JPH03166023A - 熱交換器コアの仮組方法およびこの方法の実施に使用する熱交換器コアの仮組装置 - Google Patents

熱交換器コアの仮組方法およびこの方法の実施に使用する熱交換器コアの仮組装置

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JPH03166023A
JPH03166023A JP30715489A JP30715489A JPH03166023A JP H03166023 A JPH03166023 A JP H03166023A JP 30715489 A JP30715489 A JP 30715489A JP 30715489 A JP30715489 A JP 30715489A JP H03166023 A JPH03166023 A JP H03166023A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱交換器コアの仮組方法およびこの方法の実
施に使用する熱交換器コアの仮組装置に関する。
〔従来の技術〕
周知のごとく、車両には、エンジンを冷却するためのラ
ジエー夕からなる熱交換器が搭載され、このような熱交
換器の熱交換器コアは、例えば、特開昭59−1742
38号公報等に開示されるような熱交換器コアの仮組装
置により組み立てられている。
このような従来の熱交換器コアの仮組装置は、それぞれ
チューブ整列溝を有するチューブ整列片をスプリングを
介して配設したチューブ整列部材と、このチューブ整列
部材の下部に配置されチューブ整列片を装着する装着溝
を有する上下移動可能な整列板と、チューブ整列部材の
両側に配置された圧縮板とから構成されている。
このような熱交換器コアの仮組装置では、チューブ整列
片のチューブ整列溝に、熱交換器コアに必要な本数のチ
ューブおよび熱交換器コアの外側に配置される保持板を
それぞれ挿入し、これらのチューブ間およびチューブと
保持板との間にフィンを配置した後、整列板を下げるこ
とにより整列板の装着溝からチューブ整列片の下部を抜
き、保持板を両側から中央側に圧縮板により押圧して所
定寸法まで圧縮することにより、熱交換器コアが仮り組
される。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような熱交換器コアの仮組装置では
、チューブ整列片のチューブ整列溝にチューブ,保持板
をそれぞれ挿入し、これらのチューブ間およびチューブ
と保持板との間にフィンを配置した後、これらのチュー
ブ整列片の固定の解除を行ない、圧縮板により保持板を
圧縮する必要,があるため、熱交換器コアの仮り組みに
手間がかかるとともに、仮組装置の構造が複雑になり、
これにより、メンテナンスが困難になるという問題があ
った。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、熱交換器コアを容易に仮り組みすることができ
る熱交換器コアの仮組方法を提供することを目的とし、
さらには、構造を大幅に簡素化することができる熱交換
器コアの仮組装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の熱交換器コアの仮組方法は、チューブ等
の棒状部品とフィンとを交互に配列して供給する材料供
給工程と、この材料供給工程で供給された棒状部品とフ
ィンを水平移動させながら、前記棒状部品相互間の間隔
およびフィン長を、ほぼ熱交換器コア組立時の最終形状
に規制していく仮組工程とで構或されるものである。
請求項2記載の熱交換器コアの仮組装置は、熱交換器コ
アを構成するチューブ等の棒状部品とフィンが摺動する
ベースと、このベースの一側に配置され右回転方向の螺
旋状凹溝を有する一側円柱棒と、前記ベースの他側に配
置され左回転方向の螺旋状凹溝を有する他側円柱捧とを
備えてなる移送装置に、前記円柱棒の螺旋状凹溝間に前
 記棒状部品が配置され前記棒状部品間に位置する前記
円柱棒の螺旋状凸部間に前記フィンが配置される材料供
給部と、前記熱交換器コアを仮り組みする仮組部を形成
するとともに、前記材料供給部における螺旋状凹溝のピ
ッチを前記フィンと前記棒状部品の厚さを足した長さよ
りも大きく形成し、前記仮組部における螺旋状凹溝のピ
ッチをほぼ前記フィンと前記棒状部品の厚さを足した長
さに形成し、さらに、前記仮組部における螺旋状凸部間
の間隔を、熱交換器コア組立時のフィン長に形成してな
るものである。
請求項3記載の熱交換器コアの仮組装置は、請求項2記
載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材料
供給部が棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、こ
のフィン供給部を前記材料供給部の仮組部側に形成し、
前記フィン供給部における螺旋状凹溝の幅を棒状部品の
厚さよりも少々広く形成してなるものである。
請求項4記載の熱交換器コアの仮組装置は、請求項2記
載の熱交換器コアの仮組装置において、一側円柱棒と他
側円柱棒を、それらの螺旋状凹溝に両端部が挿入された
棒状部品をベース側に押す方向に回転してなるものであ
る。
請求項5記載の熱交換器コアの仮組装置は、請求項2記
載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材料
供給部が棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、こ
のフィン供給部を前記材料供給部の仮組部側に形成し、
前記フィン供給部における螺旋状凹溝のピッチを、フィ
ンと棒状部品の厚さを足した長さよりも大きく形成して
なるものである。
請求項6記載の熱交換器コアの仮組装置は、請求項2記
載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材料
供給部を棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、こ
のフィン供給部を前記材料供給部の仮組部側に形成する
とともに、前記フイン供給部の螺旋状凸部間の間隔を熱
交換器コア組立時のフィン長よりも長く形成し、円柱棒
を前記フィン供給部から前記仮組部に向けて漸次拡径し
てなるものである。
請求項7記載の熱交換器コアの仮組装置は、請求項2記
載の熱交換器コアの仮組装置において、仮組部の螺旋状
凹溝の幅を、棒状部品の厚さよりも広く形成してなるも
のである。
〔作 用〕
請求項1記載の熱交換器コアの仮組方法では、材料供給
工程でチューブ等の棒状部品とフィンとが交互に配列さ
れて供給された後、仮組工程で、棒状部品とフィンが水
平移動されながら、棒状部品相互間の間隔およびフィン
長が、ほぼ熱交換器コア組立時の最終形状に規制される
請求項2記載の熱交換器コアの仮組装置では、材料供給
部における螺旋状凹溝間に棒状部品が配置され、材料供
給部の棒状部品間に位置する円柱棒の螺旋状凸部間にフ
ィンが配置され、円柱棒を回転することにより、その螺
旋状凹溝により棒状部品がフィンとともに移送装置の仮
組部に移送されながら、棒状部品間の間隔およびフィン
長が、ほぼ熱交換器コア組立時の最終形状に規制される
請求項3記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材
料供給部が棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、
このフィン供給部を材料供給部の仮組部側に形成し、フ
ィン供給部における螺旋状凹溝の幅を棒状部品の厚さよ
りも少々広く形成したので、フィン供給部においては棒
状部品が傾いた状態から正規の状態に起こされる。
請求項4記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、一側円柱棒と
他側円柱棒を、それらの螺旋状凹溝に両端部が挿入され
た棒状部品をベース側に押す方向に回転したので、棒状
部品やフィンのベースからの浮き上がりが阻止される。
請求項5記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材
料供給部が棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、
このフィン供給部を材料供給部の仮組部側に形成し、フ
ィン供給部における螺旋状凹溝のピッチを、フィンと棒
状部品の厚さを足した長さよりも大きく形成したので、
フィン供給部における棒状部品間の間隔が、フィンの厚
さよりも大きく形成される。
請求項6記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材
料供給部を棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、
このフィン供給部を材料供給部の仮組部側に形成すると
ともに、フィン供給部の螺旋状凸部間の間隔を熱交換器
コア組立時のフィン長よりも長く形成し、円柱棒をフィ
ン供給部から仮組部に向けて漸次拡径したので、フィン
供給部の螺旋状凸部間へのフィンの挿入が容易とされる
とともに、フィン長が次第に熱交換器コア組立時のフィ
ン長に圧縮される。
請求項7記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、仮組部におけ
る螺旋状凹溝の幅を、棒状部品の厚さよりも広く形成し
たので、例えば、仮組部において仮り組みされた熱交換
器コアを圧縮した状態で取り出す場合に、棒状部品の両
端が螺旋状凹溝から容易に抜き出される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第1図および第2図は、本発明の熱交換器コアの仮組装
置の一実施例を示すもので、図において、符号3lは、
構成部品を移送する移送装置を示している。
この移送装置3lは、熱交換器コアを構成する構或部品
が摺動するベース33と、このベース33の一側に配置
された一側円柱棒35と、ベース33の他側に配置され
た他側円柱棒37とから構成されている。
構成部品は、熱交換器コアの両側に配置されるレインフ
ォース38やチューブ39の棒状部品40と、チューブ
39問およびチューブ39とレインフォース38間に配
置されるフィン4lとから構成されている。
また、一側円柱棒35には右回転方向の螺旋状凹溝43
が形成されており、他側円柱棒37には左回転方向の螺
旋状凹溝45が形成されている。
そして、移送装置3lには、構成部品が供給される材料
供給部47と、熱交換器コアを仮り組みする仮組部49
が形成されている。
材料供給部47における螺旋状凹溝43.45のピッチ
PIは、フィン4lの厚さt,と棒状部品40の厚さt
2を足した長さ(t+ 十tz)よりも大きく形成され
、一方、仮組部49における螺旋状凹溝43.45のビ
ッチP2は、ほぼフィン41の厚さtl と棒状部品4
0の厚さt2を足した長さ(tI+T−z )に形成さ
れている。
また、仮組部49における螺旋状凸部51,53間の間
隔L1が、熱交換器コア組立時のフィン長L0に形成さ
れている。
そして、この実施例では、移送装置3Iの材料供給部4
7が棒状部品供給部55とフィン供給部57に分割され
ており、このフィン供給部57が材料供給部47の仮組
部49側に形成されている。
フィン供給部57における円柱捧35,37の螺旋状凹
溝43.45の幅Btは、棒状部品40の厚さt2より
も少々広く形成されており、棒状部品供給部55におけ
る螺旋状凹溝43,45の幅B2が幅B+ よりも広く
形成され、この輻B2は、棒状部品40を容易に挿入す
ることができ、かつ、棒状部品40が倒れない幅とされ
ている。
材料供給部47のうち、フィン供給部57における螺旋
状凹溝43,45のピッチP1が、フィン4lの厚さt
1と棒状部品40の厚さt2を足した長さ(tI +t
z )よりも大きく形成されており、螺旋状凹溝43,
45に棒状部品40が供給された後に、棒状部品40間
にフィン41を挿入しやすくしている。
また、フィン供給部57の螺旋状凸部51.53間の間
隔L2が、熱交換器コア組立時のフィン長Lo、即ち間
隔L1よりも長く形成されており、円柱棒35,37が
フィン供給部57から仮組部49に向けて漸次拡径され
、これにより、仮組部49における螺旋状凸部51.5
3間の間隔L1が熱交換器コア組立時のフィン長I,。
に形成されている。また、螺旋状凹溝43.45の幅は
B+から83に漸次拡大され、螺旋状凹溝43,45間
のピッチもビッチP,からビッチP2に漸次小さくされ
ている。
さらに、仮組部49における螺旋状凹溝43,45の幅
B3が、棒状部品40の厚さt2よりも広く形成されて
いる。
また、一側円柱棒35と他側円柱棒37は、モータ等の
回転駆動装置59により、螺旋状凹溝43.45に両端
部が挿入された棒状部品40をベース33側に押す方向
Rに回転されている。
以上のように構或された熱交換器コアの仮組装置では、
先ず、移送装置3lの棒状部品供給部55において、熱
交換器コアを構成する全ての棒状部品40、即ち、2本
のレインフォース40と5本のチューブ39が、その両
端部を螺旋状凹溝43.45に挿入して棒状部品40が
螺旋状凹溝43.45間に配置される。この後、円柱棒
35,37を回転することにより、棒状部品40をフィ
ン供給部57に移送し、このフィン供給部57で、チュ
ーブ39問およびチューブ39とレインフォース38間
にフィン41が配置される。
次に、円柱棒35.37を回転して、この円柱棒35.
37に形成された螺旋状凹溝43.45により、棒状部
品40がフイン41とともに移送装置31の仮組部49
に移送されながら、棒状部品40間の間隔およびフィン
長L0が、ほぼ熱交換器コア組立時の最終形状に規制さ
れ、熱交換器コアが仮り組みされる。
そして、第2図に示したように、フイン41の幅b1が
棒状部品40の幅b2よりも大きい場合には、仮り組み
された熱交換器コアの上面を押圧した状態で、棒状部品
40の両端を上方に押し上げることにより、フイン41
の中央部に棒状部品40が位置される。この後、圧縮機
により、熱交換器コアが所定寸法まで圧縮され、この状
態で、熱交換器コアが上方に抜き取られる。
しかして、以上のように構成された熱交換器コアの仮組
装置では、移送装置3lに材料供給部47と仮組部49
を形成するとともに、材料供給部47における螺旋状凹
溝43.45のピッチP1をフィン41と棒状部品40
の厚さを足した長さ(tl +t2)よりも大きく形成
し、仮組部49における螺旋状凹溝43,45のピッチ
P2をほぼフィン41と棒状部品40の厚さを足した長
さ(t++tz)に形成し、さらに、仮組部49におけ
る螺旋状凸部51.53間の間隔L+を熱交換器コア組
立時のフィン長L0に形成したので、棒状部品供給部5
5において螺旋状凹溝43,45間に棒状部品40が配
置され、円柱棒35,37が回転されて棒状部品40が
フィン供給部57に移送され、このフィン供給部57に
おいて、棒状部品40間に位置する円柱棒35.37の
螺旋状凸部51.53間にフィン41が配置され、この
後、円柱棒35.37を回転することにより、その螺旋
状凹溝43.45により、棒状部品40がフィン41と
ともに移送装置31の仮組部49に移送されながら、棒
状部品40間の間隔およびフィン長L0が、ほぼ熱交換
器コア組立時の最終形状に規制され、熱交換器コアを従
来よりも容易に仮り組みすることができるとともに、熱
交換器コアの仮組装置の構造を従来よりも大幅に簡素化
することができる。
また、移送装置31の材料供給部47を棒状部品供給部
55とフィン供給部57とに分割し、このフィン供給部
57を材料供給部47の仮組部49側に形成し、フィン
供給部57における円柱捧35,37の螺旋状凹溝43
.45の幅B1をほぼ棒状部品40の厚さt2に形成し
たので、棒状部品供給部55で傾いた状態で配置された
棒状部品40が、フィン供給部57において正規の状態
に起こされ、棒状部品40が傾いた状態で組み立てられ
ることを確実に防止することができる。
さらに、一側円柱棒35と他側円柱棒37を、それらの
螺旋状凹溝43.45に両端部が挿入された棒状部品4
0をベース33側に押す方向Rに回転したので、捧状部
品40やフィン4lのべ一ス33からの浮き上がりが阻
止され、棒状部品40やフィン41を円柱棒35.37
により仮組部49に確実に移送することができる。
また、フィン供給部57における螺旋状凹溝43,45
のピッチP1を、フィン41の厚さ1+と棒状部品40
の厚さt2を足した長さ(L,十t2)よりも大きく形
成したので、フィン供給部57においては、棒状部品4
0間の間隔がフィン41の厚さhよりも大きく形成され
ており、螺旋状凸部51.53間にフィン41を容易に
挿入することができる。
さらに、フィン供給部57の螺旋状凸部51.53間の
間隔L2を熱交換器コア組立時のフィン長Llよりも長
く形成し、円柱棒35.37をフィン供給部57から仮
組部49に向けて漸次拡径したので、フィン供給部57
の螺旋状凸部51.53間にフィン41を容易に挿入す
ることができるとともに、フィン長Loを次第に熱交換
器コア組立時のフィン長L.に圧縮することができる。
また、仮組部49における螺旋状凹溝43,45の幅B
3を、棒状部品40の厚さt!よりも広く形成したので
、例えば、仮組部49において仮り組みされた熱交換器
コアを圧縮した状態で取り出す場合に、棒状部品40の
両端部を螺旋状凹溝43,45から容易に抜き出すこと
ができる。
尚、上記実施例では、ベース33と、螺旋状凹溝43.
45が形成された円柱棒35,37とを備えた移送装置
により、構成部品を移送しながら熱交換器コアを仮り組
みする例について説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、チューブ等の棒状部品とフィン
とを交互に配列して供給する材料供給工程と、この材料
供給工程で供給された棒状部品とフィンを水平移動させ
ながら、棒状部品間の間隔およびフィン長を、ほぼ熱交
換器コア組立時の最終形状に規制していく仮組工程とか
ら構成されるものであれば、上記実施例とほぼ同様の効
果を得ることができる。
また、チューブ39とフィン41を本発明により仮組し
た後、後工程でレインホース40を供給しても良い。
〔発明の効果〕 請求項1記載の熱交換器コアの仮組方法では、チューブ
等の棒状部品とフィンとを交互に配列して供給する材料
供給工程と、この材料供給工程で供給された棒状部品と
フィンを水平移動させながら、棒状部品間の間隔および
フィン長を、ほぼ熱交換器コア組立時の最終形状に規制
していく仮縫工程とで構或されるので、熱交換器コアを
従来よりも容易に仮り組みすることができる。
請求項2記載の熱交換器コアの仮組装置では、構或部品
が摺動するベースと、右回転方向の螺旋状凹溝を有する
一側円柱棒と、左回転方向の螺旋状凹溝を有する他側円
柱捧とを備えてなる移送装置に、棒状部品とフィンが供
給される材料供給部と、熱交換器コアを仮り組みする仮
組部を形戒するとともに、材料供給部における螺旋状凹
溝のピッチをフィンと棒状部品の厚さを足した長さより
も大きく形成し、仮組部における螺旋状凹溝のピッチを
ほぼフィンと棒状部品の厚さを足した長さに形成し、さ
らに、仮組部における、螺旋状凸部間の間隔を、熱交換
器コア組立時のフィン長に形成したので、材料供給部に
おける螺旋状凹溝間に棒状部品が配置され、材料供給部
の棒状部品間に位置する円柱棒の螺旋状凸部間にフィン
が配置され、円柱棒を回転することにより、その螺旋状
凹溝により棒状部品がフィンとともに移送装置の仮組部
に移送されながら、棒状部品間の間隔およびフィン長が
、ほぼ熱交換器コア組立時の最終形状に規制され、熱交
換器コアを従来よりも容易に仮り組みすることができる
とともに、熱交換器コアの仮組装置の構造を従来よりも
大幅に簡素化することができる。
請求項3記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材
料供給部が棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、
このフィン供給部を材料供給部の仮組部側に形成し、フ
ィン供給部における螺旋状凹溝の幅をほぼ棒状部品の厚
さに形成したので、フィン供給部においては棒状部品が
傾いた状態から正規の状態に起こされ、棒状部品が傾い
た状態で組み立てられることを確実に防止することがで
きる。
請求項4記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、一側円柱棒と
他側円柱棒を、それらの螺旋状凹溝に両端部が挿入され
た棒状部品をベース側に押す方向に回転したので、棒状
部品やフィンのベースからの浮き上がりが阻止され、棒
状部品やフィンを円柱棒により仮組部に確実に移送する
ことができる。
請求項5記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材
料供給部が棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、
このフィン供給部を材料供給部の仮組部側に形成し、フ
ィン供給部における螺旋状凹溝のピッチを、フィンと棒
状部品の厚さを足した長さよりも大きく形成したので、
フィン供給部における棒状部品間の間隔が、フィンの厚
さよりも大きく形成され、フィン供給部の螺旋状凸部間
にフィンを容易に挿入することができる。
請求項6記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、移送装置の材
料供給部を棒状部品供給部とフィン供給部とからなり、
このフィン供給部を材料供給部の仮組部側に形成すると
ともに、フィン供給部の螺旋状凸部間の間隔を熱交換器
コア組立時のフィン長よりも長く形成し、円柱棒をフィ
ン供給部から仮組部に向けて漸次拡径したので、フィン
供給部の螺旋状凸部間にフィンを容易に挿入することが
できるとともに、フィン長を次第に熱交換器コア組立時
のフィン長に圧縮することができる。
請求項7記載の熱交換器コアの仮組装置では、請求項2
記載の熱交換器コアの仮組装置において、仮組部におけ
る螺旋状凹溝の幅を、棒状部品の厚さよりも広く形成し
たので、例えば、仮組部において仮り組みされた熱交換
器コアを圧縮した状態で取り出す場合に、棒状部品の両
端が螺旋状凹溝から容易に抜き出され、熱交換器コアを
容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱交換器コアの仮組装置の一実施例の
一部を断面で示す平面図である。 第2図は第1図の■一■線に沿う横断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 31・・・移送装置 33・・・ベース 35・・・一側円柱棒 37・・・他側円柱棒 40・・・棒状部品 4l・・・フィン 43・・・右回転方向の螺旋状凹溝 45・・・左回転方向の螺旋状凹溝 47・・・材料供給部 49・・・仮組部 51.53・・・螺旋状凸部 55・・・棒状部品供給部 57 ・ ・フィン供給部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)チューブ等の棒状部品とフィンとを交互に配列し
    て供給する材料供給工程と、この材料供給工程で供給さ
    れた棒状部品とフィンを水平移動させながら、前記棒状
    部品相互間の間隔およびフィン長を、ほぼ熱交換器コア
    組立時の最終形状に規制していく仮組工程とで構成され
    ることを特徴とする熱交換器コアの仮組方法。 (2)熱交換器コアを構成するチューブ等の棒状部品と
    フィンが摺動するベースと、このベースの一側に配置さ
    れ右回転方向の螺旋状凹溝を有する一側円柱棒と、前記
    ベースの他側に配置され左回転方向の螺旋状凹溝を有す
    る他側円柱棒とを備えてなる移送装置に、前記円柱棒の
    螺旋状凹溝間に前記棒状部品が配置され前記棒状部品間
    に位置する前記円柱棒の螺旋状凸部間に前記フィンが配
    置される材料供給部と、前記熱交換器コアを仮り組みす
    る仮組部を形成するとともに、前記材料供給部における
    螺旋状凹溝のピッチを前記フィンと前記棒状部品の厚さ
    を足した長さよりも大きく形成し、前記仮組部における
    螺旋状凹溝のピッチをほぼ前記フィンと前記棒状部品の
    厚さを足した長さに形成し、さらに、前記仮組部におけ
    る螺旋状凸部間の間隔を、熱交換器コア組立時のフィン
    長に形成してなることを特徴とする熱交換器コアの仮組
    装置。 (3)移送装置の材料供給部は棒状部品供給部とフィン
    供給部とからなり、このフィン供給部を前記材料供給部
    の仮組部側に形成し、前記フィン供給部における螺旋状
    凹溝の幅を、棒状部品の厚さよりも少々広く形成してな
    る請求項2記載の熱交換器コアの仮組装置。(4)一側
    円柱棒と他側円柱棒は、それらの螺旋状凹溝に両端部が
    挿入された棒状部品をベース側に押す方向に回転される
    請求項2記載の熱交換器コアの仮組装置。 (5)移送装置の材料供給部は棒状部品供給部とフィン
    供給部とからなり、このフィン供給部を前記材料供給部
    の仮組部側に形成し、前記フィン供給部における螺旋状
    凹溝のピッチを、フィンと棒状部品の厚さを足した長さ
    よりも大きく形成してなる請求項2記載の熱交換器コア
    の仮組装置。 (6)移送装置の材料供給部は棒状部品供給部とフィン
    供給部とからなり、このフィン供給部を前記材料供給部
    の仮組部側に形成するとともに、前記フィン供給部の螺
    旋状凸部間の間隔を熱交換器コア組立時のフィン長より
    も長く形成し、円柱棒を前記フィン供給部から前記仮組
    部に向けて漸次拡径してなる請求項2記載の熱交換器コ
    アの仮組装置。 (7)仮組部の螺旋状凹溝の幅は、棒状部品の厚さより
    も広く形成されている請求項2記載の熱交換器コアの仮
    組装置。
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