JPH06102026B2 - 成長微生物の脂質含量の増量方法 - Google Patents

成長微生物の脂質含量の増量方法

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JPH06102026B2
JPH06102026B2 JP57205340A JP20534082A JPH06102026B2 JP H06102026 B2 JPH06102026 B2 JP H06102026B2 JP 57205340 A JP57205340 A JP 57205340A JP 20534082 A JP20534082 A JP 20534082A JP H06102026 B2 JPH06102026 B2 JP H06102026B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカプセル封入する方法および微生物カプセルで
カプセル封入した製品に関する。本発明では微生物自身
があたかもカプセル容器のような役割をはたすので、本
明細書中では当該微生物細胞内に封入することを「カプ
セル封入」と称する場合がある。
保護のため、または、反応性を遅延させるために様々な
物質をカプセル封入化することは周知である。
米国特許第4,001,480号明細書には、脂溶性物質を天然
脂肪の含量が極めて高い真菌と接触させることによって
カプセル封入化製品を調製する方法が示唆されている。
この特許明細書によれば、前記物質は真菌の天然脂肪ま
たは脂質に可溶性でなければならず、しかも、真菌の天
然脂肪含量は約40wt%〜60wt%でなければならない。例
えば、染料を真菌中にカプセル化させたい場合、該染料
は真菌の天然脂肪に可溶性でなければならない。
天然脂肪、即ち脂質の含量が40重量%未満の微生物中に
申し分なく諸材料をカプセル封入できることが見いださ
れた。このカプセル封入化は次ぎのようにして行われ
る。まず、低脂質含量の成長微生物をとり、そして、こ
の成長微生物を、(i)成長微生物中に取り込まれ、成
長微生物中に不動状態で保持されうる脂質増量物質(li
pid-extending substance)及び(ii)この脂質増量物
質に溶解性であるか分散性であり、その結果、微分生物
により吸収される材料で処理する。更に、この方法は、
材料が脂質増量物質に溶解性若しくは分散性であれば、
微生物の脂質に不溶性である材料のカプセル封入化に使
用できることも見いだされた。また、この方法を40%若
しくはそれ以上の脂質含量の微生物に応用することも可
能である。
従って、本発明では、成長した微生物をカプセル封入し
ようとする材料で処理することからなるカプセル封入材
料を生産する方法において、 前記成長微生物と脂質増量有機物質とを接触させ;そし
て、これと同時に及び/又は続いて、該成長微生物と前
記カプセル封入しようとする材料とを接触させることか
らなり、 ここで、前記脂質増量有機物質は該成長微生物により吸
収されて該成長微生物中に不動状態で保持されることが
でき、且つ前記カプセル封入しようとする材料のための
溶媒又は微分散用媒質である有機液体であり、 前記カプセル封入しようとする材料は前記脂質増量有機
物質の溶液若しくは微分散物として、又は別の脂質増量
物質若しくは最初に記載した脂質増量物質と混和しうる
液体の溶液若しくは微分散物として使用され、 その結果、前記脂質増量有機物質及び前記材料の両方共
が前記成長微生物中に取り込まれ且つその中に不動状態
で保持される、ことを特徴とする前記方法が提供され
る。
本発明では、本明細書中で定めた方法からもたらさせる
特徴をもつカプセル封入材料が提供される。
“成長微生物”という用語は培地から回収した微生物を
意味する。この成長微生物は、例えば、35重量%までの
脂質を有することができるが、それ以上の脂質含量の微
生物を本発明に従って処理することもできる。好適な微
生物は真菌類、特に酵母である。必要ならば、減窒素条
件下の培養で微生物の脂質含量を高めることができる。
適当な微生物は例えば、リポマイセス・リポファー(Li
pomyces lipofer)およびリポマイセス・スターケイ(L
ipomyces starkeyi)のようなリポマイセス(Lipomyce
s)属菌、トリコスポリン・プルルランス(Trichosporo
n pullulans)およびトリコスポリン・クタネウム(Tri
chosporon cutaneum)のようなトリコスポリン(Tricho
sporon)属菌、およびカンジダ・クルバータ(Candida
curvata)およびカンジダ・107(Candida 107)のよう
なカンジダ(Candida)属菌などである。所望ならば、
通常は油性でない、麦酒酵母菌(Saccharomyces cerevi
siae)(パン酵母)またはカンジダ・ウティリス(Cand
ida utilis)のような微生物も使用できる。
大きな細胞径、例えば、直径が5〜20ミクロンの微生物
が好ましい。
脂質増量物質とは、微生物の脂質を混和性であり、しか
も、細胞壁からの拡散によって微生物中に滲入して細胞
を破壊することなく脂質を増量または膨潤させることの
できる物質のことである。普通、これは常温で液状であ
る。しかし、脂質増量工程で使用される若干高い温度で
液化させることができれば、常温で固体状の物質を使用
することもできる。
好適な脂質増量物質は次の試験によつて選択できる: A.該物質を等量の水性スラリー状の微生物(例えば、物
質1gと20%水性スラリー状微生物1g)を30〜50℃で2〜
6時間混合する。混合の度合は、混合物の均質性を維持
するのに十分な程度である(例えば、中程度の速度の標
準的な実験室用ホツトプレート磁気攪拌機を使用するこ
とによって混合する)。次いで、遠心分離(例えば、約
2000rpmで15分間)のような適当な手段で微生物を回収
し、回収微生物を顕微鏡で試験する。細胞質中に大きな
光輝性の球が存在すれば、その物質が好適なものである
ことを示す。通常、その球は細胞質のほとんど全容量を
占める。
B.前記A.で述べたように、物質と微生物を混合し、そし
て、得られた微生物を回収する。次いで、該微生物を定
性および/または定量分析する。分析は、例えば、該物
質用の溶剤(例えば、メタノールまたはメタノール/水
(例えば、80/20V/V)混液)で処理し、そして、気液ク
ロマトグラフ法のようなクロマトグラフ手法によって抽
出物を分析して物質の存在を検出することによって行な
う。
C.Aに述べたような混合物の調製方法を変更し、物質中
に既知量(例えば、0.02g)の染料または着色剤を配合
する。回収微生物はBに述べたように溶剤で抽出する。
抽出物の色を分光光度計を使用して試験する。使用した
染料が白色染料である場合、分光光度計で試験する前に
抽出物を酸で処理しなければならない。
D.Aに述べたような混合物の調製方法を変更し、物質中
に既知量(例えば0.02g)の染料を配合する。回収微生
物を水性懸濁液に調製する(例えば、微生物20wt%、乾
燥重量)。この懸濁液を約3〜10g/m2の密度でペーパー
シートの表面上に例えばドクターブレードによって塗布
する。この紙を風乾し、次いで、この紙に、微生物を破
壊するのに十分な局部的圧力を加える(例えば、タイプ
ライターまたは手書き装置を使用する)。そして、破壊
された微生物から染料が吐出されていないかどうかを検
査する。この染料には白色染料、例えば、クリスタルバ
イオレツトラクトンが好適である。微生物を塗布された
紙面を別のペーパーシートの粘土が塗布された面と接触
させるように積層する。この積層体に局部的な圧力を加
える。
E.物質を等量の大豆油(例えば、1ml)と混合する(例
えば、室温で試験管中で振とうすることによつて混合す
る)。好適な物質ならば大豆油と混和する。
脂質増量物質の選定は処理すべき微生物とは無関係であ
ると思われる。
このような物質の一群は炭素原子を3個以上含有するア
ルコール類、特に脂肪族アルコール類からなる。このア
ルコール類はヒドロキシル基を1個以上含有できる。好
適なアルコール類は例えば、第1級アルコール類、特に
炭素原子を4個〜15個有する第1級アルコール類、例え
ば、n−ブタノール、オクタノール、デカノール、およ
び主に、炭素原子数9〜15の長鎖第1級アルコール類の
混合物質;第2級アルコール類、例えば、イソブタノー
ルおよびオクタン−2−オール;第3級アルコール類、
例えば、t−ブタノール;およびジエチレングリコール
(O(CH2CH2OH)2)などである。
好適な物質の別の群はエステル類、特に、アルコール部
分が炭素原子を2個以上有するエステル類からなる。こ
のエステル類はカルボキシル基を1個以上、例えば、カ
ルボキシル基を2個〜3個有する酸類とヒドロキシル基
を1個以上、例えば、ヒドロキシル基を2個〜3個有す
るアルコール類から誘導できる。酸およびアルコール成
分は芳香族または脂肪族である。酸成分はヒドロキシカ
ルボン酸であってもよい。適当なエステル類は例えば、
2−エチルヘキシルアセテート、ジ−2−エチルヘキシ
ルアジペート、ジ−イソ−ブチルフタレート、ブチルベ
ンジルフラレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオールイソブチレート、グリセリルトリアセテート
(トリアセチン)およびグリセリルトリブチレートなど
である。
その他の好適な物質は液状炭化水素類、例えば、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類および“Santosol340"とい
う商品名で市販されているような水添芳香族炭化水素類
および“HB40"という商品名で市販されている40%水添
タ−フェニル類の混合物などである。
脂質増量物質の混合物も使用できる。ある場合には、特
に、物質が通常粘稠である場合、微生物による吸収速度
および/または物質の吸収量を高めるために、アセトン
のような希釈剤で該物質を希釈することが望ましい。こ
のような希釈を行なつた方が良い物質は“Santosol34
0"、“HB40"および市販の長鎖1級アルコール混合物で
ある。
本発明に従って、ある材料をカプセル化する場合、使用
される特定の脂質増量物質は該材料用の溶剤または分散
媒でなければならない。カプセル化できる材料が微生物
の脂質に不溶性である場合がある。しかし、できるだけ
沢山の材料をカプセル化できるようにするためには、該
材料は脂質に可溶性か、または、混和性であることが好
ましい。
本発明のカプセル化方法はカプセル化染料(例えば、白
色染料)の製造に特に好適である。好適な染料は例え
ば、サダングリーン(Sudan Green)、サダンブルー(S
udan Blue)、エチルエオシン(Ethyl Eosin)、クリス
タルバイオレツトラクトン(Crystal Violet Lacton
e)、メチレンブルーラクトン(Methylene Blue Lacton
e)、マラカイトグリーンラクトン(Malachite Green L
actone)およびベンゾイルロイコメチレンブルー(Benz
oyl Leuco Methylene Blue)などである。その他のカプ
セル化できる材料は例えば、接着剤、接着成分、医薬
(例えば、担持族のような興奮剤)香料、殺鼠剤、殺虫
剤、除草剤、殺カビ剤、および有臭材料などである。別
々のカプセルによって二種以上の反応性成分をカプセル
化できる。例えば、二成分系接着剤の反応性成分を別々
のカプセルでカプセル化できる。
微生物と接触させる前に、該材料を脂質増量物質中に溶
解または微細に分散させることが好ましい。別法とし
て、また付随的に、微生物の脂質を脂質増量物質で増量
し、次いで、該微生物をカプセル化可能な材料で処理す
ることができる。後者の場合、該材料は別の脂質増量物
質の溶液または分散液の形態、あるいは脂質増量物質と
混和性の液体の溶液または分散液の形態をとることがで
きる。
微生物を脂質増量物質で処理する場合、微生物は無傷で
なければならない。即ち、溶解されてはならない。該処
理は通常、微生物を脂質増量物質中で攪拌することから
なる。微生物は水中で相またはスラリーの形態をとるこ
とができる。しかし、好ましい手法はわずかに湿潤な形
態の微生物を使用することからなる。処理は室温または
わずかに高い温度(例えば、40〜50℃)で都合よく実施
できる。わずかに高い温度で行なうと、ある場合には、
物質の微生物吸収を高めることができる。また、わずか
に高い温度を使用すると脂質増量物質中に溶解されるカ
プセル化材料の量を高めることもできる。最適な脂質増
量を達成するには、通常、処理時間は2時間以上でなけ
ればならない。より一般的には、3時間以上である。
“微生物中に不動状態で保持される”とは、脂質増量物
質およびカプセル封入しようとする材料が、後に微生物
から放出されるまで、不活性であるように微生物内に保
持されることを意味する。この放出は、微生物カプセル
の物理的破壊または微生物カプセルの外部化学処理など
により達成できる。
カプセル化される材料の量は微生物の増量された脂質含
量および材料の脂質中への溶解性または分散性に依存す
る。多量の材料をカプセル化し、そして、その後、微生
物カプセルから放出された時、該材料の散布または分散
を容易にするため、通常、多量の脂質増量物質が微生物
によって摂取されることが望ましい。大抵の場合、脂質
増量物質の使用量は微生物の重量を越える必要はない。
カプセル化材料はそれ自体が独立した製品としての用途
を有するばかりか、支持体に接着させて使用することも
できる。本発明の使用例の一つはノンカーボン複写紙の
製造に使用できることである。即ち、染料含有カプセル
の被膜をペーパーシートの片面に接合させる。斯くし
て、例えば、タイプライターのタイプフェースによっ
て、または手書き器具で紙に圧力をかけたとき、被膜に
接触する紙上に印字が複写される。本発明に従って製造
されたカプセル化染料を水性懸濁液の形態で紙に塗布し
た場合、カプセルは接着剤または結合剤の力をかりなく
とも紙に十分に接合することが判明した。カプセル化材
料は、別の材料と反応した場合にのみ強い色を発色する
ような材料である。この別の材料はそれ自体カプセル化
することもできるし、また、非カプセル化被膜の形で紙
面上に存在材料は酸性粘土のような酸性材料によって酸
化され所望の印字色を発色するような材料である。ペー
パーシートの片面にはカプセル化材料の被膜があり、別
の面は酸性粘土被膜があることが好ましい。斯くして、
隣接するシートのカプセル塗布面と接触するように一枚
のシートの粘土塗布面をあわせるように数枚のシートを
積層させることができる。別法として、カプセルと粘土
の混合被膜も使用できる。
ある場合には、所望の色を得るために、一種類以上のカ
プセル化染料を使用することが望ましい。
本発明のカプセルの別の用途は微生物細胞の緩慢な、ま
たは漸進的な溶解によってカプセル化材料の放出を遅延
または持続させるような条件中にみいだされる。このよ
うな使用法は医薬の投与にとって極めて好都合である。
以下、実施例をあげて本発明を例証する。
実施例1 リポマイセス・リポファー(Lipomyces lipofer)5841
(CBS)を下記の培地中で培養した。成分 配合量(g/l) グルコース 40 酒石酸アンモニウム 3 オルトリン酸二水素カリウム 5 硫酸マグネシウム・7H2O 0.2 塩化ナトリウム 0.1 塩化カルシウム・2H2O 0.01 酵母エキス(粉末) 1 塩化第2鉄 0.002 培養菌をオービタルインキュベーターを使用して180rpm
で28℃で72時間にわたって振とうフラスコ中で繁殖させ
た。成長した酵母菌細胞を800rpmで5分間遠心分離する
ことによって回収した。
この酵母菌の脂質含量は次の試験法によって測定した。
湿潤細胞約1.5g(乾燥重量0.2gに相当)を正確に秤量
し、次いで、沸騰水浴中で6NHCl2mlで2時間加水分解し
た。加水分解物をクロロホルム/メタノール(2:1(v/
v))混液30mlと共に一晩混合した。得られた混合物を
0.9%NaCl水溶液5mlの入った分液ロートに移した。そし
て、クロロホルム/メタノール層を分離した。残った混
合物をクロロホルム10mlで2回洗浄し、洗浄液をあわ
せ、重量既知のビーカー中で乾固するまで蒸発させた。
次いで、ビーカーの重量を再びはかり、脂質の重量を測
定する。脂質の含量は酵母菌の乾燥重量を基準にして約
30wt%であることが判明した。
前記培養物から産生された酵母菌を蒸留水で15w/v%ス
ラリーにした。微生物を1g(乾燥重量)含有する既知量
のこの水性スラリーをクリスタルバイオレツトラクトン
の1w/v%2−エチルヘキシルアセテート溶液0.8gと混合
した。この混合物を室温で6時間、標準的な実験室用ホ
ツトプレート磁気攪拌機を使用して、中位の速度を攪拌
して均質性を維持した。得られた微生物カプセル化染料
を遠心分離によって回収した。水中の細胞が乾燥重量で
約15%となる濃度で、回収カプセルを蒸留水に懸濁させ
た。この懸濁液をK−Bar No.4(英国のR.K.Print−Coa
t Instruments社製)で粘土塗布紙の反対面に塗布し
た。紙に塗布したカプセルの量は約6〜10g/m2であっ
た。この紙を乾燥させ、そして、標準的な事務用タイプ
ライターで複写能力について試験した。ノンカーボン複
写紙として申し分のない働きをすることが確認された。
実施例2 リポマイセス・リポファー(Lipomyces lipofer)5841
のかわりに下記の微生物をそれぞれ使用したこと以外は
実施例1の方法をくりかえした。微生物の脂質含量を微
生物の乾燥重量に基づく概略の重量%として下記に示
す。微生物 脂質含量(%) リポマイセス・リポファー984(NCYC) 60 リポマイセス・リポファー5842(CBS) 40 リポマイセス・リポファー928(NCYC) 60 リポマイセス・スターケイ1809(CBS) 35 トリコスポロン・クタネウム40(IOWA) 30 カンジダ・クルバータR(IOWA) 33 カンジダ・クルバータD(IOWA) 33 カンジダ107 25 タイプライター試験では、これらの微生物の全てについ
て、実施例1で得られたコピーと同様な極めて鮮明で有
効なコピーが得られた。
実施例3 2−エチルヘキシルアセテートのかわりに、オクタノー
ル、デカノール、市販のC12およびC131級アルコールの
混合物、市販のC14およびC151級アルコールの混合物、
市販のC9〜C111級アルコールの混合物、ジエチレング
リコール(ジゴール)、ジ−イソ−ブチルフタレート、
ブチルベンジルフタレート、アセチルトリブチルシトレ
ート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールイソ
−ブチレート、グリセリルトリアセテート(トリアセチ
ン)およびグリセリルトリブチレートをそれぞれ使用し
たこと以外は実施例1の方法をくりかえした。これらの
溶剤は全て申し分のないノンカーボン複写紙をもたらし
た。
実施例4 1%2−エチルヘキシルアセテート溶液のかわりにクリ
スタルバイオレツトラクトンの2%(w/v)ジ−2−エ
チルヘキシルアジペート(“Lankroflex"DOA)溶液を使
用したこと以外は実施例1の方法をくりかえした。
申し分のないノンカーボン複写紙が得られた。
実施例5 微生物の水性スラリーをクリスタルバイオレツトラクト
ンの2−エチルヘキシルアセテート溶液と攪拌する時間
をかえた以外は実施例1の方法をくりかえした。攪拌時
間は1,2,3,4,6および24時間であった。
タイプライター試験では、撹拌時間3時間の製品はこれ
よりも長い撹拌時間の製品と同じくらい良好であること
を示した。
実施例6 クリスタルバイオレツトラクトンの2−エチルヘキシル
アセテート溶液の濃度を3%(w/v)としたこと、およ
び微生物の水性スラリーを染料/アセテート溶液と共に
60℃で3時間撹拌したこと以外は実施例1の方法をくり
かえした。
タイプライター試験では、実施例1のコピーに比べて一
層すぐれたコピーが得られた。
実施例7 乾燥微生物1gあたり1.0g、0.8g、0.6gおよび0.4gの染料
/アセテート溶液を使用したこと以外は実施例6の方法
をくりかえした。
0.6g使用して作成したタイプライターコピーは0.8gおよ
び1.0g使用して作成したコピーと同等であり、0.4g使用
して作成したコピーよりもすぐれていた。
実施例8 実施例1の方法によって、サツカロマイセス・セレビシ
アエおよびカンジダ・ウティリス707をそれぞれ減チツ
素条件下で培養し、そして回収した。
各菌株1gから15%水性スラリーを調製し、次いで、クリ
スタルバイオレツトラクトンの2−エチルヘキシルアセ
テート1%(w/v)溶液1gと混合した。各混合物を実施
例1に述べたように3時間攪拌し、そして、得られたカ
プセル化染料を遠心分離によって回収した。
このカプセルを別々のペーパーシートに塗布し、そし
て、実施例1に述べたようなタイプライター試験に付し
た。両方の製品とも申し分のない印字をあらわした。
実施例1に述べたように測定した全脂質含量(微生物の
乾燥重量に基づく重量%)はサツカロマイセス・セレビ
ジアエの場合は11.3%であり、カンジダ・ウティリス70
7の場合は12.3%であった。
実施例9 リポマイセス・スターケイ1809の培養菌を下記の培地中
で繁殖させた。成分 配合量(g/l) スクロース 40 酒石酒アンモニウム 1.5 オルトリン酸二水素カリウム 5.0 硫酸マグネシウム・7H2O 0.2 塩化ナトリウム 0.1 塩化カルシウム・2H2O 0.01 酵母エキス(粉末) 1.0 塩化第2鉄 0.002 培養菌を容量10lの醗酵容器中で28℃で、200rpmの攪拌
速度および1溶量/容量/分の曝気速度で繁殖させた。
成長酵母菌細胞を2000rpmで10分間遠心分離することに
よって回収した。
実施例1に述べた方法と同じ方法で測定した酵母菌の全
脂質含量は酵母菌の乾燥重量を基準にして35.12wt%で
あった。
微生物を1g(乾燥重量)含有する20%水性スラリーをク
リスタルバイオレツトラクトン(商品名:Pergascript B
lue I−2R)およびベンゾイルロイコメチレンブルー
(商品名:Pergascript Blue S−4G)の1.5対0.5g混合物
のオクタン−2−オール2.5%(w/w)溶液0.8gと混合し
た。この混合物を実験室用ホツトプレート磁気攪拌機を
使用して、中位の速度で50℃で2.5時間攪拌することに
よって混合物の均質性を維持した。
2000rpmで10分間遠心分離することによって、生成微生
物カプセル化染料を回収した。カプセルの水中における
濃度が乾燥重量で約25%となるように回収カプセルを蒸
留水に懸濁させた。この懸濁液を実施例1に述べたよう
に粘土塗布紙の反対面に塗布した。紙に塗布されたカプ
セルの量は約3〜6g/m2であった。この紙を乾燥させ、
そして、標準的な事務用タイプライターを使用して複写
能力を試験した。得られたコピーは申し分のないもので
あった。
実施例10 オクタン−2−オールのかわりにキシレンを使用したこ
と以外は実施例9の方法に従って行った。タイプライタ
ー試験では申し分のないコピーが得られた。
実施例11 オクタン−2−オール溶液のかわりにアセトン(希釈剤
として)およびC12〜C15長鎖1級アルコールの市販混合
物の50/50(w/w)ブレンドによる染料混合物の2%w/w
溶液0.7gを使用したこと以外は実施例9の方法に従って
行なった。
タイプライター試験では、C12〜C15アルコール混合物お
よびアセトンをそれぞれ単独で使用した場合に比べて、
すぐれたコピーの得られることが判明した。
実施例12 オクタン−2−オールのかわりに“HB40"(40%水添タ
ーフェニルの市販混合物)を使用し、混合時間を3時間
としたこと以外は実施例9の方法に従って行なった。
タイプライター試験ではかなり良いコピーが得られた
が、実施例1で得られたコピーほど良好なコピーではな
かった。
“HB40"のかわりにアセトンと“HB40"の50/50(w/w)ブ
レンドを使用して本例をくりかえした。
タイプライター試験では“HB40"を単独で使用した場合
よりも良好なコピーが得られた。
実施例13 “HB40"のかわりに“Santosol340"(水添芳香族炭化水
素類の市販混合物)を使用したこと以外は実施例12の方
法をくりかえした。
タイプライター試験では実施例12の場合と同様なコピー
が得られた。アセトン/“Santosol"ブレンドは“Santo
sol"単独の場合よりも良好なコピーをもたらした。
実施例14 実施例9に従って調製した微生物を1g(乾燥重量)含有
する20%水性スラリーを2−エチルヘキシルアセテート
0.8gと、実験室用ホツトプレート磁気攪拌機を使用して
中位の速度で50℃で1.5時間混合した。得られた脂質増
量微生物を遠心分離によって回収した。顕微鏡で検査し
たところ、酵母菌細胞の細胞質の全体を占めるような大
きな光輝性球が確認された。
脂質増量微生物を1g(乾燥重量)含有する20%水性スラ
リーを白色染料のプロパノール(これは大豆油とは非混
和性であるが、2−エチルヘキシルアセテートとは混和
性である)2%(w/v)溶液0.8gと、実験室用ホツトプ
レート磁気攪拌機を使用し中位の速度で50℃で2.5時間
攪拌することによって混合した。得られた微生物を遠心
分離によって回収した。
タイプライター試験では申し分のないコピーが得られ
た。
微生物を2−エチルヘキシルアセテートで処理しなかっ
たこと以外は同様な手順で比較実験を行なった。タイプ
ライター試験では、2−エチルヘキシルアセテートを使
用した場合に比べて劣ったコピーが得られた。
実施例15 実施例1に述べたようにして調製した酵母菌を3g(乾燥
重量)含有する20%水性スラリーを丁子油3gおよび2−
エチルヘキシルアセテート0.5mlと、実験室用ホツトプ
レート磁気攪拌機を使用し、中位の速度で、50℃で3時
間攪拌することによって混合した。微生物製品を遠心分
離によって回収し、そして、70℃のオーブン中で乾燥さ
せた。
得られた微生物をつぶしたとき、丁子油のはっきりとし
た臭気が確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 7/64 C12R 1:865) (56)参考文献 特開 昭50−71896(JP,A)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脂質を含有する成長酵母をカプセル封入し
    ようとする材料で処理することからなるカプセル封入材
    料を生産する方法において、 前記成長酵母と脂質増量有機物質とを接触させ;そし
    て、これと同時に及び/又は続いて、該成長酵母と前記
    カプセル封入しようとする材料とを接触させることから
    なり、 ここで、前記脂質増量有機物質は該成長酵母により吸収
    されて該成長酵母中に不動状態で保持されることがで
    き、且つ前記カプセル封入しようとする材料のための溶
    媒又は微分散用媒質である有機液体であり、 前記カプセル封入しようとする材料は前記脂質増量有機
    物質の溶液若しくは微分散物として、又は別の脂質増量
    物質若しくは最初に記載した脂質増量物質と混和しうる
    液体の溶液若しくは微分散物として使用され、 その結果、前記脂質増量有機物質及び前記材料の両方共
    が前記成長酵母中に取り込まれ且つその中に不動状態で
    保持される、ことを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】前記脂質増量物質が脂肪族アルコール類、
    エステル類、芳香族炭化水素類及び水添芳香族炭化水素
    類からなる群から選択される液体であり、この選択され
    た液体は前記成長酵母により吸収され、該酵母中に不動
    状態で保持されることができることと、前記カプセル封
    入しようとする材料がこの選択した液体に溶解性である
    か微分散性であることとを条件とすることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記脂質増量物質は炭素原子数が4〜15の
    第1級アルコール類、イソブタノール、オクタン−2−
    オール、t−ブタノール、ジエチレングリコール、ジ−
    2−エチルヘキシルアジペート、ジ−イソ−ブチルフタ
    レート、ブチルベンジルフタレート、アセチルトリブチ
    ルシトレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ
    ールイソブチレート、グリセリルトリアセテート、グリ
    セリルトリブチレート、2−エチルヘキシルアセテート
    及びキシレンから選択されることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記脂質増量物質がアセトンのような希釈
    剤と混合することにより希釈されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記成長酵母が前記脂質増量物質と混合す
    るために水性スラリーの形状であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】前記成長酵母が35重量%までの脂質含量を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第5項
    のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】前記カプセル封入しようとする材料がノン
    カーボン複写紙で使用するのに適したロイコ染料である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第6項のいず
    れかに記載の方法。
  8. 【請求項8】前記カプセル封入しようとする材料が殺虫
    剤であることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第6
    項のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】下記の方法により生産される、酵母にカプ
    セル封入された材料。すなわち、前記方法は、成長酵母
    と脂質増量有機物質とを接触させ;そして、これと同時
    に及び/又は続いて、該成長酵母とカプセル封入しよう
    とする材料とを接触させることからなり、 ここで、前記脂質増量有機物質は該成長酵母により吸収
    されて該成長酵母中に不動状態で保持されることがで
    き、且つ前記カプセル封入しようとする材料のための溶
    媒又は微分散用媒質である有機液体であり、 前記カプセル封入しようとする材料は前記脂質増量有機
    物質の溶液若しくは微分散物として、又は別の脂質増量
    物質若しくは最初に記載した脂質増量物質と混和しうる
    液体の溶液若しくは微分散物として使用され、 その結果、前記脂質増量有機物質及び前記材料の両方共
    が前記成長酵母中に取り込まれ且つその中に不動状態で
    保持させる方法である。
  10. 【請求項10】前記脂質増量物質が脂肪族アルコール
    類、エステル類、芳香族炭化水素類及び水添芳香族炭化
    水素類からなる群から選択される液体であり、この選択
    された液体は前記成長酵母により吸収され、該酵母中に
    不動状態で保持されることができることと、前記カプセ
    ル封入しようとする材料がこの選択した液体に溶解性で
    あるか微分散性であることとを条件とすることを特徴と
    する特許請求の範囲第9項に記載の材料。
  11. 【請求項11】前記脂質増量物質は炭素原子数が4〜15
    の第1級アルコール類、イソブタノール、オクタン−2
    −オール、t−ブタノール、ジエチレングリコール、ジ
    −2−エチルヘキシルアジペート、ジ−イソ−ブチルフ
    タレート、ブチルベンジルフタレート、アセチルトリブ
    チルシトレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
    オールイソブチレート、グリセリルトリアセテート、グ
    リセリルトリブチレート、2−エチルヘキシルアセテー
    ト及びキシレンから選択されることを特徴とする特許請
    求の範囲第10項に記載の材料。
  12. 【請求項12】前記脂質増量物質がアセトンのような希
    釈剤と混合することにより希釈されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第9項〜第11項のいずれかに記載の
    材料。
  13. 【請求項13】前記成長酵母が前記脂質増量物質と混合
    するために水性スラリーの形状であることを特徴とする
    特許請求の範囲第9項〜第12項のいずれかに記載の材
    料。
  14. 【請求項14】前記成長酵母が35重量%までの脂質含量
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第9項〜第13
    項のいずれかに記載の材料。
  15. 【請求項15】前記カプセル封入しようとする材料がノ
    ンカーボン複写紙で使用するのに適したロイコ染料であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第9項〜第14項のい
    ずれかに記載の材料。
  16. 【請求項16】前記カプセル封入しようとする材料が殺
    虫剤であることを特徴とする特許請求の範囲第9項〜第
    14項のいずれかに記載の材料。
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