JPH055929Y2 - - Google Patents

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JPH055929Y2
JPH055929Y2 JP12860387U JP12860387U JPH055929Y2 JP H055929 Y2 JPH055929 Y2 JP H055929Y2 JP 12860387 U JP12860387 U JP 12860387U JP 12860387 U JP12860387 U JP 12860387U JP H055929 Y2 JPH055929 Y2 JP H055929Y2
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JP
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filter paper
adhesive
cylindrical filter
cylindrical
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JP12860387U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、流体を濾過するためのフイルタ装置
に用いられるフイルタエレメントに関する。
《従来の技術》 一般に、オイルフイルタとかフユーエルフイル
タ等のフイルタ装置は、ケーシング内にフイルタ
エレメントを収納して構成され、ケーシング内に
導入したダスト含有流体をフイルタエレメントに
通過させて濾過し、この濾過流体が再度ケーシン
グから排出される。
ところで、従来のフイルタエレメント1として
は第3図、第4図に示すように、蛇腹状に折曲し
た濾紙を筒状に周回した筒状濾紙3が多く用いら
れる。
この筒状濾紙3はダスト含有流体が外側から内
側へと通過するタイプのもので、その内周には補
強筒5が設けられ、かつ、筒状濾紙3の両端には
エンドプレート7が接着されることによつて閉止
される。
しかしながら、かかる従来のフイルタエレメン
ト1にあつては、以下に説明する問題があつた。
《考案が解決しようとする問題点》 すなわち、上記構成のフイルタエレメント1で
は、筒状濾紙3の端面に当接する部分のエンドプ
レート7は平坦状に形成され、筒状濾紙3の端面
はその全面が該エンドプレート7に密着されてい
る。
しかし、筒状濾紙3は第4図に示したように蛇
腹状の折曲部分3a間のピッチPが内周縁部にお
いて著しく小さくなつている。
このため、筒状濾紙3とエンドプレート7とを
接着する場合、筒状濾紙3の端面に付着された接
着剤は、ピツチPが小さくなつた上記折曲部分3
aで押し出されてしまい、当該内周縁部でエンド
プレート7と筒状濾紙3との間の接着剤が不足し
て、接着が十分に行なわれなくなつてしまう。
そこで、本考案は接着剤が不足する筒状濾紙の
内周縁部において、接着剤を十分に確保すること
ができるフイルタエレメントを提供することを目
的とする。
《問題点を解決するための手段》 かかる目的を達成するために本考案は、蛇腹状
に折曲された濾紙を筒状に周回した筒状濾紙と、
該筒状濾紙の両端に接着されるエンドプレートと
を備えたフイルタエレメントにおいて、上記エン
ドプレートが上記筒状濾紙の内周縁部に対応する
部分に、環状の接着剤溜りを形成した。
《作用》 以上の構成により本考案のフイルタエレメント
にあつては、エンドプレートを筒状濾紙の端面に
接着する場合、該筒状濾紙の内周縁部で押し出さ
れた接着剤は接着剤溜りで捕捉される。
したがつて、筒状濾紙の内周縁部とエンドプレ
ートとの間は接着剤溜りに捕捉された接着剤で十
分に接着されるこてになる。
《実施例》 以下本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明
する。
なお、この実施例を説明するにあたつて従来の
構成と同一部分に同一符号を付して述べる。
すなわち、第1図は本考案にかかるフイルタエ
レメント1aの一実施例を示す要部断面図で、3
は筒状濾紙、5はパンチングプレートで形成され
た補強筒、7はエンドプレートである。
上記エンドプレート7は筒状濾紙3の内周縁部
に対応する部分に、該筒状濾紙3の中心軸方向外
方に膨出する環状の接着剤溜り10が形成され
る。
また、上記補強筒5は筒状濾紙3より長く形成
され、その端部は上記接着剤溜り10の内周に嵌
合される。
以上の構成により本実施例のフイルタエレメン
ト1aにあつては、該濾紙3の端面に塗布した接
着剤12を介してエンドプレート7を該筒状濾紙
3の端面に接着する際、該筒状濾紙3の蛇腹状折
曲部のピツチが小さくなる内周縁部で押し出され
た接着剤12は、接着剤溜り10内に捕捉され、
押し出された接着剤12が上記内周縁部から逃げ
出してしまうのを防止することができる。
したがつて、上記筒状濾紙3の内周縁部には、
接着剤溜り10に捕捉された接着剤12が十分に
供給されることになり、当該内周縁部とエンドプ
レート7との間は確実に接着される。
また、本実施例にあつては補強筒5の端部が上
記接着剤溜り10に嵌合されているため、該接着
剤溜り10に捕捉された接着剤12で同時に補強
筒5をも接着することができ、該補強筒5の固定
強度を著しく向上することができる。
なお、第2図に示すように接着剤溜り10内に
補強筒5を嵌合しないフイルタエレメント1bに
あつても、筒状濾紙3の内周縁部とエンドプレー
ト7との間の接着は十分に行なわれる。
《考案の効果》 以上説明したように本考案のフイルタエレメン
トにあつては、エンドプレートが筒状濾紙の内周
縁部に対応する部分に接着剤溜りを形成したの
で、筒状濾紙とエンドプレートとの接着時、蛇腹
状濾紙の折曲部のピツチが小さくなる内周縁部で
押し出された接着剤は上記接着剤溜り内に捕捉さ
れ、当該部分の接着剤が逃げてしまうのを防止す
ることができる。
したがつて、上記筒状濾紙の内周縁部とエンド
プレートとの間は、上記接着剤溜りに捕捉された
接着剤により確実に接着することができ、ダスト
含有流体のリークを防止することができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるフイルタエレメントの
一実施例を示す要部縦断面図、第2図は本考案の
他の実施例を示す要部縦断面図、第3図は従来の
フイルタエレメントの要部縦断面図、第4図は第
3図の,線断面図である。 1,1a,1b……フイルタエレメント、3…
…筒状濾紙、5……補強筒、7……エンドプレー
ト、10……接着剤溜り、12……接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蛇腹状に折曲された濾紙を筒状に周回した筒状
    濾紙と、該筒状濾紙の両端に接着されるエンドプ
    レートとを備えたフイルタエレメントにおいて、
    上記エンドプレートが上記筒状濾紙の内周縁部に
    対応する部分に、環状の接着剤溜りを形成したこ
    とを特徴とするフイルタエレメント。
JP12860387U 1987-08-26 1987-08-26 Expired - Lifetime JPH055929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12860387U JPH055929Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12860387U JPH055929Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6436006U JPS6436006U (ja) 1989-03-06
JPH055929Y2 true JPH055929Y2 (ja) 1993-02-16

Family

ID=31382098

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JPS6436006U (ja) 1989-03-06

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