JP2576495B2 - ドライエツチング装置 - Google Patents

ドライエツチング装置

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JP2576495B2
JP2576495B2 JP6941787A JP6941787A JP2576495B2 JP 2576495 B2 JP2576495 B2 JP 2576495B2 JP 6941787 A JP6941787 A JP 6941787A JP 6941787 A JP6941787 A JP 6941787A JP 2576495 B2 JP2576495 B2 JP 2576495B2
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reaction chamber
door
dust
evacuation
chamber
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修司 桐山
幸夫 園部
健一 畑迫
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体装置の製造に使用するドライエッ
チング装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は、従来の円筒形ドライエッチング装置の断面
図である。図において、1は開口部1aを有する反応室、
2は反応室1と真空ポンプPをつなぐ真空引き配管3を
開閉するバルブ、3は前記真空引き配管、4は反応室1
の開口部1aの扉、5は扉4の反応室1の開口部1aの間の
シールするシール材、6はウェハ6aを載せる石英治具、
7は反応ガス導入管、8は反応ガス導入管7を反応室1
の減圧状態に応じて開閉するバルブである。
次に動作について説明する。
上記装置は、半導体装置の製造過程で、ある材質、例
えば多結晶シリコン膜をエッチングする時、あるいは、
エッチング後に不要になったフォトレジスト膜をアッシ
ング(灰化)する時に、使用する。その時の手順は次の
とおりである。まず、石英治具6に並べられたウェハ6a
を、同治具6とともに反応室1に入れ、扉4を閉じる。
ついで、バルブ2を開き、真空引き配管3を通して真空
引きを開始する。この時、この真空引きにより反応室1
が減圧状態となると、大気圧との差圧により、扉4と反
応室1がシール材5を介して密着する。その後、反応室
1内がある圧力になると、バルブ8が開き、反応ガス導
入管7から反応ガスが反応室1に入る。この状態で高周
波電圧が印加されると、プラズマエッチングあるいはプ
ラズマアッシングされる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のドライエッチング装置は、以上のように構成さ
れているので、反応室1の真空引き開始直後に、シール
材5と扉4または反応室1との間のすき間から反応室1
に外気が吸い込まれ、これと同時に、外気の塵埃あるい
は熱やプラズマで劣化したシール材5の粉末状の塵埃が
吸い込まれ、ウェハ6aに付着するなどの問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたのもで、真空引き直後に外気中の塵埃やシール材
の塵埃を反応室に吸い込むおそれがなく、したがって、
これらの塵埃がウェハに付着するのを防止できるドライ
エッチング装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るドライエッチング装置は、反応室と、
その扉と、扉で閉じた反応室を減圧する第1の真空引き
装置と、反応室または扉の周囲に設け、かつ扉または反
応室で閉じる側室と、閉じられた側室を減圧して扉を反
応室に密着させる第2の真空引き装置とを備えたもので
ある。
〔作用〕
第2の真空引き装置で真空引きして側室を減圧するこ
とによって扉と反応室を密着させる時には、上記真空引
きを開始した直後に、両者のすき間から大気中の塵埃や
シール材の塵埃が側室に吸い込まれる。しかし、第1の
真空引き装置で真空引きして反応室を減圧する時には、
反応室とその扉は、上記第2の真空引き装置によって、
すでにシール材を介して密着し、同反応室は密閉状態に
あるので、真空引きによって大気中の塵埃やシール材の
塵埃が反応室に吸い込まれ、これがウェハに付着するお
それはなくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図によって説明す
る。
図において、1〜8は従来例における同一または相当
部分を示す。このうち、真空引き配管3と、これにつな
がった真空ポンプPと、配管3のバルブ2とで、実施例
における第1の真空引き装置V1が構成されている。この
装置V1は、扉4で閉じた反応室1を減圧するためのもの
である。
9は反応室1の周囲に環状に設けた側室で、扉4でシ
ール材5,15を介して閉じられるようになっている。10は
真空引き配管、11はこの配管10を開閉するバルブ、P1
配管10につないだ真空ポンプで、これらが第2の真空引
き装置V2を構成する。この装置V2は、扉4で閉じた側室
9を減圧して同扉4を吸引し、これを反応室1の開口部
1aに密着させるためのものである。
12は減圧された側室9を大気圧に戻すために窒素ガス
を導入する配管、13はそのバルブである。
次に作用について説明する。
石英治具6に載せたウェハ6aを同治具6とともに反応
室1に入れ、扉4を閉める。ついで、バルブ11を開き、
真空引き配管10を通して真空引きを開始する。この真空
引きにより側室9が減圧状態になると、扉4が吸引さ
れ、扉4と反応室1がシール材5,15を介して密着する。
この時、減圧開始直後にシール材5,15と扉4または反応
室1とのすき間から大気中の塵埃や劣化したシール材5,
15の塵埃が側室9に吸い込まれるが、反応室1には入ら
ない。
扉4と反応室1がシール材5を介して十分密着したと
ころで、バルブ2を開けて真空ポンプPにより反応室1
を減圧する。この時、扉4と反応室1は、あらかじめシ
ール材5を介して十分密着させてあるため、反応室1を
真空引きする時には、扉4とシール材5,15または反応室
1との間には最早すき間はなく、大気中の塵埃やシール
材5,15の塵埃を吸い込むことは殆んどなくなる。その後
のエッチングまたはアッシングは、従来と同じである。
エッチング(アッシング)終了後、扉4を開ける時
は、反応室1が大気圧に戻ってからバルブ13を開け、窒
素ガスを配管12に通して側室9に導入することによりそ
の中を大気圧を戻す。
上述のように、この実施例においては、側室9の真空
引き開始直後に大気中の塵埃やシール材5の塵埃が側室
9に吸い込まれる。しかし、反応室1を真空引きして減
圧する時には、反応室1は扉4によってすでに密閉され
ているので、真空引きによって大気中の塵埃やシール材
5の塵埃が反応室1に吸い込まれるおそれはない。この
ため、これらの塵埃が反応室1内のウェハに付着するお
それはない。
なお、上記実施例では側室9を反応室1に設けたが、
扉9に設けても、同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、反応室を減圧する
ために第1の真空引き装置を使用し、反応室とその扉を
密着させるための側室の減圧に第2の真空引き装置を使
用するようにしたので、外気中の塵埃やシール材の塵埃
を反応室に吸い込むおそれがなく、したがって、これら
の塵埃がウェハに付着するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるドライエッチング装
置を示す断面図、第2図は従来のドライエッチング装置
を示す断面図である。 図において、1は反応室、2,11はバルブ、3,10は真空引
き配管、4は扉、5,15はシール材、6は石英治具、6aは
ウェハ、9は側室である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応室と、その扉と、扉で閉じた反応室を
    減圧する第1の真空引き装置と、反応室または扉の周囲
    に設け、かつ扉または反応室で閉じる側室と、閉じられ
    た側室を減圧して扉を反応室に密着させる第2の真空引
    き装置とを備えたドライエッチング装置。
JP6941787A 1987-03-23 1987-03-23 ドライエツチング装置 Expired - Lifetime JP2576495B2 (ja)

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JPS63233532A JPS63233532A (ja) 1988-09-29
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