JPH0610150Y2 - 排気管継手 - Google Patents
排気管継手Info
- Publication number
- JPH0610150Y2 JPH0610150Y2 JP1484988U JP1484988U JPH0610150Y2 JP H0610150 Y2 JPH0610150 Y2 JP H0610150Y2 JP 1484988 U JP1484988 U JP 1484988U JP 1484988 U JP1484988 U JP 1484988U JP H0610150 Y2 JPH0610150 Y2 JP H0610150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust pipe
- outer cylinder
- bellows
- pipe joint
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車等の排気管を結合し、ベローズのたわみ
に追随し、排気系の振動を吸収すると同時にベローズを
飛石等から保護する機能を有する排気管継手の改良に関
するものである。
に追随し、排気系の振動を吸収すると同時にベローズを
飛石等から保護する機能を有する排気管継手の改良に関
するものである。
〈従来の技術〉 従来、排気管継手として用いられていた代表的なものを
第3図に示した。これはベローズ(1)の外周に金属細線
を組紐状に編んで形成したブレード(10)を被せ、その両
端をカバー(11)でベローズ(1)に一体固定した構造であ
った。
第3図に示した。これはベローズ(1)の外周に金属細線
を組紐状に編んで形成したブレード(10)を被せ、その両
端をカバー(11)でベローズ(1)に一体固定した構造であ
った。
〈考案が解決しようとする課題〉 このような構造の排気管継手は、ブレード(10)を金属細
線で形成するため、充分な強度が得られず、飛石等で破
損する難点があった。また、ブレードの製造が容易では
なく、コストも高い難点があった。
線で形成するため、充分な強度が得られず、飛石等で破
損する難点があった。また、ブレードの製造が容易では
なく、コストも高い難点があった。
〈課題を解決するための手段〉 そこで、これらの難点を解決すべく種々検討した結果、
ベローズ(1)の外周に間隙(2)を介して被せられ、その両
端が突起状に形成された外筒(3)と、ベローズ(1)の両端
に各々固定され、前記外筒(3)を支持するリング状のカ
バー(4)(4)とからなる構造の排気管継手を開発したので
ある。
ベローズ(1)の外周に間隙(2)を介して被せられ、その両
端が突起状に形成された外筒(3)と、ベローズ(1)の両端
に各々固定され、前記外筒(3)を支持するリング状のカ
バー(4)(4)とからなる構造の排気管継手を開発したので
ある。
この排気管継手は、外筒(3)両端の突起を外側カーリン
グ突起(5)(5)とし、全長連続体の外筒(3)を設けると
か、外筒(3)両端の突起をバーリング球面突起(6)(6)と
し、中間部で重合摺動する左右二つの外筒(3a)(3b)を設
けた構造が、特に本考案の目的に適い、前記難点を解決
したものとなる。
グ突起(5)(5)とし、全長連続体の外筒(3)を設けると
か、外筒(3)両端の突起をバーリング球面突起(6)(6)と
し、中間部で重合摺動する左右二つの外筒(3a)(3b)を設
けた構造が、特に本考案の目的に適い、前記難点を解決
したものとなる。
〈作用〉 このような排気管継手は、この種の継手に必要とされる
ベローズのたわみに対して、外筒(3)両端の突起をリン
グ状カバー(4)(4)が遊びをもって拘束、あるいは、中間
部で左右二つに分割されている外筒(3a)(3b)が重合摺動
することにより対応し、振動を吸収する。
ベローズのたわみに対して、外筒(3)両端の突起をリン
グ状カバー(4)(4)が遊びをもって拘束、あるいは、中間
部で左右二つに分割されている外筒(3a)(3b)が重合摺動
することにより対応し、振動を吸収する。
従来ブレードであった部分が、薄板材の外筒(3)で形成
されているので、飛石等による破損に対して保護され
る。
されているので、飛石等による破損に対して保護され
る。
〈実施例〉 以下図面によって本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示す一部破断側面図であ
る。この排気管継手はベローズ(1)の外周に間隙(2)を設
けて外筒(3)が被せられている。ベローズ(1)については
特に従来と変ることがない。しかし、従来のブレードに
代えて装着されている外筒(3)は、その両端が突起状に
形成されている。この突起(5)(5)は外側にカーリングさ
せて形成した構造である。そして、前記外筒(3)の両側
はリング状のカバー(4)(4)でカーリング突起(5)(5)を覆
い、かつ、この排気管継手が曲がる際にカーリング突起
(5)がカバー(4)内を移動できるように余裕をもたせて支
持されている。
る。この排気管継手はベローズ(1)の外周に間隙(2)を設
けて外筒(3)が被せられている。ベローズ(1)については
特に従来と変ることがない。しかし、従来のブレードに
代えて装着されている外筒(3)は、その両端が突起状に
形成されている。この突起(5)(5)は外側にカーリングさ
せて形成した構造である。そして、前記外筒(3)の両側
はリング状のカバー(4)(4)でカーリング突起(5)(5)を覆
い、かつ、この排気管継手が曲がる際にカーリング突起
(5)がカバー(4)内を移動できるように余裕をもたせて支
持されている。
第2図は本考案の第2実施例の要部断面図である。この
排気管継手は、外筒が左右二つのものからなり、図面左
方の外筒(3a)が小径であり、右方の外筒(3b)は大径であ
る。これらは中間部で重合しており、ベローズの伸縮に
対応して摺動する。この外筒(3a)(3b)端部の突起(6)(6)
はバーリングにより球面状に形成されている。このバー
リング球面突起(6)(6)の外方をリング状のカバー(4)(4)
が覆った状態でベローズ(1)へ固着されている。このこ
とにより排気管継手の曲がりを可能としている。
排気管継手は、外筒が左右二つのものからなり、図面左
方の外筒(3a)が小径であり、右方の外筒(3b)は大径であ
る。これらは中間部で重合しており、ベローズの伸縮に
対応して摺動する。この外筒(3a)(3b)端部の突起(6)(6)
はバーリングにより球面状に形成されている。このバー
リング球面突起(6)(6)の外方をリング状のカバー(4)(4)
が覆った状態でベローズ(1)へ固着されている。このこ
とにより排気管継手の曲がりを可能としている。
このような構造の排気管継手はベローズ(1)と外筒(3)と
の間に設けられた間隙(2)内へ外筒の摺動を円滑にする
と共に補強作用のある金網(7)を設けてもよい。
の間に設けられた間隙(2)内へ外筒の摺動を円滑にする
と共に補強作用のある金網(7)を設けてもよい。
〈考案の効果〉 本考案の排気管継手は以上のような構造であるから、外
筒の構造が簡略化され、かつ、高剛性な構造となってい
るので、製造コストが低減され、作業性も向上し、か
つ、飛石等による破損事故等が生じないものとなってい
る。
筒の構造が簡略化され、かつ、高剛性な構造となってい
るので、製造コストが低減され、作業性も向上し、か
つ、飛石等による破損事故等が生じないものとなってい
る。
第1図は本考案の排気管継手の第1実施例を示す一部破
断側面図であり、第2図は本考案の第2実施例の要部断
面図である。第3図は従来例の一部破断側面図である。 (1)ベローズ、(2)間隙 (3)外筒、(4)カバー (5)外側カーリング突起 (6)バーリング球面突起、(7)金網
断側面図であり、第2図は本考案の第2実施例の要部断
面図である。第3図は従来例の一部破断側面図である。 (1)ベローズ、(2)間隙 (3)外筒、(4)カバー (5)外側カーリング突起 (6)バーリング球面突起、(7)金網
Claims (3)
- 【請求項1】ベローズ(1)の外周に間隙(2)を介して被せ
られ、その両端が突起状に形成された外筒(3)と、ベロ
ーズ(1)の両端に各々固定され、前記外筒(3)を支持する
リング状のカバー(4)(4)とからなることを特徴とする排
気管継手。 - 【請求項2】外筒(3)両端の突起は外側カーリング突起
(5)(5)であり、全長連続体の外筒(3)である請求項1記
載の排気管継手。 - 【請求項3】外筒(3)両端の突起はバーリング球面突起
(6)(6)であり、中間部で重合摺動する左右二つの外筒(3
a)(3b)からなる請求項1記載の排気管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1484988U JPH0610150Y2 (ja) | 1988-02-06 | 1988-02-06 | 排気管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1484988U JPH0610150Y2 (ja) | 1988-02-06 | 1988-02-06 | 排気管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119821U JPH01119821U (ja) | 1989-08-14 |
JPH0610150Y2 true JPH0610150Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31226406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1484988U Expired - Lifetime JPH0610150Y2 (ja) | 1988-02-06 | 1988-02-06 | 排気管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610150Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-06 JP JP1484988U patent/JPH0610150Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119821U (ja) | 1989-08-14 |
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