JP7075149B1 - エアハンドリングユニットの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱負荷を考慮して設計上の給気温度を簡易な方法で補正し、エアハンドリングユニットを制御する方法を提供する。【解決手段】設計上の給気温度TSをスペースの熱負荷に応じて稼動前にそれぞれ補正し、稼動時に補正後の給気温度TSxを用いてエアハンドリングユニットを制御する方法であって、室内負荷熱量Scを算出し、空気線図から外気負荷比エンタルピー変化量ΔiOを読み取り外気負荷熱量Odに換算し、室内負荷熱量Scと外気負荷熱量Odとを合計してスペース負荷熱量Pcを算出してスペース負荷比エンタルピー変化量ΔiLxに換算し、空気線図にスペース負荷比エンタルピー変化量ΔiLxを適用することによって、補正後の給気SAxの比エンタルピー値iSxを読み取り、対応する補正後の給気温度TSxを決定し、稼動後に補正後の給気温度TSxを用いてエアハンドリングユニットを制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、ペリメーターゾーンを含むスペースを空調するエアハンドリングユニットの制御方法に関する。
中規模ないしは大規模の建物の空調設備であるセントラル空調方式では、空気調和機の一種であるエアハンドリングユニット(以下、「AHU」と略称する場合がある)が用いられる。広いフロアは、一般的に、外気の影響を受けやすい窓側のペリメーターゾーンと、外気の影響をほとんど受けないインテリアゾーンに分けられる。フロアが複数のスペースに区画され、複数のAHUによりそれぞれ空調されることもある。その場合、各AHUの給気温度は、そのフロアにおける最大の熱負荷に基づいて一律に設定される。設定された給気温度は、通常、夏期又は冬期の全期間に亘って一定に維持されて各AHUが稼動される(例えば、特許文献1)。
特許文献1のエアハンドリングユニットの制御装置においては、AHUの給気温度の設定値を常に一定として稼動する場合にエネルギー消費の無駄が大きいという問題点を解決するために、給気温度と還気温度を検知して給気送風量及び給気温度の設定値を演算し、給気温度設定手段に信号を送る構成を提示している。
特開平3-168558号公報 特開平4-283343号公報
特許文献1のAHUの制御装置では、リアルタイムの制御を行うため、高度な制御プログラムを備えた制御装置が必要であることに加え、既存のAHUの制御装置にそのまま適用することはできない。
また、フロアが複数のスペースに区画され、各スペースが個別のAHUにより空調される場合、各スペースの方位や時間帯によって熱負荷がそれぞれ異なるにも拘わらず、従来はそのフロアの最大の熱負荷に基づいて設定された一定の給気温度を全てのスペースに適用して各AHUを制御していた。これによっても無駄な冷温水が消費されていた。
以上の現状に鑑み、本発明は、フロア内の複数のスペースを空調する複数のエアハンドリングユニットの制御方法であって、複数のスペースに共通する設計上の給気温度を、各スペースの熱負荷を考慮して簡易な方法で補正し、補正後の給気温度を用いて各エアハンドリングユニットを制御する方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するべく本発明は、以下の構成を提供する。括弧内の数字は、後述する図面中の符号であり、参考のために付している。
- 本発明の態様は、少なくともペリメーターゾーンをそれぞれ含むフロア内の複数のスペースを複数のエアハンドリングユニットによりそれぞれ空調し、
前記複数のエアハンドリングユニットの各々が、外気量比率、外気温度(T)及びその相対湿度、給気温度(T)及びその相対湿度、還気温度(T)及びその相対湿度を含む共通の設計パラメータに基づき各スペースの面積に応じて冷房能力(H)及び送風量(Q)をそれぞれ設定されており、
設計上の前記給気温度(T)を各スペースの熱負荷に応じて稼動前にそれぞれ補正し、稼動時に補正後の給気温度(Tx)を用いて各エアハンドリングユニットを制御する方法であって、
(a)スペース毎に、ペリメーターゾーンにおける侵入熱量又は損失熱量を少なくとも含む室内負荷熱量(Sc)をそれぞれ算出するステップと、
(b)前記設計パラメータに基づいて作成された空気線図から設計上の外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)を読み取り、当該外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)を設計上の外気負荷熱量(Od)に換算するステップと、
(c)前記室内負荷熱量(Sc)と前記外気負荷熱量(Od)とを合計してスペース負荷熱量(Pc)を算出し、算出された前記スペース負荷熱量(Pc)をスペース負荷比エンタルピー変化量(Δix)に換算するステップと、
(d)前記空気線図に前記スペース負荷比エンタルピー変化量(Δix)を適用することによって、補正後の給気(SAx)の比エンタルピー値(ix)を読み取り、前記空気線図から当該比エンタルピー値(ix)に対応する補正後の給気温度(Tx)をスペース毎に決定するステップと、
(e)稼動後に前記補正後の給気温度(Tx)を用いて各エアハンドリングユニットを制御するステップと、を備えている。
- 上記態様の前記ステップ(b)(c)に替えて、
(b’)前記室内負荷熱量(Sc)を室内負荷比エンタルピー変化量(Δix)に換算するステップと、
(c’)前記設計パラメータに基づいて作成された空気線図から設計上の外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)を読み取り、当該外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)と前記室内負荷比エンタルピー変化量(Δix)とを合計してスペース負荷比エンタルピー変化量(Δix)を算出するステップと、を備えることもできる。
- 上記態様の前記ステップ(a)において、前記室内負荷熱量(Sc)を時間帯毎に算出して前記スペース負荷熱量(Pc)を時間帯毎に算出することによって、前記補正後の給気温度(Tx)を時間帯毎に決定することが、好適である。
- 上記態様の前記ステップ(a)において、前記室内負荷熱量(Sc)を晴天時と曇天時についてそれぞれ算出し、前記スペース負荷熱量(Pc)を晴天時と曇天時についてそれぞれ算出することによって、前記補正後の給気温度(Tx)を晴天時と曇天時についてそれぞれ決定することが、好適である。
本発明によれば、設計上の給気温度を設定された複数のエアハンドリングユニットの各々が空調するスペース内の熱負荷を考慮して、設計上の給気温度を稼動前にそれぞれ補正し、補正後の給気温度を用いて各エアハンドリングユニットを制御する。その結果、エアハンドリングユニットに供給される冷水又は温水の熱消費エネルギーを削減することができる。本発明の制御方法は、稼動前に給気温度を設計仕様値から適切に補正し、稼動時にはその補正値を設定して制御する簡易な方法であるので、リアルタイムの温度検知に基づいてリアルタイムに給気温度の設定を変更するような制御は不要であり、低コストに実施でき、既存のエアハンドリングユニットにも容易に適用できる。
図1は、AHUを含む空調システムの全体構成の一例を概略的に示す図である。 図2は、AHUの構成を模式的に示す断面図である。 図3Aは、本発明によるAHUの制御方法の一例を示す概略的なフロー図である。 図3Bは、図3Aのフロー図の一部を変更した別の例を示す概略的なフロー図である。 図4は、設計パラメータの例を基に作成された夏期(8月)の空気線図である。 図5の表1は、冷房時(8月)の南方位スペースにおける晴天時の設計上の熱負荷状況を示し、表2は算出された熱負荷状況を示し、表3は省エネルギー効果を示している。 図6の表4は算出された熱負荷状況を示し、表5は省エネルギー効果を示している。 図7は、設計パラメータの例を基に作成された冬期(1月)の空気線図である。 図8の表6は、暖房時(1月)の南方位スペースにおける晴天時/曇天時の設計上の熱負荷状況を示し、表7は算出された熱負荷状況を示し、表8は省エネルギー効果を示している。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(1)空調システムの全体構成
図1は、本発明を適用される空調システムの全体構成の一例を概略的に示す図である。図1に平面図で示す建物の一フロアは略四角形である。このフロア内には、各々インテリアゾーンとペリメーターゾーンとを含む4つのコーナーのスペースが、ほぼ東、西、南、北の各方位にそれぞれ配置されている。本発明では、各スペースが少なくともペリメーターゾーンをそれぞれ含む。各スペースは、機械室等に設置された4台のエアハンドリングユニット(AHU)10によりそれぞれ空調されている。なお、複数のスペースと、それぞれを空調する複数のAHUの数は、4に限られない。
例として南向きのスペースについて説明すると、このスペースは1つのインテリアゾーンIZと、南東に面した第1のペリメーターゾーンPZ1と、南西に面した第2のペリメータゾーンPZ2とを含む。1台のAHU10に接続された3本のダクト11が各ゾーンIZ、PZ1、PZ2に延びており、複数の送出口12から給気を送出する。室内空気である還気も、図示しないダクトを介してAHU10に戻される。
図2は、AHU10の一般的な構成を模式的に示している。AHU10は、取り入れた外気OAを所定の外気量比率で室内からの還気RAの一部とを混合して混合空気MIXとし、混合空気MIXを冷温水コイル13で冷水又は温水と熱交換して温度調節し、必要に応じて加湿器14で加湿し、給気SAとして各スペースに供給する。稼動時には、給気SAの温度を温度センサ(図示せず)により検知し、給気SAが設計上の温度Tとなるように冷水又は温水の量を制御する。
図1に示すフロア内の4つのスペースをそれぞれ空調する4つのAHU10は、共通する設計パラメータに基づいて、各スペースの面積に応じてそれぞれ空調能力H(kcal/h)と送風量(m/h)を設定されている。空調能力Hは、夏期は冷房能力であり、冬期は暖房能力になる。
夏期の場合、共通する設計パラメータには、少なくとも以下のものが含まれる。
・外気量比率(例えば23.5%)
・外気OAの温度T及びその相対湿度(例えば33.5℃、63%)
・還気RAの温度T及びその相対湿度(例えば25℃、50%)
・給気SAの温度T及びその相対湿度(例えば12℃、95%)
夏期の場合、上記の共通の設計パラメータから各スペースの面積に応じて設定された個別のAHU10の冷房能力H(kcal/h)と送風量(m/h)は、例えば以下の通りである。
南方位スペース:冷房能力90000kcal/h、送風量12500m/h
西方位スペース:冷房能力64080kcal/h、送風量8900m/h
北方位スペース:冷房能力82800kcal/h、送風量11500m/h
西方位スペース:冷房能力56800kcal/h、送風量7900m/h
ペリメーターゾーンは窓ガラスや壁を通して外気の影響(スキンロード)を受ける。スキンロードは、夏期の場合は侵入熱量であり、冬期の場合は損失熱量である。各スペースは配置された方位が異なるので、ペリメーターゾーンにおけるスキンロードがそれぞれ異なるにも拘わらず、一律に給気温度Tを設定されているため、無駄に冷水を消費している方位や時間帯を生じる。本発明では、各スペースの熱負荷に応じて給気温度Tをそれぞれ補正し、補正された給気温度Txを用いて各AHU10を制御する方法を提示する。
この給気温度Tの補正は、AHU10を稼動する前に予め行い、補正された給気温度Txを設定した後にAHU10を始動し、稼働中は設定内容を変更しない。例えば、時間帯毎に設定値が変わる場合も、1日の稼動前に時間帯毎の設定値をタイマーで設定しておき、稼働中は変更しない。すなわち、本発明の制御方法はリアルタイム処理ではなく、いわばバッチ処理である。したがって、リアルタイムに最適処理はできないが、月単位や季節単位の長いスパンでみれば確実に大きな省エネルギーを実現することができる。この方法は、特に既設の空調システムに容易に適用することができるので、低コストで大きな省エネルギー効果を得ることができる。
(2)エアハンドリングユニットの制御方法
図3Aは、本発明によるエアハンドリングユニットの制御方法の一例を示す概略的なフロー図である。基本的に夏期も冬期も同じフローであるが、図3Aは夏期の場合を例としている。
ステップ1は、上記の通り、4つのスペースをそれぞれ空調する4台のAHUに共通の設計パラメータが設定され、それに基づいてそれぞれの面積に応じた冷房能力Hと送風量Qが設定されていることを示している。
ステップ2では、ステップ1における設計パラメータに基づいて湿り空気線図(以下「空気線図」と略称する)を作成する。既設の空調システムの場合、作成済みであればそれを利用してもよく、設計パラメータを基に改めて作成してもよい。
図4は、上記の設計パラメータの例を基に作成された夏期(8月)の冷房時の空気線図である。設計パラメータに基づく空気状態の変化は、以下の通りである。外気OA(温度T=33.5℃)と還気RA(温度(室内温度)T=25℃)との混合比である外気量比率により混合空気MIX(温度T=27℃)が決まり、これを冷水コイルで給気SA(温度T=12℃)まで冷却し、室内に送出する。送出された空気は室内で温度上昇し還気RAとなる。給気SAと還気RAとを結ぶラインは、顕熱比SHF(ここでは0.8)のラインに平行である。
ステップ3では、設計パラメータに基づく空気線図から諸処の設計上の値を読み取ることができる。例えば、混合空気MIXから給気SAまでの比エンタルピー変化量Δiは、混合空気MIXの比エンタルピー値im(=14)と給気SAの比エンタルピー値is(=8)との差6である。Δiを「スペース負荷比エンタルピー変化量」と称する。
スペース負荷比エンタルピー変化量Δiのうち、混合空気MIXの比エンタルピー値im(=14)と還気RAの比エンタルピー値ir(=12)との差2は、AHUが取り入れた外気OAの負荷に対応する比エンタルピー変化量Δiである。Δiを「外気負荷比エンタルピー変化量」と称する。
また、還気RAの比エンタルピー値ir(=12)と給気SAの比エンタルピー値is(=8)との差4は、スペース内の負荷(スキンロード及び/又は室内発生熱量)に対応する比エンタルピー変化量Δiである。Δiを、「室内負荷比エンタルピー変化量」と称する。よって、スペース負荷比エンタルピー変化量Δiは、外気負荷比エンタルピー変化量Δiと室内負荷比エンタルピー変化量Δiの和である。
夏期の空気線図のスペース負荷比エンタルピー変化量Δiは、冷水により除去される設計上の熱量に対応している。比エンタルピー変化量Δiと設計上の冷房能力Hは以下の式で関係付けられる。
Δi=H/(Q×ρ) [1]
Δi:設計上のスペース負荷比エンタルピー変化量(kcal/kg)
H:設計上の冷房能力(kcal/h)
Q:送風量(m/h)
ρ:空気比重1.2kg/m
式1は、設計値以外の比エンタルピー変化量Δiとそれに対応する熱量(すなわち熱負荷)との換算式としても用いることができる。その場合、送風量Qと空気比重ρは一定とする。
図5の表1は、冷房時(8月)の南方位スペースにおける晴天時の設計上の熱負荷状況を示している。設計上の室内負荷熱量Sd及び設計上の外気負荷熱量Odは、それぞれ式1を用いて算出している(具体的式は表中に記載、送風量Q=12500m/h)。設計上のスペース負荷熱量Pdは、SdとOdの合計になる。表1は、設計値であるので、熱負荷に関係する各量は常に一定である。
設計上の給気温度Tを補正により変更した場合、給気SAの比エンタルピー値is(=8)が変化し、その結果、スペース負荷比エンタルピー変化量Δiが大きく変化することになる。以下、補正後の給気SAxの比エンタルピー値を「isx」で示し、補正後のスペース負荷比エンタルピー変化量を「Δix」で示す。
次に、設計上の給気温度Tの補正方法を具体的に説明する。
図5の表2は、冷房時(8月)の南方位スペースにおける晴天時の実際の熱負荷状況を時間帯毎に算出したものである。図3Aのステップ4では、スペース毎に、侵入熱量及び室内発生熱量をそれぞれ算出し、ステップ5で侵入熱量と室内発生熱量とを合計して当該スペースの室内負荷熱量Sc(kcal/h)を算出する。南方位スペースの場合、図1に示したペリメーターゾーンPZ1には窓ガラスと壁からの侵入熱量と室内発生熱量があり、インテリアゾーンIZには室内発生熱量のみがあり、ペリメーターゾーンPZ2には侵入熱量のみがある。これらは、既設の空調システムでは通常は既に得られているのでそれらを利用する。侵入熱量は、例えば窓ガラス及び外壁の日照熱及び伝導熱から算出する。室内発生熱量は、人体や照明による顕熱又は潜熱から算出される。これらの算出方法は公知である。
ステップ6では、空気線図から設計上の外気負荷比エンタルピー変化量Δiを読み取り、当該外気負荷比エンタルピー変化量Δiを上記の式1を用いて以下のように設計上の外気負荷熱量Odに換算する。
Od=Δi×Q×ρ [2]
本発明では、AHUが取り入れる外気の負荷については設計上の値をそのまま用いる。
ステップ7において、ステップ5で算出した室内負荷熱量Scと、ステップ6で換算した外気負荷熱量Odとを以下のように合計し、当該スペースのスペース負荷熱量Pcを算出する。
Pc=Sc+Od [3]
ステップ8において、ステップ7で算出したスペース負荷熱量Pcを上記の式1を用いて比エンタルピー変化量に変換し、スペース負荷比エンタルピー変化量Δixを得る。
Δix=Pc/(Q×ρ) [4]
ステップ9において、ステップ8で得られたスペース負荷比エンタルピー変化量Δixを図4に示した空気線図に適用する。すなわち混合空気MIXの比エンタルピー値imから比エンタルピーが低下する方向への変化量としてスペース負荷比エンタルピー変化量Δixを適用する。図5の表2から、晴天時におけるΔixの最大値Δix(max)は3.4である。これ図4の空気線図に当て嵌めると、補正後の給気SAxの比エンタルピー値isxとして10.6が読み取れる。
ステップ10において、ステップ9で読み取った補正後の給気SAxの比エンタルピー値isxに基づいて、それに対応する補正給気温度Txを空気線図から決定する。ここでは、図4の空気線図から補正給気温度Txは18.5℃と決定される。これは晴天時におけるΔixの最大値Δix(max)に相当する値である。一方、図6の表4に示す曇天時におけるΔixの最小値Δix(min)は2.8である。これを図4の空気線図に当て嵌めると、補正後の給気SAxの比エンタルピー値isxとして11.3が読み取れ、さらにそれに対応する補正給気温度Txは、空気線図から20℃と決定される。
したがって、夏期(8月)に南方位スペースを冷房するAHUの給気温度として、設計温度Tの12℃に替えて補正後の温度Txである18.5℃~20℃に変更して稼動することによって、図5の表3及び図6の表5に示すように約50%の省エネルギー効果が得られる。
図5(晴天時)及び図6(曇天時)では、1時間毎にΔixを算出し、1時間毎の補正給気温度Txを決定した。補正給気温度Txが時間帯によって大きく変動しない場合、実際に設定する補正給気温度Txは時間帯毎に変化させず、晴天時の値と曇天時の値の2つだけ(例えば最大値、平均値等)を採用してもよい。あるいは、晴天時と曇天時に同じ値を採用してもよい。あるいは、午前用と午後用の2つの値を採用してもよい。また、ここでは図5の表2及び図6の表5は、8月のスペース負荷の例であるが、月単位、半月単位、又は週単位で各スペースのAHUの補正給気温度Txを変えてもよい。あるいは、夏期を通して1つの補正給気温度Txを用いてもよい。ここまでの給気温度Tの補正と、実際の補正給気温度Txを決定する工程は、AHUの稼動前に行う。
ステップ11において、AHUを稼動させる。その場合、上述した工程で決定された補正給気温度Txを設定値としてAHUに設定し、給気温度が設定された補正給気温度Txとなるように制御を行う。
ここでは具体的に示さないが、異なる方位の他のスペースでは、熱負荷状況が異なるため、各スペースに適切な補正給気温度Txが決定される。それによって各スペースで適切な空調が行われることになる。
ここで、図3Bを参照する。図3Bは、図3Aのフロー図の一部を変更した別の例を示す概略的なフロー図である。図3Bの例では、図3Aのステップ5で算出された室内負荷熱量Scを用いてスペース負荷エンタルピー変化量Δixを導出するまでの算出過程が異なる。図3Bは、図3Aとは異なるステップのみを示している。
図3Bのステップ6’では、ステップ5で算出された室内負荷熱量Scを、上記の式1を用いて比エンタルピー変化量に変換し、室内負荷比エンタルピー変化量Δixを得る。
Δix=Sc/(Q×ρ) [5]
室内負荷比エンタルピー変化量Δixは、図4の空気線図に示すように比エンタルピー値irとisxとの間の変化量に相当する。
図3Bのステップ7’では、ステップ6’で得られた室内負荷比エンタルピー変化量Δixと、空気線図から読み取った設計上の外気負荷比エンタルピー変化量Δiとを合計し、スペース負荷エンタルピー変化量Δixを算出する。
Δix=Δix+Δi [6]
ここで得られたΔixは、図3Aのステップ8の式[4]で得られたΔixと同じである。その後は、図3Aのステップ9以下と同じフローとなる。
図7は、冬期の設計パラメータの例を基に作成された冬期(1月)の暖房時の空気線図である。冬期における各スペースに共通の設計パラメータの例は以下の通りである。
・外気量比率(例えば23.5%)
・外気OAの温度T及びその相対湿度(例えば-2℃、50%)
・還気RAの温度T及びその相対湿度(例えば23.5℃、40%)
・給気SAの温度T及びその相対湿度(例えば36℃、19%)
冬期において、上記の共通の設計パラメータから各スペースの面積に応じて設定された個別のAHU10の暖房能力H(kcal/h)と送風量(m/h)は、例えば以下の通りである。
南方位スペース:暖房能力117100kcal/h、送風量12500m/h
西方位スペース:暖房能力83300kcal/h、送風量8900m/h
北方位スペース:暖房能力107700kcal/h、送風量11500m/h
西方位スペース:暖房能力74000kcal/h、送風量7900m/h
図7の空気線図における設計パラメータに基づく空気状態の変化は、以下の通りである。外気OA(温度T=-2℃)と還気(室内空気)RA(温度T=23.5℃)との混合比である外気量比率により混合空気MIX(温度T=17.5℃)が決まり、混合空気MIXを温水コイルで給気温度T(=36℃)まで加熱し、さらに加湿(この例では蒸気加湿)して給気SAを室内に送出する。送出された空気は室内で温度低下し還気RAとなる。
図8の表7は、暖房時(1月)の南方位スペースにおける晴天時/曇天時の設計上の熱負荷状況を示している。本例では、冬期における天候による差は僅かであったので天候による区別はしていない。設計上の室内負荷熱量Sd、設計上の外気負荷熱量Od、設計上のスペース負荷熱量Pdの算出方法は、上述した夏期についての表1と同様である。設計上の値であるので、熱負荷に関係する各量は常に一定である。
上述した夏期の場合は、図3A及び図3Bのフロー図を参照してAHUの制御方法を説明したが、冬期についても基本的に同じであるので、異なる点のみを説明する。
図8の表7は、暖房時(1月)の南方位スペースにおける晴天/曇天時の実際の熱負荷状況を時間帯毎に算出したものである。冬期では、図3Aのステップ4の各スペース内における熱量の算出方法が異なる。冬期ではペリメーターゾーンにおける損失熱量のみを算出し、室内発生熱量は零とした。ステップ5以下のフローは、夏期と同じであるので説明を省略する。
図7の空気線図に示すように、冬期(1月)に南方位スペースを暖房するAHUの給気温度として、設計上のT36℃、湿度19%に替えて補正後の給気温度Tx28℃、湿度27%に変更して稼動することによって、図8の表8に示すように約45%の省エネルギー効果が得られる。
ここで図示し、説明した各実施形態は一例であって、本発明はこれらに限定されるものではなく、多様な変形形態が可能である。
10 AHU
11 ダクト
12 送出口
13 冷温水コイル
14 加湿器
OA 外気
RA 還気
MIX 混合空気
SA 給気
SAx 補正後の給気
RAx 補正後の還気
外気温度
還気温度
混合空気温度
給気温度
x 補正後の給気温度
Δi スペース負荷エンタルピー変化量
Δi 室内負荷エンタルピー変化量
Δi 外気負荷エンタルピー変化量
Δix 補正後のスペース負荷エンタルピー変化量
Δix 補正後の室内負荷エンタルピー変化量
im 混合空気の比エンタルピー値
ir 還気の比エンタルピー値
is 給気の比エンタルピー値
isx 補正後の給気の比エンタルピー値

Claims (4)

  1. 少なくともペリメーターゾーンをそれぞれ含むフロア内の複数のスペースを複数のエアハンドリングユニットによりそれぞれ空調し、
    前記複数のエアハンドリングユニットの各々が、外気量比率、外気温度(T)及びその相対湿度、給気温度(T)及びその相対湿度、還気温度(T)及びその相対湿度を含む共通の設計パラメータに基づき各スペースの面積に応じて冷房能力(H)及び送風量(Q)をそれぞれ設定されており、
    設計上の前記給気温度(T)を各スペースの熱負荷に応じて稼動前にそれぞれ補正し、稼動時に補正後の給気温度(Tx)を用いて各エアハンドリングユニットを制御する方法であって、
    (a)スペース毎に、ペリメーターゾーンにおける侵入熱量又は損失熱量を少なくとも含む室内負荷熱量(Sc)をそれぞれ算出するステップと、
    (b)前記設計パラメータに基づいて作成された空気線図から設計上の外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)を読み取り、当該外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)を設計上の外気負荷熱量(Od)に換算するステップと、
    (c)前記室内負荷熱量(Sc)と前記外気負荷熱量(Od)とを合計してスペース負荷熱量(Pc)を算出し、算出された前記スペース負荷熱量(Pc)をスペース負荷比エンタルピー変化量(Δix)に換算するステップと、
    (d)前記空気線図に前記スペース負荷比エンタルピー変化量(Δix)を適用することによって、補正後の給気(SAx)の比エンタルピー値(ix)を読み取り、前記空気線図から当該比エンタルピー値(ix)に対応する補正後の給気温度(Tx)をスペース毎に決定するステップと、
    (e)稼動後に前記補正後の給気温度(Tx)を用いて各エアハンドリングユニットを制御するステップと、を備えたエアハンドリングユニットの制御方法。
  2. 前記ステップ(b)(c)に替えて、
    (b’)前記室内負荷熱量(Sc)を室内負荷比エンタルピー変化量(Δix)に換算するステップと、
    (c’)前記設計パラメータに基づいて作成された空気線図から設計上の外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)を読み取り、当該外気負荷比エンタルピー変化量(Δi)と前記室内負荷比エンタルピー変化量(Δix)とを合計してスペース負荷比エンタルピー変化量(Δix)を算出するステップと、を備えた請求項1に記載のエアハンドリングユニットの制御方法。
  3. 前記ステップ(a)において、前記室内負荷熱量(Sc)を時間帯毎に算出して前記スペース負荷熱量(Pc)を時間帯毎に算出することによって、前記補正後の給気温度(Tx)を時間帯毎に決定することを含む、請求項1又は2に記載のエアハンドリングユニットの制御方法。
  4. 前記ステップ(a)において、前記室内負荷熱量(Sc)を晴天時と曇天時についてそれぞれ算出し、前記スペース負荷熱量(Pc)を晴天時と曇天時についてそれぞれ算出することによって、前記補正後の給気温度(Tx)を晴天時と曇天時についてそれぞれ決定することを含む、請求項1~3のいずれかに記載のエアハンドリングユニットの制御方法。
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