JPH06105494B2 - 記録再生装置におけるヘツド調整機構 - Google Patents

記録再生装置におけるヘツド調整機構

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JPH06105494B2
JPH06105494B2 JP58132537A JP13253783A JPH06105494B2 JP H06105494 B2 JPH06105494 B2 JP H06105494B2 JP 58132537 A JP58132537 A JP 58132537A JP 13253783 A JP13253783 A JP 13253783A JP H06105494 B2 JPH06105494 B2 JP H06105494B2
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    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、記録及び又は再生装置、特に、記録媒体の記
録トラツクに対し、ヘツドの位置を 調整することのできる記録再生装置におけるヘツド調整
機構に関するものである。
従来技術 記録再生装置においては、製造された構成部材に精度上
のバラツキがあるため、ヘツドを記録媒体の記録トラツ
クに対し正確に位置調整する必要がある。従来のこの種
の位置調整は、バネを介挿された3本又は4本のネジで
支持された1枚の基板に取付けられたヘツドを、前記し
た3本又は4本のネジの締め付け度合を調整して、記録
媒体の記録トラツクに対し位置調整を行なつていた。こ
れによると、3本又は4本のうちの一方のネジの高さ調
整をすると、残りのネジにより調整された高さ位置に微
妙な影響を与えてしまい、ヘツドの記録トラツクに対す
る位置調整が難かしかつた。
発明の目的 本発明は、従来技術の持つ欠点を解消するもので、ヘツ
ドのアジマス方向及び記録トラツクに対し直交する方向
のあおり調整を、それぞれ独立して調整することのでき
るヘツド調整機構を提供することを目的とする。
発明の構成 本発明は、ヘツドを記録媒体上の複数の記録トラツクへ
と移動するヘツドキヤリアを備え、前記ヘツドキヤリア
上には前記ヘツドを保持する第1の基板が2点でピボツ
ト支持され、前記2点を結ぶ軸を中心として回動可能で
あり、前記2点のピボツト点のうちの1点が他の1点に
対し高い調整が可能であり、前記した2点を結ぶ軸のま
わりの回動によつて前記ヘツドのアジマス調整を行い、
前記ピボツト点の高さ調整によつて前記ヘツドの記録ト
ラツク方向に対し直交方向のあおり調整を行うように構
成し、前記ヘツドキヤリアは前記記録媒体上の記録トラ
ツクの並ぶ方向にガイド軸によつて移動可能に且つ該ガ
イド軸の回りに回動自在に支持されており、前記ガイド
軸の方向に移動することによつて前記ヘツドを前記各記
録トラツクへと移動し、前記ガイド軸の回りを回動する
ことによつて前記記録媒体に対するヘツドの突出又は退
避方向の移動を行うように構成した記録再生装置におけ
るヘツド調整機構を特徴とする。
なお、本発明の記録再生装置におけるヘツド調整機構の
実施例の説明において、磁気デイスク式記録再生装置の
場合について説明してあるが、これに限定されるもので
はなく、光学式、静電式のものにも適用することがで
き、更には、磁気テープを使用する磁気テープ式記録再
生装置にも適用することができる。また、実施例では映
像信号の記録再生装置について説明しているが、これは
例えばフロツピーデイスク装置のようにデータを扱う装
置であつても良いことは勿論である。
実施例の説明(第1〜第9図) 以下において、本発明の実施例を説明する。
第1図(a)はカセツトの平面図を、第1図(b)はそ
の断面図を示す。第1図(a)において、1は磁気デイ
スク、2は樹脂などで構成された偏平な箱状体に形成さ
れたカセツトで、このカセツト2内に磁気デイスク1が
収納されている。磁気デイスク1の中心部にハブ3が固
着され、このハブ3に設けられたセンタ孔3aに、後述す
る第4図に示されるデイスクモータ7の軸に同軸に取付
けられたスピンドル8が挿入される。従って、磁気デイ
スク1とハブ3は、デイスクモータ7の回転駆動により
一体となつて回転する。40はカセツト2のハウジングの
一部により回転自在に支持され、かつ不図示のクリツク
機構により係止されるカウンタで、磁気デイスク1の記
録トラツクに記録することのできる記録トラツク数があ
とどれ位残つているか、又は記録ずみのトラツク数を指
示するものである。40aはカウンタ40を歩進駆動させる
後述の第7図と第8図に示されるスライダ45が挿入され
る孔であり、40bはカウンタ孔40a内に後述する第7図に
示されるキー45bが挿入されるキー溝であり、また磁気
デイスク1における記録ずみトラツク数を指示する指針
の機能も併有するものである。カウンタ40は、例えば磁
気デイスク1の最大記録可能トラツク数が50トラツクで
あるとすると、不図示のクリツク機構は360℃以下の範
囲で50箇所以上のクリツク箇所を有するもので、かつ第
1番目のトラツクを最外周、第50番目のトラツクを最内
周とすれば、後述する第5図に示さける磁気ヘツド6を
保持する磁気ヘツドキヤリヤ20の各記録トラツク位置へ
の移動量と1対1に対応して、カウンタ40に歩進駆動を
与え、記録ずみトラツク数をカウンタ40から読取ること
ができる。第1図(b)において、カセツト2には、磁
気ヘツド6の対向する面とその反対側の面とに開口部2
a,2bが設けられ、これらの開口部2a,2bを除いて磁気デ
イスク1を覆つている。磁気デイスク1を収納したカセ
ツト2は、開口部2aを介し磁気デイスク1の磁気面と磁
気ヘツド6が対峙するように不図示の支持機構により装
着される。磁気デイスク1は、後述する第4図のデイス
クモータ7により標準TV信号のフイールド周波数の整数
倍で回転され、同心円状にTV信号をフイールドの整数倍
だけ順次環状トラツクとして形成することにより、静止
画像の記録を行なう。本発明の実施例においては、標準
TV信号は例えばNTSC方式とし、従つてフイールド周波数
は60Hzで、磁気デイスク1の回転数は3,600rpmとし、1
トラツクに1フイールドを記録する。
第2図は、カセツト2の装填方向とは反対の方向から見
た磁気デイスク装置の平面図を示し、4は本体シヤー
シ、5は磁気ヘツド6を駆動するステツピングモーター
であり、カセツト2は2点鎖線で示す。
第3図(a)は、第2図に示す磁気デイスク装置を裏側
から見た斜視図を示す。同図において、4は本体シヤー
シ、5はステツピングモータ、7はデイスクモータであ
る。20は後述の第5図に示される磁気ヘツド6が取付ら
れた電気−機械変換素子11を支持する磁気ヘツドキヤリ
アであり、円筒部20bと腕部20cとによりほぼL字型に形
成され、円筒部20bにはガイド軸26が嵌挿されており、
軸方向に摺動自在に軸支される。ガイド軸26の両端は、
軸固定用板バネ27により、本体シヤーシ4と一体成型さ
れた軸固定部28に対し押圧固定される。25は後述の第5
図に詳細に示されるクランパで、スクリユ軸29と噛み合
う係合ピン23を磁気ヘツドキヤリア20に対し固定保持す
る。そして、スクリユ軸29の回転を、係合ピン23を介し
て磁気ヘツドキヤリア20に与え、磁気ヘツドキヤリア20
をガイド軸26に沿つて軸方向に移動させる。34は引張り
コイルスプリングである片寄せバネで、その一端はバネ
掛ピン33に、その他端は後述の第6図に示されるバネ掛
部4aに張架され、磁気ヘツドキヤリア20の円筒部20bに
ヘリカル状に巻きつけられ、矢印cで示すバネ付勢力を
加えられる。磁気ヘッドキヤリア20の腕部20Cの端部に
は、矩形状の板バネ35がネジ36により固定されている。
この板バネ35に当接するガイド軸38の両端は、軸固定用
板バネ37により、本体シヤーシ4と一体成型された軸固
定部37′により押圧固定される。板バネ35は、後述する
第6図に示される調整ネジ39の調整により、磁気ヘツド
キヤリア20に対し、ガイド軸26を中心として時計方向又
は反時計方向に回転を与え、腕部20cに支持される不図
示の磁気ヘツドを磁気デイスクに対し突出又は退避方向
に変位させるように調整することができる。32はたわみ
軸継手であり、スクリユ軸29は軸受30により回転自在に
軸支され、軸受30は固定用板バネ31により本体シヤーシ
4に固定される。58は駆動キヤツプスタンで、スクリユ
軸29の一端にセツトビス59により固定されている。60は
ワイヤで、その一端を駆動キヤツプスタン58に、その他
端を後述の第7図と第8図に示す駆動リール43の溝43a
にそれぞれ固定され、それぞれ必要量だけ巻回される。
駆動リール43のもう一つの溝部43bにはバネ掛61が植設
され、このバネ掛61と本体シヤーシ4に植設されたバネ
掛63との間に、駆動リール43の溝部43bを介してカウン
タバネ62が装架される。このカウンタバネ62は、駆動リ
ール43に、ワイヤ60による回転方向とは逆方向の回転付
勢を与えるためのものである。ステツピングモータ5の
歩進回転は、たわみ軸継手32、スクリユ軸29を介して駆
動キヤツプスタン58を回転させ、ワイヤ60を巻き込み、
駆動リール43に送りを与え、カウンタ40に歩進回転を与
える。スクリユ軸29の回転は、これと噛み合う係合ピン
23に与えられ、磁気ヘツドキヤリア20に軸方向の送りを
歩進的に与え、腕部20cに設けられた磁気ヘツド6に、
磁気デイスク1の半径方向の送りを与えることができ
る。51はソレノイドで本体シヤーシ4に固定されてお
り、52はその鉄芯でレバー53と一体的に取付けられ、レ
バー53の一端には軸54によりベルクランク55は回転可能
に係合されている。軸56は、ベルクランク55の回転中心
となつている。ベルクランク55の突起部55aは、後述の
第8図に示されるクラツチレバー47の腕部47aに接して
おり、このレバー47の一端にはピン49が設けられてい
る。ソレノイド51を励磁して鉄芯52を吸引させると、レ
バー53は矢印方向に吸引され、ベルクランク55は軸56を
中心として時計方向に回転し、クラツチレバー47の先端
47aを押し下げることにより、第3図(a)でピン49を
本体シヤーシ4に対し上方向に移動させ、駆動リール43
を上方向に移動させ、後述の第7図と第8図に示すよう
にカウンタ40に対する係合を解き、カウンタ40にステツ
ピングモータの歩進回転を伝達させない。なお、この状
態ではクラツチレバー47の一端47aにより可動接片50と
固定接片50′とが接触するようになる。
以上説明した第3図(a)において、ステツピングモー
タ5とスクリユ軸29とを同軸配置した場合について説明
したが、第3図(b)に示すように、スクリユ軸29に対
し直交する方向にステツピングモータ5を配置すること
もできる。第3図(b)において、本体シヤーシ4を切
り起して構成された壁部に、ステツピングモータ5がス
クリユ軸29と直交するように固定される。301はステツ
ピングモータの回転軸で、その先端にはウオームギア30
2が取付けられており、スクリユ軸29の一端に取付けら
れたウオームホイル303と係合している。31は第3図
(a)に示したものと同じ固定用板バネで、スクリユ軸
29の軸受(第3図(a)の30)を本体シヤーシ4に固定
する。この構成によると、スクリユ軸29には、第3図
(a)における駆動リール43に対する戻しバネ62により
ワイヤ60及び駆動キヤツプスタン58を介して矢印方向の
回転トルクを与えられているため、ウオームギア302と
ウオームホイル303との間のバツクラツシユを除去する
ことができ、高精度の磁気ヘツド6の送りが可能とな
る。
第4図は、第2図に示される磁気デイスク装置を断面A
−Aから見た側断面図を示す。第4図において、1は磁
気デイスク、2はカセツトである。磁気デイスク1の中
心にこれと一体的に設けられたハブ3のセンタ孔3aに、
デイスクモータ7の軸に固定されたスピンドル8が嵌入
される。ハブ3の下部には鉄などの軟磁性体で構成され
たリング状の吸着板9が取付けられており、この吸着板
9とスピンドル8の溝部に固着されたリング状マグネツ
ト10との吸引力により、ハブ3の高さ基準面3bがスピン
ドル8の基準面8aに当接される。そして、ハブ3とスピ
ンドル8は、デイスクモータ7により駆動され、一体的
に回転される。12は磁気ヘツド6がその自由端に取付ら
れた後述の第5図に示される一対の矩形板状圧電体から
成る電気−機械変換素子11(以下、単にバイモルフとい
う。)をその固定端において支持するバイモルフ支持部
材であり、このバイモルフ支持部材12には2個の位置決
め孔12e,12fが設けられている。14はバイモルフ支持部
材12が取付けられるほぼL字状の取付部材であり、この
取付部材14には位置決め円錐ピン15と調整用円錐ネジ16
が設けられる。位置決め円錐ピン15は取付部材14に固定
され、調整用円錐ネジ16はネジ結合によるネジの喰込み
調整ができるように進退可能となつている。そして、位
置決め円錐ピン15と調整用円錐ネジ16は、それぞれの先
端円錐部斜面にバイモルフ支持材12の位置決め孔12e,12
fが係合するため、円錐ネジ16の調整により円錐ピン15
をピボツト点とし、記録ヘツド6を記録トラツクと直交
する方向に位置調整をすることができる。
前記したL字状の取付部材14の位置決め円錐ピン15と調
整用円錐ネジ16が配設された面と異なる面に、2個の位
置決め孔14aが設けられている。この位置決め孔14aには
2個の位置決め円錐ピン21の円錐斜面が係合している。
24は押圧バネであり、23は止めネジでこれと調整ネジ22
とにより、磁気ヘツドキヤリア20に取付部材14を位置調
整可能に軸支することができる。
第5図(a)は、磁気ヘツドキヤリアを詳細に示す斜視
図である。同図における磁気ヘツド6を支持する磁気ヘ
ツドキヤリア20について、第5図(b)に示されるバイ
モルフ支持部材12と、第5図(c)に示されるその側断
面図とを参照しながら説明する。
磁気ヘツド6は、バイモルフ11の自由端に固着されてい
る。このバイモルフ11は、その圧電効果による変形によ
り記録ずみ磁気デイスクの再生時におけるヘツド6のト
ラツクずれを補正するための手段として用いられるもの
である。バイモルフ11には、第5図(b)に示すよう
に、磁気ヘツド6を支持する側とは反対の側にU字状の
切欠部11aが設けられている。12はバイモルフ支持部材
で、第5図(c)に示すようにバイルモフ支持部材12の
一部に、バイモルフ11の厚みに対し僅かに広い溝部12a
が設けられている。この溝部12aを挾む部分の1方の側
面にはネジ孔12bを、他方の側面にはネジ孔12の直径よ
りも僅かに大きな孔12cが同軸上に設けられている。バ
イモルフ11のU字状切欠部11aの中心が、ネジ孔12bと孔
12cの中心とほぼ一致するように、バイモルフ支持部材1
2の溝12aに挿入され、第5図(a)に示すように、ネジ
13を締結することにより、バイモルフ支持部材12の突起
部12dをネジ孔12b側に変形させることにより、バイモル
フ11の一端をクランプ支持する。バイモルフ支持部材12
が取付けられる取付部材14はほぼL字状に形成されてお
り、バイモルフ支持部材12に設けられた2個の位置決め
孔12e,12fに、第4図に示すように位置決め円錐ピン15
と調整用円錐ネジ16が配設され、位置決め円錐ピン15は
取付部材14に固定され、調整用円錐ネジ16はネジ結合さ
れ、調整用円錐ネジ16はネジ込み調整により進退可能と
なつている。第5図(b)に示されるバイモルフ支持部
材12に設けられたネジ挿入孔12g,12hを介して、第5図
(a)に示すように取付ネジ17と18によりバイモルフ支
持部材12は取付部材14に取付けられる。このとき、取付
ネジ17は、押圧バネ19により、バイモルフ支持部材12を
取付部材14の方向にバネ付勢を与える。そこでアジマス
調整ネジ18を回動させると、第4図をも参照すると、位
置決め円錐ピン15と調整用円錐ネジ16のそれぞれの先端
円錐部斜面が、バイモルフ支持部材12の位置決め孔12e,
12fに係合するため、2箇所の円錐部をピボツト点とし
て、第5図(a)に示す矢印A方向に回動付勢され、そ
して取付部材14にネジ止めされたアジマス調整ネジ18の
鍔部によりその回動を阻止される。従つて、アジマス調
整ネジ18を回転させることにより、第5図(a)に示す
矢印A方向の振れ、即ちアジマス調整方向の微調整が可
能となる。
また、第4図に示される調整用円錐ネジ16を回動させる
ことにより、位置決め円錐ピン15をピボツト点として矢
印A方向に、即ち磁気ヘツド6を記録トラツクと直交す
る方向にあおり調整をすることができる。
さらに、第4図に示すように、L字状の取付部材14の位
置決め円錐ピン15と調整用円錐ネジ16が配設された側と
異なる側に2個の位置決め孔14aが設けられ、これらの
位置決め孔14aと対応して、取付部材14が設けられた磁
気ヘツドキヤリア20のヘツド取付部材20aに2個の位置
決め円錐ピン21が植設され、取付部材14の位置決め孔14
aに位置決め円錐ピン21の円錐斜面が係合し、後述する
第6図に示されるように、調整ネジ22と、押圧スプリン
グを介して止めネジ23により磁気ヘツドキヤリア20に取
付ける。そして、前述したアジマス調整と同様に、押圧
バネ24の付勢力により、取付部材14は、位置決め円錐ピ
ン21をピボツト点とし、第6図に示すように反時計方向
に回動付勢され、調整ネジ22の鍔部により回動を阻止さ
れる。従つて、調整ネジ22の回動調整により、第6図で
矢印A方向の調整、即ち位置決め円錐ピン21をピボツト
点とし、磁気ヘツド6を記録トラツク方向にあおり調整
をすることができる。
以上述べた磁気ヘツドの調整をまとめて述べると、 (1)調整ネシ2の微調整により、取付部材14は位置決
め円錐ピン21をピボツト点とし、磁気ヘツド6に対し磁
気デイスク1のトラツク方向のあおり調整を与えること
ができる(第6図)。
(2)第4図と第6図に示すように、取付部材14に嵌入
している調整ネジ16の微調整により取付部材14に設けら
れた位置決め円錐ピン15をピボツト点とし、磁気トラツ
ク1と直交する方向にあおり調整を与えることができ
る。
(3)第5図(a)に示すように、磁気ヘツド6と共に
バイモルフ11を支持するバイモルフ支持部材12に設けら
れたアジマス調整ネジ18の微調整により、位置決め円錐
ピン15と調整用円錐ネジ16の係合するバイモルフ支持部
材12に設けられた位置決め孔12eと12fをピボツト点とし
て、第5図(a)に示す矢印A方向、即ちアジマス方向
の微調整をすることができる。
ここで以上に述べた各調整を良好に行うためには、第6
図から理解されるように、円錐ピン15及び調整ネジ16は
第6図ににおいて磁気ヘツド6を通る垂直な線上に在る
ように、また、取付ネジ17及び調整ネジ18はこの垂直な
線に対し円錐ピン15の位置で直交する第6図において水
平な線上に在るように、そして、2個の円錐ピン21は同
様に上記の垂直な線に直交し、且つ、取付部材14の円錐
ピン15及び調整ネジ16が配設された面にも直交する線上
に在るようにするのが最も良いものであるが、勿論これ
に限定されるものではない。
次に、磁気ヘツドキヤリア20の構成と動作について述べ
ると、第5図(a)に示すように、磁気ヘツドキヤリア
20は、円筒部20bとほぼ矩形状の腕部20cが直交するよう
にL字型に形成し、円筒部20bの両端から焼結軸受22が
同軸方向において対向圧入される。円筒部20bの側面の
2箇所に突起部20dが設けられ、第3図(a)において
説明したように、スクリユ軸29に係合する係合ピン23よ
りやや広めの溝20eがそれぞれの突起部20dに、スクリユ
軸29の進め角に対応しかつ2個の焼結軸受22の軸線に対
し所定の角度だけ傾斜して設けられる。
25はクランパであり、その形状はほぼコ字状をなし、2
個の鉤部25aを備えかつコ字状内壁部に2個の突起25bが
対向するように形成される。このクランパ25のコ字状部
に連接する腕部25cのほぼ中央部には、タツプ孔25dが設
けられる。円筒部20bの上下対称位置に、クランパ係合
孔20fが設けられている。
クランパ25のコ字状部の曲げ内側幅は円筒部20bの外径
とほぼ等しく設定されており、クランパ25の有する弾性
に抗してクランパ25のコ字状部を僅かに拡げ、コ字状部
内壁に設けられた2個の突起25bが、円筒部20bの上下面
に設けられたクランパ結合孔20fに挿入されるまで押し
込まれる。突起25bがクランパ係合孔20fに挿入された時
点でクランパ25の持つ弾性力により元の形状に復帰し、
これによりクランパ25は、クランパ係合孔20fを中心と
して回転自在に磁気ヘツドキヤリア20に支持される。
次に、係合ピン23を溝20eに取付け、クランプビス25fを
クランパ25のタツプ孔25dに挿入して締め込むことによ
り、クランプビス25fの先端が円筒部20bの側面を押圧す
ることから生じる反力により、クランパ25はクランパ係
合孔20fを中心として反時計方向に回転されることによ
り、クランパ25の鉤部25aの斜面部において、第3図に
より詳細に示すように、係合ピン23を溝部20eと直交す
る面に押圧することにより、係合ピン23を同筒部20bに
対し固定支持する。
この場合、係合ピン23を押圧することにより、鉤部25a
が受ける反力はクランパ25の板面方向において受けるか
ら、板面方向に対してはクランパ25は高い剛性を示し、
従つてその変形は少なくかつクランパ25の腕部25cにお
ける板厚方向の弾性変形により、係合ピン23に対し押圧
力を発生し、係合ピン23を保持することができる。クラ
ンパ25の係合ピン23への押圧部における反力は板材の面
方向に受けるため、高剛性で変形が少なく、かつクラン
プ圧は同部材の曲げ方向の弾性変形により受けるため、
圧力管理も行ない易いという利点に加えて、磁気ヘツド
キヤリアに対し装置の厚さ方向に、板厚分のみの厚さ増
加でガイド軸26の近傍に係合ピン23とスクリユ軸29との
係合点を設定できる利点がある。
第6図は、第2図の磁気デイスク装置をB−B断面から
見た側断面図である。第6図において、1は磁気デイス
ク、2はカセツト、4は本体シヤーシ、6は磁気ヘツド
である。磁気ヘツドキヤリア20に植設されたバネ掛ピン
33には、引張コイルスプリングである片寄せバネ34の一
端が掛け止めされると共に、このバネ34の他端は本体シ
ヤーシ4に設けられたバネ掛部4aに掛止めされる。この
バネ34をバネ掛ピン33とバネ掛4aとに張架する際に、磁
気ヘツドキヤリア20の円筒部20bの円筒外壁にヘリカル
状に巻きつけられるため、第3図に示すように円筒部20
bに対し矢印C方向に示すバネ付勢力を与えると共に、
第6図の矢印Cで示す方向にガイド軸26を中心とした回
転モーメントが与えられる。これにより、バネ34の腹部
において磁気ヘツドキヤリア20をガイド軸26に対しラジ
アル方向の片寄力を発生させ、磁気ヘツドキヤリア20に
対し軸振れ防止の効果を与えている。なお、ガイド軸26
と38には数μm程度のラジアル間隙が存在するが、この
間隙は前記した片寄力により吸収することができる。
磁気ヘツドキヤリア20の腕部20cには矩形状の板バネ35
がネジ36により固定される。板バネ35には、高摩擦材で
作られた突起37が植設されている。この突起37は、ガイ
ド軸26が矢印C方向の回転モーメントを与えられている
のと同様に、本体シヤーシCに固定されたガイド軸38に
対し回転モーメントを持つて当接している。片寄せバネ
34により発生される矢印Cで示す方向の磁気ヘツドキヤ
リア20の付勢力は、第3図と第5図に示す係合ピン23と
スクリユ軸29との噛み合い部分のバツクラツシユを除去
することができる。
要するに、磁気ヘツドキヤリア20は、ガイド軸26により
その摺動方向を一義的に決められ、かつガイド軸38によ
りガイド軸26の周辺への回転を規制されているのであ
る。
磁気ヘツドキヤリア20の腕部20cに設けられた板バネ35
の取付部に調整ネジ39の挿入されるネジ孔を設け、板バ
ネ35の弾性力に抗して調整ネジ39の進み方向に調整ネジ
39を締め込むと、板バネ35は磁気ヘツドキヤリア20に対
し相対的に下方に変形する。磁気ヘツドキヤリア20は、
その変形による反力を受けてガイド軸26を中心として時
計方向に回転する。これにより、磁気ヘツド6は、磁気
デイスク1の方向、即ち突出方向に移動する。調整ネジ
39をゆるめると、磁気ヘツド6は、磁気デイスク1に対
し後方に、即ち退避方向に移動する。即ち、調整ネジ39
の調整により、磁気ヘツド6を磁気デイスク1に対し突
出、又は退避方向に位置調整をすることができる。この
場合、ガイド軸26も回転トルクを受けるが、その傾き成
分は、実際の磁気ヘツド突出調整量は20μm前後であ
り、磁気ヘツドキヤリア20の腕20cの長さであるaなる
距離は20mm前後であるため、倒れ角にして数分以下とな
り事実上問題とならない。
第7図と第8図は、第2図に示される磁気デイスク装置
のC−C断面とDから見たカウンタの側断面図と側面図
を示す。
第7図において、41は本体シヤーシ4に一体的に取付け
られたカウンタ軸台42に植設固定された軸であり、43は
駆動リールで軸41の周囲に回転可能に軸支されると共
に、軸41に取付けられた係止リング44により軸41のスラ
スト方向への摺動は禁止されている。45はスライダで、
駆動リール43の回転により回転されると共に、軸41のス
ラスト方向に対しては後述する第8図に示すピン49の上
下動により摺動自在に軸支されている。スライダ45には
駆動リール43方向に突起した突起45cが設けられ、駆動
リール43に設けられた不図示の係合孔に対しスラスト方
向に摺動自在に嵌合し、そしてスライダ45は駆動リール
43の回転と一体となつて回転する。スライダ45には、後
述する第8図に示されるピン49の嵌合する溝部45aと、
第1図(a)に示したカウンタ40のキー溝40bに挿入嵌
合されるキー45bとを備えている。46はキヤツプで、ス
ライダ45のスラスト方向へのストツパとして軸41に圧入
固定される。
第8図において、47はクラツチレバーで、第3図に示し
た本体シヤーシ4に固定されたレバー軸48に対し回転自
在に支持されている。なお、クラツチレバー47にはバネ
48′が設けられ、クラツチレバー47に矢印方向Aに示す
回転モーメントが与えられている。クラツチレバー47の
他端にはピン49が植設され、このピン49はスライダ45の
溝部45aに嵌合している。クラツチレバー47は、ピン49
が植設されている側とは反対側に腕部47aを備えてい
る。第3図(a)をも参照して説明すると、51はソレノ
イド、52はソレノイド51の鉄芯、53は鉄芯52とベルクラ
ンク55とを接続するレバーである。54は軸で、レバー53
をベルクランク55に回動可能に軸支する。56は軸で、ベ
ルクランク55の回転中心を本体シヤーシ4に相対的に固
定するものである。クラツチレバー47が軸48を中心とし
て時計方向又は反時計方向に回動されると、その一端47
aによりスライダ45は、カウンタ40のキー溝40bに対しキ
ー45bが挿入又は離脱される。第3図(a)に見られる
ように、ベルクランク55の突起55aはクラツチレバー47
の一端47aに対峙しており、ソレノイド51が励磁される
と、鉄芯52は矢印方向に吸引され、レバー53も共に同方
向に移動し、これによりベルクランク55は時計方向に回
転する。ベルクランク55の回転により、ベルクランク突
起部55aがクラツチレバー47の一端47aを押し、第8図に
示されるクラツチレバー47はバネ48′に抗して時計方向
に回転し、スライダ45をカウンタ40に対し退避方向に移
動させる。この状態においては、スライダ45が回転して
も、キー45bがカウンタ40のキー溝40bから離脱している
ため、スライダ45の回転はカウンタ40に伝達されず、従
つてカウンタ40は磁気デイスク1にこれ迄記録したトラ
ツク数の指示を保持することができる。そして、接片50
と接片50′とが接触し、電気的導通状態を形成して不図
示の磁気記録再生装置の回路装置に記録禁止モードを与
える。なお、57は、絶縁材料で構成されており、切片50
と50′とが結合している。
ソレノイド51が非励磁状態となつているときは、バネ4
8′の弾性力によりクラツチレバー47は第8図で矢印方
向にバネ付勢されているため、カセツト2側のカウンタ
40のキー溝40bとスライダ45のキー45bとの位相が一致す
ると、スライダ45は上昇させられそのキー45bはキー溝4
0bに挿入される。これにより、切片50と固定切片50′と
は離れ、電気的導通は断たれる。
従つて、途中まで記録した磁気デイスクを収納したカセ
ツトを取外し、その後そのカセツトを装填して記録を続
行しようとする場合は、そのカセツトに設けられたカウ
ンタ40は記録された最大トラツク数の値を保持したまま
であるから、前記した記録ずみの記録トラツクの最大ト
ラツク数の値を、キー45bがキー溝40bに挿入されること
によつて生じる切片50と固定切片50′とから成るスイツ
チの開放から検知することができる。従つて、記録ずみ
の最大トラツクのすぐ次のトラツクから記録の続行を開
始することができるため、記録ずみのトラツクに重ね書
きをすることは防止される。
再生時においては、全記録トラツクに対しランダムにア
クセスする場合が一般的であるから、このような場合に
スライダ45のキー45bとカウンタ40のキー溝40bとの位相
が一致した時点でキー45bがキー溝40bに挿入されるよう
にしておくと、スライダ45の回転がカウンタ40に与えら
れ、再生をする前に磁気記録を行なつて磁気デイスク1
の記録ずみ最大トラツク数を指示していたカウンタ40が
歩進されてしまい、磁気デイスク1に記録した記録ずみ
の最大トラツク数の値が不明となつてしまうおそれがあ
る。
そこで再生時には、ソレノイド51を励磁させて、スライ
ダ45のキー45bをカウンタ40のキー溝40bから退避させる
ことにより、スライダ45の回転はカウンタ40に与えられ
ないことにある。従つて磁気デイスク1に記録した最大
トラツク数の値を、カウンタ40は保持することができ
る。
次に、カウンタ40の駆動と、記録トラツクにおける磁気
ヘツドとカウンタ40のトラツク指示位置の調整とについ
て第3図と第8図を参照しながら説明する。
第3図(a)において、駆動キヤツプスタン58は、スク
リユ軸29の一端にセツトビス59により固定され、スクリ
ユ軸29と共に一体回転するように構成される。キヤツプ
スタン58に巻回されたワイヤ60の端部は、第8図に示す
リール43の溝部43aに固定され、必要量だけ巻回され
る。駆動リール43の他の溝部43bはバネ掛61が植設さ
れ、このバネ掛61にはカウンタバネ62がスライダ43の溝
部43bに巻回されるようにして装架され、カウンタバネ6
2の他端は本体シヤーシ4に植設されたバネ掛63に掛け
止めされる。従つ、駆動リール43は、カウンタバネ62に
より時計方向に付勢され、この付勢力に抗してワイヤ60
が張架される。
ここで、駆動キヤツプスタン58と駆動リール43とのそれ
ぞれの直径を適当に選ぶと、不図示のカウンタクリツク
機構の所定角度に対応して、つまりステツピングモータ
5の回転角、即ち磁気ヘツド6のトラツク送りと一対一
に対応して、カウンタ40を駆動することができる。
また、磁気デイスク1における第1番目の記録トラツク
の磁気ヘツド6の位置と、カウンタ40の第1番目の記録
トラツクを指示する指示位置との調整は、ステツピング
モータ5の回転により、第1番目の記録トラツクに磁気
ヘツド6を位置させ、次にこの状態においてセツトビス
59をゆるめ、駆動キヤツプスタン58をスクリユ軸29に対
し回転させることにより、駆動リール43を回転させ、ス
ライダ45のキー45bが正確に第1番目の記録トラツクの
値をカウンタ40に指示させるように調整することによ
り、カウンタの位相調整を行なうことができる。
第9図は、磁気ヘツド6のリセツト時には所定の基準位
置、例えば磁気デイスク1の第1番目の記録トラツクか
ら1トラツクピツチ分外側にずれた位置にリセツトされ
るまでは1ステツプづつの送りを行ない、基準位置にリ
セツトされた後の通常の記録又は再生のための動作では
4ステツプで1トラツクピツチの送りを行なうように構
成された制御系とこれによるカウンタ40を作動又は不作
動にする回路を示す。
同図において、101は記録スイッチ、102は再生スイッ
チ、103はモード設定回路である。モード設定回路103
は、スイッチ101,102の各操作に応答して、記録モード
では出力RCのみを、再生モードでは出力RPのみを高レベ
ルに設定し、これらの出力は、それぞれ記録動作制御用
のアンドゲート104と再生動作制御用のアンドゲート109
に、後述の比較回路114の「A=B」出力が高レベルに
なるときに生じるイネーブル信号と共に与えられ、更に
アンドゲート104には、前述した第3図に示される接片5
0と接片50′が開いている場合には高レベル信号が加え
られ、それぞれ記録信号処理回路130と再生信号処理回
路131を制御する。なおrは抵抗である。
105は所望トラツクを指定するためのトラツク指定スイ
ツチで、例えばテンキーにより構成される。106はトラ
ツク指定スイツチ105による指定トラツク番地に関する
データnを蓄積するレジスタ、107はレジスタ106に蓄積
された指定トラツク番地の外、装置の設定モード(記録
又は再生)及び記録モードでの記録禁止状態を表示する
ための表示装置である。なおそのためにこの表示装置10
7にはレジスタ106の出力の外に、モード設定回路103の
出力RC,RP及びアンドゲート104の出力を反転させるイン
バータ122の出力が附与される。
表示装置107は液晶、エレクトロ・クロミー又は発光ダ
イオードなどよりなる小型表示器が好適である。108は
例えばROMよりなるデータ変換テーブルであつて、ヘツ
ド位置設定データとして、この例では4nを出力する。こ
こに4nは、指定スイツチ105による指定トラツクを表わ
すデータn(例えば、2進コードによるデジタルデータ
に変換されている。)に対し、ヘツド移送用ステツピン
グモータ5(第3図)による1トラツクピツチにつき4
ステツプのヘツド送りに見合つた数値の記録ヘツド位置
設定データである。
113はステツピングモータ5により磁気ヘツト6の移動
位置を検出するアツプダウンカウンタ(以下U/Dカウン
タと略称する。)であり、114はデータ変換テーブル108
の出力(Aとする。)とU/Dカウンタ113の出力(Bとす
る。)とを比較する比較回路であつて、出力A及びBの
大小に応じて“A>B",“A=B",“A<B"の3種の信号
を出力する。115はパルス発生器で、その出力である歩
進用パルスに基づいてステツピングモータ5が駆動され
る。以下歩進用パルス1パルスにつき1ステツプ送られ
るものとして説明する。116は、比較回路114とパルス発
生器115との出力に基づいてモータ5の作動を制御する
制御回路であつて、例えば比較回路114の出力中“A>
B"の高レベルに応答してモータ5を正転させ、“A<B"
の高レベルに応答してモータ5を逆転させ、“A=B"の
高レベルに応答して駆動回路117へのパルスの供給を断
つてモータ5を停止させる機能を有する。なお制御回路
116はモータ5の正・逆転を指定する回転方向指定信号
と回転駆動のためのパルスとを出力し、この回転方向指
定信号は、例えばこれが高レベルのとき正転を、低レベ
ルのとき逆転を指令する。117は制御回路116の出力に基
づいてモータ5を指定された方向へ指定された量だけ回
転させるモータ駆動回路、118は比較回路114の“A<B"
出力と後述のリセツト回路127の出力とを入力するオア
ゲートであつて、その出力が制御回路116の逆転入力に
接続される。
ここで磁気ヘツド6は、モータ5の正転によりトラツク
番地が増大する方向に、その逆転によりこれが減少する
方向に移動するものとする。制御回路116からの回転方
向指定信号及びパルス出力は、U/Dカウンタ113にそれぞ
れカウントモード設定信号及びカウントパルスとして与
えられる。この場合U/Dカウンタ113は、磁気の回転方向
指定信号の高レベル、すなわち正転の指令によりアツプ
カウントモードに、その低レベル、すなわち逆転の指令
によりダウンカウント・モードに設定される。
119は比較回路114の“A<B"出力の高レベルによりセツ
トされ、“A>B"出力の高レベルによりリセツトされる
立上り同期型のRSフリツプフロツプ、120はこのフリツ
プフロツプ119のQ出力と、モード設定回路103の出力RC
と、更に、リセツト回路127の出力とを受けるオアゲー
ト、121はオアゲート120の出力に応答して第3(a)、
8図のソレノイド51を励磁するソレノイド駆動回路であ
る。133は記録開始(トリガ)スイツチ、134は記録開始
スイツチ133の出力とアンドゲート134の出力を受けるア
ンドゲートで、その出力は記録信号処理回路130に制御
信号として附与される。
124は電源、125は電源スイツチであり、電源スイツチ12
5の投入により、パルス発生器115、制御回路116、駆動
回路117、オアゲート118及び120、フリツプフロツプ11
9、ソレノイド駆動回路121、ステツピングモータ5並び
に磁気ヘツド6(一般的にははトランスデユーサ)に対
する基準位置検出装置126及びリセツト回路127が電源12
4に接続される。なおデイスクモータ(第3(a),4,6
図の7)も、これとともに電源124に接続されることを
可とする。基準位置検出装置126は磁気ヘツド6が基準
位置に向つて送られ、基準位置が検出されると、基準位
置検出完了信号を発生し、これがリセツト回路127に送
られる。リセツト回路127は、磁気デイスク(第1図の
1)の第1トラツクの外側の基準位置まで磁気ヘツド6
を移動させるためのリセツト信号を、基準位置が検出さ
れるまでオアゲート118を介して制御回路116に供給し続
ける。制御回路116は、このリセツト信号に応答してこ
れが解除されるまで、モータ5を逆転させるための回転
方向指定信号及びパルスを出力する。
磁気ヘツド6が基準位置にリセツトされてリセツト回路
127のリセツト信号が解除されるようになると、インバ
ータ127′の出力が高レベルとなることによりスイツチ
回路128が閉じてスイツチ125の投入により電源124に接
続される。これとともにパワーアツプクリア回路129が
作動し、モード設定回路104、レジスタ106およびU/Dカ
ウンタ113などにパワーアツプクリア・パルス(PUC)が
与えられ、これらの回路がクリアあるいはリセツトされ
る。
130は映像信号を磁気ヘツド6に供給して磁気デイスク
1に記録するための記録信号処理回路、131は磁気ヘツ
ド6でピツクアツプされた信号を再生するための再生信
号処理回路であつて、これらは前述のようにそれぞれ対
応するアンドゲート121,122により制御される。132は再
生された信号を表示するデイスプレイ装置を示すが、再
生信号はプリンタ等の出力装置に接続することもでき
る。
電源スイツチ125を投入すると、パルス発生器115、制御
回路116、駆動回路117、オアゲート118及び120、フリツ
プフロツプ119、ソレノイド駆動回路121、基準位置検出
装置126、リセツト回路127、ステツピングモータ5及び
必要に応じデイスクモータ7が電源124に接続され、か
つリセツト回路127は、前記のリセツト信号を、磁気ヘ
ツド6が前記の基準位置へ到達するまでオアゲート118
を介して制御回路116に供給する。これにより制御回路1
16は回転方向指定信号を低レベルにして駆動回路117に
対しモータ5の逆転を指令するとともに、パルス発生器
115からのモータ歩進用パルスを出力する。その結果駆
動回路117がモータ5を逆転させ、磁気ヘツド6が基準
位置にないときは、基準位置に達するまで移動させられ
る。なお、この間、リセツト回路127からのリセツト信
号によつてオアゲート120の出力が高レベルとなるため
にソレノイド駆動回路121が作動してソレノイド51を励
磁し、従つて、スライダ45はそのキー45bがカセツト2
側のカウンタ40から離脱させられた状態で空転すること
になる。そして、磁気ヘツド6が基準位置に達すると、
基準位置検出装置126がこれを検出してその出力が低レ
ベルに下がるので、リセツト回路127が制御回路116に対
するリセツト信号の供給を停止し、モータ5もその位置
で停止する。またこれによりオアゲート120の出力が低
レベルとなるので、ソレノイド駆動回路121はソレノイ
ド51の励磁を断ち、従つて、スタイダ45はクラツチレバ
47によりカウンタ40と係合する方向に付勢された状態と
なる。但し、この状態では、スタイダ45のキー45bはカ
ウンタ40のキー溝40bに対して移送が合つておらず、従
つて、両者の係合はまだ行なわれない。
リセツト回路127からのリセツト信号が低レベルになる
と、インバータ127′の出力が高レベルとなり、スイツ
チ回路128が作動し、電源スイツチ125の投入時に電源12
4に接続された回路以外のすべての回路が電源124に接続
される。これとともにパワーアップクリア回路129が作
動し、その出力であるパワーアップクリア・パルスがモ
ード設定回路104、レジスタ106、U/Dカウンタ113等に供
給され、これらの回路がクリアあるいはリセツトされ、
したがつて表示装置107にトラツク番地ゼロが表示され
る。
この状態で、記録スイツチ101又は再生スイツチ102を押
すと共に、トラツク指定スイツチ105により所望のトラ
ツク番地を指定すると、そのトラツク番地データnがレ
ジスタ106に蓄積され、表示装置107は装置のモードと指
定トラツク番地とが表示される。そしてデータ変換テー
ブル108からデータ4nが出力され、比較回路114の入力A
に与えられる。一方比較回路114の入力BにはU/Dカウン
タ113の出力が与えられているが、このときU/Dカンウタ
113の出力がゼロであるので、比較回路114の“A>B"出
力が高レベルとなる。これにより制御回路116は回転方
向指定信号を高レベルにしてモータ5の正転を指令する
とともにパルス発生器115からのモータ歩進用パルスを
出力する。その結果駆動回路117はモータ5を正転さ
せ、磁気ヘツド6は基準位置から指定されたn番地のト
ラツクへ向けて移動させられる。一方このとき制御回路
116からのモータ正転指令によりU/Dカウンタ113はアツ
プカウントモードで動作し、磁気ヘツド6のステツプ送
りに相応したモータ歩進用パルスをカウントする。磁気
ヘツド6がn番地のトラツク位置に到達すると、この時
点でU/Dカウンタ113のカンウト出力が4nとなり、したが
つて比較回路114の出力中“A=B"が高レベルになる。
これにより制御回路116がモータ歩進用パルスの出力を
停止するので、モータ5が停止し、磁気ヘツド6はこの
n番地のトラツク位置で停止する。
ここで再生時の動作と記録時の動作とを説明する。
(1)再生時の動作 再生スイツチ102の操作により再生モードが指定される
と、モード設定回路103の出力RPが高レベルに維持され
るためにオアゲート120の出力が高レベルに維持され、
これによりソレノイド駆動回路121は再生動作中はソレ
ノイド51を励磁状態に維持するようになる。従つて、再
生動作中はスライダ45はカセツト2のカウンタ40に対し
て離脱状態に維持され、カウンタ40の歩進は全て行なわ
れないことになる。
そして上述の動作によりヘツド6がトラツク指定スイツ
チ105により指定されたトラツク位置に達して比較回路1
14の“A=B"出力が高レベルになることによりヘツド6
がその位置で停止させられると、このとき、アンドゲー
ト109の出力が高レベルとなり、これにより再生信号処
理回路131が作動して再生画像がデイスプレイ装置132に
デイスプレイされるようになる。
因みにn番地のトラツク位置における再生が終了し、磁
気ヘツド6をn′番地のトラツク位置に移動させるに
は、トラツク指定スイツチ105によりn′番地を指定す
る。このときnとn′との大小により比較回路114の
“A>B"出力又は“A<B"出力が高レベルとなり、その
結果モータ5の回転方向及びU/Dカウンタ113のカウント
モードが定まるが、基本的には、前述の基準位置からn
番地のトラツク位置へ向けての移動と同じ態様で、磁気
ヘツド6がn番地のトラツク位置からn′番地のトラツ
ク位置へ向けて移動し、この場合も4ステツプ単位の送
りが行なわれる。
そして、ヘツド6がn′番地のトラツク位置に達して比
較回路114の“A=B" 出力の高レベルによりヘツド6
がその位置で停止させられると、この時点でアンドゲー
ト109の出力が再び高レベルとなり、従つて、前述と同
様にして再生画像のデイスプレイが行なわれるようにな
る。
(2)記録時の動作 記録スイツチ101の操作により記録モードが設定される
とモード設定回路103の出力RCが高レベルに維持され
る。
ここで、この時に前述のようにしてトラツク指定スイツ
チ105により指定したトラツク番地nが、この時に装置
に装填されているカセツト2のカウンタ40により指示さ
れているトラツク番地Nに対してn<Nである場合に
は、前述のようにしてヘツド6がn番地のトラツクに達
して停止した状態ではスライダ45のキー45bがカウンタ4
0のキー溝40bにまだ係合していないために接片50と接片
50′は接触状態にあり、従つて、アンドゲート104の出
力が低レベルとなることにより信号の記録は禁止される
ことになる。そしてこの時、インバータ123の出力が高
レベルとなることにより表示装置107に記録禁止状態に
ある旨、表示されるようになる。
一方、n≧Nである場合には、ヘツド6がn番地のトラ
ツク位置に向けて移動させられる過程でN番地のトラツ
ク位置に達した時にスライダ45のキー45bとカウンタ40
のキー溝40bとの位相が合うことにより両者が係合し、
以降、カウンタ40の歩進が行なわれるようになる。ま
た、両者が係合すると接片50と接片50′とが開き、そし
て、その後、ヘツド6が指定されたn番地トラツク位置
に達して比較回路114の“A=B"出力が高レベルになる
とアンドゲート104の出力が高レベルになる。これによ
りインバータ123の出力が低レベルとなるため表示装置1
07では記録禁止の表示が消えるようになる。そして、ヘ
ツド6がn番地のトラツク位置で停止した状態で記録開
始スイツチ133を操作するとアンドゲート134の出力が高
レベルとなる。アンドゲート134の出力が高レベルにな
ると、記録信号処理回路130が作動して、映像信号が磁
気ヘツド6を経て回転中の磁気デイスク1の指定番地n
のトラツクに1フイールド又は1フレーム分記録され
る。なお、このときの映像信号源は本装置に内蔵される
ビデオカメラもしくは別体のビデオカメラの出力又は放
送中の信号のいずれでもよい。
次にn番地でのトラツクの記録を終了して他の番地n′
のトラツクでの記録を行なう場合、この時に指定した番
地n′がnに対してn′>nである場合にはヘツド6は
n′番地のトラツク位置に進められ、また、カウンタ40
もn′番地まで歩進させられて、このn′番地のトラツ
クに対する記録が可能となるが、逆に、n′<nの場合
には、比較回路114の“A<B"出力の高レベルによつて
フリツプフロツプ119がセツトされてそのQ出力が高レ
ベルとなるためにオアゲート120の出力が高レベルとな
り、これによりソレノイド駆動回路121はソレノイド51
を励磁してスライダ45をカウンタ40から離脱させる。こ
れにより接片50と接片50′とが接触するためにアンドゲ
ート104によりn′番地のトラツクに対する記録は禁止
され、且つ、このn′番地のトラツク位置にヘツド6が
移動させられる間、スライダ45は空転することになる。
因みにこの記録禁止状態においてトラツクの指定番地を
n′からn″に変更した場合、n″が前述のnに対して
n″>n(>n′)であれば、ヘツド6はn″番地のト
ラツク位置に移動させられ、且つ、この時、比較回路11
4の“A>B"出力が高レベルとなる(n″>n′である
ため)ためフリツプフロツプ119がリセツトされてその
Q出力が低レベルとなり、これによりオアゲート120の
出力が低レベルとなつてソレノイド駆動回路121はソレ
ノイド51の励磁を断つようになる。従つて前述と同様、
ヘツド6がn″番地のトラツク位置へ向けて移動させら
れる過程で、n番地のトラツク位置に達した時、スタイ
ダ45とカウンタ40との係合が行なわれてカウンタ40は
n″まで歩進させられ、且つ、接片50と接片50′とが開
くため記録が可能になる。一方、前記のn″がn>n″
>n′である場合には、比較回路114の“A>B"出力の
高レベルによつてフリツプフロツプ119がリセツトされ
そのQ出力が低レベルとなることによりオアゲート120
の出力が低レベルとなつてソレノイド駆動回路121によ
るソレノイド51の励磁が断たれるが、しかしながら、こ
の状態ではスライダ45のキー45bとカウンタ40のキー溝4
0bとの位相が合つていないためにスライダ45はカウンタ
40に対し離脱状態にあり、従つて、接片50と接片50′が
接触していることにより記録は禁止されることになる。
従つて、記録モードにおいては、以前に記録を行なった
トラツクの番地よりも大なる番地のトラツクを指定した
時のみ記録が可能になる訳である。
発明の効果 以上説明したように本発明によると、ヘツドを支持する
基板に設けられた2個のピボツト点を基準とし、この2
個のピボツト点を中心としてアジマス調整ネジの調整に
より回動調整され、2個のピボツト点のうちの1点が他
の1点に対し調整ネジの調整により高さ調整されるよう
に構成したから、ヘツドの記録トラツクに対するアジマ
ス調整と記録トラツクと直交する方向のあおり調整を、
それぞれ互いに干渉することなく別個に独立して行なう
ことができる。またヘツドキヤリアを前記記録媒体上の
記録トラツクの並ぶ方向にガイド軸によつて移動可能に
且つ該ガイド軸の回りに回動自在に支持し、前記ガイド
軸の方向に移動することによつて前記ヘツドを前記各記
録トラツクへと移動し、前記ガイド軸の回りを回動する
ことによつて前記記録媒体に対するヘツドの突出又は退
避方向の移動を行うように構成したので、ヘツドの記録
媒体に対する突出,退避方向の調整をヘツドキヤリアの
移動機構によつて行うことができ、調整箇所を増やすこ
となく、高精度のヘツド位置調整が可能となる。
またヘツドキヤリアを回動して調整を行う際も、他の調
整箇所にその影響を及ぼすことなく行えるので、高い精
度を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)から第9図までは本発明の実施例を説明す
るための図であり、第1図(a)はカセツトの平面図、
第1図(b)はカセツトの側断面図、第2図はカセツト
の装填方向とは反対の方向から見た磁気デイスク装置の
平面図、第3図(a)は第2図に示される磁気デイスク
装置を裏側から見た斜視図、第3図(b)はステツピン
グモータをスクリユ軸と直交する方向に取付けた場合の
平面図、第4図は第2図に示される磁気デイスク装置を
断面A−Aから見た側断面図、第5図(a)は磁気ヘツ
ドキヤリアの斜視図、第5図(b)は磁気ヘツドを備え
たバイモルフとその支持部材の平面図、第5図(c)は
第5図(b)に示されるものの側断面図、第6図は第2
図に示される磁気デイスク装置を断面B−Bから見た側
断面図、第7図は第2図に示される磁気デイスク装置を
断面C−Cから見たカウンタの側断面図、第8図は第2
図に示される磁気デイスク装置をD方向から見た側断面
図、第9図は記録ヘツドに送りを与える制御回路により
カウンタを作動又は不作動にさせる回路を示す図であ
る。 図中、6は磁気ヘツド、11はバイモルフ、12はバイモル
フ支持部材、13はネジ、14は取付部材、12eと12fは2個
の位置決め孔、18はアジマス調整ネジ、17は取付ネジ、
19は押圧バネ、15は位置決め円錐ピン、16は調整用円錐
ネジ、14aは位置決め孔、21は位置決め円錐ピン、22は
調整ネジ、23は止めネジ、24は押圧バネを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘツドを記録媒体上の複数の記録トラツク
    へと移動するヘツドキヤリアを備え、前記ヘツドキヤリ
    ア上には前記ヘツドを保持する第1の基板が2点でピボ
    ツト支持され、前記2点を結ぶ軸を中心として回動可能
    であり、前記2点のピボツト点のうちの1点が他の1点
    に対し高さ調整が可能であり、前記した2点を結ぶ軸の
    まわりの回動によつて前記ヘツドのアジマス調整を行
    い、前記ピボツト点の高さ調整によつて前記ヘツドの記
    録トラツク方向に対し直交方向のあおり調整を行うよう
    に構成し、前記ヘツドキヤリアは前記記録媒体上の記録
    トラツクの並ぶ方向にガイド軸によつて移動可能に且つ
    該ガイド軸の回りに回動自在に支持されており、前記ガ
    イド軸の方向に移動することによつて前記ヘツドを前記
    各記録トラツクへと移動し、前記ガイド軸の回りを回動
    することによつて前記記録媒体に対するヘツドの突出又
    は退避方向の移動を行うように構成したことを特徴とす
    る記録再生装置におけるヘツド調整機構。
  2. 【請求項2】前記2点のピボツト点を基準とし、第2の
    軸まわりに回動可能で、かつ第1のヘツド基板を支持
    し、前記第1と第2の軸がほぼ直交することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の記録再生装置におけるヘ
    ツド調整機構。
JP58132537A 1983-07-20 1983-07-20 記録再生装置におけるヘツド調整機構 Expired - Lifetime JPH06105494B2 (ja)

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DE19843426873 DE3426873A1 (de) 1983-07-20 1984-07-20 Einrichtung zur aufzeichnung und/oder wiedergabe
US07/245,997 US4937695A (en) 1983-07-20 1988-09-14 Recording and/or reproducing apparatus
US07/446,435 US5012374A (en) 1983-07-20 1989-12-05 Recording and/or reproducing apparatus in which the position of head means relative to the record bearing medium is controlled between two positions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06105543B2 (ja) * 1986-12-05 1994-12-21 日本ケミコン株式会社 フロツピデイスク駆動装置の磁気ヘツド調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5819703Y2 (ja) * 1976-09-27 1983-04-22 ソニー株式会社 ヘツドの支持装置
JPS54163017A (en) * 1978-06-14 1979-12-25 Toshiba Corp Magnetic head adjusting mechanism

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