JPH06100368B2 - 給湯器の温調・表示制御装置 - Google Patents

給湯器の温調・表示制御装置

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JPH06100368B2
JPH06100368B2 JP62219733A JP21973387A JPH06100368B2 JP H06100368 B2 JPH06100368 B2 JP H06100368B2 JP 62219733 A JP62219733 A JP 62219733A JP 21973387 A JP21973387 A JP 21973387A JP H06100368 B2 JPH06100368 B2 JP H06100368B2
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heating
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bath
temperature control
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和雄 砂川
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Noritz Corp
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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、単一の貯湯式缶体により給湯の他に風呂、暖
房等にも使用できる1缶2水路となった給湯器における
温度調節とその表示とを制御するのに用いる給湯器の温
調・表示制御装置に関するものである。
〈従来の技術〉 この種の給湯器における温調・表示制御装置は、第4図
に示すように、直流電源+Bとアース間にそれぞれ2個
の抵抗R1・R2、R3・R4を介して接続された温調用アップ
スイッチUSW及び温調用ダウンスイッチDSWを押圧操作す
ることにより、チャンネルセレクター用集積回路1のア
ップ入力端子UP及びダウン入力端子DOWNに信号入力され
て温調設定すると、チャイネルセレクター用集積回路1
の7種の出力端子01〜07の何れかから信号出力され、こ
の出力信号に応じてドライバ集積回路2が7種の温調表
示ランプL1〜L7の何れかを点灯させて設定温度を表示す
ると共に、チャンネルセレクター用集積回路2の出力信
号が温調信号としてコントローラ3に入力される。この
例では、温調設定を7段切替えできるようになってい
る。そして、1缶2水路であるため、風呂、暖房等にも
使用でき、この風呂等の使用中は、コントローラ3によ
り前記温調用スイッチUSW、DSWによる設定に関わらず自
動的に最高温になるよう制御すると共に、コントローラ
3からドライバ集積回路2の点滅回路2Aに信号出力さ
れ、この点滅回路2Aにより最高温表示ランプL7が点滅さ
れ、風呂等の使用中であることを表示するようになって
いる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前記制御装置では、高温以外の設定状態
で使用中に、風呂用リモコン側で他の人が風呂を使用す
ると、途中で最高温に切替わって危険である。そこで、
メインリモコンによる温調設定を高温に固定するように
すれば危険性はなくなるが、セミ貯湯缶体においては、
バーナのオン、オフが繰返されるので、燃費等において
極めて不経済なシステムとなる欠点がある。
〈目的〉 本発明は前記従来技術の欠点を解消し、メインリモコン
の温調設定を高温と低温の2段設定として風呂等の使用
時には自動的に高温に切替えると共に、高温運転中であ
ることをメインリモコンの高温表示ランプを点滅させる
ことにより報知し、メインリモコン側で使用しない時に
は低温に設定することのできる給湯器の温調・表示制御
装置を提供することを目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本発明の給湯器の温調・表示
制御装置は、単一の貯湯式缶体に対して一般給湯用の熱
交換器の他に風呂加熱や暖房のための熱交換器を組み合
わせてなる1缶2水路の構成を有し、また制御系として
給湯器全体の制御を行うコントローラとメインリモコン
の他、前記風呂加熱や暖房のためのリモコンとを少なく
とも備え、マニュアル操作により前記一般給湯の温調設
定ができると共に、前記風呂加熱や暖房が行われる際に
は自動的に温調が高温に切替わるように構成された給湯
器における温度調整及びその表示を行う制御装置であっ
て、前記マニュアル操作による一般給湯のための貯湯式
缶体の温調設定は、前記メインリモコンにおいて低温と
高温の2段とすると共に該低温と高温のいずれかのマニ
ュアル設定に対して対応する低温表示ランプか高温表示
ランプかのいずれかをメインリモコンにおいて点灯さ
せ、且つ前記風呂加熱や暖房が行われる場合には、前記
メインリモコンにおける前記低温表示ランプの状態は元
のままとすると共に高温表示ランプはこれを点滅状態と
することを特徴としている。
〈作用〉 一般給湯だけが行われる場合は、マニュアル操作で設定
された低温、又は高温の貯湯式缶体の温調に対応して、
低温表示ランプ又は高温表示ランプがメインリモコンに
点灯される。
一般給湯の温調が低温設定のときに、風呂加熱や暖房の
運転が行われると、メインリモコンにおいて低温表示ラ
ンプが点灯状態を維持する他に高温表示ランプが点滅状
態となる。風呂加熱や暖房運転が停止されると高温表示
ランプは消灯し、低温表示ランプだけが点灯状態として
残る。
一般給湯の温調が高温設定のときに、風呂加熱や暖房の
運転が行われると、メインリモコンにおいて高温表示ラ
ンプが点灯状態から点滅状態に変わる。風呂加熱や暖房
運転が停止されると高温表示ランプが点滅状態から元の
点灯状態に戻る。
以上のように本発明では、風呂加熱や暖房運転が行われ
ていない場合における低温表示ランプか高温表示ランプ
のいずれかの点灯表示による2種類の一般給湯温調表
示、一般給湯温調が低温設定で且つ風呂加熱や暖房運転
が行われている場合における低温表示ランプの点灯と高
温表示ランプの点滅とで示す温調表示、一般給湯温調が
高温設定で且つ風呂加熱や暖房運転が行われている場合
における高温表示ランプの点滅で示す温調表示、の計4
種類の温調・運転状況をメインリモコン上で知ることが
できる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適な一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
本発明の一実施例を示した第1図において、メインリモ
コンは、温調切替回路4、ランプ駆動回路5、リモコン
温調信号切替回路6、高温ランプ点滅回路7及び高温モ
ード切替回路8により構成されている。温調切替回路4
は、温調切替スイッチ9、2個の分圧用抵抗10、11及び
フリップフロップ12により構成されており、温調切替ス
イッチ9をオン、オフすることによりフリップフロップ
12の低温設定用端子Q2及び高温設定用端子Q1から交互に
信号出力される。
ランプ駆動回路5は、低温表示ランプ13が抵抗14及びト
ランジスタアレイ15を介してフリップフロップ12の低温
設定用端子Q2に接続され、高温設定用端子Q1に抵抗16と
トランジスタアレイ17とを直列接続した構成になってい
る。温調信号切替回路6は、直流電源+Bとアース間に
直列接続された2個の抵抗18、19の中間接続点を、抵抗
20及びトランジスタアレイ21を介して低温設定用端子Q2
に接続し、前記中間接続点からコントローラ3の温調信
号入力端子3Aに対し温調信号を出力する構成になってい
る。
高温ランプ点滅回路7は、スイッチング用のPNP形トラ
ンジスタ22、電圧比較器23、コンデンサ24、高温表示用
ランプ25および6個の抵抗26〜31により構成されてい
る。また、高温モード切替回路8は4個のダイオード32
〜35の組み合わせにより構成されている。さらに、コン
トローラ3には風呂リモコン36が接続され、この風呂リ
モコン36からコントローラ3に対し信号入力されると、
コントローラ3の高温信号出力端子3Bから風呂使用中信
号が出力される。
次に、前記実施例の作用について、第2図のフローチャ
ートを参照しながら説明する。温調切替スイッチ9を押
圧操作すると、低温設定用端子Q2または高温設定用端子
Q1の何れかから選択的に信号出力される。いま、第2図
のフロー(イ)において低温設定されたとすると、次
に、コントローラ3の高温信号出力端子3Bから信号出力
されているか否か、即ち風呂リモコン36が使用されてい
るか否かが判定され、風呂リモコン36が使用されていな
い場合、低温設定用端子Q2からハイレベル信号によりト
ランジスタアレイ15がオン状態となって低温表示ランプ
13が点灯〔フロー(ハ)〕し、低温表示する。この時、
トランジスタアレイ21もオン状態となり、3個の抵抗18
〜20により直流電源+Bの電源電圧が分圧され、コント
ローラ3の温調信号入力端子3Aに低温設定信号が入力さ
れ、コントローラ3により低温運転される。また、高温
表示ランプ25は、トランジスタアレイ17がオフ状態であ
るために消灯〔フロー(ニ)〕状態を保持し、以後、フ
ロー(イ)乃至フロー(ニ)が繰り返される。
この時、風呂リモコン36より風呂使用指令が出力されて
フロー(ロ)でYESと判定されると、低温表示ランプ13
は点灯状態を保持〔フロー(ホ)〕し、高温信号出力端
子3Bの信号によりダイオード33がオンすると共に、抵抗
26、27を介してトランジスタ22がオンされ、抵抗28、2
9、31による設定により電圧比較器23の出力信号がハイ
レベルとなり、このハイレベル信号により抵抗30を介し
てコンデンサ24が充電され、このコンデンサ24の端子電
圧が電圧比較器23の非反転入力端子+の入力電圧に達す
ると、電圧比較器23の出力信号がローレベルとなり、コ
ンデンサ24が放電してこれの端子電圧が非反転入力端子
+の入力電圧以下になると、電圧比較器23の出力信号が
再びハイレベルとなり、以後、同様の動作を繰り返す。
この時、電圧比較器23の出力信号がハイレベル時に高温
表示ランプ25が点灯し、且つローレベル時に消灯して点
滅され〔フロー(ヘ)〕、風呂使用中であることを表示
する。
一方、温調切替スイッチ9により高温設定されると、フ
ロー(イ)においてNOと判定され、フロー(ト)におい
て風呂リモコン36が使用中か否かが判定される。今、風
呂リモコン36が使用されていない場合、フリップフロッ
プ12の高温設定用端子Q1のハイレベル信号によりトラン
ジスタアレイ17がオン状態となり、ダイオード35を介し
て高温表示ランプ25が点灯〔フロー(リ)〕する。この
時、低温表示ランプ13は、トランジスタアレイ15がオフ
状態であるため消灯〔フロー(チ)〕している。
この状態において風呂リモコン36から風呂使用指令が出
ると、ダイオード32を介してトランジスタアレイ17がオ
フされると共に、ダイオード33を介してトランジスタ22
がオンされる。トランジスタアレイ17のオフによって高
温表示ランプ25が消灯するが、トランジスタ22がオン状
態であるため、前述と同様に高温表示ランプ25が点滅
〔フロー(ル)〕される。尚、低温表示ランプ13は消灯
状態〔フロー(ル)〕を保持している。この時、トラン
ジスタアレイ21がオフ状態であるため、抵抗18、19によ
り高温設定電圧が発生し、且つコントローラ31に入力
し、高温運転される。
第3図は本発明の他の実施例を示し、第1図と同等のも
のには同一の符号を付してある。コントローラ3の高温
信号出力端子3Bから矩形波の信号を出力させ、トランジ
スタアレイ40を断続的にオンさせ、ダイオード41を介し
て高温表示ランプ25を点滅させるようにしたものであ
り、構成を簡素化できる。また、風呂使用中だけでなく
貯湯温をサーミスタで感知して一定温以上であれば、貯
湯温が高温である点滅表示をすることもできる。
〈効果〉 本発明は以上の構成よりなり、マニュアル設定により貯
湯缶体の温調を高温の他に低温でも使用することができ
るので、高温固定式に近い給湯器でありながら低温運転
もできるので、完全な高温固定式のものと比べてバーナ
のオンオフ繰り返しによる不経済な燃費を改善すること
ができる。しかも多段設定式の給湯器に比べて危険性も
少なく、給湯使用中の混合栓を一定にできる利点があ
る。
また、本発明では、風呂加熱や暖房運転が行われる際に
自動的に高温温調に切替わることによる危険性をメイン
リモコンにおける高温表示ランプの点滅表示で示すこと
としているので、給湯使用者においてもその危険性を近
くのメインリモコンにおいてランプの点滅で容易に知る
ことができる。
更に、本発明では、一般給湯における2種類のマニュア
ルの温調を点灯表示で行い、加えて風呂加熱や暖房運転
が行われている場合の自動設定の温調を点滅表示で行う
ことにより、2つの表示ランプで4種類の全ての運転表
示を行うことができ、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気回路図、第2図は第1
図のフローチャート、第3図は本発明の他の実施例の電
気回路図、第4図は従来装置の電気回路図である。 4:温調切替回路 5:ランプ駆動回路 6:リモコン温調信号切替回路 8:高温モード切替回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の貯湯式缶体に対して一般給湯用の熱
    交換器の他に風呂加熱や暖房のための熱交換器を組み合
    わせてなる1缶2水路の構成を有し、また制御系として
    給湯器全体の制御を行うコントローラとメインリモコン
    の他、前記風呂加熱や暖房のためのリモコンとを少なく
    とも備え、マニュアル操作により前記一般給湯の温調設
    定ができると共に、前記風呂加熱や暖房が行われる際に
    は自動的に温調が高温に切替わるように構成された給湯
    器における温度調整及びその表示を行う制御装置であっ
    て、前記マニュアル操作による一般給湯のための貯湯式
    缶体の温調設定は、前記メインリモコンにおいて低温と
    高温の2段とすると共に該低温と高温のいずれかのマニ
    ュアル設定に対して対応する低温表示ランプか高温表示
    ランプかのいずれかをメインリモコンにおいて点灯さ
    せ、且つ前記風呂加熱や暖房が行われる場合には、前記
    メインリモコンにおける前記低温表示ランプの状態は元
    のままとすると共に高温表示ランプはこれを点滅状態と
    することを特徴とする給湯器の温調・表示制御装置。
JP62219733A 1987-09-02 1987-09-02 給湯器の温調・表示制御装置 Expired - Lifetime JPH06100368B2 (ja)

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JP2808827B2 (ja) * 1990-05-29 1998-10-08 株式会社ノーリツ 温水暖房装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816839B2 (ja) * 1980-01-28 1983-04-02 ヤマハ株式会社 音響装置用振動板の製造法
JPS62129644A (ja) * 1985-11-28 1987-06-11 Becker Kk 一缶二水路型風呂釜における温度制御装置

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