JPH06104493B2 - カプセル方向規正装置 - Google Patents

カプセル方向規正装置

Info

Publication number
JPH06104493B2
JPH06104493B2 JP2053994A JP5399490A JPH06104493B2 JP H06104493 B2 JPH06104493 B2 JP H06104493B2 JP 2053994 A JP2053994 A JP 2053994A JP 5399490 A JP5399490 A JP 5399490A JP H06104493 B2 JPH06104493 B2 JP H06104493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
passage
air
sensor
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2053994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03256916A (ja
Inventor
文治郎 西澤
昭司 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ono Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Ono Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2053994A priority Critical patent/JPH06104493B2/ja
Publication of JPH03256916A publication Critical patent/JPH03256916A/ja
Publication of JPH06104493B2 publication Critical patent/JPH06104493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、薬剤等を殻内に収容した多数のカプセル剤
を繰り出し、検査や選別或いは包装処理する際そのカプ
セルの方向を自動的に一定方向に規正するカプセル方向
規正装置に関する。
〔従来の技術〕
カプセル化剤は、主として口径投薬に適うように前後頭
部が夫々球面形状をなす二つの円筒状の可溶性薄肉殻を
接合して製造されるが、殻内に粉末状又は顆粒状の薬剤
が密封され多量に商品化されるに至っている。
このようなカプセル化剤(以下、単にカプセルとする)
は上記するように二つの殻部分から成るが、製造過程で
径の異なる殻を接合し円筒部に段差のあるものと、同一
径の殻を接合した段差のないものとがある。
カプセルは自動化された機械装置により大量に生産され
るが、近時カプセルの種類も非常に多くなっているため
製品検査、品質管理等もより複雑になっている。このた
めカプセルを薬剤の種類別に様々な色を組み合わせて二
色に色分けして製品管理することが多い。色分けされた
カプセルは検査や選別或いは包装に際して効率を良くす
るためにも一定方向に揃えることが好ましい。
従来のカプセルを自動的に一定方向に規正する装置とし
ては、実開昭62−164218号で開示されているような『カ
プセル方向規正シュート』が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
カプセルは薄肉殻で製造されているため折れ曲がり、め
くれ等の欠陥品の有無を検査しなければならないが、検
査は人の目視によってなされるのでその際カプセルが正
向き、逆向きとランダムに並んでいると欠陥品の発見、
選別が困難となる。従来からカプセルを一定方向に整列
する装置は人手を必要としまた機構も大掛かりで大きな
スペースを必要としていた。また、上記るようなカプセ
ル方向規正シュートは段差のあるカプセルでは威力を発
揮するが同一径のカプセルでは使用することが出来な
い。この発明はかかる課題を解決するためになされたも
のであり、その目的とする所は段差の有無にかかわらず
二色に色分けされた大量のカプセルを自動的に且つ確実
に一定方向に規正することの出来るカプセル方向規正装
置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、上記課題を解決するために、カプセル方向規正装
置を構成する手段は、カプセルが落下する方向に通路を
有し、該通路途中まで両側からその円筒部を張出するよ
うに2つの供給ローラを配置したカプセル供給部と、通
路途中にタイミングセンサと前記カプセルの色を識別す
る識別センサとを配置した方向判別部と、通路を縦方向
に傾斜させると共に該通路途中を拡張してカプセル反転
室とカプセルの係止部を形成し更に前記タイミングセン
サと識別センサからの信号により中央演算処理装置によ
りいずれか一方が動作する二つのエア吹出口を通路方向
に設けたカプセル整列部と、より成ることを特徴とす
る。
〔作用〕
カプセル方向規正装置を上記手段とした場合の作用につ
いて添付図(第5図及び第6図)とその符号を用いて説
明する。
供給ローラ2を回転させカプセルWを投入すると、該ロ
ーラ2の間から一定間隔でカプセルWが方向判別部3の
通路10を落下する。落下したカプセルWはタイミングセ
ンサ4と識別センサ5により落下中に瞬時にその向きを
判別され、カプセル整列部6に形成されたカプセル反転
室61の係止部62で一端停止する。カプセルWの向きを判
別したタイミングセンサ4と識別センサ5はその信号を
CPU13に伝えると共に該CPU13はその信号の基づきエア吹
出口7と8に連結した電磁バルブ14、15のいずれを動作
させるか判断する。
カプセルWが逆向きであれば電磁バルブ14を動作させエ
ア吹出口7からエアが噴出し該カプセルWを反転させて
正向きに直しそのまま通路10から排出口9aへ排出させる
(第5図)。一方、落下して来たカプセルWがタイミン
グセンサ4と識別センサ5により正向きと判別さた場合
は、カプセル反転室61の係止部62で停止しているカプセ
ルWには電磁バルブ15を動作させエア吹出口8からエア
が噴出され該カプセルをその正向きの状態で通路10から
出口9aへ排出させる(第6図)。こうして二色のカプセ
ルWはその方向を一定方向に規正することが出来る。
〔実施例〕
以下、この発明の具体的実施例について図面を参照して
説明する。
第1図はこの発明のカプセル方向規正装置の全体斜視
図、第2図は第1図のP矢視正面図である。このカプセ
ル方向規正装置はカプセルが落下する歩行に設けた通路
10に両側から張出して前後(又は左右)にカプセル供給
ローラ2、2を配置したカプセル供給部1と、タイミン
グセンサ4とカプセルの色を識別する色識別センサ5と
を配置した方向判別部3と、二つのエア吹出口7と8と
を配置したカプセル整列部6とで構成され、更に該カプ
セル整列部6にはカプセル排出部9が装着される。11は
カプセル整列部の蓋であって、カプセル整列部6に取付
ボルト12で固定するようになっている。
このカプセル方向規正装置は以上のような構成から成る
が、更に各部の詳細について説明する。尚、この実施例
の説明では着色部と白色部の二色に色分けしたカプセル
の向きが進行方向(落下方向)に対して着色部が先で白
色部が後の場合を正向きとし、反対の場合を逆向きとす
る。
第3図及び第4図は第2図のA−A矢視断面図である。
このカプセル方向規正装置は、上記するようにカプセル
供給ローラ2を両側に設置したカプセル供給部1と方向
判別部3とカプセル整列部6とにより構成されるが、内
部には前記カプセル供給部1の入口1aからカプセル排出
部9の出口9aまで連なりカプセルWを通過させるための
通路10が設けられ、更に、途中の前記カプセル整列部6
には該通路10を拡張した形でカプセル反転室61が設けら
れている。
前記カプセル供給部1に設置されるカプセル供給ローラ
2はその両側の円筒部が少し通路10に張り出した位置に
配置されているがこれはカプセルを一個づつ確実に一定
間隔で送り出すためである。該カプセル供給ローラ2は
モータ等の駆動装置(図示せず)によりスピード調節可
能に回転駆動されるが、カプセルの供給を早くしても正
逆判別は後述する中央演算処理装置13(第5図及び第6
図参照、以下CPUとする)により迅速におこなわれるの
で正逆判別上の支障はない。また該カプセル供給ローラ
2の材質はカプセル通過時に薄肉殻のカプセルが潰れな
いような軟質性材料、例えば弾力のあるスポンジ状弾性
体(但しこのような材質に限定されない)を使用する。
前記方向判別部3の通路10の途中には上側にタイミング
センサ4を、下側にカプセルの色を識別する色識別セン
サ5を配置してある。これらタイミングセンサ4と識別
センサ5により通路10を通過するカプセルの向きを判別
し、カプセル落下中に後述するカプセル反転室61に配置
したエア吹出口7又は8のいずれよりエアを出すかCPU1
3に判断させる。
次に、前記カプセル整列部6の通路10及びカプセル反転
室61は縦方向(落下方向)に傾斜して形成され、更に該
反転室61の下部にはカプセルの係止部62が形成される。
更に該カプセル反転室61から排出方向へ通じる通路10も
傾斜して形成され該通路10よりカプセル排出部9の出口
9aへと送り出される。
前記エア吹出口7及び8は横からカプセル反転室61へ向
けてエアを噴出させるようになっているが、該エア吹出
口7及び8の図示方向の間隔Lはカプセルを係止部62で
係止させた時該カプセルの両端部近傍のいずれかにエア
が衝突するような間隔とする。そして第4図に示すよう
に、エア吹出口7及び8はいずれからエアが噴出しても
該エアは排出部の出口9a方向へ排出され且つ前記カプセ
ル供給部1の入口1aからエアが吸い込まれるような方向
に設置する。尚、反転室61の上部の通路10の斜面63の水
平面に対する傾斜角度θは大きく(直角に近い値)する
とエアが噴出される前に倒れ、逆に小さく(ゼロに近い
値)するとカプセルが反転しなくなるのでθは適度な傾
斜角度としなければならない。
この発明のかかるカプセル整列機は以上のような構成か
ら成るが、次に実際にカプセセルを投入し整列させる場
合の作用について第5図と第6図を参照して説明する。
これらの図に示すように、タイミングセンサ4と色識別
センサ5はCPU13に接続され、更に該CPU13はエア吹出口
7及び8に各々連結される電磁バルブ14、15に接続され
る。前記カプセル供給部1の上部にはスプリングシュー
ト16が設置され、カプセルWは該スプリングシュート16
の下端部からカプセル供給部1の入口1aへ投入されるよ
うになっている。
而して、前記供給ローラ2を回転させカプセルWを投入
すると、該ローラ2の間から一定間隔でカプセルWが方
向判別部3の通路10を落下する。落下したカプセルWは
タイミングセンサ4と識別センサ5により落下中に瞬時
にその向きを判別され、カプセル整列部6に形成された
カプセル反転室61の係止部62で一端停止する。カプセル
Wの向きを判別したタイミングセンサ4と識別センサ5
はその信号をCPU13に伝えると共に該CPU13はその信号に
基づきエア吹出口7と8に連結した電磁バルブ14、15の
いずれを動作させるか判断する。
第5図に示すようにカプセルWが逆向きであれば電磁バ
ルブ14を動作させエア吹出口7からエアが噴出し該カプ
セルWを反転させて正向きに直しそのまま通路10から排
出口9aへ排出させる。一方、第6図に示すように落下し
て来たカプセルWがタイミングセンサ4と識別センサ5
により正向きと判別さた場合は、カプセル反転室61の係
止部62で停止しているカプセルWにはエア吹出口8から
エアが噴出され該カプセルをその正向きの状態で通路10
から出口9aへ排出させる。こうして二色のカプセルWは
その方向を一定方向に規正することが出来る。
尚、上記実施例ではカプセルの着色部が進行方向(落下
方向)に対して先の方にあり白色部が後の方の場合を正
向きとしたが、勿論正向きと逆向きを反対に判別するよ
うにしても良い。更に色の組合せは実施例では着色部と
白色部の二色で説明したが、このような組合せに限ら
ず、種々の色の組合せで予め決めた特定の色を識別セン
サ5が先に感知した場合を正向きとするように決めても
良い。また、カプセルが上記カプセル供給部1のカプセ
ル供給ローラ2から落下し、その向きが判別されカプセ
ル整列部6の反転室61で一定方向に規正されて出口9aよ
り排出されるまでの時間は短く次のカプセルWはカプセ
ル供給部1で前記ローラ2により挟まれた状態で待機し
ている。
〔発明の効果〕
この発明のカプセル方向規正措置は以上詳述したような
構成としたので、多数の色分けされたカプセルを段差の
有無にかかわらず短時間で且つ簡単にほぼ完全に同一の
色を同一向きに並べることが出来る。またこの発明のカ
プセル方向規正装置はコンパクトに製作することが出来
る上場所も取らず処理能力も大きい極めて便利な装置で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のカプセル方向規正装置の全体斜視
図、第2図は第1図のP矢視正面図、第3図は第2図の
A−A矢視断面図、第4図は同じく第2図のA−A矢視
断面図であってエア吹出口とカプセル供給部の入口にお
けるエアの流れの関係を示す図、第5図と第6図はこの
発明のカプセル整列機でカプセルが順方向と逆方向にな
る場合のそれぞれの動作実施例を示す縦断面図である。 1…カプセル供給部、2…回転ローラ 3…方向判別部、4…タイミングセンサ 5…識別センサ、6…カプセル整列部 61…カプセル反転室、62…カプセル係止部 63…カプセル反転室の斜面 7、8…エア吹出口、9…カプセル排出部 10…カプセル通路、13…中央処理装置 14、15…電磁バルブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カプセルが落下する方向に通路を有し、該
    通路途中まで両側からその円筒部を張出すように2つの
    供給ローラを配置したカプセル供給部と、通路途中にタ
    イミングセンサと前記カプセルの色を識別する識別セン
    サとを配置した方向判別部と、通路を縦方向に傾斜させ
    ると共に該通路途中を拡張してカプセル反転室とカプセ
    ルの係止部を形成し更に前記タイミングセンサと識別セ
    ンサからの信号により中央演算処理装置によりいずれか
    一方が動作する二つのエア吹出口を通路方向に設けたカ
    プセル整列部と、より成ることを特徴とするカプセル方
    向規正装置。
JP2053994A 1990-03-05 1990-03-05 カプセル方向規正装置 Expired - Lifetime JPH06104493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2053994A JPH06104493B2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 カプセル方向規正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2053994A JPH06104493B2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 カプセル方向規正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03256916A JPH03256916A (ja) 1991-11-15
JPH06104493B2 true JPH06104493B2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=12958166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2053994A Expired - Lifetime JPH06104493B2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 カプセル方向規正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06104493B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4776765B2 (ja) * 2000-10-24 2011-09-21 満 佐藤 段差を有する物品の取扱い装置
CN115626466A (zh) * 2022-09-26 2023-01-20 张桃军 一种胶囊灌装用排序装置及其使用方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50108876U (ja) * 1974-02-13 1975-09-05
JPS52112964A (en) * 1976-03-19 1977-09-21 Sanyo Kiko Kk Bolt orientating apparatus
DE3126626A1 (de) * 1981-07-06 1983-01-20 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Hydrophilierte traegermaterialien fuer offsetdruckplatten, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung
JPS6329207A (ja) * 1986-07-23 1988-02-06 Nhk Spring Co Ltd 無頭棒状部品の外観検査装置
JPH0720091Y2 (ja) * 1987-07-11 1995-05-10 神鋼電機株式会社 振動部品供給機における部品表裏整送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03256916A (ja) 1991-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5746323A (en) Apparatus for high speed inspection of objects
US6434911B1 (en) Defective capsule removing mechanism
US5871082A (en) Orientation parts feeder
US4923430A (en) Coin payout apparatus in gaming device
US6739455B2 (en) Defective capsule removing mechanism
JPH06104493B2 (ja) カプセル方向規正装置
JP3919456B2 (ja) 部品供給装置
JPH06521B2 (ja) 容器内ヘのカプセル充填装置
US6189676B1 (en) Orienting assembly for orienting top or bottom shells of medicinal capsules, and relative supply and orienting unit
JPS6029260A (ja) バ−ツフイ−ダにおける物品の表裏整列機構
KR102468846B1 (ko) 정제를 배출하기 위한 배출 유닛을 포함하는 정제 검사 장치
JPS5930474B2 (ja) 選果装置
US20080149541A1 (en) Apparatus, system, and method for detecting and removing flawed capsules
JPH08332268A (ja) 遊技機の球整流機構
KR102193616B1 (ko) 정제 카운팅 장치
JP3732165B2 (ja) 遊技媒体計数機
JP7244881B2 (ja) コイン処理装置
CN211401377U (zh) 一种小制品称重装置
JPH11248635A (ja) カプセルの検査方法と装置
JPH0731819Y2 (ja) パチンコ球の搬送装置
JP4509365B2 (ja) 球払出装置
JPH0312367Y2 (ja)
CN108745883B (zh) 次品胶囊剔除机构
JPH0436463Y2 (ja)
JPS63186105A (ja) 頭付き部品の検査選別装置