JPH0610213B2 - ポリエチレンの製造方法 - Google Patents

ポリエチレンの製造方法

Info

Publication number
JPH0610213B2
JPH0610213B2 JP59160820A JP16082084A JPH0610213B2 JP H0610213 B2 JPH0610213 B2 JP H0610213B2 JP 59160820 A JP59160820 A JP 59160820A JP 16082084 A JP16082084 A JP 16082084A JP H0610213 B2 JPH0610213 B2 JP H0610213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid product
transition metal
polysiloxane
reaction
metal compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59160820A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6140306A (ja
Inventor
純 増田
忠光 浜崎
彰宏 佐藤
力男 米内山
篤 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP59160820A priority Critical patent/JPH0610213B2/ja
Publication of JPS6140306A publication Critical patent/JPS6140306A/ja
Publication of JPH0610213B2 publication Critical patent/JPH0610213B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術の分野〕 本発明は、きわめて高い重合活性を有する新規な触媒を
用いてエチレンを重合させるポリエチレンの製造方法に
関するものである。
以下、本発明においてエチレンの重合または重合体と
は、エチレンの単独重合または単独重合体の他に、エチ
レンと共重合し得る他のα−オレフィンとの共重合また
は共重合体を含めるものとし、エチレンの単独重合体お
よびエチレン単位の含有量が50重量%以上の共重合体を
ポリエチレンと総称することにする。
〔発明の目的〕
近年、チーグラー型担持触媒を用いてポリエチレンを製
造する技術が普及しているが、これは主に、触媒の利用
効率を高め、触媒除去工程を省略し、製造プロセスの簡
略化を可能にしたことに基づいている。しかし、なお一
層触媒の利用効率を高め、より経済的なポリエチレンの
製造方法を可能にすべくその追求が継続されている。
チーグラー型担持触媒の担体としては、すでに無水塩化
マグネシウムまたはその変成物、グリニヤール試薬など
に有機マグネシウムハロゲン化物、マグネシウムエトキ
シドのごとき有機マグネシウム化合物、あるいは、アル
ミナ、シリカアルミナなどのマグネシウム以外の化合物
が使用されていることは公知である。
それに対し、本発明者らは、それらの担体とは本質的に
異なる、塩化アルミニウムなどの3価金属ハロゲン化物
と水酸化マグネシウムなどの2価金属化合物の化学反応
により生成した複雑な組成の化合物を担体として使用す
ることにより、触媒効率を高め、触媒除去工程の省略を
可能ならしめる方法を開発してきた。たとえば、特開昭
57-42705号(以下先の発明と言う)では、ポリシロキサ
ンの存在下に、上述の担体に(A群)ハロゲンを含有し
た第4a族または第5a族の遷移金属化合物および(B
群)ハロゲンを含有しない遷移金属化合物のそれぞれの
群より少なくとも1種選ばれた少なくとも2種の遷移金
属化合物を同時に反応させて調製した固体生成物を用い
ることを特徴としているが、さらに重合体収率が向上す
ることが望まれる。また一方特開昭55-5931号や特開昭5
5-12165号では、上述の担体にポリシロキサンの存在
下、第4a族または第5a族の遷移金属化合物を反応さ
せて調製した固体生成物に、更に引続いて、ハロゲンを
含有する第4a族または第5a族の遷移金属化合物とハ
ロゲンを含有しない第4a族または第5a族の遷移金属
化合物を共に反応させて調製した固体生成物を用いるこ
とを特徴としているが、その重合物は、分子量分布のき
わめて広いものである。
本発明者らは、先の発明の改良について種々研究を重ね
た結果、固体生成物(I)に対する遷移金属化合物の反応
方法を工夫することにより、重合体収率が著しく向上す
ることを見出し、本発明に至った。
本発明は、優れた形状の重合体で、分子量分布の狭いポ
リエチレンを製造するに際し、重合体収率を上記先の発
明より一層高めることを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(1)アルミニウムもしくは3価の鉄のハロゲン化物に、
マグネシウムの水酸化物、酸化物、炭酸化物、これらを
含む複塩、またはマグネシウム化合物の水和物を反応さ
せて得られる固体生成物(I)にポリシロキサンならびに
周期律表第4a族または第5a族の遷移金属化合物を反
応させてなる遷移金属化合物担持最終固体生成物と有機
アルミニウム化合物とを組合わせた触媒を用いてエチレ
ンを重合させてポリエチレンを製造する方法において、
固体生成物(I)に (A工程)ポリシロキサンの存在下において、一般式Ti
(OR2)4で表わされるオルトチタン酸エステル、一般式 で表される化合物、もしくは3価バナジウムのアルコキ
シド(ここでR2,R3,R4,R5およびR6はそれぞれ
炭素数2〜10のアルキル基、アリール基またはアラルキ
ル基を示す)(以下ハロゲン非含有遷移金属化合物とい
う)を反応させる工程(以下A工程という)および、 (B工程)ポリシロキサンの存在下において、一般式Ti
(OR)qX4-qで表される化合物もしくはVX4で表される化合
物(ここでRは炭素数2〜10のアルキル基、アリール基
またはアルキル基を示し、Xはハロゲン、qは0〜3の
数を示す)(以下ハロゲン含有遷移金属化合物という)
を反応させる工程(以下B工程という)の2工程を経て
固体生成物(II)を遷移金属化合物担持最終固体生成物と
して用いることを特徴とするポリエチレンの製造方法。
(2)遷移金属化合物担持最終固体生成物として、固体生
成物(I)に、(A工程)の反応を行わせた後、続いて
(B工程)の反応を経て得られる固体生成物(II)を用い
る前記第(I)項に記載の方法。
(3)遷移金属化合物担持最終固体生成物として、固体生
成物(I)に、(B工程)の反応を行わせた後、続いて
(A工程)の反応を経て得られる固体生成物(II)を用い
る前記第(I)項に記載の方法。
3価金属ハロゲン化物としては、三塩化アルミニウム
(無水)、三塩化鉄(無水)が示される。
2価金属化合物としては、たとえば、Mg(OH)2,Ca(OH)2,
Zn(OH)2,Mn(OH)2のような水酸化物、MgO,CaO,ZnO,MnOの
ような酸化物、MgAl2O4,Mg2SiO4,Mg6MnO8のような2価
金属を含む複酸化物、MgCO3,MnCO3,CaCO3のような炭酸
化物、MgCl2・6H20、SnCl2・2H20、MnCl2・4H20、KMgCl3・6H
20、NiCl2・6H20のようなハロゲン化物水和物、3MgO・MgCl
2・4H20のような酸化物とハロゲン化物を含む複塩の水和
物、3MgO・2SiO2・2H20のような2価金属の酸化物を含む
複塩の水和物、3MgCO3・Mg(OH)2・3H20のような炭酸化物
と水酸化物の複塩の水和物、および Mg6Al2(OH)16CO3・4H20のような2価金属を含む水酸化炭
酸化物の水和物などがあげられる。
固体生成物(I)は、3価金属ハロゲン化物と2価金属化
合物とを反応させて得られる。この反応をさせるために
は、あらかじめ両者をボールミルでは5〜100時間、振
動ミルでは1〜10時間混合、粉砕を行ない、十分に混合
した後、加熱反応させることが好ましいが、混合、粉砕
しながら加熱反応させることも可能である。3価金属ハ
ロゲン化物と2価金属化合物の割合は、3価金属に対す
る2価金属の原子比によって示すと、通常0.01〜20で十
分であり、好ましくは0.05〜10の範囲である。反応温度
は通常20〜500℃、好ましくは50〜300℃である。反応時
間は30分〜50時間が適し、反応温度が低い場合は長時間
反応させ、未反応の3価金属ハロゲン化物が残らないよ
うに反応を行なわせ、得られた固体生成物を固体生成物
(I)とする。
以下、本発明の一態様である固体生成物(I)に(A工
程)の反応を行なわせた後、続いて、(B工程)の反応
を行なわせる方法について記す。
固体生成物(I)は、次いで、ポリシロキサンの存在下に
おいて、先づハロゲン非含有遷移金属化合物と反応させ
る。
ポリシロキサンとしては、一般式 で表わされる鎖状または環状のシロキサン重合物であ
り、R1若しくはR2はケイ素に結合しうる同種または異
種の残基を表わすが、中でも、水素、アルキル基、アリ
ール基などの炭化水素残基、ハロゲン、アルコキシ基ま
たはアリールオキシ基、脂肪酸残基などの1種から成る
もの、またはこれらの2種以上が種々の比率で分子内で
結合しているものなどが用いられる。
ポリシロキサンとして通常用いられるものとして、オク
タメチルトリシロキサンCH3〔Si(CH3)2O〕2Si(CH3)3
ジフェニルオクタメチルテトラシロキサン(CH3)3SiO
〔Si(CH3)(C6H5)O〕2Si(CH3)3などの鎖状低級重合物、
オクタエチルシクロテトラシロキサン〔Si(C
O〕、ヘキサフェニルシクロトリシロキサ
ン〔Si(CO〕などの環状重合物、ジメ
チルポリシロキサン〔Si(CH−O〕、メチ
ルエチルポリシロキサン〔Si(CH)(C
O〕、メチルフェニルポリシロキサン〔Si(C
)(C)O〕などの鎖状重合物、メチル水
素ポリシロキサン〔SiH(CH)O〕、フェニル
水素ポリシロキサン〔SiH(C)O〕などの
鎖状アルキル水素シロキサン重合物、鎖状アリール水素
シロキサン重合物などの他に、クロルメチルポリシロキ
サン〔SiCl(CH)O〕、メチルエトキシポリ
シロキサン〔Si(CH)(CO)O〕、ク
ロルメトキシポリシロキサン〔SiCl(CHO)
O〕、メチルアセトキシポリシロキサン〔Si(CH
)(CH CO)O〕などの鎖状ポリシロキサ
ンがあげられる。用いるポリシロキサンは液状であるこ
とが望ましく、粘度(25℃)は10〜10000センチストロー
クが適し、好ましくは10〜1000センチストロークであ
る。
ハロゲン非含有遷移金属化合物としては、チタン、バナ
ジウムのアルコキシド、たとえば、オルトチタン酸テト
ラエチル(テトラエトキシチタン)、オルトチタン酸テ
トライソプロピル(テトライソプロポキシチタン)、オ
ルトチタン酸テトラn−ブチル(テトラn−ブトキシチ
タン)などのオルトチタン酸テトラアルキル(テトラア
ルコキシチタン)、バナジルトリエチラート、バナジル
トリイソプロピラート、バナジルトリn−ブチラートな
どのバナジルトリアルコラートなど、他にもポリチタン
酸エステルを用いることができる。このものは一般式 で表わすことができ、mは2以上の整数、好ましくは2
〜10、Rはアルキル基、アリール基、またはアラルキル
基を示し、すべてのRが同一種類の基である必要はな
く、混在してもよい。Rの炭素数は1〜10が好ましい
が、特に制限されるものではない。具体的には、ポリチ
タン酸メチル、ポリチタン酸エチル、ポリチタン酸イソ
プロピル、ポリチタン酸n−ブチル、ポリチタン酸n−
ヘキサンなどである。上記一般式中でアルコキシ基の一
部が水酸基であってもよい。
固体生成物(I)、ポリシロキサン、ハロゲン非含有遷
移金属化合物の混合の態様は、不活性ガス例えば窒素雰
囲気下において、いかなる順序でもよいが、ポリシロキ
サンと遷移金属化合物の混合物に固体生成物(I)を添
加するのが好ましい。混合は-50℃〜+50℃、好ましくは
-20℃〜+30℃である。その際、溶媒の存在の有無に制限
はない。
固体生成物(I)、ポリシロキサン、ハロゲン非含有遷
移金属化合物の混合割合は、固体生成物(I)100gに対
し、ポリシロキサンは10〜10000g、好ましくは20〜1000
g、ハロゲン非含有遷移金属化合物は10〜5000g、好まし
くは15〜1000gであって、かつ、ポリシロキサン100gに
対してハロゲン非含有遷移金属化合物は10〜1000g、好
ましくは20〜500gである。反応条件は攪拌しながら40℃
〜300℃好ましくは50℃〜200℃で10分〜20時間、好まし
くは10分〜10時間反応させる。
固体生成物(I)、ポリシロキサン、ハロゲン非含有遷移
金属化合物の混合、およびそれらの反応にあたって、溶
媒を用いることは必ずしも必要ではないが、均一に反応
させることが好ましいので、あらかじめ任意のまたはす
べての上記成分を溶媒に溶解または分散させておいて良
い。溶媒の使用量の合計は、上記3成分の合計量の約10
倍(重量)以下で十分である。
用いる溶媒としては、ヘキサン,ヘプタン,オクタン,
デカンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン,トルエン,キ
シレン,エチルベンゼン,クメンなどの芳香族炭化水
素、クロルベンゼン,ジクロルベンゼン,トリクロルベ
ンゼンなどのハロゲン化芳香族炭化水素、四塩化炭素,
クロルホルム,ジクロルエタン,トリクロルエチレン,
テトラクロルエチレン,四臭化炭素などのハロゲン化炭
化水素などがあげられる。
固体生成物(I),ポリシロキサンおよびハロゲン非含
有遷移金属化合物の反応後は、上澄液を除き、ノルマル
ヘキサン等の溶剤で洗浄した後、次のハロゲン含有遷移
金属化合物との反応に用いる。又、固体生成物(I),
ポリシロキサンおよびハロゲン非含有遷移金属化合物の
反応後そのままスラリー状態で、次のハロゲン含有遷移
金属化合物との反応に用いても良い。
固体生成物(II)は、固体生成物(I),ポリシロキサン
およびハロゲン非含有遷移金属化合物の反応後、更に、
ポリシロキサンの存在下、該反応物とハロゲン含有遷移
金属化合物との反応によって得られる。
ポリシロキサンとしては、前記ポリシロキサンが用いら
れるが、固体生成物(I),ポリシロキサンおよびハロ
ゲン非含有遷移金属化合物の反応で使用したものと同じ
である必要はない。又、固体生成物(I),ポリシロキ
サンおよびハロゲン非含有遷移金属化合物の反応後その
ままスラリー状態で、次のハロゲン含有遷移金属化合物
との反応に移る場合には、未反応ポリシロキサンが存在
しているので、新たにポリシロキサンを添加する必要は
特にないが、所望により、新たにポリシロキサンを添加
しても良い。
ハロゲン含有遷移金属化合物としては、チタン、バナジ
ウムのハライド、オキシハライド、アルコキシハライ
ド、アセトキシハライドなどの化合物であり、たとえ
ば、四塩化チタン、四臭化チタン、トリクロルモノイソ
プロポキシチタン、ジクロルジイソプロポキシチタン、
モノクロルトリイソプロポキシチタン、トリクロルモノ
ブトキシチタン、ジクロルジブトキシチタン、トリクロ
ルモノエトキシチタン、四塩化バナジウム、オキシ三塩
化バナジウムなどがあげられるが、四塩化チタンが最も
好ましい。
前段階の反応物である固体生成物、ポリシロキサン、ハ
ロゲン含有遷移金属化合物の使用量は、もとの固体生成
物(I)100gに対して、ポリシロキサンは10〜10000g好
ましくは20〜1000g、ハロゲン含有遷移金属化合物は10
〜10000g、好ましくは20〜1000gであって、かつ、ポリ
シロキサン100gに対してハロゲン含有遷移金属化合物は
10〜1000g、好ましくは20〜500gである。
反応条件は、攪拌しながら40℃〜300℃、好ましくは50
℃〜200℃で10分〜20時間、好ましくは10分〜10時間反
応させる。
反応にあたって、溶媒を用いることは必ずしも必要では
ないが、均一に反応させるために使用しても良い。
溶媒の使用量は、固体生成物(I)の約10倍(重量)以
下で十分である。
用いる溶媒としては、ヘキサン,ヘプタン,オクタン,
デカンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン,トルエン,キ
シレン,エチルベンゼン,クメンなどの芳香族炭化水
素、クロルベンゼン,ジクロルベンゼン,トリクロルベ
ンゼンなどのハロゲン化芳香族炭化水素、四塩化炭素,
クロロホルム,ジクロルエタン,トリクロルエチレン,
テトラクロルエチレン,四臭化炭素などのハロゲン化炭
化水素などがあげられる。
上記反応後は、常法にしたがい、ろ別し、脂肪属炭化水
素または芳香属炭化水素等の溶媒を使い、常温、好まし
くは50℃以上にて、未反応遷移金属化合物およびポリシ
ロキサンが検出されなくなるまで洗浄を繰返し、乾燥し
て、固体生成物(II)を得る。
固体生成物(I)に対する前述のハロゲン含有若しくは非
含有遷移金属化合物の反応順序は、いづれを先に行って
もよい。即ち、上記の様に(A工程)の後(B工程)を
実施してもよく、又、(B工程)の後に(A工程)を行
ってもよい。
本発明に係る製造方法の触媒は、上記固体生成物(II)と
有機アルミニウム化合物とを組合せて得られる。有機ア
ルミニウム化合物としては、トリエチルアルミニウム、
トリイソブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウ
ムなどのトリアルキルアルミニウム、ジエチルアルミニ
ウムモノクロリドなどのジアルキルアルミニウムモノハ
ライド、エチルアルミニウムセスキクロイドなど、他
に、モノエトキシジエチルアルミニウム、ジエトキシモ
ノエチルアルミニウムなどのアルコキシアルキルアルミ
ニウムなどがある。
かくして得られた触媒は、ポリエチレンの製造に用いら
れる。エチレンの共重合用α−オレフィンとしては、プ
ロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1などの直鎖状モノ
オレフィン、4−メチル−ペンテン−1などの分岐状モ
ノオレフィン、ブタジェンなどのジオレフィンなどがあ
げられる。
重合反応は、通常ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカ
ンなどの炭化水素溶媒中で実施される。重合温度は30℃
〜150℃、好ましくは60〜120℃、重合圧力は、常圧〜50
kg/cm2、好ましくは5〜40kg/cm2で実施される。重合時
には、水素の適量を添加し、分子量の調節を行うことが
できる。
〔発明の効果〕
本発明の主要な効果は、重合活性がきわめて高く、重合
体収率がきわめて高いことである。本発明において、重
合体収率とは、 式 によるEpの値(以下、重合体収率をEpと略記することが
ある。)を言うが、本発明による重合体収率Epは、3120
〜4900(実施例1〜12参照)のように高い値を示す。
これに比べて、固体生成物(I)をポリシロキサンの存
在下、ハロゲン含有遷移金属化合物とハロゲン非含有遷
移金属化合物とを同時に反応させる、前記先の発明の方
法(特開昭57-42705号)でのEpの値は低く、1650〜2800
(比較例1,11〜17)である。又、実施例1に使用した
各成分のうち、一つの成分でも欠く場合には、130〜200
0(比較例2〜10)と低い値である。
このように、先の発明の方法や、本発明の必須成分を欠
いた方法によるとEpはきわめて低いが本発明の方法によ
ると著しくEpは向上する。
本発明の他の効果は、分子量分布の狭い重合体が得られ
ることである。
で5〜8であり、射出成形やある種の押出成形に適した
重合体である。また、得られる重合体の形状がきわめて
良好であり、重合体のかさ比重は0.47に達する。したが
って、重合器の容積当り、時間当りの生産効率が大き
く、重合に際しては重合器壁への重合体付着が全くない
かきわめて少なく、同一重合器で長時間安定した連続重
合が可能である。
〔実施例〕
実施例、比較例中、MIはメルトインデックス(ASTM D-12
38)、 は分子量分布の指標(▲▼は重量平均分子量、▲
▼は数平均分子量)、BDは重合体粉末のかさ比重を示
す。
実施例1 (1)固体生成物(I)の製造 水酸化マグネシウム58gと三塩化アルミニウム(無水)9
0gを、あらかじめ容量1の振動ミル中で5時間室温に
て混合、粉砕した後、150℃で5時間反応させた。その
後冷却し、微粉砕を行ない、固体生成物(I)を得た。
(2)固体生成物(II)の製造 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン200ml、鎖状ジメチルポリシ
ロキンサン100g(粘度100センチストークス)、および
オルトチタン酸テトラn−ブチル30gを加え混合し、さ
らに固体生成物(I)100gを加えた後、80℃にて3時間
反応させた。次に上澄液を除き、ヘキサン200mlで固体
生成物を洗浄した。残った固体生成物にトルエン200m
l、鎖状ジメチルポリシロキサン100g(粘度100センチス
トークス)、および四塩化チタン100gを加えた後、80℃
にて2時間反応させた。反応終了後、まずろ過を行な
い、残った固体生成物をろ液中に未反応チタン化合物お
よび未反応ポリシロキサンが検出されなくなるまでヘキ
サンで洗浄し、減圧乾燥を行ない、最終固体生成物とし
て固体生成物(II)を得た。固体生成物(II)1g中のチタ
ン原子の含有量は55mgであった。
固体生成物(II)を製造するまでのすべての操作は、水分
を含まない窒素ガス雰囲気下で行なった。以下の実施
例、比較例においても同様である。
(3)ポリエチレンの製造 内容量20のステンレス製重合器を窒素ガス置換した
後、ヘキサン10、トリエチルアルミニウム230mgおよ
び固体生成物(II)25mgを入れ、重合器を密閉した。次に
80℃に昇温し、水素をゲージ圧で15kg/cm2に保つように
エチレンを連続導入しながら、80℃で2時間重合を行な
った後、メタノール100gを圧入し、触媒を失活させ重合
反応を停止させた。引続いて脱灰操作をせず、ポリエチ
レンスラリーをろ別し、乾燥を行ない、2500gの白色重
合体を得た。この重合体のMIは8.8、BDは0.47 は7、Ep(重合体収率)は4850であった。これを表1に
示した。
実施例2 実施例1の(2)において固体生成物(I)、ポリシロキ
サン、およびハロゲン非含有遷移金属化合物の反応後、
上澄液を除去することなく(即ち、洗浄操作を行なわな
いまま、未反応ポリシロキサンが存在している状態
で)、引続いて、四塩化チタン100gを加え、以下は実施
例1の(2)と同様にして固体生成物(II)を得た。
この固体生成物(II)を用いて、他は実施例1の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。その結果を表
1に示した。
実施例3 実施例2において固体生成物(I)、ポリシロキサン、
およびハロゲン非含有遷移金属化合物の反応後、上澄液
を除去することなく引続いて、ハロゲン含有遷移金属化
合物を反応させる際に、四塩化チタン100gの他に鎖状ジ
メチルポリシロキサン30g(粘度100センチストークス)
を加え、以下は実施例2と同様にして固体生成物(II)を
得た。
この固体生成物(II)を用いて、他は実施例1の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。その結果を表
1に示した。
比較例1 特開昭57-42705号の実施例1に従って触媒調製とポリエ
チレン製造を行ない、比較した。
すなわち、温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1
の攪はん機付丸底フラスコに、トルエン200ml、鎖状ジ
メチルポリシロキサン100g(100センチストークス)、
四塩化チタン100gおよびオルトチタン酸テトラn−ブチ
ル30gを加え混合し、さらに実施例1の(1)で得た固体生
成物(I)100gを加えた後、80℃にて3時間反応させ
た。反応終了後、まず、ろ過を行ない、残った固体生成
物をろ液中に未反応チタン化合物および未反応ポリシロ
キサンが検出されなくなるまでヘキサンで洗浄し、減圧
乾燥を行ない、最終固体生成物を得た。最終固体生成物
1g中のチタン原子の含有量は52mgであった。
この最終固体生成物55mgを固体生成物(II)の代りに用
い、他は実施例1の(3)と同様にしてポリエチレンの製
造を行なった。重合体収量、得られた重合体の物性値を
表1に示した。
比較例2 実施例1の(2)において、固体生成物(I)とハロゲン
非含有遷移金属化合物との反応をさせる際に、鎖状ジメ
チルポリシロキサンを用いないこと以外は実施例1の
(2)と同様にして最終固体生成物を得た。
この最終固体生成物を用い、他は比較例1と同様に行な
った。
比較例3 実施例1の(2)において、固体生成物(I)、鎖状ジメ
チルポリシロキサン、ハロゲン非含有遷移金属化合物と
の反応後、更にハロゲン含有遷移金属化合物との反応を
させる際に、鎖状ジメチルポリシロキサンを用いないこ
と以外は実施例1の(2)と同様にして最終固体生成物を
得た。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
なった。
比較例4 実施例1の(2)においてオルトチタン酸テトラn−ブチ
ルを用いないこと以外は、同様にして最終固体生成物を
調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
なった。
比較例5 実施例1の(2)において四塩化チタンを用いないこと以
外は、同様にして最終固体生成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
なった。
比較例6 実施例1の(2)において固体生成物(I)を用いないで
反応を行なわせた後、反応液を容量10の丸底フラスコ
に移した。続いで、反応液を冷却し、ヘキサン7500mlを
加え、固体生成物を析出させ、ろ別乾燥して最終固体生
成物を得た。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
なった。
比較例7 実施例1の(2)において四塩化チタンの代りに、ポリチ
タン酸エチル100gを用いること以外は、同様にして最終
固体生成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
った。
比較例8 実施例1の(2)において四塩化チタンの代りに、四塩化
ケイ素100gを用いること以外は、同様にして最終固体生
成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
った。
比較例9 実施例1の(2)においてオルトチタン酸テトラn−ブチ
ルの代りに、四塩化チタン30gを用いること以外は、同
様にして最終固体生成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
った。
比較例10 実施例1の(2)においてオルトチタン酸テトラn−ブチ
ルの代りに、アルミニウムトリn−ブトキシド30gを用
いること以外は、同様にして最終固体生成物を調製し
た。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例1と同様に行
った。
実施例4 (1)酸化マグネシウム40gと三塩化アルミニウム(無水)
85gを、容量1のボールミル中24時間室温にて混合、
粉砕した後、200℃で1時間反応させ、固体生成物
(I)を得た。
(2)温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪は
ん機付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状メチル水素
ポリシロキサン50g(粘度50センチストークス)、オル
トチタン酸テトラエチル90g、および上記固体生成物
(I)100gを同時に加え混合した後、110℃に2時間反
応させた。次に上澄液を除き、ヘキサン200mlで固体生
成物を洗浄した。残った固体生成物にキシレン200ml、
鎖状ジメチルポリシロキサン100g(粘度100センチスト
ークス)、および四塩化チタン100gを加えた後、100℃
にて2時間反応させた。反応終了後、まずろ過を行な
い、残った固体生成物をろ液中に未反応チタン化合物、
および未反応ポリシロキサンが検出されなくなるまでヘ
キサンで洗浄し減圧乾燥を行ない、最終固体生成物とし
て固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用い、他は、実施例1の(3)と
同様にしてポリエチレンの製造を行なった。その結果を
表1に示した。
比較例11 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状メチル水素ポリ
シロキサン50g(粘度50センチストークス)、鎖状ジメ
チルポリシロキサン100g(粘度100センチストーク
ス)、四塩化チタン100g、オルトチタン酸テトラエチル
90g、および実施例2の(1)で得られた固体生成物(I)
100gを同時に加え混合した後、110℃にて2時間反応さ
せ最終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
た他は実施例4の(3)と同様にしてポリエチレンの製造
を行なった。その結果を表1に示した。
実施例5 (1)実施例1の(1)において、三塩化アルミニウムの代り
に三塩化鉄(無水)110gを用い、他は同様にして固体生
成物(I)を得た。
(2)実施例1の(2)において、上記固体生成物(I)を用
いて、ジメチルポリシロキサンの代りにオクタエチルシ
クロテトラシロキサン100g(粘度10センチストークス)
を2回、計200gを用い、オルトチタン酸テトラn−ブチ
ルの代りにポリチタン酸イソプロピル(5量体)50gを
用い、また四塩化チタンの代りにトリクロルモノイソプ
ロポキシチタン100gを用いること以外は、同様にして固
体生成物(II)の調製をした。
(3)この固体生成物(II)を用いて他は実施例1の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。結果を表1に
示した。
比較例12 比較例1において、実施例5で得られた固体生成物
(I)を用いて、ジメチルポリシロキサンの代りにオク
タエチルシクロテトラシロキサン100g(粘度10センチス
トークス)を用い、オクトチタン酸テトラn−ブチルの
代りにポリチタン酸イソプロピル(5量体)50gを用
い、また四塩化チタンの代りにトリクロルモノイソプロ
ポキシチタン100gを用いること以外は、同様に行なっ
た。結果を表1に示した。
実施例6 (1)炭酸マンガン110gと三塩化アルミニウム(無水)100
gを、あらかじめ容量1のボールミル中48時間室温に
て混合、粉砕した後、130℃で4時間反応させ、固体生
成物(I)を得た。
(2)温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪は
ん機付丸底フラスコにトルエン150ml、鎖状メチルエチ
ルポリシロキサン100g(粘度500センチストークス)、
およびオルトチタン酸テトライソプロピル45gを加え混
合し、ついで、上記固体生成物(I)100gを加えた後、
130℃にて2時間反応させた。次に上澄液を除かずに鎖
状メチルエチルポリシロキサン50g(粘度500センチスト
ークス)、および四塩化バナジウム130gを加え、130℃
にて1時間反応させ、固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用い、他は実施例1の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。その結果を表
1に示した。
比較例13 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン150ml、鎖状メチルエチルポ
リシロキサン150g(粘度500センチストークス)、四塩
化バナジウム130g、およびオルトチタン酸テトライソプ
ロピル45gを加え混合し、次いで、実施例6の固体生成
物(I)100gを加えた後、130℃にて2時間反応させ最
終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例6の(3)と同様にして、ポリエチレンの
製造を行なった。その結果を表1に示した。
実施例7 (1)実施例1の(1)において、水酸化マグネシウムの代り
に塩化マグネシウム(6水塩)75gを用いること以外は
同様にして固体生成物(I)を調製した。
(2)上記固体生成物(I)を用いる以外は、実施例1の
(2)と同様にして固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用い、他は実施例1の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。結果を表1に
示した。
比較例14 比較例1において、実施例7で得られた固体生成物
(I)を用いること以外は、同様に行なった。結果を表
1に示した。
実施例8 (1)ヒドロキマグネサイト(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)65gと
三塩化鉄(無水)70gを容量1の振動ミル中で混合、
粉砕を行ないつつ、300℃にて1時間加熱反応させ、固
体生成物(I)を得た。
(2)温度を−10℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪
はん機付丸底フラスコにトルエン400ml、鎖状メチル水
素ポリシロキサン70g、およびポリチタン酸n−ブチル
(3量体)50gを加え混合し、続いて、上記固体生成物
(I)100gを加えた後、100℃にて2時間反応させた。
次に上澄液を除かずに鎖状メチル水素ポリシロキサン30
g、および四塩化チタン100gを加え、100℃にて1時間反
応させ、固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)25mgおよびトリイソブチルアル
ミニウム400mgを用いる以外は実施例1の(3)と同様にし
て、ポリエチレンの製造を行なった。結果を表1に示し
た。
比較例15 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン400ml、鎖状メチル水素ポリ
シロキサン100g、ポリチタン酸n−ブチル(3量体)50
g、および四塩化チタン100gを加え混合し、続いて実施
例8で得られた固体生成物(I)100gを加えた後、100
℃にて2時間反応させ、最終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例8の(3)と同様にして、ポリエチレンの
製造を行なった。結果を表1に示した。
実施例9 (1)マグネシアセメント(3MgO・MgCl2・4H2O)110gと三塩化
アルミニウム(無水)100gを容量1のボールミル中で
100℃に加熱しながら24時間反応させ、固体生成物
(I)を得た。
(2)温度を0℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪は
ん機付丸底フラスコにトルエン200ml、鎖状ジメチルポ
リシロキサン200g、ポリチタン酸エチル(10量体)90
g、および上記固体生成物(I)100gを同時に加え混合
した後、80℃にて2時間反応させた。次に上澄液を除
き、ヘキサン200mlで固体生成物を洗浄した。残った固
体生成物にトルエン200ml、四塩化チタン100g、および
鎖状ジメチルポリシロキサン100gを加え混合した後、80
℃にて2時間反応させ、固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用いる以外は実施例1の(3)と
同様にして、ポリエチレンの製造を行なった。結果を表
1に示した。
比較例16 温度を0℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン200ml、鎖状ジメチルポリシ
ロキサン200g、四塩化チタン100g、ポリチタン酸エチル
(10量体)90g、および実施例9で得られた固体生成物
(I)100gを同時に加え混合した後、80℃にて2時間反
応させ最終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例9の(3)と同様にしてポリエチレンの製
造を行なった。その結果を表1に示した。
実施例10 (1)ヒドロタルサイト(Mg6 Al2 (OH)16 CO3・4H2O)70gと
三塩化アルミニウム(無水)95gを容量1のボールミ
ル中室温にて48時間混合、粉砕した後、120℃にて4時
間反応させ、固体生成物(I)を得た。
(2)温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量2の攪は
ん機付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状ジメチルポ
リシロキサン300g、バナジルトリブチラート90g、およ
び上記固体生成物(I)100gを同時に加え混合した後、
150℃にて2時間反応させた。次に上澄液を除き、ヘキ
サン400mlで固体生成物を洗浄した。残った固体生成物
にキシレン300ml、鎖状ジメチルポリシロキサン50g、お
よび四塩化チタン200gを加え混合した後、150℃にて2
時間反応させ、固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用いる以外は実施例1の(3)と
同様にして、ポリエチレンの製造を行なった。結果を表
1に示した。
比較例17 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量2の攪はん機
付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状ジメチルポリシ
ロキサン300g、四塩化チタン100g、バナジルトリブチラ
ート90g、および実施例10で得られた固体生成物(I)1
00gを同時に加え混合した後、150℃にて2時間反応させ
最終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例10の(3)と同様にしてポリエチレンの製
造を行なった。結果を表1に示した。
実施例11 実施例1で得られた固体生成物(II)を用いて、エチレン
−プロピレンの共重合を行なった。
実施例1の(3)において、水素をゲージ圧で3kg/cm2
し、プロピレン8%(容量%)含むエチレンを導入する
こと以外は、実施例1と同様にしてエチレン−プロピレ
ンの共重合体を製造した結果を表2に示した。
実施例12 実施例3で得られた固体生成物(II)を用いて、エチレン
−ブテン−1の共重合を行なった。
実施例1の(3)において、水素をゲージ圧で3.5kg/cm2
し、ブテン−1を10%(容量%)含むエチレンを導入す
ること以外は、実施例1と同様にしてエチレン−ブテン
−1共重合体を製造した。結果を表2に示した。
比較例18 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量2の丸底フラ
スコに、トルエン400ml、鎖状ジメチルポリシロキサン2
00g(粘度100センチストークス)、および四塩化チタン
200gを加え混合し、続いて実施例1の(1)と同様にして
得られた固体生成物(I)200gを加えた後、80℃にて3
時間反応させた後、ヘキサンで洗浄し、減圧乾燥を行な
い固体生成物を得た。
次に、温度を10℃に保ち攪はんしながら、容量1の丸
底フラスコに、トルエン200ml、四塩化チタン100gおよ
びオルトチタン酸テトライソプロピル30gを加え混合
し、さらにこれに上記固体生成物100gを加えた後80℃で
3時間反応した。反応終了後、まずろ過を行ない、残っ
た固体生成物をろ液中に未反応チタン化合物が検出され
なくなるまでヘキサンで洗浄し、減圧乾燥を行ない最終
の固体生成物を得た。
この最終の固体生成物50mg、およびトリイソブチルアル
ミニウム400mgを用いる以外は実施例1の(3)と同様にし
てポリエチレンの製造を行なった。結果を表3に示し
た。
実施例13 (1)固体生成物(I)の製造 実施例1の(1)と同様にして、固体生成物(I)を得
た。
(2)固体生成物(II)の製造 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン200ml、鎖状ジメチルポリシ
ロキンサン100g(粘度100センチストークス)、および
四塩化チタン100gを加え混合し、さらに固体生成物
(I)100gを加えた後、80℃にて3時間反応させた。次
に上澄液を除き、ヘキサン200mlで固体生成物を洗浄し
た。残った固体生成物にトルエン200ml、鎖状ジメチル
ポリシロキサン30g(粘度100センチストークス)、およ
びオルトチタン酸テトラn−ブチル30gを加えた後、80
℃にて2時間反応させた。反応終了後、まずろ過を行な
い、残った固体生成物をろ液中に未反応チタン化合物が
検出されなくなるまでヘキサンで洗浄し、減圧乾燥を行
ない、最終固体生成物として固体生成物(II)を得た。
(3)ポリエチレンの製造 上記固体生成物(II)を用い、他は実施例1の(3)と同様
にしてポリエチレンの製造を行った。その結果を表4に
示した。
実施例14 実施例13の(2)において固体生成物(I)、ポリシロキ
サン、およびハロゲン含有遷移金属化合物の反応後、上
澄液を除去することなく(即ち、洗浄操作を行なわない
まま、未反応ポリシロキサンが存在している状態で)、
引続いて、オルトチタン酸テトラn−ブチル30gを加
え、以下は実施例13の(2)と同様にして固体生成物(II)
を得た。
この固体生成物(II)を用いて、他は実施例13の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。その結果を表
4に示した。
比較例19 実施例13の(2)において、オルトチタン酸テトラn−ブ
チルを用いないこと以外は同様にして最終固体生成物を
調製した。
この最終固体生成物50mgを用い、以下は実施例13と同様
に行なった。
比較例20 実施例13の(2)において四塩化チタンを用いないこと以
外は、同様にして最終固体生成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例19と同様に行
なった。
比較例21 実施例13の(2)において鎖状ジメチルポリシロキサンを
用いないこと以外は、同様にして最終固体生成物を調製
した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例19と同様に行
なった。
比較例22 実施例13の(2)において固体生成物(I)を用いないで
反応を行なわせた後、反応液を容量10の丸底フラスコ
に移した。続いて反応液を冷却し、ヘキサン7500mlを加
え、固体生成物を析出させ、ろ別乾燥して最終固体生成
物を得た。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例19と同様に行
なった。
比較例23 実施例13の(2)において四塩化チタンの代りに、ポリチ
タン酸エチル100gを用いること以外は、同様にして最終
固体生成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例19と同様に行
った。
比較例24 実施例13の(2)において四塩化チタンの代りに、四塩化
ケイ素100gを用いること以外は、同様にして最終固体生
成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例19と同様に行
った。
比較例25 実施例13の(2)においてオルトチタン酸テトラn−ブチ
ルの代りに、四塩化チタン30gを用いること以外は、同
様にして最終固体生成物を調製した。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例19と同様に行
った。
比較例26 実施例13の(2)においてオルトチタン酸テトラn−ブチ
ルの代りに、アルミニウムトリn−ブトキシド30gを用
いること以外は、同様にして最終固体生成物を調製し
た。
この最終固体生成物を用い、以下は比較例19と同様に行
った。
実施例15 (1)実施例4と同様にして、固体生成物(I)を得た。
(2)温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪は
ん機付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状メチル水素
ポリシロキサン50g(粘度50センチストークス)、四塩
化チタン100g、および上記固体生成物(I)100gを同時
に加え混合した後、110℃に2時間反応させた。次に上
澄液を除き、ヘキサン200mlで固体生成物を洗浄した。
残った固体生成物にキシレン200ml、鎖状ジメチルポリ
シロキサン20g(粘度100センチストークス)、およびオ
ルトチタン酸テトラエチル20gを加えた後、100℃にて2
時間反応させた。反応終了後、まずろ過を行ない、残っ
た固体生成物をろ液中に未反応チタン化合物、および未
反応ポリシロキサンが検出されなくなるまでヘキサンで
洗浄し、減圧乾燥を行ない、最終固体生成物として固体
生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用い、他は、実施例13の(3)と
同様にしてポリエチレンの製造を行なった。その結果を
表4に示した。
比較例27 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状メチル水素ポリ
シロキサン50g(粘度50センチストークス)、四塩化チ
タン100g、オルトチタン酸テトラエチル20gおよび実施
例15の(1)で得られた固体生成物(I)100gを同時に加
え混合した後、110℃にて2時間反応させ最終固体生成
物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例13の(3)と同様にしてポリエチレンの製
造を行なった。その結果を表4に示した。
実施例16 (1)実施例5と同様にして、固体生成物(I)を得た。
(2)実施例13の(2)において、上記固体生成物(I)を用
いて、ジメチルポリシロキサンの代りにオクタエチルシ
クロテトラシロキサン100g(粘度10センチストークス)
を2回、計200g用い、四塩化チタンの代りにトリクロル
モノイソプロポキシチタン100gを用い、またオルトチタ
ン酸テトラn−ブチルの代りにポリチタン酸イソプロピ
ル(5量体)30gを用いること以外は、同様にして固体
生成物(II)の調製をした。
(3)この固体生成物(II)を用いて他は実施例13の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。結果を表4に
示した。
比較例28 比較例19において、実施例16で得られた固体生成物
(I)を用いて、ジメチルポリシロキサンの代りにオク
タエチルシクロテトラシロキサン100g(粘度10センチス
トークス)を用い、四塩化チタンの代りにトリクロルモ
ノイイソプロポキシチタン100gを用い、またオルトチタ
ン酸テトラn−ブチルの代りにポリチタン酸イソプロピ
ル(5量体)30gを用いること以外は、同様に行なっ
た。結果を表4に示した。
実施例17 (1)実施例6と同様にして、固体生成物(I)を得た。
(2)温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪は
ん機付丸底フラスコにトルエン150ml、鎖状メチルエチ
ルポリシロキサン200g(粘度500センチストークス)、
および四塩化バナジウム130gを加え混合し、ついで、上
記固体生成物(I)100gを加えた後、130℃にて2時間
反応させた。次に上澄液を除かずにオルトチタン酸テト
ライソプロピル25gを加え、130℃にて1時間反応させ、
固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用い、他は実施例13の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。結果を表4に
示した。
比較例29 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン150ml、鎖状メチルエチルポ
リシロキサン200g(粘度500センチストークス)、四塩
化バナジウム130g、およびオルトチタン酸テトライソプ
ロピル25gを加え混合し、ついで、実施例17の固体生成
物(I)100gを加えた後、130℃にて2時間反応させ最
終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例13の(3)と同様にして、ポリエチレンの
製造を行なった。その結果を表4に示した。
実施例18 (1)実施例7と同様にして、固体生成物(I)を調製し
た。
(2)上記固体生成物(I)を用いる以外は、実施例13の
(2)と同様にして固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用い、他は実施例13の(3)と同
様にしてポリエチレンの製造を行なった。その結果を表
4に示した。
比較例30 比較例19において、比較例18で得られた固体生成物
(I)を用いること以外は、同様に行なった。結果を表
4に示した。
実施例19 (1)実施例8と同様にして、固体生成物(I)を得た。
(2)温度を−10℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪
はん機付丸底フラスコにトルエン400ml、鎖状メチル水
素ポリシロキサン70g、および四塩化チタン100gを加え
混合し、続いて、上記固体生成物(I)100gを加えた
後、100℃にて2時間反応させた。次に上澄液を除かず
にポリチタン酸n−ブチル(3量体)20gを加え、100℃
にて1時間反応させ、固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)25mgおよびトリイソブチルアル
ミニウム400mgを用いる以外は実施例13の(3)と同様にし
て、ポリエチレンの製造を行なった。結果を表4に示し
た。
比較例31 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン400ml、鎖状メチル水素ポリ
シロキサン70g、四塩化チタン100g、およびポリチタン
酸n−ブチル(3量体)20gを加え混合し、続いて実施
例19で得られた固体生成物(I)100gを加えた後、100
℃にて2時間反応させ、最終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例19の(3)と同様にして、ポリエチレンの
製造を行なった。結果を表4に示した。
実施例20 (1)実施例9と同様にして、固体生成物(I)を得た。
(2)温度を0℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪は
ん機付丸底フラスコにトルエン200ml、鎖状ジメチルポ
リシロキンサン200g、四塩化チタン100g、および上記固
体生成物(I)100gを同時に加え混合した後、80℃にて
2時間反応させた。次に上澄液を除き、ヘキサン200ml
で固体生成物を洗浄した。残った固体生成物にトルエン
200ml、ポリチタン酸エチル(10量体)15g、および鎖状
ジメチルポリシロキサン20gを加え混合した後、80℃に
て2時間反応させ、固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用いる以外は実施例13の(3)と
同様にして、ポリエチレンの製造を行なった。結果を表
4に示した。
比較例32 温度を0℃に保ち攪はんしながら、容量1の攪はん機
付丸底フラスコにトルエン200ml、鎖状ジメチルポリシ
ロキサン200g、四塩化チタン100g、ポリチタン酸エチル
(10量体)15g、および実施例20で得られた固体生成物
(I)100gを同時に加え混合した後、80℃にて2時間反
応させ最終固体生成物を得た。
この最終固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用い
て、他は実施例20の(3)と同様にしてポリエチレンの製
造を行なった。結果を表4に示した。
実施例21 (1)実施例10と同様にして、固体生成物(I)を得た。
(2)温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量2の攪は
ん機付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状ジメチルポ
リシロキサン300g、四塩化チタン200g、および上記固体
生成物(I)100gを同時に加え混合した後、150℃にて
2時間反応させた。次に上澄液を除き、ヘキサン400ml
で固体生成物を洗浄した。残った固体生成物にキシレン
300ml、鎖状ジメチルポリシロキサン50g、およびバナジ
ルトリブチラート20gを加え混合した後、150℃にて2時
間反応させ、固体生成物(II)を得た。
(3)この固体生成物(II)を用いる以外は実施例13の(3)と
同様にして、ポリエチレンの製造を行なった。結果を表
4に示した。
比較例33 温度を20℃に保ち攪はんしながら、容量2の攪はん機
付丸底フラスコにキシレン300ml、鎖状ジメチルポリシ
ロキサン300g、四塩化チタン100g、バナジルトリブチラ
ート20g、および実施例21で得られた固体生成物(I)1
00gを同時に加え混合した後、150℃にて2時間反応させ
最終固体生成物を得た。
この固体生成物50mgを固体生成物(II)の代りに用いて、
他は実施例21の(3)と同様にしてポリエチレンの製造を
行なった。結果を表4に示した。
実施例22 実施例13で得られた固体生成物(II)を用いて、エチレン
−プロピレンの共重合を行なった。
実施例13の(3)において、水素をゲージ圧で3kg/cm2
し、プロピレン8%(容量%)含むエチレンを導入する
こと以外は、実施例13と同様にしてエチレン−プロピレ
ン共重合体を製造した結果を表5に示した。
実施例23 実施例15で得られた固体生成物(II)を用いて、エチレン
−ブテン−1の共重合を行なった。
実施例13の(3)において、水素をゲージ圧で3.5kg/cm2
し、ブテン−1を10%(容量%)含むエチレンを導入す
ること以外は、実施例13と同様にしてエチレン−ブテン
−1共重合体を製造した。結果を表5に示した。
【図面の簡単な説明】
図−1は、本発明の方法を説明するための製造工程図
(フローシート)である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−120603(JP,A) 特開 昭59−120604(JP,A) 特公 平1−12293(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルミニウムもしくは3価の鉄のハロゲン
    化物に、マグネシウムの水酸化物、酸化物、炭酸化物、
    これらを含む複塩、またはマグネシウム化合物の水和物
    を反応させて得られる固体生成物(I)にポリシロキサン
    ならびに周期律表第4a族または第5a族の遷移金属化
    合物を反応させてなる遷移金属化合物担持最終固体生成
    物と有機アルミニウム化合物とを組合わせた触媒を用い
    てエチレンを重合させてポリエチレンを製造する方法に
    おいて、固体生成物(I)に (A工程)ポリシロキサンの存在下において、一般式Ti
    (OR2)4で表されるオルトチタン酸エステル、一般式 で表される化合物、もしくは3価バナジウムのアルコキ
    シド(ここでR2,R3,R4,R5およびR6はそれぞれ
    炭素数2〜10のアルキル基、アリール基またはアラルキ
    ル基を示す)(以下ハロゲン非含有遷移金属化合物とい
    う)を反応させる工程(以下A工程という)および、 (B工程)ポリシロキサンの存在下において、一般式Ti
    (OR)qX4-qで表される化合物もしくはVX4で表される化合
    物(ここでRは炭素数2〜10のアルキル基、アリール基
    またはアルキル基を示し、Xはハロゲン、qは0〜3の
    数を示す)(以下ハロゲン含有遷移金属化合物という)
    を反応させる工程(以下B工程という)の2工程を経て
    固体生成物(II)を遷移金属化合物担持最終固体生成物と
    して用いることを特徴とするポリエチレンの製造方法。
  2. 【請求項2】遷移金属化合物担持最終固体生成物とし
    て、固体生成物(I)に、(A工程)の反応を行わせた
    後、続いて(B工程)の反応を経て得られる固体生成物
    (II)を用いる特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
  3. 【請求項3】遷移金属化合物担持最終固体生成物とし
    て、固体生成物(I)に、(B工程)の反応を行わせた
    後、続いて(A工程)の反応を経て得られる固体生成物
    (II)を用いる特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
JP59160820A 1984-07-31 1984-07-31 ポリエチレンの製造方法 Expired - Lifetime JPH0610213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59160820A JPH0610213B2 (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ポリエチレンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59160820A JPH0610213B2 (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ポリエチレンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140306A JPS6140306A (ja) 1986-02-26
JPH0610213B2 true JPH0610213B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=15723120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59160820A Expired - Lifetime JPH0610213B2 (ja) 1984-07-31 1984-07-31 ポリエチレンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610213B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2568205B2 (ja) * 1987-07-03 1996-12-25 三菱化学株式会社 オレフィン重合用固体触媒成分の乾燥方法
TW248565B (ja) 1991-08-14 1995-06-01 Mitsui Petroleum Chemicals Industry Co

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6140306A (ja) 1986-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NO151661B (no) Fremgangsmaate ved fremstilling av propylenpolymerer eller -kopolymerer
JPH0674292B2 (ja) エチレン重合用触媒成分の製造法
GB2029424A (en) Catalysts for polymerizing -olefins
KR19980082807A (ko) 올레핀 중합 및 공중합용 촉매
US4656151A (en) Intermetallic compound
KR100496776B1 (ko) 에틸렌 중합 및 공중합용 촉매
KR100530794B1 (ko) 에틸렌 중합 및 공중합용 촉매
JP3355806B2 (ja) 高剛性プロピレン・エチレンブロック共重合体の製造法
JPS6119644B2 (ja)
JPH0610213B2 (ja) ポリエチレンの製造方法
JPH10212315A (ja) オレフィン重合および共重合方法
US4389518A (en) Process for producing polyethylene
US4260723A (en) Method for producing olefin polymers
KR820002155B1 (ko) α-올레핀 중합체의 제조방법
JPS584926B2 (ja) オレフイン重合体の製造方法
EP0137224B1 (en) Solid catalyst component for olefin polymerization
KR19980070008A (ko) 고체착물티타늄 촉매를 이용한 올레핀의 종합 및 공중합방법
JP4001477B2 (ja) ポリオレフィンのmwdを調整するチーグラー・ナッタ触媒、製造方法、使用方法そしてそれを用いて製造したポリオレフィン
JPS6412293B2 (ja)
JPH0588249B2 (ja)
JPS62164703A (ja) 安定化されたポリエチレンの製造方法
KR820002052B1 (ko) α-올레핀 중합체의 제조법
KR820002051B1 (ko) α-올레핀 중합체의 제조방법
JPS6215209A (ja) オレフイン重合体の製造法
JPS63178109A (ja) ポリエチレンの製造方法