JP2887952B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP2887952B2
JP2887952B2 JP16690491A JP16690491A JP2887952B2 JP 2887952 B2 JP2887952 B2 JP 2887952B2 JP 16690491 A JP16690491 A JP 16690491A JP 16690491 A JP16690491 A JP 16690491A JP 2887952 B2 JP2887952 B2 JP 2887952B2
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JP
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relay route
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信之 小林
真行 越野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送装置、さらに
詳しくはパケット交換網やATM(Asynchronous Transf
er Mode)網のようなデータ伝送網において中継ルートを
決定するデータ伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パケット交換網やATM網における中継
ルートの選択に関する先行技術としては、種々のものが
存在するが、例えば、特開平2−153695号公報
「迂回接続経路選択方法」がある。図1はパケット交換
網を簡略化した図で、本願発明の一実施例を説明するた
めの図であるが、従来の技術も同様のパケット交換網を
使用しており、図1を用いて従来の技術を説明する。図
において、1は発信局、2は着信局、3,4はそれぞれ
中継局、5は発信局1に接続されている端末、6は着信
局2に接続されている端末、10〜15はそれぞれ各局
1〜4を接続する中継線、20〜22の白抜きの矢印は
発信局1から着信局2までの選択が可能な各中継ルート
を示す。
【0003】次に動作について説明する。例えば、端末
5から端末6に対して呼を設定し、発信局1から中継局
3を経由して着信局2へ送信する、中継ルート21が選
択される場合、中継局3は中継ルート21の回線である
中継線11,15の回線の空き情報を中継ルート使用情
報として発信局1へ送信する。発信局1は送られてきた
中継ルート使用情報を基に、中継ルート選択確率を記憶
し、発信局1から着信局2への次の呼設定時に各中継ル
ート(図1で言えば中継ルート20〜22)の選択確率
を参照し、実際に中継する中継ルートを決定する。
【0004】さらに詳しく言えば、例えば、空き回線の
無い中継ルートに対しては0.1、空き回線が有る中継
ルートに対しては残りの0.9を分配する。発信局1で
は、迂回接続路状態メモリを参照して、選択確率情報の
内容に従って確率的に迂回接続経路を選択する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のデータ伝送装置は以上のように回線使用情
報に基づく中継ルート選択確率により、新たな呼の使用
する中継ルートを決定しているため、中継局が増加する
と中継ルート使用情報を監視するための中継回線や中継
ルート使用情報を報告する中継局が増大し、発信局にお
ける各中継ルート選択確率の算出が複雑化し困難になる
点にある。また、回線使用情報に基づく中継ルート選択
確率では、中継局が実際に行っているデータ伝送処理の
負荷状態が反映されていないため、当該発信局および当
該受信局以外の他局同志のデータ伝送処理を行っていて
負荷の高い中継ルートを選択してしまう可能性があり、
中継線や中継局の負荷が不均一になる等の問題点があっ
た。
【0006】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、伝送されるデータの内容や実際の負荷状態
を考慮した中継ルート選択確率により呼設定時の中継ル
ートを決定することで、各データの転送時間を保証しな
がら中継線や中継局の負荷を均等に保ちデータ伝送が行
えるデータ伝送装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるデータ伝
送装置は、全ての中継ルートについて周期的にデータ転
送遅延時間を測定し、伝送データの内容に基づき予め定
めた許容最大転送時間から中継ルート毎のデータ転送遅
延時間を引いて中継ルート毎の転送余裕時間を算出し、
この転送時間の比を中継ルート選択確率とし、新たな呼
を設定する場合はこの中継ルート選択確率に従って中継
ルートを決定することを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明においては、中継ルート毎の転送余裕時
間の比を中継ルート選択確率とし、新たな呼を設定する
場合はこの中継ルート選択確率に従って中継ルートを決
定することにより、伝送データの内容や中継局でのデー
タ転送処理の負荷も含めた中継ルートの決定が可能とな
り、中継線や中継局の負荷を均等に保つことができる。
【0009】なお、この種のデータ伝送装置における中
継ルート決定方法としては、上述の従来例の他に、例え
ば、パケット流のバースト性を考慮した、特開平2−2
90352号公報「パケット交換網における制御方法及
びルート設定方法並びに呼設定方法」などがあり、ま
た、各中継ルートの転送時間測定方法に関する先行技術
としては、例えば、特開平2−189046号公報「パ
ケット交換網における転送遅延時間測定方法」が存在す
る。本願発明は伝送データの内容に基づき定められる許
容最大転送時間から実際のデータ転送遅延時間を引いて
中継ルート毎の転送余裕時間を算出し、この転送余裕時
間の比を中継ルート選択確率とすることを発明の要旨と
している。従って、遅延時間に対する制約の強い伝送デ
ータを統合的に扱う高速データ伝達網に対しても各呼の
データ転送遅延時間を満足させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明で実施されるパケット交換網を簡略
化した図で、図1については従来の技術で説明してお
り、ここでは重複した説明は省略する。
【0011】図2は、発信局1と着信局2との間のデー
タ転送時間を測定するシーケンスを示し、図において、
30は中継ルート20を使った場合のデータ転送時間を
測定する転送時間測定パケット、31は中継局3を経由
する中継ルート21を使った場合のデータ転送時間を測
定する転送時間測定パケット、32は中継局4を経由す
る中継ルート22を使った場合のデータ転送時間を測定
する転送時間測定パケットを示す。また、40,41,
42は、それぞれ転送時間測定パケット、30,31,
32に対する転送時間通知パケット、50は発信局の持
つ転送時間テーブルを示す。
【0012】また、図3は転送時間測定パケット33と
転送時間通知パケット43の構成を示すフォーマットで
あり、34,44は指定された中継ルートに基づいて網
内を中継させるための中継ヘッダ、35,45は測定す
る中継ルート番号、36,46は発信局1での転送時間
測定パケット送信時刻、37は転送時間測定パケット3
3の長さを典型的なユーザデータパケット長に合わせる
ためのダミーデータ、47は着信局2における転送時間
測定パケット受信時刻を示す。
【0013】次の図4は、図2の50に示す発信局1の
転送時間テーブルの内容を示す図で、各中継ルート毎
に、中継ルート番号51、各中継ルートを使用して測定
した転送遅延時間52、予め定められた許容最大転送時
間(この実施例では一律500msecとしている)か
ら転送遅延時間52を引いた転送余裕時間53、全ての
中継ルートの転送余裕時間53の合計を1.0とした場
合の各中継ルート毎の転送余裕時間の比である中継ルー
ト選択確立54の各欄が設けられている。
【0014】次に動作について説明する。図1に示すよ
うに、発信局1と着信局2との間に、各々中継ルート2
0,21,22が設定されている場合、図2に示すよう
に、発信局1は周期的に着信局2に対して各中継ルート
を使用し転送時間測定パケット30,31,32を送信
する。送信される転送時間測定パケット30〜32は、
それぞれ図3の33に示すように、着信局2に対してパ
ケットを転送するために必要な、中継ヘッダ34,中継
ルート番号35,発信局送信時刻36,ダミーユーザデ
ータ37が設定される。
【0015】転送時間測定パケット30〜32を受信し
た着信局2は、各々の転送時間測定パケット30〜32
について、ダミーユーザデータ37を削除し、着信局2
における各パケット30〜32の着信局受信時刻47を
付加し、転送時間通知パケット40,41,42を返送
する。
【0016】転送時間通知パケット40,41,42を
受信した発信局1は、転送時間通知パケットの中の発信
局送信時刻46と着信局受信時刻47との差により、転
送遅延時間を算出し、着信局2宛の転送時間テーブル5
0の該当する中継ルートの転送遅延時間53の欄に当該
転送遅延時間を設定する。
【0017】また、同時に伝送データが許容できる許容
最大転送時間から転送遅延時間の差を算出し、転送余裕
時間53として転送時間テーブル50に設定し、さら
に、該当中継ルートの転送余裕時間を全中継ルートの転
送余裕時間の合計で割った値を当該中継ルートの選択確
立54として設定する。また、転送遅延時間52が許容
最大転送時間より大きい場合は、転送余裕時間は0と
し、中継ルート選択確立54は0を設定する。そして、
発信局1から着信局2に対して新たな呼を設定する場合
は、転送時間テーブル50の中継ルート選択確立54に
基づき、当該呼の使用する中継ルートを決定する。以上
のように、使用する中継ルートを転送遅延時間に基づく
中継ルートの負荷状態により新たな呼を分散させること
で、網内の中継線や中継局の負荷を均等にでき、各呼に
ついても転送遅延時間を満足させることができる。
【0018】なお上記実施例は、伝送データの遅延時間
に対する制約の弱いパケットデータのみを取り扱うパケ
ット交換網を用いているため、各中継ルートの許容最大
転送時間を一律に定めているが、例えば、音声データや
画像データ等の遅延時間に対する制約の強い伝送データ
を統合的に扱う高速データ伝送網に対しては、伝送デー
タの種類に応じて複数の許容最大転送時間を定義すると
共に、転送時間テーブルの転送余裕時間および中継ルー
ト選択確率の欄も各転送データごと複数設けることによ
り、呼設定時に伝送データの種類に応じ転送遅延時間を
満足する中継ルートの選択が可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明のデータ転送装置
は、実際の負荷状態を考慮した中継ルート選択確率によ
り新たな呼の中継ルートを決定するため、中継ルートの
負荷状態により新たな呼を分散させることができ、中継
線や中継局の負荷を均等に保つことができる。また、遅
延時間に対する制約の強い伝送データに対しても転送遅
延時間を満足する中継ルートの選択が可能となる等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるパケット交換網を簡略化し
た図である。
【図2】本発明の一実施例におけるデータ転送時間を測
定するシーケンスを示す図である。
【図3】本発明の一実施例における転送時間測定パケッ
トと転送通知パケットの構成を示すフォーマット図であ
る。
【図4】本発明の一実施例における転送時間テーブルの
内容を示す図である。
【符号の説明】
1 発信局 2 着信局 20〜22 中継ルート 50 転送時間テーブル 51 中継ルート番号 52 転送遅延時間 53 転送余裕時間 54 選択確率
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−153695(JP,A) 特開 昭61−239748(JP,A) 特開 平2−268537(JP,A) 特開 昭62−68343(JP,A) 特開 平2−25135(JP,A) 特開 平3−52434(JP,A) 特開 昭60−177756(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット交換網やATM(Asynchronous
    Transfer Mode)網など発信局から着信局に至る中継ルー
    トを複数有するデータ伝送網で呼設定時に複数の中継ル
    ートのうち1つの中継ルートを選択してデータ伝送を行
    うデータ伝送装置において、 伝送データの内容に基づき予め許容最大転送時間を定め
    る手段、 全ての中継ルートについて、データ転送遅延時間を周期
    的に計測し、更新する手段、 伝送データの内容により定められた許容最大転送時間か
    ら各中継ルート毎のデータ転送遅延時間を引いて各中継
    ルート毎の転送余裕時間を算出し、それぞれの転送余裕
    時間の比をそれぞれ中継ルート選択確率として上記発信
    局の転送時間テーブルに保持し、更新する手段、 上記発信局で新たな呼を設定する場合には上記転送時間
    テーブルを検索し、その時の各中継ルート選択確率に従
    って中継ルートを決定する手段、 を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
JP16690491A 1991-07-08 1991-07-08 データ伝送装置 Expired - Lifetime JP2887952B2 (ja)

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JPH0514396A JPH0514396A (ja) 1993-01-22
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