JPH09217953A - 空調制御装置 - Google Patents

空調制御装置

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JPH09217953A
JPH09217953A JP8024131A JP2413196A JPH09217953A JP H09217953 A JPH09217953 A JP H09217953A JP 8024131 A JP8024131 A JP 8024131A JP 2413196 A JP2413196 A JP 2413196A JP H09217953 A JPH09217953 A JP H09217953A
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JP
Japan
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room temperature
pmv
air
conditioning control
set value
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JP8024131A
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English (en)
Inventor
Kenzo Yonezawa
沢 憲 造 米
Tomio Yamada
田 富美夫 山
Susumu Sugawara
原 進 菅
Nobutaka Nishimura
村 信 孝 西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快適性を満足し、省エネ化を図ることができ
るようにする。 【解決手段】 PMV演算部102からのPMVに基い
て、室温設定値演算部103は室温設定値を演算し、こ
れをDDC2Aに出力する。DDC2Aは、この室温設
定値に基いて、蒸気バルブ5、温水バルブ6、冷水バル
ブ7等の制御を行なう。一方、PMV間欠運転制御部1
04も上記PMVを入力しており、このPMVが所定の
上下限値間の範囲内に入るように、空調機オン・オフ指
令を空調機3及びDDC2Aに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多目的インテリジ
ェント・ビル、オフィスビル、住居ビルなどの各種ビル
において、居住者の快適性を保持して、かつ省エネを実
現する空調制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調の省エネルギーとは、運転時間の短
縮を図ることと言っても過言ではない。一方、空調機は
最大の負荷を考慮して設計されており、また、建物は蓄
熱容量を持っている。従って、部分負荷の時は、空調機
の熱搬送能力に余裕があり、短時間の停止なら空調環境
条件を維持させることが出来る。そこで、建物の利用時
間帯に空調環境条件を損なわない範囲で、強制的に空調
機を停止させる間欠運転制御が従来から行われていた。
従来の間欠運転制御方法は、快適性をあまり考慮せず、
予め定められた室温目標値に対して±1℃程度の許容域
を設け、室温がその範囲内にある間、空調機を停止させ
ていた。図10は、このような間欠運転制御についての
冷房時の特性例を示すものであり、室温目標値を24℃
とし、上下限値を25℃,23℃としたときの室温変化
状態及び空調機運転状態を示している。
【0003】ところで、人間の快適性を考えて、適正な
室内温熱環境を確保するにあたっては、暑さ、寒さに対
する人間の温熱感覚を考慮することが重要である。これ
に影響を与える変数として次のものがある。 空気温度 相対湿度 平均輻射温度 気流速度
活動状態(人体の内部発熱量) 着衣状態 人の発熱量は対流による放射量、輻射による放熱量、人
からの蒸発熱量、呼吸による放熱量および蓄熱量の合計
で、これらの熱平衡式が成立している場合は、人体が熱
的に中立であり、暑くも寒くもない快適状態である。逆
に、熱平衡式がくずれた場合に、人体は暑さ寒さを感じ
る。Fangerは1967年に快適方程式の導出を発
表し、これを出発点として人体の熱負荷と人間の温冷感
を結び付けたPMV(Predicted Mean Vote :予測平均
回答)を提案した。これは近年ISO規格にも取り上げ
られ最近よく用いられるようになった。温冷感の指標と
なるPMVは、次の7段階評価尺度による数値として表
す。なお、快適な範囲は、−0.5〜+0.5である。 +3:暑い +2:暖かい +1:やや暖かい 0:どちらでもない、快適 −1:やや涼しい −2:涼しい −3:寒い
【0004】図11は、PMVを用いて快適空調制御を
行う従来装置の構成を示すものである(特開平5−12
6380号)。図11において、空調制御装置1で算出
された室温設定値が直接制御ディジタルコントローラ
(以下、DDC(Direct Digital Controller )と略
す。)2Aに与えられ、また外部より予めDDC2Aに
湿度設定値が与えられている。DDC2Aは、室内4の
温度、湿度がこれらの設定値と一致するように各バルブ
5,6,7を介して空調機3を制御する。また、制御演
算に使用するために室内4で測定された計測値がDDC
2Bを介して空調制御装置1に供給されている。
【0005】空調制御装置1は、ニューラルネットワー
クNNを主要構成部とするニューロPMV演算部11
と、アンケートにより収集されたデータをニューラルネ
ットワークNNに供給する設定部12と、演算されたニ
ューロPMVの変化量ΔPMVを演算する変化量演算部
13と、前記ニューロPMVとΔPMVとを入力して室
温設定値をファジィ推論により演算するファジィ演算部
14と、演算された室温設定値の変化量を累積加算して
室温設定値を求める加算部15とを備えている。
【0006】前記ニューロPMV演算部11は、ニュー
ロPMVを学習により求めるニューラルネットワークN
Nと、所期のPMVをPMV演算式により求めるPMV
演算部11Aと、ニューラルネットワークNNの各層間
の重みを演算する逆伝搬学習部11Bと、学習時におい
て前記設定部12側に切り替わる切り替えスイッチ11
Cとを備え、着衣状態、活動状態、室内4の湿度、温
度、平均輻射温度、気流速度の各変数を入力してニュー
ロPMVを演算する。このため、室内4には、温度計4
1と、平均輻射温度計42と、気流速度計43と、湿度
計44とが設けられ、その計測値である温度、平均輻射
温度、気流速度、湿度の各変数がDDC2Bを介してニ
ューロPMV演算部11に供給されている。なお、前記
着衣状態と活動状態は、外部より設定される値である。
【0007】変化量演算部13は、ニューロPMVを入
力してその前回値との差を演算しPMV変化量ΔPMV
をファジィ演算部14に供給する。
【0008】ファジィ演算部14には、ファジィ制御ル
ールテーブル及びメンバーシップ関数が予め設定されて
おり、これらから室温設定値の変化量が求められる。
【0009】加算部15は、室温設定値の変化量を加算
して室温設定値を求め、DDC2Aに供給する。
【0010】前記空調機3は、エアフィルタ、空気冷却
器(冷却コイル)、空気加熱器(加熱コイル)、空気を
加湿するための噴霧器(蒸気スプレー)および送風機等
から構成されており、またこの空調機3の前段には、蒸
気バルブ5と、温水バルブ6と、冷水バルブ7とが接続
されている。また、この空調機3で調和された空気は、
配管8を介して室温4に供給されるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図10に示したような
間欠運転制御は、予め定められた室温目標値に対して±
1℃程度の許容域を設け、室温がその範囲内にある間、
空調機を停止させるものであり、居住者の快適性はあま
り考慮されていない。一方、図11に示した構成では、
室温設定の際にPMVが取入れられているので、居住者
の快適性は向上したものとなっている。
【0012】しかし、図11の構成では、たしかに、P
MVが反映された室温設定になってはいるものの、制御
は室温設定値を基準にして行なわれていることに変わり
はない。したがって、この構成で従来の室温上下限に基
く間欠運転を行なった場合、時としてPMVの値が適正
な範囲を逸脱し、必ずしも満足な快適性を得られないこ
とがあった。
【0013】また、空調負荷の条件によっては間欠運転
制御中に空調機の運転・停止が短時間に繰り返されるこ
とがあり、空調機の寿命を縮めることにもなる。通常、
空調機の運転時間の短縮を図る間欠運転制御を採用した
場合、空調時間帯は無条件にこの制御がおこなわれる。
しかし、この制御方式も空調負荷や気象条件によって省
エネ効果は異なってくるので、外気冷房などの他の省エ
ネ制御方式と消費エネルギーを比較してみないと、どち
らの省エネ効果が大きいのかわからないことがある。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、快適性を満足し且つ省エネ化を図ることができ、
また、空調機の寿命を縮めることなく安定した運転ので
きる空調制御装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、PMV演算値の
入力に基き室温設定値を演算する室温設定値演算部と、
前記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量について
の調整を行なう直接ディジタルコントローラと、を備
え、PMVを制御に取入れて間欠運転を行なう空調制御
装置において、前記PMV演算値が所定の上下限値間の
範囲内に入るように、空調機オン・オフ指令を前記空調
機及び前記直接ディジタルコントローラに出力するPM
V間欠運転制御部を、有することを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明は、PMV演算値の入
力に基き室温設定値を演算する室温設定値演算部と、前
記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量についての
調整を行なう直接ディジタルコントローラと、を備え、
PMVを制御に取入れて間欠運転を行なう空調制御装置
において、前記PMV演算値についての所定の上下限値
に対応する室温設定上下限値を、前記直接ディジタルコ
ントローラに出力するPMV間欠運転制御部を有し、前
記直接ディジタルコントローラは、室温検出値が前記室
温設定上下限値間の範囲内に入るように、空調機オン・
オフ指令を前記空調機に出力するものである、ことを特
徴とする。
【0017】請求項3記載の発明は、PMV演算値の入
力に基き室温設定値を演算する室温設定値演算部と、前
記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量についての
調整を行なう直接ディジタルコントローラと、を備え、
PMVを制御に取入れて間欠運転を行なう空調制御装置
において、前記室温設定値演算部は、前記演算した室温
設定値に所定の値を加えることにより室温設定上下限値
を演算する室温設定上下限値演算手段を有し、前記直接
ディジタルコントローラは、室温検出値が前記室温設定
上下限値間の範囲内に入るように、空調機オン・オフ指
令を前記空調機に出力するものである、ことを特徴とす
る。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の発明において、熱負荷及び室温の変化
を予測する熱負荷・室温変化予測演算部を有し、前記間
欠運転を行なった場合に、前記熱負荷・室温変化予測演
算部の予測によれば、運転・停止の繰り返しが高頻度に
発生すると予測されるときには、この間欠運転を行なわ
ず、前記室温設定値演算部が演算した室温設定値のみに
基いて空調制御を行なう、ことを特徴とする。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明において、熱負荷及びエネルギー
消費の変化を予測する熱負荷・エネルギー消費予測演算
部を有し、前記間欠運転による空調制御を行なった場合
のエネルギー消費量と、他の空調制御を行なった場合の
エネルギー消費量とをそれぞれ予測し、エネルギー消費
量が少ない方の空調制御を実行する、ことを特徴とす
る。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明において、電力需要がピークに達
すると予測される時間帯には、電力消費量が低減するよ
うに前記PMV演算値の上下限値又は前記室温設定上下
限値を変化させるピークカット制御部を有する、ことを
特徴とする。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
いずれかに記載の発明において、前記室温設定値演算部
は、前記PMV演算値を入力する以前の起動時の室温設
定値として、前回運転時における起動開始後所定時間経
過時の室温設定値を出力するものである、ことを特徴と
する。
【0022】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれかに記載の発明において、PMVに影響を与える
因子である温度、平均輻射温度、気流速度の3つを総合
的に計測するサーマルコンフォート検出器からの出力
値、及び湿度、活動量、着衣量に基いてPMVを求める
サーマルコンフォート変換器と、前記サーマルコンフォ
ート変換器からのPMV、及び所定の教師信号の入力に
基いて、修正学習されたPMV演算値を前記室温設定値
演算部に出力するニューロPMV演算部と、を有するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項9記載の発明は、所定の快適性指標
演算値の入力に基き室温設定値を演算する室温設定値演
算部と、前記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量
についての調整を行なう直接ディジタルコントローラ
と、を備え、前記快適性指標演算値を制御に取入れて間
欠運転を行なう空調制御装置において、前記快適性指標
演算値が所定の上下限値間の範囲内に入るように、空調
機オン・オフ指令を前記空調機及び前記直接ディジタル
コントローラに出力する間欠運転制御部を、有すること
を特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図9に基き説明する。但し、図11と同様の構成要
素には同一符号を付して重複した説明を省略する。
【0025】図1は第1の実施形態の構成図であり、空
調制御装置101は、PMV演算部102、室温設定値
演算部103、及びPMV間欠運転制御部104を含ん
で構成されている。なお、PMV演算部102は、図1
1におけるニューロPMV演算部11に対応するもので
あるが、必ずしもニューロ演算機能を有するものでなく
てもよい。
【0026】次に、動作につき説明する。PMV演算部
102は、演算したPMVを室温設定値演算部103及
びPMV間欠運転制御部104に出力する。室温設定値
演算部103は、このPMVの入力に基いて室温設定値
の演算を行ない、これをDDC2Aに出力する。DDC
2Aは、この室温設定値に基いて、蒸気バルブ5、温水
バルブ6、冷水バルブ7等の制御を行なう。なお、室温
設定値演算部103は、下記の間欠運転制御を行なわな
い時に従来の快適空調制御を行うためのものである。し
たがって、間欠運転制御のみを行う機種の場合には、こ
の室温設定値演算部103を省略することも可能であ
る。
【0027】一方、PMV間欠運転制御部104は、P
MV演算部102からのPMVを入力し、このPMVが
所定の上下限値間の範囲内に入るように、空調機オン・
オフ指令を空調機3及びDDC2Aに出力する。
【0028】図2は、本実施形態による間欠運転制御に
ついての冷房時の特性例を示すものであり、PMV目標
値を0.3とし、上限値を快適範囲上限の0.5、下限
値を省エネを考慮して0.1としてある(つまり、目標
値0.3に±0.2の幅をもたせたものである。)。し
たがって、PMV間欠運転制御部104は、PMVが
0.5を超えるとオン指令を出力する。そして、このオ
ン指令により、空調機3がほぼ能力いっぱいの運転を行
うと、やがてPMVが下降するが、PMVが0.1を下
回った時点でオフ指令を出力する。以下、このような動
作を繰り返す。なお、冬期の暖房時においては、例え
ば、冷房時の上限値0.5に対して下限値を−0.5と
し、冷房時の下限値に対して上限値を−0.1とすれば
よい。このように、PMV間欠運転制御部104を設け
ることにより、間欠運転を行う場合でも、居住者に対す
る快適性を確実に確保することができる。
【0029】図3は、第2の実施形態の構成図である。
本実施形態では、PMV間欠運転制御部104Aが、P
MVの上下限値そのものを出力するのではなく、これか
ら室温設定値上下限値を逆算して出力するようにしてい
る。DDC2Aは、温度計41からの温度検出値をDD
C2Bを介して入力しており、この温度検出値が室温設
定上下限値間の範囲内に入るように、空調機3にオン・
オフ指令を出力する。本実施形態によれば、DDC2A
が既存の従来タイプのものであっても、図1の場合と同
等の機能を持つことができる。図4は、この場合の特性
例を示すものであり、PMV0.5,0.3,0.1に
それぞれ対応して室温設定値を25.8℃,25℃,2
4.2℃としたものである。
【0030】図5は第3の実施形態の構成図である。本
実施形態の空調制御装置101Bは、PMV演算部10
2及び室温設定値演算部103Aにより構成されてお
り、室温設定値演算部103Aの内部には室温設定上下
限値演算手段103A1が設けられている。
【0031】室温設定上下限値演算手段103A1は、
室温設定値に所定の値を加えることにより、室温設定上
下限値を演算するものである。例えば、PMV演算部1
02からのPMVに基き室温設定値が25℃に設定され
たとすると、室温設定上下限値演算手段103A1は、
上限値としてこれに+0.8℃(PMV換算で約0.
2)を加えた25.8℃を設定し、下限値としてこれに
−0.8℃を加えた24.2℃を設定する。
【0032】DDC2Aは、このような室温設定値及び
室温上下限値に基いて間欠運転を行なう。この場合の室
温変化の特性は、既に示した図4と同等のものとなり、
図3の構成と同等の効果を得ることができる。しかも、
本実施形態では、室温設定値に所定値を加えるだけの簡
単な演算で室温設定上下限値を求めることができるの
で、図3におけるPMV間欠運転制御部104Aを省略
することができる。
【0033】図6は第4の実施形態の構成図である。本
実施形態の空調制御装置101Cは、図1の空調制御装
置101に熱負荷・室温変化予測演算部105が付加さ
れたものである。この熱負荷・室温変化予測演算部10
5は、熱負荷及び室温変化を予測し、間欠運転を行なっ
たときに、運転・停止の繰り返しが高頻度に発生すると
予測した場合には、間欠運転の停止指令をPMV間欠運
転制御部104及びDDC2Aに出力するものである。
【0034】運転・停止の繰り返しが高頻度に発生する
と予測される場合としては、例えば、高負荷の下で空調
機3が能力いっぱいの運転をしているような場合であ
る。このような場合は、空調機3がサーモオフによって
停止しても、すぐにサーモオンとなって運転が再開され
てしまうことになる。本実施形態によれば、このような
事態を防ぐことができるので、空調機の寿命が短縮され
るのを防ぐことができる。なお、熱負荷及び室温変化の
予測に関する技術について、本出願人は、既に、特願平
7−44343号を提示している。
【0035】図7は第5の実施形態の構成図である。本
実施形態の空調制御装置101Cは、図1の空調制御装
置101に熱負荷・エネルギー消費予測演算部106及
びエンタルピ制御部107が付加されたものである。
【0036】間欠運転は、エネルギー消費低減のために
有効な技術であるが、ときとして従来の快適空調制御や
他の制御による運転を行なった方が、より有効な省エネ
となる場合がある。例えば、エンタルピ制御を行なった
場合、夏の初め又は終わりの時期では外気温度がかなり
低くなるときがあるので、外気や室内からの還流空気の
一部を混合することにより、熱交換器を用いることなく
冷房を行うことができる(これを外気冷房と呼ぶ。)。
【0037】熱負荷・エネルギー消費予測演算部106
は、例えば、間欠運転を行なった場合と、上記の外気冷
房を行なった場合とのエネルギー消費比較を行ない、外
気冷房を行なった方が省エネになると判別した場合に
は、エンタルピ制御部107に外気冷房実行指令を出力
すると共に、PMV間欠運転制御部104及びDDC2
Aに間欠運転停止指令を出力する。このように本実施形
態によれば、無条件にPMVによる間欠運転を行うこと
をやめ、省エネの観点から最も有効な運転を選択して実
行することが可能となる。
【0038】図8は第6の実施形態の構成図である。本
実施形態の空調制御装置101Eは、図1の空調制御装
置101にピークカット制御部108が付加されたもの
である。
【0039】夏の猛暑の日などでは、午後の特定の時間
帯に電力需要が集中し、しばしば電力会社から各ユーザ
への電力供給が困難になることがある。このような電力
需要の集中は、その日の午前中の気温や空調使用電力に
よってある程度予測することができる。ピークカット制
御部108はこのような予測を行うものであり、電力需
要が集中すると予測される時間帯には、PMV間欠運転
制御部104に対してはPMVの上下限値を上げると共
に、室温設定値演算部103に対しては室温設定値を上
げるように指令信号を出力するものである。これによ
り、電力会社の電力供給の安定性向上に寄与することが
できる。
【0040】次に第7の実施形態につき説明する。但
し、本実施形態の構成図については図示を省略する。本
実施形態は空調機の最適起動制御を行う場合の技術に関
するものである。
【0041】空調機最適起動制御とは、部屋の使用開始
時刻までに、室温を快適な範囲の定められた目標室温
に、できる限りエネルギー消費を少なくして持って行く
ための制御ある。そのためには最低時間の予熱(予冷)
運転をおこなえばよいが、そのために使用開始時刻まで
に目標室温にもっていくのに必要な予熱(予冷)時間
を、外気温度や室内条件、居住者予定数等から空調負荷
を考慮して予測計算することが行われる。しかし、上記
の各実施形態では、部屋の使用開始時刻後は、PMVに
基づく快適空調制御又は間欠運転制御が行われるが、制
御が開始されるまでは、PMV目標値(間欠運転制御で
はPMV上下限範囲の中心)に対応した室温設定値(目
標室温)を室温設定値演算部で求めることができない。
そこで、本実施形態では、空調機最適起動制御を行う場
合、部屋使用開始時刻での目標室温を、前日(前回)の
快適空調制御開始n分後(例えば30分後)の室温設定
値とする。
【0042】本実施形態における室温設定値演算部は、
上記のように、PMV演算値を入力する以前の起動時の
室温設定値として、前回運転時における起動開始後の所
定時間経過時点での室温設定値を出力する機能を有する
ものである。
【0043】図9は、第8の実施形態の構成図である。
本実施形態の空調制御装置101Fは、図1におけるP
MV演算部102の代わりにニューロPMV演算部10
2Aを用いると共に、サーマルコンフォート変換器10
9及び居住者快適設定部110を追加したものである。
また、室内4には図1における温度計41、平均輻射温
度計42、気流速度計43の代わりにサーマルコンフォ
ート検出器111を設置している。
【0044】既述した各実施形態では、PMVを求める
ために、サーマルコンフォートに影響を与える要素の温
度、平均輻射温度、気流速度、湿度を個々に測定してい
たが、本実施形態では、他の測定手段として、サーマル
コンフォート検出器111を用いている。この検出器1
11は楕円形の形状をしており、人体の内部熱発生量に
相当するヒータエレメントと温度検出エレメントより構
成される。そして、その発生熱は、対流と輻射によって
周囲環境へ放出され、気流によるドラフトは放熱量を増
加させる。この検出器111で測定される因子は温度、
平均輻射温度、気流速度の3つが総合された要素であ
る。
【0045】サーマルコンフォート変換器109は、サ
ーマルコンフォート変換器111及び湿度計44からの
信号をDDC2Bを介して入力し、さらに、着衣状態及
び活動状態に関する信号を入力して、PMVを求めるも
のである。サーマルコンフォート変換器109は、ま
た、PMVの他に、サーマルコンフォートに関連したデ
ータである「等価温度」及び「快適温度」も求めること
ができる。ここで、「等価温度」とは、実際の環境下
で、人体と環境とが輻射と対流によって熱伝達したとき
と同量の熱損失を、気流速度をゼロとしたときの気温と
平均輻射温度の平均値で示したものである。また、「快
適温度」とは、着衣量、活動量及び湿度が与えられたと
きに、PMVがゼロとなるために必要な等価な温度のこ
とである。
【0046】ところで、快適性指標のPMVは、欧米人
の多数の被験者のアンケートから統計分析されて求めた
ものである。しかし、人間の温熱感の基準は、人種や、
地理的条件による生理的気候順応の影響、また施設環境
条件などによって異なるため、一般のPMVを、日本の
個々の空調制御システムにそのまま用いた場合、実際の
人間の感覚と大きくずれる可能性がある。
【0047】そこで、本実施形態では、ニューラルネッ
トワークの学習能力を用いてサーマルコンフォート検出
器111から求められるPMVを、個々の空調システム
と、そこの居住者に応じたものに修正学習していくよう
にしている。ニューロPMV演算部102Aのニューラ
ルネットクワークへの入力としては、上記のようにサー
マルコンフォート変換器111からのPMV、等価温
度、快適温度及び湿度計44からの信号、設定される着
衣状態及び活動状態などである。そして、学習の教師信
号として定期的に居住者より、今感じている快適度を居
住者快適度設定部110より入力するようにしている。
したがって、本実施形態によれば、個々の具体的な環境
に最も適した空調制御を行うことができる。
【0048】なお、上記各実施形態では、快適性指標と
して、最近注目されているPMVを用いているが、PM
V以外の他の快適性指標(例えば、作用温度、新標準温
度等)を用いることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、空調プ
ロセス制御系において、空調機の間欠運転制御に快適性
指標を用いる構成としたので、居住者の快適性を満足し
且つ省エネ化を図ることが可能な空調制御装置を実現す
ることができる。
【0050】また、本発明によれば、間欠運転制御に熱
負荷及び室温変化予測を用いることとすれば、空調機の
寿命を延ばし且つ安定した運転のできる空調制御装置を
実現することができ、さらに、ニューラルネットワーク
を用いることとすれば、個々の空調システム及びそこの
居住者に最適な快適性を満たす空調制御装置を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成図。
【図2】図1の装置の特性図。
【図3】本発明の第2の実施形態の構成図。
【図4】図3の装置の特性図。
【図5】本発明の第3の実施形態の構成図。
【図6】本発明の第4の実施形態の構成図。
【図7】本発明の第5の実施形態の構成図。
【図8】本発明の第6の実施形態の構成図。
【図9】本発明の第8の実施形態の構成図。
【図10】従来例の特性図。
【図11】他の従来例の構成図。
【符号の説明】
2A DDC(直接ディジタルコントローラ) 102 PMV演算部 102A ニューロPMV演算部 103,103A 室温設定値演算部 103A1 室温設定上下限値演算手段 104,104A PMV間欠運転制御部 105 熱負荷・室温変化予測演算部 106 熱負荷・エネルギー消費予測演算部 108 ピークカット制御部 109 サーマルコンフォート変換器 111 サーマルコンフォート検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 原 進 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 西 村 信 孝 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PMV演算値の入力に基き室温設定値を演
    算する室温設定値演算部と、 前記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量について
    の調整を行なう直接ディジタルコントローラと、 を備え、PMVを制御に取入れて間欠運転を行なう空調
    制御装置において、 前記PMV演算値が所定の上下限値間の範囲内に入るよ
    うに、空調機オン・オフ指令を前記空調機及び前記直接
    ディジタルコントローラに出力するPMV間欠運転制御
    部を、 有することを特徴とする空調制御装置。
  2. 【請求項2】PMV演算値の入力に基き室温設定値を演
    算する室温設定値演算部と、 前記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量について
    の調整を行なう直接ディジタルコントローラと、 を備え、PMVを制御に取入れて間欠運転を行なう空調
    制御装置において、 前記PMV演算値についての所定の上下限値に対応する
    室温設定上下限値を、前記直接ディジタルコントローラ
    に出力するPMV間欠運転制御部を有し、 前記直接ディジタルコントローラは、室温検出値が前記
    室温設定上下限値間の範囲内に入るように、空調機オン
    ・オフ指令を前記空調機に出力するものである、 ことを特徴とする空調制御装置。
  3. 【請求項3】PMV演算値の入力に基き室温設定値を演
    算する室温設定値演算部と、 前記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量について
    の調整を行なう直接ディジタルコントローラと、 を備え、PMVを制御に取入れて間欠運転を行なう空調
    制御装置において、 前記室温設定値演算部は、前記演算した室温設定値に所
    定の値を加えることにより室温設定上下限値を演算する
    室温設定上下限値演算手段を有し、 前記直接ディジタルコントローラは、室温検出値が前記
    室温設定上下限値間の範囲内に入るように、空調機オン
    ・オフ指令を前記空調機に出力するものである、ことを
    特徴とする空調制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の空調制
    御装置において、 熱負荷及び室温の変化を予測する熱負荷・室温変化予測
    演算部を有し、 前記間欠運転を行なった場合に、前記熱負荷・室温変化
    予測演算部の予測によれば、運転・停止の繰り返しが高
    頻度に発生すると予測されるときには、この間欠運転を
    行なわず、前記室温設定値演算部が演算した室温設定値
    のみに基いて空調制御を行なう、 ことを特徴とする空調制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の空調制
    御装置において、 熱負荷及びエネルギー消費の変化を予測する熱負荷・エ
    ネルギー消費予測演算部を有し、 前記間欠運転による空調制御を行なった場合のエネルギ
    ー消費量と、他の空調制御を行なった場合のエネルギー
    消費量とをそれぞれ予測し、エネルギー消費量が少ない
    方の空調制御を実行する、 ことを特徴とする空調制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の空調制
    御装置において、 電力需要がピークに達すると予測される時間帯には、電
    力消費量が低減するように前記PMV演算値の上下限値
    又は前記室温設定上下限値を変化させるピークカット制
    御部を有する、 ことを特徴とする空調制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の空調制
    御装置において、 前記室温設定値演算部は、前記PMV演算値を入力する
    以前の起動時の室温設定値として、前回運転時における
    起動開始後所定時間経過時の室温設定値を出力するもの
    である、 ことを特徴とする空調制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかに記載の空調制
    御装置において、 PMVに影響を与える因子である温度、平均輻射温度、
    気流速度の3つを総合的に計測するサーマルコンフォー
    ト検出器からの出力値、及び湿度、活動量、着衣量に基
    いてPMVを求めるサーマルコンフォート変換器と、 前記サーマルコンフォート変換器からのPMV、及び所
    定の教師信号の入力に基いて、修正学習されたPMV演
    算値を前記室温設定値演算部に出力するニューロPMV
    演算部と、 を有することを特徴とする空調制御装置。
  9. 【請求項9】所定の快適性指標演算値の入力に基き室温
    設定値を演算する室温設定値演算部と、 前記室温設定値に基いて、空調機の各種制御量について
    の調整を行なう直接ディジタルコントローラと、 を備え、前記快適性指標演算値を制御に取入れて間欠運
    転を行なう空調制御装置において、 前記快適性指標演算値が所定の上下限値間の範囲内に入
    るように、空調機オン・オフ指令を前記空調機及び前記
    直接ディジタルコントローラに出力する間欠運転制御部
    を、 有することを特徴とする空気調和機。
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