JP2000064722A - 玄関引戸 - Google Patents
玄関引戸Info
- Publication number
- JP2000064722A JP2000064722A JP10232905A JP23290598A JP2000064722A JP 2000064722 A JP2000064722 A JP 2000064722A JP 10232905 A JP10232905 A JP 10232905A JP 23290598 A JP23290598 A JP 23290598A JP 2000064722 A JP2000064722 A JP 2000064722A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding door
- entrance
- width
- frame
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 玄関の開口部が小さくしか取れない建物でも
取り付けられる玄関引戸を提供する。 【解決手段】 略方形枠体2,3,4と、枠体2,3,
4に装着された開閉自在の引戸5と、引戸を収納する収
納部8とからなる玄関引戸1であって、引戸の巾5が枠
体2,3,4の巾の略半分になされ、収納部8が枠体
2,3,4の残り略半分の巾になされ、引戸5に隣接す
る該収納部8の一部9が開閉或いは取り外し可能になさ
れている。
取り付けられる玄関引戸を提供する。 【解決手段】 略方形枠体2,3,4と、枠体2,3,
4に装着された開閉自在の引戸5と、引戸を収納する収
納部8とからなる玄関引戸1であって、引戸の巾5が枠
体2,3,4の巾の略半分になされ、収納部8が枠体
2,3,4の残り略半分の巾になされ、引戸5に隣接す
る該収納部8の一部9が開閉或いは取り外し可能になさ
れている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部を小さくし
か取れない建物でも取り付けられる玄関引戸に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、プレハブ住宅は洋風のものが多
く、従って、玄関には開き戸が主に用いられてきた。と
ころが、最近ではプレハブ住宅も和風のものが好まれる
傾向にあり、此れに伴って、開き戸に替わり引戸を採用
する必要が生じてきている。そして、玄関引戸は開き戸
式に比べてその構造が複雑で、商品化することが難し
く、従来の玄関引戸の施工に関しては現場施工に頼る部
分が多かった。 【0003】実公平1−13179号公報では、玄関引
戸の構成を各部材に分割し、これら分割された各部材を
予め所定の寸法にそれぞれ加工しておき、現場にてこれ
ら各部材を随時組み付けることで、この玄関引戸を各部
材に商品化し、施工性の向上を図った例が開示されてい
る。また、スペース及び外観上の問題から戸袋部分が壁
体の外面或いは内面に沿って設けられない場合があり、
上記実公平1−13179号公報では、引き戸の半分の
巾を戸袋部分となし、室内側に戸袋用壁体、室外側には
外壁パネルを配設することにより、玄関まわりの外観を
簡素に表現することが開示されている。 【0004】又、引戸の場合、出入りする時に使用でき
る巾は開口部分の約半分であるので、開き戸よりも一般
に開口部分を大きく取る必要があった。しかし、スペー
ス及び外観上の問題から建物玄関の開口部が小さい場合
は、出入り口巾は更に小さくなるため、引戸は使用でき
ないという問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的
とするところは、上記これらの問題を解消し、玄関の開
口部が小さくしか取れない建物でも取り付けられる玄関
引戸を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の玄関引戸は、略方形枠体と、枠体に装着さ
れた開閉自在の引戸と、引戸を収納する収納部とからな
る玄関引戸であって、引戸の巾が枠体の巾の略半分にな
され、収納部が枠体の残り略半分の巾になされ、引戸に
隣接する該収納部の一部が開閉或いは取り外し可能にな
されたことを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明の玄関引戸は、略方形枠体と、枠体に装
着された開閉自在の引戸と、引戸を収納する収納部とか
らなる玄関引戸であって、引戸の巾が枠体の巾の略半分
になされ、収納部が枠体の残り略半分の巾になされ、引
戸に隣接する該収納部の一部が開閉或いは取り外し可能
になされているので、引戸巾以上の大きな物を出し入れ
する時には引戸を外し、収納部の一部を開けるか取り外
すことで対応できる。また、本発明の玄関引戸は、枠体
の略半分の巾の収納部が取り付けられているので、玄関
スペースが狭くとも引戸巾以上あれば設置可能であり、
出入り口の巾が確保される。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(イ)は、本発明の玄関
引戸の一例を示す斜視図であり、図1(ロ)は、水平断
面図である。図2(イ)は収納部の一部が開閉している
状態を示す斜視図であり、図2(ロ)水平断面図であ
る。図1、2において、1は玄関引戸であり、2,2は
玄関縦枠、3は玄関上枠、4は玄関下枠であり、何れも
玄関枠内側に引戸を開閉自在に装着せしめる縦戸枠、上
戸枠、レール戸枠(いずれも不図示)がそれぞれ配設さ
れている。5は引戸、6は明かり取り、7はロック、8
は収納部、9は収納部の一部開き戸部分、10は明かり
取りである。 【0009】図1、2示す玄関引戸においては、図1
(ロ)の水平断面図にあるように、11は玄関スペー
ス、12は居室スペースで、玄関引戸1の巾は玄関スペ
ース11な巾より広くなっている。即ち玄関の開口部が
小さくても通常サイズ(1.8m巾)の玄関引戸が取り
付けられた例である。そのため、引戸巾(0.9m)以
上の大きな家具等の出し入れに際しては、図2の如く、
引戸5Aを外し、次いで収納部8Aの一部開き戸9Aを
室内側(図2(イ)中の矢印方向)に開くことにより、
玄関スペース一杯の開口となり、出し入れが可能とな
る。 【0010】以上本発明の実施の形態を説明したが、本
発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の設定変更
は本発明に含まれる。 【0011】例えば、収納部は外壁材等を貼付けた仕上
げのものを使用し、引戸を閉めた状態では、収納部が外
壁の一部に見えるので建物外観がスッキリする。また、
収納部の一部開き戸が開閉或いは取り外し可能なので、
大きな家具等の出し入れに際しては、開閉或いは取り外
せば良い。 【0012】 【発明の効果】本発明の玄関引戸は、略方形枠体と、枠
体に装着された開閉自在の引戸と、引戸を収納する収納
部からなる玄関引戸であって、該収納部の一部が開閉或
いは取り外し出来るようになされているので、開口部以
上の大きな物を出し入れする時には引戸を外し、収納部
の一部を開けるか取り外すことで対応できる。また、本
発明の玄関引戸は、枠体の略半分の巾の収納部が取り付
けられているので、玄関スペースが狭くとも引戸巾以上
あれば設置可能であり、出入り口の巾が確保される。 【0013】
か取れない建物でも取り付けられる玄関引戸に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、プレハブ住宅は洋風のものが多
く、従って、玄関には開き戸が主に用いられてきた。と
ころが、最近ではプレハブ住宅も和風のものが好まれる
傾向にあり、此れに伴って、開き戸に替わり引戸を採用
する必要が生じてきている。そして、玄関引戸は開き戸
式に比べてその構造が複雑で、商品化することが難し
く、従来の玄関引戸の施工に関しては現場施工に頼る部
分が多かった。 【0003】実公平1−13179号公報では、玄関引
戸の構成を各部材に分割し、これら分割された各部材を
予め所定の寸法にそれぞれ加工しておき、現場にてこれ
ら各部材を随時組み付けることで、この玄関引戸を各部
材に商品化し、施工性の向上を図った例が開示されてい
る。また、スペース及び外観上の問題から戸袋部分が壁
体の外面或いは内面に沿って設けられない場合があり、
上記実公平1−13179号公報では、引き戸の半分の
巾を戸袋部分となし、室内側に戸袋用壁体、室外側には
外壁パネルを配設することにより、玄関まわりの外観を
簡素に表現することが開示されている。 【0004】又、引戸の場合、出入りする時に使用でき
る巾は開口部分の約半分であるので、開き戸よりも一般
に開口部分を大きく取る必要があった。しかし、スペー
ス及び外観上の問題から建物玄関の開口部が小さい場合
は、出入り口巾は更に小さくなるため、引戸は使用でき
ないという問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的
とするところは、上記これらの問題を解消し、玄関の開
口部が小さくしか取れない建物でも取り付けられる玄関
引戸を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の玄関引戸は、略方形枠体と、枠体に装着さ
れた開閉自在の引戸と、引戸を収納する収納部とからな
る玄関引戸であって、引戸の巾が枠体の巾の略半分にな
され、収納部が枠体の残り略半分の巾になされ、引戸に
隣接する該収納部の一部が開閉或いは取り外し可能にな
されたことを特徴とする。 【0007】 【作用】本発明の玄関引戸は、略方形枠体と、枠体に装
着された開閉自在の引戸と、引戸を収納する収納部とか
らなる玄関引戸であって、引戸の巾が枠体の巾の略半分
になされ、収納部が枠体の残り略半分の巾になされ、引
戸に隣接する該収納部の一部が開閉或いは取り外し可能
になされているので、引戸巾以上の大きな物を出し入れ
する時には引戸を外し、収納部の一部を開けるか取り外
すことで対応できる。また、本発明の玄関引戸は、枠体
の略半分の巾の収納部が取り付けられているので、玄関
スペースが狭くとも引戸巾以上あれば設置可能であり、
出入り口の巾が確保される。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(イ)は、本発明の玄関
引戸の一例を示す斜視図であり、図1(ロ)は、水平断
面図である。図2(イ)は収納部の一部が開閉している
状態を示す斜視図であり、図2(ロ)水平断面図であ
る。図1、2において、1は玄関引戸であり、2,2は
玄関縦枠、3は玄関上枠、4は玄関下枠であり、何れも
玄関枠内側に引戸を開閉自在に装着せしめる縦戸枠、上
戸枠、レール戸枠(いずれも不図示)がそれぞれ配設さ
れている。5は引戸、6は明かり取り、7はロック、8
は収納部、9は収納部の一部開き戸部分、10は明かり
取りである。 【0009】図1、2示す玄関引戸においては、図1
(ロ)の水平断面図にあるように、11は玄関スペー
ス、12は居室スペースで、玄関引戸1の巾は玄関スペ
ース11な巾より広くなっている。即ち玄関の開口部が
小さくても通常サイズ(1.8m巾)の玄関引戸が取り
付けられた例である。そのため、引戸巾(0.9m)以
上の大きな家具等の出し入れに際しては、図2の如く、
引戸5Aを外し、次いで収納部8Aの一部開き戸9Aを
室内側(図2(イ)中の矢印方向)に開くことにより、
玄関スペース一杯の開口となり、出し入れが可能とな
る。 【0010】以上本発明の実施の形態を説明したが、本
発明の具体的な構成は図示の実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の設定変更
は本発明に含まれる。 【0011】例えば、収納部は外壁材等を貼付けた仕上
げのものを使用し、引戸を閉めた状態では、収納部が外
壁の一部に見えるので建物外観がスッキリする。また、
収納部の一部開き戸が開閉或いは取り外し可能なので、
大きな家具等の出し入れに際しては、開閉或いは取り外
せば良い。 【0012】 【発明の効果】本発明の玄関引戸は、略方形枠体と、枠
体に装着された開閉自在の引戸と、引戸を収納する収納
部からなる玄関引戸であって、該収納部の一部が開閉或
いは取り外し出来るようになされているので、開口部以
上の大きな物を出し入れする時には引戸を外し、収納部
の一部を開けるか取り外すことで対応できる。また、本
発明の玄関引戸は、枠体の略半分の巾の収納部が取り付
けられているので、玄関スペースが狭くとも引戸巾以上
あれば設置可能であり、出入り口の巾が確保される。 【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、本発明の玄関引戸の一例を示す斜視
図であり、(ロ)は、水平断面図である。 【図2】(イ)は収納部の一部が開閉している状態を示
す斜視図であり、(ロ)は水平断面図である。 【符号の説明】 1 玄関引戸 2、2A 縦枠 3、3A 上枠 4 下枠 5、5A 引戸 6、6A 明かり取り 7 ロック 8、8A 収納部 9、9A 開き戸 10、10A 明かり取り 11 玄関スペース 12 居室スペース
図であり、(ロ)は、水平断面図である。 【図2】(イ)は収納部の一部が開閉している状態を示
す斜視図であり、(ロ)は水平断面図である。 【符号の説明】 1 玄関引戸 2、2A 縦枠 3、3A 上枠 4 下枠 5、5A 引戸 6、6A 明かり取り 7 ロック 8、8A 収納部 9、9A 開き戸 10、10A 明かり取り 11 玄関スペース 12 居室スペース
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 略方形枠体と、枠体に装着された開閉自
在の引戸と、引戸を収納する収納部とからなる玄関引戸
であって、引戸の巾が枠体の巾の略半分になされ、収納
部が枠体の残り略半分の巾になされ、引戸に隣接する該
収納部の一部が開閉或いは取り外し可能になされたこと
を特徴とする玄関引戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10232905A JP2000064722A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 玄関引戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10232905A JP2000064722A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 玄関引戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000064722A true JP2000064722A (ja) | 2000-02-29 |
Family
ID=16946686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10232905A Pending JP2000064722A (ja) | 1998-08-19 | 1998-08-19 | 玄関引戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000064722A (ja) |
-
1998
- 1998-08-19 JP JP10232905A patent/JP2000064722A/ja active Pending
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