JPH06104932A - 応答監視時間の決定方法 - Google Patents

応答監視時間の決定方法

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JPH06104932A
JPH06104932A JP4274951A JP27495192A JPH06104932A JP H06104932 A JPH06104932 A JP H06104932A JP 4274951 A JP4274951 A JP 4274951A JP 27495192 A JP27495192 A JP 27495192A JP H06104932 A JPH06104932 A JP H06104932A
Authority
JP
Japan
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time
communication
response
monitoring time
network
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Pending
Application number
JP4274951A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Sawada
寛治 沢田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信相手先を決定した後、その応答監視時間
を、その都度自動的にかつ動的に最適な値に決定する。 【構成】 現実の応答時間は、予めネットワーク上の通
信経路決定処理に要した応答時間T1に依存する。そこ
で、これに安全率Aを乗じ、更にこれに通信の際、イン
タフェースの層でその都度実行されるアクセス制御のた
めの処理時間Bを加算して応答監視時間Tとする。応答
時間T1はタイマ等により計測し、応答監視時間はその
都度動的に演算処理T=AT1+Bにより求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソースルーティング方
式によって通信経路を決定するコンピュータネットワー
クにおける、通信エラー検出のための応答監視時間の決
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワークを介して通信
を行なう場合、複数のネットワークが複数の中継器を介
して相互に接続されているときは、予め、どの中継器や
ネットワークを介して通信を行なうか、その通信経路を
決定する必要がある。ソースルーティング方式は、この
ような通信経路決定のための従来よく知られた方式であ
る。
【0003】図2に従来一般のソースルーティング方式
フローチャートを示す。この方式では、まずステップS
1において、送信側は受信側を指定して各中継器に中継
要求を行なう。この要求があると、ステップS2におい
て各中継器は送信側から順に受信側に向かって、その時
点で通信が可能な経路を順次選択していく。なお、この
場合、各中継器では自己が中継を行なうという旨の通信
経路情報を付加する。受信側まで通信経路が確立する
と、受信側では、この通信経路情報に従って同一通信経
路で送信側に対し応答を返す(ステップS3)。ステッ
プS4では送信側でその応答を受信し、受信後に通信経
路情報に基づいて先に決定された通信経路で通信を開始
する。
【0004】図3に通信経路例説明図を示す。上記のよ
うな方式により通信経路が決定すると、この図に示すよ
うに送信側1から順にネットワーク2、中継器3、ネッ
トワーク4、中継器5、ネットワーク6が接続され、受
信側7と送信側1との通信が可能となる。このようなコ
ンピュータネットワークにおいて通信が開始された場
合、何らかの障害により通信が不能になることがある。
このときいつまでも応答を待つと送信側1も受信側7も
機能が停止する。従って、通常この種の通信を行なう場
合、エラー検出のために相手方からの応答を待つための
最大限の時間として応答監視時間を設定する。
【0005】図4に従来の応答監視時間決定方法を示
す。(a)及び(b)はそれぞれ従来の別々の応答監視
時間決定方法フローチャートである。図4(a)におい
て、まずステップS1で通信相手先が決定すると、ステ
ップS2で通信相手先ごとに予め定めた通信応答監視時
間を決定する。その後ステップS3において通信が監視
される。即ち、この方法では、通信相手先のリストと対
応させて、予め最適の通信応答監視時間を定めておき、
通信を行なう場合には、このテーブルデータを基に自動
的に通信応答監視時間を決定する。
【0006】図4(b)に示す方法は、まずステップS
1で通信相手先を決定し、ステップS2で予め一律に定
めた通信応答監視時間を決定する。そして、ステップS
3において通信を監視する。即ち、この方法では通信相
手先にかかわらず予め一律に定めた通信監視応答時間を
使用する。従って、この場合予め必要と認められる最大
の通信応答時間を全ての通信相手先について設定するこ
とになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の応答監視時間決定方法では、次のような解決す
べき課題があった。まず、通信相手先ごとに予め定めた
通信応答監視時間を決定する方法では、事前に通信応答
監視時間を定めておく作業が煩雑であり、また通信相手
先の増減に伴うテーブルデータの保守管理が必要である
といった問題があった。また、予め一律に定めた通信応
答監視時間を使用する場合、本来もっと短い時間に設定
してよいはずの通信相手先に対しても、必要以上の長い
通信応答監視時間を設定するため、エラーの検出が遅れ
てしまうという問題があった。
【0008】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、通信相手先を決定した後、応答監視時間を、その都
度自動的にかつ動的に最適な値に決定することができる
応答監視時間の決定方法を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、ネ
ットワークを介して通信を行なう際の応答監視時間を、
予め送信側で実行される前記ネットワーク上の通信経路
決定処理に要した応答時間に安全率を乗じた時間と、イ
ンタフェースの層がアクセス制御のための手順を実行す
る処理時間とを加算して決定することを特徴とする応答
時間の決定方法に関する。
【0010】また本発明の第2発明は、ネットワークを
介して通信を行なう際の応答監視時間を、予め送信側で
実行される前記ネットワーク上の通信経路決定処理にお
いて、通信経路情報から求められた経由ネットワーク数
と、ネットワーク内での中継遅延時間と、安全率とを乗
じて、その結果を2倍して決定することを特徴とする応
答時間の決定方法に関する。
【0011】
【作用】現実の応答時間は、予めネットワーク上の通信
経路決定処理に要した応答時間T1に依存する。そこ
で、これに安全率Aを乗じ、更にこれに通信の際、イン
タフェースの層でその都度実行されるアクセス制御のた
めの処理時間を加算して応答監視時間とする。応答時間
T1はタイマ等により計測し、応答監視時間はその都度
動的に演算処理により求められる。一方、通信経路決定
処理の際には、応答中に通信経路情報が含められる。第
2発明では、ここから経由ネットワーク数を求め、予め
一律に定めたネットワーク内での中継遅延時間に安全率
を乗じて、往復経路のためこれを2倍して応答監視時間
を定める。上記いずれかの方法により、通信相手先と通
信経路に応じて応答監視時間が動的に決定できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の第1発明の応答監視時間決定方
法を示すフローチャートである。本発明においては、ま
ずステップS1からS3までの手順で、従来と同様のソ
ースルーティング方式による通信経路の決定を行なう。
この時、本発明においては、その応答時間T1をタイマ
等を用いて計測する。更にこれに、インターフェイスに
よるLLC副層以上の各層がアクセス制御のために必要
とする処理時間を加算して、実際の通信の際応答に必要
な時間を求める。本発明においては、この場合に必要な
安全率を加味して応答監視時間を求めるようにする。
【0013】具体的には図1のフローチャートに示すよ
うに、まずステップS1において送信側は受信側を指定
して各中継器に対し中継要求を行なう。ステップS2で
は各中継器が送信側から順に受信側に向かって通信経路
を選択していく。この場合、各中継器はその選択された
通信経路を示す通信経路情報を付加し、次の中継器に必
要な制御情報を送る。こうして最終的に受信側に通信経
路情報等の制御情報が受信されると、ステップS3にお
いて受信側から同一通信経路で送信側に対し応答を返
す。
【0014】送信側では、この応答を受信したとき、中
継要求から応答受信までの応答時間T1を求める。この
応答時間T1は、中継器の数やネットワークの数に依存
する通信経路固有の値となる。通信エラー検出のための
制限時間として応答監視時間を定める場合、この応答時
間T1に対して予め安全率Aを乗じる。この安全率A
は、例えば1.5〜2程度の値に選定しておく。更に、
実際の通信を行なう場合の、LLC(ロジカルリンクコ
ントロール)副層以上の各層の処理時間を予め求めてお
き加算する。この値はネットワークのプロトコルによっ
て一定の値であるため、通信経路にかかわらず定められ
る。即ち、応答監視時間Tは次のような式により決定す
ることができる。 T=AT1+B こうして求められた応答監視時間Tを用いて通信を開始
すればよい。
【0015】図5は本発明の第2発明の応答監視時間の
決定方法フローチャートを示す。第1発明では実際の通
信経路を使用した応答時間を実測して、これに依存する
応答監視時間を求めた。しかしながら、例えば通信経路
を構成する各ネットワークの遅延支援時間が、それぞれ
ほぼ平均化していれば、経由ネットワーク数に予め求め
ておいた中継遅延時間を乗じることにより、直ちに、必
要な応答監視時間の基礎となるデータを得ることができ
る。第2発明はこのような方法を実施したものである。
【0016】即ち、ステップS1、S2、S3のソース
ルーティング方式については、図1に示す第1発明と同
様の手順を実行し、その時得られた通信経路情報に含め
られた経由ネットワーク数Nを抽出する(ステップS
4)。そして、ステップS5で、これにネットワーク内
での中継遅延時間Dを乗じ、更に安全率Aを乗じる。こ
の安全率Aは第1発明と同様に、1.5〜2程度に選定
する。そして、通信経路は往復するからA×D×Nを2
倍して応答監視時間Tを得る。即ち、応答監視時間Tは
次の式により求めることができる。 T=2ADN 以上の結果求められた応答監視時間で通信を開始する
(ステップS6)。
【0017】上記第1発明の方法よりも第2発明の方法
は、パラメータを求める手順や計算が容易である。しか
しながら、中継遅延時間が著しく異なるネットワークが
含まれているような場合、第1発明の方法を採用するこ
とが好ましく、中継遅延時間が平均化されている場合、
第2発明の方法を採用することがより簡便である。
【0018】本発明は以上の実施例に限定されない。送
信側と中継器側を結ぶコンピュータネットワークは、各
種の複雑な中継器とネットワークとの組み合せにより構
成されていてもよく、第1発明の方法では特に通信経路
情報は必要としない。また、第1発明、第2発明とも
に、応答監視時間を求める式には、更にその他のファク
ターを含めるようにしても差し支えない。
【0019】
【発明の効果】以上説明した本発明の応答監視時間の決
定方法は、予め送信側で実行されるネットワーク上の通
信経路決定処理に要した実際の応答時間に安全率を乗
じ、更に必要なアクセス制御のための処理時間を加算し
て応答監視時間を決定するので、通信相手先と通信経路
に応じた最適の応答監視時間がその都度動的に決定され
る。従って、予め煩雑なデータを用意する必要がなく、
最適な監視時間で速やかにエラー検出ができる。また、
予め送信側で実行されるネットワーク上の通信経路決定
処理において通信経路情報から求められた経由ネットワ
ーク数とネットワーク内の中継遅延時間と安全率を乗じ
て、2倍し応答監視時間を決定するようにすれば、簡単
な手順で簡単な演算処理を用いて通信経路に応じた最適
の応答監視時間を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明の応答監視時間の決定方法フ
ローチャートである。
【図2】一般のソースルーティング方式フローチャート
である。
【図3】通信経路例説明図である。
【図4】従来の応答監視時間決定方法フローチャートで
ある。
【図5】本発明の第2発明の応答監視時間の決定方法フ
ローチャートである。
【符号の説明】
S1〜S6 処理ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して通信を行なう際の
    応答監視時間を、 予め送信側で実行される前記ネットワーク上の通信経路
    決定処理に要した応答時間に安全率を乗じた時間と、 インタフェースの層がアクセス制御のための手順を実行
    する処理時間とを加算して決定することを特徴とする応
    答監視時間の決定方法。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して通信を行なう際の
    応答監視時間を、 予め送信側で実行される前記ネットワーク上の通信経路
    決定処理において、通信経路情報から求められた経由ネ
    ットワーク数と、 ネットワーク内での中継遅延時間と、 安全率とを乗じて、 その結果を2倍して決定することを特徴とする応答監視
    時間の決定方法。
JP4274951A 1992-09-18 1992-09-18 応答監視時間の決定方法 Pending JPH06104932A (ja)

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JP4274951A JPH06104932A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 応答監視時間の決定方法

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JPH06104932A true JPH06104932A (ja) 1994-04-15

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102553A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Nec Corp 端末装置、サーバクライアントシステム、端末制御プログラム、および、端末制御方法
JP2010224647A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fujitsu Ltd タイマ値管理システムおよびサーバ装置
WO2014115293A1 (ja) * 2013-01-25 2014-07-31 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システム

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JP2010224647A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fujitsu Ltd タイマ値管理システムおよびサーバ装置
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