JPH0596925U - テープレコーダのヘッド装置 - Google Patents

テープレコーダのヘッド装置

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Publication number
JPH0596925U
JPH0596925U JP035344U JP3534492U JPH0596925U JP H0596925 U JPH0596925 U JP H0596925U JP 035344 U JP035344 U JP 035344U JP 3534492 U JP3534492 U JP 3534492U JP H0596925 U JPH0596925 U JP H0596925U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
head
base
guide
running
Prior art date
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Pending
Application number
JP035344U
Other languages
English (en)
Inventor
守 仁木
裕昭 笹野
潔 川久保
利一 古谷
宏征 西連地
Original Assignee
アイワ株式会社
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Publication date
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Priority to JP035344U priority Critical patent/JPH0596925U/ja
Publication of JPH0596925U publication Critical patent/JPH0596925U/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】テープレコーダにおいて、ヘッド位置を変える
ことでテープ対接位置を変更するヘッド装置でもテープ
走行を安定にできるようにする。 【構成】ヘッド1を載置したベース3を前フレーム4に
回転可能に配する。前フレーム4にテープガイド22を
ヘッド1を挟んで左右に一対配する。ガイド22にはテ
ープTとの接触部23、この一端にテープの位置を規制
するストッパ部24、他端にテープTを一端側に付勢す
る傾斜部25を形成する。ガイド22を前フレーム4に
配したので、ベース3が走行方向に応じて回転しても、
テープガイド22の位置は常に一定であり、テープ走行
を常に安定にすることができ、安定した記録状態・再生
状態にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、テープレコーダに適用して好適なヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すような従来より使用されているコンパクトカセットCは、寸法的に それ程正確に制作されていないのが普通である。従って、コンパクトカセットC をテープレコーダ(図示せず)に装填して使用する場合には、テープTの走行位 置を規制する必要がある。このため、ヘッド装置20には、ヘッド本体21の両 側にテープガイド22が取り付けられている。
【0003】 このテープガイド22は、図3に示すようにテープTとの接触部23の一端側 にストッパ部24を設けると共に、他端側に適宜角度の傾斜部25を設け、この 傾斜部25でテープTをストッパ部24側に付勢することにより、テープTの走 行位置を規制するようにしたものである。
【0004】 なお、コンパクトカセットCには、テープレコーダの装填時に、テープ露出用 の透孔11がヘッド本体21に対向する位置に形成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のヘッド装置20とは別のヘッド装置として、例えばオートリ バースタイプのテープレコーダに装着される回転ヘッド装置がある。この回転ヘ ッド装置は、テープの走行方向が変わるのに伴ってヘッドを固着したベースを1 80°回転させることによりヘッドの上下を逆転させて規定のトラック位置に配 置するように構成されている。
【0006】 そのため、回転ヘッド装置のヘッドの両側にテープガイド22を固着する場合 には、ベースが180度回転することによってテープガイド22が例えば図3に 示す状態から逆様の状態になると、ストッパ部24によってテープTを下方に押 圧することになる。従って、テープ走行方向が変わってベースが回転することに よってテープTの高さ位置が変動することとなり、テープ走行が不安定となる。
【0007】 また、テープレコーダに装着されるヘッド装置として、テープTのテープ面に 対してヘッドを固着したベースを上下にスライドする形式のものもあるが、ヘッ ドの両側にテープガイドを固着するとした場合には、ヘッドが上下位置に移動す ることになるので、テープガイドとしての機能を果たすことができないといった 不都合が生じる。
【0008】 そこで、この考案は、テープレコーダにおいて、ヘッド位置を変えることでテ ープ対接位置を変更するヘッド装置でもテープ走行を安定にできるようにするこ とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案においては、テープ走行に応じてヘッドをテープに対するヘッドのテ ープ対接位置が移動するようになされたヘッド装置において、ヘッドを載置した ベースがフレームに移動可能に配され、このフレームにテープとの接触部とこの 接触部の一端側にテープの位置を規制するストッパ部と他端側にテープをストッ パ部側に付勢する傾斜部を形成したテープガイドをヘッドを挟んで一対設けたも のである。
【0010】
【作用】
テープ走行時には、テープTがテープガイド22の傾斜部25によって一端側 に付勢される。テープTの端縁がテープガイド22のストッパ部24と当接する ので、テープTの走行位置が常時規制される。テープガイド22をフレーム4に 設けたので、ベース3がテープ走行方向に応じて移動しても、テープガイド22 の位置は常に一定であり、テープ走行を常に安定にすることができ、安定した記 録状態・再生状態にできる。
【0011】
【実施例】
以下、図1を参照しながら、この考案の一実施例について説明する。この例は 、回転ヘッドを使用したオートリバースタイプのテープレコーダに適用した例で ある。図1において、図3と対応する部分には同一符号を付してその詳細説明は 省略する。
【0012】 同図において、1は録再用ヘッド、2は消去用ヘッドであり、この録再用ヘッ ド1及び消去用ヘッド2はテープTの規定のトラックに対峙して回転ベース(ベ ース)3の前面に装着されている。回転ベース3は円板状をなし、その前部側は テープTの走行方向に沿って立設された前フレーム4の凹円状の受け孔41に前 記回転ベース3の回転を許容できる程度の隙間をもって挿入されている。
【0013】 ここでは、受け孔41の下端面側に図示しない公知の手段、例えば回転ベース 3を受けるV字形の受台からなる基準部が設けられており、回転べース3がこの 基準部に当接した状態でヘッド1,2が規定のトラック位置に位置するようにな されている。
【0014】 この回転ベース3の後部側には回転中心を一致させて回転軸31が固着され、 この回転軸31の後端部が前フレーム4と平行な後フレーム5の軸受孔(図示せ ず)に回転自在に嵌入されている。回転軸31の中間部には回転ベース3を回転 させるためのピニオン32が固着されている。
【0015】 ピニオン32の左側には、後フレーム5に支軸61で回転自在に取り付けられ た扇形の駆動ギヤ6が噛合されている。これによって、駆動ギヤ6を所定角度だ け回転させることにより、回転ベース3を180°回転させて録再用ヘッド1お よび消去用ヘッド2を上下逆転させることができる。
【0016】 駆動ギヤ6の支軸61側には下方に伸延するレバー62が設けられ、このレバ ー62はテープTの走行方向に沿って水平移動するヘッド切換板7の開口71に 挿入されている。
【0017】 ヘッド切換板7はテープTの走行方向が変わるのに伴って別途の駆動装置によ り予め規定された方向へ所定のストロークだけ水平移動する。これによって駆動 ギヤ6が支軸61を中心に所定角度だけ回転する。
【0018】 駆動ギヤ6と後フレーム5の間には、つるまきばね51が介装されている。こ のつるまきばね51は、駆動ギヤ6の回動状態を保持するための反転ばねである 。これによって、駆動ギヤ6が下限位置もしくは上限位置に安定して保持される ことにより、回転ベース3、したがって録再用ヘッド1と消去用ヘッド2が振動 などで不用意に回転するのが防止されている。
【0019】 回転ベース3の回転は、回転ベース3の側面に突設された掛止部(図示せず) が、回転ベース3の左右に位置させて上フレーム8に螺入された位置決めビス8 1(図では片側のみ図示)の下端面に当接することにより規制される。これによ って、ヘッド1,2がテープTの第1の位置(テープ面の上側の位置)あるいは 第2の位置(テープ面の下側の位置)に保持される。
【0020】 前フレーム4には、図3に示すテープガイド22がヘッド1,2を挟んで左右 に一対取り付けられる。このテープガイド22は、そのストッパ部24が上側に 、傾斜部25が下側になるように配される。また、テープガイド22は、図2に 示すコンパクトカセットCを図示しないテープレコーダに装填した時に、例えば テープ露出用の透孔11に対向できるような位置に配される。なお、テープガイ ド22の構成は、図3の例と同様である。
【0021】 本例において、テープ走行時には、テープTがテープガイド22の傾斜部25 によってストッパ部24側に付勢される。テープTの端縁がストッパ部24と当 接するので、テープTの走行位置が常時規制される。そして、テープガイド22 を前フレーム4に設けたので、回転ベース3がテープ走行方向に応じて回転して も、テープガイド22の位置は常に一定であり、テープ走行を常に安定にするこ とができ、安定した記録状態・再生状態にできる。
【0022】 また、本例によれば、テープガイド22をヘッド1,2を挟んで前フレーム4 に配したので、テープガイド22間を長い間隔に設定できる。従って、本例によ れば、テープガイド22間でテープTの上下位置をヘッド1,2の位置に適正に 対応させることができるので、テープ走行をさらに一層安定にできる。
【0023】 なお、上述実施例においては、ヘッド1を載置したベース3が回転する形式の ものに適用した例であるが、ベースの形式はこれに限定されず、例えばベースを 上下方向にスライドさせる形式等のものにも同様に適用できる。
【0024】 また、この考案は、回転ヘッドを使用したオートリバースタイプのテープレコ ーダでない通常のテープレコーダについても同様に適用できる。
【0025】
【考案の効果】
この考案によれば、ヘッドを載置したベースが移動可能に配されたフレームに 、ヘッドを挟むようにテープガイドを一対設けたので、ベースがテープ走行方向 に応じて移動しても、テープガイドの位置は常に一定であり、テープ走行を常に 安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】従来例の斜視図である。
【図3】テープガイドの使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 録再用ヘッド 3 回転ベース 4 前フレーム 22 テープガイド 23 接触部 24 ストッパ部 25 傾斜部 C コンパクトカセット T テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 古谷 利一 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 (72)考案者 西連地 宏征 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ走行に応じてヘッドをテープに対
    するヘッドのテープ対接位置が移動するようになされた
    ヘッド装置において、 上記ヘッドを載置したベースがフレームに移動可能に配
    され、このフレームに上記テープとの接触部とこの接触
    部の一端側に上記テープの位置を規制するストッパ部と
    他端側に上記テープを上記ストッパ部側に付勢する傾斜
    部を形成したテープガイドを上記ヘッドを挟んで一対設
    けたことを特徴とするテープレコーダのヘッド装置。
JP035344U 1992-05-27 1992-05-27 テープレコーダのヘッド装置 Pending JPH0596925U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP035344U JPH0596925U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 テープレコーダのヘッド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP035344U JPH0596925U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 テープレコーダのヘッド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596925U true JPH0596925U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12439248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP035344U Pending JPH0596925U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 テープレコーダのヘッド装置

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JP (1) JPH0596925U (ja)

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