JPH059832U - 仮組み熱交換器コアの移載装置 - Google Patents

仮組み熱交換器コアの移載装置

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JPH059832U
JPH059832U JP5748891U JP5748891U JPH059832U JP H059832 U JPH059832 U JP H059832U JP 5748891 U JP5748891 U JP 5748891U JP 5748891 U JP5748891 U JP 5748891U JP H059832 U JPH059832 U JP H059832U
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heat exchanger
exchanger core
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作治 内野
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カルソニツク株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、仮組み熱交換器コアの移載装置に
関し、仮り組みされた交換器コアのずれを防止しつつ、
熱交換器コア毎にこれを次工程に移載可能な移載装置を
提供することを目的とする。 【構成】 ウォームガイド5,7に沿って上部ガイド部
材35を配置し、上部ガイド部材35に、熱交換器コア
33を仮圧縮する一対の対向するアーム部材59,63
と、これを昇降させる昇降手段53とからなる把持装置
37を移動可能に取り付け、把持装置37に、ウォーム
ガイド5,7に同期させる同期手段77と、把持装置3
7を上部ガイド部材35に沿って往復動させる移動手段
を取り付け、且つベース3の下部に配置した下部ガイド
部材83に、熱交換器コア支持台89とこれを上昇させ
る昇降手段91とからなる支持装置85を取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、熱交換器コアの仮組み装置で仮組みされた熱交換器コアを次工程の 圧縮部に移載する仮組み熱交換器コアの移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の如く、車両にはエンジンを冷却するための熱交換器が搭載されているが 、本出願人は先に、特願平1−307154号に於て、斯かる熱交換器の熱交換 器コアの仮組み方法とその方法の実施に使用する熱交換器コアの仮組み装置を提 案した。
【0003】 図9は斯かる熱交換器コアの仮組み装置を示し、当該仮組み装置1は、熱交換 器コアを構成する構成部品が摺動するベース3と、このベース3の両側部に配置 された左右一対のウォームガイド5,7とから構成されており、熱交換器コアを 構成する構成部品は、熱交換器コアの両側に配置されるレインフォース9やチュ ーブ11等の棒状部品と、チューブ11間及びチューブ11とレインフォース9 間に配置されるフィン13とから構成されている。
【0004】 又、一方のウォームガイド5の螺旋状凹溝15は右回転方向に形成され、他方 のウォームガイド7の螺旋状凹溝17は左回転方向に形成されている。そして、 仮組み装置1には、レインフォース9やチューブ11,フィン13等の構成部品 が供給される材料供給部19と、熱交換器コアを仮り組みする仮組み部21とが 形成されている。
【0005】 而して、材料供給部19に於ける上記螺旋状凹溝15,17のピッチP1 は、 フィン13の厚さt1 とチューブ11の厚さt2 を足した長さ(t1 +t2 )よ りも大きく形成され、又、仮組み部21に於ける螺旋状凹溝15,17のピッチ P2 は、略フィン13の厚さt1 とチューブ11の厚さt2 を足した長さ(t1 +t2 )に形成されている。一方、仮組み部21に於ける螺旋状凸部23,25 の間隔L1 が、熱交換器コア組立時のフィン長L0 に形成されている。
【0006】 そして、この仮組み装置1では、材料供給部19が更に棒状部品供給部27と フィン供給部29とに分割されており、当該フィン供給部29が材料供給部19 の仮組み部21側に形成されている。
【0007】 又、フィン供給部29に於けるウォームガイド5,7の螺旋状凹溝15,17 の幅B1 は、チューブ11の厚さt2 よりも若干広く形成されると共に、棒状部 品供給部27に於ける螺旋状凹溝15,17の幅B2 が、上記幅B1 よりも更に 広く形成され、そして、この幅B2 は、レインフォース9やチューブ11を容易 に挿入することができ、且つこれらの部材が倒れない幅とされている。
【0008】 更に、材料供給部19のうち、フィン供給部29に於ける螺旋状凹溝15,1 7のピッチP1 は、フィン13の厚さt1 とチューブ11の厚さt2 を足した長 さ(t1 +t2 )よりも大きく形成されており、螺旋状凹溝15,17にチュー ブ11が供給された後に、チューブ11間にフィン13を挿入し易くしている。
【0009】 又、フィン供給部29に於ける螺旋状凸部23,25の間隔L2 が、熱交換器 コア組立時のフィン長L0 、即ち、間隔L1 よりも長く形成されており、ウォー ムガイド5,7がフィン供給部29から仮組み部21に向けて順次拡径され、こ れにより、仮組み部21に於ける螺旋状凸部23,25間の間隔L1 が、熱交換 器コア組立時のフィン長L0 に形成されている。又、螺旋状凹溝15,17の幅 はB1 からB3 に順次拡大され、螺旋状凹溝15,17のピッチもピッチP1 か らピッチP2 に順次小さくされている。更に又、仮組み部21に於ける螺旋状凹 溝15,17の幅B3 は、チューブ11の厚さt2 よりも広く形成されている。
【0010】 そして、上記ウォームガイド5,7は、モータ等の回転駆動装置31により、 螺旋状凹溝15,17に挿入されたチューブ11等をベース3側に押す方向Rに 回転されている。
【0011】 以上のように構成された仮組み装置1では、先ず、棒状部品供給部27に於て 、熱交換器コアを形成するレインフォース9とチューブ11が、その両端部を螺 旋状凹溝15,17に挿入,配置される。この後、ウォームガイド5,7を回転 することにより、レインフォース9とチューブ11をフィン供給部29に移送し 、当該フィン供給部29でチューブ11間及びチューブ11とレインフォース9 間にフィン13が配置される。
【0012】 次に、ウォームガイド5,7を回転して、その螺旋状凹溝15,17により、 フィン13と共に、レインフォース9やチューブ11が仮組み部21に移送され 乍ら、レインフォース9やチューブ11間の間隔及びフィン長L0 が、略熱交換 器コア組立時の最終形状に規制されて、熱交換器コア33が仮り組みされる。
【0013】 この後、図示しないが、仮り組みされた熱交換器コア33に座板が組み付けら れて、圧縮部に於ける圧縮機で所定寸法まで圧縮されるようになっている。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来では、上述の如き仮組み装置1で熱交換器コア33を仮り組 みした後、次工程でこれを圧縮機で圧縮し、そして、熱交換器コア33毎に座板 を組み付けているが、仮り組みされた交換器コア33のずれを防止しつつこれを 確実に保持して、熱交換器コア33毎にこれを次工程に効率良く移載する好まし い装置がないのが実情であった。
【0015】 本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、仮り組みされた交換器コアのず れを防止しつつこれを確実に保持して、熱交換器コア毎にこれを次工程に移載す ることのできる仮組み熱交換器コアの移載装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】 斯かる目的を達成するため、本考案に係る仮組み熱交換器コアの移載装置は、 熱交換器コアを構成するチューブ等の棒状部品及びフィンが摺動するベースと、 当該ベースの両側部に配置された一対のウォームガイドとを備えてなる移送装置 に、上記ウォームガイドの螺旋状凹溝間に上記棒状部品が配置され、当該棒状部 品間に位置するウォームガイドの螺旋状凸部間にフィンが配置される材料供給部 と、上記熱交換器コアを仮り組みする仮組み部とを形成し、当該仮組み部に於け る螺旋状凸部間の間隔を、熱交換器コア組立時のフィン長に形成してなる熱交換 器コアの仮組み装置に於て、上記ウォームガイドに沿ってその上方に上部ガイド 部材を配置し、当該上部ガイド部材に、ウォームガイドで搬送される1台毎の仮 組み熱交換器コアの両側部を把持して当該熱交換器コアを仮圧縮する一対の対向 するアーム部材及び当該アーム部材の駆動手段と、当該アーム部材及び駆動手段 を昇降させる昇降手段とを備えた把持装置を移動可能に取り付け、更に、当該把 持装置に、上記ウォームガイドの送りに把持装置を同期させる同期手段と、当該 把持装置を上部ガイド部材に沿って往復動させる移動手段を夫々取り付けると共 に、上記ベースの下部にウォームガイドと平行に下部ガイド部材を配置し、当該 下部ガイド部材に、ベースと同一平面上に位置して熱交換器コアを支持する熱交 換器コア支持台と、当該熱交換器コア支持台を上昇させる昇降手段とを備えた熱 交換器コアの支持装置を移動自在に取り付け、且つ、当該支持装置に、当該支持 装置を下部ガイド部材上の所定位置に戻す移動手段を設けたものである。
【0017】
【作用】
本考案によれば、ウォームガイドを介して熱交換器コアが移送されて来ると、 把持装置が同期手段によってウォームガイドの送りに同期し乍ら、そのアーム部 材が昇降手段により下降して熱交換器コアの両側部を把持し、当該熱交換器コア を仮圧縮する。そして、アーム部材が昇降手段により上昇されて熱交換器コアが ベースから取り上げられると、これと同時に支持装置の熱交換器コア支持台が上 昇して、熱交換器コアを下から支持することとなる。
【0018】 そして、把持装置が移動手段によって次工程の圧縮部に移動されると、これに 追従して支持装置が同方向に移動し乍ら熱交換器コアを支持して、把持装置と共 に熱交換器コアを圧縮部に移載する。
【0019】 而して、圧縮部への移載が終了した把持装置と支持装置は、夫々の移動手段に より所定位置に復帰されて、再び、次に移送されてくる熱交換器コアを、同様な 工程で圧縮部に移載することなる。
【0020】
【実施例】
以下、本考案に係る熱交換器コアの移載装置の一実施例を図面に基づき詳細に 説明する。尚、図9に示す従来例と同一のものは同一符号を付してそれらの説明 は省略する。
【0021】 図1に於て、35はウォームガイド5,7に沿ってその上方に平行に配置され た2本の上部ガイド部材で、当該上部ガイド部材35には、仮組み部21で仮り 組みされた熱交換器コア33を把持してこれを仮圧縮する把持装置37が、矢印 A,B方向へ移動自在に取り付けられている。
【0022】 把持装置37は、上部ガイド部材35と直交方向に配された2本の支持ステー 39,41が天板43に取り付き、そして、当該支持ステー39,41の先端に ウォームガイド5,7と平行に架け渡したガイド受取付板45,47に、夫々、 上部ガイド部材35と係合する4つのガイド受49が取り付けられている。そし て、上記把持装置37を上部ガイド部材35に沿って矢印A,B方向に往復動さ せるロッドレスシリンダやギヤ等の移動装置(図示せず)が、当該把持装置37 に取り付けられている。
【0023】 又、図中、51は天板43に取り付けた上下シリンダからなる昇降手段53を 介して上下方向に昇降する平板状の上下フレームで、当該上下フレーム51の支 持ステー41側には、図2に示すように略L字状の固定ブロック55と、その先 端内側に上記支持ステー41と平行に取り付けられた断面略L字状の圧縮ブロッ ク57とからなるアーム部材59が固定されており、圧縮ブロック57は、上記 ウォームガイド5,7間の間隔よりも短く形成されている。一方、当該アーム部 材59と対向して上下フレーム51の他端側には、移動ブロック61とその先端 内側に取り付く圧縮ブロック57からなるアーム部材63が装着されている。
【0024】 上記アーム部材63は、L字状の取付ブラケット65を介して上下フレーム5 1に装着された圧縮シリンダからなる駆動手段67のピストンロッド69の先端 に固定されており、当該ピストンロッド69の伸縮によってアーム部材63が上 下フレーム51に沿って矢印C,D方向へ移動するようになっている。
【0025】 更に、上記上下フレーム51には、2本の取付ステー71を介してならし板7 3がその下方に取り付けられており、ならし板73の一端側は、上記アーム部材 59の圧縮ブロック57の両端部に取り付けたスペーサ75を介して、当該圧縮 ブロック57に固定されている。又、同様に、他方のアーム部材63の圧縮ブロ ック57の両端部にもスペーサ75が取り付けられており、上述の如くピストン ロッド69の伸長によってこのアーム部材63が矢印C方向へ移動すると、スペ ーサ75上にならし板73の他端側が当接するようになっている。
【0026】 加えて、上記把持装置37には、ウォームガイド5,7の送りと同期させる同 期シリンダからなる同期手段77が、上記ガイド受取付板45に取り付けられて いる。
【0027】 即ち、図3の如くウォームガイド5,7を介して仮り組みされた熱交換器コア 33がベース3上を移送されてくると、図4に示すように、両アーム部材59, 63の各圧縮ブロック57が熱交換器コア33のレインフォース9を把持できる 位置まで、上下フレーム51が昇降手段53によって下降され、次に、図5に示 すように、移動アーム部材63が駆動手段67により矢印C方向へ移動して、な らし板73が熱交換器コア33の上面をならし乍ら両アーム部材59,63で熱 交換器コア33を把持してこれを仮圧縮する。而して、斯様にアーム部材59, 63が熱交換器コア33を仮圧縮する際に、当該アーム部材59,63が一定位 置に停止し続けると、ウォームガイド5,7の回転による熱交換器コア33の移 送により、熱交換器コア33が移動ブロック61に圧接して破損してしまう虞が ある。
【0028】 そこで、熱交換器コア33の破損を防止するため、同期手段77によって把持 装置37がウォームガイド5,7の送りに同期し乍ら、上部ガイド部材35に沿 って矢印A方向へ移動するようになっている。
【0029】 そして、アーム部材59,63で熱交換器コア33を把持した把持装置37は 、図6の如く昇降手段53で上下フレーム51を上昇させることにより熱交換器 コア33をベース3から移動できるようになっている。そして、この状態で、把 持装置37は、図7に示すように、ロッドレスシリンダ等の移動手段で矢印A方 向へ移動されて、熱交換器コア33を次工程の圧縮部に移載できるようになって いる。
【0030】 そして、圧縮部に於て、昇降手段53で上下フレーム51を下降させ、又、駆 動手段67を作動させてアーム部材63を矢印D方向に移動させることにより、 熱交換器コア33を所定の場所へ下ろすことができるようになっている。そして 、再び昇降手段53によって上下フレーム51を上昇させた後、移動手段によっ て把持装置37は図3に示す当初の位置に戻されるようになっている。尚、図示 しないが、上部ガイド部材35にはストッパが所定の位置に装着されており、当 該ストッパによって把持装置37の戻り位置が規制されている。その他、図1中 、79は天板43の四隅に取り付けられたガイド81に挿入する4本のガイドス テーである。
【0031】 一方、ベース3の下部には、図1に示すように、当該ベース3の略中央に沿っ て配された1本の下部ガイド部材83上を、支持装置85が矢印E,F方向へ移 動可能に配置されている。
【0032】 支持装置85は、図8に示すように、下部ガイド部材83に沿って上記ベース 3の端部側に形成された切欠き87内に、当該ベース3と同一平面上に位置する 長尺の熱交換器コア支持台89と、当該熱交換器コア支持台89を上下動させる 昇降手段91とから構成されており、昇降手段91は、底面部にガイド受け93 を有するケース95内に取り付けられている。又、図8中、97はケース95内 に装着されたガイド、99は当該ガイド97に挿入されたガイドステーで、当該 ガイドステー99の上端は熱交換器コア支持台89に連結されている。
【0033】 而して、上記支持装置85は、図6に示すように、熱交換器コア支持台89を 上昇させることにより、熱交換器コア33をならし板73との間で挾持して、チ ューブ11やフィン13のずれを防止できるようになっている。そして、斯様に 熱交換器コア33を挾持した状態で、図7の如く把持装置37が移動手段により 矢印A方向へ移動すると、この支持装置85は、当該把持装置37の動きに追従 して下部ガイド部材83上を同方向へ移動するようになっている。
【0034】 そして、把持装置37と支持装置85とで熱交換器コア33を次工程の圧縮部 に移載し終えると、当該支持装置85は、昇降手段91によって熱交換器コア支 持台89が下降し、そして、当該支持装置85に装着した移動手段(図示せず) によって、図3に示す当初の位置に復帰されるようになっている。
【0035】 本実施例に係る移載装置は、以上述べたような把持装置37と支持装置85と から構成されており、次にその作用について説明する。 図3の如く仮り組みされた熱交換器コア33がウォームガイド5,7を介して 移送されて上記熱交換器コア支持台89上に移動してくると、先ず、両アーム部 材59,63の各圧縮ブロック57が熱交換器コア33の両側部に配したレイン フォース9を把持できるように、上下フレーム51を図4の如く昇降手段53で 下降させて、先ず、ならし板73で熱交換器コア33の上面をならす。
【0036】 次いで、同期手段77によってウォームガイド5,7の送りに同期している把 持装置37のアーム部材63を、図5に示すように駆動手段67で矢印C方向へ 移動させることにより、両アーム部材59,63で熱交換器コア33が把持され て当該熱交換器コア33が仮圧縮される。
【0037】 そして、斯様にアーム部材59,63で熱交換器コア33を把持した後、図6 の如く昇降手段53で上下フレーム51を上昇させて熱交換器コア33をベース 3から上昇させると同時に、支持装置85の熱交換器コア支持台89を上昇させ れば、熱交換器コア33がならし板73と当該熱交換器コア支持台89とで挾持 されて、チューブ11やフィン13のずれが防止されることとなる。
【0038】 次いで、斯かる状態で、図7に示すように、移動手段により把持装置37を矢 印A方向へ移動して、熱交換器コア33を次工程の圧縮部に移載させればよいが 、このとき、支持装置85は把持装置37の移動に追従して同方向に移動するの で、熱交換器コア33は、ならし板73と熱交換器コア支持台89とで確実に支 持されることとなる。
【0039】 そして、圧縮部に於て、昇降手段53,91で上下フレーム51と熱交換器コ ア支持台89を同時に下降させた後、駆動手段67を作動させてアーム部材63 を矢印D方向に移動させることにより、熱交換器コア33の所定の場所への移載 が完了する。
【0040】 次に、把持装置37側の昇降手段53を作動させて上下フレーム51を上昇さ せ、そして、移動手段で当該把持装置37を矢印B方向に移動させてこれを図3 に示す当初の位置に戻すと共に、支持装置85側の昇降手段91も同時に作動さ せて熱交換器コア支持台89を下降させ、そして、当該支持装置85に装着した 移動手段によって支持装置85が図3に示す当初の位置に復帰されることとなる 。
【0041】 そして、把持装置37と支持装置85が所定の位置に戻ると、次に搬送されて きた熱交換器コア33を同様の工程で、再び、圧縮部に移載させればよい。 このように、本実施例は、ベース3上をウォームガイド5,7により移送され る熱交換器コア33を、把持装置37の両アーム部材59,63で仮圧縮し乍ら 、これを支持装置85の熱交換器コア支持台89とでベース3上から1台宛取り 上げて次工程の圧縮部に移載するようにしたので、本実施例によれば、ウォーム ガイド5,7によって移送される仮組み交換器コア33を、チューブ11やフィ ン13のずれを防止しつつ1台宛取り上げて、次工程に移載することが可能とな り、因って、図9の如き従来の熱交換器コアの仮組み装置と連動させることによ り、熱交換器の製造がより効率良く行えることとなった。
【0042】 尚、上記把持装置37や支持装置85の昇降手段53,91や駆動手段67、 又、当該把持装置37や支持装置85の移動手段は、手動操作に限定されるもの ではなく、例えば、制御手段によりこれらを自動的にコントロールするようにし てもよいことは勿論である。
【0043】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、ウォームガイドで移送される仮組み交換 器コアを、チューブやフィンのずれを防止しつつ1台宛取り上げて、次工程に移 載することが可能となり、因って、従来の熱交換器コアの仮組み装置と連動させ ることにより、熱交換器の製造が従来に比し効率良く行えることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る移載装置の全体斜視図
である。
【図2】図1に示す移載装置に於ける把持装置の概略側
面図である。
【図3】ベース上を熱交換器コアが移送されてきた状態
に於ける移載装置の概略側面図である。
【図4】把持装置のアーム部材が下降した状態を示す移
載装置の概略側面図である。
【図5】アーム部材で熱交換器コアを仮圧縮した状態を
示す移載装置の概略側面図である。
【図6】アーム部材と熱交換器コア支持台とで熱交換器
コアをベース上から取り上げた状態を示す移載装置の概
略側面図である。
【図7】把持装置と支持装置とで熱交換器コアを次工程
の圧縮部に移動させる状態を示す移載装置の概略側面図
である。
【図8】図1に示す移載装置に於ける支持装置の斜視図
である。
【図9】従来の熱交換器コアの仮組み装置の概略平面図
である。
【符号の説明】
3 ベース 5,7 ウォームガイド 33 熱交換器コア 35 上部ガイド部材 37 把持装置 53,91 昇降手段 59,63 移動アーム部材 67 駆動手段 77 同期手段 83 下部ガイド部材 85 支持装置 89 熱交換器コア支持台

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 熱交換器コア(33)を構成するチュー
    ブ(11)等の棒状部品及びフィン(13)が摺動する
    ベース(3)と、当該ベース(3)の両側部に配置され
    た一対のウォームガイド(5,7)とを備えてなる移送
    装置(1)に、上記ウォームガイド(5,7)の螺旋状
    凹溝(15,17)間に上記棒状部品が配置され、当該
    棒状部品間に位置するウォームガイド(5,7)の螺旋
    状凸部(23,25)間にフィン(13)が配置される
    材料供給部(19)と、上記熱交換器コア(33)を仮
    り組みする仮組み部(21)とを形成し、当該仮組み部
    (21)に於ける螺旋状凸部(23,25)間の間隔
    を、熱交換器コア組立時のフィン長に形成してなる熱交
    換器コアの仮組み装置に於て、 上記ウォームガイド(5,7)に沿ってその上方に上部
    ガイド部材(35)を配置し、 当該上部ガイド部材(35)に、 ウォームガイド(5,8)で搬送される1台毎の仮組み
    熱交換器コア(33)の両側部を把持して当該熱交換器
    コア(33)を仮圧縮する一対の対向するアーム部材
    (59,63)及び当該アーム部材(59,63)の駆
    動手段(67)と、 当該アーム部材(59,63)及び駆動手段(67)を
    昇降させる昇降手段(53)とを備えた把持装置(3
    7)を移動可能に取り付け、 更に、当該把持装置(37)に、 上記ウォームガイド(5,7)の送りに把持装置(3
    7)を同期させる同期手段(77)と、 当該把持装置(37)を上部ガイド部材(35)に沿っ
    て往復動させる移動手段を夫々取り付けると共に、 上記ベース(3)の下部にウォームガイド(5,7)と
    平行に下部ガイド部材(83)を配置し、 当該下部ガイド部材(83)に、 ベース(3)と同一平面上に位置して熱交換器コア(3
    3)を支持する熱交換器コア支持台(89)と、 当該熱交換器コア支持台(89)を上昇させる昇降手段
    (91)とを備えた熱交換器コア(33)の支持装置
    (85)を移動自在に取り付け、 且つ、当該支持装置(85)に、当該支持装置(85)
    を下部ガイド部材(83)上の所定位置に戻す移動手段
    を設けたことを特徴とする仮組み熱交換器コアの移載装
    置。
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