JPH10169224A - ステージ - Google Patents

ステージ

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JPH10169224A
JPH10169224A JP32675096A JP32675096A JPH10169224A JP H10169224 A JPH10169224 A JP H10169224A JP 32675096 A JP32675096 A JP 32675096A JP 32675096 A JP32675096 A JP 32675096A JP H10169224 A JPH10169224 A JP H10169224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
pool
frame
floating
floating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP32675096A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ashida
洋 脚田
Shunji Kano
俊二 嘉納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP32675096A priority Critical patent/JPH10169224A/ja
Publication of JPH10169224A publication Critical patent/JPH10169224A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プールに設置するステージの組立てや解体が
容易に、かつ短時間で行えるようにする。 【解決手段】 プール2の水面上に浮かせる浮体ステー
ジである。枠組みされたフレーム11aの外周適所にジ
ョイントピース11eを設置すると共に、フレーム11
a内には浮体11bを、また、フレーム11aの上面に
は床板11cを配置した浮体ブロック11を、プール2
内の水面を覆うように適数個連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水泳用のプールや
動物園,水族館等にある動物用のプール上に設置する例
えばイベント用のステージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スペースの有効利用として、各種プール
上をステージとして利用する場合がある。この際、プー
ル上に梁を設置し、この梁上に床板を置くのが一般的で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなステージでは、ステージ上に作用する荷重が大
きいので、プール幅が大きい場合には梁等の構造物が大
きくなると共に、梁の支持部も強固な構造にする必要が
あり、ステージの組立てや解体に時間がかかり、コスト
も高くなるという欠点があった。
【0004】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、ステージの組立てや解体が容易
に、かつ短時間で行えるステージを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、枠組みされたフレーム内に浮体を配
置したり、また、一方側をプールサイドに枢支した可動
ステージを、他方側が前記プールサイドと対向する側の
プールサイドに到達するように上下揺動させることとし
ている。そして、このようにすることで、プールに設置
するステージの組立てや解体が容易に、かつ短時間で行
えることになる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1のステージは、プー
ルの水面上に浮かせる浮体ステージであって、枠組みさ
れたフレーム内に浮体を配置すると共に、フレームの上
面には床板を配置したものである。
【0007】また、本発明の第2のステージは、プール
の水面上に浮かせる浮体ステージであって、枠組みされ
たフレームの外周適所にジョイント部を設置すると共
に、フレーム内には浮体を、また、フレームの上面には
床板を配置した浮体ブロックを、プール内の水面を覆う
ように適数個連結したものである。
【0008】また、本発明の第3のステージは、プール
上に設けるステージであって、一方側をプールサイドに
枢支した可動ステージと、この可動ステージを、他方側
が前記プールサイドと対向する側のプールサイドに到達
するように上下揺動させる上下揺動機構を備えたもので
あり、上下揺動機構は、可動ステージの両側に配置さ
れ、可動ステージの他方側の上下揺動軌跡と相似状をな
すアーチフレームに設けたラックと、可動ステージに配
置され、前記ラックに噛合するピニオンを正逆回転させ
る駆動源とで構成したり、また、可動ステージの枢支側
上方に配置された滑車と、この滑車を介して可動ステー
ジの他方側に先端を連結したワイヤーロープと、このワ
イヤーロープの基端側を巻き上げるウインチとで構成す
る。
【0009】本発明の第1のステージでは、ステージを
ホイストで吊り上げ、プール上まで移動してプール内に
浮かせる。また、本発明の第2のステージでは、各浮体
ブロックをホイストで吊り上げ、プール上まで移動して
プール内に浮かせた後、各浮体ブロックを連結するだけ
でステージが組立てられる。さらに、本発明の第3のス
テージでは、プールサイドに直立状に待機させた可動ス
テージを、上下揺動機構を駆動し降下揺動させて水平状
となすだけで、プール上にステージが出来上がる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のステージを図1〜図10に示
す実施例に基づいて説明する。図1は本発明の第1のス
テージを示す斜視図である。また、図2〜図6は本発明
の第2のステージを示したもので、図2は本発明の第2
のステージを構成する浮体ブロックの斜視図、図3は浮
体ブロックを連結させた状態の平面図、図4は図3の正
面図、図5は本発明の第1のステージをイルカプールに
設置した状態の正面方向から見た断面図、図6は図5の
平面図である。
【0011】また、図7〜図10は本発明の第3のステ
ージを示したもので、図7は本発明の第3のステージの
第1実施例を水泳用プールに設置した状態の正面方向か
ら見た断面図、図8は図7の平面図、図9は本発明の第
3のステージの第2実施例をイルカプールに設置した状
態の正面方向から見た断面図、図10は図9の平面図で
ある。
【0012】〔本発明の第1のステージ〕図1におい
て、1は例えばプール2と平面視略相似形の形状を有す
るステージであり、例えばアングル材やプレートによっ
て枠組みされた鋼製のフレーム1aの内部に、例えば発
泡スチロールの浮体1bを配置すると共に、フレーム1
aの上面には床板1cを配置したものである。このステ
ージ1はこれを設置しようとするプール2が小さい場合
に適したものであり、ステージ1上に乗る荷重を支えら
れるだけの浮力を有する浮体1bを配置しておくことは
言うまでもない。この本発明の第1のステージでは、例
えばホイストで吊り下げてプール2まで移動し、プール
2上に降ろして水面に浮かせるだけでよい。
【0013】〔本発明の第2のステージ〕図2〜図6に
おいて、11は例えば長さ6m10cm、幅2m30c
m、高さ1mの大きさを有する直方体の浮体ブロックで
あり、前記第1のステージ1と同様に枠組みされた鋼製
のフレーム11aの内部に、例えば発泡スチロールの浮
体11bを配置すると共に、フレーム11aの上面には
床板11cを配置したものである。加えて、フレーム1
1aの外周における例えば対向する側面のそれぞれの両
側と、これら側面と直交する一方の側面の両側には、ジ
ョイント用ピン11dの嵌入用孔を設けたジョイントピ
ース11eを設置し、浮体ブロック11同士を連結でき
るようになっている。
【0014】前記浮体ブロック11の大きさは特に限定
されるものではないが、あまり小さすぎるとプール2内
に敷きつめる際に、浮体ブロック11同士を連結する作
業が煩雑になり、また、あまり大きすぎると浮体ブロッ
ク11をプール2まで移動するのが困難である。また、
浮体ブロック11の形状も特に限定されるものではない
が、平面視矩形状のほうが不使用時にプールサイドに積
んでおく場合のまとまりが良く、また、吊り上げてプー
ルへ移動する時の安定がよい。
【0015】本発明の第2のステージは、上記した浮体
ブロック11を例えばホイスト3で適数個一緒に吊り上
げ、プール2上まで移動してプール2内に浮かせた後、
各浮体ブロック11同士を、図4に示すように、ジョイ
ント用ピン11dをジョイントピース11eに嵌入して
連結し、図6に示すように、プール2内の水面を覆うよ
うにするのである。
【0016】〔本発明の第3のステージ〕図7〜図10
において、21は一方側をプールサイドに枢支し、他方
側を上下揺動できるようにした可動ステージであり、他
方側は前記プールサイドと対向する側のプールサイドに
到達するような長さを有している。この可動ステージ2
1は可動ステージ21上に乗る荷重を支えられるだけの
強度を有するように製作されていることは言うまでもな
い。
【0017】22は前記可動ステージ21を、他方側が
前記プールサイドと対向する側のプールサイドに到達す
るように上下揺動させる上下揺動機構であり、例えば次
のような構成が採用される。例えば図7及び図8に示す
実施例では、可動ステージ21の両側に、可動ステージ
21の他方側の上下揺動軌跡と相似状をなすアーチフレ
ーム22aを配置して、このアーチフレーム22aの例
えば上面にラック22bを設け、一方、可動ステージ2
1の両側他方端には前記ラック22bに噛合するピニオ
ン22cを正逆回転させる駆動モータ22dを配置した
構成である。
【0018】この図7及び図8に示す構成の上下揺動機
構によれば、図7に想像線で示すように、プールサイド
に直立状に待機させた可動ステージ21を、駆動モータ
22dを駆動させてピニオン22cを回転させれば、こ
のピニオン22cの回転によりピニオン22cすなわち
可動ステージ21がラック22bに沿って下降揺動す
る。そして、可動ステージ21が水平状となる位置にス
トッパーを設けておくことで、このストッパーによって
可動ステージ21が、図7に実線で示すように、水平状
となったところで停止し、プール2上にステージが出来
上がる。
【0019】また、図9及び図10に示す実施例では、
可動ステージ21の枢支側の上方に滑車22eを配置
し、可動ステージの他方側に先端を連結したワイヤーロ
ープ22fの基端側を、前記滑車22eを介してウイン
チ22gで巻き上げる構成としたものである。
【0020】この図9及び図10に示す構成の上下揺動
機構によれば、図10に想像線で示すように、プールサ
イドに直立状に待機させた可動ステージ21を、ウイン
チ22gを駆動させてワイヤーロープ22fを巻き戻せ
ば、可動ステージ21は下降揺動する。そして、可動ス
テージ21が水平状となる位置にストッパーを設けてお
くことで、このストッパーによって可動ステージ21が
水平状となったところで停止し、プール2上にステージ
が出来上がる。
【0021】なお、本発明の第3のステージにおいて、
上下揺動機構22は図7〜図10に示したものに限らな
いことは言うまでもなく、適宜の設計変更が可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1のス
テージでは、ホイストで吊り上げ、プール上まで移動し
てプール内に浮かせるだけで、また、本発明の第2のス
テージでは、各浮体ブロックをホイストで吊り上げ、プ
ール上まで移動してプール内に浮かせた後、各浮体ブロ
ックを連結するだけの簡単な操作でステージが組立てら
れる。さらに、本発明の第3のステージでは、プールサ
イドに直立状に待機させた可動ステージを、上下揺動機
構を駆動し降下揺動させて水平状となすだけで、プール
上にステージが出来上がる。このように本発明のステー
ジは、極めて簡単な操作で、かつ短時間にステージの設
置や撤去が行えるので、既存の施設の利用率の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1のステージを示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の第2のステージを構成する浮体ブロッ
クの斜視図である。
【図3】浮体ブロックを連結させた状態の平面図であ
る。
【図4】図3の正面図である。
【図5】本発明の第1のステージをイルカプールに設置
した状態の正面方向から見た断面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本発明の第3のステージの第1実施例を水泳用
プールに設置した状態の正面方向から見た断面図であ
る。
【図8】図7の平面図である。
【図9】本発明の第3のステージの第2実施例をイルカ
プールに設置した状態の正面方向から見た断面図であ
る。
【図10】図9の平面図である。
【符号の説明】
1 ステージ 1a フレーム 1b 浮体 1c 床板 2 プール 11 浮体ブロック 11a フレーム 11b 浮体 11c 床板 11d ジョイント用ピン 11e ジョイントピース 21 可動ステージ 22 上下揺動機構 22a アーチフレーム 22b ラック 22c ピニオン 22d 駆動モータ 22e 滑車 22f ワイヤーロープ 22g ウインチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プールの水面上に浮かせる浮体ステージ
    であって、枠組みされたフレーム内に浮体を配置すると
    共に、フレームの上面には床板を配置したことを特徴と
    するステージ。
  2. 【請求項2】 プールの水面上に浮かせる浮体ステージ
    であって、枠組みされたフレームの外周適所にジョイン
    ト部を設置すると共に、フレーム内には浮体を、また、
    フレームの上面には床板を配置した浮体ブロックを、プ
    ール内の水面を覆うように適数個連結したことを特徴と
    するステージ。
  3. 【請求項3】 プール上に設けるステージであって、一
    方側をプールサイドに枢支した可動ステージと、この可
    動ステージを、他方側が前記プールサイドと対向する側
    のプールサイドに到達するように上下揺動させる上下揺
    動機構を備えたことを特徴とするステージ。
  4. 【請求項4】 上下揺動機構が、可動ステージの両側に
    配置され、可動ステージの他方側の上下揺動軌跡と相似
    状をなすアーチフレームに設けたラックと、可動ステー
    ジに配置され、前記ラックに噛合するピニオンを正逆回
    転させる駆動源とで構成されたことを特徴とする請求項
    3記載のステージ。
  5. 【請求項5】 上下揺動機構が、可動ステージの枢支側
    上方に配置された滑車と、この滑車を介して可動ステー
    ジの他方側に先端を連結したワイヤーロープと、このワ
    イヤーロープの基端側を巻き上げるウインチとで構成さ
    れたことを特徴とする請求項3記載のステージ。
JP32675096A 1996-12-06 1996-12-06 ステージ Pending JPH10169224A (ja)

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JP32675096A JPH10169224A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 ステージ

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JP32675096A JPH10169224A (ja) 1996-12-06 1996-12-06 ステージ

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ID=18191272

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101967892A (zh) * 2010-09-07 2011-02-09 广州市建筑机械施工有限公司 一种承重水上舞台
DE102011103871A1 (de) 2011-06-10 2012-12-13 Hubert Overesch Transportables Bühnenpodest
CN103572987A (zh) * 2012-08-10 2014-02-12 万达文化旅游规划研究院有限公司 用于水中表演的升降台
JP2014114584A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Kajima Corp アシカ等のショー施設とコンサートステージを兼ね備える多目的施設
CN110029842A (zh) * 2019-03-17 2019-07-19 青岛华联装饰工程有限公司 轻体舞台快速施工施工工法

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