JPH059685U - シート材のクリーニング装置 - Google Patents

シート材のクリーニング装置

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JPH059685U
JPH059685U JP6716491U JP6716491U JPH059685U JP H059685 U JPH059685 U JP H059685U JP 6716491 U JP6716491 U JP 6716491U JP 6716491 U JP6716491 U JP 6716491U JP H059685 U JPH059685 U JP H059685U
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cleaning
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roll
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JP6716491U
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征夫 渡部
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MCK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構造で、軟質や硬質のシート状又はフ
イルム状のシート材を能率的に且つ確実にクリーニング
出来、しかも環境汚染の心配が無いこと。 【構成】 走行路上のシート素材1へ接触する対をなす
2組の微粘着性主クリーニングロール2a,2b及び3
a,3bと、それらの主クリーニングロール3a,2a
及び3b,2bに夫々接離作動する副クリーニングロー
ル4及び5とを設け、更に繰り出し軸6a,7aから繰
り出されて巻取り軸6b,7bに巻き取られる粘着フイ
ルム8を、主クリーニングロール3a,2aと副クリー
ニングロール4との間、又、主クリーニングロール3
b,2bと副クリーニングロール45の間へ夫々通過可
能に配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フイルム,バフ材及び単板等の素材表面のゴミ及び塵等を除去する シ−ト材のクリ−ニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タッチパネルに使用するフイルムやポジ・ネガ用フイルム等のシート材 表面のゴミ及び塵等を除去するクリ−ニング装置は、対をなす微粘着性のクリー ニングロールと付属品としての微粘着性のロール清掃用ロールとを備え、そのク リーニングロール間へそれらのシート材を通してゴミ及び塵等を転写・除去し、 更に、その除去作業によって汚れたクリーニングロールをロール清掃用ロールに よって転写・除去したり、直接揮発性のクリーニング液で拭き取るようになって いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来技術は、ゴミ及び塵等で汚れた主クリ−ニングロ−ルを、ロール清 掃用ロールで転写・除去しても、或いはクリーニング液で拭き取っても、いずれ も、最終的には微粘着性の主クリ−ニングロ−ル表面を揮発性の溶剤で拭き取ら なければならなかった。 通常、この作業は生産作業間に行なわれ、シート材の汚れが少ない場合は、主 クリ−ニングロ−ル表面の汚れが少ないので問題ないが、シート材の汚れがひど い場合は、主クリ−ニングロ−ル表面のクリーニングを頻繁に行なわなければな らないので、このクリ−ニング作業が遅れると直接生産効率に悪影響を及ぼすと いう問題があった。 そのため、現場においては、出来る限りクリ−ニング作業の頻度を少なくしよ うとする傾向があり、頻度を少なくすると製品の品質に悪影響を及ぼすことにな り、又、揮発性溶剤の頻繁な使用は、労働安全衛生上の問題があって、完全な環 境設備にするか、それが出来ない場合はなるべく使用を避けるようにしなければ ならなかった。 そこで、本考案の課題は、構造が簡単で、能率的に且つ確実にクリ−ニング出 来るシ−ト材のクリ−ニング装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案に係るシ−ト材のクリ−ニング装置は、 走行路上のシ−ト材の表裏両面へ周面を接触させる少なくとも一対の微粘着性の 主クリ−ニングロ−ルを、その軸方向を走行路に直交させ且つ互いに反対方向へ 回動自在に設けると共に、その主クリ−ニングロ−ルに対して夫々接離作動する 副クリ−ニングロ−ルを、前記主クリ−ニングロ−ルと平行且つ回転自在に設け 、又、繰り出し軸に捲回されその繰り出し軸から繰り出されて巻き取り軸に巻き 取られる粘着フイルムを、前記主クリ−ニングロ−ルと前記副クリ−ニングロ− ルとの間へ通過可能に配置して構成したものである。
【0005】
【作用】
一対の微粘着性の主クリ−ニングロ−ルの周面を、走行するシ−ト材の表裏両 面へ接触させて回転させると、シ−ト材の表裏両面へ付着していたゴミや塵等が 主クリ−ニングロ−ルへ転写され除去される。そして、繰り出し軸から粘着フイ ルムを繰り出して、主クリ−ニングロ−ルと副クリ−ニングロ−ルとの間へ通過 可能に配置し、その先端を巻き取り軸に巻き取っておく。 主クリ−ニングロ−ルが汚れてきたならば、巻き取り軸を回転させながら、副 クリ−ニングロ−ルを主クリ−ニングロ−ルに粘着フイルムを介して夫々接触さ せると、副クリ−ニングロ−ルが回転し、粘着フイルムは、主クリ−ニングロ− ルに接触しながら繰り出し軸から巻き取り軸へ流れるので、この際、主クリ−ニ ングロ−ル表面の汚れが粘着フイルムに転写し、主クリ−ニングロ−ルがクリ− ニングされる。 所定時間、クリ−ニングした後、副クリ−ニングロ−ルを主クリ−ニングロ− ルから離反させると共に、巻き取り軸による粘着フイルムの巻き取りを停止させ る。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係るシ−ト材のクリ−ニング装置の一実施例を添付図面に基づ いて説明する。 図1は、クリ−ニング装置によってシ−ト材を清掃している状態の説明図であ る。 同図において、1はタッチパネルに使用するフイルム,ポジ・ネガ用フイルム ,バフ材,単板状の素材等のシート素材である。 2a,2bは対をなす主クリ−ニングロ−ルで、又、3a,3bは同じく対を なす主クリ−ニングロ−ルで、この対をなす主クリ−ニングロ−ルが二組設けら れている。各主クリ−ニングロ−ルの周面には、微粘着性のゴムが夫々ライニン グされている。 それらの主クリ−ニングロ−ルは、その軸方向をシート素材1の走行方向に直 交させて設けられ、且つ、駆動源(図示省略)によって、矢印の如く互いに反対 方向へ回転するように構成されている。 そして、主クリ−ニングロ−ル2a,2b間及び主クリ−ニングロ−ル3a, 3b間に、シート素材1が挿入されると、各主クリ−ニングロ−ルの周面は、シ ート素材1の表裏両面へ夫々接触するようになっている。
【0007】 又、主クリ−ニングロ−ル2a,3aに対して、駆動源(図示省略)により接 離作動する副クリ−ニングロ−ル4と、主クリ−ニングロ−ル2b,3bに対し て、駆動源(図示省略)により接離作動する副クリ−ニングロ−ル5とが対向し て設けられ、各副クリ−ニングロ−ルは、接離作動する対象の主クリ−ニングロ −ルと夫々平行に設けられ、接触する主クリ−ニングロ−ルの回転に伴なって反 対方向へ回転可能に構成されている。
【0008】 更に、副クリ−ニングロ−ル4及び副クリ−ニングロ−ル5の両側には、繰り 出し軸6a,巻き取り軸6bと、繰り出し軸7a,巻き取り軸7bとが夫々配設 されている。 そして、捲回された長尺の粘着フイルム8が繰り出し軸6a,7aに夫々セッ トされ、そこから繰り出された粘着フイルム8は巻き取り軸6b,7bに夫々巻 き取られるようになっており、両粘着フイルム8は、主クリ−ニングロ−ル2a ,3aと副クリ−ニングロ−ル4との間、及び主クリ−ニングロ−ル2b,3b と副クリ−ニングロ−ル5との間を、夫々通過するように構成されている。 この粘着フイルム8は、主クリ−ニングロ−ルより若干強い粘着性を有してい る。
【0009】 上記のように構成されたシ−ト材のクリ−ニング装置は、次のように動作し使 用される。 即ち、図1のように、主クリ−ニングロ−ル2a,2b及び主クリ−ニングロ −ル3a,3bを夫々矢印方向へ回転させて、主クリ−ニングロ−ル2a,2b 間及び主クリ−ニングロ−ル3a,3b間に、シート素材1を通過させると、そ れらの主クリ−ニングロ−ルの粘着性により、シート素材1表面のゴミや塵等が 主クリ−ニングロ−ルに転写されて、シート素材1がクリーニングされる。 この間、副クリ−ニングロ−ル4,5は、主クリ−ニングロ−ル2a,3a及 び、主クリ−ニングロ−ル2b,3bに接することなく保持されて作動しない。 尚、各主クリ−ニングロ−ルの回転を上記と逆に回転させ、シート素材1を図 1の矢印と反対方向へ送ることも出来る。
【0010】 このようにして、シート素材1のクリーニングを継続すると、やがて各主クリ −ニングロ−ルが汚れてくるので、その時点で、図2のように、巻き取り軸6b ,7bを回転させながら、副クリ−ニングロ−ル4及び5を駆動させて、粘着フ イルム8を介して主クリ−ニングロ−ル2a,3a及び主クリ−ニングロ−ル2 b,3bに夫々接触させると、副クリ−ニングロ−ル4及び5が回転し、粘着フ イルム8は、主クリ−ニングロ−ル3a,2a及び主クリ−ニングロ−ル3b, 2bに接触しながら、繰り出し軸6a,7a側から巻き取り軸6b,7b側へ流 れ、その際、主クリ−ニングロ−ル3a,2a及び主クリ−ニングロ−ル3b, 2b表面上のゴミや塵等を転写して、主クリ−ニングロ−ルのクリーニング所謂 セルフクリーニングが行なわれる。
【0011】 各主クリ−ニングロ−ルが奇麗になった時点で、上記と逆の操作を行ない、副 クリ−ニングロ−ル4及び5を夫々の主クリ−ニングロ−ルから離反させる。 セルフクリーニングを繰り返えし実施して、粘着フイルム8の巻き取りが終る と、粘着フイルム8を交換する。 それまでは、一連のクリ−ニング作業が簡単且つ確実に実施出来るので、作業 能率及び品質が向上すると共に、それらのシート素材を加工する後工程の生産性 向上に寄与出来、しかも、従来のような環境汚染の問題も無くなるのである。
【0012】 尚、上記実施例では、主クリ−ニングロ−ル4,5でシート素材8をクリ−ニ ングしながら、その主クリ−ニングロ−ル4,5をクリ−ニングする例について 説明したが、図3のように、主クリ−ニングロ−ル4,5でシート素材8をクリ −ニングしない状態で、主クリ−ニングロ−ル4,5を、前述のようにクリ−ニ ングすることも出来る。 又、対をなす主クリ−ニングロ−ルを2組、それに対応する副クリ−ニングロ −ルを2個設けているが、これらの数は上記に限定されるものではなく、更に、 シート材としては、軟質又は硬質のシート状のものでも、フイルム状に巻き取ら れているものでも良く、要は、本考案の目的及び趣旨を逸脱しない範囲において 、その構造や機能を適宜変更出来るものである。
【0013】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案に係るシ−ト材のクリ−ニング装置は、走行路上 のシ−ト材へ接触する少なくとも一対の微粘着性の主クリ−ニングロ−ルと、そ の主クリ−ニングロ−ルに対して夫々接離作動する副クリ−ニングロ−ルとを設 け、更に、繰り出し軸から繰り出されて巻き取り軸に巻き取られる粘着フイルム を、主クリ−ニングロ−ルと副クリ−ニングロ−ルとの間へ通過可能に配置して 構成したものであるから、フイルム,バフ材,単板状の素材等の表面のクリ−ニ ング及びセルフクリーニング等、一連のクリ−ニング作業が簡単且つ確実に実施 出来るので、作業能率及び品質が向上すると共に、それらの素材を加工する後工 程の生産性向上に寄与出来、しかも、従来のような環境汚染の問題が無い等、そ の実用価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシ−ト材のクリ−ニング装置によ
ってシ−ト材を清掃している状態の説明図である。
【図2】セルフクリーニングを実施している状態の説明
図である。
【図3】主クリ−ニングロ−ルをクリ−ニングしている
状態の説明図である。
【符号の説明】
1・・シート素材、2a,2b,3a,3b・・主クリ
−ニングロ−ル、4,5・・副クリ−ニングロ−ル、6
a,7a・・繰り出し軸、6b,7b・・巻き取り軸、
8・・粘着フイルム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 走行路上のシ−ト材の表裏両面へ周面を
    接触させる少なくとも一対の微粘着性の主クリ−ニング
    ロ−ルを、その軸方向を走行路に直交させ且つ互いに反
    対方向へ回動自在に設けると共に、その主クリ−ニング
    ロ−ルに対して夫々接離作動する副クリ−ニングロ−ル
    を、前記主クリ−ニングロ−ルと平行且つ回転自在に設
    け、又、繰り出し軸に捲回されその繰り出し軸から繰り
    出されて巻き取り軸に巻き取られる粘着フイルムを、前
    記主クリ−ニングロ−ルと前記副クリ−ニングロ−ルと
    の間へ通過可能に配置したことを特徴とするシ−ト材の
    クリ−ニング装置。
JP6716491U 1991-07-29 1991-07-29 シート材のクリーニング装置 Expired - Lifetime JPH0639832Y2 (ja)

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JPH059685U true JPH059685U (ja) 1993-02-09
JPH0639832Y2 JPH0639832Y2 (ja) 1994-10-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07112170A (ja) * 1993-10-19 1995-05-02 Amitec Corp 除塵装置
JPH07328574A (ja) * 1994-05-31 1995-12-19 Amitec Corp 除塵装置
JP2013017977A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Komori Corp ゴミ取り装置
JP2016140850A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 株式会社 ハリーズ 異物除去装置及び清掃システム

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