JP2716097B2 - 加熱ロール清掃装置 - Google Patents
加熱ロール清掃装置Info
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- Cleaning In General (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、加熱ロール清掃装置
に関し、さらに詳しくいうと、合成樹脂等の素材を混練
し、シートを製造する加熱ロールの表面の清掃に用いる
加熱ロール清掃装置に関する。
に関し、さらに詳しくいうと、合成樹脂等の素材を混練
し、シートを製造する加熱ロールの表面の清掃に用いる
加熱ロール清掃装置に関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】一般に、
塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂等の合成樹脂あるいは
ゴムやＥＰＤＭなどの弾性高分子等の素材からなるシー
トを製造した場合、製造元としてはその品質管理上、シ
ート中にゲルやフィシュアイ等が発生していないか否か
をチェックする必要がある。
塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂等の合成樹脂あるいは
ゴムやＥＰＤＭなどの弾性高分子等の素材からなるシー
トを製造した場合、製造元としてはその品質管理上、シ
ート中にゲルやフィシュアイ等が発生していないか否か
をチェックする必要がある。
【０００３】また、製造元から入手した素材を加工して
様々な成形品にする加工メーカーにおいても、入手した
素材を予め検査し、ゲルやフィシュアイ等の有無を確認
する必要がある。仮に、ゲルやフィシュアイ等が成形品
中に存在すると、成形品の表面に印刷を実行する場合、
インクの乗りが悪く、結局不良品しか得られないからで
ある。
様々な成形品にする加工メーカーにおいても、入手した
素材を予め検査し、ゲルやフィシュアイ等の有無を確認
する必要がある。仮に、ゲルやフィシュアイ等が成形品
中に存在すると、成形品の表面に印刷を実行する場合、
インクの乗りが悪く、結局不良品しか得られないからで
ある。
【０００４】素材特に合成樹脂中におけるゲルやフィシ
ュアイ等の存在の有無を検査するためにその素材のシー
トを製造することが必要であり、そのようなシートは混
練装置によって製造することができる。
ュアイ等の存在の有無を検査するためにその素材のシー
トを製造することが必要であり、そのようなシートは混
練装置によって製造することができる。
【０００５】混練装置は、一対の平行に配置された加熱
ロールを所定の間隙、例えば、０．２ｍｍ程度の間隙で
平行に配置した構成を有する。一対の加熱ロールの上部
から粉末状の合成樹脂を装填し、一対の加熱ロールを回
転して、合成樹脂を混練する。この際、両加熱ロールの
回転速度を相違させることで、合成樹脂に熱及び剪断力
をかける。
ロールを所定の間隙、例えば、０．２ｍｍ程度の間隙で
平行に配置した構成を有する。一対の加熱ロールの上部
から粉末状の合成樹脂を装填し、一対の加熱ロールを回
転して、合成樹脂を混練する。この際、両加熱ロールの
回転速度を相違させることで、合成樹脂に熱及び剪断力
をかける。
【０００６】このような合成樹脂の混練により、合成樹
脂のシートが両加熱ロールから下方に垂れ下がる状態で
製造される。一方、両加熱ロールの表面には溶融状態又
は半溶融状態の合成樹脂の一部が付着し、そのまま放置
すると、両加熱ロール間の間隙寸法が変化して不均一と
なり製造する合成樹脂のシートの厚さも不均一になって
しまう。
脂のシートが両加熱ロールから下方に垂れ下がる状態で
製造される。一方、両加熱ロールの表面には溶融状態又
は半溶融状態の合成樹脂の一部が付着し、そのまま放置
すると、両加熱ロール間の間隙寸法が変化して不均一と
なり製造する合成樹脂のシートの厚さも不均一になって
しまう。
【０００７】このため、従来においても両加熱ロールに
付着した合成樹脂を作業者が布等で拭いて除去すること
が行われているが、このような除去手段では除去作業に
多くの時間を有し、混練装置の稼働率を低下させてしま
うという問題があった。また、両加熱ロールは、相当高
温になるため、人手作業を行う際に火傷をする等の危険
性もあった。
付着した合成樹脂を作業者が布等で拭いて除去すること
が行われているが、このような除去手段では除去作業に
多くの時間を有し、混練装置の稼働率を低下させてしま
うという問題があった。また、両加熱ロールは、相当高
温になるため、人手作業を行う際に火傷をする等の危険
性もあった。
【０００８】そこで、本発明は、一対の加熱ロール表面
の清掃を自動的に行うことができ、稼働率の向上、安全
性の確保を図ることが可能な加熱ロール清掃装置を提供
することを目的とするものである。
の清掃を自動的に行うことができ、稼働率の向上、安全
性の確保を図ることが可能な加熱ロール清掃装置を提供
することを目的とするものである。
【０００９】
【前記課題を解決するため手段】前記課題を解決するた
めの請求項１に記載の発明は、樹脂のシートを製造する
一対の加熱ロールの表面の清掃を行う長尺のクロス状の
清掃部材と、前記清掃部材の繰出し搬送を行う清掃部材
供給手段と、この清掃部材供給手段における繰出し経路
の途中の清掃部材に接触する送りロールおよび加熱混練
時には前記清掃部材が前記一対の加熱ロールから待避す
るように前記送りロールを後退させ、清掃時には前記清
掃部材が前記一対の加熱ロールの両方に同時に摺接する
ように前記送りロールを前進させる接離機構部よりなる
清掃部材摺接手段とを有することを特徴とする加熱ロー
ル清掃装置である。
めの請求項１に記載の発明は、樹脂のシートを製造する
一対の加熱ロールの表面の清掃を行う長尺のクロス状の
清掃部材と、前記清掃部材の繰出し搬送を行う清掃部材
供給手段と、この清掃部材供給手段における繰出し経路
の途中の清掃部材に接触する送りロールおよび加熱混練
時には前記清掃部材が前記一対の加熱ロールから待避す
るように前記送りロールを後退させ、清掃時には前記清
掃部材が前記一対の加熱ロールの両方に同時に摺接する
ように前記送りロールを前進させる接離機構部よりなる
清掃部材摺接手段とを有することを特徴とする加熱ロー
ル清掃装置である。
【００１０】
【作用】上述した構成の加熱ロール清掃装置の作用を以
下に説明する。この発明の加熱ロール清掃装置が適用さ
れる混練装置においては、一対の加熱ロールの間に合成
樹脂等の素材を装填し、その素材を巻き込むように両加
熱ロールを駆動することにより、混練品が製造される。
このような両加熱ロールの動作の結果両加熱ロールには
各々溶融又は半溶融状態の合成樹脂が汚れとして付着す
る。
下に説明する。この発明の加熱ロール清掃装置が適用さ
れる混練装置においては、一対の加熱ロールの間に合成
樹脂等の素材を装填し、その素材を巻き込むように両加
熱ロールを駆動することにより、混練品が製造される。
このような両加熱ロールの動作の結果両加熱ロールには
各々溶融又は半溶融状態の合成樹脂が汚れとして付着す
る。
【００１１】このような両加熱ロールに対して、清掃部
材摺接手段は、清掃部材供給手段における繰出し経路の
途中の清掃部材を摺接させる。すなわち、清掃部材摺接
手段における接離機構部は、加熱混練時には前記清掃部
材が前記一対の加熱ロールから待避するように後退させ
ていた送りロールを、清掃時には前進させることにより
前記清掃部材を前記一対の加熱ロールの両方に同時に摺
接させる。これにより、清掃部材は繰出し搬送されつつ
両加熱ロールの表面に付着した合成樹脂を拭き取ってい
く。清掃部材の繰出しを継続することにより、両加熱ロ
ールの表面には常に清潔な清掃部材が摺接することにな
り、この結果、両加熱ロール表面の清掃を確実かつ自動
的に行なうことができ、両加熱ロールの稼動率の向上を
図ることが可能となる。
材摺接手段は、清掃部材供給手段における繰出し経路の
途中の清掃部材を摺接させる。すなわち、清掃部材摺接
手段における接離機構部は、加熱混練時には前記清掃部
材が前記一対の加熱ロールから待避するように後退させ
ていた送りロールを、清掃時には前進させることにより
前記清掃部材を前記一対の加熱ロールの両方に同時に摺
接させる。これにより、清掃部材は繰出し搬送されつつ
両加熱ロールの表面に付着した合成樹脂を拭き取ってい
く。清掃部材の繰出しを継続することにより、両加熱ロ
ールの表面には常に清潔な清掃部材が摺接することにな
り、この結果、両加熱ロール表面の清掃を確実かつ自動
的に行なうことができ、両加熱ロールの稼動率の向上を
図ることが可能となる。
【００１２】また、従来のような人手による清掃作業が
不要となるので、安全性の確保も可能となる。清掃部材
供給手段としては、清掃部材の繰出し、巻取りを行う繰
出しロール、巻き取りロールを用いたり、清掃部材を折
り畳み状態に収納した繰出しカセット及び巻き取りロー
ルを用いる。また、無端状に清掃部材を搬送する構成で
もよい。
不要となるので、安全性の確保も可能となる。清掃部材
供給手段としては、清掃部材の繰出し、巻取りを行う繰
出しロール、巻き取りロールを用いたり、清掃部材を折
り畳み状態に収納した繰出しカセット及び巻き取りロー
ルを用いる。また、無端状に清掃部材を搬送する構成で
もよい。
【００１３】清掃手段としては、有機溶剤をしみ込ませ
た布（織物、編物、不織布）、シート皮革、人工皮革を
用いる。清掃部材供給手段は、繰出し経路の途中の清掃
部材に接触する送りロールと接離機構部とを有してな
る。
た布（織物、編物、不織布）、シート皮革、人工皮革を
用いる。清掃部材供給手段は、繰出し経路の途中の清掃
部材に接触する送りロールと接離機構部とを有してな
る。
【００１４】前記離接機構部は、加熱混練時には前記清
掃部材が前記一対の加熱ロールから離れた位置にまで待
避するように前記送りロールを後退させ、清掃時には前
記清掃部材が前記一対の加熱ロールの両方に同時に摺接
するように前記送りロールを前進させる。この接離機構
部としては、例えば、送りロールを支持する支持体と、
この支持体を前後進駆動する油圧シリンダ等との組み合
わせを用いる。
掃部材が前記一対の加熱ロールから離れた位置にまで待
避するように前記送りロールを後退させ、清掃時には前
記清掃部材が前記一対の加熱ロールの両方に同時に摺接
するように前記送りロールを前進させる。この接離機構
部としては、例えば、送りロールを支持する支持体と、
この支持体を前後進駆動する油圧シリンダ等との組み合
わせを用いる。
【００１５】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
図１に示す加熱ロール清掃装置１は、合成樹脂の混練を
行い、混練品を製造する０．２ｍｍ程度の間隙Ｇをもっ
て平行に配置した一対の加熱ロール２、３の下側に配置
したものである。
図１に示す加熱ロール清掃装置１は、合成樹脂の混練を
行い、混練品を製造する０．２ｍｍ程度の間隙Ｇをもっ
て平行に配置した一対の加熱ロール２、３の下側に配置
したものである。
【００１６】この加熱ロール清掃装置１は、前記一対の
加熱ロール２、３の表面の清掃を行う長尺のクロス状の
清掃部材４の繰出し搬送及び巻取りを行う行う清掃部材
供給手段５と、この清掃部材供給手段５における繰出し
経路の途中の清掃部材４を前記一対の加熱ロール２、３
に摺接させる清掃部材摺接手段６とを有している。
加熱ロール２、３の表面の清掃を行う長尺のクロス状の
清掃部材４の繰出し搬送及び巻取りを行う行う清掃部材
供給手段５と、この清掃部材供給手段５における繰出し
経路の途中の清掃部材４を前記一対の加熱ロール２、３
に摺接させる清掃部材摺接手段６とを有している。
【００１７】前記清掃部材４は、有機溶剤をしみ込ませ
た布（織物、編物、不織布など）、シート皮革、人口皮
革等から選ばれるいずれかの素材を長尺で、かつ、前記
加熱ロール２、３の長さに相当する幅に形成したもの用
いる。
た布（織物、編物、不織布など）、シート皮革、人口皮
革等から選ばれるいずれかの素材を長尺で、かつ、前記
加熱ロール２、３の長さに相当する幅に形成したもの用
いる。
【００１８】前記清掃部材供給手段５は、清掃部材４を
巻回し、図示しない駆動源により清掃部材４の繰出し搬
送を行う加熱ロール２の下方に配置した繰出しロール７
と、この繰出しロール７からの清掃部材４を巻き取る図
示しない駆動源により駆動される加熱ロール３の下方に
配置した巻取りロール８とを具備している。
巻回し、図示しない駆動源により清掃部材４の繰出し搬
送を行う加熱ロール２の下方に配置した繰出しロール７
と、この繰出しロール７からの清掃部材４を巻き取る図
示しない駆動源により駆動される加熱ロール３の下方に
配置した巻取りロール８とを具備している。
【００１９】前記清掃部材摺接手段６は、繰出しロール
７、巻取りロール８の間の清掃部材４の搬送経路に配置
した送りロール９と、この送りロール９を回転可能に支
持する支持体１０と、この支持体１０を前記両加熱ロー
ル２、３側に移動させ送りロール９に接触する清掃部材
４を前記両加熱ロール２、３の表面に各々接触させる油
圧シリンダ１１とを具備している。
７、巻取りロール８の間の清掃部材４の搬送経路に配置
した送りロール９と、この送りロール９を回転可能に支
持する支持体１０と、この支持体１０を前記両加熱ロー
ル２、３側に移動させ送りロール９に接触する清掃部材
４を前記両加熱ロール２、３の表面に各々接触させる油
圧シリンダ１１とを具備している。
【００２０】上述した加熱ロール２、３は、各々個別の
駆動源により駆動され、異なる回転速度で図１に示す矢
印方向に駆動されるようになっている。また、前記送り
ロール９は、専用の駆動源を具備し、前記加熱ロール
２、３とは異なる回転速度で図１に示すように清掃部材
４を巻取りロール８側に送るようになっている。
駆動源により駆動され、異なる回転速度で図１に示す矢
印方向に駆動されるようになっている。また、前記送り
ロール９は、専用の駆動源を具備し、前記加熱ロール
２、３とは異なる回転速度で図１に示すように清掃部材
４を巻取りロール８側に送るようになっている。
【００２１】次に、加熱ロール清掃装置１の作用を説明
する。一対の加熱ロール２、３の間に合成樹脂を装填
し、両加熱ロール２、３を合成樹脂を巻き込むように図
１に示す矢印方向に駆動することで、両加熱ロール２、
３によって混練品が製造される。このような両加熱ロー
ル２、３の動作に伴い両加熱ロール２、３には各々溶融
又は半溶融状態の合成樹脂が付着する。
する。一対の加熱ロール２、３の間に合成樹脂を装填
し、両加熱ロール２、３を合成樹脂を巻き込むように図
１に示す矢印方向に駆動することで、両加熱ロール２、
３によって混練品が製造される。このような両加熱ロー
ル２、３の動作に伴い両加熱ロール２、３には各々溶融
又は半溶融状態の合成樹脂が付着する。
【００２２】このような両加熱ロール２、３に対して、
清掃部材摺接手段６の油圧シリンダ１１を動作し、支持
体１０、前記両加熱ロール２、３と異なる回転速度で駆
動される送りロール９を介して清掃部材供給手段５にお
ける繰出しロール７からの繰出し経路の途中の清掃部材
４を摺接させる。
清掃部材摺接手段６の油圧シリンダ１１を動作し、支持
体１０、前記両加熱ロール２、３と異なる回転速度で駆
動される送りロール９を介して清掃部材供給手段５にお
ける繰出しロール７からの繰出し経路の途中の清掃部材
４を摺接させる。
【００２３】これにより、清掃部材４は繰出し搬送され
つつ両加熱ロール２、３の表面に付着した合成樹脂を拭
き取っていく。清掃部材４の繰出し及び巻取りロール８
による巻取りを継続することにより、両加熱ロール２、
３の表面には各々常に清潔な清掃部材４が摺接すること
になり、この結果、両加熱ロール２、３表面の清掃を確
実かつ自動的に行うことができ、両加熱ロール２、３の
稼働率の向上を図ることが可能となる。
つつ両加熱ロール２、３の表面に付着した合成樹脂を拭
き取っていく。清掃部材４の繰出し及び巻取りロール８
による巻取りを継続することにより、両加熱ロール２、
３の表面には各々常に清潔な清掃部材４が摺接すること
になり、この結果、両加熱ロール２、３表面の清掃を確
実かつ自動的に行うことができ、両加熱ロール２、３の
稼働率の向上を図ることが可能となる。
【００２４】また、加熱ロール清掃装置１によれば、従
来のような人手による清掃作業が不要となるので、作業
者の安全性の確保も可能となる。次に、図２を参照し
て、本発明の他の実施例を説明する。図２に示す加熱ロ
ール清掃装置１Ａは、前記繰出しロール７の変りに、清
掃部材４を折り畳み状態で収納した箱型状の繰出しカセ
ット１２を用いたことが特長である。
来のような人手による清掃作業が不要となるので、作業
者の安全性の確保も可能となる。次に、図２を参照し
て、本発明の他の実施例を説明する。図２に示す加熱ロ
ール清掃装置１Ａは、前記繰出しロール７の変りに、清
掃部材４を折り畳み状態で収納した箱型状の繰出しカセ
ット１２を用いたことが特長である。
【００２５】この加熱ロール清掃装置１Ａの場合には、
前記送りロール９及び巻取りロール８の矢印方向への駆
動により繰出しカセット１２からの送り部材４が前記加
熱ロール清掃装置１Ａの場合と同様繰出し搬送されつつ
両加熱ロール２、３の表面に付着した合成樹脂を拭き取
っていく。従って、この加熱ロール清掃装置１Ａも上述
した場合と同様の作用効果を発揮することになる。
前記送りロール９及び巻取りロール８の矢印方向への駆
動により繰出しカセット１２からの送り部材４が前記加
熱ロール清掃装置１Ａの場合と同様繰出し搬送されつつ
両加熱ロール２、３の表面に付着した合成樹脂を拭き取
っていく。従って、この加熱ロール清掃装置１Ａも上述
した場合と同様の作用効果を発揮することになる。
【００２６】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、前記清掃部材摺接手段６としては、油圧シ
リンダ１１の他、電磁プランジャ及びばねを用いた構成
でもよい。また、清掃部材４としては、上述した布など
に限らず、表面に植毛した長尺のブラシであっても良
い。
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、前記清掃部材摺接手段６としては、油圧シ
リンダ１１の他、電磁プランジャ及びばねを用いた構成
でもよい。また、清掃部材４としては、上述した布など
に限らず、表面に植毛した長尺のブラシであっても良
い。
【００２７】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、合成樹脂が付着した一対の加熱ロール
の清掃を自動的かつ確実に行うことができ、一対の加熱
ロールの稼働率の向上と作業上の安全性の確保とを実現
可能な加熱ロール清掃装置を提供することができる。
構成としたので、合成樹脂が付着した一対の加熱ロール
の清掃を自動的かつ確実に行うことができ、一対の加熱
ロールの稼働率の向上と作業上の安全性の確保とを実現
可能な加熱ロール清掃装置を提供することができる。
【図１】図１は、本発明の実施例装置の概略構成図であ
る。
る。
【図２】図２は、本発明の他の実施例装置の概略構成図
である。
である。
１ 加熱ロール清掃装置 ２ 加熱ロール ３ 加熱ロール ４ 清掃部材 ５ 清掃部材供給手段 ６ 清掃部材摺接手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 敬介 東京都渋谷区恵比寿３丁目43番２号 日 機装株式会社内 (72)発明者 平栗 喜久 東京都渋谷区恵比寿３丁目43番２号 日 機装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−120008（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−28458（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 樹脂のシートを製造する一対の加熱ロー
ルの表面の清掃を行う長尺のクロス状の清掃部材と、前
記清掃部材の繰出し搬送を行う清掃部材供給手段と、こ
の清掃部材供給手段における繰出し経路の途中の清掃部
材に接触する送りロールおよび加熱混練時には前記清掃
部材が前記一対の加熱ロールから待避するように前記送
りロールを後退させ、清掃時には前記清掃部材が前記一
対の加熱ロールの両方に同時に摺接するように前記送り
ロールを前進させる接離機構部よりなる清掃部材摺接手
段とを有することを特徴とする加熱ロール清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4174206A JP2716097B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 加熱ロール清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4174206A JP2716097B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 加熱ロール清掃装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615656A JPH0615656A (ja) | 1994-01-25 |
| JP2716097B2 true JP2716097B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=15974583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4174206A Expired - Fee Related JP2716097B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 加熱ロール清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2716097B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100797999B1 (ko) * | 2001-06-26 | 2008-01-28 | 주식회사 포스코 | 벨트 표면과의 접촉력을 조정하는 벨트크리너 |
| JP4535777B2 (ja) * | 2004-05-24 | 2010-09-01 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴム用ロールの洗浄方法 |
| CN102689443A (zh) * | 2012-05-14 | 2012-09-26 | 广东华菱机械有限公司 | 多层双螺杆共挤出pet片材的生产线 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5412008A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-29 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Stall preventing method for engine |
-
1992
- 1992-07-01 JP JP4174206A patent/JP2716097B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0615656A (ja) | 1994-01-25 |
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