JPH06105978A - 工作物の要素をアッセンブルするミシン及びこのミシンによって実施される方法 - Google Patents
工作物の要素をアッセンブルするミシン及びこのミシンによって実施される方法Info
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- JPH06105978A JPH06105978A JP5126330A JP12633093A JPH06105978A JP H06105978 A JPH06105978 A JP H06105978A JP 5126330 A JP5126330 A JP 5126330A JP 12633093 A JP12633093 A JP 12633093A JP H06105978 A JPH06105978 A JP H06105978A
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- D05B73/04—Lower casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 裁縫ステップが行われている間でも、アッセ
ンブルされる要素上に形成される装飾的デザインの整合
の確認を可能にする。 【構成】 ミシンは、2つの側部6,7に分割された工
作物支持ベッド5を有している。2つの側部6,7は中
央スロット8によって相互に分離されている。アッセン
ブルされるべき工作物Mの要素2,3は、工作物支持ベ
ッド5の側部6,7にそれぞれ載せられ、接合エッジG
がスロット8内で垂直方向下方に折り畳まれた後に相互
にマッチするように互いに近接するように移動される。
この様にして接合エッジGは、針プレート9と押さえ金
25との間の係合部分に向けられる。針プレート9及び
押さえ金25は、工作物支持ベッド5の下方で作動する
送り及び裁縫手段の動作に応じるように垂直面に沿って
配置されている。
ンブルされる要素上に形成される装飾的デザインの整合
の確認を可能にする。 【構成】 ミシンは、2つの側部6,7に分割された工
作物支持ベッド5を有している。2つの側部6,7は中
央スロット8によって相互に分離されている。アッセン
ブルされるべき工作物Mの要素2,3は、工作物支持ベ
ッド5の側部6,7にそれぞれ載せられ、接合エッジG
がスロット8内で垂直方向下方に折り畳まれた後に相互
にマッチするように互いに近接するように移動される。
この様にして接合エッジGは、針プレート9と押さえ金
25との間の係合部分に向けられる。針プレート9及び
押さえ金25は、工作物支持ベッド5の下方で作動する
送り及び裁縫手段の動作に応じるように垂直面に沿って
配置されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はミシンに関し、特に、工
作物の2つの要素の継ぎ目をアッセンブルするミシンに
おいて、ベースと、工作物が載せられる水平の工作物支
持ベッドと、それぞれの対向接合エッジにおいて工作物
の要素をアッセンブルするように配設された針プレート
と、針プレートを介して所定の縫い込み方向に沿った前
方に工作物を移動させる送り手段と、針プレートにおい
て工作物に弾性力を与える押さえ金と、針プレートのと
ころで作用し、工作物上に継ぎ目を形成する裁縫手段と
を具備するミシンに関する。
作物の2つの要素の継ぎ目をアッセンブルするミシンに
おいて、ベースと、工作物が載せられる水平の工作物支
持ベッドと、それぞれの対向接合エッジにおいて工作物
の要素をアッセンブルするように配設された針プレート
と、針プレートを介して所定の縫い込み方向に沿った前
方に工作物を移動させる送り手段と、針プレートにおい
て工作物に弾性力を与える押さえ金と、針プレートのと
ころで作用し、工作物上に継ぎ目を形成する裁縫手段と
を具備するミシンに関する。
【0002】また、本発明は上記ミシンによって実施さ
れる裁縫方法にも関する。
れる裁縫方法にも関する。
【0003】
【従来の技術】縁取りミシンや、平坦ベッドミシン、或
いはその他のミシンなど、アッセンブル動作を行うよう
に設計された一般的なミシンにおいては、アッセンブル
されて工作物を形成する複数の要素を互いに重ね合わす
ように水平方向に延出した支持ベッドに設置することが
知られている。要素の接合エッジに沿ってアッセンブル
継ぎ目が形成されるが、この要素の接合エッジは、工作
物支持ベッドに対して同一平面上に配置されたいわゆる
針プレートと、この針プレートと平行に延出しプレート
に向かって弾性的に付勢された押さえ金との間で動作的
に結合される。1個またはそれ以上の送り歯は、押さえ
金の下方で針プレートを介して動作し、工作物を縫い込
みの方向に沿って送って行く。これと同時に、1個また
はそれ以上の針の動作に応じて縫い込みが行われる。針
は、針プレート自身を介して垂直方向に往復移動し、針
プレートの下方または針プレートに跨がって動作する1
個またはそれ以上のルーパと共同する。
いはその他のミシンなど、アッセンブル動作を行うよう
に設計された一般的なミシンにおいては、アッセンブル
されて工作物を形成する複数の要素を互いに重ね合わす
ように水平方向に延出した支持ベッドに設置することが
知られている。要素の接合エッジに沿ってアッセンブル
継ぎ目が形成されるが、この要素の接合エッジは、工作
物支持ベッドに対して同一平面上に配置されたいわゆる
針プレートと、この針プレートと平行に延出しプレート
に向かって弾性的に付勢された押さえ金との間で動作的
に結合される。1個またはそれ以上の送り歯は、押さえ
金の下方で針プレートを介して動作し、工作物を縫い込
みの方向に沿って送って行く。これと同時に、1個また
はそれ以上の針の動作に応じて縫い込みが行われる。針
は、針プレート自身を介して垂直方向に往復移動し、針
プレートの下方または針プレートに跨がって動作する1
個またはそれ以上のルーパと共同する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のミシンは満足の
いく結果を提供してくれるが、アッセンブルすべき工作
物の要素が、例えばストライプやチェックなどのパター
ンに対応させる場合に問題となる。この様なパターン
は、要素を結合する継ぎ目において所定の方法で連結し
なければならない。実際、2つの織物要素を、互いに重
なり合うようにして工作物支持ベッド及び針プレート上
に配置することが必要であるため、少なくとも下方に配
置された要素のパターンがオペレータの視野から隠れる
ことは避けられない。
いく結果を提供してくれるが、アッセンブルすべき工作
物の要素が、例えばストライプやチェックなどのパター
ンに対応させる場合に問題となる。この様なパターン
は、要素を結合する継ぎ目において所定の方法で連結し
なければならない。実際、2つの織物要素を、互いに重
なり合うようにして工作物支持ベッド及び針プレート上
に配置することが必要であるため、少なくとも下方に配
置された要素のパターンがオペレータの視野から隠れる
ことは避けられない。
【0005】オペレータがこの問題を解決出来る唯一の
実際的な試みとしては、アッセンブルされる要素を、工
作物支持ベッド上に配置するときに、それぞれのパター
ンを合わせるように設置することである。しかしながら
この方法は幾分実際的すぎる嫌いがあり、好ましい結果
を得るために最も重要となるステップである実際の裁縫
においては、パターン間の整合を確証する可能性は全く
無い。
実際的な試みとしては、アッセンブルされる要素を、工
作物支持ベッド上に配置するときに、それぞれのパター
ンを合わせるように設置することである。しかしながら
この方法は幾分実際的すぎる嫌いがあり、好ましい結果
を得るために最も重要となるステップである実際の裁縫
においては、パターン間の整合を確証する可能性は全く
無い。
【0006】さらに、工作物が大きな表面を有する場合
及び/または非常にかさばるような場合、工作物の要素
の重なり合いは作業性に困難さを引き起こす。
及び/または非常にかさばるような場合、工作物の要素
の重なり合いは作業性に困難さを引き起こす。
【0007】アッセンブルされる2つの要素が、互いに
隣り合うようにして工作物支持ベッド上に同一平面的に
配置されるアッセンブル装置も知られている。縫い合わ
されるべき接合エッジは、互いに近接するように移動さ
れ、この場合でも工作物支持ベッドと同一平面的に配置
される針プレート上に案内される。
隣り合うようにして工作物支持ベッド上に同一平面的に
配置されるアッセンブル装置も知られている。縫い合わ
されるべき接合エッジは、互いに近接するように移動さ
れ、この場合でも工作物支持ベッドと同一平面的に配置
される針プレート上に案内される。
【0008】作業工程において、裁縫領域に向かって前
進する接合エッジは、相互接触しているかぎり、互いに
近接するように移動し、垂直方向上方に折り曲げられ
る。この点では、接合エッジは押さえ金と共同する切断
手段によって切断された後、諸定位置に移送される。こ
の位置では、接合エッジは裁縫手段に達する前に針プレ
ート上で休止する。
進する接合エッジは、相互接触しているかぎり、互いに
近接するように移動し、垂直方向上方に折り曲げられ
る。この点では、接合エッジは押さえ金と共同する切断
手段によって切断された後、諸定位置に移送される。こ
の位置では、接合エッジは裁縫手段に達する前に針プレ
ート上で休止する。
【0009】しかし、上記種類のミシンが使用されたと
きには、パターンの整合と工作物の要素に現れる装飾的
デザインとは、この装飾的デザインが各々の要素の表面
において可視である時にのみ比較的簡単な方法で確認す
ることができる。反対に、もし装飾的デザインが、例え
ばプリントなどによって、完成製品の露出面を形成する
ように設計された表面上にのみ形成された場合には、オ
ペレータは前記チェックを行うことを完全に妨げられ
る。これと関連して、以下のことが実際に指摘されてい
る。すなわち、アッセンブルされる織物要素は、それぞ
れの装飾的デザインを下方に向けた状態で工作物支持ベ
ッド上に配置して、完成製品上での縫い目を見えないよ
うにしなければならない。
きには、パターンの整合と工作物の要素に現れる装飾的
デザインとは、この装飾的デザインが各々の要素の表面
において可視である時にのみ比較的簡単な方法で確認す
ることができる。反対に、もし装飾的デザインが、例え
ばプリントなどによって、完成製品の露出面を形成する
ように設計された表面上にのみ形成された場合には、オ
ペレータは前記チェックを行うことを完全に妨げられ
る。これと関連して、以下のことが実際に指摘されてい
る。すなわち、アッセンブルされる織物要素は、それぞ
れの装飾的デザインを下方に向けた状態で工作物支持ベ
ッド上に配置して、完成製品上での縫い目を見えないよ
うにしなければならない。
【0010】さらに、この種のミシンも、アッセンブル
する要素が非常に大きくかさばるようであれば、幾つか
の問題を生じる。特に、工作物の要素が持ち得る最大デ
ィメンションが、実質的に、アームの下方に位置する空
間によって規定される。このアームは、針プレートに覆
い被さるようにしてヘッドを支持しており、このヘッド
は、針駆動機構を収容している。
する要素が非常に大きくかさばるようであれば、幾つか
の問題を生じる。特に、工作物の要素が持ち得る最大デ
ィメンションが、実質的に、アームの下方に位置する空
間によって規定される。このアームは、針プレートに覆
い被さるようにしてヘッドを支持しており、このヘッド
は、針駆動機構を収容している。
【0011】本発明の目的は公知の従来技術の問題を排
除することであり、特に、裁縫ステップが行われている
間でも、パターンすなわちアッセンブルされる要素上に
形成される装飾的デザインの整合の確認を可能にするこ
とである。
除することであり、特に、裁縫ステップが行われている
間でも、パターンすなわちアッセンブルされる要素上に
形成される装飾的デザインの整合の確認を可能にするこ
とである。
【0012】本発明の別の目的は、アッセンブルされる
織物要素を工作物支持ベッド上に設置するのに有効な空
間を制限する構造的または作動的要素を完全に排除した
工作物支持ベッドを有するミシンを提供することにあ
る。
織物要素を工作物支持ベッド上に設置するのに有効な空
間を制限する構造的または作動的要素を完全に排除した
工作物支持ベッドを有するミシンを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】詳細な説明に従
ってさらに明確となる前述の及びさらなる目的は、以下
に記すミシンによって達成される。すなわちこのミシン
においては、特に工作物の2つの要素の間で継ぎ目をア
ッセンブルするミシンであって、工作物支持ベッドは2
つの側方部分を有し、これら側方部分は、各々が前記工
作物の前記要素のうちの一つを支持するように、また、
各々の支持縫い込み方向に従って延出したスロットによ
って互いに離間され、かつ、垂直方向下方に折り曲げら
れた前記要素の対向接合エッジと係合して前記要素を針
プレートと押さえ金との間で案内するように配設された
ており、前記プレートと押さえ金とは、前記ベースと、
裁縫手段と、送り手段と共に、工作物支持ベッドの下方
において垂直面に沿って配設されていることを特徴とし
ている。
ってさらに明確となる前述の及びさらなる目的は、以下
に記すミシンによって達成される。すなわちこのミシン
においては、特に工作物の2つの要素の間で継ぎ目をア
ッセンブルするミシンであって、工作物支持ベッドは2
つの側方部分を有し、これら側方部分は、各々が前記工
作物の前記要素のうちの一つを支持するように、また、
各々の支持縫い込み方向に従って延出したスロットによ
って互いに離間され、かつ、垂直方向下方に折り曲げら
れた前記要素の対向接合エッジと係合して前記要素を針
プレートと押さえ金との間で案内するように配設された
ており、前記プレートと押さえ金とは、前記ベースと、
裁縫手段と、送り手段と共に、工作物支持ベッドの下方
において垂直面に沿って配設されていることを特徴とし
ている。
【0014】さらに本発明に従って、このミシンは新し
い裁縫方法を実行する。この方法は、それぞれが接合エ
ッジに向き合うように水平面と同一平面に工作物の2つ
の要素を配置する工程と、それぞれ対向する接合エッジ
を示す工作物の要素を水平面と同一平面に配置する工程
と、工作物の個々の要素の接合エッジを垂直方向下方に
畳む工程と、下方に畳まれた接合エッジを相互にマッチ
させるように工作物の要素を他がいに近接させるように
移動させっる工程と、下方に畳まれ相互にマッチされた
接合エッジを裁縫する工程とを具備することを特徴とし
ている。
い裁縫方法を実行する。この方法は、それぞれが接合エ
ッジに向き合うように水平面と同一平面に工作物の2つ
の要素を配置する工程と、それぞれ対向する接合エッジ
を示す工作物の要素を水平面と同一平面に配置する工程
と、工作物の個々の要素の接合エッジを垂直方向下方に
畳む工程と、下方に畳まれた接合エッジを相互にマッチ
させるように工作物の要素を他がいに近接させるように
移動させっる工程と、下方に畳まれ相互にマッチされた
接合エッジを裁縫する工程とを具備することを特徴とし
ている。
【0015】さらなる特徴及び効果は、本発明に従った
ミシン、特に工作物の要素をアッセンブルするミシン及
びこのミシンによって実行される裁縫方法の好ましい実
施例の詳細な説明から明らかとなる。この説明は非限定
の例示によって添付図面を参照して以下に行われる。
ミシン、特に工作物の要素をアッセンブルするミシン及
びこのミシンによって実行される裁縫方法の好ましい実
施例の詳細な説明から明らかとなる。この説明は非限定
の例示によって添付図面を参照して以下に行われる。
【0016】
【実施例】図面を参照すると、ミシン、特に本発明に従
って工作物の要素をアッセンブルするミシンは、通常、
符号1で示されている。
って工作物の要素をアッセンブルするミシンは、通常、
符号1で示されている。
【0017】図1乃至図3に示す実施例では、ミシン1
は第1及び第2の要素2,3の相互アッセンブルを行う
ように設計されている。これら第1及び第2の要素2,
3は、これら要素の対向接合エッジGに沿って裁縫を行
い、これと同時に、典型的な切断・裁縫装置と同様な方
法で前記接合エッジを切断するうことにより、工作物M
を形成する。
は第1及び第2の要素2,3の相互アッセンブルを行う
ように設計されている。これら第1及び第2の要素2,
3は、これら要素の対向接合エッジGに沿って裁縫を行
い、これと同時に、典型的な切断・裁縫装置と同様な方
法で前記接合エッジを切断するうことにより、工作物M
を形成する。
【0018】この目的のため、ミシン1は、水平方向工
作物支持ベッド5を支持するベース4を具備している。
工作物支持ベッド5上では、工作物の要素2,3が少な
くともこれらの重なり合いの延長上の部分上に横たわ
る。
作物支持ベッド5を支持するベース4を具備している。
工作物支持ベッド5上では、工作物の要素2,3が少な
くともこれらの重なり合いの延長上の部分上に横たわ
る。
【0019】図示の実施例では、工作物支持ベッド5は
開口5aに対して同一平面関係となるように配置されて
いる。この開口5aは「テーブル」と呼ばれ符号5bで
示される水平方向に延在した部材に形成されている。
開口5aに対して同一平面関係となるように配置されて
いる。この開口5aは「テーブル」と呼ばれ符号5bで
示される水平方向に延在した部材に形成されている。
【0020】本発明に従って、工作物支持ベッド5は、
並列するように配置された第1及び第2の側部6,7を
有している。これら第1及び第2の側部6,7の各々
は、工作物Mの要素2,3を支持するように配設されて
いる。この結果、要素2,3は、互いに近接して実質的
に同一平面関係にもたらされる。これら第1及び第2の
側部6,7はスロット8によって互いに離間されてい
る。このスロット8は、工作物M上に形成される継ぎ目
と平行に延出しており、垂直方向下方に折曲される相互
マッチ接合エッジGに係合するように配設されている。
このような配設によって、以下に明確に記載される。
並列するように配置された第1及び第2の側部6,7を
有している。これら第1及び第2の側部6,7の各々
は、工作物Mの要素2,3を支持するように配設されて
いる。この結果、要素2,3は、互いに近接して実質的
に同一平面関係にもたらされる。これら第1及び第2の
側部6,7はスロット8によって互いに離間されてい
る。このスロット8は、工作物M上に形成される継ぎ目
と平行に延出しており、垂直方向下方に折曲される相互
マッチ接合エッジGに係合するように配設されている。
このような配設によって、以下に明確に記載される。
【0021】スロット8に近接するところでは、第1及
び第2の側部6,7はそれぞれ垂直案内ストレッチ6
a,7aによって終結している。これらストレッチ6
a,7aは互いに平行となるように並列して配置され、
スロット8自身の幅を規定している。
び第2の側部6,7はそれぞれ垂直案内ストレッチ6
a,7aによって終結している。これらストレッチ6
a,7aは互いに平行となるように並列して配置され、
スロット8自身の幅を規定している。
【0022】針プレート9はベース4に取り付けられて
おり、そして、本発明に従って、垂直面に沿って指向さ
れており、工作物支持ベッド5の下方のシート9aの所
に配置されている。このシート9aは、一方の案内スト
レッチ6aに形成されて老いる。この案内ストレッチ6
aは、図示の例では、工作物支持ベッド5の第1の側部
6と共同する。
おり、そして、本発明に従って、垂直面に沿って指向さ
れており、工作物支持ベッド5の下方のシート9aの所
に配置されている。このシート9aは、一方の案内スト
レッチ6aに形成されて老いる。この案内ストレッチ6
aは、図示の例では、工作物支持ベッド5の第1の側部
6と共同する。
【0023】送り手段10は針プレート9を介して動作
する。この送り手段10は、工作物Mを、与えられた裁
縫方向、即ち、図1において矢印Fで示す方向に従って
前進させるように、接合エッジG上に作用するように設
計されている。
する。この送り手段10は、工作物Mを、与えられた裁
縫方向、即ち、図1において矢印Fで示す方向に従って
前進させるように、接合エッジG上に作用するように設
計されている。
【0024】この送り手段10は、実質的に、少なくと
も1個のメイン送り歯11を具備している。このメイン
送り歯11は、対応する開口11aを介して循環運動を
行うように駆動される。この開口11aは針プレート5
に形成されている。前記循環運動は、水平面内に存在す
る軌跡に従っている。この運動は針プレート5の延長平
面に対して直交する方向に向けられた横方向往復運動
と、裁縫方向Fに沿って指向された縦方向往復運動との
間の組み合わせを介して達せられる。横方向往復運動
は、第1の偏心体12によって制御される。この第1の
偏心体12は、メインシャフト13の端部に取り付けら
れている。このメインシャフト13は公知の様式で回転
可能であり、ベース4内で垂直方向に延出した回転軸に
従って延出している。第1の偏心体12は、節を有する
四辺形の駆動機構14を介してメイン送り歯11上に作
用する。この駆動機構14は、公知のものであるのでこ
れ以上説明しないが、ベース4に動作可能に係合されて
おり、メイン送り歯11自身の第1の支持ロッド15上
に作用する。
も1個のメイン送り歯11を具備している。このメイン
送り歯11は、対応する開口11aを介して循環運動を
行うように駆動される。この開口11aは針プレート5
に形成されている。前記循環運動は、水平面内に存在す
る軌跡に従っている。この運動は針プレート5の延長平
面に対して直交する方向に向けられた横方向往復運動
と、裁縫方向Fに沿って指向された縦方向往復運動との
間の組み合わせを介して達せられる。横方向往復運動
は、第1の偏心体12によって制御される。この第1の
偏心体12は、メインシャフト13の端部に取り付けら
れている。このメインシャフト13は公知の様式で回転
可能であり、ベース4内で垂直方向に延出した回転軸に
従って延出している。第1の偏心体12は、節を有する
四辺形の駆動機構14を介してメイン送り歯11上に作
用する。この駆動機構14は、公知のものであるのでこ
れ以上説明しないが、ベース4に動作可能に係合されて
おり、メイン送り歯11自身の第1の支持ロッド15上
に作用する。
【0025】縦方向往復運動は、第1の接続ロッド23
aによって伝達される。この第1の接続ロッド23a
は、第1の支持ロッド15と第1の制御レバー16との
間に動作可能に配置されている。この第1の制御レバー
16は、補助シャフト17から径方向に延出している。
この補助シャフト17は、メインシャフト13と平行で
あり、シャフト13に対して並列して配置されている。
補助シャフト17は、その独自の軸を中心として揺動動
作を行う。この揺動動作は、駆動アーム19上に作用す
る接続ロッド18によって行われる。この駆動アーム1
9は、メインシャフト13にいくぶんか固着された第2
の偏心体20に従って、補助シャフト17によって支持
された駆動アーム19上に作用する。図示の実施例で
は、差動送り歯21のための準備が成されている。この
差動送り歯21は、メイン送り歯11に対して整合され
ており、水平面に横たわる循環運動に影響される。この
目的のため、差動送り歯21は第2の支持ロッド22を
有している。この第2の支持ロッド22は駆動機構14
にスライド可能に接続されている。このスライドによっ
て、メイン送り歯11と同様な方法で偏心体12に応じ
て横方向往復運動に影響される。
aによって伝達される。この第1の接続ロッド23a
は、第1の支持ロッド15と第1の制御レバー16との
間に動作可能に配置されている。この第1の制御レバー
16は、補助シャフト17から径方向に延出している。
この補助シャフト17は、メインシャフト13と平行で
あり、シャフト13に対して並列して配置されている。
補助シャフト17は、その独自の軸を中心として揺動動
作を行う。この揺動動作は、駆動アーム19上に作用す
る接続ロッド18によって行われる。この駆動アーム1
9は、メインシャフト13にいくぶんか固着された第2
の偏心体20に従って、補助シャフト17によって支持
された駆動アーム19上に作用する。図示の実施例で
は、差動送り歯21のための準備が成されている。この
差動送り歯21は、メイン送り歯11に対して整合され
ており、水平面に横たわる循環運動に影響される。この
目的のため、差動送り歯21は第2の支持ロッド22を
有している。この第2の支持ロッド22は駆動機構14
にスライド可能に接続されている。このスライドによっ
て、メイン送り歯11と同様な方法で偏心体12に応じ
て横方向往復運動に影響される。
【0026】また、第2の接続ロッド23bは、第2の
支持ロッド差動送り歯21の第2のロッド22に作用す
る。この第2の接続ロッド23bは、補助シャフト17
によって支持された第2の制御レバー24に接続されて
いる。このような構成により、水平方向の往復運動が差
動送り歯21に伝達される。第1及び第2の接続ロッド
23a,23bと第1及び第2の制御レバー16,24
との間の接続は、レバー16,24内にそれぞれ形成さ
れた細長穴16a,24aにおいて行われる。この接続
は、個々の送り歯11,21に対して接続ロッド23
a,23bの回動点のずれを介して送られる縦方向往復
運動のストロークの調整を可能にするように行われる。
支持ロッド差動送り歯21の第2のロッド22に作用す
る。この第2の接続ロッド23bは、補助シャフト17
によって支持された第2の制御レバー24に接続されて
いる。このような構成により、水平方向の往復運動が差
動送り歯21に伝達される。第1及び第2の接続ロッド
23a,23bと第1及び第2の制御レバー16,24
との間の接続は、レバー16,24内にそれぞれ形成さ
れた細長穴16a,24aにおいて行われる。この接続
は、個々の送り歯11,21に対して接続ロッド23
a,23bの回動点のずれを介して送られる縦方向往復
運動のストロークの調整を可能にするように行われる。
【0027】公知の方法により、工作物Mを前進させる
送り歯11,21の掴持動作は、押さえ金25によって
発生される動作の効果によって行われる。この押さえ金
25は、針プレート9と平行になるように垂直面に沿っ
て工作物支持ベッド5の下方に配置されている。この押
さえ金25は、垂直ガイド7aの第2の拡張部分に形成
されたシート25aに位置決めされている。押さえ金2
5は、公知であるので説明されていない押さえ器具26
の動作に影響されるが、針プレート9に対向して工作物
Mを押すように工作物M上に弾性的に作用する。
送り歯11,21の掴持動作は、押さえ金25によって
発生される動作の効果によって行われる。この押さえ金
25は、針プレート9と平行になるように垂直面に沿っ
て工作物支持ベッド5の下方に配置されている。この押
さえ金25は、垂直ガイド7aの第2の拡張部分に形成
されたシート25aに位置決めされている。押さえ金2
5は、公知であるので説明されていない押さえ器具26
の動作に影響されるが、針プレート9に対向して工作物
Mを押すように工作物M上に弾性的に作用する。
【0028】さらに、裁縫手段27は、針プレート9及
び押さえ金25の領域内において動作し、少なくとも1
個の針28を具備している。この針28は、水平軸に沿
って配置され、針プレート9を介して往復運動を行う。
この往復運動は、工作物支持ベッド5の下方に配置され
た水平面内に規定された軌跡に沿って、図示しない公知
のリンクの動作に従って行われる。このリンクは、メイ
ンシャフト13によって支持された第1のクランク29
に接続されている。針28は、これに対応するねじを有
しており、要素2,3の接合エッジGを介して貫通して
いる。この貫通は、第1のルーパ29と共同して、接合
エッジGに跨がる縫い目を形成している。この第1のル
ーパ29には、ねじを備えることもできる。この第1の
ルーパ29は、針プレート9と並列するように、かつ、
押さえ金25とは反対側に配置されている。第1のルー
パ29は、裁縫方向Fに対して実質的に垂直な方向に沿
った往復運動を行う。ねじを有し得る第2のルーパ30
も設けられている。この第2のルーパ30は、裁縫方向
Fに直交する実質的に水平な往復運動に伴って動作可能
であり、針プレート9の下端エッジ9bを跨がって延出
している。
び押さえ金25の領域内において動作し、少なくとも1
個の針28を具備している。この針28は、水平軸に沿
って配置され、針プレート9を介して往復運動を行う。
この往復運動は、工作物支持ベッド5の下方に配置され
た水平面内に規定された軌跡に沿って、図示しない公知
のリンクの動作に従って行われる。このリンクは、メイ
ンシャフト13によって支持された第1のクランク29
に接続されている。針28は、これに対応するねじを有
しており、要素2,3の接合エッジGを介して貫通して
いる。この貫通は、第1のルーパ29と共同して、接合
エッジGに跨がる縫い目を形成している。この第1のル
ーパ29には、ねじを備えることもできる。この第1の
ルーパ29は、針プレート9と並列するように、かつ、
押さえ金25とは反対側に配置されている。第1のルー
パ29は、裁縫方向Fに対して実質的に垂直な方向に沿
った往復運動を行う。ねじを有し得る第2のルーパ30
も設けられている。この第2のルーパ30は、裁縫方向
Fに直交する実質的に水平な往復運動に伴って動作可能
であり、針プレート9の下端エッジ9bを跨がって延出
している。
【0029】第1及び第2のルーパ29,30はそれぞ
れ上方及び下方ルーパに相当する。これら上方及び下方
ルーパは、通常、従来のオーバーロッキング装置に設け
られている。第1及び第2のルーパ29,30は、それ
ぞれ駆動シャフト31,32によって駆動される。これ
ら駆動シャフト31,32は、水平方向に配置され、図
示しない公知のリンクによって各々の独自の軸を中心と
して揺動運動を行うように駆動される。この図示しない
リンクは、メインシャフト13に沿ってそれぞれ設けら
れた第2及び第3のクランク33,34による運動を受
け取る。
れ上方及び下方ルーパに相当する。これら上方及び下方
ルーパは、通常、従来のオーバーロッキング装置に設け
られている。第1及び第2のルーパ29,30は、それ
ぞれ駆動シャフト31,32によって駆動される。これ
ら駆動シャフト31,32は、水平方向に配置され、図
示しない公知のリンクによって各々の独自の軸を中心と
して揺動運動を行うように駆動される。この図示しない
リンクは、メインシャフト13に沿ってそれぞれ設けら
れた第2及び第3のクランク33,34による運動を受
け取る。
【0030】メインシャフト13に沿って配置された第
4のクランク35は、接合エッジGを切断する刃35a
を駆動するように配設されている。この刃35aは、針
28のの極近傍で裁縫方向Fを基準とした針28の下流
側で動作する。
4のクランク35は、接合エッジGを切断する刃35a
を駆動するように配設されている。この刃35aは、針
28のの極近傍で裁縫方向Fを基準とした針28の下流
側で動作する。
【0031】上述した構成のミシンの作用を以下に説明
する。
する。
【0032】工作物Mの第1及び第2の要素2,3は、
対応する接合エッジGが工作物支持ベッド5に形成され
た縦方向スロット8の所で互いに向き合うように、工作
物支持ベッド5の第1及び第2の側部6,7上に配置さ
れている。
対応する接合エッジGが工作物支持ベッド5に形成され
た縦方向スロット8の所で互いに向き合うように、工作
物支持ベッド5の第1及び第2の側部6,7上に配置さ
れている。
【0033】工作物Mの要素2,3を適切に移動させる
ことによって、接合エッジGは、垂直方向下方に折り曲
げられ、スロット8内で相互にマッチする。この状態に
おいて、接合エッジGが針プレート9と押さえ金25と
の間の領域に入ると、接合エッジGは、送り手段10及
び裁縫手段27の動作に影響される。従来のミシンと同
様な方式で縫い目が形成されるが、以下の点は異なって
いる。すなわち、本実施例のミシンでは、接合エッジG
は垂直面に向けられ、針28が水平軌跡に従って工作物
支持ベッド5の下方で動作する。
ことによって、接合エッジGは、垂直方向下方に折り曲
げられ、スロット8内で相互にマッチする。この状態に
おいて、接合エッジGが針プレート9と押さえ金25と
の間の領域に入ると、接合エッジGは、送り手段10及
び裁縫手段27の動作に影響される。従来のミシンと同
様な方式で縫い目が形成されるが、以下の点は異なって
いる。すなわち、本実施例のミシンでは、接合エッジG
は垂直面に向けられ、針28が水平軌跡に従って工作物
支持ベッド5の下方で動作する。
【0034】以下の記載を読むことによって、本発明の
ミシンは、新たな裁縫方法を効果的に行うことができ
る、ということが明らかとなるであろう。この裁縫方法
は、以下に記す工程を実質的に具備することによって特
徴付けられる。
ミシンは、新たな裁縫方法を効果的に行うことができ
る、ということが明らかとなるであろう。この裁縫方法
は、以下に記す工程を実質的に具備することによって特
徴付けられる。
【0035】− 水平面と平行な平面に、互いに向き合
う接合エッジGをそれぞれ有する工作物Mの2つの要素
を配置する工程; − 工作物Mのここの要素2,3の接合エッジGを垂直
方向下方に折り曲げる工程; − 折り曲げられた接合エッジGを相互にマッチさせる
ように工作物要素2,3を互いに近接させる工程; − 下方に折り曲げられ相互にマッチされた接合エッジ
Gを縫い合わせる工程。
う接合エッジGをそれぞれ有する工作物Mの2つの要素
を配置する工程; − 工作物Mのここの要素2,3の接合エッジGを垂直
方向下方に折り曲げる工程; − 折り曲げられた接合エッジGを相互にマッチさせる
ように工作物要素2,3を互いに近接させる工程; − 下方に折り曲げられ相互にマッチされた接合エッジ
Gを縫い合わせる工程。
【0036】本発明のさらなる実施例が図5及び図6に
示されている。これら実施例は、図1乃至図3に示す実
施例とは、直線状の縫い目ではなくスティッチを形成す
るように構成されている点が異なっている。
示されている。これら実施例は、図1乃至図3に示す実
施例とは、直線状の縫い目ではなくスティッチを形成す
るように構成されている点が異なっている。
【0037】さらに詳細には、図6に示すミシン1はロ
ックスティッチと呼ばれるものを形成するように構成さ
れている。この場合、ミシン27は、水平軸に沿って配
設され針プレート9を介して水平方向内で往復運動する
1個以上の針28のほかに、回転フック36を具備して
いる。この回転フック36は、押さえ金25に対して反
対側となるように、かつ、回転可能に針プレート9に配
置されている。
ックスティッチと呼ばれるものを形成するように構成さ
れている。この場合、ミシン27は、水平軸に沿って配
設され針プレート9を介して水平方向内で往復運動する
1個以上の針28のほかに、回転フック36を具備して
いる。この回転フック36は、押さえ金25に対して反
対側となるように、かつ、回転可能に針プレート9に配
置されている。
【0038】本発明は意図していた目的を達成する。
【0039】本発明の技術分野に通じるものであれば、
以下のことは明白であろう。すなわち、工作物支持ベッ
ド上に配置された工作物の要素は、完成品の露出面を形
成し上方に向けられた表面を有している。従って、もし
各々の要素がその表面のうちの1つの上に形成されるパ
ターンを有していれば、この表面は上方に向けられて、
従ってスティッチ形成が行われているときにオペレータ
は明確にこの表面を見ることができる。
以下のことは明白であろう。すなわち、工作物支持ベッ
ド上に配置された工作物の要素は、完成品の露出面を形
成し上方に向けられた表面を有している。従って、もし
各々の要素がその表面のうちの1つの上に形成されるパ
ターンを有していれば、この表面は上方に向けられて、
従ってスティッチ形成が行われているときにオペレータ
は明確にこの表面を見ることができる。
【0040】この状況においては、工作物の各々の要素
上に形成されるパターンの相互整合の確認はより簡単に
なることは明白である。
上に形成されるパターンの相互整合の確認はより簡単に
なることは明白である。
【0041】さらに、ベース、針プレート、押さえ金、
スティッチ器具、送り手段やその他のミシン内に配設さ
れた構造的要素は、工作物支持ベッドの下方に配設され
ているので、前記表面は、結果として、工作物のずれを
隠し得る構造的要素からは完全に関係が断たれている。
この観点は、非常にかさばる工作物のスティッチングを
行うとくに非常に効果的である。
スティッチ器具、送り手段やその他のミシン内に配設さ
れた構造的要素は、工作物支持ベッドの下方に配設され
ているので、前記表面は、結果として、工作物のずれを
隠し得る構造的要素からは完全に関係が断たれている。
この観点は、非常にかさばる工作物のスティッチングを
行うとくに非常に効果的である。
【0042】本発明のミシンは比較的低いコストで生産
され得るということが指摘される。この効果的な結果
は、他の何にもましてメインシャフトの垂直配置によっ
て達成される。この垂直配置によって、異なるスティッ
チ器具を駆動する公知の大量生産機器に設けられている
ものと同様な駆動機構を利用することができる。
され得るということが指摘される。この効果的な結果
は、他の何にもましてメインシャフトの垂直配置によっ
て達成される。この垂直配置によって、異なるスティッ
チ器具を駆動する公知の大量生産機器に設けられている
ものと同様な駆動機構を利用することができる。
【0043】さらなる実施例及び変形例は、本発明を特
徴付ける発明の範囲から外れることがなければ、ミシン
に適応することができる。
徴付ける発明の範囲から外れることがなければ、ミシン
に適応することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、裁縫ステップが行われ
ている間でも、パターンすなわちアッセンブルされる要
素上に形成される装飾的デザインの整合の確認を可能に
することができる。
ている間でも、パターンすなわちアッセンブルされる要
素上に形成される装飾的デザインの整合の確認を可能に
することができる。
【図1】ミシンの上面図。
【図2】図1のミシンを水平面で一部破断した上面図。
【図3】図2のミシンをIII-III 線で一部破断した正面
図。
図。
【図4】図3に示すミシンをIV-IV 線で一部破断した側
面図。
面図。
【図5】本発明の別の実施例を概略的に示す一部破断し
た正面図。
た正面図。
【図6】さらに別の実施例を概略的に示す一部破断した
正面図。
正面図。
1…ミシン、2,3…工作物の要素、5…工作物支持ベ
ッド、6,7…側部、8…スロット、9…針プレート、
10…送り手段、25…押さえ金、27…裁縫手段、M
…工作物、G…接合エッジ。
ッド、6,7…側部、8…スロット、9…針プレート、
10…送り手段、25…押さえ金、27…裁縫手段、M
…工作物、G…接合エッジ。
Claims (9)
- 【請求項1】 工作物(M)の2つの要素(2,3)の
間で継ぎ目をアッセンブルするミシンにおいて、 ベース(4)と、 工作物(M)が載せられる水平の工作物支持ベッド
(5)と、 それぞれの対向接合エッジ(G)において工作物の要素
(2,3)をアッセンブルするように配設された針プレ
ート(9)と、 針プレート(9)を介して所定の縫い込み方向に沿った
前方に工作物(M)を移動させる送り手段(10)と、 針プレート(9)において工作物(M)に弾性力を与え
る押さえ金(25)と、 針プレート(9)のところで作用し、工作物(M)上に
継ぎ目を形成する裁縫手段(27)とを具備し、 工作物支持ベッド(5)は2つの側方部分(6,7)を
有し、これら側方部分(6,7)は、各々が前記工作物
(M)の前記要素(2,3)のうちの一つを支持するよ
うに、また、各々の支持縫い込み方向に従って延出した
スロット(8)によって互いに離間され、かつ、垂直方
向下方に折り曲げられた前記要素(2,3)の対向接合
エッジ(G)と係合して前記要素(2,3)を針プレー
ト(9)と押さえ金(25)との間で案内するように配
設されたており、前記プレートと押さえ金とは、前記ベ
ース(4)と、裁縫手段(27)と、送り手段(10)
と共に、工作物支持ベッド(5)の下方において垂直面
に沿って配設されていることを特徴とするミシン。 - 【請求項2】 前記裁縫手段(27)及び送り手段(1
0)は、メインシャフト(13)によって作動され、こ
のメインシャフト(13)は、回転可能にベース(4)
に係合し、実質的に垂直な軸に沿って延出していること
を特徴とする、請求項1に記載のミシン。 - 【請求項3】 前記送り手段は、針プレート(9)に形
成された少なくとも1個の開口(11a)に配設され、
水平面内に規定された軌跡に従って循環運動を行うよう
に駆動される少なくとも1個のメイン送り歯(11)を
具備することを特徴とする、請求項2に記載のミシン。 - 【請求項4】 前記送り手段(10)は、メイン送り歯
(10)に関して動作的に調整され、水平面内に規定さ
れた軌跡に従って循環運動を行うように駆動される少な
くとも1個の差動送り歯(21)をさらに具備すること
を特徴とする、請求項3に記載のミシン。 - 【請求項5】 前記メイン送り歯(11)及び差動送り
歯(21)の循環運動は、針プレート(9)の延出面に
対して直交する方向に向けられた直交往復移動を有して
おり、この直交往復運動は、工作物支持ベッド(5)に
対向する前記メインシャフト(13)の一端に接続され
た第1の偏心体(12)によって縦方向往復移動と調和
するように形成されており、前記縦方向往復運動は、縫
い込み方向(F)に向けられ、メインシャフト自身に多
少固着されている第2の偏心体(20)によって伝達さ
れることを特徴とする、請求項4に記載のミシン。 - 【請求項6】 前記裁縫手段(27)は、ベース(4)
の下方で水平方向に向けて配置され、縫い込み方向
(F)に対して実質的に直交する水平方向に沿って針プ
レート(9)を介して移動可能な少なくとも1個の針
(28)と、押さえ金(25)の反対側に位置するよう
に針プレート(9)と並列して設けられ、実質的に垂直
な軌跡に沿って移動可能な少なくとも1個のルーパ(2
9)とを具備することを特徴とする、請求項1に記載の
ミシン。 - 【請求項7】 前記裁縫手段(27)は、実質的に水平
な軌跡に沿って移動可能であり、前記針プレート(9)
の下方エッジ(9b)に跨がって延出した少なくとも1
個の第2のルーパ(30)を具備していることを特徴と
する請求項6に記載のミシン。 - 【請求項8】 前記裁縫手段(27)は、工作物支持ベ
ッド(5)の下方で水平方向に向けて配置され、縫い込
み方向(F)に実質的に垂直な水平方向の軌跡に沿って
針プレート(9)を介して移動可能な少なくとも1個の
針(28)と、押さえ金(25)の反対側に位置するよ
うに針プレート(9)と並列して設けられた少なくとも
1個の回転フック(36)とを具備することを特徴とす
る請求項1に記載のミシン。 - 【請求項9】 工作物(M)の2つの要素(2,3)の
間で継ぎ目をアッセンブルする裁縫方法において、 それぞれが接合エッジ(G)に向き合うように水平面と
同一平面に工作物(M)の2つの要素(2,3)を配置
する工程と、 それぞれ対向する接合エッジ(G)を示す工作物(M)
の要素(2,3)を水平面と同一平面に配置する工程
と、 工作物(M)の個々の要素(2,3)の接合エッジ
(G)を垂直方向下方に畳む工程と、 下方に畳まれた接合エッジ(G)を相互にマッチさせる
ように工作物の要素を他がいに近接させるように移動さ
せっる工程と、 下方に畳まれ相互にマッチされた接合エッジを裁縫する
工程と、 を具備することを特徴とする裁縫方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ITMI921317A IT1260478B (it) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | Macchina per cucire particolarmente per operazioni di assemblaggio di parti di un manufatto in lavorazione e metodo di cucitura da essa attuato |
IT92A001317 | 1992-05-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06105978A true JPH06105978A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=11363413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5126330A Pending JPH06105978A (ja) | 1992-05-28 | 1993-05-27 | 工作物の要素をアッセンブルするミシン及びこのミシンによって実施される方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5456196A (ja) |
JP (1) | JPH06105978A (ja) |
DE (1) | DE4313377A1 (ja) |
IT (1) | IT1260478B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113774576B (zh) * | 2021-09-08 | 2024-06-21 | 宁波申洲针织有限公司 | 一种三针五线、四针六线贴袋装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US520292A (en) * | 1894-05-22 | Felling attachment for sewing-machines | ||
US2034354A (en) * | 1934-10-24 | 1936-03-17 | Topstitch Machine Corp | Art of producing sewed garments |
IT1081052B (it) * | 1976-05-07 | 1985-05-16 | Rockwell Rimoldi Spa | Dispositivo di guida del lavoro in macchine per cucire parti dei pellicceria |
US4401044A (en) * | 1981-02-04 | 1983-08-30 | The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | System and method for manufacturing seamed articles |
DE3346163C1 (de) * | 1983-12-21 | 1985-04-11 | Pfaff Industriemaschinen Gmbh, 6750 Kaiserslautern | Verfahren zum mustergerechten Zusammennaehen von Stoffteilen |
US5269241A (en) * | 1988-07-26 | 1993-12-14 | Giovanni Cartabbia | Industrial sewing machine for simultaneously making different seaming patterns |
-
1992
- 1992-05-28 IT ITMI921317A patent/IT1260478B/it active IP Right Grant
-
1993
- 1993-04-23 DE DE4313377A patent/DE4313377A1/de not_active Withdrawn
- 1993-04-27 US US08/053,149 patent/US5456196A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-05-27 JP JP5126330A patent/JPH06105978A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ITMI921317A0 (it) | 1992-05-28 |
DE4313377A1 (de) | 1993-12-02 |
ITMI921317A1 (it) | 1993-11-29 |
IT1260478B (it) | 1996-04-09 |
US5456196A (en) | 1995-10-10 |
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