JPH06108748A - パスボックス防火戸構造 - Google Patents

パスボックス防火戸構造

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Publication number
JPH06108748A
JPH06108748A JP4261556A JP26155692A JPH06108748A JP H06108748 A JPH06108748 A JP H06108748A JP 4261556 A JP4261556 A JP 4261556A JP 26155692 A JP26155692 A JP 26155692A JP H06108748 A JPH06108748 A JP H06108748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pass box
fire door
fire
doors
steel
Prior art date
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Pending
Application number
JP4261556A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Kubota
勝明 久保田
Mitsuo Yanagisawa
光男 柳沢
Noboru Nonoyama
登 野々山
Ichiro Takahashi
一郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防火戸の機能を具えたパスボックスを提供す
る。 【構成】 パスボックス1の外周部を鉄筋コンクリート
壁3とし、同パスボックス1の両面にガラス戸2及び同
ガラス戸2を開閉するスチール防火戸4を配設し、同両
防火戸4の一方を閉鎖することによって他方の防火戸4
が開くように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパスボックス防火戸構造
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパスボックスには、防火戸の機能
を具えたものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のパス
ボックスは防火機能を具えていないため、構造的に建築
基準法に適合した、防火戸の機能を具えたパスボックス
の出現が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような要望
に即応するパスボックス防火戸構造を提供するもので、
清浄度レベルの異なる相隣る空間の境界に、同両空間に
跨って配設されたパスボックスの外周部をコンクリート
構造とし、同パスボックスの相対する両面に夫々ガラス
戸及び同ガラス戸を開閉するスチール防火戸を配設して
なり、同両防火戸の一方を閉鎖することによって他方が
開くように構成されたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明によれば前記したように、既存のパスボ
ックスの周りがモルタルで埋められた防火構造に構成さ
れ、同パスボックスの相対する両面のガラス窓がスチー
ル防火戸で覆われた防火構造が構成され、しかも同両ス
チール防火戸のいづれか一方を開放することによって、
他方の防火戸が閉鎖し、従って常にいづれかの防火戸が
閉鎖している状態となる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示し、
1はパスボックスで、相対する両面にガラス戸2が装着
されている。前記パスボックス1の周囲は鉄筋コンクリ
ート壁3によって覆われ、パスボックス1の対向面にお
ける鉄筋コンクリート壁3に夫々スチール防火戸4が左
右方向に開閉自在に装架され、同防火戸4は開扉時、左
右の防火戸収納部分5に収納されるようになっている。
【0007】而して前記パスボックス1の両面のスチー
ル防火戸4は、いづれか一方を閉鎖することによりスイ
ッチが入って、電動モーターによって自動的に他方のス
チール防火戸4が開くように構成され、これによって構
造的に建築基準法に規定された常時閉鎖式防火戸の機能
が発揮されることになる。図3及び図4は本発明の他の
実施例を示し、パスボックス11の周囲が鉄筋コンクリ
ート壁12によって覆われ、同パスボックス11の対向
面に配設されたパスボックス扉13にガラス戸14が装
着され、更に、前記壁12におけるパスボックス11の
両側にスチール防火戸15が上下方向に開閉自在に装着
され、前記壁12に設けられた防火戸収納部分16に収
納されるようになっていて、相対する前記防火戸15の
いづれか一方を閉鎖することによりスイッチが入って、
電動モーターによって自動的に他方の防火戸15が開く
ように構成され、かくして構造的に建築基準法に規定さ
れる常時閉鎖式防火戸の機能が発揮されることとなる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、パスボ
ックスの外周部をコンクリート構造とし、同パスボック
スの相対する両面に夫々ガラス戸及び同ガラス戸を開閉
するスチール防火戸を配設するとともに、同両スチール
防火戸の一方を閉鎖することによって、他方が開くよう
に構成したので、構造的に建築基準法に規定される常時
閉鎖式防火戸の機能が発揮されるものであり、また本発
明によれば防火区画の開口部にパスボックスを使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパスボックス防火戸の一実施例を
示す縦断面図である。
【図2】図1の立面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す縦断側面図である。
【図4】図3の立面図である。
【符号の説明】
1 パスボックス 2 ガラス戸 3 鉄筋コンクリート壁 4 スチール防火戸 5 防火戸収納部分 11 パスボックス 12 鉄筋コンクリート壁 13 パスボックス扉 14 ガラス戸 15 スチール防火戸 16 防火戸収納部分
フロントページの続き (72)発明者 高橋 一郎 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清浄度レベルの異なる相隣る空間の境界
    に、同両空間に跨って配設されたパスボックスの外周部
    をコンクリート構造とし、同パスボックスの相対する両
    面に夫々ガラス戸及び同ガラス戸を開閉するスチール防
    火戸を配設してなり、同両防火戸の一方を閉鎖すること
    によって他方が開くように構成されたことを特徴とする
    パスボックス防火戸構造。
JP4261556A 1992-09-30 1992-09-30 パスボックス防火戸構造 Pending JPH06108748A (ja)

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