JPH06103389A - 二重入力信号加算回路 - Google Patents

二重入力信号加算回路

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JPH06103389A
JPH06103389A JP5158524A JP15852493A JPH06103389A JP H06103389 A JPH06103389 A JP H06103389A JP 5158524 A JP5158524 A JP 5158524A JP 15852493 A JP15852493 A JP 15852493A JP H06103389 A JPH06103389 A JP H06103389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
node
pair
input
differential
Prior art date
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Pending
Application number
JP5158524A
Other languages
English (en)
Inventor
Donald T Wile
ドナルド・ティー・ワイル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Semiconductor Corp
Original Assignee
National Semiconductor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by National Semiconductor Corp filed Critical National Semiconductor Corp
Publication of JPH06103389A publication Critical patent/JPH06103389A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06GANALOGUE COMPUTERS
    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/12Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
    • G06G7/24Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for evaluating logarithmic or exponential functions, e.g. hyperbolic functions

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路を複数のカスケード式フィルタの要素を
利用する同調可能フィルタ集積回路で利用し、多大なチ
ップ電力を削減すること。 【構成】 二重入力差動信号加算器が、1対の差動入力
信号を対数的に結合し、差動出力を生じさせる。この入
力信号は、相互に作用しないようにその出力がバッファ
される1対の差動増幅器に与えられる。その結果、回路
の相互コンダクタンスが増加する。この回路を複数のカ
スケード接続したフィルタ要素を持つ同調可能フィルタ
のICで用いれば、チップ電力を著しく削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の基本概念は、その電流出
力端子の両端に接続されるコンデンサ付きの1個のギル
バート・セル(アナログ乗算器)から構成される同調可
能ICフィルタに関する。これにより、ギルバート・セ
ルの相互コンダクタンスによって同調させることが可能
なR−Cフィルタが作成される。この基本概念は198
1年2月に刊行された『エレクトロニック・デザイン』
の44ページに記載されている。この刊行物の内容は、
本明細書で援用する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】この基本
概念が拡張され、同調を連結し単一の制御から操作する
複数のカスケード式同調可能フィルタ要素から構成され
るアナログ・コンピュータ・フィルタが作成された。こ
のフィルタは、複数のカスケード式同調可能段が安定化
を図る増幅器フィードバック要素を組み込む構成へと発
展した。フィードフォワード増幅器要素およびフィード
バック増幅器要素が共通の出力を用いるため、単一の段
が、1つの差動出力と1対の差動入力を表す4つの入力
とを必要とする。したがって、この構成は1つの共通出
力を備えた1対の差動増幅器の構成となる。理論上、増
幅器のこの対は、共通の制御によって変化させることが
可能な同一の相互コンダクタンスを有することになる。
【0003】図1は、1対の差動増幅器を結合して1つ
の共通出力と1対の差動入力(4つの入力端子)とを提
供する、通常使用されている回路の簡略化した回路図で
ある。この回路は端子10にプラス(+)接続され、接
地端子11にマイナス(−)接続される共通のVcc電源
から動作する。共通の出力端子12、13は、それぞ
れ、テール電流要素16によって差動動作されるトラン
ジスタ14、15のコレクタで与えられる。要素16の
電流は回路の上部に流れる電流を表すため、ITO と名
付けることにする。定電流源17、18は、コレクタ電
流をそれぞれトランジスタ14、15に供給する。定電
流源17、18のそれぞれは、テール電流要素16に流
れる電流の2分の1を供給する。したがって、ITOP
17+I18となる。トランジスタ14、15のベース
は、1対の入力段に流れる差動電流を結合する加算ノー
ド23、24から成る。ノード23、24は、それぞれ
ダイオード19〜22の動作によって、Vccより低い電
位レベルの3つのダイオードにおいてバイアスされる。
【0004】トランジスタ25、26は第1の差動入力
段を形成し、そのコレクタのそれぞれがノード23、2
4に接続される。定電流シンク27、28は、それぞれ
を導通し、抵抗29(RE)によってエミッタが結
合されているトランジスタ25、26をバイアスする。
したがって、トランジスタ25、26は、差動動作され
るようにバイアスをかけられる。抵抗29を分路するコ
ンデンサ30は、高周波数で、トランジスタ25、26
のエミッタを結合する。コンデンサ29は、与えられた
信号周波数での差動動作を確実にするために機能する。
ショットキ・ダイオード31、32は、与えられた信号
によって飽和状態に導かれないように、トランジスタ2
5、26のそれぞれをクランプする。入力端子33、3
4は、第1の差動入力段の差動入力を含む。
【0005】静止状態では回路は均衡状態となり、電流
は抵抗29を流れない。ただし、差動入力が存在する場
合、それは、入力電位差が抵抗29の両端に生じるよう
に動作電位をシフトさせる。この差動バイアスは、トラ
ンジスタ25、26のエミッタに生じる。したがって、
増幅バージョンが、ノード23、24においてトランジ
スタ25、26のコレクタ間に生じる。
【0006】入力端子35、36は第2の差動入力を具
備し、それぞれトランジスタ37、38のベースに接続
する。ショットキ・ダイオード39、40は、第2の差
動入力段での飽和を回避するためにトランジスタ37、
38をそれぞれクランプする。
【0007】定電流シンク41、42は、それぞれトラ
ンジスタ37、38用のバイアス電流としてI1を導通
させる。レジスタ43は、直流バイアスのためにトラン
ジスタ36、37のエミッタを結合し、差動バイアス動
作を確実にする。抵抗43を分路するコンデンサ44
は、コンデンサ30と同様に機能する。この第2の差動
入力段は第1段と同様に動作し、その出力は並列に結合
される。
【0008】Iがトランジスタ26、38だけではな
く、トランジスタ25、37にも流れるので、2I
加算ノード23、24のそれぞれに流れる。図1の回路
の基本的な全体の相互コンダクタンスは、g=ITOP
/(2IRE)である。分母の係数2は、ノード2
3、24用の対数的混合インピーダンスとして機能する
ダイオード21、22のそれぞれに2Iが流れること
に起因する。係数2の存在は、全体的な相互コンダクタ
ンスを効果的に半減する回路構成の機能である。この効
果をIの値を減少させることにより回避できる可能性
があるが、これにより差動入力端子での信号処理機能は
低下し、それは容認されない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、相互コ
ンダクタンスが拡張される結果となる二重入力信号加算
器で加算回路を作成することである。
【0010】この目的は、二重入力段構成における入力
段負荷のそれぞれで1対の加算ダイオードを用いる回路
で達成される。各入力段は1対の電流を加算ダイオード
に供給し、それにより加算ダイオードが加算された電流
に比例して出力段にバイアスをかける。この構成の結
果、回路全体の相互コンダクタンスが2倍になる。
【0011】
【実施例】本発明の回路図である図2を参照すると、1
対の差動入力信号が加算されて単一の差動出力が作成さ
れている。さまざまな回路構成要素が図1でのように機
能する場合には、同じ参照番号を付してある。主な相違
点の1つは、出力段の入力加算端子を表す回路ノード2
3、24が、これらの2つの入力段が図1でのように直
接接続されるのではなく、結合されているノードから成
るという点である。図2では、2つの入力段の加算は1
対のエミッタフォロワ・バッファによって達成される。
したがって、出力段に共通に結合される一方、両方の入
力段への直接的な接続はない。
【0012】エミッタフォロワ・トランジスタ44は、
トランジスタ37のコレクタをノード23に結合し、ノ
ード23はトランジスタ25のコレクタに直接接続され
る。したがって、Iはノード23からトランジスタ2
5に流れる。Iの第2の量はダイオード21を通って
トランジスタ37に流れる。その結果、トランジスタ4
4は、所望の結合を行いつつ、ノード23からトランジ
スタ37をバッファする。
【0013】同様に、トランジスタ45は、所望の結合
を行いつつ、ノード24からトランジスタ38をバッフ
ァする。Iはノード24からトランジスタ26に流れ
る。同様の量のIがダイオード22を通ってトランジ
スタ38に流れる。ダイオード19が4Iを通すこと
が分かる。また、ノード23、24は両方とも、図1の
回路と同様に、VCCより低い3つのダイオードの電位で
動作することにも注目すべきである。
【0014】トランジスタ44、45のバッファ作用の
結果、ノード23、24は2つの入力段に共通して接続
されない。回路の相互コンダクタンスは、g=ITOP
/I*REである。相互コンダクタンスが図1の回路
の相互コンダクタンスの2倍であることに注目する。こ
れは画期的とはいえないものの重要な改善である。提案
されたように、集積回路を利用する同調可能フィルタへ
の応用では、フィルタは多数のカスケード式のフィルタ
段を利用することができる。たとえば、典型的な製品で
は、最高8個の図2の回路を単一のチップ上に配置する
ことができる。図1のアプローチを利用する場合には、
図2に示される本発明の相互コンダクタンスと同じ相互
コンダクタンスを達成するのにトランジスタ14、15
(つまり、TOP)において、2倍の動作電流が必要と
なるだろう。この余分な電力消費は無視できない。
【0015】以上で、本発明を説明し、1つの好適な実
施例の詳細を述べた。当業者が以上の説明を読めば、本
発明の趣旨および意図の範囲内での改変および均等は明
かであろう。したがって、本発明の範囲は冒頭の特許請
求の範囲によってのみ限定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知の従来の技術の二重差動入力信号加算回路
の回路図である。
【図2】本発明の回路図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重入力信号加算器回路であって、 ベースが信号加算ノードから成る1対の差動動作トラン
    ジスタを含む出力段と、 コレクタが前記加算ノードに接続され、ベースが第1の
    差動信号入力を提供する1対の差動動作トランジスタを
    含む第1の入力段と、 それぞれが入力と出力とを有し、バッファ出力が前記加
    算ノードに接続された1対のエミッタフォロワ・バッフ
    ァと、 ベースが第2の差動信号入力から成る1対の差動動作ト
    ランジスタを含む第2の入力段と、 前記第2の入力段のコレクタを前記1対のエミッタフォ
    ロワ・バッファの前記入力に結合する手段と、 から成る二重入力信号加算回路。
  2. 【請求項2】 ダイオードが前記エミッタフォロワ・バ
    ッファのそれぞれに接続されることにより、前記信号加
    算が対数的に動作する請求項1記載の二重入力信号加算
    器。
JP5158524A 1992-08-07 1993-06-29 二重入力信号加算回路 Pending JPH06103389A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/926,594 US5357155A (en) 1992-08-07 1992-08-07 Dual input signal summer circuit
US926594 1992-08-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06103389A true JPH06103389A (ja) 1994-04-15

Family

ID=25453411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5158524A Pending JPH06103389A (ja) 1992-08-07 1993-06-29 二重入力信号加算回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5357155A (ja)
EP (1) EP0582365A1 (ja)
JP (1) JPH06103389A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
US5357155A (en) 1994-10-18
EP0582365A1 (en) 1994-02-09

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