JPH0597211A - 立体ベルトコンベア - Google Patents

立体ベルトコンベア

Info

Publication number
JPH0597211A
JPH0597211A JP25788491A JP25788491A JPH0597211A JP H0597211 A JPH0597211 A JP H0597211A JP 25788491 A JP25788491 A JP 25788491A JP 25788491 A JP25788491 A JP 25788491A JP H0597211 A JPH0597211 A JP H0597211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
belt conveyor
stack
air table
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25788491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemasa Shibata
猛正 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP25788491A priority Critical patent/JPH0597211A/ja
Publication of JPH0597211A publication Critical patent/JPH0597211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉類の山をパレット等の補助部材を使用す
ることなく、しかも傷つき、破れ、皺の発生なしに搬送
し、かつ一時保管倉庫の機能を持つ立体ベルトコンベア
を得ること。 【構成】 エアテーブル1と、その両端に設けた回転自
在のローラ2と、これらを巻き回して設けた無端ベルト
3と、無端ベルトを吸着駆動するベルト駆動手段11よ
りなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枚葉の紙、段ボール
紙、プラスチック製シート及びフイルム等の紙葉類を積
み重ねた山(以下これらを総称してスタックという)を
搬送するベルトコンベアに関する。
【0002】
【従来技術】積み重ねた紙葉類は、パレットに載せ、自
動、手動の運搬車、またはベルトコンベア、ローラーコ
ンベアで搬送するのが一般である。特に、紙葉類が印刷
機により印刷された印刷紙である場合、搬送途中におい
て汚れたり、傷ついたり、破れたり、皺が発生すること
は排除しなければならない。従って従来のベルトコンベ
ア、ローラコンベアを使用する場合は必ずパレットに印
刷紙を載せてパレットごと搬送している。しかし、パレ
ットを使用しての搬送は、パレットそのものを搬送する
手段、その管理、また印刷機、紙処理機等の入り口、出
口における積み替え、交換などその取扱いは決して容易
ではない。しかしながら、近時印刷工場の合理化が叫ば
れ、印刷紙の後処理も完全自動化が望まれている。しか
し、パレットを使用した搬送は、自動化を阻害する大き
な因子となっており、パレットを使わない効果的な処理
方法が望まれている。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上記従来技術の問題点に鑑
み、本発明は積み重ねた紙、シート、印刷紙、等をその
積み重ねの山を崩すことなく、汚すことなく、破れた
り、皺の発生を生ずることなく、しかもパレット、板そ
の他の補助部材を使用することなく搬送し、かつ乾燥、
一時保管倉庫として機能する多目的ベルトコンベアを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明立体ベルトコンベアは、エアテーブルとエアテ
ーブルの両端部に回転自在に設けたローラとエアテーブ
ル及びローラに巻き回した表面平滑な無端ベルトからな
るベルトコンベアをフレームに多段に設け、該ベルトコ
ンベアの駆動をベルトを吸着し移動する手段によって行
うことを特徴とするものである。
【0005】本発明において、エアテーブルは、外部か
ら供給される圧力エアを噴出する多数のエア吹き出し穴
を表面に持つ直方体であり、その側面においてフレーム
に固定されている。
【0006】無端ベルトは、ゴム、繊維強化ゴム、スチ
ールなどの材質のものを使用することができる。ベルト
の駆動手段としては、各種のものを採用し得るが、搬送
の対象がスタックであること、他の装置と連結して使用
することなどを考慮すれば、ベルトが伸びたり、部分的
に変形したりすることが殆どなく、また前後の他の装置
と完全同調させることが可能な手段を選ぶことが必要で
ある。その好適な手段としては、バキュウムサッカ−に
よりベルトを吸着し、ベルトを吸着したこのバキュウム
サッカーを移動することである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す立体コンベア
の正面図である。図2は図1のA−A線に沿った断面図
である。なお図1及び図2においてはベルトコンベアの
駆動装置は省略してある。図示する立体ベルトコンベア
は、エアテーブル1、ローラ2、無端ベルト3によって
構成されるベルトコンベア10、20、30がフレーム
4にスタックを載置搬送するに十分な間隔をおいて多段
に設けられている。各ベルトコンベアは上面にエア噴出
孔が設けられた直方体状のエアテーブル1と、エアテー
ブルの両端に設けられた自由回転のローラ2、2と、こ
のエアテーブル1及びローラ2を巻き回して設けられた
無端ベルト3よりなり、無端ベルト3は小さな駆動力で
容易に回転または回動させることができる。
【0008】図3乃至図5はベルトコンベアの駆動方法
及びスタックをベルトコンベアに移載する方法にについ
て、並びに立体ベルトコンベアの利用の仕方について説
明する図である。図3はベルトコンベア10にスタック
Sを前段に設けられた他の装置5から移載する様子を示
しており、ベルト3はバキュウムサッカー12を有する
ベルト駆動手段11によって矢印方向に回動されてい
る。スタック移載手段13はベルト3に吸着するバキュ
ウムサッカー14とスタックプッシャー15よりなり、
バキュウムサッカー14がベルト3より駆動力をもら
い、該バキュウムサッカーと連動して動くスタックプッ
シャー15がスタックSを後ろから押しながら他の装置
5からベルト3の上に移載する。図4及び図5は他の装
置5からスタックSをベルトコンベアに移載し、搬送さ
れる状態を経時的に説明する図である。そして、このス
タック移載手段13は昇降可能な他の装置5に取り付け
られており、他のベルトコンベア30にスタックを移載
するときには、スタック移載手段13をベルトコンベア
間より外方に後退させた後他の装置5を上昇させて該ス
タック移載手段も上昇させる。
【0009】ベルト駆動手段11は、本発明の立体ベル
トコンベアの後段に設けられる他の昇降可能な装置6に
取り付けられるもので間欠的にベルトを駆動する。他の
ベルトコンベアを駆動するときには、前記したスタック
移載手段13と同様にベルト駆動手段11を他の装置6
側に後退させしかる後、他の昇降可能な他の装置6によ
って駆動したいベルトコンベアの位置に昇降させ、次い
でベルト駆動手段11を図3に示す位置にもたらしベル
トに吸着したバキュウムサッカー12を移動することに
よりベルトコンベアを駆動する。
【0010】本発明の立体ベルトコンベアにおいては、
1つの段のベルトコンベアにスタックSを移載している
間は、他のベルトコンベアはスタックを載置したまま、
または空のまま完全に停止している。すなわち、多段の
ベルトコンベアに対し1つのスタック移載手段13と1
つのベルト駆動手段11だけであり、しかもこの2つの
手段は常に対をなして1つのベルトコンベアに作動する
ものである。
【0011】他の装置5と6は特に限定されるものでな
いが、図示した例においては、他の装置5はエアテーブ
ル付き昇降機であり、他の装置6は昇降可能なベルトコ
ンベアである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉類の山、スタック
を補助器具を使用することなく、傷つけたり、皺を発生
させることなく、搬送し、かつベルトコンベアを多段に
設け、必要に応じそのままベルトコンベア上に載置して
おくことができるため、一時的な倉庫としての機能も果
たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す立体ベルトコンベアの
正面図である。
【図2】図1のA−A線の断面図及び、本発明装置の前
後に設けた他の装置の概略を示す図である。
【図3】本発明の立体コンベアのベルトコンベアの駆動
を説明する図である。
【図4】本発明のベルトコンベアにスタックを他の装置
から移載する方法を説明する図である。
【図5】本発明のベルトコンベアにスタックを他の装置
から移載する方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 エアテーブル 2 ローラ 3 無端ベルト 4 フレーム 5 他の装置 6 他の装置 10 ベルトコンベア 11 ベルト駆動手段 12 バキュウムサッカー 13 スタック移載手段 14 バキュウムサッカー 15 スタックプッシャー 20 ベルトコンベア 30 ベルトコンベア S スタック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアテーブルとエアテーブルの両端部に
    回転自在に設けたローラとエアテーブル及びローラに巻
    き回した表面平滑な無端ベルトからなるベルトコンベア
    をフレームに多段に設け、該ベルトコンベアの駆動をベ
    ルトを吸着し移動する手段によって行うことを特徴とす
    る立体ベルトコンベア。
  2. 【請求項2】 1つのベルトコンベアが駆動中は、他の
    ベルトコンベアは駆動されないことを特徴とする請求項
    1記載の立体ベルトコンベア。
JP25788491A 1991-10-04 1991-10-04 立体ベルトコンベア Pending JPH0597211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25788491A JPH0597211A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 立体ベルトコンベア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25788491A JPH0597211A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 立体ベルトコンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0597211A true JPH0597211A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17312527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25788491A Pending JPH0597211A (ja) 1991-10-04 1991-10-04 立体ベルトコンベア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0597211A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014005149A (ja) * 2012-05-29 2014-01-16 Nippon Kyodo Kikaku Kk 果菜自動選別方法と果菜自動選別装置と果菜キャリア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014005149A (ja) * 2012-05-29 2014-01-16 Nippon Kyodo Kikaku Kk 果菜自動選別方法と果菜自動選別装置と果菜キャリア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05238549A (ja) 平たい製品のパイルをパレットに積み降ろしする方法とこの方法を実施するための装置
US5118243A (en) Pallet load transfer method and apparatus
JP2000118714A (ja) 移載装置
US5730579A (en) Bundle feed apparatus for delivering multiple bundles to a load former
US5293698A (en) System for temporarily storing printed products removed from a printing machine
JP2000233824A (ja) 積み重ねシートの搬送装置
JPH0597211A (ja) 立体ベルトコンベア
JP4317087B2 (ja) シート状物排出装置
JPH10316267A (ja) シート供給装置
CN209853312U (zh) 片材移载系统
JPH09100026A (ja) ロール状物の搬送システム
US5386981A (en) Automatic paper processing method and cut-sheet feed rotary press having automatic paper processing apparatus
JP3307188B2 (ja) 写真焼付け装置
JP2657264B2 (ja) 枚葉物の仕分装置
JPH1045306A (ja) 印刷済み製品を別の処理箇所まで搬送するための装置
JP3596647B2 (ja) 被搬送物の搬送・収容装置
JPH05116732A (ja) ベルトコンベアの駆動方法
JP2004345806A (ja) 物品自動集積段積装置
JP7166724B2 (ja) ワーク積層装置
JP2737798B2 (ja) 金属板の保護材除去および搬送装置
JPH0597221A (ja) ベルトコンベア及びベルトコンベアの駆動方法
JP2744517B2 (ja) コンベア搬送物搬出方法及びそれに用いるパレット
JP2000233854A (ja) 積み重ねシートの反転装置
JPH07267456A (ja) プレスのシートパイリング装置
JPH0223117A (ja) 金属板の積載装置