JPH0597168U - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0597168U
JPH0597168U JP7749891U JP7749891U JPH0597168U JP H0597168 U JPH0597168 U JP H0597168U JP 7749891 U JP7749891 U JP 7749891U JP 7749891 U JP7749891 U JP 7749891U JP H0597168 U JPH0597168 U JP H0597168U
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JP
Japan
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image
line
memory
data
sub
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Application number
JP7749891U
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English (en)
Inventor
真人 齋藤
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像素子の読取りクロック以上の速度で副走
査を行なった場合に生ずるライン抜けを画像復元できる
画像読取り装置を提供する。 【構成】 副走査移動距離検出手段10はエンコーダ1
とその信号によって、インクリメントされるアドレスカ
ウンタ12によって構成されている。読み飛ばし検出手
段20は比較演算器21とデータセットレディフラッグ
22によって構成されている。主走査読取り装置30は
読取り装置31と1ライン分の画像を蓄える1ラインメ
モリ32によって構成されている。メモリ32とフラッ
グ22は接続されている。画像メモリ50は主走査読取
り装置30によって読み取られた画像を格納する。演算
装置40は、検出手段10、メモリ50のそれぞれと接
続され、データ同志の演算を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、1次元の撮像素子を用い、副走査を手動で行なって、原稿の読取を 行なう画像読取装置について、原稿の復元性に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
副走査を手動で行なう画像読取装置において、撮像素子の読取クロック以上の 速度で副走査を行なった場合、読み取りできずに、ライン抜けがおきる。そのた め、従来ではこれを改善するために、手動速度を規制するために使用者に警告を 発する装置を取り付けたり、疑似的に前ラインのデータをそのまま送出したり、 白ラインを送出したりしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手動速度を規制するために使用者に警告を発する装置を取り付 ける方法では、装置が高価となり使用者に負担がかかるという問題があり、疑似 的に前ラインのデータをそのまま送出したり、白ラインを送出する方法では原稿 画像を忠実に再現しているとはいえないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の画像読取装置は、副走査移動距離検出手段と、1次元の撮像素子から の信号と副走査移動距離検出手段からの信号により読み飛ばしを検出する手段と 、複数ラインの画像を蓄えるメモリと、読み飛ばし検出手段によって読み飛ばし を検出した時、メモリに蓄えられた読み飛ばされたラインの1つ前のラインの画 像データと、1つ後のラインの画像データから演算処理により読み飛ばされた画 像を復元する演算装置を備えている。
【0005】
【作用】
読み飛ばしを検出する手段によって読み飛ばしが起こったと判定された場合に 、メモリに蓄えられた、読み飛ばされたラインの1つ前のラインの画像データと 1つ後ラインの画像データから、演算装置によって、読み飛ばされたラインの画 像を復元する。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の全体構成図、図2は本考案の読み飛ばしたラインを補正するた めの手順を示す図、図3は図2に示した手順に沿って補間を行なったときの実際 の進行状態を示す図である。以下にこれらの図を用いて具体的に説明する。
【0007】 副走査移動距離検出手段10は装置全体の副走査方向の移動距離を検出するエ ンコーダ11とその信号によってインクリメントされるアドレスカウンタ12に よって構成されている。読み飛ばし検出手段20は比較演算器21とデータセッ トレディフラッグ22によって構成されている。主走査読取装置30は画像を読 み取るための読取装置31と読取装置によって読み取られた1ライン分の画像を 蓄える1ラインメモリ32によって構成されている。1ラインメモリ32とデー タレディセットフラッグ22はつながっている。画像メモリ50は、主走査読取 装置30によって読み取られた画像を収納している。演算装置40は副走査移動 距離検出手段10,読み飛ばし検出手段20,主走査読取手段30,画像メモリ 50のそれぞれとつながり、それぞれのデータのやりとりやデータ同士の演算を 行なう。
【0008】 さて、読取が開始されると、読取装置21は画像の読み取りを開始し、1ライ ン分読み取ったら1ラインメモリ32に読み取った画像のデータを送る。1ライ ンメモリ32はメモリにデータが送られてきた時点で、データレディセットフラ ッグ22をセットする。また、手動によって、1ライン分副走査方向に移動した ことがエンコーダ11によって検出される。エンコーダ11はアドレスカウンタ 12を1だけインクリメントさせる。また、比較演算器21に信号を送る。比較 演算器21はデータレディセットフラッグ22を見て、1ラインメモリ32に送 り出すべきデータがあるかどうかを判定し、演算装置40にその結果を伝える。
【0009】 1ラインメモリ32に送り出すべきデータがあった場合、演算装置40は、1 ラインメモリ32のデータを、画像メモリ50の中の、アドレスカウンタ12が 指し示すアドレスに送出する。さらに、データセットレディフラッグ22をリセ ットする。
【0010】 1ラインメモリ32に送り出すべきデータがなかった場合、演算装置40は、 データセットレディフラッグ22をリセットし、さらに、読み飛ばしがあったこ とを記憶する。つ この処理のいずれかのあと、引き続いて読取装置21は画像 の読み取りを開始し、1ライン分読み取ったら1ラインメモリ32に読み取った 画像のデータを送る。1ラインメモリ32はメモリにデータが送られてきた時点 で、データレディセットフラッグ22をセットする。また、手動によって、1ラ イン分副走査方向に移動したことがエンコーダ11によって検出される。エンコ ーダ11はアドレスカウンタ12を1だけインクリメントさせる。また、比較演 算器21に信号を送る。比較演算器21はデータレディセットフラッグ22を見 て、1ラインメモリ32に送り出すべきデータがあるかどうかを判定し、演算装 置40にその結果を伝える。
【0011】 前回、1ラインメモリ32に送り出すべきデータがあった場合は、今回、1ラ インメモリ32に送り出すべきデータがあるかないかによって、
【0010】ま たは、
【0011】へ処理を続ける。
【0012】 前回、1ラインメモリ32に送り出すべきデータがなかった場合で、今回は送 り出すべきデータがある場合、演算装置40は、1ラインメモリ32のデータを 、画像メモリ50の中の、アドレスカウンタ12が指し示すアドレスに送出する 。さらに、データセットレディフラッグ22をリセットする。このようにすると 、さきほどのライン(n番目のラインとする)の画像データが入るべきメモリの アドレスには、なにも入っていない。
【0013】 そこで、演算装置40はn番目のラインの前のライン(n-1番目のラインとす る)の画像データと後のライン(n+1番目のライン)の画像から、n番目のライ ンの画像を復元する。 以下にその復元方法の1例を示す。
【0014】 主走査方向のある画素について、n-1番目のラインでの画素とn+1番目のライ ンの画素が同じく白同士、または黒同士だった場合、n番目のラインでの画素も 同じく白、または黒とする。 n-1番目のラインでの画素とn+1番目のラインでの画素が異なる場合、どちら が白で、どちらが黒かを判別する。そして、画素が横方向に1つ以上並んでいる 部分を1区間として考える。 区間の両端ともに白の場合、その区間の1/4の数の画素を白として、区間の両 端に割り振る。残りの中間の画素は黒とする。また、区間の両端ともに黒の場合 、その区間の1/4の数の画素を黒として、区間の両端に割り振る。残りの中間の 画素は白とする。
【0015】 区間の一端が黒で他端が白の場合、その区間の半分の画素を黒として、区間の 黒側の端に割り振る。残りの画素は白とする。なお、この過程で、画素数に端数 がでた場合は、四捨五入,切上げ,切下げなどの処理を行なう。
【0016】 以上のような手法で読み飛ばされたラインの画像が復元できる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の手動式画像読取装置は、副走査移動距離検出手段と、1次元の撮像素 子からの信号と、副走査検出手段からの信号により、読み飛ばしを検出する手段 と、複数ラインの画像を蓄えられるメモリと、そのメモリの内容を演算すること ができる演算装置を備えているので、読み飛ばした前後のラインから、読み飛ば したラインを復元できる。そのため、手動速度を規制するために使用者に警告を 発する装置を取り付ける方法での、使用者に負担がかかるという問題や、疑似的 に前ラインのデータをそのまま送出したり、白ラインを送出する方法では原稿画 像を再現していないという問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体構成図である。
【図2】本考案の読み飛ばしたラインを補正するための
手順を示す図である。
【図3】図2に示した手順に沿って補間を行なったとき
の実際の進行状態を示す図である。
【符号の説明】
10 副走査移動距離検出手段 11 エンコーダ 12 アドレスカウンタ 20 読み飛ばし検出手段 21 比較演算器 22 データセットレディフラッグ 30 主走査読取装置 31 読取装置 32 1ラインメモリ 40 演算装置 50 画像メモリ 60 バス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次元の撮像素子を用い、副走査を手動
    で行なって、原稿の読取を行なう画像読取装置におい
    て、副走査移動距離検出手段と、1次元の撮像素子から
    の信号と副走査移動距離検出手段からの信号により読み
    飛ばしを検出する手段と、複数ラインの画像を蓄えるメ
    モリと、読み飛ばし検出手段によって読み飛ばしを検出
    した時、メモリに蓄えられた読み飛ばされたラインの1
    つ前のラインの画像データと1つ後のラインの画像デー
    タから演算処理により読み飛ばされた画像を復元する演
    算装置とを備えたことを特徴とする画像読取装置
JP7749891U 1991-09-26 1991-09-26 画像読取装置 Pending JPH0597168U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7749891U JPH0597168U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7749891U JPH0597168U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0597168U true JPH0597168U (ja) 1993-12-27

Family

ID=13635637

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7749891U Pending JPH0597168U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 画像読取装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62243472A (ja) * 1986-04-16 1987-10-23 Brother Ind Ltd 画像読取方法
JPS62291253A (ja) * 1986-06-11 1987-12-18 Casio Comput Co Ltd 手動式画像入力装置
JPS6334674A (ja) * 1986-07-29 1988-02-15 Toshiba Corp 画像入力装置
JPH01158876A (ja) * 1987-12-15 1989-06-21 Fuji Photo Film Co Ltd 画像データの補償方法

Patent Citations (4)

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