JPH06103409B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH06103409B2
JPH06103409B2 JP60194389A JP19438985A JPH06103409B2 JP H06103409 B2 JPH06103409 B2 JP H06103409B2 JP 60194389 A JP60194389 A JP 60194389A JP 19438985 A JP19438985 A JP 19438985A JP H06103409 B2 JPH06103409 B2 JP H06103409B2
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JP60194389A
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俊弘 津村
秀策 小川
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三田工業株式会社
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は複写機に関し、さらに詳細にいえば、多数枚
の原稿の一部を1枚の複写紙に集約して複写することが
できる新規な複写機に関する。
<従来の技術> 従来から 原稿の不要部分(例えば広告掲載部分等)を露光し
ている間感光体ドラムを停止させ、必要な部分のみを複
写紙上に形成するようにした複写機(特開昭55-17125号
公報参照)、および 原稿を縮小して感光体の表面に縮小像を形成し、こ
の縮小像の配向を複写紙の移動に合せて制御することに
より、複写枚の原稿に対応する縮小像を1枚の複写紙上
に形成するようにした複写機(特開昭58-117564号公報
参照) があった。
<発明が解決しようとする問題点> 上記の構成の複写機であれば、原稿のうち広告掲載部
分等の不要部分を除いて、必要部分のみを複写紙上に形
成することができるのであるが、得られる複写物におい
ては余白部分が増加するのみであり、複写紙の有効利用
を達成することができないという問題がある。
また、上記の構成の複写機であれば、複写頁分の原稿
を1枚の複写紙上に形成することができるのであるが、
原稿に存在する広告掲載部分等の不要部分をカットした
状態での複写動作を行なうことは全くできず、しかも形
成される複写像が小さくなるので、見にくいという問題
がある。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
原稿の不要部分を省略した状態で、可能な限りの枚数の
原稿を1枚の複写紙上に形成することができる複写機を
提供することを目的としている。
<問題点を解決するための手段> 特許請求の範囲第1項記載のこの発明は、原稿を光源に
より露光走査し、その反射光によって原稿像を形成する
複写機において、上記露光走査手段により、どの位置か
らどの位置までの原稿像を形成するかという原稿の複写
領域を設定する領域設定手段と、原稿を露光する毎に、
設定された領域の原稿像に対応する像を、像が露光走査
方向に間隔をあけずに順に配列するように、感光体の表
面に形成する像形成手段と、複数の原稿に対応して感光
体の表面に配列形成された像の配列方向の積算長さと、
最新の設定複写領域の露光走査方向の長さとの和が、複
写紙の長さより大きいか否かを判別する像形成制御手段
と、像形成制御手段から、上記和が複写紙長さよりも大
きいと判別した信号が与えられたときには、既に感光体
表面に形成されている像を現像して1枚の複写紙上に転
写出力するとともに、像形成手段を制御して最新の設定
複写領域に対応する像を感光体の表面に形成させ、他
方、上記和が大きくないと判別した信号が与えられたと
きには、感光体表面に既に形成された像に続けて、間隔
をあずけに続けて最新の設定複写領域に対応する像を感
光体の表面に形成させる処理手段とを有することを特徴
とする複写機である。
<作用> 上記の構成の複写機であれば、領域設定手段により、原
稿の露光走査方向に、不要部分を除いてどの位置からど
の位置までの領域を複写するかという複写領域を設定す
れば、像形成手段により、複写領域の原稿像に対応する
像が感光体表面に形成される。そして複数の原稿に対し
て上述の複写領域の設定を行なうと、像形成手段によ
り、複数の原稿の各設定領域に対応する像が、感光体表
面に、間隔をあけずに順に配列形成される。そして新た
な原稿を露光する際には、像形成制御手段により、感光
体表面に既に形成されている原稿像の配列方向の積算長
さと、今回形成しようとする最新の設定複写領域の露光
走査方向の長さとの和が求められ、それが複写紙の長さ
より大きいか否かが判別される。そして上記の和が複写
紙の長さよりも大きければ、それまでに形成されていた
像だけが現像されて複写紙上に転写され、かつ、最新の
複写領域の像は感光体表面に形成される。一方、上記和
が複写紙の長さより小さければ、最新の設定複写領域の
像がさらに感光体上に形成される。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は複写機の一実施例を示す要部概略図であり、複
写機本体(1)の上面中央部に取付けたコンタクトガラ
ス(2)の下方に、光源(3)、反射鏡(4)(5)
(6)、レンズ(7)、および反射鏡(8)からなる光
学系を有しているとともに、この光学系の下方に、複写
動作遂行時に一方向に回転する感光体ドラム(9)の周
囲に、帯電チャージャ(10)、ブランクランプ(B)、
現像装置(11)、処理手段を構成する複写チャージャ
(12)、分離チャージャ(13)、およびクリーナ(14)
をこの順に配設してなる複写処理部を有し、さらにレジ
ストローラ(15)等からなる複写紙搬送部を有してい
る。そして、上記反射鏡(8)と感光体ドラム(9)と
の間に像形成手段の要部を構成する遮光部材(S)を移
動可能に取付けており、この遮光部材(S)を反射光光
路内、および光路外に選択的に移動させることにより、
原稿の必要部分のみに対応する静電潜像を感光体ドラム
(9)の表面に形成することができるようにしている。
第2図、および第3図は感光体ドラム(9)と現像装置
(11)との関係を示している。
現像装置(11)の感光体ドラム(9)に最も近い位置に
ある磁気ブラシは、感光体ドラム(9)の回転方向と同
じ方向に回転するスリーブ(16)の内部に固定マグネッ
ト(17)を取付けた構成であり、この固定マグネット
(17)の軸(18)をソレノイド(19)と連結することに
より、所定角度回動させ得るようにしている。ここで、
上記所定角度は、現像動作遂行時に、感光体ドラム
(9)の中心と固定マグネット(17)の中心とを結ぶ平
面上にN極が存在し、現像動作を遂行しない時に上記平
面上にN極とS極との中間が位置するような角度に設定
され、現像動作遂行時にトナーの山に相当する部分が感
光体ドラム(9)に正対し、現像動作を遂行しない時に
トナーの谷に相当する部分が感光体ドラム(9)に正対
する。
第4図は領域設定手段の一実施例を示す平面図であり、
コンタクトガラス(2)の原稿露光方向の一辺と平行に
複数個のスイッチ(20)を取付け、複写すべき領域の両
端部に対応するスイッチ(20)を操作することにより、
両スイッチ(20)により囲まれた部分を複写領域として
設定できるようにしている。
第5図は領域設定手段の他の実施例を示す平面図であ
り、コンタクトガラス(2)の原稿露光方向の一辺と平
行に領域指示目盛り(21)を有しており、図示しないテ
ンキーを操作することにより数値を入力することによ
り、入力された目盛りで囲まれる領域を複写領域として
設定することができるようにしている。
第6図は上記の構成の複写機の動作を説明するフローチ
ャートである。
ステップにおいて複写紙サイズが指定された後、ステ
ップにおいて不要部分をカットした複写動作遂行モー
ドが解除されているか否かを判別し、解除されていなけ
れば、ステップにおいて複写領域の設定が行なわれた
後、ステップにおいて変倍複写が選択されているか否
かを判別し、選択されていれば、ステップにおいて複
写紙サイズを変倍率で補正し、その後、ステップに
おいて露光済画像領域と指定された画像領域との和が複
写紙サイズより大きいか、等しいか、小さいかを判別す
る。
そして、大きいと判別された場合には、ステップにお
いてプリントキーがONになるまで待って、ステップに
おいて現像以降の複写プロセスを遂行し、ステップに
おいて最新に指定された複写領域の露光を行なって、再
びステップ以下の判別、処理を行なう。
また、等しいと判別された場合には、ステップにおい
てプリントキーがONになるまで待って、ステップにお
いて最新に指定された複写領域の露光を行ない、ステッ
プにおいて現像以降の複写プロセスを遂行して、再び
ステップ以下の判別、処理を行なう。
さらに、小さいと判別された場合には、ステップにお
いてプリントキーがONになるまで待って、ステップに
おいて最新に指定された複写領域の露光を行なって、再
びステップ以下の判別、処理を行なう。
また、上記ステップにおいて不要部分をカットした複
写動作遂行モードが解除されていると判別された場合に
は、ステップにおいて感光体ドラム(9)に静電潜像
が存在するか否かを判別し、存在する場合にはステップ
において現像以降の複写プロセスを遂行して一連の複
写動作を終了する。上記ステップにおいて静電潜像が
存在しないと判別された場合には、そのまま一連の複写
動作を終了する。
以上要約すれば、第7図に示すように、1枚目の原稿の
必要部分Aが全体の1/2であり、2枚目の原稿の必要部
分Bが全体の1/4であり、3枚目の原稿の必要部分Cが
全体の1/5であり、4枚目の原稿の必要部分Dが全体の1
/3であると仮定した場合に、感光体ドラム(9)の表面
には、第8図に示すように、上記必要部分A,B,Cに対応
する静電潜像A′,B′,C′が順次形成される。
そして、静電潜像が形成されていない部分が、複写紙サ
イズの1/20となり、このサイズは4枚目の原稿の必要部
分Dより小さいので、上記3枚目までの必要部分A,B,C
に対応する静電潜像A′,B′,C′のみが現像され、複写
紙上に転写されて、第9図に示すように、必要部分のみ
を集約した状態の複写物が得られることになる。但し、
上記の場合において、1/20の部分の電荷はブランクラン
プ(B)により消失させられ、複写物中において白色部
分として表われるようにしている。
また、上記4枚目の原稿の必要部分については、上記処
理が終了した後に、再び感光体ドラム(9)の表面に静
電潜像として形成され、以下、5枚目以降の原稿につい
ても同様に静電潜像の形成、および現像以降の複写プロ
セスが行なわれて無駄のない複写物を得ることができ
る。
以上の説明において明らかなように、静電潜像の形成範
囲が所定範囲に近づくまでは現像装置(11)によるトナ
ー像への顕像化は行なわないようにする必要があるが、
ソレノイド(19)により固定マグネット(17)を所定角
度回動させて、トナーの谷の部分を感光体ドラム(9)
に正対させて、顕像化を確実に防止することができるの
で、何ら不都合はない。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば、感光体ドラムに代えて感光体ベルトを使用
することにより、長尺の複写紙に対応可能な複写機を余
り大型化することなく提供すること、感光体ドラム上に
像を形成する毎に同一の複写紙上に像を形成することに
より、複数の原稿の必要部分のみを1枚の複写紙上に集
約して形成すること等が可能である他、遮光部材として
液晶シャッターを使用することも可能であり、その他こ
の発明の要旨を変更しない範囲内において種々の設計変
更を施すことが可能である。
<発明の効果> 以上のようにこの発明は、原稿を光源により露光走査
し、その反射光によって原稿像を形成する場合に、光源
による露光走査方向に広告形成部分等の不要部分や余白
部分等がある場合に、それらの不要部分や余白部分を除
外して原稿像を感光体上に形成することができ、しか
も、複数の原稿の像を感光体上に順に配列形成した後、
該配列形成された像を現像して1枚の複写紙上に出力す
ることができる。その場合に、配列形成された像は、1
枚の複写紙上に収まるように処理される。よって、各原
稿の不要部分を省略した状態で、可能な限りの枚数の原
稿像が1枚の複写紙上に出力されるから、複写紙の利用
効率を高めることができる。
また、複数の原稿を一旦画像メモリ等に蓄積して編集す
るものではなく、複数の原稿画像を感光体上に配列形成
して保持しておくため、廉価で簡単な構成によって発明
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の一実施例を示す要部概略図、 第2図は感光体ドラムと磁気ブラシとの関係を示す概略
側面図、 第3図は感光体ドラムと磁気ブラシとの関係を示す概略
斜視図、 第4図は領域設定手段の一実施例を示す平面図、 第5図は領域設定手段の他の実施例を示す平面図、 第6図は複写機の動作を説明するフローチャート、 第7図は原稿の一部のみが必要部分である様子を示す概
略図、 第8図は複数の原稿の必要部分が順次感光体ドラム上に
形成された状態を示す概略図、 第9図は複数の原稿の必要部分が集約的に1枚の複写紙
上に形成された状態を示す概略図。 (9)……感光体ドラム、(11)……現像装置、 (12)……処理手段を構成する転写チャージャ、 (20)……領域設定手段としてのスイッチ、 (S)……像形成手段としての遮光部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−63880(JP,A) 特開 昭59−229550(JP,A) 特開 昭55−55375(JP,A) 特開 昭61−28937(JP,A) 特開 昭56−22464(JP,A) 特開 昭58−117564(JP,A) 特開 昭61−3159(JP,A) 特開 昭55−17125(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を光源により露光走査し、その反射光
    によって原稿像を形成する複写機において、 上記露光走査手段により、どの位置からどの位置までの
    原稿像を形成するかという原稿の複写領域を設定する領
    域設定手段と、 原稿を露光する毎に、設定された領域の原稿像に対応す
    る像を、像が露光走査方向に間隔をあけずに順に配列す
    るように、感光体の表面に形成する像形成手段と、 複数の原稿に対応して感光体の表面に配列形成された像
    の配列方向の積算長さと、最新の設定複写領域の露光走
    査方向の長さとの和が、複写紙の長さより大きいか否か
    を判別する像形成制御手段と、 像形成制御手段から、上記和が複写紙長さよりも大きい
    と判別した信号が与えられたときには、既に感光体表面
    に形成されている像を現像して1枚の複写紙上に転写出
    力するとともに、像形成手段を制御して最新の設定複写
    領域に対応する像を感光体の表面に形成させ、他方、上
    記和が大きくないと判別した信号が与えられたときに
    は、感光体表面に既に形成された像に続けて、間隔をあ
    けずに続けて最新の設定複写領域に対応する像を感光体
    の表面に形成させる処理手段とを有することを特徴とす
    る複写機。
JP60194389A 1985-09-03 1985-09-03 複写機 Expired - Lifetime JPH06103409B2 (ja)

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JPS63296060A (ja) * 1987-05-28 1988-12-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2560739B2 (ja) * 1987-08-13 1996-12-04 富士ゼロックス株式会社 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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