JPH06102426B2 - 信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機及びその制御回路 - Google Patents

信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機及びその制御回路

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JPH06102426B2
JPH06102426B2 JP63314309A JP31430988A JPH06102426B2 JP H06102426 B2 JPH06102426 B2 JP H06102426B2 JP 63314309 A JP63314309 A JP 63314309A JP 31430988 A JP31430988 A JP 31430988A JP H06102426 B2 JPH06102426 B2 JP H06102426B2
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signal
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彰 川口
和雄 市川
満 宮本
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East Japan Railway Co
Samgong Co Ltd
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East Japan Railway Co
Samgong Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L5/00Local operating mechanisms for points or track-mounted scotch-blocks; Visible or audible signals; Local operating mechanisms for visible or audible signals
    • B61L5/12Visible signals
    • B61L5/18Light signals; Mechanisms associated therewith, e.g. blinders
    • B61L5/1809Daylight signals
    • B61L5/1881Wiring diagrams for power supply, control or testing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61LGUIDING RAILWAY TRAFFIC; ENSURING THE SAFETY OF RAILWAY TRAFFIC
    • B61L2207/00Features of light signals
    • B61L2207/02Features of light signals using light-emitting diodes (LEDs)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄道保安用発光信号機、特に従来の地上用信号
炎管に代えて使用する発光式鉄道用信号機及びその制御
回路に関する。
〔従来の技術〕
鉄道線路の踏切において、自動車のエンジンストップ又
は車輪の踏み外しなどのために列車運転に支障があると
き、列車に停止信号を送る報知装置として特殊信号発光
機と地上用信号炎管とがある。また、これらは軌道回路
を短絡して踏切に接近した関係信号機に停止信号を現示
させる踏切防護スイッチと併用されることがある。
特殊信号発光機は5角形に配置された5灯の赤色灯を備
え、列車運転に支障を与える事態が発生したときに2灯
ずつ反時計方向に循環点灯させてあたかも赤い焔を回転
させたような現示を行う信号機であり、地上信号炎管は
筒内に火薬を充填したもので、非常発生時に点火、発炎
させるものである。いずれも列車運転に支障が生ずるよ
うな事故が発生しない限り使用されることはないが、非
常時に備えて常時動作しうる待機状態に管理、監視しな
ければならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、地上用信号炎管は火薬の燃焼による発炎のた
め、列車乗務員への支障報知能力は高いが、操作器の押
ボタンスイッチを投入して発火してから、明瞭に視認で
きる光度に到るまでに約30秒の時間を要し、踏切上で自
動車が脱輪したようなときに、事故車の運転者が決心を
固めて操作器を実際に扱うまでの時間を含めると、踏切
事故発生から可成り長い時間が経過しなければ機能しな
いという問題があり、また、より根本的な問題として点
灯式灯器のように事前に発火試験を行うことができない
という欠点がある。もっとも、従来の地上用信号炎管の
操作器の回路には点火柱のフィラメントに暗電流を通電
してその断芯を検知する回路が組込まれていたが、もと
より火薬が湿っていれば発火することができない。この
ため、従来は使用、不使用にかかわらず、定期的に地上
用信号炎管の交換が義務付けられていた。この点は信号
電球を用いた特殊信号発光機を含めて一般の信号機につ
いても同じであり、安全を見込み信号電球の寿命が尽き
るはるか以前の時機に交換をして常に安全に機能しうる
状態に管理しなければならない。このことは、また、信
号炎管、信号電球の予備を常時大量にストックしておか
なければならないことを意味している。
本発明の目的は上記課題を一挙に解消した信号炎管代替
用の発光式鉄道用信号機及びその制御回路を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明による信号炎管代替用
の発光式鉄道用信号機においては、筒体(2)と、基板
(3)と、発光素子(LED1150)と、キャップ(4)
と、プラグ(5)とを有する信号炎管代替用の発光式鉄
道用信号機であって、 筒体(2)は、少なくとも一部がその全長に渡って透明
な光線出射窓を形成し、信号炎管取付用の支柱に設置さ
れたものであり、 基板(3)は、筒体(2)内に垂直に設置され、発光素
子(LED1150)が取付けられたものであり、 発光素子(LED1150)は、赤色発光のLEDであり、複数
個の発光素子が電気的に接続され、縦横に密に配列さ
れ、光線出射窓に向き合せて実装されたものであり、 キャップ(4)は、筒体(2)の上面開口を閉止するも
のであり、 プラグ(5)は、信号炎管用のものを転用し、各発光素
子(LED1150)への給電用であり、かつ信号炎管取付
用支柱のソケット内に差し込むものである。
また、本発明による信号炎管代替用の発光式鉄道用信号
機の制御回路においては、駆動回路(7)と、入力回路
(8)と、監視回路(9)とを有する信号炎管代替用の
発光式鉄道用信号機の制御回路であって、 信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機は、発光素子(LE
D1150)を内蔵したものであり、 発光素子(LED1150)は、赤色発光のLEDであり、複数
個のLEDが互いに電気的に接続され、その接続配線と並
列に抵抗回路(DA,RA)が接続されたものであり、 抵抗回路(DA,RA)は、発光素子(LED1150)の非常発
報時に信号炎管用に設けられた既設の回線ケーブル(1
0)を通して通電されるものであり、 入力回路(8)は、信号炎管代替用の発光式鉄道用信号
機の発報,非発報の制御条件を入力し、その駆動制御条
件を出力するものであり、 駆動回路(7)は、発振回路(FET,OSC)と、正極性回
路(PPC)と逆極性回路(CPC)とを有し、信号炎管用に
設けられた既設の回線ケーブル(10)を通して給電さ
れ、発光式鉄道用信号機を点灯発報制御し、かつ回転ケ
ーブル(10)の断線,短絡及び回路部品の故障検知を行
い、発振回路(FET,OSC)が入力回路(8)の発報制御
条件入力を受けて発光素子(LED1150)を点滅点灯制
御し、正極性回路(PPC)が機能補償リレー(FLR)を有
し、発振回路(FET,OSC)の故障を検知して動作し、バ
イパス配線(12)を通して発光式鉄道用信号機に通電
し、逆極性回路(CPC)が入力回路(8)の非発報制御
条件入力を受けて直流電源を発光式鉄道用信号機の抵抗
回路(DA,RA)に導通し、回線ケーブル(10)の閉回路
を形成するものであり、 監視回路(9)は、第1照査リレー(1CHR)と、第2照
査リレー(2CHR)とを有し、第1照査リレー(1CHR)が
回線ケーブル(10)の開放を検知し、第2照査リレー
(2CHR)が回線ケーブル(10)の短絡を検知し、いずれ
もその検知信号を踏切保安所などの集中監視装置に出力
して回線ケーブルの異常を報知するものである。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図によって説明する。
第1図(イ)〜(ハ)に信号炎管代替用の発光式鉄道用
信号機の一例を示す。実施例は従来の地上用信号炎管と
取付構造を同一形状としたものである。
図において、信号炎管用の発光式鉄道用信号機の本体は
ポリカーボネート樹脂などの透明素材を用いた縦長の円
筒状筒体2内に、発光素子として発光ダイオードLED1
150を電気的に接続して縦横に配列した基板3を垂直に
内装したものである。筒体2の上端はキャップ4で施蓋
し、筒体2の下端には前記発光素子LED1150の電気配
線に接続したプラグ5を取付ける。
このプラグ5は従来の信号炎管のもので同じである。特
にプラグ5を信号炎管に使用のものと同一構造とするこ
とによって既設の信号炎管取付用支柱のソケット(図示
略)に差し込んで信号炎管の回線をそのまま利用でき
る。
発光素子LED1150には赤色発色で高輝度のものを用い
る。発光素子LDE1150は基板3の一面全体を均一に発
光させるため可及的密に配列することが望ましい。ま
た、両側縁の縦列に位置させる発光素子LEDn,LED5nは、
第1図(ハ)に示すように外側に傾けて正面からの指向
角度範囲の拡大を図っている。
基板3の裏面側の筒体内面には必要により遮光板6を内
装し、あるいは筒体内面に塗料を塗布して光線の濡れを
防止する。なお筒体2の形状は断面円形の場合には限ら
ない。角筒状はもとより、盤状で少なくともその一面
に、筒体2の全長にわたって、光線の出射窓を設けたも
のであってもよい。
第2図に制御回路の一例を示す。制御回路は前記発光式
鉄道用信号機本体1に回線を通して断続電流を通電する
発振回路を含む駆動回路7と、該駆動回路7の通電の切
替制御を行う切替リレーEPRを結線した入力回路8と、
駆動回路7の部品を踏む信号炎管用の発光式鉄道用信号
機の回線の異常を監視して異常発生を踏切保安詰所など
に報知する監視回路9とからなっている。以下に各回路
の構成を説明する。なお、発光素子LED1150の回路配
線の端子間には、後述する発報時の正極性回路PPCから
の電流を阻止するダイオードDAを介して抵抗RBが並列に
接続され、非発報時にケーブル回線に閉回路を形成する
抵抗回路となっている。
駆動回路7は既設の踏切用電源(図示略)の電源端子B
24,C24及び発光式鉄道用信号機本体1を接続した既設の
回線ケーブル10を通して信号炎管用の発光式鉄道用信号
機の入力端子L1,L2にそれぞれ接続する四端子A1,A2及び
B1,B2を有し、回線の開放、短絡及び回路部品の故障照
査機能を備えている。
図において、出力端子B1,B2はそれぞれ回線ケーブル10
を介して発光式鉄道用信号機本体1の入力端子L1,L2
接続されており、非発報時には 間の逆極性回路CPCの配線を通して信号炎管用の発光式
鉄道用信号機の抵抗器RBに検知電流を通電して回線ケー
ブル10及び回路内配線の異常を照査させている。発報動
作時には 間の正極性回路PPCの配線を通して発振回路の断続信号
が信号炎管用の発光式鉄道用信号機の回路の配線に通電
される。駆動回路7の配線には正極性回路PPCと逆極性
回路PPCとの切替用として入力回路8の切替リレーの接
点が配線されている。すなわち、正極性回路PPCを導通
させる にはそれぞれ切替リレー、EPRの落下点epr1,epr3が結線
され、また、端子 間の逆極性回路PPCを導通させる配線には切替リレーEPR
の打上接点epr2,epr4が結線され、切替リレーEPRは平常
時において動作状態を保ち、その打上接点epr2,epr4
構成している。
発振回路は正極性回路PPC及び逆極性回路PPCに共通の配
線に介装した電界効果トランジスタFETと、該FETの導
通、しゃ断を制御する発振器OSCとの組合せからなって
いる。したがって、発振器OSCの発振周波数が発光信号
機の単位時間当りの点滅回数となる。点滅回数は特に制
約されるものではないが、ネオンサインその他の点滅機
器とまぎれないように、また、列車運転者に注意を喚起
する必要から例えば点滅回数を600回/分、500回/分の
程度の短周期に設定するのが好ましい。
駆動回路7には回線の異常検知、回路部品の故障検知用
として逆極性回路PPCに第1照査リレー1CHRと、第2照
査リレー2CHRとを備えている。
以下に各照査リレーの回路を説明する。
第1照査リレー1CHRは回路配線に特に接続されたフォト
カプラPC1を通して動作するトランジスタTr1に接続さ
れ、平常時は動作状態を保って監視回路9の打上接点1c
hrを構成している。
第2照査リレー2CHRは回路配線上の抵抗RA及び抵抗R3,R
4を含む回路に接続されたフォトカプラPC2を通して動作
するトランジスタTr2に接続されている。前記逆極性回
路PPC配線上の抵抗RAと、発光信号機の抵抗RBとは例え
ば抵抗比が1:1に設定され、平常時には落下状態を保
ち、抵抗RAの両端の電圧が予め定められた一定の基準以
上に達したときにフォトカプラPC2がオンとなって動作
状態に切替わるようなレベルに設定してある。第2照査
リレー2CHRの落下接点2chrは監視回路9の回路配線に前
記第1照査リレー1CHRの打上接点1chrとともに直列に結
線されている。
一方、正極性回路PPCには発振器OSC、電界効果トランジ
スタFETを含む発振回路が故障したときに発光信号機の
点灯を補償する機能を有する機能補償リレーFLRを備え
ている。機能補償リレーFLRは 上の部品RA及びPC1を迂回する正極性回路結線11間に電
気的に接続され、平常時には落下状態を保っている。
D2,D3は正極性回路結線11に順方向に接続されたダイオ
ードである。さらに には発振回路の電界効果トランジスタFETを含む回路部
品の配線と並列にバイパス配線12が結線され、該バイパ
ス配線12には切替リレーEPRの落下接点epr5と前記機能
補償リレーFLRの落下接点flrとが直列に接続されてい
る。なお、図中1LED〜3LEDは各リレーに対する通電を発
光表示する発光ダイオードを用いた表示灯、D1,D4はリ
レーへの逆電流を阻止するダイオードである。また、 上のB,Cは電源端子で、相対応する部品B,C端子にそれぞ
れ接続されている。また、電圧調整器13を通して定電圧
VC,VDが発振器OSCに供給される。HM1は保安器である。
駆動回路の入出力端子及び発光信号機の入力端子にそれ
ぞれ設けられている。
次に本発明の動作を説明する。
1. 発光信号機の非発報時(平常時) 第2図において踏切支障報知装置又は踏切障害物検知装
置(いずれも図示略)からの制御条件をA3,A4端子間に
受けて入力回路8の切替リレーEPRは常時動作状態を保
っている。
駆動回路7は切替リレーEPRの打上接点epr2,epr4を通し
て逆極性回路PPCが導通し、A1,A2端子に印加された電源
端子B24,C24からの電力供給を受けて発振器OSCが8〜10
c/sで発振し、その出力で電界効果トランジスタFETは50
0回/分〜600回/分の断続動作を行う。
駆動回路7と発光式鉄道用信号機本体とをつなぐ回線
(回線ケーブル10)が正常のときには第1照査リレー1C
HRは動作、第2照査リレー2CHRは落下、機能補償リレー
FLRは落下しており、表示灯1LEDは滅灯、2LEDは点灯、3
LEDは滅灯となっている。
また、監視回路9は回線が正常のときには第1照査リレ
ー1CHRの打上接点1chr、第2照査リレー2CHRの落下接点
2chrを通じてA5,A6端子が導通状態になっている。
2. 回線オープン検知 切替リレーEPRの打上接点epr2,epr4を通じて発光信号機
本体1の回線に印加される電圧は発報時とは逆極性で常
時印加されている。このため、検知電流は正電端子B24
から駆動回路7のA1端子−打上接点epr2−フォトカプラ
PC1−抵抗RA−B2端子−回線ケーブル10−発光式鉄道用
信号機本体1のダイオードDA−抵抗RBを通り、駆動回路
7のB1端子−打上接点epr4−電界効果トランジスタFET
−A2端子を経て電源C24に通電される。この検知電の通
電によってフォトカプラPC1がオンとなり、第1照査リ
レー1CHRが動作状態を保ち、表示灯2LEDが点灯してい
る。
この状態で回線ケーブル10の断線、発振器OSC又は電界
効果トランジスタFETが故障して回線がオープンになる
と、フォトカプラPC1への通電が断たれ、該フォトカプ
ラPC1がオフとなるため、第1照査リレー1CHRが落下
し、表示灯2LEDが滅灯するとももに第1照査リレー1CHR
の打上接点1chrが落下し、監視回路9のA5,A6端子間を
開放する。この状態は回線の異常として踏切保安所など
の集中監視装置に報知される。
3. 回線ショート検知 前記のように、駆動回路7の抵抗RAと発光式鉄道用信号
機本体1の抵抗RBとの抵抗比が1:1に設定されていると
きに、回線ケーブル10の短絡によって回線がショートし
たときには抵抗RBの両端が短絡された状態と等価になる
ため、抵抗RAの両端の電圧は2倍となり、また、抵抗RA
に通電される検知電流も2倍となる。抵抗RAの電圧が予
め定められた一定の基準以上になったときにフォトカプ
ラPC2がオンとなり、第2照査リレー2CHRが動作し、表
示灯3LEDが点灯する。したがって、第2照査リレー2CHR
の落下接点2chrが打上し、監視回路9のA5,A6端子間が
開放される。この状態は回線の異常として集中監視装置
に報知される。
4. 発報時の動作 踏切支障事故発生により踏切支障報知装置又は踏切障害
物検出装置が作動すると、その制御条件を受けて第3図
に示すように切替リレーEPRが落下し、その落下接点epr
1,epr3及びepr5が構成され、打上接点epr2,epr4が開放
されるため、信号炎管用の発光式鉄道用信号機には正電
源B24−落下接点epr1−B1端子−回線ケーブル10−信号
炎管用の発光式鉄道用信号機の発光ダイオードLED1
150−回線ケーブル10−B2端子−ダイオードD3,D2−落下
接点epr4−電界効果トランジスタFET−負電源C24の方向
に電流が流れ、信号炎管用の発光式鉄道用信号機の発光
素子LED1150は発振器OSCの発振周波数によって設定さ
れた回数、例えば600回/分(上り)あるいは500回/分
(下り)で点滅発光する。
一方、切替リレーEPRの落下により、同時に機能補償リ
レーFLRに導通され、バイパス配線12の落下接点flrを開
放する。なお、切替リレーEPRの落下接点epr5は構成し
ている。
この状態、すなわち発報中において、発振器OSC、電界
効果トランジスタFETなどを含む駆動回路の回路部品が
故障したときには機能補償リレーFLRへの通電が絶れ、
落下接点flrを構成し、B2端子からの通電は電界効果ト
ランジスタFETを迂回してバイパス配線12を通るため、
信号炎管用の発光式鉄道用信号機の発光素子LED1150
は連続点灯となり、滅灯による危険を防止する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によるときにはソケット部分を共用
させることにより、回線ケーブルを含めて従来の地上用
信号炎管の設備をそのまま利用し、信号炎管に代えて発
光ダイオード点灯による信号現示を行うことができ、地
上用信号炎管はもとより白熱電球を使用する従来の特殊
発光信号機に比してその保守管理が極めて容易となり、
また、信号炎管用の発光式鉄道用信号機の駆動回路に回
線の照査機構並びに発報補償機構を組み込み、回線ケー
ブルの断線、短絡あるいは駆動回路の回路部品の故障の
有無を常時監視して集中監視装置に報知するため、非常
時の動作不良を未然に防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明の一実施例を示す発光信号機の正
面図、(ロ)は(イ)のA−A線断面図、(ハ)は
(イ)のB−B線断面図、第2図は制御回路図、第3図
は発報動作説明図である。 1……信号機本体、2……筒体 3……基板、4……キャップ 5……プラグ、7……駆動回路 8……入力回路、9……監視回路 10……回線ケーブル、11……正極性回路配線 12……バイパス配線 LED1150……発光素子、EPR……切替リレー FET……電界効果トランジスタ、OSC……発振器 1CHR……第1照査リレー、2CHR……第2照査リレー FLR……機能補償リレー
フロントページの続き (72)発明者 宮本 満 東京都渋谷区幡ケ谷3丁目28番9号 (56)参考文献 特開 昭57−33065(JP,A) 特開 平2−37070(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒体(2)と、基板(3)と、発光素子
    (LED1150)と、キャップ(4)と、プラグ(5)と
    を有する信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機であっ
    て、 筒体(2)は、少なくとも一部がその全長に渡って透明
    な光線出射窓を形成し、信号炎管取付用の支柱に設置さ
    れたものであり、 基板(3)は、筒体(2)内に垂直に設置され、発光素
    子(LED1150)が取付けられたものであり、 発光素子(LED1150)は、赤色発光のLEDであり、複数
    個の発光素子が電気的に接続され、縦横に密に配列さ
    れ、光線出射窓に向き合せて実装されたものであり、 キャップ(4)は、筒体(2)の上面開口を閉止するも
    のであり、 プラグ(5)は、信号炎管用のものを転用し、各発光素
    子(LED1150)への給電用であり、かつ信号炎管取付
    用支柱のソケット内に差し込むものである 信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機。
  2. 【請求項2】駆動回路(7)と、入力回路(8)と、監
    視回路(9)とを有する信号炎管代替用の発光式鉄道用
    信号機の制御回路であって、 信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機は、発光素子(LE
    D1150)を内蔵したものであり、 発光素子(LED1150)は、赤色発光のLEDであり、複数
    個のLEDが互いに電気的に接続され、その接続配線と並
    列に抵抗回路(DA,RA)が接続されたものであり、 抵抗回路(DA,RA)は、発光素子(LED1150)の非常発
    報時に信号炎管用に設けられた既設の回線ケーブル(1
    0)を通して通電されるものであり、 入力回路(8)は、信号炎管代替用の発光式鉄道用信号
    機の発報,非発報の制御条件を入力し、その駆動制御条
    件を出力するものであり、 駆動回路(7)は、発振回路(FET,OSC)と、正極性回
    路(PPC)と逆極性回路(CPC)とを有し、信号炎管用に
    設けられた既設の回線ケーブル(10)を通して給電さ
    れ、信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機を点灯発報制
    御し、かつ回線ケーブル(10)の断線,短絡及び回路部
    品の故障検知を行い、発振回路(FET,OSC)が入力回路
    (8)の発報制御条件入力を受けて発光素子(LED1
    150)を点滅点灯制御し、正極性回路(PPC)が機能補償
    リレー(FLR)を有し、発振回路(FET,OSC)の故障を検
    知して動作し、バイパス配線(12)を通して発光式鉄道
    用信号機に通電し、逆極性回路(CPC)が入力回路
    (8)の非発報制御条件入力を受けて直流電源を発光式
    鉄道用信号機の抵抗回路(DA,RA)に導通し、回線ケー
    ブル(10)の閉回路を形成するものであり、 監視回路(9)は、第1照査リレー(1CHR)と、第2照
    査リレー(2CHR)とを有し、第1照査リレー(1CHR)が
    回線ケーブル(10)の開放を検知し、第2照査リレー
    (2CHR)が回線ケーブル(10)の短絡を検知し、いずれ
    もその検知信号を踏切保安所などの集中監視装置に出力
    して回線ケーブルの異常を報知するものである 信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機の制御回路。
JP63314309A 1988-12-13 1988-12-13 信号炎管代替用の発光式鉄道用信号機及びその制御回路 Expired - Lifetime JPH06102426B2 (ja)

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JPH02162155A JPH02162155A (ja) 1990-06-21
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