JPH061016A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH061016A
JPH061016A JP18445292A JP18445292A JPH061016A JP H061016 A JPH061016 A JP H061016A JP 18445292 A JP18445292 A JP 18445292A JP 18445292 A JP18445292 A JP 18445292A JP H061016 A JPH061016 A JP H061016A
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JP
Japan
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continuous form
perforations
continuous
cutting
cut
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Pending
Application number
JP18445292A
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English (en)
Inventor
Takeo Fujii
武夫 藤井
Masakazu Yamagata
正和 山縣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続帳票モードと単票モードを交互に無人で
切り換えて運用できるようにして業務効率を向上させ
る。 【構成】 単票排出コマンド,連続帳票モード指定コマ
ンド,連続帳票切断指定コマンドを受け付けるととも
に、単票排出コマンド受信により媒体搬送手段47を介
して単票を排出し、連続帳票モード指定コマンド受信に
より連続帳票搬送手段48を介して連続帳票の頭出しを
行い、連続帳票切断指定コマンド受信により連続帳票搬
送手段48を介してミシン目がミシン目切断部20と対
応する位置まで連続帳票を送って連続帳票の切断を実行
させ、かつミシン目切断部20よりも前の連続帳票を連
続帳票搬送手段48を介して所定位置まで戻すとともに
切断後の連続帳票を媒体搬送手段47を介して排出する
制御手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシン目を有した連続
帳票を使用するプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11乃至図13は従来のプリンタの一
例を示す概略側面図である。この図11乃至図13に示
すプリンタはシリアルワイヤドットインパクトプリンタ
で、印字位置に、媒体走行方向と直交して水平に配設さ
れている回転プラテン1と、この回転プラテン1上を媒
体走行方向と直交する方向に移動し、かつ回転プラテン
1に対して図示せぬドットワイヤをインパクトさせて印
字する印字ヘッド2を備えている。また、印字位置を挟
んだ上流と下流の両側には、媒体を搬送するための上下
で対を成しているローラ対3,4,5,6が設けられて
いる。さらに、印字位置の上流側には、印字済みの単票
9を受けるスタッカ12が設けられている。
【0003】一方、スタッカ12と反対の下流側には、
スプロケット孔付の連続帳票7(図10参照)を印字位
置へ搬送するためのピントラクタ8と、単票9を同時に
100枚,200枚単位でセットして置きホッピングロ
ーラ10aで一枚づつ分離して印字位置への給紙ルート
内に送り出すためのホッパユニット10と、単票9を操
作者が一枚だけ給紙させる場合にこの上にセットして押
し入れる手差し台11等が設けられている。加えて、ロ
ーラ対3と印字位置との間にはローラ対3を通った単票
9の有無を検出するためセンサ13が配設されていると
ともに、ピントラクタ8と印字位置との間にはピントラ
クタ8を通った連続帳票7の有無を検出するためのセン
サ14が配設されている。
【0004】次に、このプリンタの媒体搬送動作を説明
する。図11は手差し単票モードで使用する場合で、連
続帳票7は先端がピントラクタ8上まで後退されてい
る。そして、手差し台11から差し込まれた単票9は、
図11中の破線で示す媒体走行ルートで搬送される。こ
の場合では、単票9がローラ対3を通ったところで単票
9の先端が通過したことをセンサ13で検出し、最初の
1文字目印字行が印字ヘッド2の中心下となる位置で停
止させ、さらに所定の印字を行わせてローラ対4,5,
6を介してスタッカ12へ排出されるように制御され
る。
【0005】図12はホッパ単票給紙モードで使用する
場合で、この場合も連続帳票7は先端がピントラクタ8
上まで後退されている。そして、ホッピングローラ10
aから1枚づつ送り出された単票9は、図12中の破線
で示す媒体走行ルートで搬送される。この場合では、単
票9がローラ対3を通ったところで単票9の先端が通過
したことをセンサ13で検出し、最初の1文字目印字行
が印字ヘッド2の中心下となる位置で停止させ、さらに
所定の印字を行わせてローラ対4,5,6を介してスタ
ッカ12へ排出されるように制御される。
【0006】図13は連続帳票モードで使用する場合
で、ピントラクタ8より送り出された連続帳票7は、図
13で示す媒体走行ルートで搬送される。そして、連続
帳票7の先端がセンサ14を通過されたことが検出され
ると、連続帳票7の1頁目の最初の1文字目印字行が印
字ヘッド2の中心下となるまで搬送して停止される。次
いで、所定の印字を行わせた後、ローラ対4,5,6を
介してスタッカ12側へ排出され、このスタッカ12を
越えて垂れ下がるように制御される。なお、これらのモ
ード選択はオンラインコマンドまたはプリンタ操作盤上
におけるレバー操作等で切り換えられ、また図11の手
差し単票モード及び図12のホッパ単票給紙モードでは
単票9を手差し台11上に排出させる場合もある。
【0007】そして、この構成において、単票9と連続
帳票7とを交互に印字させたい場合で、図13の連続帳
票モードから図12のホッパ単票給紙モード、あるいは
図11の手差し単票モードによる運用に変える場合は、
連続帳票7の先端をピントラクタ8の位置まで戻すオー
トパーク動作を行った後に行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、この
種のプリンタで、連続帳票モードからホッパ単票給紙モ
ード、あるいは手差し単票モードによる運用に変える場
合は、連続帳票7の先端をピントラクタ8の位置まで戻
すオートパーク動作を行った後に行うことになるが、既
に数十から数百頁も印刷済みであったような場合は、こ
れを戻すのに時間がかかり不便で作業性が悪い問題や、
戻し動作中にジャムが発生した場合に正常処理済み印字
データが使用不可能になり、業務のやり直しが必要とな
る危険性がある等の問題があった。そこで、従来では、
人手により、連続帳票7を印字済み頁の直後のミシン目
で切断する作業を行っている。したがって、他の動作を
全てオンラインコマンドによって自動的に制御を行わせ
るようにしたとしても、この作業がある限り作業者がそ
ばにつかねばならず、無人運用ができないと言う問題点
があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は連続帳票モードと単票モードを交
互に無人で切り換えて運用できるようにして業務効率を
向上させることができるようにしたプリンタを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明としては、単票とミシン目を有した連続
帳票を交互使用に可能なプリンタにおいて、印字位置で
の媒体搬送を行うための媒体搬送手段と、前記連続帳票
のミシン目を押し破って切断可能にして連続帳票走行ル
ート上に設けたミシン目切断部と、前記連続帳票を前記
印字位置へ送り出すための連続帳票搬送手段と、前記連
続帳票の先端を検出するセンサと、単票排出コマンド,
連続帳票モード指定コマンド,連続帳票切断指定コマン
ドを受け付けるとともに前記センサ出力が入力され、単
票排出コマンド受信により前記媒体搬送手段を介して前
記単票を排出し、連続帳票モード指定コマンド受信によ
り前記連続帳票搬送手段を介して前記連続帳票の頭出し
を行い、連続帳票切断指定コマンド受信により前記連続
帳票搬送手段を介して前記ミシン目が前記ミシン目切断
部と対応する位置まで前記連続帳票を送って前記連続帳
票の切断を実行させ、かつ前記ミシン目切断部よりも前
の連続帳票を前記連続帳票搬送手段を介して所定位置ま
で戻すとともに切断後の連続帳票を前記媒体搬送手段を
介して排出する制御手段とを設けたものである。
【0011】また、第2の発明としては、ミシン目を有
した連続帳票を使用するプリンタにおいて、その連続帳
票をミシン目で確実に切断するのに、印字ヘッドの上流
で、かつ媒体搬送ローラの下流位置における連続帳票紙
走行ルートの上方に収納されているとともに、制御部か
らの命令により前記連続帳票走行ルート内に移動され、
前記ミシン目を境にして前記連続帳票の前後に当接され
て前記連続帳票を不動に固定する連続帳票押え部材と、
先端が鈍角に形成されているとともに、前記連続帳票押
え部材より遅れて下方に移動されて前記先端をミシン目
付近に押し付けて前記ミシン目から前記連続帳票を切断
するカッタを有したミシン目切断手段を設けたものであ
る。
【0012】
【作用】この構成によれば、単票排出コマンド,連続帳
票モード指定コマンド,連続帳票切断指定コマンドを受
け付けて、単票排出から連続帳票の頭出しセット、及び
連続帳票の切断から連続帳票のオートパークまでを自動
的に行うことができるので無人運用化が可能になる。し
かも、オートパークを行う場合は、ミシン目切断部と対
応する位置まで前記連続帳票を送って、そのミシン目よ
り連続帳票の切断を実行させ、このミシン目切断部より
も後の連続帳票は媒体搬送手段を介して排出させるとと
もに、ミシン目切断部よりも前の連続帳票は連続帳票搬
送手段を介して所定位置まで戻すので、戻し終るまでの
時間が従来構造に比べて短くできる。また、第2の発明
の場合では、ミシン目を境にして連続帳票の前後に連続
帳票押え部材を当接させ、この当接で前記連続帳票を不
動に固定した状態で先端が鈍角に形成されているカッタ
をミシン目付近に押し付けて切断するようにしているの
で、連続帳票はミシン目以外の箇所では切れず、必ずミ
シン目から切断されることになり、確実な切断が行え
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の全体構成を示すブロッ
ク図であり、又図2は本発明に係るプリンタの一実施例
として示すシリアルワイヤドットインパクトプリンタの
概略側面図である。図2において、図11乃至図13と
同一符号を付したものは図11乃至図13と同一のもの
を示している。そして、本実施例におけるプリンタと図
11乃至図13に示した従来のプリンタとで機構的に大
きく異なる点は、本実施例のプリンタにおいてローラ対
4とローラ対5との間に連続帳票7のミシン目を押し破
るためのミシン目切断部20を設けた点にある。
【0014】先ず、本実施例のプリンタで使用する連続
帳票7の一例を示すと、図10に示すような概略構造に
なっている。この連続帳票7では、1頁の長さL毎にミ
シン目17が設けられており、この各ミシン目17で切
断し易くなっている。なお、この連続帳票7は、図11
乃至図13で示した連続帳票7と同じものである。
【0015】図5は、ミシン目切断部20の細部構成を
示す斜視図である。図5に示す構成では、連続帳票7の
ミシン目17を切断するためのカッタ21を備えてい
る。また、このカッタ21の両端には支軸22a,22
bを設けてあり、この各支軸22a,22bを介して、
ドライブシャフト23に固定された左右一対の第1リン
ク24の一端側アーム24aに各々回転自在に取り付け
ている。一方、一対の第1リンク24の他端側アーム2
4bには、各他端側アーム24bと対応して第2リンク
25が配設されている。
【0016】上記各第2リンク25は、略中心が各々支
軸26を介して回転可能に支持されており、第1リンク
24の各他端側アーム24bと対応する位置には、この
他端側アーム24bの端部と当接係合されるリミッタ2
7が、第2リンク25の一端側アーム25aより折り曲
げられた状態で一体に形成されている。また、各第2リ
ンク25の一端側アーム25aには各々スプリング28
が取り付けられおり、このスプリング28の付勢力で、
第2リンク25は第1リンク24側に、リッタ19が第
1リンク24の他端側アーム24bにそれぞれ当接され
て位置決めされるまで回動されている。これに対して、
各第2リンク25の他端側アーム25bには、各々支軸
29を介してブラケット30が回転自在に取り付けられ
ている。
【0017】また、各ブラケット30,30の間には、
弾性部材でなるパッド材32が下面にそれぞれ取り付け
られた一対の梁状をした連続帳票押え部材31A,31
Bが、各ブラケット30,30にまたがって互いに平行
に配設されている。一方、シャフト23の一端側には、
ギヤ33,34,35,36とで成るギヤ列と、カッタ
駆動用モータ38とが配設されている。そして、モータ
38が回転されると、このモータ38の回転はギヤ3
6,35,34,33を介してシャフト23に伝達され
る構造になっている。
【0018】なお、このミシン目切断部20において、
媒体走行ルート上には、この媒体走行ルートを上下に挟
んで上用紙ガイド39Aと下用紙ガイド39Bとが配設
されている。このうち、上用紙ガイド39Aには、連続
帳票押え部材31A,31Bに対応して、この連続帳票
押え部材31A,31Bが媒体走行ルート内に進退出す
るための長孔40と、カッタ21が媒体走行ルート内に
進退出するための長孔41が形成されている。これに対
して、下用紙ガイド39Bには、カッタ21の刃先21
aの形状と略等しい鈍角をした断面V字形の凹部42と
して形成されている。
【0019】図6及び図7はミシン目切断部20の動作
状態図である。そこで、図6及び図7と共に図1及び図
5に示したミシン目切断部20の動作を次に説明する。
図5及び図6は、カッタ21が非動作位置に保持されて
いる状態を示したものである。すなわち、この状態で
は、カッタ21及び連続帳票押え部材31A,31Bが
上方に移動されて共に上用紙ガイド39Aよりも上側に
後退されていて、またモータ38も停止している。
【0020】次に、後述する制御部45(図1参照)か
らの命令によりモータ38が駆動されると、このモータ
38の回転がギヤ36,35,34,33を介してシャ
フト23に伝達され、このシャフト23が図6中の矢印
44の方向に回転を始める。すると、シャフト23も第
1リンク24と一体に同方向に回転し始める。また、第
1リンク24が矢印44方向に回転すると、この第1リ
ンク24の他端側アーム24bとの当接で回転が止めら
れていた第2リンク25も、支軸26を支点にして同方
向に回転し始める。そして、他端側アーム24bが第2
リンク25のリミッタ27より外れた位置に到達する
と、第1リンク24の影響を受けることなくスプリング
28の付勢力により第2リンク25が矢印44方向に回
転され、これに伴って連続帳票押え部材31A,31B
が上用紙ガイド用紙39Aの長孔40を通って連続帳票
7が挿入された下用紙ガイド用紙39B上にパッド材3
2を介して押し付けられて止まる。すなわち、連続帳票
押え部材31Aと31Bとで、連続帳票7の上流側と下
流側が押えられる。
【0021】さらに、シャフト23が回転すると、カッ
タ21が長孔41を通って媒体走行ルート内に、パッド
材32を介して連続帳票押え部材31A,31Bが押し
付けられて不動な状態となっている連続帳票7のミシン
目17付近をめがけて降りてきて、ミシン目17で切断
される。なお、この場合におけるミシン目17の位置
は、印字ヘッド2の中心15(図2参照)から距離mだ
け上流側に設定されている。また、カッタ21が最下部
まで降りると、これが透過型フォトセンサ43(図7参
照)で検出される。図7は、この状態を示している。し
たがって、この構造では、パッド材32を介して連続帳
票押え部材31A,31Bによりミシン目17の前後
(上流,下流側)を押えて不動な状態にした後から、先
端21aが鈍角に形成されたカッタ21によりミシン目
17付近に押圧力を加えるので、連続帳票7はミシン目
17以外の箇所では切れず、必ずミシン目から切断され
る。
【0022】次に、カッタ21が最下部まで下がって切
断が完了すると、モータ38が逆転され、これに伴って
シャフト23が前とは逆の方向へ回転されて、カッタ2
1が上方へ移動される。また、第1リンク24が戻され
る途中で第1リンク24の他端側アーム24bが第2リ
ンク25のリミッタ27に当接し、これを押し戻して第
2リンク25を第1リンク24と同方向に回転させ、再
び図6の待機状態まで戻す。
【0023】なお、このカッタ21としては、これ以外
にも、例えば図8及び図9に示すような形状にすると、
さらに切断し易くなるものである。すなわち、図8に示
すカッタ21では、左右方向における中間部分21Bが
緩やかに突出した状態に形成したもので、図9に示す示
すカッタ21では左右方向のうちの片側部分21Cがも
う一方よりも大きく突出した状態に形成したものであ
る。
【0024】図1に示す全体構成ブロック図では、ホス
トコンピュータ等の上位装置より単票排出コマンド,連
続帳票モード指定コマンド,連続帳票用切断指定コマン
ド等を受ける制御部(CPU)45が設けられている。
また、この制御部45には上記センサ13,14,43
が接続されているとともに、印字ヘッド2を駆動するた
めの印字ヘッド駆動手段46と、ローラ対3,4,5,
6等の回転を制御する媒体搬送手段47と、上記ミシン
目切断部20と、上記ピントラクタ8を有した連続帳票
搬送手段48と、ホッピングローラ10aを駆動をする
ためのホッピングローラ駆動手段49と、この制御回路
を予め決められた手順に従って処理するためのプログラ
ムが格納されたメモリ50等で構成されている。
【0025】図3は単票給紙モード(手差し及びホッパ
単票給紙モードを含む)から連続帳票モードへ移行する
とき、制御部45内で実行される制御手順を示すフロー
チャートで、図4は連続帳票モードから単票給紙モード
へ移行するとき、制御部45内で実行される制御手順を
示すフローチャートである。そこで、図3及び図4のフ
ローチャートと共に、プリンタの媒体切換動作を次に説
明する。
【0026】先ず、単票9を使用している単票給紙モー
ドから連続帳票モードへ移行する場合について、図3の
フローチャートに従って説明する。単票給紙モード中
は、連続帳票の1頁目の先端はピントラクタ8に掛かっ
た状態(後退状態)にある。そして、連続帳票モード指
定コマンドを受信すると(ステップS1)、連続帳票モ
ードへ移行し、先ず使用中の単票9がある場合は、単票
排出コマンドを受信して、この単票9を排出する(ステ
ップS2,3,4)。続いて、ピントラクタ8にセット
されている連続帳票7を印字位置に給送する(ステップ
S5)。このとき、連続帳票7の先端がセンサ14で検
出される(ステップS6)。すると、センサ14が検出
してから、このセンサ14と印字ヘッド2の中心15ま
での距離kと頭出し量として決められている1行目まで
の距離fを合わせた(k+f)距離分だけ送ったところ
で停止し(ステップS7)、連続帳票印字待機状態にな
る(ステップS8)。すなわち、この状態は、図10の
連続帳票で言えば1頁目のAB印字行が印字ヘッド2の
中心下となってる。なお、ここでは、この位置を頭出し
位置と言う。また、印字信号が入力されると、印字が開
始される。
【0027】そして、ここから印字を行方向に距離Pだ
け行い、その後、単票9に切り換えられる場合は、図4
のフローチャートに従って処理される。すなわち、単票
使用コマンドを受信すると(ステップS11)、ここで
は連続帳票使用中であるので(ステップS12)、連続
帳票切断指定コマンドを受信して[(L−f)+m−
P]距離の量だけ連続帳票7を送る(ステップS1
3)。これにより、1頁目と2頁目の間のミシン目17
がミシン目切断部20の切断線上、すなわちカッタ21
の真下に来る。次いで、ミシン目切断部20のモータ3
8が駆動されて上述したようにして連続帳票7がミシン
目17で切断される(ステップS14)。
【0028】また、連続帳票7が切断されると、切断し
た印字済みの1頁目はローラ対5,6によりスタッカ1
2へと送られるとともに、未印字の2枚目以降はピント
ラクタ8側に戻され、2枚目の1行目印字位置(図10
のCD印字行)に頭出しされる。そして、そのまま印字
データを受信すれば連続帳票7の2頁目に印字が行われ
る。すなわち、連続帳票7を使用していても、1頁目が
終了する毎にミシン目17を切断させて排出することも
できる。しかし、ここでは単票モード指定コマンドを受
信しているので、2頁目の先端をピントラクタ8まで後
退させ、単票9の使用を可能とし(ステップ15)、待
機状態に入る。続いて、ホッパ単票給紙コマンドと印字
データを受信すると単票印字運用へ移行できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るプリ
ンタによれば、単票排出コマンド,連続帳票モード指定
コマンド,連続帳票切断指定コマンドを受け付けて、単
票排出から連続帳票の頭出しセット、及び連続帳票の切
断から連続帳票のオートパークまでを自動的に行うこと
ができるので無人運用化が可能になる。しかも、オート
パークを行う場合は、ミシン目切断部と対応する位置ま
で前記連続帳票を送って、そのミシン目より連続帳票の
切断を実行させ、このミシン目切断部よりも後の連続帳
票は媒体走行手段を介して排出させるとともに、ミシン
目切断部よりも前の連続帳票だけを連続帳票搬送手段を
介して所定位置まで戻すので、戻し終えるまでの時間を
短くすることができる。また、連続帳票だけを印字する
業務であっても、印字頁毎に連続帳票のミシン目を切断
して単票状態にして使用することもできるので、頁毎に
切断を行うことにより、スタッカに単票同様に印字済み
頁をスタックすると言う運用を行わせることもできる。
これにより、業務効率が向上する効果が期待できる。ま
た、第2の発明の場合では、ミシン目を境にして連続帳
票の前後に連続帳票押え部材を当接させ、この当接で前
記連続帳票を不動に固定した状態で先端が鈍角に形成さ
れているカッタをミシン目付近に押し付けて切断するよ
うにしているので、連続帳票はミシン目以外の箇所では
切れず、必ずミシン目から切断されることになり、確実
な切断が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における全体構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施例として示すプリンタの概略側面
図である。
【図3】本実施例で単票から連続帳票印字運用へ切り換
える手順を示したフローチャートである。
【図4】本実施例で連続帳票から単票印字運用へ切り換
える手順を示したフローチャートである。
【図5】本実施例におけるミシン目切断部の細部構成を
示す斜視図である。
【図6】本実施例におけるミシン目切断部の動作説明図
である。
【図7】本実施例におけるミシン目切断部の動作説明図
である。
【図8】カッタの一変形例を示す側面図である。
【図9】カッタの他の変形例を示す側面図である。
【図10】連続帳票の一例を示す図である。
【図11】従来プリンタの概略側面図である。
【図12】従来プリンタの概略側面図である。
【図13】従来プリンタの概略側面図である。
【符号の説明】
2 印字ヘッド 7 連続帳票 8 ピントラクタ 9 単票 17 ミシン目 20 ミシン目切断部 21 カッタ 31 連続帳票押え部材 32 パッド材 45 制御部 47 媒体搬送手段 48 連続帳票搬送手段 49 ホッピングローラ駆動手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単票とミシン目を有した連続帳票を交互
    に使用可能なプリンタにおいて、 印字位置での媒体搬送を行うための媒体搬送手段と、 前記連続帳票のミシン目を押し破って切断可能にして連
    続帳票走行ルート上に設けたミシン目切断部と、 前記連続帳票を前記印字位置へ送り出すための連続帳票
    搬送手段と、 前記連続帳票の先端を検出するセンサと、 単票排出コマンド,連続帳票モード指定コマンド,連続
    帳票切断指定コマンドを受け付けるとともに前記センサ
    出力が入力され、単票排出コマンド受信により前記媒体
    搬送手段を介して前記単票を排出し、連続帳票モード指
    定コマンド受信により前記連続帳票搬送手段を介して前
    記連続帳票の頭出しを行い、連続帳票切断指定コマンド
    受信により前記連続帳票搬送手段を介して前記ミシン目
    が前記ミシン目切断部と対応する位置まで前記連続帳票
    を送って前記連続帳票の切断を実行させ、かつ前記ミシ
    ン目切断部よりも前の連続帳票を前記連続帳票搬送手段
    を介して所定位置まで戻すとともに切断後の連続帳票を
    前記媒体搬送手段を介して排出する制御手段とを設けた
    ことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 ミシン目を有した連続帳票を使用するプ
    リンタにおいて、 印字ヘッドの上流で、かつ媒体搬送ローラの下流位置に
    おける連続帳票走行ルートの上方に収納されているとと
    もに、制御部からの命令により前記連続帳票走行ルート
    内に移動され、前記ミシン目を境にして前記連続帳票の
    前後に当接されて前記連続帳票を不動に固定する連続帳
    票押え部材と、 先端が鈍角に形成されているとともに、前記連続帳票押
    え部材より遅れて下方に移動されて前記先端をミシン目
    付近に押し付けて前記ミシン目から前記連続帳票を切断
    するカッタを有したミシン目切断手段を備えたことを特
    徴とするプリンタ。
JP18445292A 1992-06-17 1992-06-17 プリンタ Pending JPH061016A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208877A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Brother Industries Ltd 記録装置
JP2016087861A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 セイコーエプソン株式会社 印刷装置および切断補助部材
JP2016087860A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 セイコーエプソン株式会社 印刷装置および印刷装置の制御方法

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