JPH06106269A - ヒ−トパイプの封止部構造及び封止方法 - Google Patents
ヒ−トパイプの封止部構造及び封止方法Info
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- JPH06106269A JPH06106269A JP4283920A JP28392092A JPH06106269A JP H06106269 A JPH06106269 A JP H06106269A JP 4283920 A JP4283920 A JP 4283920A JP 28392092 A JP28392092 A JP 28392092A JP H06106269 A JPH06106269 A JP H06106269A
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- Japan
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- pipe
- sealing portion
- sealing part
- sealing
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0283—Means for filling or sealing heat pipes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 封止部がより強化され、かつパイプにフィン
やブロックを装着するときに当該封止部が邪魔にならな
いような封止部構造および封止方法を提供することにあ
る。 【構成】 管壁が所定の長さにわたって圧接されている
封止部を有するヒートパイプにおいて、前記封止部が当
該封止部の全長にわたってパイプの断面外径内に納ま
り、かつ当該パイプの管軸と直交する断面が開口幅を狭
めた断面Ｃ字状又ははぜ折り状に成形されていることを
特徴とする。前述のような封止部を加工するには、パイ
プの封止予定部分を超音波溶接によって封止し、その封
止部分を、外周方向よりスエ−ジング加工及び／又はプ
レス加工する。
やブロックを装着するときに当該封止部が邪魔にならな
いような封止部構造および封止方法を提供することにあ
る。 【構成】 管壁が所定の長さにわたって圧接されている
封止部を有するヒートパイプにおいて、前記封止部が当
該封止部の全長にわたってパイプの断面外径内に納ま
り、かつ当該パイプの管軸と直交する断面が開口幅を狭
めた断面Ｃ字状又ははぜ折り状に成形されていることを
特徴とする。前述のような封止部を加工するには、パイ
プの封止予定部分を超音波溶接によって封止し、その封
止部分を、外周方向よりスエ−ジング加工及び／又はプ
レス加工する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはヒ−トパイプ
の封止部の構造及び封止方法に関するものであり、さら
に具体的には、ＬＳＩやＩＣその他の電子素子あるいは
これらを用いた電子機器等、小型で熱密度の高い発熱体
を冷却する細径のヒートパイプ（例えば外径５mm以下）
に適する封止部の構造及び封止方法に関するものであ
る。
の封止部の構造及び封止方法に関するものであり、さら
に具体的には、ＬＳＩやＩＣその他の電子素子あるいは
これらを用いた電子機器等、小型で熱密度の高い発熱体
を冷却する細径のヒートパイプ（例えば外径５mm以下）
に適する封止部の構造及び封止方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ヒ−トパイプの封止時の熱的影響を少な
くするような封止手段として、例えば特開昭６１−１８
６１８３号公報には、アルミニウムや銅などのパイプの
封止予定部分を上ホ−ンと下ホ−ンで挟んで加圧し、偏
平に塑性変形させるとともに、超音波発振機により、前
記加圧状態で加圧方向と直交する方向に超音波振動を加
えるいわゆる超音波溶接法が提案されている。このよう
に封止されたヒ−トパイプは、図８及び図９で示すよう
にパイプ１の封止部２が所定長さにわたって偏平にな
り、当該封止部２の幅はパイプ１の外径より当然広くな
る。
くするような封止手段として、例えば特開昭６１−１８
６１８３号公報には、アルミニウムや銅などのパイプの
封止予定部分を上ホ−ンと下ホ−ンで挟んで加圧し、偏
平に塑性変形させるとともに、超音波発振機により、前
記加圧状態で加圧方向と直交する方向に超音波振動を加
えるいわゆる超音波溶接法が提案されている。このよう
に封止されたヒ−トパイプは、図８及び図９で示すよう
にパイプ１の封止部２が所定長さにわたって偏平にな
り、当該封止部２の幅はパイプ１の外径より当然広くな
る。
【０００３】前述のように封止部を偏平に塑性変形させ
ると、フィン圧入が困難になるので、例えば特開昭６２
−１１８９８９号公報には、パイプの端部を円周方向に
二分割された半円状の加工面を有する下ホ−ンに支持
し、前記半円状に対応する形状の上ホ−ンでこれを加圧
して断面半円状に塑性変形させるとともに、分割された
下ホ−ンで上ホ−ンによる加圧力を周方向に分配し、前
記加圧状態でパイプの長さ方向へ超音波振動を加える手
段が提案されている。しかし、実際にはこのように封止
された封止部は、図１０に示すように封止される部分が
薄肉化され、肉が伸びるため、封止部はパイプ外径より
大きくなってしまう。
ると、フィン圧入が困難になるので、例えば特開昭６２
−１１８９８９号公報には、パイプの端部を円周方向に
二分割された半円状の加工面を有する下ホ−ンに支持
し、前記半円状に対応する形状の上ホ−ンでこれを加圧
して断面半円状に塑性変形させるとともに、分割された
下ホ−ンで上ホ−ンによる加圧力を周方向に分配し、前
記加圧状態でパイプの長さ方向へ超音波振動を加える手
段が提案されている。しかし、実際にはこのように封止
された封止部は、図１０に示すように封止される部分が
薄肉化され、肉が伸びるため、封止部はパイプ外径より
大きくなってしまう。
【０００４】また、例えば特開昭６１−１３４５９２号
公報には、一端を塞いで真空排気されたパイプ内に熱媒
体を導入した後、真空排気を続行しながらパイプの他端
部を二段クランプで加圧し、この加圧状態において上段
クランプの上でパイプ端部を切断し、上段クランプを除
去するとともに下段クランプで加圧しながら切断された
パイプの端部を溶接し、前記圧接部及び溶接部からなる
封止部を、管軸と直交する断面が円弧状等の形状になる
ように曲げ加工する手段が提案されている。このように
加工された場合、図１１のようにパイプ１の封止部２は
断面が円弧状になるが、その先端に周方向へ突き出した
溶接ビ−ド２０が形成される。
公報には、一端を塞いで真空排気されたパイプ内に熱媒
体を導入した後、真空排気を続行しながらパイプの他端
部を二段クランプで加圧し、この加圧状態において上段
クランプの上でパイプ端部を切断し、上段クランプを除
去するとともに下段クランプで加圧しながら切断された
パイプの端部を溶接し、前記圧接部及び溶接部からなる
封止部を、管軸と直交する断面が円弧状等の形状になる
ように曲げ加工する手段が提案されている。このように
加工された場合、図１１のようにパイプ１の封止部２は
断面が円弧状になるが、その先端に周方向へ突き出した
溶接ビ−ド２０が形成される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図８及び図９のパイプ
１の封止部２はパイプ１の外径よりも幅が広く、放熱の
ためのフィンや吸熱のためのブロックを封止部２が存在
する側へ圧入によって取り付ける場合、フィンやブロッ
クの孔に封止部２の側を挿入することができないので、
フィンやブロックに対するパイプの圧入距離が長くな
り、取り付けの際にフィンやパイプ１が変形したり破損
したりし易くなる。
１の封止部２はパイプ１の外径よりも幅が広く、放熱の
ためのフィンや吸熱のためのブロックを封止部２が存在
する側へ圧入によって取り付ける場合、フィンやブロッ
クの孔に封止部２の側を挿入することができないので、
フィンやブロックに対するパイプの圧入距離が長くな
り、取り付けの際にフィンやパイプ１が変形したり破損
したりし易くなる。
【０００６】図１０のパイプ１の封止部２はパイプの外
径より大きくなるため、また図１１のパイプ１の封止部
２はビ−ド２０が周方向に突出しているため、それぞれ
図８及び図９のパイプと同様な問題を有する。
径より大きくなるため、また図１１のパイプ１の封止部
２はビ−ド２０が周方向に突出しているため、それぞれ
図８及び図９のパイプと同様な問題を有する。
【０００７】本発明の目的は前述の問題を改善し、パイ
プにフィンやブロックを装着するときに当該封止部が邪
魔にならないような封止部構造および封止方法を提供す
ることにある。
プにフィンやブロックを装着するときに当該封止部が邪
魔にならないような封止部構造および封止方法を提供す
ることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によるヒートパイ
プの封止部構造は前述の目的を達成するため、管壁が所
定の長さにわたって圧接されている封止部を有するヒー
トパイプにおいて、前記封止部を、当該封止部の全長に
わたってパイプの断面外径内に納まり、かつ当該パイプ
の管軸と直交する断面が開口幅を狭めた状態の断面Ｃ字
状又ははぜ折り状に成形したものである。前述のような
封止部を形成するには、パイプの封止予定部分を下ホ−
ンと上ホ−ンで挟んで加圧し、この加圧状態で超音波振
動を加えて封止した後、この封止部分を、外周方向より
スエ−ジング加工によって当該封止部の前記パイプの管
軸と直交する断面外径が当該パイプの断面外径内に納ま
る状態に成形する。スエ−ジング加工はこれに代えてプ
レス加工を採用することができるとともに、スエ−ジン
グ加工とプレス加工を併用しても実施することができ
る。
プの封止部構造は前述の目的を達成するため、管壁が所
定の長さにわたって圧接されている封止部を有するヒー
トパイプにおいて、前記封止部を、当該封止部の全長に
わたってパイプの断面外径内に納まり、かつ当該パイプ
の管軸と直交する断面が開口幅を狭めた状態の断面Ｃ字
状又ははぜ折り状に成形したものである。前述のような
封止部を形成するには、パイプの封止予定部分を下ホ−
ンと上ホ−ンで挟んで加圧し、この加圧状態で超音波振
動を加えて封止した後、この封止部分を、外周方向より
スエ−ジング加工によって当該封止部の前記パイプの管
軸と直交する断面外径が当該パイプの断面外径内に納ま
る状態に成形する。スエ−ジング加工はこれに代えてプ
レス加工を採用することができるとともに、スエ−ジン
グ加工とプレス加工を併用しても実施することができ
る。
【０００９】
【作用】本発明に係るヒートパイプの封止部構造によれ
ば、封止部が前記のような断面形状に成形されているの
で、当該封止部の側にフィンやブロックを装着するのが
非常に容易になる。また、本発明方法によれば、パイプ
の封止部を前述のような形状に容易に成形することがで
きる。
ば、封止部が前記のような断面形状に成形されているの
で、当該封止部の側にフィンやブロックを装着するのが
非常に容易になる。また、本発明方法によれば、パイプ
の封止部を前述のような形状に容易に成形することがで
きる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係るヒートパイプの封止部構
造および封止方法の好ましい実施例を説明する。図１は
本発明に係る封止部構造の一例を示すパイプの端面図、
図２は本発明に係る封止方法の一工程を示す部分断面
図、図３は本発明に係る封止部構造の他の実施例を示す
パイプの端面図、図４は本発明に係る封止部構造のさら
に他の実施例を示すパイプの端面図、図５はさらに他の
実施例を示すパイプの部分平面図、図６は図５のパイプ
の部分右側面図、図７は図５のパイプの正面図である。
造および封止方法の好ましい実施例を説明する。図１は
本発明に係る封止部構造の一例を示すパイプの端面図、
図２は本発明に係る封止方法の一工程を示す部分断面
図、図３は本発明に係る封止部構造の他の実施例を示す
パイプの端面図、図４は本発明に係る封止部構造のさら
に他の実施例を示すパイプの端面図、図５はさらに他の
実施例を示すパイプの部分平面図、図６は図５のパイプ
の部分右側面図、図７は図５のパイプの正面図である。
【００１１】図１において、銅合金からなるパイプ１の
片端は所定の長さにわたって圧接された封止部２が形成
されており、この封止部２は、当該封止部２の全長にわ
たってパイプ１の断面外径内に納まり、かつ当該パイプ
１の管軸と直交する断面が開口幅２１を狭めた状態の断
面Ｃ字状に成形されている。
片端は所定の長さにわたって圧接された封止部２が形成
されており、この封止部２は、当該封止部２の全長にわ
たってパイプ１の断面外径内に納まり、かつ当該パイプ
１の管軸と直交する断面が開口幅２１を狭めた状態の断
面Ｃ字状に成形されている。
【００１２】前述のように封止部２を加工するには、例
えば図２で示すように、片端を塞いだ外径３mm，肉厚0.
３mmの銅合金からなるパイプ１を真空排気し、内部に作
動液を導入してガス抜きし、その他方の端部を上ホ−ン
３と下ホ−ン４とで挟み、図示しないラムによりパイプ
１を加圧し、当該部分を偏平につぶして塑性変形させた
後、この加圧状態で超音波発信機４０によりパイプ１の
長さ方向へ超音波振動を加えて封止部長さが８mm程度の
封止部２を形成する。前記上ホ−ン３及び下ホ−ン４の
対向面に、互いに突き合う状態にパイプ１の長さ方向と
直交する筋状の凸部３１，４１を形成しておけば、偏平
な封止部２の両面には図示のようにそれに対応して凸部
２２が形成される。
えば図２で示すように、片端を塞いだ外径３mm，肉厚0.
３mmの銅合金からなるパイプ１を真空排気し、内部に作
動液を導入してガス抜きし、その他方の端部を上ホ−ン
３と下ホ−ン４とで挟み、図示しないラムによりパイプ
１を加圧し、当該部分を偏平につぶして塑性変形させた
後、この加圧状態で超音波発信機４０によりパイプ１の
長さ方向へ超音波振動を加えて封止部長さが８mm程度の
封止部２を形成する。前記上ホ−ン３及び下ホ−ン４の
対向面に、互いに突き合う状態にパイプ１の長さ方向と
直交する筋状の凸部３１，４１を形成しておけば、偏平
な封止部２の両面には図示のようにそれに対応して凸部
２２が形成される。
【００１３】次いで、前記封止部２を周方向から図示し
ないスエ−ジャ−で繰り返し加圧すると、図１のよう
に、当該封止部２が断面において開口幅２１を狭めた状
態のＣ字状に、かつ当該封止部２の全長にわたってその
断面外径がパイプ１の断面外径内に納まる状態に成形さ
れる。このスエ−ジング加工により、断面がＣ字状にな
った封止部２の外面の凸部はその一部又はほとんどがつ
ぶれることもある。
ないスエ−ジャ−で繰り返し加圧すると、図１のよう
に、当該封止部２が断面において開口幅２１を狭めた状
態のＣ字状に、かつ当該封止部２の全長にわたってその
断面外径がパイプ１の断面外径内に納まる状態に成形さ
れる。このスエ−ジング加工により、断面がＣ字状にな
った封止部２の外面の凸部はその一部又はほとんどがつ
ぶれることもある。
【００１４】この実施例の封止部２の構造は、断面がＣ
字状になっているので、外周の各方向からの外力に対し
てより強化されているとともに、その断面外径がパイプ
１の断面外径内に納まっているので、封止部２側に図示
しないフィンやブロックを取り付けるときその封止部２
が邪魔にならず、フィンやパイプを変形させることなく
フィンやブロックを容易に装着することができる。ま
た、パイプ１の端部を図８及び図９のように超音波溶接
した後に、前述のようにスエ−ジング加工しても、図１
のような封止部２を加工することができる。
字状になっているので、外周の各方向からの外力に対し
てより強化されているとともに、その断面外径がパイプ
１の断面外径内に納まっているので、封止部２側に図示
しないフィンやブロックを取り付けるときその封止部２
が邪魔にならず、フィンやパイプを変形させることなく
フィンやブロックを容易に装着することができる。ま
た、パイプ１の端部を図８及び図９のように超音波溶接
した後に、前述のようにスエ−ジング加工しても、図１
のような封止部２を加工することができる。
【００１５】封止部２を図１のように加工した後、プレ
ス加工によって当該封止部２を上下方向から加圧する
と、当該封止部２は図３のようにはぜ折り状態に成形さ
れる。この場合の作用効果は図１の例の封止部構造と同
様である。
ス加工によって当該封止部２を上下方向から加圧する
と、当該封止部２は図３のようにはぜ折り状態に成形さ
れる。この場合の作用効果は図１の例の封止部構造と同
様である。
【００１６】開口幅２１が狭められた状態の断面Ｃ字状
の封止部２を成形する場合、加工の程度によっては、図
４のように、封止部２の断面形状が半円よりもやや大き
な円弧のＣ字状になって開口幅２１が僅かに狭められ、
かつ当該封止部２の断面外径がパイプ１の断面外径とほ
ぼ等しい状態に成形される。このような場合でも、封止
部２の断面外径は全長にわたってパイプ１の断面外径内
に納まっているので、前述の実施例の場合と同様に実施
することができる。
の封止部２を成形する場合、加工の程度によっては、図
４のように、封止部２の断面形状が半円よりもやや大き
な円弧のＣ字状になって開口幅２１が僅かに狭められ、
かつ当該封止部２の断面外径がパイプ１の断面外径とほ
ぼ等しい状態に成形される。このような場合でも、封止
部２の断面外径は全長にわたってパイプ１の断面外径内
に納まっているので、前述の実施例の場合と同様に実施
することができる。
【００１７】最初にパイプ１の封止予定部分を加圧して
封止するとき、図５の二点鎖線の封止部２のように先端
方向へ末広がり状になるように加圧し、その後スエージ
ング加工をすると、当該封止部２は、図５〜図７のよう
に開口幅２１が僅かな状態のＣ字状の断面になる。この
場合でも、封止部２の断面外径は全長にわたってパイプ
１の断面外径内に納まっているので、前述の実施例の場
合と同様に実施することができる。
封止するとき、図５の二点鎖線の封止部２のように先端
方向へ末広がり状になるように加圧し、その後スエージ
ング加工をすると、当該封止部２は、図５〜図７のよう
に開口幅２１が僅かな状態のＣ字状の断面になる。この
場合でも、封止部２の断面外径は全長にわたってパイプ
１の断面外径内に納まっているので、前述の実施例の場
合と同様に実施することができる。
【００１８】前述の各実施例では、スエ−ジング加工及
びスエ−ジング加工とプレス加工を併用した場合につい
てのみ説明したが、パイプ１の封止予定部分を超音波溶
接した後、当該封止部をプレス加工によって図１、図
３、図４、図５〜図７のように成形しても実施すること
ができる。また、内部フィン（グル−ブ）を有するパイ
プの場合、スエ−ジング加工のとき、封止部２のみでな
くパイプ１の全長にわたってスエ−ジング加工すると、
縮径により内部フィンの高さ及び密度が大きくなるの
で、ヒ−トパイプの伝熱性能はより向上する。
びスエ−ジング加工とプレス加工を併用した場合につい
てのみ説明したが、パイプ１の封止予定部分を超音波溶
接した後、当該封止部をプレス加工によって図１、図
３、図４、図５〜図７のように成形しても実施すること
ができる。また、内部フィン（グル−ブ）を有するパイ
プの場合、スエ−ジング加工のとき、封止部２のみでな
くパイプ１の全長にわたってスエ−ジング加工すると、
縮径により内部フィンの高さ及び密度が大きくなるの
で、ヒ−トパイプの伝熱性能はより向上する。
【００１９】パイプ１の材質には、銅及びその合金のほ
か、アルミニウムやその合金のように熱伝導性のよい金
属を使用することができる。
か、アルミニウムやその合金のように熱伝導性のよい金
属を使用することができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明に係るヒ−トパイプの封止部構造
によれば、当該封止部に寄った部分にフィンやブロック
を装着するとき当該封止部が邪魔にならず、かつ、これ
らの装着時の圧入距離が短くなるのでフィンやパイプを
変形させたり破損させたりすることがないとともに、よ
り丈夫な封止部になる。また本発明に係る封止方法によ
れば、前述のような効果を奏する封止部を容易かつ大量
に加工することができる。
によれば、当該封止部に寄った部分にフィンやブロック
を装着するとき当該封止部が邪魔にならず、かつ、これ
らの装着時の圧入距離が短くなるのでフィンやパイプを
変形させたり破損させたりすることがないとともに、よ
り丈夫な封止部になる。また本発明に係る封止方法によ
れば、前述のような効果を奏する封止部を容易かつ大量
に加工することができる。
【図１】本発明に係る封止部構造の一実施例を示すパイ
プの端面図である。
プの端面図である。
【図２】本発明に係る封止部構造を加工するための最初
の工程の一実施例を示す部分断面図である。
の工程の一実施例を示す部分断面図である。
【図３】本発明に係る封止部構造の他の実施例を示すパ
イプの端面図である。
イプの端面図である。
【図４】本発明に係る封止部構造のさらに他の実施例を
示すパイプの端面図である。
示すパイプの端面図である。
【図５】本発明に係る封止部構造のさらに他の実施例を
示すヒートパイプの部分平面図である。
示すヒートパイプの部分平面図である。
【図６】図５に示すヒートパイプの部分右側面図であ
る。
る。
【図７】図５に示すヒートパイプの正面図である。
【図８】従来のヒ−トパイプ封止部構造の一例を示す部
分平面図である。
分平面図である。
【図９】図８の封止部構造の拡大断面図である。
【図１０】従来のヒ−トパイプ封止部構造の他の例を示
す端面図である。
す端面図である。
【図１１】従来のヒ−トパイプ封止部構造の他の例を示
す部分斜視図である。
す部分斜視図である。
１ パイプ ２ 封止部 ２０ 溶接ビ−ド ２１ 開口幅 ２２ 凸部 ３ 上ホ−ン ４ 下ホ−ン ３１，４１ 凸部 ４２，４３ 分割型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 健次 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 坂下 実 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 素谷 順二 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 難波 研一 東京都千代田区丸の内２丁目６番１号 古 河電気工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 管壁が所定の長さにわたって圧接されて
いる封止部を有するヒートパイプにおいて、前記封止部
が当該封止部の全長にわたってパイプの断面外径内に納
まり、かつ当該パイプの管軸と直交する断面が開口幅を
狭めた状態の断面Ｃ字状又ははぜ折り状に成形されてい
ることを特徴とする、ヒ−トパイプの封止部構造。 - 【請求項２】 パイプの封止予定部分を下ホ−ンと上ホ
−ンで挟んで加圧し、この加圧状態で超音波振動を加え
て封止する工程と、この封止部分を、外周方向よりスエ
−ジング加工及び／又はプレス加工することによって当
該封止部の前記パイプの管軸と直交する断面外径が当該
パイプの断面外径内に納まる状態に成形する工程とから
なることを特徴とする、ヒ−トパイプの封止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4283920A JPH06106269A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ヒ−トパイプの封止部構造及び封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4283920A JPH06106269A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ヒ−トパイプの封止部構造及び封止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106269A true JPH06106269A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17671919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4283920A Pending JPH06106269A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ヒ−トパイプの封止部構造及び封止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106269A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002066834A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Oka Kogyo Kk | 金属製チューブの切断兼端末加工装置 |
| GB2427582A (en) * | 2005-06-28 | 2007-01-03 | Asia Vital Components Co Ltd | Manufacture of a heat pipe using ultrasonic welding |
| JP2007160330A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 配管の閉止装置及びその方法 |
| CN1327986C (zh) * | 2004-08-20 | 2007-07-25 | 中国科学院工程热物理研究所 | 热管制造过程中的缩、封口装置及加工方法 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP4283920A patent/JPH06106269A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002066834A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-05 | Oka Kogyo Kk | 金属製チューブの切断兼端末加工装置 |
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