JPH06107053A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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Publication number
JPH06107053A
JPH06107053A JP26101892A JP26101892A JPH06107053A JP H06107053 A JPH06107053 A JP H06107053A JP 26101892 A JP26101892 A JP 26101892A JP 26101892 A JP26101892 A JP 26101892A JP H06107053 A JPH06107053 A JP H06107053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
lock plate
lower rail
upper rail
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26101892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Yamada
田 幸 史 山
Kazunari Miyaki
木 一 成 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Keikinzoku Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Keikinzoku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Keikinzoku Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP26101892A priority Critical patent/JPH06107053A/ja
Publication of JPH06107053A publication Critical patent/JPH06107053A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作レバーの回動操作に応じてロツクプレー
トとロアレールとの係脱が確実に行われるようにするこ
と。 【構成】 ロツクプレート(51)を上下動自在にアツ
パレール(3)に支持し、操作レバー(52)の回動操
作によつてロツクプレート(51)が上下方向において
ロアレール(2)と係脱するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シートスライド装置に
関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のシートスライド装置とし
ては、実開平2−21050号公報に示されるものが知
られている。これは、フロア側に固定されるロアレール
と、ロアレールに摺動自在に支持されシート側に固定さ
れたアツパレールと、ロアレールとアツパレールとの間
に設けられアツパレールのロアレールに対する摺動を規
制又は許容するロツク機構とを有するものであつて、ロ
ツク機構は、アツパレールに回動自在に支持された操作
レバー及び操作レバーに連係される共にアツパレールに
回動自在に支持されたロアレールと幅方向において係脱
可能なロツクプレートを有して構成され、操作レバーを
回動操作することによりロツクプレートがアツパレール
に対して回動してロアレールと係脱し、これにより、ア
ツパレールのロアレールに対する摺動が規制されたり又
は許容されてたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、アツパレール及びロアレールの断面形状
から、レールに加わる負荷による変形や成形誤差等が比
較的大きいレール幅方向においてロツクプレートがロア
レールと係脱する。このため、ロツクプレートとロアレ
ールとの相対位置関係が安定せず、操作レバーを回動操
作しても、ロツクプレートとロアレールとが係合されな
かつたり、又は係合解除されなかつたりする恐れがあつ
た。
【0005】故に、本発明は、操作レバーの回動操作に
応じてロツクプレートとロアレールとの係脱が確実に行
われるようにすることを、その技術的課題とするもので
ある。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ロツク機
構を、アツパレールに上下方向に回動自在に支持された
操作レバー及び該操作レバーに連係されると共に前記ア
ツパレールに上下動自在に支持されたロアレールと上下
方向において係脱可能なロツクプレートを有して構成し
た、ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、アツパレール及びロ
アレールの断面形状から、レールに加わる負荷による変
形や成形誤差等が比較的小さいレール上下方向において
ロツクプレートとロアレールとが係脱する。よつて、ロ
ツクプレートとロアレールとの相対位置関係が安定し、
操作レバーの回動操作に応じてロツクプレートとロアレ
ールとの係脱を確実に行い得るようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1ないし図3に示されるように、シート
スライド装置は、車両フロア(図示せず)にブラケツト
1を介して固定される一対のロアレール2,シート(図
示せず)に固定されロアレール2に摺動自在に支持され
る一対のアツパレール3,ロアレール2とアツパレール
3との間に配設されアツパレール3のロアレールに対す
る摺動を補助するローラ4及びロアレール2とアツパレ
ール3との間に配設されアツパレール3のロアレール2
に対する摺動を規制又は許容するロツク機構5とから構
成されている。
【0011】ロアレール2は、断面略U字形状を呈し且
つシート前後方向に沿つて延在形成されたものであり、
底壁2a,底壁2aの両端から上方に延在するように連
続して形成され断面略く字形状を呈した側壁2b及び側
壁2bの上端から下方に延在するように連続して形成さ
れた折返壁2cとから構成されている。
【0012】アツパレール3は、断面略逆T字形状を呈
し且つシート前後方向に沿つて延在形成されたものであ
り、基壁3a,基壁3aの両端から上方に延在するよう
に連続して形成された斜壁3b及び基壁3aの略中央よ
り上方に延在するように連続して形成された取付壁3c
とから構成されている。
【0013】アツパレール3は、基壁3a及び斜壁3b
がロアレール2の断面内に収納され且つ取付壁3cがロ
アレール2の断面内から突出する形で配置されており、
アツパレール3斜壁3bがロアレール2の側壁2bの上
側と摺接し且つ側壁2bと折返壁2cとの間に挿入され
ている。よつて、アツパレール3がロアレール2に摺動
自在に支持されることとなる。又、ローラ4はロアレー
ル2の底壁2a及びアツパレール3の基壁3aに摺接す
るようにロアレール2とアツパレール3との間にレール
長手方向の適宜箇所で配置されており、底壁2a及び基
壁3aの摺接面に形成された凹部2d,3d内に収納さ
れてレール幅方向の動きが規制されている。
【0014】ロツク機構5は、ロツクプレート51及び
操作レバー52とから構成されている。
【0015】ロツクプレート51は、一枚の板材よりな
り、下端に二股状のロツク部分51a,上端にレール幅
方向内側(図3示左方向)に折り曲げ形成された対の当
接部分51b,51c及びレール幅方向外側(図3示右
方向)に折り曲げ形成された規制部分51dが夫々形成
されている。このロツクプレート51はアツパレール3
の基壁3aに形成された貫通穴53内にレール上下方向
(図3示上下方向)に移動自在に支持されている。ロツ
クプレート51の規制部分51dはアツパレール3の取
付壁3cに形成された貫通長穴54内に挿通されロツク
プレート51の上下動を案内すると共に上下動範囲を規
定している。ロツク部分51aはアツパレール3の基壁
3aの下面に取り付けられたブラケツト55の貫通穴5
5aに挿通されており、ロツクプレート51の上下動に
伴いロアレール2にレール長手方向に沿つて形成された
複数個のロツク穴56と係脱自在となつている。当接部
分51b,51cは規制部分51dの両側に配置され且
つレール長手方向及びレール上下方向において互い違い
に配置されている。
【0016】操作レバー52はコ字状を呈しており、そ
の両端部分52aで対のアツパレール3にロツクプレー
ト51の当接部分51cよりレール前後方向後側(図2
示右側)で夫々回動自在に支持されている。操作レバー
52の操作部分52bはシート前方下部に配置されてお
り、着座者によつて操作可能となつている。又、操作レ
バー52の当接部分52cはその上面にロツクプレート
51の当接部分51bが当接するようにその下面にロツ
クプレート51の当接部分51cが当接するように当接
部分51b,51c間に配置されている。
【0017】又、アツパレール3と操作レバー52との
間には一端がブラケツト57を介してアツパレール3に
係止され且つ他端がアツパレール3の基壁3cを貫通し
て操作レバー52に係止されたテンシヨンバー58が配
置されており、操作レバー52はテンシヨンバー58の
付勢力を受けて操作レバー52の当接部分52cがロツ
クプレート51の当接部分51cと当接してロツクプレ
ート51を下動させ、ロツクプレート51のロツク部分
51aがアツパレール2のロツク穴56と係合するよう
に常時付勢されている。
【0018】次に作動について説明する。
【0019】図1ないし図3は、ロツクプレート51の
ロツク部分51aがロアレール2のロツク穴56に係合
されてアツパレール3のロアレール2に対する摺動が規
制されたロツク状態を示し、シートのフロアに対する相
対位置が所定位置で保持されている。
【0020】この状態において、着座者が操作レバー5
2をその操作部分52bを介してテンシヨンバー58の
付勢力に抗して図1示上方向に回動操作すると、操作レ
バー52の当接部分52cとロツクプレート51の当接
部分51bとが当接してロツクプレート51が上動す
る。これにより、ロツクプレート51のロツク部分51
aとロアレール2ののロツク穴56との係合が解除され
てアツパレール3のロアレール2に対する摺動が許容さ
れるアンロツク状態となる。この状態において、シート
をフロアに対して動かし、アツパレール3をロアレール
2に対して摺動させることにより、シートのフロアに対
する相対位置が着座者の所望の位置に調整される。この
状態において、操作レバー52の回動操作を止めると、
操作レバー52がテンシヨンバー58の付勢力によつて
図1示下方向に回動して、操作レバー52の当接部分5
2cとロツクプレート51の当接部分51cとが当接
し、ロツクプレート51が下動する。これにより、ロツ
クプレート51のロツク部分51aとロアレール2のロ
ツク穴56とが係合してアツパレール3のロアレール2
に対する摺動が規制されたロツク状態となる。この結
果、シートが着座者の所望する位置に保持されることと
なる。
【0021】上記したように、操作レバー52の回動操
作によつてロツクプレート51を上下動させることによ
り、アツパレール3のロアレール2に対する摺動が規制
又は許容される。つまり、ロツクプレート51はアツパ
レール3及びロアレール2の断面形状から、ロア及びア
ツパレール2,3に加わる負荷による変形や成形誤差等
が比較的小さいレール上下方向においてロアレール2と
係脱する。よつて、ロツクプレート51とロアレール2
とが係脱する。よつて、ロツクプレート51とロアレー
ル2との相対位置関係が安定し、操作レバー52の回動
操作に応じてロツクプレート51とロアレール2との係
脱が確実に行われる。又、ロツクプレート51は操作レ
バー52の回動中心に近い位置でロツクプレート51の
当接部分51cと操作レバー52の当接部分52cとが
当接してロツクプレート51を下動させつまりロツクプ
レート51とロアレール2とが係合されたロツク状態と
すると共に、操作レバー52の回動中心より遠い位置で
ロツクプレート51の当接部分51bと操作レバー52
の当接部分52cとが当接してロツクプレート51を上
動させつまりロツクプレート51とロアレール2との係
合が解除されたアンロツク状態とするので、ロツク状態
とするテンシヨンバー58の付勢力より小さい力で操作
レバー52を回動操作することができ、操作性が向上す
る。
【0022】
【発明の効果】本発明では、操作レバーの回動操作によ
つてロツクプレートを上下動させることにより、アツパ
レールのロアレールに対する摺動が規制又は許容され
る。つまり、アツパレール及びロアレールの断面形状か
ら、レールに加わる負荷による変形や成形誤差等が比較
的小さいレール上下方向においてロツクプレートとロア
レールとが係脱する。よつて、ロツクプレートとロアレ
ールとの相対位置関係が安定し、操作レバーの回動操作
に応じてロツクプレートとロアレールとの係脱を確実に
行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートスライド装置の斜視図であ
る。
【図2】図1のA方向矢視図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
2 ロアレール 3 アツパレール 5 ロツク機構 51 ロツクプレート 52 操作レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロア側に固定されるロアレールと、該
    ロアレールに摺動自在に支持されシート側に固定された
    アツパレールと、前記ロアレールと前記アツパレールと
    の間に設けられ前記アツパレールの前記ロアレールに対
    する摺動を規制又は許容するロツク機構とを有するシー
    トスライド装置において、前記ロツク機構が、前記アツ
    パレールに上下方向に回動自在に支持された操作レバー
    及び該操作レバーに連係されると共に前記アツパレール
    に上下動自在に支持された前記ロアレールと上下方向に
    おいて係脱可能なロツクプレートを有して構成される、
    シートスライド装置。
JP26101892A 1992-09-30 1992-09-30 シートスライド装置 Pending JPH06107053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26101892A JPH06107053A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 シートスライド装置

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JP26101892A JPH06107053A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 シートスライド装置

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JPH06107053A true JPH06107053A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17355912

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26101892A Pending JPH06107053A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 シートスライド装置

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JP (1) JPH06107053A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175238A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Tachi S Co Ltd スライドアジャスタ付回転シート
US7314242B2 (en) * 2005-02-22 2008-01-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicle rail and vehicle seat apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175238A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Tachi S Co Ltd スライドアジャスタ付回転シート
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