JPH06103113B2 - 空調制御装置 - Google Patents

空調制御装置

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JPH06103113B2
JPH06103113B2 JP62272425A JP27242587A JPH06103113B2 JP H06103113 B2 JPH06103113 B2 JP H06103113B2 JP 62272425 A JP62272425 A JP 62272425A JP 27242587 A JP27242587 A JP 27242587A JP H06103113 B2 JPH06103113 B2 JP H06103113B2
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JP
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comfort level
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air conditioning
comfort
control device
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雄司 狩野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、居室内の空調を、居住者の好みの空調快適制
御方法により制御する空調制御装置に関する。
従来の技術 近年、空調の質的要求の向上と、空調機器およびセンサ
の性能向上とにより、空調に関する快適度を指数化して
これを維持しようとする技術が一般化してきている。そ
して快適度については多くの研究者からそれぞれの提案
がなされ、PMV(プレディクテド・ミーン・ボード,平
均予測申告とも称せられる),OT(オペレーティブ・テ
ンパレチュア,作用温度とも称せられる),SET*(セッ
ト・スター,ニュースタンダード・エフエクテイブ・テ
ンパレチュア,新標準有効温度とも称せられる)などが
実用性があるとして利用されつつある。これらは居室内
の温度,湿度,風速,ふく射温度の諸センサ情報のうち
の全部または一部を用いて演算によりそれぞれの快適指
数を得るものである。
第3図はPMVを用いて居室の空調の快適度を維持する従
来装置の配管配線系統図である。
第3図において空調機100内には主要部品としてフィル
タ101、冷温水コイル102、加湿ノズル103、電動送風機1
04が内蔵されている。電動送風機104で発生した風は、
給気ダクト105、吹出しノズル106を経由して居室107へ
供給される。還気は、還気口108、還気ダクト109を経由
して、一部は排気となり、他は外気と混合し、フィルタ
101、冷温水コイル102、加湿ノズル103を経由して電動
送風機104へ吸込まれる。快適度設定器110は、冷房時な
らPMV=+0.5、暖房時ならPMV=−0.5などと設定され、
設定信号が空調制御装置111へ伝送される。居室内に
は、温度を検出する温度検出器112、湿度を検出する湿
度検出器113、風速を検出する風速検出器114、周囲から
のふく射熱を温度に換算するふく射温度検出器115があ
りそれぞれの検出信号が空調制御装置111へ伝送され
る。窓用ブラインド117は、そのアクチュエータである
羽根角度調節モータ118により羽根角度が調節され外部
からのふく射熱が調節される構造となっている。電動弁
119は、冷房時には冷温水コイル102を流れる冷水の流量
を、暖房時には同様に温水の流量をそれぞれ制御し、居
室107の温度調節に寄与する。電磁弁120は加湿ノズル10
3からの蒸気噴出量を制御し、居室107の湿度調節に寄与
する。インバータ121は電動送風機104の回転数を制御
し、居室107の風速調節に寄与する。
第4図はこのような従来の空調制御装置のブロック図で
ある。温度検出器112、湿度検出器113、風速検出器114
およびふく射温度検出器115から得た検出信号を、快適
度演算手段122にてPMVに演算する。この演算結果と、快
適度設定手段123による設定出力したPMVとを快適度比較
手段124にて比較する。その比較結果に基づき、指令出
力演算手段125にて演算し、電動弁119、電磁弁120、イ
ンバータ121、羽根角度調節モータ118へそれぞれ指令値
を出力する。従来はこのような一連の動作をくり返すこ
とにより居室内のPMVが設定された値に維持されてい
た。
またOTやSET*についてもそれぞれ前記従来例と同様な
手段で制御がおこなわれ、快適度が維持されていた。
発明が解決しようとする問題点 以上述べてきたように、従来の空調制御装置では、制御
すべき空調機の構成は全く同一であるにもかかわらず、
快適度の定義が異なるため別物として製作されていたの
で、各居室の居住者はそれぞれ好みの空調制御装置を購
入することとなり、居住者が変わったり、好みが変わっ
たりしたときには別の空調制御装置を購入せざるを得な
かった。またこれらの空調制御装置が空調機器と一体化
して製作されている場合では空調機器自体を更新する必
要があるなどの問題点があった。
本発明は、前記問題点を解消するため、居住者の好みの
快適度が選択でき、同時に選択された快適度の設定値に
達するように空調機の各アクチュエータを作動させる空
調制御装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するために、PMV,OT,SET*な
どの快適指数の中からひとつを選ぶ快適度種類選択手段
と、1個以上の室内空気状態を検出するセンサの計測信
号を入力するセンサ信号入力端子と、前記センサ信号入
力端子および前記快適度種類選択手段と接続されセンサ
信号を演算して選択された快適度として値を出力する快
適度演算手段と、快適度に関する数値を設定する数値設
定手段と、前記快適度演算手段および前記数値設定手段
と接続され快適度の演算値と設定値とを比較しその差信
号を出力する複数の快適度比較手段と、前記快適度比較
手段に接続され差信号に対応して複数のアクチュエータ
指令信号を発生する出力指令演算手段と、前記出力指令
演算手段と接続されて出力信号を各アクチュエータへ伝
送する出力端子とを備えてなるものである。
作用 本発明は前記した構成により、各人の好みの快適度種類
が快適度種類選択手段にて選択されると、センサ信号入
力端子から入力されたセンサの計測信号が快適度演算手
段で演算され、センサ情報に対応した快適度が出力され
る。一方数値設定手段にて設定された選択した好みの快
適度データは、前記演算され出力された快適度と比較演
算され、その差の信号が出力される。次に出力指令演算
手段では、前記の差の信号を入力して演算しその結果に
基づいて好みの空調環境となるよう各空調設備などのア
クチュエータに動作指令をおこなう。
実施例 第1図は本発明による空調制御装置の一実施例における
ブロック図である。なお配管配線系統図については従来
例である第3図と同一であるので説明は省略する。
第1図において、温度検出器112、湿度検出器113、風速
検出器114およびふく射温度検出器115から得た検出信号
を、センサ信号入力端子4を介して快適度演算手段2a,2
bおよび2cへ入力する。快適度種類選択手段1の操作に
よりその端子aが選択されると快適度演算手段2aが働ら
きPMVを演算し、さらにその結果を快適度比較手段3aへ
伝送する。快適度比較手段3aでは伝送されてきた前記PM
V値と、数値設定手段5から送られきたPMV設定値とを比
較し、その差を出力指令演算手段6へ伝送する。出力指
令演算手段6では前記の差をもとに演算をおこない、各
アクチュエータである電動弁119、電磁弁120、インバー
タ121、羽根角度調節モータ118へ出力端子7を介してそ
れぞれ出力指令信号を発する。
快適度種類選択手段1の操作によりその端子bが選択さ
れると快適度演算手段2bが働らきOTを演算し、さらにそ
の結果を快適度比較手段3bへ伝送する。数値設定手段5
では今度はOTとしての数値を送ると快適度比較手段3bで
はその値と演算されたOT値とを比較し、その差を出力指
令演算手段6へ伝送する。出力指令演算手段6では同様
に演算をおこなったあと、各アクチュエータへそれぞれ
指令信号を発する。
快適度選択手段1の操作によりその端子Cが選択される
と前記と同様な手順でSET*が演算,設定,比較され、S
ET*の設定値を維持するよう各アクチュエータに指令信
号が送られる。
第2図は本発明の一実施例による空調制御装置の概略回
路構成を示すブロック図である。このブロック図で1例
を説明する第1図,第2図において、被空調室内(第3
図の居室107)に設置された温度検出器112、湿度検出器
113、風速検出器114、およびふく射温度検出器115のそ
れぞれから得られた室内の温度,湿度,風速,ふく射温
度の検出信号をセンサ信号入力端子4である入力インタ
ーフェイス4aを介して快適度演算手段2a〜2cに入力す
る。
また快適度種類選択手段1である切換スイッチ1aを操作
して快適度の種類PMV,OT,SET*の好みのものを選択して
その信号も入力インターフェイス4aを介して入力され
る。
MPU(マイクロプロセッシングユニット)2dは、切換ス
イッチ1aによって選択した種類の快適度の信号によりそ
れと合致した演算データをROM2e(快適度の種類PMV,OT,
SET*各演算データが書き込まれている)より読みだ
し、前記入力した温度,湿度,風速,ふく射温度を演算
し、その結果を出力インターフェイス2gおよび快適度比
較手段3a〜3cの入力インターフェイス3dをMPU3eに入力
する。
一方、数値設定手段5であるキーボード5aのキー操作に
よって、前記入力インターフェイス3dを介して前記と同
じの選択した種類の好みの快適度をMPU3eに入力する。
この快適度の信号はMPU3eによりRAM3fに格納される。
次にMPU3eはROM3gに書き込まれている演算データと先に
RAM3fに格納した快適度データを読みだすとともに、快
適度演算手段2a〜2cから入力した値とを比較演算しその
差を算出する。この算出した結果の差を出力インターフ
ェイス3h、出力指令演算手段6の入力インターフェイス
6aを介してMPU6bに入力し、ROM6cより読み出した演算デ
ータによりMPU6bはアクチュエータである電動弁119、電
磁弁120、インバータ121、羽根角度調節モータ118の駆
動出力を演算し、出力端子7である出力インターフェイ
ス7aを介して出力し各アクチュエータを制御する。
この制御操作により、キーボード5aの好みの快適度に設
定した値に順次近ずき目標の快適度に被空調室内(第3
図の居室107)が空調されることになる。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、快適度種類選
択手段を有し、PMV,OT,SET*など居住者の好みの快適度
を選択し、その選択した快適度で演算することができ、
同時に選択された快適度の設定値に達するように空調機
の各アクチュエータを作動させることのできる空調制御
装置を提供することができ快適空間を容易に得られ実用
上大きな効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例による空調制御装置のブロック
図、第2図は同空調制御装置の概略回路構成を示すブロ
ック図、第3図は従来の空調制御装置の配管配線系統
図、第4図は同ブロック図である。 1……快適度種類選択手段、2a〜2c……快適度演算手
段、3a〜3c……快適度比較手段、4……センサ信号入力
端子、5……数値設定手段、6……出力指令演算手段、
7……出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PMV,OT,SET*などの快適指数の中からひと
    つを選ぶ快適度種類選択手段と、1個以上の室内空気状
    態を検出するセンサの計測信号を入力するセンサ信号入
    力端子と、前記センサ信号入力端子および前記快適度種
    類選択手段と接続されセンサ信号を演算して選択された
    快適度として値を出力する快適度演算手段と、快適度に
    関する数値を設定する数値設定手段と、前記快適度演算
    手段および前記数値設定手段と接続され快適度の演算値
    と設定値とを比較しその差信号を出力する複数の快適度
    比較手段と、前記快適度比較手段に接続され差信号に対
    応して複数のアクチュエータ指令信号を発生する出力指
    令演算手段と、前記出力指令演算手段と接続され出力信
    号を各アクチュエータへ伝送する出力端子とを有してな
    る空調制御装置。
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