動変速機の変速制御装置を前提と
して、図1に示すように、上記変速歯車機構の特定の摩
擦要素19の締結速度を調整する締結速度調整手段15
0と、上記変速歯車機構による動力伝達経路の変速時
に、締結される上記特定の摩擦要素19の締結速度を設
定時間のあいだ速めるよう上記締結速度調整手段150
を制御する締結速度制御手段220と、上記変速歯車機
構の入力部の回転数を検出する回転数検出手段201
と、該回転数検出手段201の出力を受け、今回の変速
時における変速歯車機構の入力部の回転数の目標値に対
する偏差に応じて以後の変速時に備え事前に上記締結速
度制御手段220による締結速度を速める設定時間を逐
次補正する補正手段221とを設けたものを対象とす
る。そして、上記補正手段221による設定時間の補正
の対象となる変速の前に行われた該変速前の変速段への
変速が終了した後から該補正対象の変速が行われるまで
の期間を計測する期間計測手段222と、該期間計測手
段222により計測された期間に応じて上記補正手段2
21による設定時間の逐次補正を変更する変更手段22
3とを設ける構成としている。
【0008】また、請求項2記載の発明では、上記請求
項1記載の発明の変更手段223を限定して、期間計測
手段222により計測された期間が短いとき、補正手段
221による設定時間の逐次補正を禁止するもので構成
する。
【0009】更に、請求項3記載の発明では、上記変更
手段223を他のものに限定して、期間計測手段222
により計測された期間が短いとき、補正手段221によ
る設定時間の補正値を変更するもので構成している。
【0010】加えて、請求項4記載の発明では、上記請
求項1記載の発明の自動変速機の変速制御装置の変更手
段223に代えて、期間計測手段222により計測され
た期間に応じて油圧制御回路のライン圧値を変更するラ
イン圧変更手段227を設ける構成としている。
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
変速歯車機構の入力部の回転数が目標値よりも高い吹上
り時,即ち締結すべき特定の摩擦要素19の締結速度が
遅い際には、その都度締結速度を速める設定時間が逐次
大値に補正されることが繰返される。一方、変速歯車機
構の入力部の回転数が目標値よりも低い引き込み時,即
ち特定の摩擦要素の締結速度が速い際には、その都度そ
の締結速度を速める設定時間が逐次小値に補正されるこ
とが繰返される。
【0012】その場合、例えば逐次補正の対象が3→2
の通常変速であるときと、4→3→2の連続的な変速が
短時間で素早く行われるときとで、上記締結速度を速め
る設定時間の逐次補正が変更手段223により変更され
るので、該設定時間の逐次補正が適正に行われる。その
結果、締結速度を速める設定時間は変速毎に次第に適切
値に収束して、以後の変速時には変速歯車機構の入力部
の回転数は吹上りや引き込みが十分抑制されて、変速シ
ョックが有効に軽減ないし解消される。
【0013】特に、請求項2記載の発明では、連続的な
変速が素早く行われた際には、締結速度を速める設定時
間の逐次補正が変更手段223により禁止されるので、
通常変速時における締結速度を速める設定時間の逐次補
正が適切に行われる。
【0014】更に、請求項3記載の発明では、連続的な
変速が素早く行われる際には、設定時間の逐次補正の補
正値が変更手段223により変更されるので、この素早
い連続的変速時でも変速歯車機構の入力部の回転数の吹
上りや引込みが十分に抑制されて、変速ショックが有効
に軽減ないし解消される。
【0015】加えて、請求項4記載の発明では、通常変
速時と連続的な変速が素早く行われた時とで油圧制御回
路のライン圧の値が異なるが、この両者でライン圧の値
がライン圧変更手段227により変更されるので、逐次
補正の対象となる変速でのライン圧の状況に拘らず、変
速時の変速歯車機構の入力部の回転数の吹上りや引込み
が十分に抑制される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明の自動変速機の変速制御装置によれば、変速時に締結
すべき摩擦要素の締結速度を速める設定時間の逐次補正
を通常変速と素早い連続的変速とで変更したので、変速
時には常に変速歯車機構の入力部の回転数の吹上りや引
込みを十分に抑制できて、変速ショックを有効に軽減な
いし解消できる効果を奏する。
【0017】また、請求項2記載の発明によれば、素早
い連続的変速時には、締結速度を速める設定時間の逐次
補正を禁止したので、通常変速での設定時間の逐次補正
を適正に行うことができ、通常変速時での変速ショック
を有効に低減ないし解消できる。
【0018】更に、請求項3記載の発明によれば、素早
い連続的変速時には、締結速度を速める設定時間の逐次
補正の補正値を変更したので、この連続的な変速時での
変速ショックを有効に低減ないし解消できる。
【0019】加えて、請求項4記載の発明によれば、締
結すべき摩擦要素に供給する締結圧としてのライン圧の
値を通常変速と素早い連続的変速とで変更したので、こ
の両変速の双方で変速歯車機構の入力部の回転数の吹上
りや引込みを十分に抑制できて、変速ショックを有効に
軽減ないし解消できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図2以下の図面に基
いて説明する。
【0021】[歯車変速機構]図2において、自動変速
機は、トルクコンバータ1と、動力伝達経路を複数段に
切換える変速歯車機構2と、該トルクコンバータ1と変
速歯車機構2との間に配置されたオーバードライブ用遊
星変速歯車機構3とを有している。
【0022】トルクコンバータ1は、エンジン出力軸4
に結合されたポンプ・インペラ(以下「ポンプ」と略称
する)5と、このポンプ5に対向して配置されたタービ
ン・ランナ(以下「タービン」と略称する)6と、ポン
プ5とタービン6との間に配置されたステータ7とを有
し、タービン6にはコンバータ出力軸8が結合されてい
る。また、コンバータ出力軸8とポンプ5との間には、
ロックアップクラッチ9が設けられている。このロック
アップクラッチ9は、トルクコンバータ1内を循環する
作動油圧力により常時締結方向に付勢されており、外部
から開放用油圧が供給されることにより開放状態に保持
される。
【0023】上記変速歯車機構2は、前段遊星歯車機構
10と後段遊星歯車機構11とを有し、前段遊星歯車機
構10のサンギヤ12と後段遊星歯車機構11のサンギ
ヤとは連結軸14により連結されている。変速歯車機構
2の入力軸15は、フロントクラッチ16を介して連結
軸14に、またリヤクラッチ17を介して前段遊星歯車
機構10のインターナルギヤ18に各々連結される。連
結軸14,即ちサンギヤ12、13と変速機ケースCと
の間には2速選択用のセカンドブレーキ19が設けられ
ている。前段遊星歯車機構10のプラネタリキャリア2
0と、後段遊星歯車機構11のインターナルギヤ21と
は出力軸22に連結されている。また、後段遊星歯車機
構11のプラネタリキャリア23と変速機ケースCとの
間にはロー&リバースブレーキ24とワンウェイクラッ
チ25とが設けられている。
【0024】この変速歯車機構2は従来公知の変速機構
をもち、前進3段、後進1段の変速段を有し、フロント
クラッチ16とリヤクラッチ17とセカンドブレーキ1
9とロー&リバースブレーキ24とを後述する油圧アク
チュエータによって適宜に作動させることにより所要の
変速段を得るものである。
【0025】上記オーバードライブ用遊星変速歯車機構
3は、プラネタリキャリア26を回転自在に支持するプ
ラネタリキャリア27と、ダイレクトクラッチ29を介
してインターナルギヤ30に結合されるサンギヤ29と
を有している。該サンギヤ29と変速機ケースCとの間
には、オーバードライブブレーキ31が設けられ、また
インターナルギヤ36は変速歯車機構2の入力軸15に
連結されている。
【0026】このオーバードライブ用遊星変速歯車機構
3は、ダイレクトクラッチ29が締結してオーバードラ
イブブレーキ31が開放されたとき、コンバータ出力軸
8と入力軸15とを直結状態で結合し、その後、このオ
ーバードライブブレーキ31が締結し、ダイレクトクラ
ッチ29が開放されたとき、これ等コンバータ出力軸8
と入力軸15とをオーバードライブ結合するように作用
する。
【0027】この変速機は、後述する油圧制御回路のマ
ニュアルバルブを手動によりセレクト操作して、上記変
速歯車機構2とオーバードライブ用遊星変速歯車機構3
の各摩擦要素(クラッチおよびブレーキ)を適宜に作動
させることにより所要の変速段を得るものであり、その
各摩擦要素の制御パターンは従来の構造のものと同様の
各レンジ毎に下表のように設定される。
【0028】
【表1】 [油圧回路]油圧回路は、運転者のセレクト操作に応じ
て上掲の表に示すような作動パターンで各摩擦要素を作
動させて所定の変速段を得るような回路構成を有する
が、図2では、特に本発明に関連する部分のみを示す。
【0029】同図において、101はフロントクラッチ
16締結用の第1アクチュエータであって、該アクチュ
エータ101は油圧ポンプ50からの油路111が接続
され、該油路111の油圧の供給によりフロントクラッ
チ16を締結する。また、102はセカンドブレーキ1
9締結用の第2アクチュエータであって、該アクチュエ
ータ102は油路111から分岐した油路112が接続
され、該油路112の油圧が締結圧に対抗する開放圧と
して供給されて、セカンドブレーキ19を締結状態から
開放する。
【0030】103は2−3シフトバルブであって、該
2−3シフトバルブ103は第1位置において油路11
1を開き、第2位置においてアクチュエータ101側の
油路111と油圧排出路113とを連通するように構成
されている。上記分岐路112には3−2タイミングバ
ルブ104が介装され、該タイミングバルブ104は第
1位置において分岐路112を開き、第2位置において
アクチュエータ102側の分岐路112と油圧排出路1
14とを連通するように構成されている。また、分岐路
112には、タイミングバルブ104とシフトバルブ1
03との間において互いに並列に逆止弁107と絞り1
08とが接続されている。この逆止弁107は、シフト
バルブ103側から第2アクチュエータ102側へ向け
ての油圧の供給のみを可能にしている。
【0031】従って、タイミングバルブ104が閉じて
いる(第1位置にある)ときは、シフトバルブ103の
切換えにより、両アクチュエータ101、102に対し
て油圧供給が行なわれる一方、該シフトバルブ103を
通して両アクチュエータ101、102からの油圧開放
がなされる。このシフトバルブ103を通しての第2ア
クチュエータ102からの油圧開放は、絞り108があ
るので、時間を掛けて緩やかに行なわれる。一方、タイ
ミングバルブ104が開いたとき(第2位置にあると
き)は、第2アクチュエータ102からの油圧開放は、
該タイミングバルブ104を通して排出路114から速
やかに行なわれる。よって、タイミングバルブ104及
び絞り108により、セカンドブレーキ19の開放圧の
排圧速度を調整して、該セカンドブレーキ(特定の摩擦
要素)19の締結速度を調整するようにした締結速度調
整手段150を構成している。
【0032】上記2−3シフトバルブ103は2−3シ
フトソレノイドバルブ105によって駆動され、また3
−2タイミングバルブ104はタイミング調整用ソレノ
イドバルブ106によって駆動される。
【0033】図3は、セカンドブレーキ19と第2アク
チュエータ102とタイミングバルブ104とソレノイ
ド106との関係を具体的に示した油圧回路図である。
アクチュエータ102は、ピストン61によりアプライ
側の第1油室62とレリーズ側油室63との2室に画成
されて、ピストン61がセカンドブレーキ19と連結さ
れている。上記アプライ側の油室62へは油路116を
介して常に油圧が供給されており、レリーズ側の油室6
3に油圧が供給されたときにスプリング64による付勢
力とも協働してピストン61が図中下方へ変位して、セ
カンドブレーキ19が開放される。逆に、レリーズ側の
油室63の油圧が開放されると、ピストン61が図中上
方へ変位してセカンドブレーキ19が締結される。上記
レリーズ側の油室63に対して前述した分岐路112が
連なっており、この分岐路112がソレノイド106に
よるタイミングバルブ104への油圧供給と油圧開放と
の切換制御によって閉(分岐路112と排出路114と
が遮断)又は開(112と114とが連通)に切換えら
れる。
【0034】[変速制御]200は、基本的にCPU、
ROM、RAM、CLOCKを備えたマイクロコンピュ
ータよりなる制御回路である。この制御回路200に
は、スロットル開度センサ202等により検出されるエ
ンジンの運転状態、及び変速歯車機構2の入力部の回転
数としてタービン回転数を検出する回転数検出手段とし
てのタービン回転数センサ201等により検出される自
動変速機の状態が入力される。そして、該制御回路20
0は、予め記憶する変速マップに従い、上記エンジンの
運転状態及び自動変速機の状態に基いて変速動作を制御
する。そして、該制御回路200は、2−3シフトバル
ブ103を第2位置に切換えるシフト信号A1をソレノ
イドバルブ105に出力すると共に、3−2タイミング
バルブ104を第2位置に切換えるタイミング信号A2
をソレノイドバルブ106に出力するが、この信号A
1、A2の出力タイミングについては後述する。
【0035】図4は制御回路200からソレノイドバル
ブ105、104へ各々出力されるシフト信号A1およ
びタンミング信号A2の波形を示すものであり、3速走
行時には、信号A1、A2は共に出力されない。そして
2−3シフトバルブ103が第1位置にあって油路11
1を開いているので、第1アクチュエータ101に油圧
が供給されてフロントクラッチ16は締結され、また3
−2タイミングバルブ104も第1位置にあって油路1
12と油圧排出路114とが閉じられているので、第2
アクチュエータ102に油圧が供給されてセカンドブレ
ーキ19は開放されている。
【0036】この状態から2速へのシフトダウンの際に
は、図4(B)に示すように、制御回路200からのシ
フト信号A1が出力されるので、2−3シフトソレノイ
ドバルブ105が付勢されて2−3シフトソレノイドバ
ルブ103が第2位置にシフトされる(図4D参照)。
これにより、アクチュエータ101側への油圧が減少
し、フロントクラッチ16は締結状態から開放状態へ速
やかに切換わる。また、上記シフト信号A1の出力と同
時に、図4(C)に示すように、制御回路200からの
タイミング信号A2が出力され、タイミングバルブ10
4が第2位置に変位される。これにより、第2アクチュ
エータ102からの油圧が排出路114より速やかに排
出される。このタイミング信号A2が出力されるのは、
シフト信号A1が出力されてから設定時間τの間だけで
あり、この設定時間τが経過すると、タイミング信号A
2の出力は再び停止されて、タイミングバルブ114は
第1位置に切換わる(図4(E)参照)。これにより、
第2アクチュエータ102からの油圧開放は絞り108
を介して排出路113より緩やかに行なわれる。このよ
うにして、タイミング信号A2の設定時間τの出力と、
設定時間τ経過後の出力の停止により、セカンドブレー
キ19は設定時間τの間は急速に締結方向へと変位し、
この設定時間τ経過後は緩やかに締結動作を進行して、
やがて締結完了となる。
【0037】上記設定時間τは、実施例では、図6に示
すように車速をパラメータとして変更されるが、この
他、タービン回転数、スロットル開度又はスロットル開
度の変化率等をパラメータとして変更してもよい。
【0038】ここで、3速から2速へのシフトダウンの
終了判定は次のように行う。即ち、タービン回転数TR
EVは、3速走行時の回転数N3から2速走行時の回転
数N2へと変化される。このときのタービン回転数の変
化率VTREVがその最大値VREVMの1/2となっ
た時点でシフトダウン終了と判定する。
【0039】また、上記変速条件(例えば車速)におけ
る上記設定時間τの補正は、上記シフトダウン終了の判
定がされる時点での実際のタービン回転数TREVに基
いて行われる。この点を具体的に説明すると、図7に示
すように、上記両信号A1、A2が出力される時点をt
1(ダウンシフトフラグ0→1)で示し、前述のように
変速終了と判定される時点(ダウンシフトフラグ1→
0)をt2で示し、また変速終了判定時点t2における
実際のタービン回転数TREVをA点で、実際の車速V
spをC点で、更に実際の車速Vsp(C点相当)に基
いて2連走行時に予想される予想タービン回転数TRE
VEをB点で示す。このように、変速終了判定後の実際
の車速Vspに基いて予想タービン回転数TREVEを
求めることにより、変速の相違、例えばアクセル踏込速
度等に影響されずに精度良く予想タービン回転数TRE
VEを求めることができる。
【0040】図10は変速終了と判定される時点での予
想タービン回転数TREVEを算出する別の方法を示す
ものである。この図10では、変速開始時t1でのター
ビン回転数又はエンジン回転数に基いて、2速時の予想
タービン回転数TREVを求めている。この場合は、車
速センサを別途要しない利点を有する。
【0041】上記実際のタービン回転数TREV(A
点)から、予想されるタービン回転数TREVE(B
点)を差し引いた値ΔTがタービン回転数の吹上り量と
なり、この吹上り量ΔTに基いて上記設定時間τが補正
される。尚、吹上り量は実際のエンジン回転数と予想エ
ンジン回転数との差から求めることもできる。
【0042】上記ΔTに基づく設定時間τの補正値Δt
は例えば図8に示すように設定される。すなわち、吹上
り量ΔTの上限値αと下限値βとを車速をパラメータと
して図8に示すように予め設定しておき、ΔTが上限値
α以上であれば吹上り量が大き過ぎるので、設定時間τ
を大きくする方向に補正し、逆に吹上り量ΔTが下限値
β以下であれば吹上り量が小さ過ぎる,即ちタービン回
転数の引き込み時であるので、設定時間τを小さくする
方向に補正する。そして下限値β以下での補正では、ノ
イズの影響を極力小さくし且つハンチングが招かないよ
うに、1回当たりの補正量は「25msec」に設定さ
れる。一方、上限値α以上での補正では、タービン回転
数の吹上りを短期間で解消すべく、1回当たりの補正量
は「50msec」に設定される。
【0043】特定の変速条件(例えば車速)においてこ
のΔT(Δτ)に基づく補正を図式的に示したのが図9
である。この図9では、吹上り量が大き過ぎるため、設
定時間τを大きくする方向へ補正する場合を例示してい
る。すなわち、1回目の3速から2速への変速時には設
定時間τが例えば「75msec」とされ、このときの
吹上り量ΔTがかなり大きい(ΔT≧α)ため、2回目
の3速から2速への変速時には、上記1回目の設定時間
τに1回当たりの補正量「50msec」を加算した
「125msec」とされる。この2回目の変速時では
1回目の変速時よりも吹上り量が減少するが、未だ大き
な値である(ΔT≧α)。従って、3回目の3速から2
速への変速時には、設定時間τは、2回目の設定時間τ
(=125msec)にさらに補正量「50msec」
を加算した「175msec」とされる。これにより、
3回目の3速から2速への変速時には、吹上り量ΔTが
更に減少する。このようにして、吹上り量ΔTに応じて
設定時間τを補正することにより、変速ショックが最小
となるような最適設定時間τが設定される。一方、吹上
り量ΔTが小さ過ぎるとき(ΔT≦β)は、上述の場合
とは逆に設定時間τが1回の補正当り「25msec」
づつ減少される。このような吹上り量ΔTに基づくフィ
ードバック制御を図5に示す。尚、図5において、G
は、変速ショックとして車体前後方向に作用する加速度
である。
【0044】[変速制御(フローチャート)]上述した
制御回路200の制御内容を示す図11ないし図14の
制御フローを説明する。尚、以下の説明でSはステップ
を示す。
【0045】先ず、図11のS1〜S3でイニシャライ
ズ設定を行なう。すなわち、S1でフラグ及びタイマを
全てリセットし、S2で変速歯車機構2のギヤポジショ
ンを第3速に設定し、S3で125ミリ秒間タービン回
転数を計測する。
【0046】次にS4〜S12に示すフローは25ミリ
秒毎に実行されるもので、S5で変速特性選択用のモー
ドスイッチ(図示略)、センサの出力の計測を行ない、
S6でレンジ及びモード(エコノミーモード、パワーモ
ード)判定を行なう。次のS7及びS8でシフトアップ
判定及びシフトダウン判定のサブルーチンを実行する
(S8におけるシフトダウン判定のサブフローについて
は後述する)。S9ではシフトソレノイドバルブに出力
し、次のS10及びS11でシフトアップ終了判定及び
シフトダウン終了判定のサブルーチンを実行する(S1
1におけるシフトダウン終了判定のサブフローについて
は後述する)。そして、S12で図1の3−2タイミン
グバルブ104の駆動タイミングτを設定するための3
−2タイマ学習制御のサブルーチンを実行してS4に戻
る。
【0047】次に図11のS8におけるシフトダウン判
定制御フローを図12を参照して説明する。先ず、S2
1で変速歯車機構2のギヤポジションを読み出し、この
読み出されたギヤポジションが第1速であるか否かの判
定を行なう。この判定がYESであればそのまま制御を
終了する。
【0048】一方、上記ギヤポジションが1速でない場
合には、S22でエンジン負荷センサ202から出力さ
れるスロットル弁開度を読んだ後、S23で図16のシ
フトダウンマップの変速線Ldに照合してこのスロット
ル弁開度に応じてマップ上の設定タービン回転数Tsp
mを読み出す。そして、S24でタービン回転数センサ
201の出力により実際のタービン回転数Tspを読み
出して、上記設定タービン回転数Tspmより小さいか
否かを判定する。この判定がYESであるときには次の
S26でダウンシフトフラグが“1”であるか否かを判
定する。このダウンシフトフラグはシフトダウンが実行
されるときに“1”にセットされて、そのシフトダウン
状態を記憶しておくものである。そして、このダウンシ
フトフラグに対する判定がYESであるときにはシフト
ダウンが行なわれている状態とみてそのまま制御を終了
する。
【0049】逆に、S26における判定がNOであると
きには、S27でダウンシフトフラグを“1”にした
後、S28で「3速から2速」または「4速から2速」
への変速であるか否かが判定される。このS28での判
定でNOのときは、そのまま制御を終了する。逆に、S
28での判定でYESのときは、S29で設定時間τ
が、図5に示すマップから現在の車速Vspに基づく時
間f(vsp)と、この変速条件(車速)において記憶
されている補正値Δτ(vsp)とを加算してセットさ
れた後、S30で変速歯車機構2のギヤポジションを1
段シフトダウンして(信号A1、A2を出力)制御を終
了する。
【0050】次に図11のS11におけるシフトダウン
終了判定フローを図13に示す。本判定フローでは、先
ず、S31でダウンシフトフラグが“1”であるか否か
を判定し、この判定がNOであればそのまま制御を終了
する。S31の判定がYESであればS32へ進んでタ
ービン回転変化率VTREVを演算する。そして次のS
33で、変速中のタービン回転変化率の最大値VTRE
VMを更新した後、S34でタービン回転変化率VTR
EVが上記VTREVM/2より小さいか否かを判定す
る。この判定がNOのときはそのまま制御を終了する
が、エンジンが吹上ったときはタービン回転の吹き上り
の頂点でタービン回転変化率がVTREV<VTREV
M/2となり、このときはS35へ進んでダウンシフト
フラグを“0”にして制御を終了する。
【0051】図14は図11のS12における3−2タ
イミングバルブ104の駆動タイミングτを設定する3
−2タイマ学習制御フローである。同図では、先ずステ
ップS40で第3速から第2速へのシフトダウンか否か
を判定する。そして、この判定がYESであれば、S4
1で図20に矢印で示すように第4速の状態からエンジ
ンのスロットル弁開度の開き方向の変化に伴い第3速へ
の変速(即ち、ダイレクトクラッチ29への締結圧の供
給、及びセカンドブレーキ19のアクチュエータ102
のレリーズ側油室63への開放圧の供給)が終了した
後、これに連続して第2速への変速が行われるまでの期
間tを設定値(例えば1秒間)toと比較する。そし
て、t>toの通常の3→2ダウン変速時には、S42
以降に進んで3−2タイミングバルブ104の駆動タイ
ミングτの学習制御を実行するが、t≦toの4→3→
2の連続的な変速が素早く行われる際には、上記の駆動
タイミングの学習制御を実行せずに、直ちにリターンす
る。
【0052】S42移行の駆動タイミングτの学習制御
を説明すると、S42で変速開始時のタービン回転数と
ギヤ比とにより予想タービン回転数TREVEが算出さ
れる。この後、S44において、車速Vspが算出され
た後、S45においてダウンシフトフラグが“1”から
“0”になった直後であるか否かが判定される。このS
45の判定でNOのときはそのまま制御が終了される。
逆にS45の判定でYESのときは、S46へ進んで、
実際のタービン回転数TREVから予想タービン回転数
TREVEを差し引くことにより吹上り量ΔTが算出さ
れる。
【0053】S46の後は、S47において上記ΔTが
上限値α以上であるか否かが判定される。このS47の
判定でYESのときは、S48において前回の補正値Δ
τに対して1回当りの補正値「50msec」を加算し
て新たな補正値Δτとする。この後、S51で今回の変
速の変速条件(車速)における補正値Δτ(vsp)と
してこのΔτを記憶(更新)する。この補正値Δτは、
次回の同一変速条件の変速時においてマップより求めた
τに加算されることになる。
【0054】一方、S47の判定でNOのときは、S4
9でΔTが下限値β以下であるか否が判定される。この
S49の判定でYESのときは、S50においてΔτを
「25msec」を差し引いた値として補正した後、前
述したS51の処理がなされる。また、S49の判定で
NOのときは、Δτは補正する必要がないので、そのと
きはS51の処理がなされる。
【0055】よって、上記図12のシフトダウン判定フ
ローのS28及びS29により、変速歯車機構2による
動力伝達経路の切換えによる3→2ダウン変速時には、
この変速時に締結されるセカンドブレーキ19の締結速
度を設定時間τの間だけ速めるように締結速度調整手段
19の3−2タイミングバルブ104を開作動させて、
セカンドブレーキ19の開放圧を設定時間τの間絞り1
08を介さずに素早く排圧するように制御する締結速度
制御手段220を構成している。
【0056】また、図14の3−2タイマ学習制御フロ
ーにより、タービン回転数センサ201の出力を受け、
今回の変速時における変速終了判定時のタービン回転数
TREVの目標値TREVEに対する偏差ΔTに応じて
以後の3→2ダウン変速時に備え事前に上記締結速度制
御手段220による締結速度を速める設定時間τを設定
補正幅Δτで逐次補正するようにした補正手段221を
構成している。
【0057】更に、同図の3−2タイマ学習制御フロー
のS41により、上記補正手段221による設定時間τ
の補正の対象となる3→2変速の前に行われた該3→2
変速前の変速段(即ち第3速)への4→3変速が終了し
た後から該補正対象の3→2変速が行われるまでの4→
3→2の変速期間tを計測する期間計測手段222を構
成している。また、同フローのS41の判定結果により
直ちにリターンし、又はS42以降の設定時間τの学習
制御を行うことにより、上記期間計測手段222により
計測された期間tに応じて上記補正手段221による設
定時間τの逐次補正を変更して、4→3→2変速の期間
tが設定値to以下の短いときに、補正手段221によ
る設定時間τの逐次補正を禁止するようにした変更手段
223を構成している。
【0058】したがって、上記実施例においては、3→
2ダウン変速時に、その変速終了判定時のタービン回転
数TREVが目標値TREVEに対して上限値α以上に
大きい吹上り時には、該変速時に締結されるセカンドブ
レーキ19の締結速度を速める設定時間τの学習補正幅
Δτが50msecの大値に設定され、この設定操作が
このタービン回転数の吹上り毎に繰返されるので、ター
ビン回転数の吹上りの回数の比較的少い段階でセカンド
ブレーキ19の締結速度が適切となって、短期間でター
ビン回転数の吹上りが解消される。一方、変速終了判定
時のタービン回転数TREVが目標値TREVEに対し
て下限値β以下に小さい引き込み時には、セカンドブレ
ーキ19の締結速度を速める設定時間τの学習補正幅Δ
τが25msecの小値に設定されることがタービン回
転数の引込み毎に繰返されて、上記締結速度を速める設
定時間τの学習補正が適切に且つ安定して行われるの
で、セカンドブレーキ19の締結速度がタービン回転数
の引込み回数の増大に従って次第に遅くなって、変速終
了判定時のタービン回転数TREVは目標値TREVE
に精度良く調整され、変速ショックが有効に軽減ないし
解消される。
【0059】その場合、4→3→2の連続したダウン変
速が設定値to以下の短い期間tで行われた際には、第
3速の変速段を形成すべくダイレクトクラッチ29への
締結圧の供給、及びセカンドブレーキ19のアクチュエ
ータ102のレリーズ側油室63への開放圧の供給が行
われ、この供給に多くの油量を要することに起因して図
2に示す油圧制御回路のライン圧が低下し、この状況で
第2速の変速段を形成するセカンドブレーキ19のアク
チュエータ102のアプライ側油室62への締結圧(ラ
イン圧)の供給が行われることになる。このため、ライ
ン圧の値が通常の3→2ダウン変速時よりも低いこの連
続的な変速時にも3−2タイミングバルブ104がその
開作動によりセカンドブレーキ19の開放圧の排圧を速
める時間,即ちセカンドブレーキ19の締結速度を速め
る設定時間τの逐次学習補正を行うと、通常の3→2ダ
ウン変速時での設定時間τの適正な補正が阻害される。
【0060】しかし、本実施例では、この4→3→2の
連続したダウン変速時には、上記設定時間τの逐次学習
補正は禁止され、3→2の通常変速時での設定時間τの
逐次学習補正が適正に確保されるので、この通常の3→
2変速時でのタービン回転数TREVは目標値TREV
Eに対して吹上り又は引き込みを生じず、変速ショック
が有効に低減ないし解消される。
【0061】図15は、吹上り量ΔTを予め定めた基準
値ΔTBに基づいて算出するようにした場合の3−2タ
イマ学習制御(図11のS12に相当)の変形例を示す
ものである。この図15において、S60〜S64は、
図14のS40〜S46の処理に対応しているが、補正
値Δτの算出のために車速Vspを利用しないので、図
14におけるS44の処理は行なわれない。上記S64
での吹上り量ΔTの算出後は、S65で吹上り量ΔTが
正値か否かを判定し、ΔTが正値の場合にはS66で吹
上り量ΔTに「50msec」を掛け合わせた値を基準
値ΔTBで除することにより、補正されたΔτを算出す
る一方、ΔTが負値の場合,即ち引き込み時にはS67
で引込み量ΔTに「25msec」を掛け合わせた値を
基準値ΔTBで除することにより、補正されたΔτを算
出する。そして、S68での補正値Δτの記憶がなされ
る。図15に示す実施例の場合は、吹上り量ΔTに見合
った設定時間τの設定を1回の補正で一挙に行なうこと
ができる。そして、本変形例においても、S61で4→
3→2の連続したダウン変速が設定期間to以下の期間
で素早く行われた場合には、直ちにリターンして、締結
速度を速める設定時間τの逐次学習補正は禁止されるの
で、上記実施例と同様に、通常の3→2変速時でのター
ビン回転数TREVの吹上り又は引き込みを抑制ないし
防止できて、変速ショックを有効に低減ないし解消でき
る。
【0062】図19は第2の実施例を示し、上記実施例
では4→3→2の素早い連続変速時には締結速度を速め
る設定時間τの逐次補正を禁止したのに代え、その設定
時間τの補正値Δτを補正係数Kに変更したものであ
る。
【0063】すなわち、図19のシフトダウンフローに
おいて、S30では図21に示すように、4→3シフト
フラグが“1”値から“0”値になった第4速から第3
速への変速の終了時点から設定時間toのタイマーをセ
ットして減算を始め、この設定時間to内で3→2シフ
トフラグが“0”値から“1”値になった第3速から第
2速への変速が開始されると、この開始時点での上記タ
イマー値に応じた補正係数K,即ちタイマー値が大の場
合には大値の補正係数値Kを設定し、タイマー値の減少
に従い補正係数Kの値を漸次小値に設定し、タイマー値
が零値になった時点で補正係数Kの値を“1”値に設定
する(補正係数kは常にK≧1)。そして、このように
設定した補正係数Kを用いて、S29でセットした設定
時間τをτ=τ×Kにて補正算出して、元の値よりも大
値に変更するようにしている。
【0064】よって、上記図19のシフトダウン判定フ
ローのS30により、設定時間τの逐次補正の対象とな
る3→2変速の前に行われた第4速から第3速への4→
3変速が終了した4→3フラグの“0”値への切換えの
後から、該補正対象の3→2変速が行われるまでの期間
を設定値toのタイマーの減算により計測するようにし
た期間計測手段222´を構成していると共に、該期間
計測手段222´により計測された期間が短くてタイマ
ー値が大値のとき、補正手段221による設定時間τの
補正値を補正値Δτ(vsp)から補正係数Kに変更し
て、設定時間τの逐次補正を変更するようにした変更手
段223´を構成している。
【0065】したがって、本実施例では、4→3→2の
連続的な変速が設定時間to以内の期間で素早く行われ
た場合には、その連続的変速の期間の短かさに応じた補
正係数K(K≧1)で締結速度を速める設定時間τが乗
算補正(τ=τ×K)されて、図21に示すように3→
2変速時の値(破線で示す)よりも大値になるので、こ
の連続的な変速時であっても、タービン回転数の吹上り
や引き込みを有効に抑制ないし防止して、この変速時で
の変速ショックを有効に軽減ないし解消することができ
る。
【0066】図22は第3の実施例を示し、以上の説明
では4→3→2の連続的な変速の時間に応じて締結速度
を速める設定時間τを補正したのに代え、この連続的な
変速の時間に応じて油圧制御回路のライン圧の値を変更
したものである。
【0067】すなわち、同図では、油圧ポンプ50から
吐出された油の圧力を調整してライン圧を生成するプレ
ッシャーレギュレータバルブ225の制御用デューティ
ソレノイドバルブ226に対して制御回路200からデ
ューティ制御信号Lを出力し、このデューティ制御信号
値を、上記期間計測手段222又は222´により計測
された4→3→2の変速期間に応じて制御して、その変
速期間が設定時間to内で短い場合には油路111に供
給するライン圧の値を通常値よりも高く調整し、変速期
間が設定時間to内でも比較的長い場合にはライン圧の
値を通常値よりも若干高い値に調整するようにしてい
る。上記プレッシャーレギュレータバルブ225及びデ
ューティソレノイドバルブ226により、期間計測手段
222又は222´により計測された4→3→2の変速
期間に応じて油圧制御回路のライン圧値を変更するよう
にしたライン圧変更手段227を構成している。
【0068】したがって、本実施例においては、4→3
→2の連続した変速時において、4→3変速が終了した
後に設定時間to未満の期間で3→2のダウン変速が行
われる場合には、既述の通り4→3変速に伴い第3速を
形成するダイレクトクラッチ29への締結圧の供給、及
びセカンドブレーキ19のアクチュエータ102のレリ
ーズ側油室63への開放圧の供給が行われ、その油量が
多いことに起因して通常では油路111のライン圧が低
下し、このライン圧の低下状態が未だ継続した状態で3
−2ダウン変速が行われると、フロントクラッチ16の
締結圧の排圧が通常よりも速く行われるため、セカンド
ブレーキ19の開放圧の排圧が通常通り行われても、タ
ービン回転数の吹上りが生じ易く、その結果、この変速
時にもセカンドブレーキ19の開放圧の排圧を速める速
度(締結速度を速める設定時間τ)の逐次補正を行う
と、その適切な補正が確保し得なくなる。
【0069】しかし、本実施例では、この4→3→2の
連続した変速時には、プレッシャーレギュレータバルブ
225及びデューティソレノイドバルブ226によって
油路111のライン圧が高く制御されるので、フロント
クラッチ16の締結圧の排圧が通常通り行われるので、
セカンドブレーキ19の締結速度を速める設定時間τの
逐次補正は通常通り適切に行われることになる。
【0070】以上、幾つかの実施例について説明した
が、本発明はこれ等に限らず例えば次の場合をも含む。
【0071】制御回路200をコンピュータを利用し
て構成する場合は、デジタル式、アナログ式の何れであ
ってもよい。
【0072】変速機構2は、従来から知られている適
宜のものを採択し得る。
【0073】図6に示す設定時間τは、油温など変速
ショックに影響を与える要素をパラメータとして補正す
るようにしてもよい。
【0074】補正値Δτは、イグニッションキーをオ
フした後も、次のエンジン始動直後から使用し得るよう
にしてもよく、この場合は補正値Δτを不揮発性のメモ
リ(RAM)に記憶したり、別途バックアップ用電源を
用いればよい(基本のτ値はROMに記憶される)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す全体系統図である。
【図3】第2アクチュエータ部分の具体的な油圧回路例
を示す図である。
【図4】3速から2速へのシフトダウン時における変速
信号とタイミング信号とシフトバルブとタイミングバル
ブとの関係を示すグラフである。
【図5】設定時間を補正するためのフィードバック制御
を示す図である。
【図6】設定時間の基本設定値を示すマップである。
【図7】変速終了判定時の予想タービン回転数を求める
一例を示す図である。
【図8】設定時間の補正値を決定する際に用いるマップ
の一例を示す図である。
【図9】本発明により変速ショックが低減される様子を
図式的に示す図である。
【図10】変速終了判定時の予想タービン回転数を求め
る他の例を示す図である。
【図11】変速制御の基本を示すフローチャートで図あ
る。
【図12】シフトダウン判定を示すフローチャートで図
ある。
【図13】シフトダウンの終了の判定を示すフローチャ
ートで図ある。
【図14】3−2タイマ学習制御を示すフローチャート
で図ある。
【図15】3−2タイマ学習制御の変形例を示すフロー
チャートで図ある。
【図16】シフトダウン変速線図の一例を示す図であ
る。
【図17】タービン回転数の引き込みの様子の説明図で
ある。
【図18】タービン回転数の吹上りの様子の説明図であ
る。
【図19】第2の実施例におけるシフトダウン判定を示
すフローチャートで図ある。
【図20】4→3→2の連続して変速が生じる場合の説
明図である。
【図21】第2の実施例の作動説明図である。
【図22】第3の実施例における全体系統図である。
【符号の説明】
2 変速歯車機構 8 タービン軸(変速歯車機構の入力部) 19 セカンドブレーキ(特定の摩擦要素) 104 3−2タイミングバルブ 108 絞り 150 締結速度調整手段 200 制御回路 201 タービン回転数センサ(回転数検出
手段) 220 締結速度制御手段 221 補正手段 222,222´ 期間設定手段 223,223´ 変更手段 225 プレッシャーレギュレータバルブ 226 デューティソレノイドバルブ 227 ライン圧変更手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の摩擦要素を有し、これ等摩擦要
    素の締結,開放動作により動力伝達経路を複数段に切換
    えて変速する変速歯車機構を備えた自動変速機の変速制
    御装置であって、上記変速歯車機構の特定の摩擦要素の
    締結速度を調整する締結速度調整手段と、上記変速歯車
    機構による動力伝達経路の変速時に、締結される上記特
    定の摩擦要素の締結速度を設定時間のあいだ速めるよう
    上記締結速度調整手段を制御する締結速度制御手段とを
    備えるとともに、上記変速歯車機構の入力部の回転数を
    検出する回転数検出手段と、該回転数検出手段の出力を
    受け、今回の変速時における変速歯車機構の入力部の回
    転数の目標値に対する偏差に応じて以後の変速時に備え
    事前に上記締結速度制御手段による締結速度を速める設
    定時間を逐次補正する補正手段とを備えるとともに、上
    記補正手段による設定時間の補正の対象となる変速の前
    に行われた該変速前の変速段への変速が終了した後から
    該補正対象の変速が行われるまでの期間を計測する期間
    計測手段と、該期間計測手段により計測された期間に応
    じて上記補正手段による設定時間の逐次補正を変更する
    変更手段とを備えたことを特徴とする自動変速機の変速
    制御装置。
  2. 【請求項2】 変更手段は、期間計測手段により計測さ
    れた期間が短いとき、補正手段による設定時間の逐次補
    正を禁止するものであることを特徴とする請求項1記載
    の自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 変更手段は、期間計測手段により計測さ
    れた期間が短いとき、補正手段による設定時間の補正値
    を変更するものであることを特徴とする請求項1記載の
    自動変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動変速機の変速制御装
    置において、変更手段に代えて、期間計測手段により計
    測された期間に応じて油圧制御回路のライン圧値を変更
    するライン圧変更手段を備えたことを特徴とする自動変
    速機の変速制御装置。
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