JPH0610478A - Grc外装材とその製法 - Google Patents

Grc外装材とその製法

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JPH0610478A
JPH0610478A JP19292492A JP19292492A JPH0610478A JP H0610478 A JPH0610478 A JP H0610478A JP 19292492 A JP19292492 A JP 19292492A JP 19292492 A JP19292492 A JP 19292492A JP H0610478 A JPH0610478 A JP H0610478A
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JP
Japan
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frame
grc
edging
reinforced concrete
edging frame
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JP19292492A
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JP3277236B2 (ja
Inventor
Yuji Yamanaka
裕二 山中
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外装板の表面19と縁取枠の外側面18とが
直角に交叉したGRC外装材16を得る。 【構成】 外枠12により外装板11の形状に応じて縁
取った定版13にGRC14を積層し、その積層GRC
14に縁取枠15を戴設して外装板11と縁取枠15に
成るGRC外装材16を一体成形する場合において、縁
取枠15の底面17と外側面18を鋭角に交わるように
成形し、縁取枠15が積層GRC14に徐々に押し込ま
れると共に、縁取枠15が積層GRC14に押し返され
て外枠12に密着するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物のGRC(gla
ssfiber reinforced concre
te)外装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、平板な外装板11の周縁
を隆起した縁取枠15で縁取って形成されるGRC外装
材16の製法に関し、外枠12で縁取られた定版13の
上に外装板11を形成するGRC14を積層し、予め成
形して用意した縁取枠15を、その積層されて未硬化状
態にあるGRC14の上に載せて外枠12で保持し、G
RC14の硬化と共に外装板11を縁取枠15と一体成
形する方法を実願平3−53701号に開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この先願方法では、縁
取枠15の形枠をセットする手間が省けると共に、縁取
枠15と外装板11が綺麗に一体成形され、形枠の取り
外しも楽に行えると言う利点があるが、外装板用の積層
GRC14に載せる際に縁取枠15が倒れ加減になって
外枠12との間に隙間24が出来易く、又、縁取枠15
が積層GRC14の中に押し込み難い場合や深く押し込
みすぎたりする場合があって積層GRC14の所定の高
さに縁取枠15を戴設保持し難いと言う問題が生じてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる問題を
解消するものであり、外枠12により外装板11の形状
に応じて縁取った定版13にGRC14を積層し、その
積層GRC14に予めGRCにより成形して用意した縁
取枠15を戴設し、外装板11と縁取枠15に成るGR
C外装材16を一体成形する場合において、縁取枠15
の底面17を外側面18に向けて傾斜させ、底面17と
外側面18とが鋭角に交わるように成形しておくことを
特徴とするものである。
【0005】このように縁取枠15の底面17を外側面
18に傾斜させると、積層GRC14に戴設するとき、
まず最初に底面17と外側面18の交わる稜線部分
(角)が積層GRC14に接し、その後、縁取枠15の
底面17が積層GRC14を定版13の内側へと徐々に
押し出しつつ積層GRC14の中に押し込まれることに
なる。
【0006】そして、底面17と外側面18が鋭角に交
叉していると、積層GRC14から浮力として受ける反
力が、縁取枠15を真上に押し上げる方向にではなく、
底面17の直角方向に作用するので、縁取枠15が外枠
側12へと押し返されることになり、その結果縁取枠1
5の外側面18が外枠12に押し付けられることにな
る。
【0007】従って、外側面18と外枠12の間に隙間
(24)が生ぜず、縁取枠15の外側面18は外枠12
によって外装板11の表面19に向けて直角に保持さ
れ、積層GRC14の硬化と共にそのまま固定されるこ
とになる。
【0008】縁取枠15は、そのように徐々に押し込ま
れて所定の高さに達した時点で外枠12に固定されるの
であるが、そのためには外側面18に直交する貫通孔2
0を縁取材15に開けておき、ボルト21によって外枠
12に密着固定するようにするとよい。
【0009】縁取枠15の底面17には凹凸を付け、縁
取枠15と外装板11とが噛み合う断面形状にすると、
縁取枠15と外装板11の境界面22の面積が大きくな
り、縁取枠15と積層GRC14との接着強度が増大す
る。
【0010】縁取枠15にはガスケット等を挿入するの
に必要とされる溝23を付設しておくとよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によると、縁取枠15をGRCの
積層14に徐々に押し込むことができるので、所定の高
さに合わせてセットし易くなり、その押し込まれる過程
で縁取枠15が外枠12へと押し返されるので外枠12
との間に隙間が出来ず、その外側面18が定版13に直
角にセットされ、成形精度の高い規格通りのGRC外装
材16を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るGRC外装材の外装板と縁取枠と
の接合箇所の断面図である。
【図2】本発明に係るGRC外装材の断面斜視図であ
る。
【図3】従来のGRC外装材の外装板と縁取枠との接合
箇所の断面図である。
【符号の説明】
11 外装材 12 外枠 13 定版 14 GRC 15 縁取枠 16 GRC外装材 17 底面 18 外側面 19 表面 20 貫通孔 21 ボルト 22 境界面 23 溝 24 隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板な外装板11の周縁を隆起した縁取
    枠15で縁取って形成されるGRC外装材16におい
    て、縁取枠15の底面17が外装板11の上に密着して
    おり、その縁取枠15の底面17と外側面18との交叉
    角度が鋭角になっていることを特徴とするGRC外装
    材。
  2. 【請求項2】 外枠12により外装板11の形状に応じ
    て縁取った定版13にGRC14を積層し、その積層G
    RC14に縁取枠15を戴設して外装板11と縁取枠1
    5に成るGRC外装材16を一体成形する場合におい
    て、縁取枠15の底面17と外側面18を鋭角に交わる
    ように成形しておくと共に、外側面18に直交する貫通
    孔20を縁取材15に開けておき、ボルト21によって
    外枠12に密着させて縁取枠15を保持することを特徴
    とするGRC外装材の製法。
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