JPH0610177Y2 - クリツプ - Google Patents

クリツプ

Info

Publication number
JPH0610177Y2
JPH0610177Y2 JP1988124430U JP12443088U JPH0610177Y2 JP H0610177 Y2 JPH0610177 Y2 JP H0610177Y2 JP 1988124430 U JP1988124430 U JP 1988124430U JP 12443088 U JP12443088 U JP 12443088U JP H0610177 Y2 JPH0610177 Y2 JP H0610177Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
mounting groove
drip molding
window frame
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988124430U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0246108U (ja
Inventor
一正 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP1988124430U priority Critical patent/JPH0610177Y2/ja
Publication of JPH0246108U publication Critical patent/JPH0246108U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0610177Y2 publication Critical patent/JPH0610177Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用ドアの窓枠へのドリツプモールの取付
等に適用されるクリツプに関する。
〔従来の技術〕 第10図にはこの種のクリツプの従来構造が示されてい
る。
このクリツプ10では、頭部12の下方に脚部13が延
設されるとともに頭部12の上方に突状部14が延設さ
れている。例えば自動車用ドアの窓枠へのドリツプモー
ルの取付に用いる場合には第11図に示される如くドリ
ツプモール16に形成される底部の拡径した取付溝18
への突状部14の挿入によって突状部14がドリツプモ
ール16に係止されるとともに窓枠20に形成される取
付孔22への脚部13の挿入によって窓枠20に脚部1
3が係止されてドリツプモール16を窓枠20に固定す
るようになっている。
脚部13は第10図に示される如く外周に爪13Aを備
え、この爪13Aが第11図に示される如く取付孔22
の周辺部に係止されて窓枠20に係止されるようになっ
ている。
突状部14は第10図に示される如く本体部14Aと、
本体部14Aからその外側に突出する一対の係止片14
Bとを備え、第11図に示される如く取付溝18の開口
に本体部14Aが貫通して本体部14Aを介して係止片
14Bが取付溝18の開口に掛け渡されるようにして取
付溝18の内壁に係止されてドリツプモール16に係止
されるようになっている。
しかしながら、このような構成のクリツプ10では、突
状部14のドリツプモール16への係止時に第12図に
示される如く突状部14の係止片14Bを取付溝18の
長手方向に沿うように配置して係止片14Bを取付溝1
8の開口に通過させ(矢印G方向)、その後ドリツプモ
ール16に対して軸線廻りに(矢印H方向)角度略90
度回転して係止片14Bを取付溝18に係止するように
なっており、ドリツプモール16への係止時の作業性が
悪い。特にこのようなクリツプ10は小さいので容易に
は軸線廻りに回転できない。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記事実を考慮して、開口の幅が溝内壁間の幅
より小さい取付溝が長さ方向に形成された取付部材を容
易に係止できるクリップを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るクリップは、開口の幅が溝内壁間の幅より
小さい取付溝が長さ方向に形成された取付部材と、被取
付部材とを連結するクリップにおいて、前記被取付部材
に設けられた取付孔へ挿入係止される脚部を延出する頭
部と、前記頭部の頂面から立設し前記取付溝の開口に挿
入可能な突状部と、前記突状部の両端から前記開口の幅
より拡がる方向へ対向しながら延設され、前記頭部とで
前記取付溝の開口縁を挟持する一対の弾性変形可能な係
止片と、を有することを特徴としている。
〔作用〕
上記構成のクリップでは、脚部が被取付部材の取付孔へ
挿入係止される。この脚部を延出する頭部には、突状部
が立設されており、この突状部の両端に設けられた係止
片が互いに接近し合う方向へ弾性変形しながら、開口か
ら取付溝内へ挿入される。挿入後は、係止片が弾性復帰
して開口の幅より拡がり、突状部の抜け出しを阻止する
と共に頭部とで開口縁を挟持して取付部材と被取付部材
とを強固に連結する。このような操作によって、取付部
材は係止されるので、クリップを取付部材に対して回転
させる必要がなくなる。
〔実施例〕
第1図から第7図には、本考案が適用されたクリツプ3
0が示されており、第1図には斜視図、第2図には正面
図、第3図には第2図の底面図、第4図には第2図の背
面図、第5図には第2図の平面図、第6図には第2図の
右側面図、第7図には窓枠32及びドリツプモール34
への係止状態を第2図に対応して示した正面図がそれぞ
れ示されている。なお、第2図の左側面図は第6図と対
称に表わされる。
この実施例ではクリツプ30は第9図に示される自動車
用ドアの窓枠32(第1の部材)へのドリツプモール3
4(第2の部材)の取付に用いられている。
窓枠32には第8図に示される如く取付孔35が穿設さ
れ、この取付孔35を通して第7図に示される如くクリ
ツプ30が係止されている。なお、取付孔35は窓枠3
2に所定間隔で複数箇所に形成されている。ドリツプモ
ール34には第8図に示される如く取付溝36がモール
長手方向に沿って形成され、この取付溝36の開口36
Aを通して第7図に示される如く取付溝36の内壁にク
リツプ30が挿入係止されて、ドリツプモール34がク
リツプ30を介して窓枠32に固着連結されている。取
付溝36は底部の拡径した溝であって開口36Aに比べ
て底部が幅広となっている。
このクリツプ30は第1図に示される如く略矩形の薄肉
板状の頭部40の下方に脚部42が延設されているとと
もに頭部40の上方に突状部44が延設されている。ま
た第7図に示される如く頭部40が窓枠32とドリツプ
モール34との間に介在されて脚部42が窓枠32の取
付孔35に挿入されているとともに突状部44がドリツ
プモール34の取付溝36に挿入されている。
脚部42は矩形板状の本体部46と、本体部46の基部
に形成される突起48と、本体部46の先端部付近に形
成されると係止片50とで構成され、突起48が取付孔
35内に位置されて係止片50が取付孔35を貫通して
窓枠32を構成するパネルの裏側に突出されている。
突起48は第3図に示される如く略1/4円断面形状
で、本体部46廻りに対称に一対設けられて本体部46
の基部を部分的に拡径し、窓枠32に対して取付孔35
の半径方向にガタつくことがないようにしている。
係止片50は第1図にも示される如く本体部46の先端
部付近からその基部側へ向けて突出する片持梁状で本体
部46の廻りに対称に一対設けられ、窓枠32を構成す
るパネルの裏側で頭部40との間に窓枠32の取付孔3
5の周辺部を挟持している。この係止片50は窓枠32
の取付孔35への本体部46の挿入によって本体部46
に接近する方向(第1図矢印A方向)に弾性変形して窓
枠32の取付孔35を通過し、取付孔35を通過後形状
復元して頭部40との間に窓枠32の取付孔35の周辺
部を挟持するようになっている。
突状部44は本体部52と、本体部52から突出する一
対の係止片54、56とで構成され、本体部52がドリ
ツプモール34の取付溝36の開口36Aを貫通し、係
止片54、56がドリツプモール34の取付溝36内に
収容されている。
本体部52は第1図に示される如くブロツク状でドリツ
プモール34の取付溝36の開口36Aを通過可能な大
きさとなっている。
係止片54、56は第1図に示される如く本体部52の
廻りに対称に二組設けられ、取付溝36内でその長手方
向に沿って延在されて取付溝36に係止されている。詳
しく説明すると、係止片54、56は本体部52への接
続部から先端部にかけて徐々に離間するように略V字形
に延設され、その先端部間の幅寸法B(第1図に図示)
が取付溝36の開口36Aの幅寸法C(第1図に図示)
よりも大きく設定されて取付溝36の開口36Aからの
抜け出しが阻止されている。なお、係止片54、56は
取付溝36への収容状態で取付溝36の内壁に摺動され
てドリツプモール34に対して取付溝36の長手方向に
沿って移動できるようになっている。
この係止片54、56は先端部同士が互いに接近する方
向に弾性変形可能とされているとともに第2図、第4図
にも示される如く外側の側面上部に斜面54A、56A
が形成されさらに上面に斜面54A、56Aと連続する
曲率半径の小さい円弧面54B、56Bが形成されてい
る。従って第1図に図示の状態からの取付溝36の開口
36Aの縁への押圧(矢印G方向)によって円弧面54
B、56Bは係止片54、56を幅寸法B(第1図に図
示)が縮小する方向に弾性変形させ、この弾性変形によ
って係止片54、56が取付溝36の開口36Aを通過
し、その後直ちに形状復元して取付溝36に係止される
ようになっている。
次に本考案に係るクリツプ30を用いて窓枠32へドリ
ツプモール34を取り付ける場合の手順について説明す
る。
始めにクリツプ30の突状部44をドリツプモール34
の取付溝36に挿入して(矢印G方向)ドリツプモール
34にクリツプ30を係止する。クリツプ30の突状部
44は第1図に図示の状態からの取付溝36の開口36
Aの縁への円弧面54B、56Bの押圧によって係止片
54、56が幅寸法B(第1図に図示)を縮小する方向
へ弾性変形し、この弾性変形によって係止片54、56
が取付溝36の開口36Aを通過しその後直ちに形状復
元して第7図に示される如く取付溝36に係止される。
これによって、クリツプ30がドリツプモール34に係
止される。なお、係止片54、56の自由状態における
幅寸法B(第1図に図示)を取付溝36の底部幅寸法D
(第1図に図示)よりも大きく設定すれば、係止片5
4、56が取付溝36への収容状態で取付溝36の底部
側壁に押圧されるので、ドリツプモール34に対してク
リツプ30をガタつくことなく係止できる。
ドリツプモール34にクリツプ30を係止後はクリツプ
30の脚部42を窓枠32の取付孔35に挿入する。脚
部42は取付孔35への本体部46の挿入によって係止
片50が本体部46に接近する方向(第1図矢印A方
向)に弾性変形して取付孔35を通過しその後直ちに形
状復元して第7図に示される如く頭部40との間に取付
孔35の周辺部を挟持するとともに突起48が取付孔3
5内に位置されて窓枠32に対して取付孔35の半径方
向にガタつくことのないようにする。これによって、ク
リツプ30が窓枠32に係止されてクリツプ30を介し
てドリツプモール34が窓枠32に取り付けられる。な
お、クリツプ30のドリツプモール34への取付状態に
おいて各クリツプ間のピツチが窓枠32の取付孔35間
のピツチとずれて各クリツプ30の脚部42を各取付孔
35に挿入できない場合には、クリツプ30のドリツプ
モール34への取付状態においてクリツプ30をドリツ
プモール34の取付溝36の長手方向に沿って移動して
位置調整すればよい。この調節は係止片54、56が取
付溝36の内壁に摺動されることでなされる。
なお、一対の係止片54、56は外側間の間隔が取付溝
36の幅寸法C(第1図に図示)よりも小さい部分から
大きい部分まで徐々に広くなっている構成であればよ
く、内側間の間隔は一定であってもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上記構成としたので、クリップを回転させるこ
となく、取付部材を被取付部材に強固に連結させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本考案に係るクリツプの実施例を示
し、第1図はクリツプをドリツプモールに係止するとき
の手順を示す斜視図、第2図は第1図のクリツプの正面
図、第3図は第2図の底面図、第4図は第2図の背面
図、第5図は第2図の平面図、第6図は第2図の右側面
図、第7図は第1図のクリツプが窓枠及びドリツプモー
ルに係止された状態を第2図に対応して示した正面図、
第8図は第7図の窓枠及びドリツプモールの構造を示す
斜視図、第9図は第7図の窓枠及びドリツプモールの配
置を示すドアの斜視図、第10図は従来のクリツプの構
造を示す斜視図、第11図は第10図のクリツプを用い
てドリツプモールを窓枠に取り付けた状態を示すクリツ
プの正面図、第12図は第10図のクリツプを第11図
のドリツプモールに係止するときの手順を示す斜視図で
ある。 30……クリツプ、 32……窓枠、 34……ドリツプモール、 35……取付孔、 36……取付溝、 36A……開口、 40……頭部 42……脚部、 44……突状部、 52……本体部、 54、56……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口の幅が溝内壁間の幅より小さい取付溝
    が長さ方向に形成された取付部材と、被取付部材とを連
    結するクリップにおいて、前記被取付部材に設けられた
    取付孔へ挿入係止される脚部を延出する頭部と、前記頭
    部の頂面から立設し前記取付溝の開口に挿入可能な突状
    部と、前記突状部の両端から前記開口の幅より拡がる方
    向へ対向しながら延設され、前記頭部とで前記取付溝の
    開口縁を挟持する一対の弾性変形可能な係止片と、を有
    することを特徴とするクリップ。
JP1988124430U 1988-09-22 1988-09-22 クリツプ Expired - Lifetime JPH0610177Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988124430U JPH0610177Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 クリツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988124430U JPH0610177Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 クリツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0246108U JPH0246108U (ja) 1990-03-29
JPH0610177Y2 true JPH0610177Y2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=31374155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988124430U Expired - Lifetime JPH0610177Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22 クリツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610177Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568205A (en) * 1979-06-29 1981-01-28 Matsushita Electric Works Ltd Preparation of aggregate wood

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0246108U (ja) 1990-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS595632Y2 (ja) ラジエ−タ・グリル取付構造
JP2596607Y2 (ja) マットクリップ
JP2001063364A (ja) 止め具
JP3371363B2 (ja) クリップ
JPH0610177Y2 (ja) クリツプ
JP2606412Y2 (ja) クリップ
JP2000249117A (ja) クリップ
JPS6233132Y2 (ja)
JP2587516Y2 (ja) 車両用ウインドガラス取付調整装置
JP2593911Y2 (ja) モール取付構造
JP2574700Y2 (ja) 止め具
JPS6016185Y2 (ja) 入隅外壁コーナーの保持具
JPH0539010Y2 (ja)
JPH0539208Y2 (ja)
JPH0649928Y2 (ja) クリップ
JPH04296209A (ja) ウェザーストリップ取付用クリップ
JP2533058Y2 (ja) クリップ
JP2599665Y2 (ja) ドアガラス用スタビライザ
JPH0214485Y2 (ja)
JPH053769Y2 (ja)
JP2520959Y2 (ja) フロントグリルの取付構造
JPH0741029U (ja) クリップ
JP2586190Y2 (ja) クリップ
JP2557966Y2 (ja) 家具における棚板の仮止め具
JP2602768Y2 (ja) モール用保持具