JP3458201B2 - 鉄道用発光信号機 - Google Patents

鉄道用発光信号機

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JP3458201B2 JP23504794A JP23504794A JP3458201B2 JP 3458201 B2 JP3458201 B2 JP 3458201B2 JP 23504794 A JP23504794 A JP 23504794A JP 23504794 A JP23504794 A JP 23504794A JP 3458201 B2 JP3458201 B2 JP 3458201B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道保安用発光信号
機、特に地上用信号炎管に代えて使用する鉄道用発光信
号機及びその制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道線路の踏切において、自動車のエン
ジンストップ又は車輪の踏み外しなどのために列車運転
に支障があるとき、列車に停止信号を送る報知装置とし
て発光信号機と地上用信号炎管とがある。また、これら
は軌道回路を短絡して踏切に接近した関係信号機に停止
信号を現示させる踏切防護スイッチと併用されることが
ある。
【0003】発光信号機には、発光素子を縦横に複数列
配列し、該発光素子を点滅させて、列車運転に支障を与
える事態が発生した現示を行う信号機が開発されてい
る。
【0004】この種の発光信号機に用いる発光素子は、
発光素子の中心光度を高くするため、拡散角度が狭くし
てあり、その拡散角度は±4°(光度半減値)に設定し
てある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の発光信号機は、
その発光機左右視認角度(視認角度)が±4°に固定さ
れているため、図9に示すようにカーブ区間Aに設置す
る場合、発光信号機Sの設置台数が多くなり、したがっ
て発光信号機Sを駆動制御する制御回路の台数を、敷設
する信号ケーブルの本数も多く必要となり、設備コスト
を上昇させていた。
【0006】また設備コストを削減するためには、カー
ブ区間Aに設置する発光信号機Sの台数を減らす必要が
あり、この場合、カーブ区間Aの多い場所では発光信号
機Sが設置されない箇所も生じてしまい、安全な列車運
転を行うことができないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、カーブ区間に設置する発
光信号機の視認角度を調整可能として視認距離の向上を
計り、かつカーブ区間に設置する発光信号機の台数を減
らすことにより、トータル設備コストを安価にする鉄道
用発光信号機及びその制御回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る鉄道用発光信号機は、筒体と、対をな
す発光機とを有する鉄道用発光信号機であって、筒体
は、光線出射窓とキャップとプラグとを有しており、光
線出射窓は、筒体の少なくとも正面に設けられた透明な
窓であり、キャップは、筒体の上端を施蓋するものであ
り、プラグは、発光機に信号電力を供電するものであ
り、筒体の下端に設けられ、信号設備の電源用ソケット
に装着されるものであり、対をなす発光機は、電気的に
接続されて基板上に縦横に配列された複数の発光素子か
らなり、光線出射窓に向き合わせて筒体内に内蔵され、
対をなす一方の発光機は、固定されて設けられ、他方の
発光機は、可動して信号機左右視認角度が調整可能なも
のである。
【0009】
【0010】また、前記対をなす発光機は、筒体内の上
下に配置され、前記他方の発光機は、筒体の縦軸のまわ
りに回転して信号機左右視認角度が調整されるものであ
る。
【0011】また、前記信号機左右視認角度は、固定さ
れた発光機における信号機左右視認角度の2倍の範囲内
で調整されるものである。
【0012】また、筒体の縦軸のまわりに回転される発
光機の回転角度は、調整される信号機左右視認角度の範
と同じ値に設定されたものである。
【0013】
【0014】
【作用】対をなす発光機は、電気的に接続されて基板上
に縦横に配列された複数の発光素子から構成してあり、
対をなす一方の発光機は、固定して設けられ、他方の発
光機は可動して信号機左右視認角度(以下、視認角度と
いう)が調整される。
【0015】したがって、視認角度の調整可能な発光機
を、視認角度が固定された発光機に対して可動させ、発
光機の視認角度を調整することにより、発光信号機にお
ける視認角度を拡大し、カーブ区間に設置する発光信号
機の設置台数を減少させる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る発光信号機の正面
図である。図2は同縦断面図、図3は図2のア矢視図、
図4は図2のイ−イ線断面図、図5は図2のウ−ウ線断
面図である。
【0017】図において、本発明に係る鉄道用発光信号
機は、筒体1と発光機2とを有している。
【0018】筒体1は、ポリカーボネート樹脂等の透明
素材を用いた円筒状の中空体をなし、少なくとも正面に
光線出射窓1aを有している。また、筒体1の上端はキ
ャップ3で施蓋されており、下端にはプラグ4が取付け
られている。プラグ4は、発光機2に信号電力を供電す
るものであり、既設の信号設備の電源用ソケットに装着
されるようになっている。
【0019】発光機2は図1及び図6に示すように、電
気的に接続されて基板5上に縦横に配列された複数の発
光素子6175からなり、光線出射窓1aに向き合わせ
て筒体1内に内蔵され、その視認角度を調整可能とした
ものである。
【0020】以下の実施例では、視認角度の調整可能な
発光機2と、視認角度の固定された発光機2aとを筒体
1内に一体に組合せた場合について説明する。この場
合、発光機2aは、発光機2と同様に基板5上に縦横に
配列された複数の発光素子6175からなり、光線出射
窓1aに向き合わせて筒体1内に内蔵されている。また
2つの発光機2,2aは、視認角度の固定された発光機
2aを下段に、視認角度の調整可能な発光機2を上段に
配置して、筒体1内に内蔵されている。
【0021】また、発光素子6175は基板5の一面全
体で均一に発光するようにするため、可及的密に配列す
ることが望ましい。
【0022】下段の発光機2aは図5に示すように、そ
の基板5がプリント基板7にねじ8で固定されている。
また発光素子6175は5個又は6個ずつ組をなし、各
組の発光素子は直列に接続され、直列接続された各組の
発光素子は並列に接続されている。
【0023】上段の発光機2は、基板5の上下端にL型
ヒンジ9がそれぞれ取付けられている。一方、筒体1内
にはL型ヒンジ9に対応して上下に軸受10,10が取
付けられている。基板5のヒンジ9には、回転軸11が
取付けられ、回転軸11は軸受10に回転可能に軸支さ
れており、上段の発光機2は、筒体1の縦軸、すなわち
上下の回転軸11を結ぶ上下方向の軸のまわりに回転可
能であり、その視認角度が調整されるようになってい
る。また、発光機2における視認角度は、固定された発
光機2aにおける視認角度の約2倍の範囲で調整される
ようになっており、筒体1の縦軸のまわりに回転される
発光機2の回転角度は、調整される視認角度の範囲とほ
ぼ同じ値に設定されている。実施例では、固定された発
光機2aの視認角度が±4°であるため、発光機2の視
認角度は±8°の範囲で調整され、発光機2の基板5
は、筒体1の縦軸のまわりに±8°の範囲で回転され
る。回転軸11には、ヒンジ12が一体に取付けられ、
ヒンジ12には円弧状のスリット12aが設けられ、筒
体1にねじ止めされるネジ13がスリット12a内に嵌
合している。
【0024】したがって、本発明に係る発光信号機にお
いて、視認角度を変更するには、ネジ13を緩めてヒン
ジ12をフリーにし、回転軸11を回転させて上段発光
機2の基板5を筒体1の縦軸のまわりに±8°の範囲で
回転させ、視認角度を調整し、その調整後、ネジ13を
締結し上段発光機2の向きを固定する。
【0025】本発明によれば、図8に示すように固定さ
れた下段の発光機2aに対して上段発光機2の向きが±
8°の範囲で調整されることとなり、発光信号機Sにお
ける視認角度が拡大し、カーブ区間Aに設置する発光信
号機Sの設置台数が、図9に示す従来の場合に比して減
少する。
【0026】尚、基板の裏面側の筒体内面には必要によ
り遮光板を内装し、あるいは筒体内面に塗料を塗布して
光線の漏れを防止する。なお筒体の形状は断面円形の場
合には限らない。角筒状はもとより、盤状で少なくとも
その一面に光線の出射窓を設けたものであってもよい。
【0027】図7に制御回路の一例を示す。制御回路は
4台の前記発光信号機の発光機2,2aに回線を通して
断続電流を通電する発振回路を含む点滅制御部14と、
点滅制御部14の通電の切替制御を行う切替リレーEP
Rを結線した入力部15と、点滅制御部14の部品を含
む発光信号機の回線の異常を監視して異常発生を踏切保
安詰所などに報知する故障検出部16と、出力部17と
からなっている。以下に各回路の構成を説明する。な
お、発光素子LED175の回路配線の端子間には、後
述する発報時の正極性回路からの電流を阻止するダイオ
ードDAを介して抵抗RBが並列に接続されている。
【0028】(a)点滅制御部 点滅制御部14は、既設の踏切用電源(図示略)の電源
端子B24,C24及び発光機2,2aを接続した既設の回
線ケーブル20を通して発光機2,2aの入力端子
1,L2にそれぞれ接続する四端子A1,A2及びB1
2を有し、回線の開放,短絡及び回線部品の故障照査
機能を備えている。
【0029】図において、出力端子B1,B2はそれぞれ
回線ケーブル17を介して発光機2,2aの入力端子L
1,L2に接続されており、非発報時には、A11及びB
22間の逆極性回路配線を通して発光信号機の抵抗器R
Bに検知電流を通電して回線ケーブル20及び回路内配
線の異常を照査させている。発報動作時にはA11及び
22間の正極性回路配線を通して発振回路の断続信号
が発光信号機の回路の配線に通電される。点滅制御部1
4の配線には正極性回路と逆極性回路との切替用として
入力部15の切替リレーの接点が配線されている。すな
わち、正極性回路を導通させるA11配線及びB22
線にはそれぞれ切替リレーEPRの落下接点EPR1
EPR3が結線され、また、端子A12,B12間の逆
極性回路を導通させる配線には切替リレーEPRの扛上
接点EPR2,EPR4が結線され、切替リレーEPRは
平常時において動作状態を保ち、その扛上接点EP
2,EPR4が構成している。
【0030】発振回路は正極性回路及び逆極性回路に共
通の配線に介装した電界効果トランジスタFETと、電
界効果トランジスタFETの導通,しゃ断を制御する発
振器OSCとの組合せからなっている。したがって、発
振器OSCの発振周波数が発光信号機の単位時間当りの
点滅回数となる。点滅回数は特に制約されるものではな
いが、ネオンサインその他の点滅機器とまぎれないよう
に、また、列車運転者に注意を喚起する必要から例えば
点滅回数を600回/分,500回/分の程度の短周期
に設定するのが好ましい。
【0031】点滅制御部14には回線の異常検知,回路
部品の故障検知用として逆極性回路に第1照査リレー1
CHRと、第2照査リレー2CHRとを備えている。
【0032】以下に各照査リレーの回路を説明する。第
1照査リレー1CHRは回路配線に特に接続されたフォ
トカプラPC1を通して動作するトランジスタTr1に接
続され、平常時は動作状態を保って故障検出部14の扛
上接点1CHRを構成している。
【0033】第2照査リレー2CHRは回線配線上の抵
抗RA及び抵抗R3,R4を含む回路に接続されたフォト
カプラPC2を通して動作するトランジスタTr2に接続
されている。前記逆極性回路配線上の抵抗RAと、発光
機の抵抗RBとは例えば抵抗比が1:1に設定され、平
常時には落下状態を保ち、抵抗RAの両端の電圧が予め
定められた一定の基準以上に達したときにフォトカプラ
PC2がオンとなって動作状態に切替わるようなレベル
に設定してある。第2照査リレー2CHRの落下接点2
CHRは故障検出部14の回路配線に前記第1照査リレ
ー1CHRの扛上接点1CHRとともに直列に結線され
ている。
【0034】一方、正極性回路には発振器OSC,電界
トランジスタFETを含む発振回路が故障したときに発
光信号機の点灯を補償する機能を有する機能補償リレー
FLRを備えている。機能補償リレーFLRはA11
線と、B22配線上の部品RA及びPC1を迂回する正極
性回路結線18間に電気的に接続され、平常時には落下
状態を保っている。D2は正極性回路結線18に順方向
に接続されたダイオードである。さらにB22配線には
発振回路の電界効果トランジスタFETを含む回路部品
の配線と並列にバイパス配線19が結線され、該バイパ
ス配線19には切替リレーEPRの落下接点EPR5
機能補償リレーFLRの落下接点FLR1とが直列に接
続されている。
【0035】なお、図中LED1〜LED3は各リレー
に対する通電を発光表示する発光ダイオードを用いた表
示灯,D2,D3はリレーへの逆電流を阻止するダイオー
ドである。
【0036】また、A11配線及びA22配線上には出
力部17が設けられている。出力部17はDC/DCコ
ンバータからなり、DC/DCコンバータを用いて点滅
制御部14からの出力容量を増加させている。またB,
Cは電源端子で、相対応する部品のB,C端子にそれぞ
れ接続されている。また、電圧調整器21を通して定電
圧VC,VDが発振器OSCに供給される。HM1は保安
器である。駆動回路の入出力端子及び発光信号機の入力
端子にそれぞれ設けられている。
【0037】次に本発明の動作を説明する。 1.発光信号機の非発報時(平常時) 図7において踏切支障報知装置又は踏切障害物検知装置
(いずれも図示略)からの制御条件をA3,A4端子間に
受けて入力部の切替リレーEPRは常時動作状態を保っ
ている。
【0038】点滅制御部14は切替リレーEPRの扛上
接点EPR2,EPR4を通して逆極性回路が導通し、A
1,A2端子に印加された電源端子B24,C24からの電力
供給を受けて発振器OSCが8〜10c/sで発振し、
その出力で電界効果トランジスタFETは500回/分
〜600回/分の断続動作を行う。
【0039】点滅制御部14と発光信号機の発光機2,
2aとをつなぐ回線(回線ケーブル20)が正常のとき
には第1照査リレー1CHRは動作,第2照査リレー2
CHRは落下,機能補償リレーFLRは落下しており、
表示灯LED1は滅灯,LED2は点灯,LED3は滅
灯となっている。
【0040】また、故障検出部16は回線が正常のとき
には第1照査リレー1CHRの扛上接点1CHR,第2
照査リレー2CHRの落下接点2CHRを通じてA5
6端子が導通状態になっている。
【0041】2.回線オープン検知 切替リレーEPRの扛上接点EPR2,EPR4を通じて
発光信号機の発光機2,2aの回線に印加される電圧は
発報時とは逆極性で常時印加されている。このため、検
知電流は正電源端子B24から点滅制御部14のA1端子
−扛上接点EPR2−フォトカプラPC1−抵抗RA−B2
端子−回線ケーブル20−発光信号機のダイオードDA
−抵抗RBを通り、点滅制御部14のB1端子−扛上接点
EPR4−電界効果トランジスタFET−A2端子を経て
電源C24に通電される。この検知電流の通電によってフ
ォトカプラPC1がオンとなり、第1照査リレー1CH
Rが動作状態を保ち、表示灯LED2が点灯している。
【0042】この状態で回線ケーブル20の断線,発振
器OSC又は電界効果トランジスタFETが故障して回
線がオープンになると、フォトカプラPC1への通電が
断たれ、フォトカプラPC1がオフとなるため、第1照
査リレー1CHRが落下し、表示灯LED2が滅灯する
とともに第1照査リレー1CHRの扛上接点1CHRが
落下し、故障検出部16のA5,A6端子間を開放する。
この状態は回線の異常として踏切保安所などの集中監視
装置に報知される。
【0043】3.回線ショート検知 前記のように、点滅制御部14の抵抗RAと発光信号機
の抵抗RBとの抵抗比が1:1に設定されているとき
に、回線ケーブル20の短絡によって回線がショートし
たときには抵抗RBの両端が短絡された状態と等価にな
るため、抵抗RAの両端の電圧は2倍となり、また、抵
抗RAに通電される検知電流も2倍となる。抵抗RAの電
圧が予め定められた一定の基準以上になったときにフォ
トカプラPC2がオンとなり、第2照査リレー2HCR
が動作し、表示灯LED3が点灯する。したがって、第
2照査リレー2HCRの落下接点2CHRが扛上し、故
障検出部16のA5,A6端子間が開放される。この状態
は回線の異常として集中監視装置に報知される。
【0044】4.発報時の動作 踏切支障事故発生により踏切支障報知装置又は踏切障害
物検知装置が作動すると、その制御条件を受けて切替リ
レーEPRが落下し、その落下接点EPR1,EPR3
びEPR5が構成され、扛上接点EPR2,EPR4が開
放されるため、発光信号機には正電源B24−落下接点E
PR1−B1端子−回線ケーブル20−発光信号機の発光
ダイオードLED275−回線ケーブル20−B2端子−
ダイオードD2−落下接点EPR4−電界効果トランジス
タFET−負電源C24の方向に電流が流れ、発光信号機
の発光素子LED175は発振器OSCの発振周波数に
よって設定された回数、例えば600回/分(上り)あ
るいは500回/分(下り)で点滅発光する。
【0045】一方、切替リレーEPRの落下により、同
時に機能補償リレーFLRに通電され、バイパス配線1
9の落下接点FLR1を開放する。なお、切替リレーE
PRの落下接点EPR5は構成している。
【0046】この状態、すなわち発報中において、発振
器OSC,電界効果トランジスタFETなどを含む点滅
制御部の回路部品が故障したときには機能補償リレーF
LRへの通電が絶れ、落下接点FLR1を構成し、B2
端子からの通電は電界効果トランジスタFETを迂回し
てバイパス配線19を通るため、発光信号機の発光素子
LED175は連続点灯となり、滅灯による危険を防止
する。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発光信号
機における発光機左右視認角度を調整することができる
ため、カーブ区間に設置する発光信号機の台数を減らす
ことができ、トータル設備コストを安価にできる。
【0048】発光機左右視認角度が固定された発光信号
機と組合せることにより、発光信号機による現示がとぎ
れることなく、表示できる。
【0049】また、制御回路にDC/DCコンバータを
含めて出力容量を増加させたため、1台の制御回路で制
御できる発光信号機の台数を増やすことができ、信号ケ
ーブルの敷設本数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す発光信号機を示す正面
図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図2のア矢視図である。
【図4】図2のイ−イ線断面図である。
【図5】図2のウ−ウ線断面図である。
【図6】発光信号機の結線図である。
【図7】発光信号機用制御回路の結線図である。
【図8】本発明の発光信号機の設置状況を示す図であ
る。
【図9】従来の発光信号機の設置状況を示す図である。
【符号の説明】
1 筒体 1a 光線出射窓 2,2a 発光機 3 キャップ 4 プラグ 5 基板 6175 発光素子 14 点滅制御部 15 入力部 16 故障検出部 17 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名取 雅彦 東京都江戸川区清新町1−1−11−609 (56)参考文献 実開 平4−90457(JP,U) 実開 平3−94372(JP,U) 実開 平1−128456(JP,U) 実開 平1−128455(JP,U) 実公 昭44−12336(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 5/18 G08G 1/095

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体と、対をなす発光機とを有する鉄道
    用発光信号機であって、 筒体は、光線出射窓とキャップとプラグとを有してお
    り、 光線出射窓は、筒体の少なくとも正面に設けられた透明
    な窓であり、 キャップは、筒体の上端を施蓋するものであり、 プラグは、発光機に信号電力を供電するものであり、筒
    体の下端に設けられ、信号設備の電源用ソケットに装着
    されるものであり、 対をなす発光機は、電気的に接続されて基板上に縦横に
    配列された複数の発光素子からなり、光線出射窓に向き
    合わせて筒体内に内蔵され、 対をなす一方の発光機は、固定されて設けられ、他方の
    発光機は、可動して信号機左右視認角度が調整可能なも
    のであることを特徴とする鉄道用発光信号機。
  2. 【請求項2】 前記対をなす発光機は、筒体内の上下に
    配置され、前記他方の発光機は、筒体の縦軸のまわりに
    回転して信号機左右視認角度が調整されるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の鉄道用発光信号機。
  3. 【請求項3】 前記信号機左右視認角度は、固定された
    発光機における信号機左右視認角度の2倍の範囲内で調
    整されるものであることを特徴とする請求項2に記載の
    鉄道用発光信号機。
  4. 【請求項4】 筒体の縦軸のまわりに回転される発光機
    の回転角度は、調整される信号機左右視認角度の範囲
    同じ値に設定されたものであることを特徴とする請求項
    3に記載の鉄道用発光信号機。
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