JP2680096B2 - パケット交換網の事前迂回方式 - Google Patents

パケット交換網の事前迂回方式

Info

Publication number
JP2680096B2
JP2680096B2 JP860189A JP860189A JP2680096B2 JP 2680096 B2 JP2680096 B2 JP 2680096B2 JP 860189 A JP860189 A JP 860189A JP 860189 A JP860189 A JP 860189A JP 2680096 B2 JP2680096 B2 JP 2680096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
route
packet
station
transmission request
detour
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP860189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02190060A (ja
Inventor
繁広 紺野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP860189A priority Critical patent/JP2680096B2/ja
Publication of JPH02190060A publication Critical patent/JPH02190060A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2680096B2 publication Critical patent/JP2680096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 パケットデータの交換を行う複数の局により構成さ
れ、宛先端末を収容する宛先局への方路を複数有するパ
ケット交換網で、該方路上の各局がパケット毎に上記複
数方路内の一方路を選択して該パケットをその宛先局ま
で転送する場合の方路決定方式に係り、更に詳しくは1
つの方路に多数のパケットが集中した場合の事前迂回方
式に関し、 パケット交換網において固定迂回方式による方路選択
を行う場合に、異常トラヒック集中時に他方路への影響
の少ない迂回動作を実現することを目的とし、 方路上の各局内に、各宛先局毎に、該宛先局への方路
を決定する方路情報と、各方路に対する送信要求パケッ
ト数がオーバーフローする以前の該各方路対応の所定閾
値を越えた時点で迂回を行うか否かを設定する迂回有無
設定情報とを予め記憶しておく記憶手段と、各送信要求
パケットの宛先局への方路を、該宛先局に対応する前記
記憶手段上の方路情報を参照して選択する第1の処理
と、選択された各方路に対応する送信要求パケット数が
該方路対応の前記所定閾値を越えた場合、前記記憶手段
上の前記迂回有無設定情報が迂回有りを示す宛先局に対
応する送信要求パケットについてのみ前記第1の処理を
繰り返して他の方路を選択させる第2の処理と、前記第
1の処理により選択された各方路に対応する送信要求パ
ケット数が該方路対応の前記所定閾値を越えなくなった
後に前記各送信要求パケットを該方路に送出する第3の
処理とを行う制御手段とを有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パケットデータの交換を行う複数の局によ
り構成され、宛先端末を収容する宛先局への方路を複数
有するパケット交換網で、該方路上の各局がパケット毎
に上記複数方路内の一方路を選択して該パケットをその
宛先局まで転送する場合の方路決定方式に係り、更に詳
しくは1つの方路に多数のパケットが集中した場合の事
前迂回方式に関する。
〔従来の技術〕
複数のパケット交換機により構成されるパケット交換
網では、通常、通信相手端末を収容するパケット交換機
(以下、宛先局と呼ぶ)へのパケット転送経路(以下、
方路と呼ぶ)を複数有し、当該方路上の全てのパケット
交換機(以下、単に局と呼ぶ)がパケット毎に上記複数
方路内の1方路を選択して転送することにより、宛先局
までパケットを転送する方式を採用する。
第6図に、一般的なパケット交換網の構成を示す。同
図において、例えば端末2xから端末2yにパケットを転送
する場合、局1A→方路3a→局1E→方路3d→局1D、局1A
方路3b→局1B→方路3e→局1D、又は局1A→方路3c→局1C
→方路3f→局1D等の方路選択等が代表として考えられ
る。
上記のようなパケット交換網において、複数方路から
1方路を決定する方式としては、従来、各局が各宛先局
への複数の方路を優先順位(例えば距離順)を付与して
記憶したテーブルを有しており、この優先順位に従っ
て、第7図に示すように、まず1つの方路を選択し(同
図S1)、当該方路が使用可能(パケット送出可)状態で
あれば当該方路へパケットを送出し(同図S2→S3)、当
該該方路が使用不可(パケット送出不可)状態であれば
次に優先順位の高い方路を選択して上記と同様の手順を
繰り返す(同図S2→S1)という固定迂回方式が一般的に
採用されている。
すなわち、第6図において、例えば局1Aが端末2xから
のパケットを受信すると、まず、最も優先順位の高い方
路として例えば3aを選択し、この方路3aが使用可能状態
であれば当該方路にパケットを送出して局1Eにパケット
を転送する。また、方路3aが使用不可状態であれば次に
優先順位が高い方路(以下、次順次方路と呼ぶ)として
例えば3bを選択し、その方路3bが使用可能状態であれば
当該方路にパケットを送出して局1Bにパケットを転送す
る。以下、パケットを受け取った下位局でも同様の操作
を繰り返して、最終的に局1Dにパケットを転送する。
上記固定迂回方式においては、当該方路が使用不可で
あると判断する条件すなわち方路迂回条件としては、ト
ラヒック異常集中による送信待ちパケットのキュー長オ
ーバーも含まれる。すなわち、各局は受信したパケット
を一旦パケット交換機内のメモリに蓄積して各パケット
を待たせ(このような待ち状態にあるパケットをキュー
と呼ぶ)、網のトラヒック状態に応じて各送信待ちキュ
ーを順次送出するが、この場合、同一方路へのキューが
集中した場合、そのキューの数が一定数を越えてキュー
長オーバーが発生すると、その方路に関する全てのパケ
ットを順次位方路へ迂回させている。
例えば第6図において、局1Aが、同局に収容される特
には図示しない複数の端末から、宛先が例えば局1B及び
局1Eに収容される特には図示しない端末である多数のパ
ケットを受信した場合、それらのパケットは一旦局1A
の送信待ちキューとして蓄積されるが、これら各キュー
に対応して第1位の方路として方路3aが選択されるた
め、当該方路に対してキュー長オーバーが発生する。従
って、これら方路3aに関する全てのパケットは順次位方
路例えば方路3cへ迂回させられることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の固定迂回方式においては、キュー
長オーバーが発生した以降に当該方路へ到着した全ての
パケットを次順位方路へ迂回させているため、最大のパ
ケットが次順位方路へ流れ込むことになり、当該方路に
おいてもともと転送されているトラヒックに影響を与え
る結果となる。
このような事象が長時間継続した場合には、過剰トラ
ヒックが次順位方路にて転送されるため、関連方路上の
トラヒックの遅延時間が増大するのみでなく、ネットワ
ーク全体のトラヒックに悪影響を与えることとなるとい
う問題点を有している。
本発明は、パケット交換網において固定迂回方式によ
る方路選択を行う場合に、異常トラヒック集中時に他方
路への影響の少ない迂回動作を実現することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明のブロック図である。本発明は、同
図に示すようにパケットデータの交換を行う複数の局に
より構成され、宛先端末を収容する宛先局への方路を複
数有するパケット交換網で、該方路上の各局がパケット
毎に上記複数方路内の一方路を選択して該パケットをそ
の宛先局まで転送するパケット転送方式を前提とする。
そして、前記方路上の各局4a、4i、4j、4x、4y等内に
以下に以下に示す手段を有する。なお、第1図では局4a
内のみに示す。
まず、記憶手段6は、各宛先局毎に、該宛先局への方
路を決定する方路情報7と、各方路に対する送信要求パ
ケット数がオーバーフローする以前の該各方路対応の所
定閾値を越えた時点で迂回を行うか否かを設定する迂回
有無設定情報8とを予め記憶しておく手段である。
次に、制御手段5は、各送信要求パケット10の宛先局
への方路を、該宛先局に対応する前記記憶手段6上の方
路情報7を参照して選択する第1の処理と、選択された
各方路9に対応する送信要求パケット数が該方路対応の
前記所定閾値を越えた場合、前記記憶手段6上の前記迂
回有無設定情報8が迂回有りを示す前記方路に係る宛先
局に対応する送信要求パケットについてのみ前記第1の
処理を繰り返して他の方路を選択させる第2の処理と、
前記第1の処理により選択された各方路に対応する送信
要求パケット数が該方路対応の前記所定閾値を越えなく
なった後に前記各送信要求パケットを該方路に送出する
第3の処理とを行う手段である。
〔作用〕
例えば、局4aにおいて、記憶手段6には、例えば宛先
局4x、4y等毎に、該各宛先局への方路を決定する方路情
報7x、7y等が記憶される。同じく宛先局4x、4y等毎に、
各方路9m、9n等に対する送信要求パケット数が、オーバ
ーフローする以前の該各方路対応の所定閾値を越えた時
点、迂回を行うか否かを設定する迂回有無設定情報8x
8y等を記憶する。なお、各方路対応に所定閾値を設ける
のは、方路毎に許容できるトラヒック量が異なる場合が
多いからである。
今、局4aにおいて、例えば送信要求パケット10p、1
0q、10t等が受信されると、制御手段5はまず第1の処
理として、各送信要求パケット10p、10q、10t等の各宛
先局4x、4y等への方路を、該宛先局に対応する前記記憶
手段6上の方路情報7x、7y等を参照して選択する処理を
行う。方路情報7x、7y等は、例えば優先順位順に方路番
号等を記憶したものである。上記処理により、例えば送
信要求パケット10pに対しては方路9m、送信要求パケッ
ト10qに対しては方路9n、送信要求パケット10tに対して
は方路9m等のように選択される。
続いて、制御手段5は、第2の処理として、選択され
た各方路9m、9n等に対応する送信要求パケット数が該方
路対応の前記所定閾値を越えた場合、前記記憶手段6上
の前記迂回有無設定情報8x、8y等が迂回有りを示す前記
各方路に係る宛先局に対応する送信要求パケットについ
てのみ前記第1の処理を繰り返して他の方路を選択させ
る処理を行う。例えば、今、送信要求パケット10p、1
0q、・・・・10t等の宛先局が4x、4yであり、前記第1
の処理の結果、局4iに向かう方路9mに割当が集中してし
まい、方路9mに対応する送信要求パケット数が、前記所
定閾値を越えた場合を考える。ここで、該所定閾値は、
その方路が収容できる最大パケット数をオーバーフロー
する値までには到らないが、それにかなり近い値となっ
ている。このようになった場合、該方路9mに係る宛先局
4x、4yに関して、記憶手段6内の迂回有無設定情報8x
8y等を参照し、その情報が迂回有りを示していればそれ
に対応する宛先局に係る送信要求パケットに対して、再
び前記第1の処理を行って方路を迂回させる。すなわ
ち、例えば宛先局4xに関する迂回有無設定情報8xが迂回
有りを示している場合、その宛先局4xに対応する送信要
求パケットのみ方路9mから例えば方路9nに迂回させる。
一方、宛先局4yに関する迂回有無設定情報8yが迂回無し
を示している場合、その宛先局4yに対応する送信要求パ
ケットは迂回させずに方路9mのままとする。
上記第1の処理と第2の処理を繰り返して、各方路
9m、9n等に対応する送信要求パケット数が該各方路対応
の前記所定閾値を越えなくなった後に、制御手段5は第
3の処理として、前記各送信要求パケットを該方路9m
9n等に送出する。
以上に示したように、本発明では、1つの方路に対し
て許容できる送信要求パケット数がオーバーフローしそ
うになると、事前に、予め迂回設定情報として定められ
た宛先局に対する送信要求パケットのみを迂回させる。
これにより、異常トラヒック集中により各方路に対する
送信要求パケット数(送信待ちキュー)が集中した場
合、その集中を各方路に適切に分散させることが可能と
なり、迂回動作によって送信要求パケットが他方路へ集
中してしまうことも避けることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
まず、第2図は、本発明の実施例によるパケット交換
網での各局(パケット交換機)の構成を示した図であ
る。
通信制御装置131〜13nは、各回線121〜12nに対してデ
ータの送受信を行う回線対応の装置である。
制御装置11は、回線制御処理部14、経路選択処理部15
及びパケット処理部17から構成され、回線121〜12nに対
して入出力されるパケットは、第2図の一点鎖線18で示
すように流れる。
回線制御処理部14は、各通信制御装置131〜13nを介し
て入出力されるデータの送受信動作を行う処理部であ
る。
経路選択処理部15は、制御装置11に接続される記憶装
置16内の後述する宛先対応方路決定テーブルに従って、
各処理パケットの宛先局を判断し、当該宛先局向けに送
出可能な経路を決定・送出する。また、受信したパケッ
トが自局宛のパケットの場合には、当該パケットをパケ
ット処理部へ通知する処理部である。
パケット処理部17は、経路選択処理部15より通知され
たパケットを自局が収容する端末へ通知する。又は、自
局が収容する端末からのパケットを経路選択処理部15へ
通知し、当該パケット宛先局への送出を通知(依頼)す
る処理部である。
次に、第3図は、第2図の構成の局が複数接続される
ことにより構成されるパケット交換網の例を示した図で
ある。
各局18A〜局18Gには、特には図示しないが複数の端末
が収容され、また、同図に示すように、各局間は複数の
方路19a〜19c・・・を有する。
次に、第2図の記憶装置16には、第3図の局18Aの場
合、第4図に示すような宛先対応方路決定テーブルが記
憶されている。すなわち、各宛先局18E〜局18G毎に、当
該局向けの方路が第1候補、第2候補の順に記憶されて
いる。なお、宛先局において「*」が付与されているも
のは、後述する事前迂回対象局であることを示す。
上記第2図〜第4図におけるパケット転送処理を、第
5図の動作フローチャートに従って説明する。なお、第
5図の動作フローチャートは、第2図の経路選択処理部
15によって実行される特には図示しない制御プログラム
として実現される。
まず、例えば局18Aにおいて、第2図の通信制御装置1
31〜13n及び回線制御処理部14を介してパケットが受信
されると、第2図の経路選択処理部15が第5図の動作フ
ローチャートを実行する。
まず第5図S4において、当該受信パケットを出力すべ
き方路(以下、出方路と呼ぶ)が決定される。すなわ
ち、第2図の経路選択処理部15が、同図の制御装置11に
接続される記憶装置16内の第4図に示す宛先対応方路決
定テーブルを参照する。そして、当該受信パケットが示
す宛先局に対応する方路を、第1候補そして第2候補の
順に検索し決定する。例えば、受信パケットの宛先局が
局18B、18D又は18Eの場合には、通常は方路19aが選択さ
れる。また、局18C、18F又は18Gの場合には、通常は,
方路19bが選択される。これらの方路の順位は、例えば
回線距離の近い順に設定されている。
ここで、局18Aにおいて、多数の送信要求パケットが
受信されると、これらは上記方路選択の後、各方路別に
第2図の記憶装置の特には図示しない領域等に送信待ち
キューとして蓄積される。この場合において、各パケッ
ト毎に上記方路選択が行われる毎に、第5図のS5におい
て、各方路毎にパケットを送出可能であるか否かが判定
される。各方路が満杯状態又は障害が発生した等の原因
によりパケットを送出不可能である場合には、再び第5
図S4の処理に戻り、当該受信パケットについて別の出方
路を決定する。具体的には、第4図の宛先対応方路決定
テーブルにおける、第2候補の方路が選択される。
一方、ある方路についてパケットを送出可能であった
場合、第5図のS6の処理に進み、ここでその方路に対す
る送信待ちキューの長さ(送信待ちパケット数)が所定
の事前迂回規制値をオーバーしているか否かが判定され
る。ここで、事前迂回規制値は、その方路が許容できる
パケット数の値に対して、その値までには到らないが、
そのまま送信待ちキューが増加すると当該許容値をオー
バーする危険性がある値であり、各方路によって異なる
が通常は上記許容値の60〜80%程度の値に設定される。
上記判定の結果、送信待ちパケット数が事前迂回規制
値を下回っていれば、第5図S8の処理に進み、送信待ち
キューのパケットを順次その方路に送出する。
これに対して、送信待ちパケット数が事前迂回規制値
を上回った場合、第5図S7の処理に進み、その方路が選
択されている各宛先局毎に、第4図宛先対応方路決定テ
ーブルが参照され、各宛先局が事前迂回対象局であるか
否か(第4図で「*」が付与されている局であるか否
か)が判定される。
そして、事前迂回対象局でない場合は、その宛先局へ
の送信待ちパケットは、第5図S8においてそのまま当該
方路に送出される。逆に、事前迂回対象局である場合
は、その宛先局への送信待ちパケットに対して再び第5
図S4の出方路決定処理が実行され、別の方路が選択され
る。
今、例えば方路19aへの転送トラヒックが集中し、そ
の送信待ちパケット数が上記事前迂回規制値を越えた場
合、送信待ちキュー(送信待ちパケット)のうちその宛
先局が事前迂回対象局である送信待ちパケット、すなわ
ち第4図では宛先局が局18Bである送信待ちパケットの
み、第2候補の方路19bに迂回される。一方、事前迂回
対象局でない送信待ちパケット、すなわち第4図では宛
先局が局18D又は18Eである送信待ちパケットはそのまま
方路19aに送出される。これにより、局18B向けのパケッ
トは、局18A→方路19b→局18C→方路19c→局18Bのルー
トで転送され、局18D(局18E)向けのパケットは、局18
A→方路19a→局18B→方路18D(局18E)のルートのまま
となる。
上記迂回動作は、方路19bについてトラヒック集中し
た場合にも、同様に第4図より局18cのみが事前迂回対
象局であるため、局18C向けのパケットのみが方路19a
迂回転送される。
以上の動作により、例えば第3図のパケット交換網に
おいて、方路19a又は方路19bにトラヒックが異常集中し
た場合、その方路に関する全てのパケットを迂回させる
のではなく、予め定められた事前迂回対象局のみについ
て迂回させることにより、方路間でパケットを適切に分
散して転送させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パケット交換網の特定局間にトラヒ
ックが異常集中した場合に、当該方路がオーバーフロー
する前に、事前に、特定局向けのパケットのみを他の方
路に迂回させることが可能となり、これによりトラヒッ
クの適切な負荷分散を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のブロック図、 第2図は、本発明の実施例の構成図、 第3図は、本発明の実施例の対象となるパケット交換網
の例を示した図、 第4図は、宛先対応方路決定テーブルの構成図、 第5図は、本発明の実施例の動作フローチャート、 第6図は、パケット交換網における方路の説明図、 第7図は、従来例における動作フローチャートである。 4a、4i、4j……局、 4x、4y……宛先局、 5……制御手段、 6……記憶手段、 7x、7y……方路情報、 8x、8y……迂回有無設定情報、 9m、9n……方路、 10p、10q、・・・、10t……送信要求パケット.

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケットデータの交換を行う複数の局によ
    り構成され、宛先端末を収容する宛先局への方路を複数
    有するパケット交換網で、該方路上の各局がパケット毎
    に上記複数方路内の一方路を選択して該パケットをその
    宛先局まで転送するパケット転送方式で、固定迂回方式
    による方路選択を行う事前迂回方式において、 前記方路上の各局(4)内に、 各宛先局毎に、該宛先局への方路を決定する方路情報
    と、各方路に対する送信要求パケット数がオーバーフロ
    ーする以前の該各方路対応の所定閾値を越えた時点で迂
    回を行うか否かを設定する迂回有無設定情報とを予め記
    憶しておく記憶手段(6)と、 各送信要求パケットの宛先局への方路を、該宛先局に対
    応する前記記憶手段上の方路情報を参照して選択する第
    1の処理と、選択された各方路に対応する送信要求パケ
    ット数が該方路対応の前記所定閾値を越えた場合、前記
    記憶手段上の前記迂回有無設定情報が迂回有りを示す前
    記方路に係る宛先局に対応する送信要求パケットについ
    てのみ前記第1の処理を繰り返して他の方路を選択させ
    る第2の処理と、前記第1の処理により選択された各方
    路に対応する送信要求パケット数が該方路対応の前記所
    定閾値を越えなくなった後に前記各送信要求パケットを
    該方路に送出する第3の処理とを行う制御手段(5)と
    を有することを特徴とするパケット交換網の事前迂回方
    式。
JP860189A 1989-01-19 1989-01-19 パケット交換網の事前迂回方式 Expired - Fee Related JP2680096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP860189A JP2680096B2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 パケット交換網の事前迂回方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP860189A JP2680096B2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 パケット交換網の事前迂回方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02190060A JPH02190060A (ja) 1990-07-26
JP2680096B2 true JP2680096B2 (ja) 1997-11-19

Family

ID=11697487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP860189A Expired - Fee Related JP2680096B2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 パケット交換網の事前迂回方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2680096B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2870430B2 (ja) * 1994-12-14 1999-03-17 日本電気株式会社 回線接続装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535874B2 (ja) * 1987-02-24 1996-09-18 株式会社日立製作所 パケット交換網のル−ティング制御方式

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
電気通信研究所研究実用化報告 Vol.30 No.3 P.695〜705

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02190060A (ja) 1990-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4942569A (en) Congestion control method for packet switching apparatus
EP0229494B1 (en) Telecommunications network and method
EP0234191B1 (en) Packet-switched communications network with parallel virtual circuits for re-routing message packets
US7756013B2 (en) Packet switching system and method
EP0568477A2 (en) Method and apparatus for optinum path selection in packet transmission networks
EP0660569A1 (en) Method and system for improving the processing time of the path selection in a high speed packet switching network
JPH07202942A (ja) パケット交換機
US6473815B1 (en) Queue sharing
JPS611146A (ja) 情報通信装置
JP2008017160A (ja) パケット転送装置
JPH01132246A (ja) トラヒックの片寄りを無くすことができるデータ伝送システム
JP2680096B2 (ja) パケット交換網の事前迂回方式
US5165019A (en) Ring interconnect system architecture
US6553035B1 (en) Apparatus and method for queuing data
JP2535874B2 (ja) パケット交換網のル−ティング制御方式
JPH09321795A (ja) パケット交換システムのルーティング方式
JP2003032291A (ja) パケット振分装置およびパケット振分プログラム
JP2007116350A (ja) 負荷分散装置
JP2887952B2 (ja) データ伝送装置
JP5310735B2 (ja) パケット転送装置、プロセッサ間通信システム、並列プロセッサシステムおよびパケット転送方法
US6055607A (en) Interface queue with bypassing capability for main storage unit
JP2510875B2 (ja) トラヒック監視方式
JPH01303832A (ja) ルーティング制御方式
JPS6343030B2 (ja)
JPH02209044A (ja) 交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees