JPH06104180A - チャンバー内の圧力変化方法及び圧力変化されるチャンバーを備えた装置 - Google Patents
チャンバー内の圧力変化方法及び圧力変化されるチャンバーを備えた装置Info
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- JPH06104180A JPH06104180A JP25164492A JP25164492A JPH06104180A JP H06104180 A JPH06104180 A JP H06104180A JP 25164492 A JP25164492 A JP 25164492A JP 25164492 A JP25164492 A JP 25164492A JP H06104180 A JPH06104180 A JP H06104180A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体製造装置で用いられる真空のチャンバ
ーのリーク時に、内部のごみが巻き上げられて半導体ウ
エハ表面に付着するのを防止すると共に、リークスピー
ドを早くしてスループット向上を図る。 【構成】 半導体ウエハ10を載置する載置部25が設
けられたチャンバー23内に、移動可能にして半導体ウ
エハ10を非接触で密閉する蓋状の囲い部32を設け、
チャンバー23及び蓋状の囲い部32に夫々ゲートバル
ブ27及び29を介して真空排気装置28及び30を接
続して構成し、リーク時に、半導体ウエハ10を蓋状の
囲い部32で密閉した小さい体積の空間領域33をゆっ
くりしたスピードでリークし、その他のチャンバー23
内の空間領域34を早いスピードでリークするようにな
す。
ーのリーク時に、内部のごみが巻き上げられて半導体ウ
エハ表面に付着するのを防止すると共に、リークスピー
ドを早くしてスループット向上を図る。 【構成】 半導体ウエハ10を載置する載置部25が設
けられたチャンバー23内に、移動可能にして半導体ウ
エハ10を非接触で密閉する蓋状の囲い部32を設け、
チャンバー23及び蓋状の囲い部32に夫々ゲートバル
ブ27及び29を介して真空排気装置28及び30を接
続して構成し、リーク時に、半導体ウエハ10を蓋状の
囲い部32で密閉した小さい体積の空間領域33をゆっ
くりしたスピードでリークし、その他のチャンバー23
内の空間領域34を早いスピードでリークするようにな
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置、例え
ばCVD装置、真空装置等で用いられるチャンバー内を
減圧、もしくは加圧する際に適用されるチャンバー内の
圧力変化方法に関する。また、本発明は、上記方法を実
施するための圧力変化されるチャンバーを備えた装置に
関する。
ばCVD装置、真空装置等で用いられるチャンバー内を
減圧、もしくは加圧する際に適用されるチャンバー内の
圧力変化方法に関する。また、本発明は、上記方法を実
施するための圧力変化されるチャンバーを備えた装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は半導体装置の製造に用いる成膜装
置すなわちCVD装置の一例を示す概略的構成図であ
る。このCVD装置1は、所定の圧力例えば10-8Pa
程度に維持された成膜を行う装置本体即ち成膜室2と、
之に第1のゲートバルブ4を介して連続して設けられた
真空予備室3とを有してなる。真空予備室3と大気中の
外部との間には第2のゲートバルブ6が配される。真空
予備室3内には半導体ウエハ10が載置されるステージ
5が配され、また、真空予備室3には第3のゲートバル
ブ8を介して排気及びリークを行う真空排気装置7が接
続される。
置すなわちCVD装置の一例を示す概略的構成図であ
る。このCVD装置1は、所定の圧力例えば10-8Pa
程度に維持された成膜を行う装置本体即ち成膜室2と、
之に第1のゲートバルブ4を介して連続して設けられた
真空予備室3とを有してなる。真空予備室3と大気中の
外部との間には第2のゲートバルブ6が配される。真空
予備室3内には半導体ウエハ10が載置されるステージ
5が配され、また、真空予備室3には第3のゲートバル
ブ8を介して排気及びリークを行う真空排気装置7が接
続される。
【0003】10-8Pa程度の成膜室2内で成膜処理さ
れた半導体ウエハ10は、之を外部に取り出す前に一
旦、第1のゲートバルブ4を開いて10-5〜10-3Pa
の真空予備室3内のステージ5上に移される。そして、
第1のゲートバルブ4が閉じられた後、第3のゲートバ
ルブ8が開かれて、真空排気装置7より空気又はN2 ガ
スが送り込まれ、真空予備室3内をリークして大気圧に
する。しかる後、第2のゲートバルブ6を開いて半導体
ウエハ10を外部に取り出すようになされる。
れた半導体ウエハ10は、之を外部に取り出す前に一
旦、第1のゲートバルブ4を開いて10-5〜10-3Pa
の真空予備室3内のステージ5上に移される。そして、
第1のゲートバルブ4が閉じられた後、第3のゲートバ
ルブ8が開かれて、真空排気装置7より空気又はN2 ガ
スが送り込まれ、真空予備室3内をリークして大気圧に
する。しかる後、第2のゲートバルブ6を開いて半導体
ウエハ10を外部に取り出すようになされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のCV
D装置1において、成膜処理を終えた半導体ウエハ10
を真空予備室3に移し、真空予備室3内をリークして大
気圧にするときに、半導体ウエハ10の余分なごみなど
が巻き上げられ、半導体ウエハ10表面に付着するのを
防ぐために、ゆっくりしたリーク(いわゆるスローリー
ク)を行うようにしている。しかし、スローリークで真
空予備室3内をすべて大気圧に満たすには時間がかかり
過ぎるためにスループットが犠牲となる不都合があっ
た。
D装置1において、成膜処理を終えた半導体ウエハ10
を真空予備室3に移し、真空予備室3内をリークして大
気圧にするときに、半導体ウエハ10の余分なごみなど
が巻き上げられ、半導体ウエハ10表面に付着するのを
防ぐために、ゆっくりしたリーク(いわゆるスローリー
ク)を行うようにしている。しかし、スローリークで真
空予備室3内をすべて大気圧に満たすには時間がかかり
過ぎるためにスループットが犠牲となる不都合があっ
た。
【0005】一方、真空排気する場合にも、ごみの巻き
上げを考慮してゆっくりした真空排気が行なわれること
もある。
上げを考慮してゆっくりした真空排気が行なわれること
もある。
【0006】本発明は、上述した点に鑑み、リーク(吸
気)もしくは排気を早く行えるようにし、かつ基板に対
してごみの付着がないようにしたチャンバー内の圧力変
化方法及び之を実施するための圧力変化されるチャンバ
ーを備えた装置を提供するものである。
気)もしくは排気を早く行えるようにし、かつ基板に対
してごみの付着がないようにしたチャンバー内の圧力変
化方法及び之を実施するための圧力変化されるチャンバ
ーを備えた装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るチャンバー
内の圧力変化方法は、基板10を載置する載置部25が
設けられたチャンバーに、吸気もしくは排気を行う装置
28に接続されたゲートバルブを設け、ゲートバルブに
よりチャンバー内の減圧もしくは加圧を行う工程におい
て、チャンバー内を吸気もしくは排気のスピードの違う
2つ以上の領域33,34に分けて行うようにする。
内の圧力変化方法は、基板10を載置する載置部25が
設けられたチャンバーに、吸気もしくは排気を行う装置
28に接続されたゲートバルブを設け、ゲートバルブに
よりチャンバー内の減圧もしくは加圧を行う工程におい
て、チャンバー内を吸気もしくは排気のスピードの違う
2つ以上の領域33,34に分けて行うようにする。
【0008】また、本発明に係る圧力変化されるチャン
バーを備えた装置は、図1に示すように基板10を載置
する載置部25が設けられたチャンバーに、第1の吸気
もしくは排気を行う装置28に接続された第1のゲート
バルブ27を設け、チャンバー23内にあって基板10
を非接触に密閉する蓋状の囲い部32を設け、この蓋状
の囲い部32に第2の吸気もしくは排気を行う装置30
に接続した第2のゲートバルブ29を設けて構成する。
バーを備えた装置は、図1に示すように基板10を載置
する載置部25が設けられたチャンバーに、第1の吸気
もしくは排気を行う装置28に接続された第1のゲート
バルブ27を設け、チャンバー23内にあって基板10
を非接触に密閉する蓋状の囲い部32を設け、この蓋状
の囲い部32に第2の吸気もしくは排気を行う装置30
に接続した第2のゲートバルブ29を設けて構成する。
【0009】また、本発明に係わる圧力変化されるチャ
ンバーを備えた装置は、図2に示すように、基板10を
載置する載置部25が設けられたチャンバー23に、吸
気もしくは排気を行う装置35に接続した第1のゲート
バルブ36を設け、チャンバー23内にあって基板10
を非接触に密閉することのできる可動の蓋状の囲い部3
2を設けてこの蓋状の囲い部32に吸気もしくは排気を
行う装置35に接続した第2のゲートバルブ37を設け
て構成する。
ンバーを備えた装置は、図2に示すように、基板10を
載置する載置部25が設けられたチャンバー23に、吸
気もしくは排気を行う装置35に接続した第1のゲート
バルブ36を設け、チャンバー23内にあって基板10
を非接触に密閉することのできる可動の蓋状の囲い部3
2を設けてこの蓋状の囲い部32に吸気もしくは排気を
行う装置35に接続した第2のゲートバルブ37を設け
て構成する。
【0010】上記装置において蓋状の囲い部32の内部
の第1の体積をチャンバー23内から第1の体積を除い
た第2の体積に比して小さくなるように形成する。
の第1の体積をチャンバー23内から第1の体積を除い
た第2の体積に比して小さくなるように形成する。
【0011】また、上記装置において第1のゲートバル
ブ27,36による吸気もしくは排気のスピードを第2
のゲートバルブ29,37による吸気もしくは排気のス
ピードに比して大となるようにする。
ブ27,36による吸気もしくは排気のスピードを第2
のゲートバルブ29,37による吸気もしくは排気のス
ピードに比して大となるようにする。
【0012】また、本発明に係る圧力変化されるチャン
バーを備えた装置は、図3に示すように基板10を載置
する載置部25が設けられたチャンバー23に、吸気も
しくは排気を行う装置28に接続されたゲートバルブ2
7を設け、チャンバー23内にあって基板10を非接触
に密閉する蓋状の囲い部41を設け、この蓋状の囲い部
41には多数の微細孔42を形成して構成する。
バーを備えた装置は、図3に示すように基板10を載置
する載置部25が設けられたチャンバー23に、吸気も
しくは排気を行う装置28に接続されたゲートバルブ2
7を設け、チャンバー23内にあって基板10を非接触
に密閉する蓋状の囲い部41を設け、この蓋状の囲い部
41には多数の微細孔42を形成して構成する。
【0013】この装置において、蓋状の囲い部41の内
部の第1の体積をチャンバー23内から第1の体積を除
いた第2の体積に比して小さくなるように形成する。
部の第1の体積をチャンバー23内から第1の体積を除
いた第2の体積に比して小さくなるように形成する。
【0014】
【作用】本発明に係るチャンバー内の圧力変化方法にお
いては、基板10を載置する載置部25が設けられたチ
ャンバー23内を吸気もしくは排気のスピードの違う2
つ以上の領域33,34に分けてそれぞれチャンバー2
3内の減圧もしくは加圧を行うことにより、基板10が
配置される近傍領域33では吸気もしくは排気のスピー
ドをゆっくりすることができ、ゴミ等の舞い上がりを防
止することができると共に、基板10から離れた領域3
4での吸気もしくは排気のスピードを上げることによ
り、全体としてチャンバー23内の吸気もしくは排気を
早く行うことができる。
いては、基板10を載置する載置部25が設けられたチ
ャンバー23内を吸気もしくは排気のスピードの違う2
つ以上の領域33,34に分けてそれぞれチャンバー2
3内の減圧もしくは加圧を行うことにより、基板10が
配置される近傍領域33では吸気もしくは排気のスピー
ドをゆっくりすることができ、ゴミ等の舞い上がりを防
止することができると共に、基板10から離れた領域3
4での吸気もしくは排気のスピードを上げることによ
り、全体としてチャンバー23内の吸気もしくは排気を
早く行うことができる。
【0015】また、本発明に係る装置においては、第1
の吸気もしくは排気を行う装置28に接続された第1の
ゲートバルブ27をチャンバー23に設け、またチャン
バー23内に基板10を非接触に密閉する蓋状の囲い部
32を設けてこの蓋状の囲い部32に、吸気もしくは第
2の排気を行う装置30に接続された第2のゲートバル
ブ29を設けることによって、チャンバー23内を吸気
もしくは排気を行う際は第1のゲートバルブ27を介し
てチャンバー23内を急速に吸気もしくは排気を行い、
一方基板10を密閉した蓋状の囲い部32内を第2のゲ
ートバルブ29を介してゆっくり吸気もしくは排気を行
うようにする。これによってごみの巻き上げを防止する
と同時にチャンバー23内の吸気もしくは排気を急速に
行うことができる。
の吸気もしくは排気を行う装置28に接続された第1の
ゲートバルブ27をチャンバー23に設け、またチャン
バー23内に基板10を非接触に密閉する蓋状の囲い部
32を設けてこの蓋状の囲い部32に、吸気もしくは第
2の排気を行う装置30に接続された第2のゲートバル
ブ29を設けることによって、チャンバー23内を吸気
もしくは排気を行う際は第1のゲートバルブ27を介し
てチャンバー23内を急速に吸気もしくは排気を行い、
一方基板10を密閉した蓋状の囲い部32内を第2のゲ
ートバルブ29を介してゆっくり吸気もしくは排気を行
うようにする。これによってごみの巻き上げを防止する
と同時にチャンバー23内の吸気もしくは排気を急速に
行うことができる。
【0016】また、本発明に係る装置においては、基板
10を載置する載置部25が設けられたチャンバー23
に吸気もしくは排気を行う装置35に接続した第1のゲ
ートバルブ36を設け、基板10を非接触に密閉する可
動の蓋状の囲い部32に上記吸気もしくは排気を行う装
置35に接続された第2のゲートバルブ37を設けるこ
とによって、チャンバー23内の吸気もしくは排気を行
う際には、第1のゲートバルブ36を介してチャンバー
23内を急速に吸気もしくは排気を行い、同時に第2の
ゲートバルブ37を介して基板10を密閉した蓋状の囲
い部32内をゆっくり吸気もしくは排気を行うようにす
る。これによって、ごみの巻き上げを防止すると共に、
チャンバー23内の吸気もしくは排気を急速に行うこと
ができる。
10を載置する載置部25が設けられたチャンバー23
に吸気もしくは排気を行う装置35に接続した第1のゲ
ートバルブ36を設け、基板10を非接触に密閉する可
動の蓋状の囲い部32に上記吸気もしくは排気を行う装
置35に接続された第2のゲートバルブ37を設けるこ
とによって、チャンバー23内の吸気もしくは排気を行
う際には、第1のゲートバルブ36を介してチャンバー
23内を急速に吸気もしくは排気を行い、同時に第2の
ゲートバルブ37を介して基板10を密閉した蓋状の囲
い部32内をゆっくり吸気もしくは排気を行うようにす
る。これによって、ごみの巻き上げを防止すると共に、
チャンバー23内の吸気もしくは排気を急速に行うこと
ができる。
【0017】また、蓋状の囲い部32の内部の第1の体
積をそれ以外のチャンバー32内の第2の体積に比して
小さくすることによって、基板10に近接する領域33
すなわち蓋状の囲い部32の内部の吸気もしくは排気を
ゆっくり行ってもその吸気もしくは排気時間を短くする
ことができ、全体として吸気もしくは排気を急速に行う
ことができる。
積をそれ以外のチャンバー32内の第2の体積に比して
小さくすることによって、基板10に近接する領域33
すなわち蓋状の囲い部32の内部の吸気もしくは排気を
ゆっくり行ってもその吸気もしくは排気時間を短くする
ことができ、全体として吸気もしくは排気を急速に行う
ことができる。
【0018】また、第2のゲートバルブ29,37によ
る吸気もしくは排気のスピードを小さくし第1のゲート
バルブ27,36による吸気もしくは排気のスピードを
大とすることによって、第2のゲートバルブ29,37
に連通する蓋状の囲い部32の内部の吸気もしくは排気
がゆっくり行われ、ごみ等の巻き上げを防止できる。
る吸気もしくは排気のスピードを小さくし第1のゲート
バルブ27,36による吸気もしくは排気のスピードを
大とすることによって、第2のゲートバルブ29,37
に連通する蓋状の囲い部32の内部の吸気もしくは排気
がゆっくり行われ、ごみ等の巻き上げを防止できる。
【0019】また、本発明に係る装置においては、チャ
ンバー23内に基板10を非接触に密閉する蓋状の囲い
部41を設け、この蓋状の囲い部41に多数の微細孔4
2を形成することによって、チャンバー23に設けられ
たゲートバルブ27を介して吸気もしくは排気を行う際
に、蓋状の囲い部41で密閉された内部以外のチャンバ
ー23内は急速に吸気もしくは排気がなされ、しかも基
板10を非接触に密閉した蓋状の囲い部41内では多数
の微細孔42によって吸気もしくは排気がゆっくりと行
われる。したがって、基板10に対してごみ等を付着さ
せることがない。
ンバー23内に基板10を非接触に密閉する蓋状の囲い
部41を設け、この蓋状の囲い部41に多数の微細孔4
2を形成することによって、チャンバー23に設けられ
たゲートバルブ27を介して吸気もしくは排気を行う際
に、蓋状の囲い部41で密閉された内部以外のチャンバ
ー23内は急速に吸気もしくは排気がなされ、しかも基
板10を非接触に密閉した蓋状の囲い部41内では多数
の微細孔42によって吸気もしくは排気がゆっくりと行
われる。したがって、基板10に対してごみ等を付着さ
せることがない。
【0020】しかも、蓋状の囲い部41の内部43の第
1の体積をチャンバー内から第1の体積を除いた第2の
体積に比して小さくすることにより、蓋状の囲い部41
内の吸気もしくは排気を短時間で行え、全体としてチャ
ンバー23内を急速に吸気もしくは排気を行うことがで
きる。
1の体積をチャンバー内から第1の体積を除いた第2の
体積に比して小さくすることにより、蓋状の囲い部41
内の吸気もしくは排気を短時間で行え、全体としてチャ
ンバー23内を急速に吸気もしくは排気を行うことがで
きる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0022】図1は、本発明を前述と同様のCVD装置
に適用した場合である。同図において、21は本例に係
るCVD装置を全体として示し、22は所定の圧力例え
ば10-8Pa程度に維持された装置本体即ち成膜室(第
1のチャンバー)、23は成膜室22に連結された真空
予備室(第2のチャンバー)を示す。成膜室22と真空
予備室23との間には第1のゲートバルブ24が配置さ
れ、真空予備室23と外部(大気中)との間に第2のゲ
ートバルブ26が配置される。真空予備室23は第3の
ゲートバルブ27を介して排気及びリークを行う第1の
真空排気装置28に接続される。真空予備室23内には
半導体ウエハ10を配置するステージ25が設けられ
る。
に適用した場合である。同図において、21は本例に係
るCVD装置を全体として示し、22は所定の圧力例え
ば10-8Pa程度に維持された装置本体即ち成膜室(第
1のチャンバー)、23は成膜室22に連結された真空
予備室(第2のチャンバー)を示す。成膜室22と真空
予備室23との間には第1のゲートバルブ24が配置さ
れ、真空予備室23と外部(大気中)との間に第2のゲ
ートバルブ26が配置される。真空予備室23は第3の
ゲートバルブ27を介して排気及びリークを行う第1の
真空排気装置28に接続される。真空予備室23内には
半導体ウエハ10を配置するステージ25が設けられ
る。
【0023】しかして、本例においては、真空予備室2
3内にその半導体ウエハ10に対してこれを非接触で密
閉する蓋状の囲い部32を上下可動に配置し、その蓋状
の囲い部32に連通するように第4のゲートバルブ29
を介して排気及びリークを行う第2の真空排気装置30
を設ける。蓋状の囲い部32を半導体ウエハ10に対し
て密閉した状態(鎖線図示)で半導体ウエハ10と蓋状
の囲い部32との間で形成される空間領域33の体積V
aは、それ以外の真空予備室23内の空間領域34の体
積Vbに比べて極めて小さく(Va<<Vb)なるよう
に設定される。
3内にその半導体ウエハ10に対してこれを非接触で密
閉する蓋状の囲い部32を上下可動に配置し、その蓋状
の囲い部32に連通するように第4のゲートバルブ29
を介して排気及びリークを行う第2の真空排気装置30
を設ける。蓋状の囲い部32を半導体ウエハ10に対し
て密閉した状態(鎖線図示)で半導体ウエハ10と蓋状
の囲い部32との間で形成される空間領域33の体積V
aは、それ以外の真空予備室23内の空間領域34の体
積Vbに比べて極めて小さく(Va<<Vb)なるよう
に設定される。
【0024】次に、かかる構成のCVD装置21におけ
る動作(リーク動作)を説明する。
る動作(リーク動作)を説明する。
【0025】図1に示すように、成膜室22内で成膜処
理された半導体ウエハ10は、一旦第1のゲートバルブ
24を開いて10-5Pa〜10-3Paの真空状態になっ
ている真空予備室23内のステージ25上に移される。
第2のゲートバルブ26を閉じた後、蓋状の囲い部32
が上方から降下して鎖線で示すように半導体ウエハ10
に対し非接触で密閉し、半導体ウエハ10を周囲の雰囲
気から隔離する。即ち、この蓋状の囲い部32によって
真空予備室23内は、半導体ウエハ10が密閉された空
間領域33と、それ以外の空間領域34とに分離され
る。この状態で第1の真空排気装置28より第3のゲー
トバルブ27を通して真空予備室23内に空気または窒
素ガスが送られてリークが行われる。同時に、半導体ウ
エハ10と蓋状の囲い部32によって形成された密閉状
態の空間領域33にも第2の真空排気装置30より第4
のゲートバルブ29を通して空気または窒素ガスが送り
込まれる。このとき、第1の真空排気装置28による真
空予備室23内の空間領域34へのリークは速いスピー
ドで行われ、第2の真空排気装置30による空間領域3
3へのリークはゆっくりしたスピードで行われる。
理された半導体ウエハ10は、一旦第1のゲートバルブ
24を開いて10-5Pa〜10-3Paの真空状態になっ
ている真空予備室23内のステージ25上に移される。
第2のゲートバルブ26を閉じた後、蓋状の囲い部32
が上方から降下して鎖線で示すように半導体ウエハ10
に対し非接触で密閉し、半導体ウエハ10を周囲の雰囲
気から隔離する。即ち、この蓋状の囲い部32によって
真空予備室23内は、半導体ウエハ10が密閉された空
間領域33と、それ以外の空間領域34とに分離され
る。この状態で第1の真空排気装置28より第3のゲー
トバルブ27を通して真空予備室23内に空気または窒
素ガスが送られてリークが行われる。同時に、半導体ウ
エハ10と蓋状の囲い部32によって形成された密閉状
態の空間領域33にも第2の真空排気装置30より第4
のゲートバルブ29を通して空気または窒素ガスが送り
込まれる。このとき、第1の真空排気装置28による真
空予備室23内の空間領域34へのリークは速いスピー
ドで行われ、第2の真空排気装置30による空間領域3
3へのリークはゆっくりしたスピードで行われる。
【0026】半導体ウエハ10を密閉した空間領域33
内へのリークはゆっくりしたスピードで行われるが、空
間領域33の体積Vaが真空予備室23内の他の空間領
域34の体積Vbに比べて極めて小さいために、リーク
スピードがゆっくりでも半導体ウエハ表面は即座に大気
圧に到達することになる。
内へのリークはゆっくりしたスピードで行われるが、空
間領域33の体積Vaが真空予備室23内の他の空間領
域34の体積Vbに比べて極めて小さいために、リーク
スピードがゆっくりでも半導体ウエハ表面は即座に大気
圧に到達することになる。
【0027】真空予備室23内では、リークスピードが
速いために即座に大気圧に到達するが、このとき真空予
備室23内にはごみの供給源になり得るものがなく、清
浄に保っておけばごみの巻き上げがなく、半導体ウエハ
10との隔離を解いても、すなわち蓋状の囲い部32を
解いてもウエハ表面を汚すことはない。また、ごみの供
給源があったとしても蓋状の囲い部32によって真空予
備室23内と半導体ウエハ10との隔離中にリークと排
気を繰り返して真空予備室23内のごみの量を充分に減
らすということが可能である。
速いために即座に大気圧に到達するが、このとき真空予
備室23内にはごみの供給源になり得るものがなく、清
浄に保っておけばごみの巻き上げがなく、半導体ウエハ
10との隔離を解いても、すなわち蓋状の囲い部32を
解いてもウエハ表面を汚すことはない。また、ごみの供
給源があったとしても蓋状の囲い部32によって真空予
備室23内と半導体ウエハ10との隔離中にリークと排
気を繰り返して真空予備室23内のごみの量を充分に減
らすということが可能である。
【0028】そして、真空予備室23内及び空間領域3
3内の両者が大気圧になったところで蓋状の囲い部32
を上部に引き上げ半導体ウエハ10と真空予備室23内
との隔離を解く。これによって半導体ウエハ10につい
て余分なごみがリーク時に巻上げられることなく素早く
大気圧に到達させることができる。その後、第2のゲー
トバルブ26を開いて半導体ウエハ10を外部に取り出
すようになす。
3内の両者が大気圧になったところで蓋状の囲い部32
を上部に引き上げ半導体ウエハ10と真空予備室23内
との隔離を解く。これによって半導体ウエハ10につい
て余分なごみがリーク時に巻上げられることなく素早く
大気圧に到達させることができる。その後、第2のゲー
トバルブ26を開いて半導体ウエハ10を外部に取り出
すようになす。
【0029】上述の実施例によれば、半導体ウエハ10
表面付近のゆっくりリークすべき領域33とその他の素
早くリークすべき領域34とに隔離してそれぞれ独自に
真空排気装置30及び28を用いて大気圧となすことに
より、全体としてリーク処理を速くすることができ、か
つ内部のごみの巻上げによる半導体ウエハ10表面のご
み付着を防止することができる。従って半導体装置の製
造に際してのスループットを向上することができる。
表面付近のゆっくりリークすべき領域33とその他の素
早くリークすべき領域34とに隔離してそれぞれ独自に
真空排気装置30及び28を用いて大気圧となすことに
より、全体としてリーク処理を速くすることができ、か
つ内部のごみの巻上げによる半導体ウエハ10表面のご
み付着を防止することができる。従って半導体装置の製
造に際してのスループットを向上することができる。
【0030】図2は本発明の他の実施例を示す。なお、
同図において、図1と対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。図1では真空予備室23と蓋状
の囲い部32に夫々独立した真空排気装置を設けたが、
本例においては、共通の1つの真空排気装置35を設
け、この真空排気装置35を夫々排気、リークのスピー
ド調製されたゲートバルブ36及び37を介して真空予
備室23及び蓋状の囲い部に接続される。ゲートバルブ
36は速いスピードで排気、リークが行われ、ゲートバ
ルブ37はゆっくりしたスピードで排気、リークが行わ
れるように構成される。
同図において、図1と対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。図1では真空予備室23と蓋状
の囲い部32に夫々独立した真空排気装置を設けたが、
本例においては、共通の1つの真空排気装置35を設
け、この真空排気装置35を夫々排気、リークのスピー
ド調製されたゲートバルブ36及び37を介して真空予
備室23及び蓋状の囲い部に接続される。ゲートバルブ
36は速いスピードで排気、リークが行われ、ゲートバ
ルブ37はゆっくりしたスピードで排気、リークが行わ
れるように構成される。
【0031】このCVD装置38においても、成膜処理
された半導体ウエハ10が真空予備室23内に移された
後のリーク時において、蓋状の囲い部で密閉された半導
体ウエハ10の空間領域33はゲートバルブ37を通し
てゆっくりリークされ、他のチャンバー23内の空間領
域34はゲートバルブ36を通して急速にリークされ
る。従って、ごみの巻き上げによる半導体ウエハ10表
面のごみ付着を防止しつつ、チャンバー23内を急速に
大気圧とすることができる。
された半導体ウエハ10が真空予備室23内に移された
後のリーク時において、蓋状の囲い部で密閉された半導
体ウエハ10の空間領域33はゲートバルブ37を通し
てゆっくりリークされ、他のチャンバー23内の空間領
域34はゲートバルブ36を通して急速にリークされ
る。従って、ごみの巻き上げによる半導体ウエハ10表
面のごみ付着を防止しつつ、チャンバー23内を急速に
大気圧とすることができる。
【0032】図3は、本発明の他の実施例を示す。尚、
同図において図1と対応する部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。本例においては、真空予備室23
内に多数の微細孔42を有する蓋状の囲い部41を上下
動可能に配置する。この蓋状の囲い部42は上例と同様
にステージ25上の半導体ウエハ10に対して非接触で
密閉するものである。
同図において図1と対応する部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。本例においては、真空予備室23
内に多数の微細孔42を有する蓋状の囲い部41を上下
動可能に配置する。この蓋状の囲い部42は上例と同様
にステージ25上の半導体ウエハ10に対して非接触で
密閉するものである。
【0033】蓋状の囲い部41を半導体ウエハ10に対
して密閉した状態(実線図示)で半導体ウエハ10と蓋
状の囲い部41との間で形成される空間領域43の体積
Vcは、それ以外の真空予備室23の空間領域44の体
積Vdに比べて極めて小さくなる(Vc<<Vd)よう
に設定される。
して密閉した状態(実線図示)で半導体ウエハ10と蓋
状の囲い部41との間で形成される空間領域43の体積
Vcは、それ以外の真空予備室23の空間領域44の体
積Vdに比べて極めて小さくなる(Vc<<Vd)よう
に設定される。
【0034】かかる実施例の装置45では、成膜室22
で成膜処理した後、半導体ウエハ10が真空予備室23
内のステージ25上に移される。この時点では、蓋状の
囲い部42は真空予備室23内の上部(鎖線位置)に位
置している。ゲートバルブ24を閉じた後、上部から蓋
状の囲い部41を下降させて半導体ウエハ10に対して
非接触で密閉させる。この状態で真空予備室23に連結
されている真空排気装置27から空気または窒素ガスを
送り込み真空予備室23内をリークさせる。リークスピ
ードは速く行うようにする。
で成膜処理した後、半導体ウエハ10が真空予備室23
内のステージ25上に移される。この時点では、蓋状の
囲い部42は真空予備室23内の上部(鎖線位置)に位
置している。ゲートバルブ24を閉じた後、上部から蓋
状の囲い部41を下降させて半導体ウエハ10に対して
非接触で密閉させる。この状態で真空予備室23に連結
されている真空排気装置27から空気または窒素ガスを
送り込み真空予備室23内をリークさせる。リークスピ
ードは速く行うようにする。
【0035】このリーク時、真空予備室23の主たる空
間領域44内は即座に大気圧に到達する。また、半導体
ウエハ10表面を囲う空間領域43に対しては、蓋状の
囲い部41に微細孔42が設けられているため、この孔
41を通して空気または窒素ガスがゆっくりと空間領域
43内に送られリークされる。空間領域43の体積は極
めて小さいのでゆっくりしたリークスピードであって
も、素早く大気圧になる。
間領域44内は即座に大気圧に到達する。また、半導体
ウエハ10表面を囲う空間領域43に対しては、蓋状の
囲い部41に微細孔42が設けられているため、この孔
41を通して空気または窒素ガスがゆっくりと空間領域
43内に送られリークされる。空間領域43の体積は極
めて小さいのでゆっくりしたリークスピードであって
も、素早く大気圧になる。
【0036】したがって図3の実施例においても真空予
備室23内のリークを極めて短時間で行うことができ、
しかも、半導体ウエハ10に対するごみの汚染も回避さ
れる。また、この構成は図1の構成に比べて構造が簡略
化されているのでコスト的にも有利である。
備室23内のリークを極めて短時間で行うことができ、
しかも、半導体ウエハ10に対するごみの汚染も回避さ
れる。また、この構成は図1の構成に比べて構造が簡略
化されているのでコスト的にも有利である。
【0037】尚、微細孔42としてはミクロンオーダの
微細孔を可とし、また、図4に示すように空間領域43
に向かってその径が大となるようにテーパ状をなすよう
な孔42に形成するのがよい。このようにすれば、空気
または窒素ガスが孔41を通して空間領域43に流れ込
むときに風が起きにくい。
微細孔を可とし、また、図4に示すように空間領域43
に向かってその径が大となるようにテーパ状をなすよう
な孔42に形成するのがよい。このようにすれば、空気
または窒素ガスが孔41を通して空間領域43に流れ込
むときに風が起きにくい。
【0038】また、蓋状の囲い部41としては、石英、
SUS材に微細孔を形成して形成する他、多孔質のセラ
ミック、微細孔を有するフィルター部材等により形成す
ることができる。
SUS材に微細孔を形成して形成する他、多孔質のセラ
ミック、微細孔を有するフィルター部材等により形成す
ることができる。
【0039】尚、上例においては、真空予備室23内を
リークスピードの違う2つの空間領域33及び34(又
は43及び44)に分けたが、その他リークスピードの
違う2つ以上の空間領域に分けて行うことも可能であ
る。
リークスピードの違う2つの空間領域33及び34(又
は43及び44)に分けたが、その他リークスピードの
違う2つ以上の空間領域に分けて行うことも可能であ
る。
【0040】また、上例においては真空予備室23に成
膜処理された半導体ウエハ10を移した後、真空予備室
23内を大気圧にリークさせる場合に適用したが、その
他、これとは逆に真空予備室内を真空排気する場合にも
適用できる。即ち、同様の蓋状の囲い部32又は42を
用いて半導体ウエハ10を非接触で密閉し、その空間領
域33又は43とそれ以外の真空予備室23内の空間領
域34又は44を真空排気するようになすこともでき
る。
膜処理された半導体ウエハ10を移した後、真空予備室
23内を大気圧にリークさせる場合に適用したが、その
他、これとは逆に真空予備室内を真空排気する場合にも
適用できる。即ち、同様の蓋状の囲い部32又は42を
用いて半導体ウエハ10を非接触で密閉し、その空間領
域33又は43とそれ以外の真空予備室23内の空間領
域34又は44を真空排気するようになすこともでき
る。
【0041】また、上例では成膜装置であるCVD装置
に適用したが、その他の真空装置、圧力変化されるチャ
ンバーを有する装置等にも適用できる。
に適用したが、その他の真空装置、圧力変化されるチャ
ンバーを有する装置等にも適用できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、基体の表面の汚すこと
なく基体の置かれたチャンバー内の吸気もしくは排気を
迅速に行うことができる。従って、例えばCVD装置、
真空装置等の半導体製造装置に適用した場合、そのスル
ープットの向上を図ることができる。
なく基体の置かれたチャンバー内の吸気もしくは排気を
迅速に行うことができる。従って、例えばCVD装置、
真空装置等の半導体製造装置に適用した場合、そのスル
ープットの向上を図ることができる。
【図1】本発明に係るCVD装置の一例を示す構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係るCVD装置の他の例を示す構成図
である。
である。
【図3】本発明に係るCVD装置の他の例を示す構成図
である。
である。
【図4】図2の要部の断面図である。
【図5】従来例に係るCVD装置の構成図である。
10 半導体ウエハ 21,45 CVD装置 2,22 成膜室 3,33 真空予備室 4,6,8,24,26,27,29,37,38 ゲ
ートバルブ 5,25 ステージ 7,28,30,35 真空排気装置 32,41 蓋状の囲い部 33,34,43,44 空間領域 41 微細孔
ートバルブ 5,25 ステージ 7,28,30,35 真空排気装置 32,41 蓋状の囲い部 33,34,43,44 空間領域 41 微細孔
Claims (7)
- 【請求項1】 基板を載置する載置部が設けられたチャ
ンバーに、吸気もしくは排気を行う装置に接続されたゲ
ートバルブが設けられ、前記ゲートバルブにより前記チ
ャンバー内の減圧もしくは加圧を行う工程において、前
記チャンバー内を排気もしくは吸気のスピードの違う2
つ以上の領域に分けて減圧もしくは加圧を行うことを特
徴とするチャンバー内の圧力変化方法。 - 【請求項2】 基板を載置する載置部が設けられたチャ
ンバーに、第1の吸気もしくは排気を行う装置に接続さ
れた第1のゲートバルブが設けられ、前記チャンバー内
にあって前記基板を非接触に密閉する蓋状の囲い部が設
けられ、前記蓋状の囲い部には第2の吸気もしくは排気
を行う装置に接続された第2のゲートバルブが設けられ
ていることを特徴とする圧力変化されるチャンバーを備
えた装置。 - 【請求項3】 基板を載置する載置部が設けられたチャ
ンバーに、吸気もしくは排気を行う装置に接続された第
1のゲートバルブが設けられ、前記チャンバー内にあっ
て前記基板を非接触に密閉することのできる可動の蓋状
の囲い部が設けられ、前記蓋状の囲い部には上記吸気も
しくは排気を行う装置に接続された第2のゲートバルブ
が設けられていることを特徴とする圧力変化されるチャ
ンバーを備えた装置。 - 【請求項4】 蓋状の囲い部の内部の第1の体積がチャ
ンバー内から第1の体積を除いた第2の体積に比して小
となることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の圧
力変化されるチャンバーを備えた装置。 - 【請求項5】 第1のゲートバルブによる吸気もしくは
排気のスピードを第2のゲートバルブによる吸気もしく
は排気のスピードに比して大となることを特徴とする請
求項4記載の圧力変化されるチャンバーを備えた装置。 - 【請求項6】 基板を載置する載置部が設けられたチャ
ンバーに、吸気もしくは排気を行う装置に接続されたゲ
ートバルブが設けられ、前記チャンバー内にあって前記
基板を非接触に密閉する蓋状の囲い部が設けられ、前記
蓋状の囲い部には多数の微細孔が形成されていることを
特徴とする圧力変化されるチャンバーを備えた装置。 - 【請求項7】 蓋状の囲い部の内部の第1の体積がチャ
ンバー内から第1の体積を除いた第2の体積に比して小
となることを特徴とする請求項6記載の圧力変化される
チャンバーを備えた装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25164492A JP3154144B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | チャンバー内の圧力変化方法及び圧力変化されるチャンバーを備えた装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25164492A JP3154144B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | チャンバー内の圧力変化方法及び圧力変化されるチャンバーを備えた装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06104180A true JPH06104180A (ja) | 1994-04-15 |
JP3154144B2 JP3154144B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=17225893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25164492A Expired - Fee Related JP3154144B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | チャンバー内の圧力変化方法及び圧力変化されるチャンバーを備えた装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154144B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007073541A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-22 | Tokyo Electron Ltd | 真空処理装置 |
JP2009032913A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Tokyo Electron Ltd | 気密モジュール、及び該気密モジュールの排気方法 |
CN114481096A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-05-13 | 楚赟精工科技(上海)有限公司 | 一种气相沉积系统及泄压控制方法 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP25164492A patent/JP3154144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007073541A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-22 | Tokyo Electron Ltd | 真空処理装置 |
JP2009032913A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Tokyo Electron Ltd | 気密モジュール、及び該気密モジュールの排気方法 |
CN114481096A (zh) * | 2022-02-23 | 2022-05-13 | 楚赟精工科技(上海)有限公司 | 一种气相沉积系统及泄压控制方法 |
CN114481096B (zh) * | 2022-02-23 | 2024-03-29 | 楚赟精工科技(上海)有限公司 | 一种气相沉积系统及泄压控制方法 |
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---|---|
JP3154144B2 (ja) | 2001-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |