JPH0598610A - 連絡橋 - Google Patents

連絡橋

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JPH0598610A
JPH0598610A JP26012191A JP26012191A JPH0598610A JP H0598610 A JPH0598610 A JP H0598610A JP 26012191 A JP26012191 A JP 26012191A JP 26012191 A JP26012191 A JP 26012191A JP H0598610 A JPH0598610 A JP H0598610A
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JP
Japan
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ladder
cylinder
rudder
connecting bridge
support
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JP26012191A
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JPH0726368B2 (ja
Inventor
Toshimaru Sugita
俊丸 杉田
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SUGITA SANGYO KK
Original Assignee
SUGITA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基端が岸壁1側に回動自在に取り付けられ先
端が船舶の甲板16上に載置可能なラダー6と、前記岸
壁1側に回動自在に取り付けられ前記ラダー6を支持す
ることができる支持アーム9と、この支持アーム9に前
記ラダー6を支持させて起伏駆動するシリンダー15と
を備え、このシリンダー15を作動させないときには前
記支持アーム9によって前記ラダー6を支持させないよ
うにし、このときこのラダー6は自由に回動できる状態
にした。 【効果】 シリンダー15の作動を停止させても、ラダ
ー6は前記相対的高度差の変位に追従させることがで
き、ひいてはこの連絡橋の使用する際の費用を安くする
ことができる。一方、ラダー6におけるシリンダー15
を受ける部分6aを支点としてラダー6に常時かかるモ
ーメント(ラダー6の自重やブルワークラダー8の重さ
による)は、比較的小さくなってしまう。その結果、ラ
ダー6の耐久性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶が接岸したとき
に、岸壁と船舶との間に架設する連絡橋に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、船舶が接岸すると、船舶と岸壁
との間に図6に示すような連絡橋が架設される。同図に
おいて、岸壁101には旋回軸102を介してターンテ
ーブル103が設けられており、このターンテーブル1
03には水平軸104を介してラダー105が回動自在
に取り付けられている。ラダー105は旋回軸102に
支持されたシリンダー106によって水平軸104を中
心に回動(起伏)され、この先端に取り付けられたブル
ワークラダー107を船舶の甲板108上に載置するよ
うにしている。
【0003】ここで、船舶の接岸時における岸壁101
と船舶の甲板108との相対的高度差は、潮位や船舶の
積載荷量に影響される。このため、ラダー105を相対
的高度差の変化に追従させなければならず、そこで、前
記相対的高度差をセンサーによって検知し、コントロー
ラからの指示に基づいてパワーユニットからシリンダー
106に作動油を圧送し、ラダー105を起伏させてい
る。
【0004】一方、ラダー105を起伏させるシリンダ
ー106は、強度上の観点から全体の長さが短いものを
用いており、このためラダー105におけるシリンダー
106を受ける部分105aはラダー105の基端側近
くに位置している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の連絡橋にあっては、岸壁101と甲板108
との相対的高度差が変位する毎に、常時パワーユニット
からシリンダー106に適切な圧力の作動油を圧送して
作動させ、前記変位に追従させている。その結果、連絡
橋の使用する際における費用が高くなるという問題点が
あった。
【0006】一方、ラダー105におけるシリンダー1
06を受ける部分105aは、このラダー105の基端
側近くに位置しているので、この受ける部分105aを
支点としてラダー105にはこの自重やブルワークラダ
ー107の重さによる大きなモーメントが常時かかって
しまい、ひいてはラダー105の耐久性が低下してしま
うという問題点もあった。
【0007】本発明は、使用する際の費用が安くて済
み、またラダーの耐久性を向上させた連絡橋を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、基端が岸壁側に回動自在
に取り付けられ先端が船舶の甲板上に載置可能なラダー
と、前記岸壁側に回動自在に取り付けられ前記ラダーを
支持することができる支持アームと、この支持アームを
介して前記ラダーを起伏駆動するシリンダーとを備え、
このシリンダーを作動させないときには前記支持アーム
によって前記ラダーを支持させないようにした構成とす
るものである。
【0009】
【作用】ラダーが水平に保持された状態で船舶が接近す
ると、このラダー先端のブルワークラダーは船舶の甲板
に載置される。次に、シリンダーが作動してプランジャ
ーが引き込むと、支持アームが回動してこの先端がラダ
ーから離れ、このラダーはシリンダーの駆動から解放さ
れ自由に回動できる状態となる。次に、シリンダーの作
動を停止させると、ラダーは水平軸を中心に回動可能な
状態となるために、前記相対的高度差が変位しても、ラ
ダーはこの変位に追従して起伏することができる。
【0010】一方、シリンダーは支持アームを介してラ
ダーを支持しているので、ラダーにおけるシリンダーを
受ける部分は支持アームの先端が当接する部分というこ
とになり、ラダーの先端側近くになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1ないし図5は本発明に係る連絡橋の一実施例を示す図
である。
【0012】図1において、符号1は岸壁であり、この
岸壁1の側面には旋回軸2が一対の軸受部材3,4を介
して垂直方向に設けられ、旋回軸2の上端にはターンテ
ーブル5が取り付けられている。このため、ターンテー
ブル5は岸壁1に回動自在に支持されていることにな
る。ターンテーブル5にはラダー6が水平軸7を介して
垂直面に沿って回動するように取り付けられ、この先端
側には船舶の甲板に載置されるブルワークラダー8が取
り付けられている。
【0013】ラダー6の下側には支持アーム9が位置し
ており、この支持アーム9は図2ないし図4に示すよう
な形状となっている。すなわち、全体が略真直に伸設さ
れた板材10,11が対となって配設されており、この
板材10,11は一端側が曲折された支持片部10a,
11aを有し、この支持片部10a,11aには挿通孔
10b,11bが形成されて、これに水平軸7が挿入さ
れている。板材10,11の他端間には、ラダー6の下
側であってこの中央より先端側に当接する当接板部12
が取り付けられ、また板材10,11の略中央部分の間
には支持板部13が取り付けられ、この支持板部13に
は支持片13a,13bを介して支持軸14が挿入され
る。支持軸14にはシリンダー15のプランジャー15
a先端が取り付けられており、シリンダー15の基端側
は旋回軸2に取り付けられている。
【0014】岸壁1に船舶が接近すると、シリンダー1
5が作動し、プランジャー15aが突出してくる。プラ
ンジャー15aの突出によって支持アーム9が水平軸7
を中心に回動されて、この当接板部12がラダー6の下
側であってその先端側に当接し、ラダー6を支持する。
シリンダー15がさらに作動すると、突出するプランジ
ャー15aによって支持アーム9を介してラダー6を回
動させ水平状態に保持する。
【0015】図5に示すように、ラダー6が水平に保持
された状態で船舶が接近すると、ブルワークラダー8は
船舶の甲板16上に載置される。次に、シリンダー15
が作動してプランジャー15aが引き込むと、支持アー
ム9が回動して当接板部12がラダー6から離れ、この
ラダー6はシリンダー15の駆動から解放され自由に回
動できる状態となる。次に、シリンダー15の作動を停
止させると、ラダー6は水平軸7を中心に回動可能な状
態となるために、前記相対的高度差が変位しても、ラダ
ー6はこの変位に追従して起伏することができる。この
ように、シリンダー15の作動を停止させても、ラダー
6は前記相対的高度差の変位に追従させることができ、
ひいてはこの連絡橋の使用する際の費用を安くすること
ができる。
【0016】一方、シリンダー15は支持アーム9を介
してラダー6を支持しているので、ラダー6におけるシ
リンダー15を受ける部分6aは支持アーム9の先端が
当接する部分12ということになり、ラダー6の先端側
近くになっている。そうすると、この受ける部分6aを
支点としてラダー6に常時かかるモーメント(ラダー6
の自重やブルワークラダー8の重さによる)は、比較的
小さくなってしまう。その結果、ラダー6の耐久性を向
上させることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
リンダーを作動させないときには支持アームによってラ
ダーを支持させないようにし、このときラダーは自由に
回動できる状態にしたので、前記シリンダーの作動を停
止させても、ラダーは前記相対的高度差の変位に追従さ
せることができ、ひいてはこの連絡橋の使用する際の費
用を安くすることができる。
【0018】一方、ラダーにおけるシリンダーを受ける
部分は支持アームの先端が当接する部分ということにな
り、ラダーの先端側近くになっている。そうすると、こ
の受ける部分を支点としてラダーに常時かかるモーメン
ト(ラダーの自重やブルワークラダーの重さによる)
は、比較的小さくなってしまう。その結果、ラダーの耐
久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連絡橋の一実施例を示す正面図
【図2】支持アームの斜視図
【図3】支持アームの正面図
【図4】支持アームの平面図
【図5】この連絡橋の作用を示す正面図
【図6】従来の連絡橋を示す正面図
【符号の説明】
1…岸壁、6…ラダー、7…水平軸、9…支持アーム、
15…シリンダー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端が岸壁側に回動自在に取り付けられ
    先端が船舶の甲板上に載置可能なラダーと、前記岸壁側
    に回動自在に取り付けられ前記ラダーを支持することが
    できる支持アームと、この支持アームを介して前記ラダ
    ーを起伏駆動するシリンダーとを備え、このシリンダー
    を作動させないときには前記支持アームによって前記ラ
    ダーを支持させないようにしたことを特徴とする連絡
    橋。
JP26012191A 1991-10-08 1991-10-08 連絡橋 Expired - Lifetime JPH0726368B2 (ja)

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JP26012191A JPH0726368B2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 連絡橋

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JP26012191A JPH0726368B2 (ja) 1991-10-08 1991-10-08 連絡橋

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JPH0598610A true JPH0598610A (ja) 1993-04-20
JPH0726368B2 JPH0726368B2 (ja) 1995-03-22

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110017122A1 (en) * 2007-11-12 2011-01-27 Mueller Peter A Segmented platform
JP2014088678A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Shimonoseki Ryoju Engineering Kk 乗下船用タラップ装置
CN106494577A (zh) * 2016-11-01 2017-03-15 上海电机学院 一种人行栈桥主动波浪补偿装置及方法

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JPH0726368B2 (ja) 1995-03-22

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