JPH0610214Y2 - 回転機 - Google Patents
回転機Info
- Publication number
- JPH0610214Y2 JPH0610214Y2 JP4027588U JP4027588U JPH0610214Y2 JP H0610214 Y2 JPH0610214 Y2 JP H0610214Y2 JP 4027588 U JP4027588 U JP 4027588U JP 4027588 U JP4027588 U JP 4027588U JP H0610214 Y2 JPH0610214 Y2 JP H0610214Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- rotating machine
- end surface
- connecting shaft
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、回転機のシャフト端面にタコゼネ等を取付け
る際に用いる連結シャフトを収納可能とした回転機に関
するものである。
る際に用いる連結シャフトを収納可能とした回転機に関
するものである。
(従来の技術) 従来、第3図に示すような回転機10に、タコゼネやパ
ルス発生器等を取付ける場合には、第4図に示すよう
に、回転機10のシャフト11の端面に連結シャフト1
2をボルト13等で取付け、この連結シャフト12にカ
ップリング(図示せず)を介してタコゼネレータやパル
ス発生器14等を取付けている。また、シャフト11の
端面と連結シャフト12の取付け部においては、シャフ
ト11の端面の中央部に位置決め穴部15を設けると共
に、連結シャフト12の取付け面には位置決め穴部15
の内径とほぼ同寸法の位置決め突出部16を設けて、両
者を嵌合させることにより、連結シャフト12の位置決
めが行なわれている。
ルス発生器等を取付ける場合には、第4図に示すよう
に、回転機10のシャフト11の端面に連結シャフト1
2をボルト13等で取付け、この連結シャフト12にカ
ップリング(図示せず)を介してタコゼネレータやパル
ス発生器14等を取付けている。また、シャフト11の
端面と連結シャフト12の取付け部においては、シャフ
ト11の端面の中央部に位置決め穴部15を設けると共
に、連結シャフト12の取付け面には位置決め穴部15
の内径とほぼ同寸法の位置決め突出部16を設けて、両
者を嵌合させることにより、連結シャフト12の位置決
めが行なわれている。
これに対し、回転機10にタコゼネやパルス発生器14
等を取付けない場合には、シャフト11の端面には加工
が施されることはない。
等を取付けない場合には、シャフト11の端面には加工
が施されることはない。
ところで、このように、回転機10にタコゼネやパルス
発生器14等を取付けないで納入した回転機10に、現
地において、タコゼネやパルス発生器14等を取付ける
ことがしばしば必要となる。この場合、連結シャフト1
2を別に手配したり、また、シャフト11の端面に位置
決め穴部15を設けたり、連結シャフト12の取付け部
にボルト孔を設けるなどの加工作業を行なわなければな
らず、時間がかかる。
発生器14等を取付けないで納入した回転機10に、現
地において、タコゼネやパルス発生器14等を取付ける
ことがしばしば必要となる。この場合、連結シャフト1
2を別に手配したり、また、シャフト11の端面に位置
決め穴部15を設けたり、連結シャフト12の取付け部
にボルト孔を設けるなどの加工作業を行なわなければな
らず、時間がかかる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、従来の回転機のシャフト端面部は、タコ
ゼネやパルス発生器等を取付ける場合と取付けない場合
とで仕様が異なっていたため、このような機器を現地に
て取付けようとすると、部品を別に用意したり、なにに
も増して、回転機のシャフト端面部の加工を行なわなけ
ればならず、時間を要するという問題があった。
ゼネやパルス発生器等を取付ける場合と取付けない場合
とで仕様が異なっていたため、このような機器を現地に
て取付けようとすると、部品を別に用意したり、なにに
も増して、回転機のシャフト端面部の加工を行なわなけ
ればならず、時間を要するという問題があった。
本考案は、このような従来技術の問題点を解決するため
に提案されたものであり、その目的は、タコゼネやパル
ス発生器等の機器を、現地にて回転機のシャフト端面部
に取付ける場合において、部品を別に用意する必要な
く、簡単な作業で短時間に機器を取付けることができる
連結シャフトを収納可能とした回転機を提供することで
ある。
に提案されたものであり、その目的は、タコゼネやパル
ス発生器等の機器を、現地にて回転機のシャフト端面部
に取付ける場合において、部品を別に用意する必要な
く、簡単な作業で短時間に機器を取付けることができる
連結シャフトを収納可能とした回転機を提供することで
ある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案による回転機は、回転機のシャフト端面に固定さ
れる取付け部及びこの取付け部の片側に突出するように
設けられた連結シャフトから成るシャフト連結部材と、
回転機のシャフト端面の中央に、前記連結シャフト以上
の径寸法及び長さ寸法を有するように形成された連結シ
ャフト収納穴とを備えたことを構成の特徴としている。
れる取付け部及びこの取付け部の片側に突出するように
設けられた連結シャフトから成るシャフト連結部材と、
回転機のシャフト端面の中央に、前記連結シャフト以上
の径寸法及び長さ寸法を有するように形成された連結シ
ャフト収納穴とを備えたことを構成の特徴としている。
(作用) 以上のような構成を有する本考案において、まず、回転
機の納入時にタコゼネやパルス発生器等の機器を取付け
る場合には、回転機のシャフトの端面に連結シャフトを
突出する向きで取付けることにより、タコゼネ等の機器
の取付けを行える。また、回転機の納入時に機器を取付
けない場合には、連結シャフトを、シャフト端面に設け
た連結シャフト収納穴に収納して取付けることにより、
連結シャフトがシャフト端面内に収納される。そして、
現地にて機器の取付けを行なう場合には、前記のような
収納状態にあるシャフト連結部材をシャフト端面に設け
た連結シャフト収納穴から取外し、その向きを代えて突
出状態とした後、シャフト端面にシャフト連結部材を取
付けることで、機器の取付けを行える。この場合、現地
における作業は、シャフト連結部材の着脱だけであり、
短時間に容易に行える。
機の納入時にタコゼネやパルス発生器等の機器を取付け
る場合には、回転機のシャフトの端面に連結シャフトを
突出する向きで取付けることにより、タコゼネ等の機器
の取付けを行える。また、回転機の納入時に機器を取付
けない場合には、連結シャフトを、シャフト端面に設け
た連結シャフト収納穴に収納して取付けることにより、
連結シャフトがシャフト端面内に収納される。そして、
現地にて機器の取付けを行なう場合には、前記のような
収納状態にあるシャフト連結部材をシャフト端面に設け
た連結シャフト収納穴から取外し、その向きを代えて突
出状態とした後、シャフト端面にシャフト連結部材を取
付けることで、機器の取付けを行える。この場合、現地
における作業は、シャフト連結部材の着脱だけであり、
短時間に容易に行える。
(実施例) 以上説明したような本考案の回転機の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。
用いて具体的に説明する。
*実施例の構成* 第1図において、1はシャフト連結部材、2は回転機の
シャフトである。シャフト連結部材1は、回転機のシャ
フト2の端面に固定される取付け部3と、この取付け部
3の片側に突出するように設けられた連結シャフト4に
て構成されている。取付け部3の回転機のシャフト2の
端面への取付けは、ボルト5の締付けによって行なわれ
るようになっている。回転機のシャフト2の端面の中央
には、連結シャフト4の径寸法及び長さ寸法よりも大き
な径寸法及び長さ寸法を有する連結シャフト収納穴6が
形成されている。また、シャフト連結部材1の取付け部
3の両側には、連結シャフト収納穴6の内径とほぼ同寸
法の外径を有する位置決め突出部7が形成されている。
シャフトである。シャフト連結部材1は、回転機のシャ
フト2の端面に固定される取付け部3と、この取付け部
3の片側に突出するように設けられた連結シャフト4に
て構成されている。取付け部3の回転機のシャフト2の
端面への取付けは、ボルト5の締付けによって行なわれ
るようになっている。回転機のシャフト2の端面の中央
には、連結シャフト4の径寸法及び長さ寸法よりも大き
な径寸法及び長さ寸法を有する連結シャフト収納穴6が
形成されている。また、シャフト連結部材1の取付け部
3の両側には、連結シャフト収納穴6の内径とほぼ同寸
法の外径を有する位置決め突出部7が形成されている。
*実施例の作用* 以上のような構成を有する本実施例の作用は次の通りで
ある。
ある。
まず、回転機の納入時にタコゼネやパルス発生器などの
機器を取付ける場合には、第1図に示すように、シャフ
ト連結部材1を、その連結シャフト4が突出する向きと
し、その取付け部3をボルト5でシャフト2の端面に固
定する。
機器を取付ける場合には、第1図に示すように、シャフ
ト連結部材1を、その連結シャフト4が突出する向きと
し、その取付け部3をボルト5でシャフト2の端面に固
定する。
また、回転機の納入時に機器を取付けない場合には、第
2図に示すようにシャフト連結部材1を、その連結シャ
フト4が連結シャフト収納穴6に収納される向きとし、
その取付け部3をボルト5でシャフト2の端面に締付固
定することにより、連結シャフト4がシャフト2端面内
に収納される。そして、現地にて機器の取付けを行なう
場合には、第2図のような収納状態にあるシャフト連結
部材1をシャフト2の端面から取外し、その向きを代え
て突出状態とした後、第1図に示すように、シャフト連
結部材1を再び取付ける。この場合、現地において必要
な作業はシャフト連結部材1の着脱だけであるため、現
地或いは製作工場に持込んで、シャフト端面を加工して
いた従来技術に比べて極めて容易且つ短時間に改造を行
える。
2図に示すようにシャフト連結部材1を、その連結シャ
フト4が連結シャフト収納穴6に収納される向きとし、
その取付け部3をボルト5でシャフト2の端面に締付固
定することにより、連結シャフト4がシャフト2端面内
に収納される。そして、現地にて機器の取付けを行なう
場合には、第2図のような収納状態にあるシャフト連結
部材1をシャフト2の端面から取外し、その向きを代え
て突出状態とした後、第1図に示すように、シャフト連
結部材1を再び取付ける。この場合、現地において必要
な作業はシャフト連結部材1の着脱だけであるため、現
地或いは製作工場に持込んで、シャフト端面を加工して
いた従来技術に比べて極めて容易且つ短時間に改造を行
える。
一方、本実施例では、シャフト連結部材1の取付け部3
の両側に、連結シャフト収納穴6の内径とほぼ同寸法の
外径を有する位置決め突出部7が形成されているため、
シャフト2の端面に対するの位置決めを確実且つ容易に
行える利点もある。
の両側に、連結シャフト収納穴6の内径とほぼ同寸法の
外径を有する位置決め突出部7が形成されているため、
シャフト2の端面に対するの位置決めを確実且つ容易に
行える利点もある。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の回転機によれば、タコゼ
ネやパルス発生器などの機器を現地にて取付ける場合、
従来のように部品を別に用意したり、シャフトの端面を
加工したりする必要なく、簡単な作業で短時間に機器取
付けが可能であるという大きな効果がある。
ネやパルス発生器などの機器を現地にて取付ける場合、
従来のように部品を別に用意したり、シャフトの端面を
加工したりする必要なく、簡単な作業で短時間に機器取
付けが可能であるという大きな効果がある。
第1図及び第2図は本考案による回転機のシャフト連結
機構の一実施例を示す断面図であり、第1図は連結シャ
フトの突出状態、第2図は連結シャフトの収納状態、第
3図は回転機の外観を示す正面図、第4図は従来の連結
シャフトを示す断面図である。 1……シャフト連結部材、2,11……シャフト、3…
…取付け部、4……連結シャフト、5,13……ボル
ト、6……連結シャフト収納穴、7,16……位置決め
突出部、10……回転機、12……連結シャフト、14
……タコゼネやパルス発生器等の機器、15……位置決
め穴部。
機構の一実施例を示す断面図であり、第1図は連結シャ
フトの突出状態、第2図は連結シャフトの収納状態、第
3図は回転機の外観を示す正面図、第4図は従来の連結
シャフトを示す断面図である。 1……シャフト連結部材、2,11……シャフト、3…
…取付け部、4……連結シャフト、5,13……ボル
ト、6……連結シャフト収納穴、7,16……位置決め
突出部、10……回転機、12……連結シャフト、14
……タコゼネやパルス発生器等の機器、15……位置決
め穴部。
Claims (2)
- 【請求項1】回転機のシャフトの端面に固定される取付
け部及びこの取付け部の片側に突出するように設けられ
た連結シャフトから成るシャフト連結部材と、回転機の
シャフトの端面の中央に、前記連結シャフト以上の径寸
法及び長さ寸法を有するように形成された連結シャフト
収納穴とを備えていることを特徴とする回転機。 - 【請求項2】シャフト連結部材として、その取付け部の
両側に、連結シャフト収納穴の内径とほぼ同寸法の外径
を有する位置決め突出部が形成されたものを使用する実
用新案登録請求の範囲第1項記載の回転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027588U JPH0610214Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4027588U JPH0610214Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 回転機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01144528U JPH01144528U (ja) | 1989-10-04 |
JPH0610214Y2 true JPH0610214Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31266749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4027588U Expired - Lifetime JPH0610214Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 回転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610214Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP4027588U patent/JPH0610214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01144528U (ja) | 1989-10-04 |
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