JP2002115461A - ペット用ドアパネル - Google Patents

ペット用ドアパネル

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JP2002115461A
JP2002115461A JP2000306196A JP2000306196A JP2002115461A JP 2002115461 A JP2002115461 A JP 2002115461A JP 2000306196 A JP2000306196 A JP 2000306196A JP 2000306196 A JP2000306196 A JP 2000306196A JP 2002115461 A JP2002115461 A JP 2002115461A
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JP
Japan
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panel
door
frame
pet
sliding
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JP2000306196A
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Masahiro Hosome
昌宏 細目
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Abstract

(57)【要約】 【課題】引き戸又は開き戸の半開き口を閉鎖しつつ、ペ
ットを出入口から自由に部屋へ出入りさせる。 【解決手段】下端にペットの出入口8を有するパネル1
を支柱2に回動可能に取り付け、該支柱2を天井と床間
又は戸枠の上枠部と下枠部間に立設し、上記パネル1を
一方へ回動して引き戸又は開き戸12の半開き口を遮閉
するようにしたペット用ドアパネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引き戸又は開き戸の
半開き口に立て込んで、猫や犬などのペットが自由に部
屋を出入りできるようにするペット用ドアパネルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ペットが部屋を出入りする度に戸を開け
閉めしてやる手間を省きつつ、ペットが部屋の出入りを
自由にできるようにするために、一般的には各部屋の戸
をペットが通れる程度に開けた半開き状態にしておく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、戸を半開
きにしておくと部屋の内外が通気状態となり、空調機に
よる室温管理が適切に行えず、又冷暖房効率も悪くなる
問題点を有している。又戸の半開き口から部屋の内部が
見えてしまう問題点や、特に開き戸の場合には、風等に
より扉が閉まってペットが閉じこめられる問題点も有し
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は下端にペ
ットの出入口を有するパネルを支柱に回動可能に取り付
け、該支柱を天井と床間又は戸枠の上枠部と下枠部間に
立設し、上記パネルを一方へ回動して引き戸又は開き戸
の半開き口に立て込むようにしたペット用ドアパネルを
提供する。上記パネルの出入口からペットを部屋の内
外、例えば部屋と部屋間、部屋と廊下間、部屋と庭間を
自由に行き来させつつ、該パネルを引き戸又は開き戸の
半開き口に立て込んで、扉の開放端面に沿う半開き口か
らの通気を遮断する。
【0005】上記支柱は天井と床間又は戸枠の上枠部と
下枠部間に突き当てて立設する突っ張り棒を用い、伸縮
させるだけで容易に支柱の立設と取り外しを可能にす
る。
【0006】又上記パネルを上記支柱に取り外し可能に
取り付け、該パネルを上下方向において折り畳める構成
にし、ペット用ドアパネルの収納を容易にする。
【0007】更に本発明は、下端にペットの出入口を有
するパネルを引き戸の半開き口に立て込むと共に、該パ
ネルを上下方向において折り畳める構成にしたペット用
ドアパネルを提供する。
【0008】更に本発明は、下端にペットの出入口を有
するパネルを引き戸の半開き口に立て込むと共に、該パ
ネルを上下方向において分離可能な構成にしたペット用
ドアパネルを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
10に基づき説明する。図1,図4に示すように、本発
明のペット用ドアパネルは長方形のパネル1と、該パネ
ル1を取り付ける支柱2とから成る。
【0010】上記パネル1は上枠3と右縦枠4と下枠5
と左縦枠6とから成る方形枠体により支持され、該パネ
ル1の下端に上記右縦枠4と下枠5と左縦枠6と該左右
縦枠4,6間に延在し且つ上記下枠5と並行に取り付け
られた仕切横枠7とにより画成されるペットの出入口8
を設ける。
【0011】図3に示すように、上記ペットの出入口8
には該出入口8の上縁を支点として内外方向(室内方向
と室外方向)に揺動自在な吊り下げ扉9を吊設する。該
吊り下げ扉9は上記ペットの出入口8と略同じ大きさに
して、該扉9の自重により出入口8の遮閉状態を形成す
る。上記吊り下げ扉9は出入口8の上縁にヒンジ10を
介して取り付け、該ヒンジ10として合成樹脂製テープ
を用い、該テープを上記仕切横枠7と扉9の上縁の双方
に跨るように貼付する。
【0012】ペットが頭で上記吊り下げ扉9の下端を内
方へ又は外方へと押圧すると、図3A,Cに示すよう
に、上記テープ10が撓んで該吊り下げ扉9がペットの
進行方向である室内外方向へ揺動して開き、ペットは上
記出入口8を通って部屋へ出入りできる。
【0013】ペットが出入口8を通過した後には、吊り
下げ扉9の自重とヒンジ10の復元力により、該扉9は
図3Bに示す垂下状態へ復帰し、出入口8を閉鎖する。
【0014】好ましくは、上記吊り下げ扉9の下端面と
出入口8を画成する下枠5の上端面とに、相互に吸着す
る磁石又は磁性片11を夫々埋設し、扉9の垂下状態を
適正に保持すると共に、ペットが通った後の吊り下げ扉
9の揺動を抑止する。
【0015】上記パネル1を支柱2に係止具を介して回
動可能に取り付け、該支柱2を開き戸12の戸枠13に
沿わせて天井と床間に取り外し可能に立設する。又は該
支柱2を引き戸15の戸枠16の上枠16aと下枠16
b間、又は戸枠16に沿わせて天井と床間に取り外し可
能に立設する。
【0016】上記支柱2には伸縮構造を有する棒を用
い、例えば棒の上端部又は/及び下端部を螺合構造に
し、該上端部又は下端部を回動し棒を伸縮させて、長さ
調節を行う。
【0017】上記パネル1を開き戸12又は引き戸15
に向け一方へ回動して、該開き戸12又は引き戸15の
半開き口に立て込む。該パネル1により開き戸12又は
引き戸15の半開き口を遮閉して、戸12,15の開放
端面に沿う半開き口からの通気を遮断しつつ、ペットは
該パネル1の下端の出入口8から部屋の内外、例えば部
屋と部屋間、部屋と廊下間、部屋と庭間を自由に行き来
することができる。
【0018】図2に示すように、上記パネル1を開き戸
に用いる場合には、パネル1の左右縦枠4,6の一方縦
枠6を上記支柱2に取り付け、該パネル1の他方縦枠4
の後側面を上記開き戸12の開放端面に突き当てて、該
パネル1により開き戸12の半開き口を遮閉する。この
場合、上記他方縦枠4の後側面に磁石14を取り付け、
該磁石14を開き戸12の開放端面に露出せる錠前の金
属プレート14′に吸着せしめ、該パネル1と開き戸1
2の突き当て状態を保持して、該開き戸12の半開き状
態を保持する。
【0019】又は図1に示すように、パネル1の一方縦
枠6を上記支柱2に取り付け、該パネル1の開放端面で
ある他方縦枠4の外側面を上記開き戸12の側縁後面に
突き当てて、該パネル1により開き戸12の半開き口を
遮閉する。この場合、上記他方縦枠4の外側面と開き戸
12の背面側縁に、相互に吸着せる磁石又は磁性片を夫
々取り付てもよい。
【0020】又は上記他方縦枠4にゴム紐等のノブ止め
具を設け、該ノブ止め具を開き戸12のドアノブに係止
して、パネル1と開き戸12との突き当て状態を保持す
る。
【0021】図2に鎖線で示すように、上記開き戸12
を閉じる場合には、上記パネル1を支柱4を中心に壁2
8方向へ回動せしめ、開き戸12の開閉や通行の妨げに
ならないように、該パネル1を壁28に沿わせておく。
【0022】又図4,図5に示すように、上記パネル1
を引き戸に用いる場合には、パネル1の左右縦枠の一方
縦枠4を上記支柱2に取り付け、該支柱2を戸枠16内
に取り付けて上記一方引き戸15に並設し、該パネル1
を回動せしめて該パネル1の開放端面である他方縦枠6
の外側面を、該一方引き戸15の端面(戸枠当たり面)
に突き当てる。
【0023】同図に示すように上記引き戸15を閉じる
場合には、上記パネル1を支柱2を中心に壁28方向へ
回動せしめ、引き戸15の開閉や通行の妨げにならない
ように該パネル1を壁28に沿わせておく。
【0024】又上記支柱2を戸枠16内に立設するので
はなく、該戸枠16に隣接せる壁面に沿わせて天井と床
間に立設し、パネル1を回動せしめて該パネル1の開放
端面である他方縦枠6の外側面を、該一方引き戸15の
端面(戸枠当たり面)に突き当てる。上記パネル1を支
柱2を中心に壁28方向へ回動せしめ、該パネル1を壁
28に沿わせると、上記支柱2を介在させずに引き戸1
5と戸枠16とを突き当てて戸を閉じることができる。
【0025】上記何れの使用方法においても、半開き口
とは、開き戸12又は引き戸15を開けた時の、開き戸
12又は引き戸15の開き量を限定するものではない。
【0026】上記パネル1は上記支柱2に係止具を介し
て回動可能且つ取り外し可能に取り付ける。該係止具と
して図6に示すように、パネル1の何れか一方の縦枠4
又は6の側面に上向きフック17を取り付け、該縦枠4
又は6の下端に下向きフック18を取り付ける。
【0027】他方支柱2には上記フック17,18と係
合せる係止穴19aを有するリング19を回動可能に外
嵌し、上記支柱2の下端には上記リング19の下方への
スライドを制限する環状のストッパー20を設ける。
【0028】パネル1の支柱2への取り付けに際して
は、上記上向きフック17より上方に一方のリング19
をスライドさせた状態で、上記下向きフック18を支柱
下端のリング19の係止穴19aに嵌め込んで係止させ
た後、上記一方リング19を下方へスライドせしめ係止
穴19aに上向きフック17を嵌め込んで、該リング1
9とフック17を係合させる。これにより上記パネル1
は支柱2を中心に360度回動可能に支持される。上記
係止具としては上記リングとフックに限定されず、蝶番
等に代表されるその他のヒンジを用いてもよい。
【0029】又上記パネル1を、上下方向において折り
畳める構成にする。該折り畳み手段として図7に示すよ
うに、上記パネル1を上部枠体1aと下部枠体1bで構
成し、該枠体1a,1bを蝶番21を介して連設し、該
蝶番21により上下方向に二つ折りして、上部枠体1a
と下部枠体1bとを重ね合わせる。これによりパネル1
を支柱2から取り外すと共に、折り畳んで収納し易い状
態にできる。
【0030】又パネル1には、上記蝶番21の裏側、即
ち重ね合わせ面とは反対側となる上記上部枠体1aの下
端と下部枠体1bの上端の双方に留め具22を設け、使
用時には該留め具22を係止してパネル1の折り畳みを
阻止し、パネル1の展開状態を保持する。
【0031】更に図8に示すように、上記上部枠体1a
にスライド式の窓23を形成する。上記上部枠体1aの
左右縦枠6,4の内側面に、上下方向に延在する溝24
を夫々形成し、該上部枠体1aに該上部枠体1aの略上
半分を遮閉する固定板25を取り付けると共に、上記溝
24内につまみ部29を備えたスライド板26を重ね合
わせ状態に嵌め込む。
【0032】上記パネル1を折り畳み可能としない場合
にも、パネル1の上部に上記スライド式の窓23を設け
る。
【0033】上記パネル1を一方へ回動して戸12,1
5の半開き口を遮閉する場合には、図8Aに示すよう
に、上記スライド板26を下方へスライドさせて上げ下
げ窓23は閉状態とし、上記パネル1の遮閉効果を高め
る。
【0034】又図1に鎖線で示すように、上記パネル1
を他方へ回動させて壁28に沿わせておく場合には、図
8に示すように上記つまみ部29を摘んで上記スライド
板26を上方へスライドさせ、窓23から壁28に設け
られた電気等のスイッチ27を露視させて操作できるよ
うにする。
【0035】又下端にペットの出入口8を有する上記パ
ネル1を上下方向において分離可能に構成する。図9に
示すように、上記パネル1を上部枠体1aと下部枠体1
bとにより構成し、該下部枠体1bの上端にほぞ30を
設けると共に、上部枠体1aの下端にほぞ穴31を夫々
設ける。又はほぞ30を上部枠体1aの下端に設けると
共に、ほぞ穴31を下部枠体の上端に夫々形成しても良
い。
【0036】図10に示すように、上部枠体1aのほぞ
穴31に下部枠体1bのほぞ30を差し込み、両枠体1
a,1bを連設して上記パネル1を形成し、該パネル1
を引き戸の半開き口に立て込む。上記ほぞ30とほぞ穴
31は、パネル1の使用状態において外側から見えない
ため、一枚構造のパネル1と同様の外見となる。
【0037】上記パネル1は必要に応じて窓枠又は戸枠
から取り外し、上部枠体1aと下部枠体1bとを分離し
た収納に適した状態にできる。
【0038】上記上部枠体1aと下部枠体1bのパネル
開口部に防虫ネット32を貼り、通風可能にする。又は
防虫ネット32と重ねて透明な防風板を脱着可能に嵌め
込んで、ドアパネル1を窓枠等に立て込んだ状態で、適
宜通風可能にすることもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明のペット用ドアパネルによれば、
引き戸又は開き戸の半開き口を閉鎖しつつ、ペットを出
入口から自由に部屋へ出入りさせることができる。
【0040】又上記パネルを取り付ける支柱として突っ
張り棒を用い、棒を伸縮させるだけで容易にドアパネル
の立設と取り外しとが可能となる。又上記パネルを折り
畳み可能又は分離可能に構成し、パネルの収納を容易に
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペット用ドアパネルを開き戸に用い、
開いた戸の内側において遮閉した状態を以って示す斜視
図。
【図2】同開いた戸の開放端面に突き当てた状態を以っ
て示す横断面図。
【図3】A乃至Cは上記ペット用ドアパネルのペットの
出入口の開閉状態を示す断面図。
【図4】上記ペット用ドアパネルを引き戸に用いた状態
を示す正面図。
【図5】同横断面図。
【図6】パネルを支柱へ取り付ける係止具を示す斜視
図。
【図7】上記パネルを上部枠体と下部枠体にて構成し、
折り畳み可能にした例を示す側面図。
【図8】Aは上記パネルの上部に設けた窓をスライド板
で構成した例を閉状態を以って示す断面図、Bは同開状
態を以って示す断面図。
【図9】上記パネルを上部枠体と下部枠体にて構成し、
分離可能にした例を示す正面図。
【図10】上記上部枠体と下部枠体の接合状態を示す要
部断面図。
【符号の説明】
1 パネル 2 支柱 3 上枠 4 一方縦枠 5 下枠 6 他方縦枠 7 仕切横枠 8 出入口 9 吊り下げ扉 10 ヒンジ 11 磁石又は磁性片 12 開き戸 13 戸枠 14 磁石 14′ 金属プレート 15 引き戸 16 戸枠 16a 上枠 16b 下枠 17 上向きフック 18 下向きフック 19 リング 19a 係止孔 20 ストッパー 21 蝶番 22 留め具 23 窓 24 溝 25 固定板 26 スライド板 27 スイッチ 28 壁 29 つまみ部 30 ほぞ 31 ほぞ穴 32 防虫用ネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端にペットの出入口を有するパネルを支
    柱に回動可能に取り付け、該支柱を天井と床間又は戸枠
    の上枠部と下枠部間に立設し、上記パネルを一方へ回動
    して引き戸又は開き戸の半開き口に立て込むようにした
    ことを特徴とするペット用ドアパネル。
  2. 【請求項2】上記支柱として天井と床間又は戸枠の上枠
    部と下枠部間に突き当てて立設する突っ張り棒を用いた
    ことを特徴とする請求項1記載のペット用ドアパネル。
  3. 【請求項3】上記パネルを上記支柱に取り外し可能に取
    り付け、該パネルを上下方向において折り畳める構成に
    したことを特徴とする請求項1記載のペット用ドアパネ
    ル。
  4. 【請求項4】下端にペットの出入口を有するパネルを引
    き戸の半開き口に立て込むと共に、該パネルを上下方向
    において折り畳める構成にしたことを特徴とするペット
    用ドアパネル。
  5. 【請求項5】下端にペットの出入口を有するパネルを引
    き戸の半開き口に立て込むと共に、該パネルを上下方向
    において分離可能な構成にしたことを特徴とするペット
    用ドアパネル。
JP2000306196A 2000-10-05 2000-10-05 ペット用ドアパネル Pending JP2002115461A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211412A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Samii Kk 遊技機の外枠構造
KR102338623B1 (ko) * 2021-03-17 2021-12-13 홍승표 문틀 설치형 반려동물 출입문
JP7504776B2 (ja) 2020-11-13 2024-06-24 文化シヤッター株式会社 開閉体ユニット及び開閉体ユニットセット

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