JPH0640336A - 鉄道信号の滅灯防止装置 - Google Patents
鉄道信号の滅灯防止装置Info
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- JPH0640336A JPH0640336A JP4157463A JP15746392A JPH0640336A JP H0640336 A JPH0640336 A JP H0640336A JP 4157463 A JP4157463 A JP 4157463A JP 15746392 A JP15746392 A JP 15746392A JP H0640336 A JPH0640336 A JP H0640336A
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Abstract
車ダイヤの乱れをなくす。 【構成】 進行灯Gの電源配線に、電圧検知リレーVR
が並列に接続され、また、電流検知リレーIRが直列に
接続されている。また、進行灯Gの電源配線と、注意灯
Yの電源配線とを、切替用配線3で結線し、切替用配線
3には、半波整流器4と、電圧検知リレーVRの扛上接
点VR1と、電流検知リレーIRの落下接点IR1とを直
列に結線している。進行灯Gが、全断芯により滅灯して
も電流検知リレーIRの落下接点IR1が落下して注意
灯Yに半波電流が通電され、注意灯Yの点灯に自動的に
切替えられる。
Description
る列車運行上の支障を防止する鉄道信号の滅灯防止装置
に関する。
て、列車を防護し、更に積極的に輸送能率を向上するた
めの設備であり、安全性を確保すること、言い換えると
高信頼性はもとより、例え故障が生じても、また、取扱
いを誤っても安全側になること(フェールセーフ)が強
く要求される。
示し、自動の信号区間に用いられる信号機であり、多灯
形色灯式信号機には、3現示,4現示,5現示のものが
あり、いずれも単一の灯器の組合せで垂直に並べたもの
である。
灯)R,橙黄色(注意灯)Y,緑色(進行灯)Gを単独
に現示するのが普通である。仮に、色灯式信号機が滅灯
となったときには、列車は、原則的にその信号区間に進
入することができず、信号区間の手前で停止していなけ
ればならない。
避けるため、信号電球にはダブルフィラメント電球を用
い、一方のフィラメントが断芯(片断芯)したときの通
電電流を検知して全断芯となる前に電球を交換すること
によって対処するほか、予め信号電球の使用限度を定め
て新品ととり替え、また、とり替えに際しては、停止灯
を優先して停止灯に新品を使用し、進行灯,注意灯の順
に電球を交換して断芯による滅灯を未然に防止する対策
が講じられていた。
うな対策を講じたところで、全断芯の発生は可能性とし
て物理的に避けることができない。信号電球の全断芯
は、停止灯,進行灯,注意灯のいずれにも生ずる可能性
があるが、列車の運行上支障を来すのは進行灯の滅灯で
ある。その理由は、信号区間への列車の進入が許可され
ているにもかかわらず、列車を停止させていなければな
らないからである。
最寄り駅の係員などが安全を確認し、ポイントのレール
等を完全に固定して手信号で列車を運行させることにな
る。このような措置が講じられない限り列車を進行させ
ることができない。したがって、一旦信号機の進行灯G
が滅灯になると、大巾な列車ダイヤの乱れが生じ、列車
の遅延は避けられない。
なくとも注意運転による列車の走行を可能とする鉄道信
号の滅灯防止装置を提供することにある。
め、本発明による鉄道信号の滅灯防止装置においては、
電圧検知リレーと、電流検知リレーとを有し、進行信号
が全断芯のときに注意信号の点灯に切替える鉄道信号の
滅灯防止装置であって、電圧検知リレーは、進行信号の
電源配線と並列に結線されたものであり、電流検知リレ
ーは、進行信号の電源配線に直列に結線されたものであ
り、進行灯の電源配線と、注意灯の電源配線間は、切替
用配線が結線され、切替用配線には、電圧検知リレーの
扛上接点と、電流検知リレーの落下接点とが直列に接続
されているものである。
流検知リレーのいずれもが扛上し、いずれも接点が扛上
となって切替用配線は開放されている。進行灯への通電
時に、進行灯が全断芯したときには、電流検知リレーが
落下し、その落下接点と電圧検知リレーの扛上接点を通
じて注意灯が点灯する。なお、注意灯に正規に通電され
てこれが点灯するときには、電圧検知リレーは落下して
いるため、その扛上接点が落下し、進行灯には通電され
ない。
る。図1において、本発明による鉄道信号の滅灯防止装
置は、信号制御回路1に付設したものである。
た既設の回路であり、2つの信号制御リレーHR,DR
の切替により、進行灯G,注意灯Y,停止灯Rの現示制
御が行われる。すなわち、進行灯Gの現示は、その電源
配線に結線された信号制御リレーHRの扛上接点HR1
と、信号制御リレーDRの扛上接点DR1を通じて通電
され、注意灯Yには、信号制御リレーHRの扛上接点H
R1と、信号制御リレーDRの落下接点DR2を通じて、
さらに停止灯Rは、信号制御リレーHRの落下接点HR
2を通じてそれぞれ点灯するように電源回路が構成され
ている。各灯G,Y,Rは、交流電源からの通電によっ
て点灯する。
器である。信号電球断芯検出器Fidは、進行灯G,注
意灯Y,停止灯Rのいずれか1つの信号電球が片断芯又
は全断芯したときの電流変化を検知する回路である。検
知信号は、監視室内で集中管理される。
リレーVRと、電流検知リレーIRとを有し、進行灯G
の電源配線と、注意灯Yの電源配線間に切替用配線を結
線し、両リレーの接点を該切替用配線3に直列に接続し
たものである。
圧を検知して動作するリレーであり、電圧検知トランス
T1と整流回路D1とを介して進行灯Gの電源回路配線と
並列に結線されている。電流検知リレーIRは、進行灯
Gへの通電電流を検知して動作するリレーであり、進行
灯Gの電源配線に直列に接続された電流検知トランスT
2の出力側に、整流器D2を介して接続されている。
扛上接点VR1と、電流検知リレーIRの落下接点IR1
のほか、半波整流器4としてダイオードを直列に接続し
ている。
断芯とならない限り、進行灯Gへの通電時には両リレー
VR,IRが扛上し、電流検知リレーIRの落下接点I
R1が扛上して切替用配線3を開放するため、進行灯G
への通電電流によって注意灯Yが点灯現示にはならな
い。
は、進行灯Gは滅灯となるが、進行灯Gへの通電が断た
れて電流検知リレーIRが落下となり、進行灯Gへの通
電電流は、切替用配線3を通して注意灯Yに通電され、
注意灯Yが点灯して注意信号現示となる。注意灯Yの点
灯は、半波整流器4を通して通電される半波整流電流に
よるため、通常の点灯に比べて輝度(光力)は減少する
が、実用上は差支えない。列車の運転士は、半波整流電
流による注意灯Yの点灯を目視して注意運転で走行す
る。
防止装置の機能には、無関係であるが、進行灯Gの断芯
時に、進行灯Gへ通電すべき電流をそのまま注意灯Yの
配線に流して注意灯Yを点灯させたのでは、断芯による
電流変化が生ぜず、したがって、信号電球断芯検出器F
idには、検知信号が得られないため、本発明では、半
波整流器4を用いて進行灯全断芯時の注意灯Yの点灯を
正常点灯時の半分の電流で点灯するようにしたものであ
る。この通電電流の減少は、信号電球断芯検出器Fid
に検知され、異常発生が報知される。
行灯全断芯による異常事態が発生しても注意灯の点灯に
自動的に切替えるため、列車停止による列車遅れ,列車
ダイヤの乱れによる混乱を未然に防止することができ、
あわせて駅係員の手数をなくすことができる。
設するのみでよく、回路構成が簡単なため、信号機の機
筐内に現場工事で容易に組込むことができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 電圧検知リレーと、電流検知リレーとを
有し、進行信号が全断芯のときに注意信号の点灯に切替
える鉄道信号の滅灯防止装置であって、 電圧検知リレーは、進行信号の電源配線と並列に結線さ
れたものであり、 電流検知リレーは、進行信号の電源配線に直列に結線さ
れたものであり、 進行灯の電源配線と、注意灯の電源配線間は、切替用配
線が結線され、 切替用配線には、電圧検知リレーの扛上接点と、電流検
知リレーの落下接点とが直列に接続されていることを特
徴とする鉄道信号の滅灯防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4157463A JP2582704B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 鉄道信号の滅灯防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4157463A JP2582704B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 鉄道信号の滅灯防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640336A true JPH0640336A (ja) | 1994-02-15 |
JP2582704B2 JP2582704B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=15650219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4157463A Expired - Lifetime JP2582704B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 鉄道信号の滅灯防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582704B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6334412B1 (en) | 2000-08-30 | 2002-01-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Mono-block cylinder head structure of water cooled engine |
JP2002104188A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-10 | Nippon Signal Co Ltd:The | 自動閉そく装置 |
KR100726154B1 (ko) * | 2005-10-26 | 2007-06-13 | 장붕익 | 철도신호기의 오작동 방지장치 |
JP2010125905A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Hitachi Ltd | 信号灯制御回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218616A (en) * | 1975-05-02 | 1977-02-12 | Toho Denki Kogyo Kk | Signal lamp control circuit |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4157463A patent/JP2582704B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218616A (en) * | 1975-05-02 | 1977-02-12 | Toho Denki Kogyo Kk | Signal lamp control circuit |
Cited By (4)
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US6334412B1 (en) | 2000-08-30 | 2002-01-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Mono-block cylinder head structure of water cooled engine |
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JP2010125905A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Hitachi Ltd | 信号灯制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2582704B2 (ja) | 1997-02-19 |
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Legal Events
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