JP2005014496A - 被記録材及び記録装置並びに被記録材の記録位置設定方法 - Google Patents

被記録材及び記録装置並びに被記録材の記録位置設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】つづら折り状態の連続紙を使用して画像フレームに画像等が確実に納まる被記録材、記録装置、被記録材の記録位置設定方法を提供する。
【解決手段】本発明の被記録材Pは、つづら折り状態に折り畳まれた形状を有し、長手方向に適宜の間隔を空けて位置ずれ検出マーカMが複数個設けられている。また記録装置100は位置ずれ検出マーカMを検出する位置ずれ検出手段60と、検出された位置ずれデータを基に記録終了位置あるいは記録開始位置またはこれらの双方を制御する制御部63とが設けられている。また被記録材の記録位置設定方法は位置ずれ検出マーカMを検出することによって得られた位置ずれデータを基に、記録中の画像フレーム30における記録終了位置あるいは、後続の画像フレーム30における記録開始位置またはこれらの双方を設定するようにした。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば写真等を連続的にプリントし、そのまま折り畳んでアルバム等として使用できる被記録材及び該被記録材の所定の位置に正確に記録を実行するための記録装置並びに被記録材の記録位置設定方法に関する。
更に、本発明は、インク等の液体をそのヘッドから吐出(噴射)して被記録材(被液体噴射材)に記録を実行する(液体を付着する)インクジェット式記録装置などの液体噴射装置及び液体噴射装置において使用される被液体噴射材に関するものである。
【0002】
ここで液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録材に記録を行なうプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被液体噴射材に噴射して、前記液体を前記被液体噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
【0003】
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
【0004】
また本明細書において使用する「画像フレーム」とは、単一の画像等が記録される記録スペースを意味し、被記録材を冊子状に組み立てた場合に片面(1頁)ごとに割り当てられる場合と、見開き状態の左右両面(2頁)に跨って割り当てられる場合の両方を包含する意味で使用するものである。
【0005】
【従来の技術】
従来から下記特許文献1に示す如く、コンピュータの出力装置において使用される記録紙(以下コンピュータ用紙とも言う。)として、1頁ごとにミシン目が入った連続紙がしばしば用いられている。この連続紙には左右の側部に紙フィード用のガイド孔が等ピッチで連続的に設けられている。またミシン目の部位を山折り、谷折りの順で交互につづら折り状に折り畳んだ状態で使用されている。このような連続紙は周面に前記ガイド孔と同一ピッチの複数の突起をそなえたトラクタローラによって半ば強制的に紙送りされている。また、特許文献1には、ガイド孔を検知して用紙の横ずれを補正するためのセンサと移動手段としてのローラが開示されている。
【0006】
また、比較的大型の業務用のプリントシステムとして、複数台のインクジェットプリンタを直列的に配置したものが下記特許文献2に開示されている。このプリントシステムでは、太巻きの極めて長尺のロール紙を使用しており、複数台のインクジェットプリンタを直列的に配置し、しかも多数のガイドローラ等を使用することによって用紙の搬送経路は複雑に屈曲し長大であり、そのため一工程の印刷を完了するまでに繰り出される用紙長もかなりの長さに上っている。
【0007】
従って、用紙搬送方向の位置ずれが大きな問題となるため、その位置ずれを防止するために用紙にキューマークを付し、このキューマークを用紙搬送方向に配列された複数個のセンサで読み取ることによって、各インクジェットプリンタの印刷位置を調整している。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−316288号公報
【特許文献2】
特開2001−80080号公報
【0009】
一方、自らが撮影した写真を画像データとしてパーソナルコンピュータに取り込み、インクジェットプリンタ等を使用してプリント出力することが広く行なわれている。この場合使用されている被記録材としての用紙はB5、A4サイズ等、予め規格サイズに裁断された単票紙か、長尺の用紙をロール状に巻いたロール紙である。
【0010】
尚、上記コンピュータ用紙をインクジェットプリンタ等の出力用紙として使用しないのは、高品質の印刷を実行するに当たっては、円滑かつ正確な紙送りが必要不可欠であり、トラクタローラによる半ば強制的な紙送りは適さないからである。また用紙にガイド孔を多数設けることは印刷物の外観を損ねることにもなるし、写真等のプリント出力に使用されることの多いインクジェットプリンタの出力用紙には不向きであるからである。
【0011】
また単票紙等にプリントされた写真はプリント後、所定のサイズに裁断されるか、予め所定のサイズに裁断されている単票紙を使用し、この単票紙に対していわゆる「フチなし印刷」等をすることによってプリント出力される。そしてプリントされた写真自体を製本処理するか、クリアケース等に収納することによってアルバム化したりして整理されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
このような背景の下、コンピュータ用紙のようにガイド孔を多数有することは、写真等の高品質プリントを目的とする出力用紙としては適さないが、つづら折りされた連続紙の形態自体はアルバム化を容易にする等の利点もあり、以下のような用紙搬送方向での位置ずれの問題点さえ解決できれば、実現の可能性が大いに広がる。
【0013】
用紙搬送方向での位置ずれの問題点としては、連続紙の折り目に山折りあるいは谷折りの凹凸が生ずることにより、これが起因して用紙の引っ掛り、スリップ、弛み等が発生して用紙の位置ずれが起こる。そして用紙の位置ずれが起こると記録しようとする画像フレームに正確に画像等が記録できなくなり、画像等の記録位置にも図8および図9に示す如く、ずれが生じてしまう。因みに図8は用紙の搬送が遅れた場合の記録結果を示す平面図、図9は用紙の搬送が進んだ場合の記録結果を示す平面図である。
【0014】
この場合、上記特許文献2に示す如く、用紙の搬送方向の位置ずれを検知するために用紙にマークを付し、このマークを読み取ることによってインクジェットプリンタの記録位置を補正することも考えられる。しかし、特許文献2では比較的滑らかな用紙の搬送が期待できるロール紙を使用しており、用紙に対する記録位置はそれほど厳格ではない。
【0015】
また、特許文献2では、各インクジェットプリンタに対応してその上流側に個別にセンサが設けられており、各センサによって読み取られた位置ずれ量は当該センサに対応する下流に位置するインクジェットプリンタの印刷開始タイミングを設定するのに留まっている。従って、画像フレームが厳格に定まっている連続紙に対してそのまま適用することは困難であり、これを解決する何らかの工夫が必要となる。
【0016】
このような知見を踏まえ、本発明の目的は、写真等のように高精度の記録の実行が要求される被記録材として予め画像フレームが厳格に定まっている連続紙を使用できるようにし、しかも用紙搬送方向の位置ずれに対して記録中の画像フレームの記録終了位置、後続の画像フレームの記録開始位置を瞬時に設定し、実行に移すことができる被記録材及び記録装置並びに被記録材の記録位置設定方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の第1の態様に係る被記録材は、長尺の被記録原材に対して長手方向に適宜の間隔を空けて幅方向に延びる折り目が複数本設けられており、この折り目を利用してつづら折り状態に折り畳まれた形状を有する被記録材であって、前記被記録材には長手方向に適宜の間隔を空けて位置ずれ検出マーカが複数個設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第1の態様によれば、搬送中の被記録材に位置ずれが生じていることを検出することが可能となり、延いては所定の画像フレームに対する正確な記録が実行可能となる。
【0018】
本発明の第2の態様に係る被記録材は、第1の態様において、前記折り目は筋押しとミシン目によって構成されており、これが交互に繰り返すことによって配設されると共に、折り畳んだ状態において筋押しが外側、ミシン目が内側に来るように配設されていて、前記位置ずれ検出マーカはミシン目が形成されている部位のすべてあるいは1個ないし数個飛びに所定の間隔を空けて設けられていることを特徴とするものである。
【0019】
また、本発明の第3の態様に係る被記録材は、第2の態様において、前記位置ずれ検出マーカは、ミシン目が形成されている部位の両端部あるいはいずれか一方の端部を適宜の形状に刳り貫いたスリットによって構成されていることを特徴とするものである。
【0020】
これら本発明の第2及び第3の態様によれば、被記録材を冊子状に組み立てた際、その綴じ部に当たる内側部分に位置ずれ検出マーカが位置することになるから、位置ずれ検出マーカが組み立てられた状態の被記録材の外観を害することもない。特に位置ずれ検出マーカをスリットによって構成した場合には、ミシン目ともよく馴染み、特別な違和感も生じない。
【0021】
本発明の第4の態様に係る被液体噴射材は、長尺の被液体噴射原材に対して長手方向に適宜の間隔を空けて幅方向に延びる折り目が複数本設けられており、この折り目を利用してつづら折り状態に折り畳まれた形状を有する被液体噴射材であって、前記被液体噴射材には長手方向に適宜の間隔を空けて位置ずれ検出マーカが複数個設けられていることを特徴とするものである。
【0022】
本発明の第5の態様に係る記録装置は、第1〜第3のいずれかの態様にかかる被記録材に対して記録を実行し得る記録装置であって、該記録装置には被記録材に対して設けられている位置ずれ検出マーカを検出する位置ずれ検出手段と、該位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれデータを基に記録終了位置あるいは記録開始位置またはこれらの双方を制御する制御部とが設けられていることを特徴とするものである。
【0023】
本発明の第5の態様によれば、搬送中の被記録材に搬送方向の位置ずれが生じていることを検出することが可能となり、延いては被記録材の搬送方向の位置ずれに対して、記録中の画像フレームに対しては記録終了位置を、後続の画像フレームに対しては記録開始位置を瞬時に設定し、実行に移すことができるようになる。
本発明の第6の態様に係る記録装置は、第5の態様において、前記位置ずれ検出手段は光学式等の非接触センサであることを特徴とするものである。
また、本発明の第7の態様に係る記録装置は、第5の態様において、前記位置ずれ検出手段は機械式等の接触センサであることを特徴とする。
【0024】
これら本発明の第6または第7の態様によれば、被記録材の位置ずれに対応した記録位置の設定を極めて簡単に行なうことができる。また、非接触センサを使用した場合には、被記録材の記録面等を傷付けることなく、被記録材を円滑に搬送することが可能となる。また、接触センサとして機械的な検出レバー等を使用すれば、部品コストの削減等が図られる。
【0025】
本発明の第8の態様に係る液体噴射装置は、第4の態様に係る被液体噴射材に対して液体噴射を実行し得る液体噴射装置であって、該液体噴射装置には被液体噴射材に対して設けられている位置ずれ検出マーカを検出する位置ずれ検出手段と、該位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれデータを基に液体噴射終了位置あるいは液体噴射開始位置またはこれらの双方を制御する制御部とが設けられていることを特徴とするものである。
【0026】
本発明の第9の態様に係る被記録材の記録位置設定方法は、第1〜第3のいずれかの態様の被記録材に対して記録を実行するに当たり記録終了位置あるいは記録開始位置またはこれらの双方を設定する被記録材の記録位置設定方法であって、前記記録位置設定方法は被記録材に対して設けられている位置ずれ検出マーカを検出することによって得られた位置ずれデータを基に、記録中の画像フレームにおける記録終了位置あるいは、後続の画像フレームにおける記録開始位置またはこれらの双方を設定するようにしたことを特徴とするものである。
【0027】
本発明の第9の態様によれば、被記録材の搬送が遅れ、当該画像フレームにおいて次の画像等の記録が開始されるような場合には、次の画像等の記録開始位置を遅らせ、次の画像フレームの始端位置から記録が実行されるように調節することができる。また被記録材の搬送が進み、記録途中の画像等が次の画像フレームに掛かってしまうような場合には、当該画像の記録を途中で打ち切り、当該画像フレームの記録終端位置に合わせることができる。そして次の画像等は次の画像フレームの始端位置か、間に合わない場合には、若干の非記録エリアを挟んで記録が実行される。従って、一の画像等が見開き部以外で複数頁に跨るような事態が防止される。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明に係る被噴射材の一例である被記録材及び記録装置並びに被記録材の記録位置設定方法について説明する。最初に本願発明の液体噴射装置の一例である記録装置の一実施の形態としてインクジェット式記録装置を採り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。図1はインクジェット式記録装置の概略を示す斜め後方からの斜視図であり、図2は同上、側断面図である。
【0029】
インクジェット式記録装置100には、被噴射材の一例である被記録材P(以下単に用紙Pともいう。このうちB5、A4、葉書サイズ等、規格サイズの単票紙を符号S、ロール紙を符号R、つづら折りされた連続紙を符号Zで表す。)に記録を実行する液体噴射実行手段の一例である記録実行手段の主たる構成要素として、主走査方向Xに往復可能にキャリッジガイド軸12によって軸支されたキャリッジ10が設けられている。そして、該キャリッジ10には用紙P等に液体の一例であるインクを吐出(噴射)して記録を行なう液体噴射ヘッドの一例である記録ヘッド13が搭載されている。またキャリッジ10には液体カートリッジの一例であるインクカートリッジ11が装着されている。
【0030】
記録ヘッド13の下方には、記録ヘッド13と対向して記録ヘッド13のヘッド面と用紙P等とのギャップを規定するプラテン28が設けられている。そしてキャリッジ10とプラテン28との間に用紙P等を主走査方向Xと直交する副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド13を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド13から用紙P等にインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって用紙P等に記録が行われる。
【0031】
また、本実施の形態では、単票紙Sの他、ロール紙Rや連続紙Zにも対応できるタイプのインクジェット式記録装置100が採用されている。次に、単票紙Sの搬送経路に従ってインクジェット式記録装置100の構成を更に説明する。先ず、最も搬送方向上流側に単票紙Sを積畳する被噴射材積畳部の一例である給送用トレイ5が設けられている。また、給送用トレイ5には、単票紙Sの側端面に当接し、副走査方向Yへの円滑な搬送を案内するエッジガイド15が設けられている。給送用トレイ5上の単票紙Sは、給送用ローラ14の回転軸17の回転に伴って、ホッパ16が所定のタイミングで上昇し、給送用ローラ14に向けて押し上げられる。
【0032】
尚、これらの給送用トレイ5、給送用ローラ14及びホッパ16を含む装置を給送装置2という。そして給送用ローラ14の回転に伴って最上面に位置する単票紙Sから順番に図示しない分離パッドあるいはリタードローラの力を借りて単位数ずつピックアップして搬送方向下流に向かって送られる。
【0033】
給送用ローラ14の下流には、単票紙Sの通過を検出する被噴射材検出手段の一例である図示しない被記録材検出手段(以下単に検出レバーという)が設けられており、検出レバー7の下流には搬送用駆動ローラ19aと搬送用従動ローラ19bとによって構成される搬送用ローラ19が設けられている。このうち搬送用従動ローラ19bは、搬送用従動ローラ用のローラホルダ18の下流側において軸支され、当該ローラホルダ18は、図示しない回転軸を中心に回動可能に設けられ、かつ図示しないねじりコイルばねによって搬送用従動ローラ19bが常に搬送用駆動ローラ19aに圧接したニップ状態になるように回動付勢されている。
【0034】
搬送用ローラ19によって挟圧された状態で搬送される単票紙S等(搬送用ローラ19のニップ点以降は、ロール紙Rと連続紙Zも同一の搬送経路を辿るのでこれらも含まれる。)は、記録ヘッド13の下方の記録部26に導かれ、上述のキャリッジ10及び単票紙S等の動作によって単票紙S等の記録面のほぼ全面に亘って所望の記録が実行される。記録ヘッド13とその下方において、これと対向して設けられるプラテン28とのギャップは、高精度の記録を実行する上で極めて重要な要素となっており、単票紙S等の厚さの変化に応じて適宜調節されるようになっている。
【0035】
記録ヘッド13の下流には、排出用駆動ローラ20aと、排出用従動ローラ20bとによって構成される被噴射材排出手段の一例である排出用ローラ20が設けられ、この排出用ローラ20によって排出された単票紙S等は、更に下流に位置する被噴射材受け部の一例である排出用スタッカ50上の載置面51に排出されるようになっている。
【0036】
排出用従動ローラ20bは、その外周に複数の歯を有する歯付きローラであり、排出用従動ローラ用の図示しないローラホルダによって自由回転可能に軸支されている。排出用従動ローラ20bの上流には、補助歯付きローラ22が設けられ、単票紙S等は、該補助歯付きローラ22によってやや下方に押し付けられるようになっている。また、搬送用従動ローラ19bは、搬送用駆動ローラ19aよりその軸芯位置がやや下流側に配設されていて、更に排出用従動ローラ20bは、排出用駆動ローラ20aよりその軸芯位置がやや上流側に配設されている。
【0037】
このような構成によって単票紙S等は、搬送用ローラ19と排出用ローラ20との間において僅かに下に凸となる俗に「逆ぞり」と呼ばれている湾曲状態となり、記録ヘッド13に対向する位置にある単票紙S等はプラテン28に押し付けられ、これにより単票紙S等の浮き上がりが防止され、正常に記録が実行されるようになっている。尚、補助歯付きローラ22は、排出用従動ローラ20bと同様に歯付きローラから構成されており、図示しない補助歯付きローラ用のローラホルダに軸支されている。
【0038】
次に、ロール紙Rの搬送経路に従って、ロール紙R特有のインクジェット式記録装置100の基本的な構成を中心に説明する。また、ロール紙Rの搬送経路は、基本的に連続紙Zの搬送経路と同じである。ロール紙Rは、所定幅の連続した長尺の用紙がロール芯の周りに巻かれたもので、ロールホルダ45によって遊転自在の状態で保持されている。尚、ロールホルダ45は、記録装置本体3に対して固定状態で取り付けられる固定ホルダ47とロール紙R等の幅寸法に応じてロール紙Rの幅寸法に摺動し得るよう、記録装置本体3に対して可動状態で取り付けられる可動ホルダ49とを備えており、後述するように被記録材Pを搬送経路内に供給するためのガイド部材としての機能を併せ持っている。
【0039】
ロールホルダ45によって保持されたロール紙R等の繰り出し端は、ロール紙Rの搬送経路の入口から単票紙S用の上述した給送装置2の後面を通って、給送装置2の下方に至り、上述した搬送用ローラ19による挟圧搬送作用を受けながら記録ヘッド13下方の記録部26に導かれる。そして、ロール紙R等は、上述した単票紙Sと同一の搬送経路を辿って排出用ローラ20に至り、排出用スタッカ50より更に下流側に設けられているカッタ装置43まで搬送されて、必要に応じて所定の長さにカットされて排出される。
【0040】
また、インクジェット式記録装置100には、被記録材Pに付されている後述する位置ずれ検出マーカMを検出する位置ずれ検出手段として光学式センサ60と、光学式センサ60によって検出された位置ずれデータを基に記録終了位置あるいは記録開始位置またはこれらの双方を制御する制御部63とが設けられている。尚、光学式センサ60を設置する位置は、記録部26より上流側の適宜の位置を選択できるが、好ましくはロール紙R等の搬送経路の入口40付近から下方に向けて傾斜している傾斜搬送経路の部分より、図2に示す如く、引っ掛り等の問題の少ない水平搬送経路に移行した辺りに設ける。
【0041】
次に、本願発明の被記録材について説明する。図3は本願発明の被記録材を示す斜視図、図4は同上、使用状態を示す側面図、図5は同上、一部を拡大して示す平面図である。本願発明の被記録材Pには、複数の画像フレーム30が連続形成されている。画像フレーム30は被記録材Pを冊子状に組み立てた場合の片面(1頁)に割り当てられる小フレームと、見開き状態の左右両面(2頁)に跨って割り当てられる大フレームとに分類される。尚、画像フレーム30は図示の実施の形態の如く、すべて小フレームによって構成することも可能であるし、そのうち一部あるいは全部を大フレームによって構成することも可能である。
【0042】
そして、小フレームであれば、画像フレーム30の境界部において、あるいは大フレームであれば、画像フレーム30の境界部及び中央部において折り目となる筋押し33とミシン目34が交互に繰り返すように配設されている。また本発明では、被記録材Pとして長尺の被記録原材を予めつづら折り状態に折り畳んだ形状の連続紙Zを使用しており、筋押し33が外側、ミシン目34がそれぞれ内側に位置するように配置されている。
【0043】
尚、筋押し33とは、プレス装置等によって圧縮し、肉厚を幾分薄くして折れ易くする加工を意味するが、本明細書では、更に被記録材Pの肉厚の一部を所定の深さカットして折れ易くする、いわゆるハーフカットを包含する広範な意味で使用する。またミシン目34は周知の通り、交互に切断部36と非切断部35とを繰り返す構成になっていて、非切断部35と切断部36の長さの比率は1:4〜1:6程度と、切断部36の方が、かなり長めになっている。またミシン目34が形成されている部位における連続紙Zの一方の端部には、位置ずれ検出マーカMとして機能する一例としてU字状に刳り貫かれたスリット37が設けられている。
【0044】
次に、このような連続紙Zを被記録材Pとして使用してインクジェット式記録装置100によって記録を行う場合に実行される、本発明の被記録材の記録位置設定方法について説明する。図6は被記録材の搬送が遅れた場合の記録位置設定後の記録結果を示す平面図、図7は被記録材の搬送が進んだ場合の記録位置設定後の記録結果を示す平面図である。以下、(1)被記録材の搬送が遅れた場合と、(2)被記録材の搬送が進んだ場合に分けて記録位置設定の違いを説明する。
【0045】
(1)被記録材の搬送が遅れた場合(図6、図8参照)
被記録材Pの搬送が遅れると、当該画像フレーム30における終端に至る前に記録が終了し、図8に示す如く、次の画像等の記録が開始されてしまう。従ってこれを防止するために記録中の画像等の記録が終了した時点で一旦記録を停止し、光学式センサ60が位置ずれ検出マーカMであるスリット37を検出した時点で次の画像フレーム30における記録を開始させるようにする。
【0046】
尚、この際、光学式センサ60がスリット37を検出してから記録を実行するまでの間に若干のタイムラグが生じ、図6に示す如く、次の画像フレーム30の始端側には非記録エリア70が生ずることが予想されるが、見開き頁以外で単一の画像等が複数の頁に跨る事態は防止される。また図2に示す如く、光学式センサ60を記録部26よりかなり上流側に設けたり、光学式センサ60の検出伝達速度や制御部63での演算速度を速めることで、上記非記録エリア70は、ほとんど気にならない程度まで小さくすることができる。
【0047】
(2)被記録材の搬送が進んだ場合(図7、図9参照)
被記録材Pの搬送が進むと、当該画像フレーム30の終端を過ぎても画像等の記録は終了せず、図9に示す如く、次の画像フレーム30の始端側に一部の画像が掛かってしまう。従って、これを防止するために記録中の画像等の記録が終了していなくても光学式センサ60がスリット37を検出した時点で、当該画像等の記録を打ち切り、次の画像フレーム30の始端からは次の画像等の記録が実行されるようにする。
【0048】
またこの場合にも、図7に示す如く、当該画像フレーム30の終端側には非記録エリア70が生ずるが、見開き頁以外で単一の画像等が複数の頁に跨る事態は防止される。また図2に示す如く、光学式センサ60を記録部26よりかなり上流側に設けたり、光学式センサ60の検出伝達速度や制御部63での演算速度を速めることで、上記非記録エリア70はほとんど気にならない程度まで小さくすることができる。
【0049】
本願発明に係る被記録材及び記録装置並びに被記録材の記録位置設定方法は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば位置ずれ検出マーカMを設ける位置は冊子状に被記録材Pを組み立てたときに内側になる部分に限らず、他の位置に設けることが可能である。但しその場合には、位置ずれ検出マーカMの形状、大きさを工夫し、被記録材の外観を損なわないようにする配慮が必要となる。
【0050】
また、位置ずれ検出マーカMは、被記録材Pの一方の側端のみに設ける他、対向する他の側端にも設けることが可能である。因みにこのようにすれば、被記録材Pの傾き等も検出できるようになる。また位置ずれ検出マーカMとしてはスリット37に限らず、凹部あるいは凸部でもよく、被記録材Pの地色と異なる色で着色したものであってもよい。またスリット37とした場合の形状もU字状に限らず、円孔や角孔あるいは細幅のスリットでもよいし、ミシン目34の切断部36自体をスリット37とすることも可能である。
【0051】
また、位置ずれ検出手段としては、赤外線や超音波等を利用した他の非接触センサあるいは検出レバーやリミットスイッチ等を利用した接触センサであってもよい。また検出した位置ずれデータを直後の画像フレーム30に対する記録位置設定に利用する他、更に後続の画像フレーム30に対する記録位置設定に利用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット式記録装置の概略を示す斜視図である。
【図2】同上、側断面図である。
【図3】被記録材を拡大して示す斜視図である。
【図4】同上、使用状態を示す側断面図である。
【図5】同上、一部を拡大して示す平面図である。
【図6】被記録材の搬送が遅れた補正後の記録結果を示す平面図である。
【図7】被記録材の搬送が進んだ補正後の記録結果を示す平面図である。
【図8】被記録材の搬送が遅れた従来の記録結果を示す平面図である。
【図9】被記録材の搬送が進んだ従来の記録結果を示す平面図である。
【符号の説明】
1 二次加工品、 2 給送装置、 3 記録装置本体、5 給送用トレイ、
10 キャリッジ、11 インクカートリッジ、12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、15 エッジガイド、16 ホッパ、17 回転軸、18 ローラホルダ(搬送用従動ローラの)、
19 搬送用ローラ、19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、
20 搬出用ローラ、20a 排出用駆動ローラ、
20b 排出用従動ローラ、22 補助歯付きローラ、26 記録部、
28 プラテン、30 画像フレーム、33 筋押し、34 ミシン目、
35 非切断部、36 切断部、37 スリット、
40 入口(ロール紙等の搬送経路の)、43 カッタ装置、
45 ロール紙ホルダ、47 固定ホルダ、49 可動ホルダ、
50 排出用スタッカ、51 載置面、60 光学式センサ、63 制御部、
70 非記録エリア、100 インクジェット式記録装置(記録装置)、
P 用紙(被記録材)、 S 単票紙、 R ロール紙、 Z 連続紙、
X 主走査方向、 Y 副走査方向、 M 位置ずれ検出マーカ

Claims (9)

  1. 長尺の被記録原材に対して長手方向に適宜の間隔を空けて幅方向に延びる折り目が複数本設けられており、この折り目を利用してつづら折り状態に折り畳まれた形状を有する被記録材であって、前記被記録材には長手方向に適宜の間隔を空けて位置ずれ検出マーカが複数個設けられていることを特徴とする被記録材。
  2. 請求項1において、前記折り目は筋押しとミシン目によって構成されており、これが交互に繰り返すことによって配設されると共に、折り畳んだ状態において筋押しが外側、ミシン目が内側に来るように配設されていて、前記位置ずれ検出マーカは、ミシン目が形成されている部位のすべてあるいは1個ないし数個飛びに所定の間隔を空けて設けられていることを特徴とする被記録材。
  3. 請求項2において、前記位置ずれ検出マーカはミシン目が形成されている部位の両端部あるいはいずれか一方の端部を適宜の形状に刳り貫いたスリットによって構成されていることを特徴とする被記録材。
  4. 長尺の被液体噴射原材に対して長手方向に適宜の間隔を空けて幅方向に延びる折り目が複数本設けられており、この折り目を利用してつづら折り状態に折り畳まれた形状を有する被液体噴射材であって、前記被液体噴射材には長手方向に適宜の間隔を空けて位置ずれ検出マーカが複数個設けられていることを特徴とする被液体噴射材。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の被記録材に対して記録を実行し得る記録装置であって、該記録装置には被記録材に対して設けられている位置ずれ検出マーカを検出する位置ずれ検出手段と、該位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれデータを基に記録終了位置あるいは記録開始位置またはこれらの双方を制御する制御部とが設けられていることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5において、前記位置ずれ検出手段は光学式等の非接触センサであることを特徴とする記録装置。
  7. 請求項5において、前記位置ずれ検出手段は機械式等の接触センサであることを特徴とする記録装置。
  8. 請求項4に記載の被液体噴射材に対して液体噴射を実行し得る液体噴射装置であって、該液体噴射装置には被液体噴射材に対して設けられている位置ずれ検出マーカを検出する位置ずれ検出手段と、該位置ずれ検出手段によって検出された位置ずれデータを基に液体噴射終了位置あるいは液体噴射開始位置またはこれらの双方を制御する制御部とが設けられていることを特徴とする液体噴射装置。
  9. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の被記録材に対して記録を実行するに当たり記録終了位置あるいは記録開始位置またはこれらの双方を設定する被記録材の記録位置設定方法であって、前記記録位置設定方法は被記録材に対して設けられている位置ずれ検出マーカを検出することによって得られた位置ずれデータを基に、記録中の画像フレームにおける記録終了位置あるいは、後続の画像フレームにおける記録開始位置またはこれらの双方を設定するようにしたことを特徴とする被記録材の記録位置設定方法。
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