JPH06100812B2 - 無地網フィルム作成装置 - Google Patents
無地網フィルム作成装置Info
- Publication number
- JPH06100812B2 JPH06100812B2 JP32850388A JP32850388A JPH06100812B2 JP H06100812 B2 JPH06100812 B2 JP H06100812B2 JP 32850388 A JP32850388 A JP 32850388A JP 32850388 A JP32850388 A JP 32850388A JP H06100812 B2 JPH06100812 B2 JP H06100812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- color
- coloring
- image
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無地網フィルム作成装置、特に印刷物の無地網
部分の製版をコンピュータを用いて行う装置に関する。
部分の製版をコンピュータを用いて行う装置に関する。
カラー印刷物の中には、色が一定の部分、いわゆる無地
網部分が多数存在する。このような無地網部分の製版工
程は一般のカラー部分の製版工程とは異なった特殊な工
程によって行われる。各無地網部分には、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色の混合で表現される色が与えられるが、こ
の混合色は印刷時に各色について用いる分解版における
網点面積率をパーセントで表した数値(以下、網パーセ
ントと呼ぶ)によって決定される。従来は、同一の網パ
ーセント領域を抽出するためのマスクと、所望の網パー
セントで網点が設けられた透明フィルム(平網)とを何
種類も用意し、露光フィルムに露光を繰り返すことによ
り、無地網フィルムを作成する作業を行っていた。
網部分が多数存在する。このような無地網部分の製版工
程は一般のカラー部分の製版工程とは異なった特殊な工
程によって行われる。各無地網部分には、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色の混合で表現される色が与えられるが、こ
の混合色は印刷時に各色について用いる分解版における
網点面積率をパーセントで表した数値(以下、網パーセ
ントと呼ぶ)によって決定される。従来は、同一の網パ
ーセント領域を抽出するためのマスクと、所望の網パー
セントで網点が設けられた透明フィルム(平網)とを何
種類も用意し、露光フィルムに露光を繰り返すことによ
り、無地網フィルムを作成する作業を行っていた。
最近では、このような無地網フィルムの作成をコンピュ
ータを利用して行う技術が提案されている。たとえば、
特願昭60−213259号明細書、特願昭60-270501号明細
書、特願昭62-231365号明細書には、コンピュータを用
いた無地網フィルム作成装置が開示されている。これら
の装置では、版下原稿に描画された輪郭線画像をスキャ
ナなどで読み取り、この読み取った画像データに基づい
てコンピュータによる着色を行い、直接各色ごとの無地
網フィルムが作成される。
ータを利用して行う技術が提案されている。たとえば、
特願昭60−213259号明細書、特願昭60-270501号明細
書、特願昭62-231365号明細書には、コンピュータを用
いた無地網フィルム作成装置が開示されている。これら
の装置では、版下原稿に描画された輪郭線画像をスキャ
ナなどで読み取り、この読み取った画像データに基づい
てコンピュータによる着色を行い、直接各色ごとの無地
網フィルムが作成される。
しかしながら、上述のコンピュータを用いた装置には、
着色作業の効率が悪いという問題点がある。オペレータ
が色を指定する場合、従来提案されている装置では、デ
ィスプレイ上にいわゆるカラーパレットと呼ばれる色メ
ニューを表示させ、このカラーパレットの中からオペレ
ータが色を選択することによって色指定を行っている。
ところが、近似色を多数用いると、カラーパレットから
の色の選択を間違えるおそれがあり、着色作業の効率が
低下する結果となる。
着色作業の効率が悪いという問題点がある。オペレータ
が色を指定する場合、従来提案されている装置では、デ
ィスプレイ上にいわゆるカラーパレットと呼ばれる色メ
ニューを表示させ、このカラーパレットの中からオペレ
ータが色を選択することによって色指定を行っている。
ところが、近似色を多数用いると、カラーパレットから
の色の選択を間違えるおそれがあり、着色作業の効率が
低下する結果となる。
また、ディスプレイ装置の解像度の制約から、上述の装
置では一般に画像を複数の部分に分割し、部分画像ごと
にディスプレイ装置に表示して着色作業を行うことにな
る。このため、絵柄としては連続した閉領域であり、一
様な着色が行われる部分であっても、別な部分画像間に
またがってしまった閉領域については、それぞれの部分
画像ごとに同じ着色処理を繰り返し行う必要がある。こ
のような繰り返し作業は非常に能率が悪い。
置では一般に画像を複数の部分に分割し、部分画像ごと
にディスプレイ装置に表示して着色作業を行うことにな
る。このため、絵柄としては連続した閉領域であり、一
様な着色が行われる部分であっても、別な部分画像間に
またがってしまった閉領域については、それぞれの部分
画像ごとに同じ着色処理を繰り返し行う必要がある。こ
のような繰り返し作業は非常に能率が悪い。
そこで本発明は、効率の良い着色作業を行うことのでき
る無地網フィルム作成装置を提供することを目的とす
る。
る無地網フィルム作成装置を提供することを目的とす
る。
(1)本発明の第1の要点は、無地網フィルム作成装置
において、 絵柄の輪郭線を形成する画像データを入力する画像デー
タ入力手段と、 この画像データ入力手段により入力された画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、 画像データを表示するためのディスプレイと、 画像データ記憶手段から、必要な画像データを抽出し、
これをディスプレイに表示するための画像データ抽出手
段と、 ディスプレイに表示された画像内の1点の位置を指定す
ることのできる画像内位置指定装置と、 画像内位置指定装置によって指定された位置の画素に与
えられている色を、画像データに基づいて認識する画像
色認識手段と、 ディスプレイに表示された画像内の所定の領域を、着色
対象領域として指定する領域指定手段と、 領域指定手段によって指定された着色対象領域が、画像
色認識手段によって認識された色で着色されるように、
画像データ記憶手段内の画像データに着色処理を施す着
色手段と、 着色手段によって着色された画像データに基づいて、印
刷製版用の色分解版を作成する原版作成手段と、 を設けるようにしたものである。
において、 絵柄の輪郭線を形成する画像データを入力する画像デー
タ入力手段と、 この画像データ入力手段により入力された画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、 画像データを表示するためのディスプレイと、 画像データ記憶手段から、必要な画像データを抽出し、
これをディスプレイに表示するための画像データ抽出手
段と、 ディスプレイに表示された画像内の1点の位置を指定す
ることのできる画像内位置指定装置と、 画像内位置指定装置によって指定された位置の画素に与
えられている色を、画像データに基づいて認識する画像
色認識手段と、 ディスプレイに表示された画像内の所定の領域を、着色
対象領域として指定する領域指定手段と、 領域指定手段によって指定された着色対象領域が、画像
色認識手段によって認識された色で着色されるように、
画像データ記憶手段内の画像データに着色処理を施す着
色手段と、 着色手段によって着色された画像データに基づいて、印
刷製版用の色分解版を作成する原版作成手段と、 を設けるようにしたものである。
(2)本発明の第2の要点は、上述の無地網フィルム作
成装置における画像データ入力手段、画像データ記憶手
段、ディスプレイ、画像データ抽出手段、画像内位置指
定装置、画像色認識手段、原版作成手段に加え、 画像色認識手段によって認識された色と同色で着色され
ている領域を、画像データに基づいて抽出する同色領域
抽出手段と、 この同色領域抽出手段によって抽出された領域が、あら
たに所定の色で着色されるように、画像データ記憶手段
内の画像データに着色処理を施す着色手段と、 を設けるようにしたものである。
成装置における画像データ入力手段、画像データ記憶手
段、ディスプレイ、画像データ抽出手段、画像内位置指
定装置、画像色認識手段、原版作成手段に加え、 画像色認識手段によって認識された色と同色で着色され
ている領域を、画像データに基づいて抽出する同色領域
抽出手段と、 この同色領域抽出手段によって抽出された領域が、あら
たに所定の色で着色されるように、画像データ記憶手段
内の画像データに着色処理を施す着色手段と、 を設けるようにしたものである。
(3)本発明の第3の要点は、無地網フィルム作成装置
において、 絵柄の輪郭線を形成する画像データを入力する画像デー
タ入力手段と、 この画像データ入力手段により入力された画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、 画像データを表示するためのディスプレイと、 画像データ記憶手段から、部分的な画像データを抽出
し、ディスプレイに部分画像を表示するための画像デー
タ抽出手段と、 入力された着色指示に基づいて、ディスプレイに表示さ
れている部分画像の所定の領域が所定の色で着色される
ように、画像データ記憶手段内の画像データに着色処理
を施す着色手段と、 画像データを構成する画素のうち、未着色画素の色(地
色)および輪郭線を構成する画素の色(輪郭線色)を記
憶する特定色メモリと、 画像データ記憶手段内の画像データに基づいて、地色の
画素だけからなる未着色閉領域を抽出し、この未着色閉
領域が地色でもなく輪郭線色でもない第3の色で着色さ
れている画素に直接接している場合には、この未着色閉
領域を第3の色で着色するように、着色手段に着色指示
を与える自動着色指示手段と、 着色手段によって着色された画像データに基づいて、印
刷製版用の色分解版を作成する原版作成手段と、 を設けるようにしたものである。
において、 絵柄の輪郭線を形成する画像データを入力する画像デー
タ入力手段と、 この画像データ入力手段により入力された画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、 画像データを表示するためのディスプレイと、 画像データ記憶手段から、部分的な画像データを抽出
し、ディスプレイに部分画像を表示するための画像デー
タ抽出手段と、 入力された着色指示に基づいて、ディスプレイに表示さ
れている部分画像の所定の領域が所定の色で着色される
ように、画像データ記憶手段内の画像データに着色処理
を施す着色手段と、 画像データを構成する画素のうち、未着色画素の色(地
色)および輪郭線を構成する画素の色(輪郭線色)を記
憶する特定色メモリと、 画像データ記憶手段内の画像データに基づいて、地色の
画素だけからなる未着色閉領域を抽出し、この未着色閉
領域が地色でもなく輪郭線色でもない第3の色で着色さ
れている画素に直接接している場合には、この未着色閉
領域を第3の色で着色するように、着色手段に着色指示
を与える自動着色指示手段と、 着色手段によって着色された画像データに基づいて、印
刷製版用の色分解版を作成する原版作成手段と、 を設けるようにしたものである。
本発明による無地網フィルム作成装置では、色の指定を
効率良く行うことができる。すなわち、オペレータが画
像内位置指定装置を用いて、ディスプレイに表示されて
いる画像内の1点を指定すると、画像色認識手段によっ
て指定した1点に対応する画素の色が認識される。この
ように認識された色が、オペレータの指定した色として
取り扱われる。結局、従来の装置のようにカラーパレッ
トから所望の色を選択することによって色の指定を行う
という方法だけでなく、画面内の着色部分を見て、そこ
に所望の色があればその画面内でその色を直接指し示す
ことによって色指定を行うという方法が可能になる。
効率良く行うことができる。すなわち、オペレータが画
像内位置指定装置を用いて、ディスプレイに表示されて
いる画像内の1点を指定すると、画像色認識手段によっ
て指定した1点に対応する画素の色が認識される。この
ように認識された色が、オペレータの指定した色として
取り扱われる。結局、従来の装置のようにカラーパレッ
トから所望の色を選択することによって色の指定を行う
という方法だけでなく、画面内の着色部分を見て、そこ
に所望の色があればその画面内でその色を直接指し示す
ことによって色指定を行うという方法が可能になる。
また、前述のように、部分画像ごとにディスプレイ装置
に表示して着色作業を行うと、絵柄としては連続した閉
領域であってもその一部が別な部分画像間にまたがって
しまった場合は、そのまたがった部分は未着色閉領域と
なる。ところが、自動着色指示手段は、任意の未着色閉
領域が、地色でもなく輪郭線色でもない第3の色で着色
されている画素に直接接している場合に、この未着色閉
領域を第3の色で着色する機能を有する。したがって、
このような未着色閉領域はオペレータが個々に着色指定
しないでも自動的に適切な色で着色されるようになる。
に表示して着色作業を行うと、絵柄としては連続した閉
領域であってもその一部が別な部分画像間にまたがって
しまった場合は、そのまたがった部分は未着色閉領域と
なる。ところが、自動着色指示手段は、任意の未着色閉
領域が、地色でもなく輪郭線色でもない第3の色で着色
されている画素に直接接している場合に、この未着色閉
領域を第3の色で着色する機能を有する。したがって、
このような未着色閉領域はオペレータが個々に着色指定
しないでも自動的に適切な色で着色されるようになる。
以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。
装置の構成 第1図は本発明の一実施例に係る無地網フィルム作成装
置のブロック図である。ここで、図の左に示す一点鎖線
で囲まれた部分はレイアウトスキャナ1である。このレ
イアウトスキャナ1は、入力ドラム2、出力ドラム3、
インターフェイス4,5、レイアウトコンピュータ6、お
よび磁気ディスク7によって構成されている。入力ドラ
ム2には版下原稿Fがセットされ、この版下原稿Fに描
かれた輪郭線画像は走査ヘッド(図示せず)により読み
取られ、画像データとしてインターフェイス4を介して
レイアウトコンピュータ6に取り込まれる。また、この
画像データは磁気ディスク7に記憶される。レイアウト
コンピュータ6は、磁気ディスク7に記憶された各種画
像データを編集する機能を有し、編集後の画像データ
は、インターフェイス5を介して出力ドラム3上にセッ
トされた露光フィルムに出力される。画像データを各色
ごとに編集して出力するようにすれば、Y,M,C,Kの4色
の色分解版Pが作成される。なお、このレイアウトスキ
ャナ1は、市販の装置として公知であるので、ここでは
詳しい説明は省略する。
置のブロック図である。ここで、図の左に示す一点鎖線
で囲まれた部分はレイアウトスキャナ1である。このレ
イアウトスキャナ1は、入力ドラム2、出力ドラム3、
インターフェイス4,5、レイアウトコンピュータ6、お
よび磁気ディスク7によって構成されている。入力ドラ
ム2には版下原稿Fがセットされ、この版下原稿Fに描
かれた輪郭線画像は走査ヘッド(図示せず)により読み
取られ、画像データとしてインターフェイス4を介して
レイアウトコンピュータ6に取り込まれる。また、この
画像データは磁気ディスク7に記憶される。レイアウト
コンピュータ6は、磁気ディスク7に記憶された各種画
像データを編集する機能を有し、編集後の画像データ
は、インターフェイス5を介して出力ドラム3上にセッ
トされた露光フィルムに出力される。画像データを各色
ごとに編集して出力するようにすれば、Y,M,C,Kの4色
の色分解版Pが作成される。なお、このレイアウトスキ
ャナ1は、市販の装置として公知であるので、ここでは
詳しい説明は省略する。
レイアウトスキャナ1によって取り込まれた版下原稿F
の画像データは、ディスクドライブ8によって、フロッ
ピーディスク9に書き込むことができる。このフロッピ
ーディスク9に書き込まれた画像データは別なディスク
ドライブ10によって読み出され、これに接続されたコン
ピュータ11に取り込まれる。なお、本実施例ではレイア
ウトスキャナ1とコンピュータ11との間のデータ転送を
上述のようにフロッピーディスク9を介して行っている
が、両者間を直接接続しオンラインでデータ転送を行っ
てもかまわない。コンピュータ11は、図の破線で囲まれ
た部分によって構成され、ディスプレイ12と入力装置13
が接続されている。コンピュータ11内の各構成要素は、
実際には汎用コンピュータ内のメモリおよびソフトウェ
アによって実現される。また、入力装置13としては、マ
ウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどが
用いられる。
の画像データは、ディスクドライブ8によって、フロッ
ピーディスク9に書き込むことができる。このフロッピ
ーディスク9に書き込まれた画像データは別なディスク
ドライブ10によって読み出され、これに接続されたコン
ピュータ11に取り込まれる。なお、本実施例ではレイア
ウトスキャナ1とコンピュータ11との間のデータ転送を
上述のようにフロッピーディスク9を介して行っている
が、両者間を直接接続しオンラインでデータ転送を行っ
てもかまわない。コンピュータ11は、図の破線で囲まれ
た部分によって構成され、ディスプレイ12と入力装置13
が接続されている。コンピュータ11内の各構成要素は、
実際には汎用コンピュータ内のメモリおよびソフトウェ
アによって実現される。また、入力装置13としては、マ
ウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどが
用いられる。
続いて、コンピュータ11内の各構成要素について説明す
る。ディスクドライブ10で読み出された画像データは、
画像データ入出力手段14を介して画像メモリ15に取り込
まれる。この画像メモリ15内の画像データの一部あるい
は全部が、後述するように、画像データ抽出手段16によ
って抽出され表示用メモリ17に取り込まれる。この表示
用メモリ17内の画像データが、ディスプレイ12によって
表示されることになる。表示用メモリ17には、画像デー
タだけでなく、制御表示発生手段18によって発生された
制御表示データも与えられる。したがって、ディスプレ
イ12には、画像データとともに後述する制御表示が表示
される。着色手段19は、領域指定手段20によって指定さ
れた領域に対して、色指定手段21によって指定された色
による着色を施す作業を行うとともに、着色指示メモリ
22内に記憶されている着色指示に基づいて着色指示を行
うこともできる。領域制限手段23は、着色すべき領域に
対して所定の制限を与える機能を有する。また、後に述
べる自動着色機能が動作すると、特定色メモリ24内の色
を参照しながら自動着色指示手段25が着色手段19に対し
て着色指示を与える。領域指定手段20および色指定手段
21は、画像色認識手段26、カラーテーブルメモリ27、パ
レット色認識手段28、同色領域抽出手段29、および指定
領域認識手段30から与えられるデータに基づいて動作す
るが、この機能については後に詳述する。入力装置13か
ら与えられたオペレータからの指示は、画像内点認識手
段31、カラーテーブル作成手段32、およびパレット内点
認識手段33を介して前述の各手段に与えられる。
る。ディスクドライブ10で読み出された画像データは、
画像データ入出力手段14を介して画像メモリ15に取り込
まれる。この画像メモリ15内の画像データの一部あるい
は全部が、後述するように、画像データ抽出手段16によ
って抽出され表示用メモリ17に取り込まれる。この表示
用メモリ17内の画像データが、ディスプレイ12によって
表示されることになる。表示用メモリ17には、画像デー
タだけでなく、制御表示発生手段18によって発生された
制御表示データも与えられる。したがって、ディスプレ
イ12には、画像データとともに後述する制御表示が表示
される。着色手段19は、領域指定手段20によって指定さ
れた領域に対して、色指定手段21によって指定された色
による着色を施す作業を行うとともに、着色指示メモリ
22内に記憶されている着色指示に基づいて着色指示を行
うこともできる。領域制限手段23は、着色すべき領域に
対して所定の制限を与える機能を有する。また、後に述
べる自動着色機能が動作すると、特定色メモリ24内の色
を参照しながら自動着色指示手段25が着色手段19に対し
て着色指示を与える。領域指定手段20および色指定手段
21は、画像色認識手段26、カラーテーブルメモリ27、パ
レット色認識手段28、同色領域抽出手段29、および指定
領域認識手段30から与えられるデータに基づいて動作す
るが、この機能については後に詳述する。入力装置13か
ら与えられたオペレータからの指示は、画像内点認識手
段31、カラーテーブル作成手段32、およびパレット内点
認識手段33を介して前述の各手段に与えられる。
装置の動作概要 さて、このコンピュータ11の動作は次のとおりである。
画像データ入出力手段14を介して画像メモリ15に与えら
れた画像データは、もともとは版下原稿Fに描かれた輪
郭線画像であり、第2図(a)に示すような線画であ
る。一般に、ディスプレイ12の解像度はレイアウトスキ
ャナ1によって入力した画像データをすべて表示するの
には不十分である。そこで第2図(a)に示すような全
画像を、ディスプレイ12上に表示するためには、画素を
間引く処理が必要になる。画像データ抽出手段16は、こ
の間引き処理を行う機能を有する。したがって、表示用
メモリ17には画素が間引かれた画像データが与えられ、
この画像データに基づいてディスプレイ12上に画像表示
がなされる。また、画像データ抽出手段16は、画像メモ
リ15内の画像データの一部分だけを抽出する機能も有す
る。たとえば、第2図(b)に示すように、全画像を部
分画像B1〜B12に分割し、このうちの1部分画像につい
てのデータのみを抽出して表示用メモリ17に与えること
ができる。この場合、ディスプレイ12には拡大された部
分画像が表示されることになる。
画像データ入出力手段14を介して画像メモリ15に与えら
れた画像データは、もともとは版下原稿Fに描かれた輪
郭線画像であり、第2図(a)に示すような線画であ
る。一般に、ディスプレイ12の解像度はレイアウトスキ
ャナ1によって入力した画像データをすべて表示するの
には不十分である。そこで第2図(a)に示すような全
画像を、ディスプレイ12上に表示するためには、画素を
間引く処理が必要になる。画像データ抽出手段16は、こ
の間引き処理を行う機能を有する。したがって、表示用
メモリ17には画素が間引かれた画像データが与えられ、
この画像データに基づいてディスプレイ12上に画像表示
がなされる。また、画像データ抽出手段16は、画像メモ
リ15内の画像データの一部分だけを抽出する機能も有す
る。たとえば、第2図(b)に示すように、全画像を部
分画像B1〜B12に分割し、このうちの1部分画像につい
てのデータのみを抽出して表示用メモリ17に与えること
ができる。この場合、ディスプレイ12には拡大された部
分画像が表示されることになる。
前述のように、レイアウトスキャナ1から取り込んだ画
像は、輪郭線画像であるため、輪郭線を構成する画素
(たとえば黒)とそれ以外の画素(たとえば白)の2種
類の画素によって構成されたモノクロ画像である。この
モノクロ画像に対して、着色手段19によって着色がなさ
れる。着色に用いる色は、あらかじめカラーテーブルと
して、カラーテーブルメモリ27に定義されている。カラ
ーテーブルは、色番号とそれに対応する色を構成するY,
M,C,Kの各網パーセントデータとによって構成される。
たとえば、色番号nの色については、各色の網パーセン
トデータYn,Mn,Cn,Knが定義されている。この定義は入
力装置13から与えられるオペレータの指示に基づいて、
カラーテーブル作成手段32がカラーテーブルの定義を行
い、これをカラーテーブルメモリに記憶させることによ
って行われる。定義された色による着色を行うため、オ
ペレータは、入力装置13によって、画像の所望の閉領域
(輪郭線で囲まれた領域)を所望の色番号の色で着色す
るような指示を与える。この指示を受けた着色手段19
は、画像メモリ15内の画像データの対応する画素に指定
された色番号に相当する色値を与える。これによって、
オペレータは自分の指定した着色状況をディスプレイ12
で確認することができる。なお、実際にはディスプレイ
表示のための各画素の色値は、赤(R)、緑(G),青
(B)の3色であるので、Y,M,C,Kの4色成分からR,G,B
への3色成分への変換が行われる。この着色手段19によ
る着色処理は、種々の方法が公知であるため、ここでは
説明を省略する。
像は、輪郭線画像であるため、輪郭線を構成する画素
(たとえば黒)とそれ以外の画素(たとえば白)の2種
類の画素によって構成されたモノクロ画像である。この
モノクロ画像に対して、着色手段19によって着色がなさ
れる。着色に用いる色は、あらかじめカラーテーブルと
して、カラーテーブルメモリ27に定義されている。カラ
ーテーブルは、色番号とそれに対応する色を構成するY,
M,C,Kの各網パーセントデータとによって構成される。
たとえば、色番号nの色については、各色の網パーセン
トデータYn,Mn,Cn,Knが定義されている。この定義は入
力装置13から与えられるオペレータの指示に基づいて、
カラーテーブル作成手段32がカラーテーブルの定義を行
い、これをカラーテーブルメモリに記憶させることによ
って行われる。定義された色による着色を行うため、オ
ペレータは、入力装置13によって、画像の所望の閉領域
(輪郭線で囲まれた領域)を所望の色番号の色で着色す
るような指示を与える。この指示を受けた着色手段19
は、画像メモリ15内の画像データの対応する画素に指定
された色番号に相当する色値を与える。これによって、
オペレータは自分の指定した着色状況をディスプレイ12
で確認することができる。なお、実際にはディスプレイ
表示のための各画素の色値は、赤(R)、緑(G),青
(B)の3色であるので、Y,M,C,Kの4色成分からR,G,B
への3色成分への変換が行われる。この着色手段19によ
る着色処理は、種々の方法が公知であるため、ここでは
説明を省略する。
ディスプレイ12上の実際の表示例を第3図(a),
(b)に示す。同図(a)は全画像を表示した例であ
り、同図(b)は部分画像の拡大表示を行った例であ
る。ディスプレイの表示画面は、画像表示領域12aと、
制御表示領域12bとによって構成される。画像表示領域1
2aには、画像データ抽出手段16によって抽出された画像
データが表示され、制御表示領域12bには、制御表示発
生手段18によって発生された制御表示が表示される。こ
の例では、制御表示領域12bには、カラーパレット121
と、コマンド表示122とが表示されている。カラーパレ
ット121には、カラーテーブルメモリ27に定義されてい
る実際の色の近似色(この例では16色)が表示されてお
り、コマンド表示122には、オペレータの操作に用いる
種々のコマンドが表示されている。入力装置13として、
マウスなどのポインティングデバイスを用いれば、オペ
レータはカラーパレット121内の1色を指定すること
や、コマンド表示122のうちの所望のコマンドを指定す
ることが可能である。
(b)に示す。同図(a)は全画像を表示した例であ
り、同図(b)は部分画像の拡大表示を行った例であ
る。ディスプレイの表示画面は、画像表示領域12aと、
制御表示領域12bとによって構成される。画像表示領域1
2aには、画像データ抽出手段16によって抽出された画像
データが表示され、制御表示領域12bには、制御表示発
生手段18によって発生された制御表示が表示される。こ
の例では、制御表示領域12bには、カラーパレット121
と、コマンド表示122とが表示されている。カラーパレ
ット121には、カラーテーブルメモリ27に定義されてい
る実際の色の近似色(この例では16色)が表示されてお
り、コマンド表示122には、オペレータの操作に用いる
種々のコマンドが表示されている。入力装置13として、
マウスなどのポインティングデバイスを用いれば、オペ
レータはカラーパレット121内の1色を指定すること
や、コマンド表示122のうちの所望のコマンドを指定す
ることが可能である。
すべての着色が完了したら、着色済みの画像データは、
画像メモリ15から画像データ入出力手段14を介してディ
スクドライブ10に転送される。そして、フロッピーディ
スク9を媒介としてディスクドライブ8を経て、レイア
ウトコンピュータ6に与えられる。レイアウトコンピュ
ータ6は、この着色済みの画像データをインターフェイ
ス5を介して出力ドラム3に色別に出力する。こうし
て、印刷製版用の色分解版が作成される。
画像メモリ15から画像データ入出力手段14を介してディ
スクドライブ10に転送される。そして、フロッピーディ
スク9を媒介としてディスクドライブ8を経て、レイア
ウトコンピュータ6に与えられる。レイアウトコンピュ
ータ6は、この着色済みの画像データをインターフェイ
ス5を介して出力ドラム3に色別に出力する。こうし
て、印刷製版用の色分解版が作成される。
色の指定方法 続いて、本発明の特徴となる色の指定方法について説明
する。この実施例の装置は、次の2とおりの色指定方法
をもつ。
する。この実施例の装置は、次の2とおりの色指定方法
をもつ。
(1)カラーパレットによる色指定 この方法は、オペレータがマウスなどの入力装置13を用
いて、カラーパレット121内の1色を選択する方法で、
従来から提案されている方法である。たとえば、第4図
(a)の位置P1をマウスで指定することにより、色番号
7に定義された色が指定される。この指定動作は、第1
図の装置では次のような処理になる。まず、入力装置13
からの信号に基づいて、パレット内点認識手段33は位置
P1の座標値を認識し、この座標値をパレット色認識手段
28に与える。パレット色認識手段28は、この座標値に基
づいてカラーパレットの指定位置を認識し、そこに対応
する色(この場合、色番号7の色)をカラーテーブルメ
モリ27内のテーブルを参照して認識する。この方法で
は、カラーパレットに近似色が並んだ場合に指定ミスが
生じるおそれがあることは前述のとおりである。たとえ
ば、第4図(a)の領域A2を既に着色済みの領域A1と同
一色に着色したい場合、カラーパレット121から同一色
を探して指定を行うが、このときに近似色を誤って指定
してしまうおそれがある。また、同一色を探す操作を行
う必要があるため、能率も低下する。
いて、カラーパレット121内の1色を選択する方法で、
従来から提案されている方法である。たとえば、第4図
(a)の位置P1をマウスで指定することにより、色番号
7に定義された色が指定される。この指定動作は、第1
図の装置では次のような処理になる。まず、入力装置13
からの信号に基づいて、パレット内点認識手段33は位置
P1の座標値を認識し、この座標値をパレット色認識手段
28に与える。パレット色認識手段28は、この座標値に基
づいてカラーパレットの指定位置を認識し、そこに対応
する色(この場合、色番号7の色)をカラーテーブルメ
モリ27内のテーブルを参照して認識する。この方法で
は、カラーパレットに近似色が並んだ場合に指定ミスが
生じるおそれがあることは前述のとおりである。たとえ
ば、第4図(a)の領域A2を既に着色済みの領域A1と同
一色に着色したい場合、カラーパレット121から同一色
を探して指定を行うが、このときに近似色を誤って指定
してしまうおそれがある。また、同一色を探す操作を行
う必要があるため、能率も低下する。
(2)画像内点による色指定 この方法は、オペレータがマウスなどの入力装置13を用
いて、ディスプレイの表示画像内の1点を指示する方法
で、本発明の特徴となる方法である。たとえば、第4図
(a)の位置P2をマウスで指定することにより、既に着
色済みの領域A1の色そのものを指定することができる。
この指定動作は、第1図の装置では次のような処理にな
る。まず、入力装置13からの信号に基づいて、画像内点
認識手段31は位置P2の座標値を認識し、この座標値を画
像色認識手段26に与える。画像色認識手段26は、この座
標値に対応する画像データ内の画素を検索し、この画素
に与えられている色を認識する。したがって、第4図
(a)の領域A2を既に着色済みの領域A1と同一色に着色
したい場合、単に領域A1内の1点P2を指定するだけの操
作ですみ、非常に能率が向上する。
いて、ディスプレイの表示画像内の1点を指示する方法
で、本発明の特徴となる方法である。たとえば、第4図
(a)の位置P2をマウスで指定することにより、既に着
色済みの領域A1の色そのものを指定することができる。
この指定動作は、第1図の装置では次のような処理にな
る。まず、入力装置13からの信号に基づいて、画像内点
認識手段31は位置P2の座標値を認識し、この座標値を画
像色認識手段26に与える。画像色認識手段26は、この座
標値に対応する画像データ内の画素を検索し、この画素
に与えられている色を認識する。したがって、第4図
(a)の領域A2を既に着色済みの領域A1と同一色に着色
したい場合、単に領域A1内の1点P2を指定するだけの操
作ですみ、非常に能率が向上する。
着色処理 続いて、本装置の具体的な着色処理について説明する。
第1図のブロック図に示すとおり、着色手段19は領域指
定手段20から着色対象となる領域の指定を受け、色指定
手段21から着色すべき色の指定を受ける。要するに、ど
の閉領域をどの色で着色するかが特定されれば、着色作
業が可能になる。この着色作業は、コマンド表示122内
の所定コマンドを選択することによって行われる。第5
図に、このコマンド表示122の1領域の拡大図を示す。
ここには、着色のための種々のコマンドが表示されてお
り、オペレータはマウスなどで所望のコマンド入力を行
う。この実施例の装置には、5つの着色モードが用意さ
れている。すなわち、(1)指定点モード、(2)一括
指定点モード、(3)指定色モード、(4)一括指定色
モード、(5)自動モードの5つである。オペレータは
第5図に示すコマンド表示の1つをマウスを用いて指定
することにより、所望の着色モードを選択することがで
きる。以下、各モードを順に説明する。
第1図のブロック図に示すとおり、着色手段19は領域指
定手段20から着色対象となる領域の指定を受け、色指定
手段21から着色すべき色の指定を受ける。要するに、ど
の閉領域をどの色で着色するかが特定されれば、着色作
業が可能になる。この着色作業は、コマンド表示122内
の所定コマンドを選択することによって行われる。第5
図に、このコマンド表示122の1領域の拡大図を示す。
ここには、着色のための種々のコマンドが表示されてお
り、オペレータはマウスなどで所望のコマンド入力を行
う。この実施例の装置には、5つの着色モードが用意さ
れている。すなわち、(1)指定点モード、(2)一括
指定点モード、(3)指定色モード、(4)一括指定色
モード、(5)自動モードの5つである。オペレータは
第5図に示すコマンド表示の1つをマウスを用いて指定
することにより、所望の着色モードを選択することがで
きる。以下、各モードを順に説明する。
(1)指定点モード これは、着色対象となる領域を、画像内の1点を入力す
ることによって指定するモードである。この操作の流れ
図を第6図に示す。まず、オペレータはステップS1にお
いて領域制限を行うか否かを判断する。領域制限を行う
場合は、ステップS2で制限対象となる領域の設定を行
う。たとえば、第4図(a)の領域枠Lの中だけに領域
制限を行った場合、この領域枠Lの中だけに対して着色
が行われ、その外については一切着色が行われない。入
力した画像の輪郭線の一部が欠損していた場合などは、
オペレータが閉領域と認識している部分が実際には閉領
域になっていないことがある。このような場合、オペレ
ータの予想外の部分にまで着色が及ぶことになる。この
ような予想外の部分の着色を一定の範囲で抑えるために
は、この領域制限を行うことが有効である。この領域制
限は、第5図に示すコマンド表示の「領域」と記された
コマンドを指定することによって行うことができる。領
域枠Lの指定は、たとえば対角線上の2点L1,L2をマウ
スなどで指定することによって行うことができる。
ることによって指定するモードである。この操作の流れ
図を第6図に示す。まず、オペレータはステップS1にお
いて領域制限を行うか否かを判断する。領域制限を行う
場合は、ステップS2で制限対象となる領域の設定を行
う。たとえば、第4図(a)の領域枠Lの中だけに領域
制限を行った場合、この領域枠Lの中だけに対して着色
が行われ、その外については一切着色が行われない。入
力した画像の輪郭線の一部が欠損していた場合などは、
オペレータが閉領域と認識している部分が実際には閉領
域になっていないことがある。このような場合、オペレ
ータの予想外の部分にまで着色が及ぶことになる。この
ような予想外の部分の着色を一定の範囲で抑えるために
は、この領域制限を行うことが有効である。この領域制
限は、第5図に示すコマンド表示の「領域」と記された
コマンドを指定することによって行うことができる。領
域枠Lの指定は、たとえば対角線上の2点L1,L2をマウ
スなどで指定することによって行うことができる。
続いて、ステップS3で色指定が行われる。これは前述し
た2つの色の指定方法のいずれかの方法で特定の1色を
指定すればよい。いずれの方法を採っても、色指定手段
21には認識されたいずれかの色が与えられる。続いて、
ステップS4で点指定を行う。これは着色対象となる領域
を指定することに他ならない。たとえば、第4図(a)
で点P3を指定すれば、領域A2を着色対象領域として指定
したことになる。この指定動作は、第1図の装置では次
のような処理になる。まず、入力装置13からの信号に基
づいて、画像内点認識手段31は位置P3の座標値を認識
し、この座標値を指定領域認識手段30に与える。指定領
域認識手段30は、この座標値に対応する画像データ内の
画素を検索し、この画素を含む閉領域を指定領域として
認識し、領域指定手段20に認識した指定領域を示すデー
タを与える。したがって、ステップS5では、領域指定手
段20が指定した領域に対して、色指定手段21が指定した
色による着色処理が行われる。すなわち、着色手段19が
画像メモリ15内の所定の画素の色値を変更する作業を行
う。第4図(a)において位置P3を指定した場合、第4
図(b)に示すように領域A2に対して着色処理がなされ
る。ステップS6により、以上の着色作業を繰り返して行
うことができる。この場合、着色する色が同じならステ
ップS4から繰り返し、色を再設定するならステップS3か
ら繰り返し、制限領域を再設定するならステップS1から
繰り返すことになる。
た2つの色の指定方法のいずれかの方法で特定の1色を
指定すればよい。いずれの方法を採っても、色指定手段
21には認識されたいずれかの色が与えられる。続いて、
ステップS4で点指定を行う。これは着色対象となる領域
を指定することに他ならない。たとえば、第4図(a)
で点P3を指定すれば、領域A2を着色対象領域として指定
したことになる。この指定動作は、第1図の装置では次
のような処理になる。まず、入力装置13からの信号に基
づいて、画像内点認識手段31は位置P3の座標値を認識
し、この座標値を指定領域認識手段30に与える。指定領
域認識手段30は、この座標値に対応する画像データ内の
画素を検索し、この画素を含む閉領域を指定領域として
認識し、領域指定手段20に認識した指定領域を示すデー
タを与える。したがって、ステップS5では、領域指定手
段20が指定した領域に対して、色指定手段21が指定した
色による着色処理が行われる。すなわち、着色手段19が
画像メモリ15内の所定の画素の色値を変更する作業を行
う。第4図(a)において位置P3を指定した場合、第4
図(b)に示すように領域A2に対して着色処理がなされ
る。ステップS6により、以上の着色作業を繰り返して行
うことができる。この場合、着色する色が同じならステ
ップS4から繰り返し、色を再設定するならステップS3か
ら繰り返し、制限領域を再設定するならステップS1から
繰り返すことになる。
(2)一括指定点モード 前述のモードでは、色または領域を再設定すると、その
都度ステップS5の着色処理が行われる。ところが、一般
に着色処理は時間を要する作業となる。したがって、オ
ペレータは着色指示を1回入力したら、ディスプレイを
見ながら着色処理が完了するのを待ち、それから次の着
色指示を入力するという操作を強いられることになる。
そこで、いくつかの着色指示を続けて入力し、これらに
対する着色処理を一括して行うことができれば操作性が
向上する。このような操作を可能にするのが、この一括
指定点モードであり、その操作の流れ図を第7図に示
す。ここで、基本的な操作は第6図に示す操作と同じで
ある。相違点は、ステップS4とS5の間に指定を続行する
か否かを判断するステップS7を設けた点である。したが
って、ステップS5の着色処理は、必要な指定がすべて終
了するまで行われない。オペレータは指定が終了した
ら、第5図のコマンド表示の中の「実行」と記されたコ
マンドを指定する。これによって、ステップS5の着色処
理が一括して行われることになる。オペレータ側から見
れば、着色処理の待ち時間を分散させずにまとめること
ができるので、極めて操作性がよくなる。このような機
能は、第1図の装置における着色指示メモリ22に複数の
着色指示を記憶させておき、これを一括して着色手段19
に与えることによって可能になる。
都度ステップS5の着色処理が行われる。ところが、一般
に着色処理は時間を要する作業となる。したがって、オ
ペレータは着色指示を1回入力したら、ディスプレイを
見ながら着色処理が完了するのを待ち、それから次の着
色指示を入力するという操作を強いられることになる。
そこで、いくつかの着色指示を続けて入力し、これらに
対する着色処理を一括して行うことができれば操作性が
向上する。このような操作を可能にするのが、この一括
指定点モードであり、その操作の流れ図を第7図に示
す。ここで、基本的な操作は第6図に示す操作と同じで
ある。相違点は、ステップS4とS5の間に指定を続行する
か否かを判断するステップS7を設けた点である。したが
って、ステップS5の着色処理は、必要な指定がすべて終
了するまで行われない。オペレータは指定が終了した
ら、第5図のコマンド表示の中の「実行」と記されたコ
マンドを指定する。これによって、ステップS5の着色処
理が一括して行われることになる。オペレータ側から見
れば、着色処理の待ち時間を分散させずにまとめること
ができるので、極めて操作性がよくなる。このような機
能は、第1図の装置における着色指示メモリ22に複数の
着色指示を記憶させておき、これを一括して着色手段19
に与えることによって可能になる。
(3)指定色モード これは、着色対象となる領域を、色によって指定するモ
ードである。すなわち、ある色を特定することにより、
現在その色で着色されている領域を間接的に指定するこ
とができる。既にある色で着色されている領域を別な色
に塗り替えたいような場合に便利な領域指定方法であ
る。この操作の流れ図を第8図に示す。ここで基本的な
操作は第6図に示す操作と同じである。相違点は、ステ
ップS4の代わりにステップS4′においても色指定を行う
点である。ステップS3の色指定が色を指定することを目
的としているのに対し、ステップS4′の色指定は最終的
には領域を指定することを目的としている。色指定は、
前述した2つの色の指定方法のいずれかの方法で特定の
1色を指定すればよい。いずれの方法を採っても、指定
された色と同じ色で着色されている領域がこれから行う
着色処理の着色対象領域に指定される。この領域指定動
作は、第1図の装置では次のような処理になる。まず、
画像色認識手段26またはパレット色認識手段28のいずれ
かによって認識された指定色が同色領域抽出手段29に与
えられる。同色領域抽出手段29は、画像データからこの
色の画素を検索し、検索された画素を含む閉領域を指定
領域として抽出し、これを領域指定手段30に与えるので
ある。
ードである。すなわち、ある色を特定することにより、
現在その色で着色されている領域を間接的に指定するこ
とができる。既にある色で着色されている領域を別な色
に塗り替えたいような場合に便利な領域指定方法であ
る。この操作の流れ図を第8図に示す。ここで基本的な
操作は第6図に示す操作と同じである。相違点は、ステ
ップS4の代わりにステップS4′においても色指定を行う
点である。ステップS3の色指定が色を指定することを目
的としているのに対し、ステップS4′の色指定は最終的
には領域を指定することを目的としている。色指定は、
前述した2つの色の指定方法のいずれかの方法で特定の
1色を指定すればよい。いずれの方法を採っても、指定
された色と同じ色で着色されている領域がこれから行う
着色処理の着色対象領域に指定される。この領域指定動
作は、第1図の装置では次のような処理になる。まず、
画像色認識手段26またはパレット色認識手段28のいずれ
かによって認識された指定色が同色領域抽出手段29に与
えられる。同色領域抽出手段29は、画像データからこの
色の画素を検索し、検索された画素を含む閉領域を指定
領域として抽出し、これを領域指定手段30に与えるので
ある。
(4)一括指定色モード これは、前述のモードについて、着色処理を一括して行
うものである。この操作の流れ図を第9図に示す。ステ
ップS4′とS5との間にステップS7が設けられている。こ
の動作については、(2)で述べたとおりである。
うものである。この操作の流れ図を第9図に示す。ステ
ップS4′とS5との間にステップS7が設けられている。こ
の動作については、(2)で述べたとおりである。
(5)自動モード このモードは、オペレータが着色対象となる領域および
色の指定を個々に入力することなしに、自動的に適切な
着色処理が行われるモードである。前述のように、ディ
スプレイの解像度の制約から、画像データ抽出手段16は
画像メモリ15内の画像データの一部分を抽出して表示用
メモリ17に与えるという処理を行うことができる。この
場合、第2図(b)に示すように、全画像は複数の部分
画像に分割され、第3図(b)に示すように、1つの部
分画像のみがディスプレイに拡大表示され、着色作業は
この部分画像ごとに行われる。いま、たとえば、第11図
(a)に示すように、部分画像B5に対してハッチングで
示すような着色処理がなされた後、その下に位置する部
分画像B8に対する着色処理を行う場合を考える。この場
合、第11図(b)に示すように、部分画像B8内の領域A
4,A5に対して、部分画像B5内の領域A3と同じ色による着
色を行う必要がある。第11図(c)に太い線で示すドッ
トを施した領域は、本来1つの閉領域であるが、たまた
ま2つの部分画像にまたがってしまったために、分割線
lによって3つの領域A3,A4,A5に分断されてしまってい
る。このため、本来は1回の着色作業で済むところを、
3回の着色作業を行わねばならない。ここで述べる自動
モードは、このような繁雑な作業を解消するためのモー
ドであり、本発明の1つの特徴である。
色の指定を個々に入力することなしに、自動的に適切な
着色処理が行われるモードである。前述のように、ディ
スプレイの解像度の制約から、画像データ抽出手段16は
画像メモリ15内の画像データの一部分を抽出して表示用
メモリ17に与えるという処理を行うことができる。この
場合、第2図(b)に示すように、全画像は複数の部分
画像に分割され、第3図(b)に示すように、1つの部
分画像のみがディスプレイに拡大表示され、着色作業は
この部分画像ごとに行われる。いま、たとえば、第11図
(a)に示すように、部分画像B5に対してハッチングで
示すような着色処理がなされた後、その下に位置する部
分画像B8に対する着色処理を行う場合を考える。この場
合、第11図(b)に示すように、部分画像B8内の領域A
4,A5に対して、部分画像B5内の領域A3と同じ色による着
色を行う必要がある。第11図(c)に太い線で示すドッ
トを施した領域は、本来1つの閉領域であるが、たまた
ま2つの部分画像にまたがってしまったために、分割線
lによって3つの領域A3,A4,A5に分断されてしまってい
る。このため、本来は1回の着色作業で済むところを、
3回の着色作業を行わねばならない。ここで述べる自動
モードは、このような繁雑な作業を解消するためのモー
ドであり、本発明の1つの特徴である。
このモードは、第5図に示すコマンド表示122内の「自
動」と記されたコマンドを指定することによって動作す
る。この操作の流れ図を第10図に示す。ここで、ステッ
プS1,S2の領域設定は前述のとおりである。このあと、
ステップS8において自動着色処理がなされ、ステップS6
によりこれを繰り返すことができる。第11図の例の場
合、部分画像B8に対して自動着色処理を行うと、同図
(d)にドットを施して示す領域A4,A5が領域A3と同じ
色で着色される。この領域指定動作は、第1図の装置で
は次のような処理になる。まず、特定色メモリ24には、
あらかじめ未着色画素の色(地色)と輪郭線を構成する
画素の色(輪郭線色)とが記憶されている。自動着色指
示手段25は、これらの色を参照して次のような処理を行
う。すなわち、画像メモリ15内の画像データに基づい
て、地色の画素だけからなる未着色閉領域を抽出する。
たとえば、第11図の部分画像B8についてこれから着色を
行う場合を考えると、同図(d)に示すように、領域A4
〜A11が未着色閉領域として抽出される。そしてこれら
の各領域に対し、地色でもなく輪郭線色でもない第3の
色で着色されている画素に直接接しているか否かが判断
される。この結果、直接接している領域についてはその
第3の色で着色せよという指示が自動着色指示手段25か
ら着色手段19に対して発っせられる。第11図(d)の例
では、領域A4,A5は領域A3の画素(地色でもなく輪郭線
色でもない)に直接接している(分割線lは分割位置を
示す仮想線であり、実際の画素で構成される線ではな
い)ので、領域A3と同色による着色が自動的になされる
ことになる。領域A6,A7,A8は、輪郭線色の画素にのみ接
しているため対象外である。また、領域A9,A10,A11は、
輪郭線色の画素または地色の画素のいずれかにのみ接し
ているため対象外である。
動」と記されたコマンドを指定することによって動作す
る。この操作の流れ図を第10図に示す。ここで、ステッ
プS1,S2の領域設定は前述のとおりである。このあと、
ステップS8において自動着色処理がなされ、ステップS6
によりこれを繰り返すことができる。第11図の例の場
合、部分画像B8に対して自動着色処理を行うと、同図
(d)にドットを施して示す領域A4,A5が領域A3と同じ
色で着色される。この領域指定動作は、第1図の装置で
は次のような処理になる。まず、特定色メモリ24には、
あらかじめ未着色画素の色(地色)と輪郭線を構成する
画素の色(輪郭線色)とが記憶されている。自動着色指
示手段25は、これらの色を参照して次のような処理を行
う。すなわち、画像メモリ15内の画像データに基づい
て、地色の画素だけからなる未着色閉領域を抽出する。
たとえば、第11図の部分画像B8についてこれから着色を
行う場合を考えると、同図(d)に示すように、領域A4
〜A11が未着色閉領域として抽出される。そしてこれら
の各領域に対し、地色でもなく輪郭線色でもない第3の
色で着色されている画素に直接接しているか否かが判断
される。この結果、直接接している領域についてはその
第3の色で着色せよという指示が自動着色指示手段25か
ら着色手段19に対して発っせられる。第11図(d)の例
では、領域A4,A5は領域A3の画素(地色でもなく輪郭線
色でもない)に直接接している(分割線lは分割位置を
示す仮想線であり、実際の画素で構成される線ではな
い)ので、領域A3と同色による着色が自動的になされる
ことになる。領域A6,A7,A8は、輪郭線色の画素にのみ接
しているため対象外である。また、領域A9,A10,A11は、
輪郭線色の画素または地色の画素のいずれかにのみ接し
ているため対象外である。
以上のとおり本発明による無地網フィルム作成装置によ
れば、表示画面上の1点を指示することにより色指定が
でき、また、隣接画素の色に基づいて自動的に適切な着
色を行う機能が付加されたため、効率の良い着色作業が
可能になる。
れば、表示画面上の1点を指示することにより色指定が
でき、また、隣接画素の色に基づいて自動的に適切な着
色を行う機能が付加されたため、効率の良い着色作業が
可能になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係る無地網フィルム作成装
置のブロック図、第2図は第1図の装置における画像メ
モリ内の画像データの一例を示す図、第3図は第1図の
装置におけるディスプレイの表示例を示す図、第4図は
第1図の装置における着色操作中のディスプレイの表示
例を示す図、第5図は第1図の装置におけるコマンド表
示例を示す図、第6図は第1図の装置における指定点モ
ードによる着色処理操作手順を示す流れ図、第7図は第
1図の装置における一括指定点モードによる着色処理操
作手順を示す流れ図、第8図は第1図の装置における指
定色モードによる着色処理操作手順を示す流れ図、第9
図は第1図の装置における一括指定色モードによる着色
処理操作手順を示す流れ図、第10図は第1図の装置にお
ける自動モードによる着色処理操作手順を示す流れ図、
第11図は第1図の装置における自動モードによる着色処
理の原理を示す図である。 1……レイアウトスキャナ、2……入力ドラム、3……
出力ドラム、4,5……インターフェイス、6……レイア
ウトコンピュータ、7……磁気ディスク、8……ディス
クドライブ、9……フロッピーディスク、10……ディス
クドライブ、11……コンピュータ、12a……画像表示領
域、12b……制御表示領域、121……カラーパレット、12
2……コマンド表示、123……網パーセント表示、A1〜A1
1……領域、L……領域枠、l……分割線。
置のブロック図、第2図は第1図の装置における画像メ
モリ内の画像データの一例を示す図、第3図は第1図の
装置におけるディスプレイの表示例を示す図、第4図は
第1図の装置における着色操作中のディスプレイの表示
例を示す図、第5図は第1図の装置におけるコマンド表
示例を示す図、第6図は第1図の装置における指定点モ
ードによる着色処理操作手順を示す流れ図、第7図は第
1図の装置における一括指定点モードによる着色処理操
作手順を示す流れ図、第8図は第1図の装置における指
定色モードによる着色処理操作手順を示す流れ図、第9
図は第1図の装置における一括指定色モードによる着色
処理操作手順を示す流れ図、第10図は第1図の装置にお
ける自動モードによる着色処理操作手順を示す流れ図、
第11図は第1図の装置における自動モードによる着色処
理の原理を示す図である。 1……レイアウトスキャナ、2……入力ドラム、3……
出力ドラム、4,5……インターフェイス、6……レイア
ウトコンピュータ、7……磁気ディスク、8……ディス
クドライブ、9……フロッピーディスク、10……ディス
クドライブ、11……コンピュータ、12a……画像表示領
域、12b……制御表示領域、121……カラーパレット、12
2……コマンド表示、123……網パーセント表示、A1〜A1
1……領域、L……領域枠、l……分割線。
Claims (3)
- 【請求項1】絵柄の輪郭線を形成する画像データを入力
する画像データ入力手段と、 この画像データ入力手段により入力された画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、 画像データを表示するためのディスプレイと、 前記画像データ記憶手段から、必要な画像データを抽出
し、これを前記ディスプレイに表示するための画像デー
タ抽出手段と、 前記ディスプレイに表示された画像内の1点の位置を指
定することのできる画像内位置指定装置と、 前記画像内位置指定装置によって指定された位置の画素
に与えられている色を、前記画像データに基づいて認識
する画像色認識手段と、 前記ディスプレイに表示された画像内の所定の領域を、
着色対象領域として指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段によって指定された着色対象領域が、
前記画像色認識手段によって認識された色で着色される
ように、前記画像データ記憶手段内の画像データに着色
処理を施す着色手段と、 前記着色手段によって着色された画像データに基づい
て、印刷製版用の色分解版を作成する原版作成手段と、 を備えることを特徴とする無地網フィルム作成装置。 - 【請求項2】絵柄の輪郭線を形成する画像データを入力
する画像データ入力手段と、 この画像データ入力手段により入力された画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、 画像データを表示するためのディスプレイと、 前記画像データ記憶手段から、必要な画像データを抽出
し、これを前記ディスプレイに表示するための画像デー
タ抽出手段と、 前記ディスプレイに表示された画像内の1点の位置を指
定することのできる画像内位置指定装置と、 前記画像内位置指定装置によって指定された位置の画素
に与えられている色を、前記画像データに基づいて認識
する画像色認識手段と、 前記画像色認識手段によって認識された色と同色で着色
されている領域を、前記画像データに基づいて抽出する
同色領域抽出手段と、 前記同色領域抽出手段によって抽出された領域が、あら
たに所定の色で着色されるように、前記画像データ記憶
手段内の画像データに着色処理を施す着色手段と、 前記着色手段によって着色された画像データに基づい
て、印刷製版用の色分解版を作成する原版作成手段と、 を備えることを特徴とする無地網フィルム作成装置。 - 【請求項3】絵柄の輪郭線を形成する画像データを入力
する画像データ入力手段と、 この画像データ入力手段により入力された画像データを
記憶する画像データ記憶手段と、 画像データを表示するためのディスプレイと、 前記画像データ記憶手段から、部分的な画像データを抽
出し、前記ディスプレイに部分画像を表示するための画
像データ抽出手段と、 入力された着色指示に基づいて、前記ディスプレイに表
示されている部分画像の所定の領域が所定の色で着色さ
れるように、前記画像データ記憶手段内の画像データに
着色処理を施す着色手段と、 前記画像データを構成する画素のうち、未着色画素の色
(地色)および輪郭線を構成する画素の色(輪郭線色)
を記憶する特定色メモリと、 前記画像データ記憶手段内の画像データに基づいて、前
記地色の画素だけからなる未着色閉領域を抽出し、この
未着色閉領域が前記地色でもなく前記輪郭線色でもない
第3の色で着色されている画素に直接接している場合に
は、前記未着色閉領域を前記第3の色で着色するよう
に、前記着色手段に着色指示を与える自動着色指示手段
と、 前記着色手段によって着色された画像データに基づい
て、印刷製版用の色分解版を作成する原版作成手段と、 を備えることを特徴とする無地網フィルム作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32850388A JPH06100812B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 無地網フィルム作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32850388A JPH06100812B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 無地網フィルム作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02173643A JPH02173643A (ja) | 1990-07-05 |
JPH06100812B2 true JPH06100812B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=18211002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32850388A Expired - Fee Related JPH06100812B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 無地網フィルム作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06100812B2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32850388A patent/JPH06100812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02173643A (ja) | 1990-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5444544A (en) | Method of simulating color images | |
US20050117811A1 (en) | Image processing apparatus, an image processing method, and a computer readable medium having recorded thereon a processing program for permitting a computer to perform image processing routines | |
EP1365351A2 (en) | System and method for using multiple processors for imaging | |
JPH11328380A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュ―タに実行させるプログラムを記録したコンピュ―タ読み取り可能な記録媒体 | |
JPH09270924A (ja) | 画像表現特性設定装置 | |
JPH078649A (ja) | 刺繍データ作成装置 | |
EP0369718B1 (en) | Image editing apparatus | |
US5572656A (en) | Portrait drawing apparatus having image data input function | |
JPH06100812B2 (ja) | 無地網フィルム作成装置 | |
JP2750411B2 (ja) | 製版処理装置 | |
JP3198640B2 (ja) | 多色文書編集装置 | |
JPH0730773A (ja) | 文書処理装置 | |
JPH03179873A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH06100813B2 (ja) | 無地網フィルム作成装置 | |
JPH0642067B2 (ja) | 無地網フィルム作成装置 | |
JP2511731B2 (ja) | 網点画像処理装置 | |
JP2578431B2 (ja) | 絵柄のマスク作成方法 | |
JP3143711B2 (ja) | 版下原稿の領域指定方法 | |
JPH0690497B2 (ja) | 無地網フイルム作成装置 | |
JP2989261B2 (ja) | 着色処理装置 | |
JP3194195B2 (ja) | 印刷用印版の文字マスク作成方法及びその装置 | |
JPH0744719A (ja) | 画像編集装置および画像編集装置における編集対象指定方法 | |
JPH05165923A (ja) | 立体形状モデリング方式 | |
JP2975025B2 (ja) | 配色シミュレーションシステム | |
JPH06100814B2 (ja) | 無地網フィルム作成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |