JPH0412948A - シート材クリーニング装置 - Google Patents
シート材クリーニング装置Info
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- JPH0412948A JPH0412948A JP11251790A JP11251790A JPH0412948A JP H0412948 A JPH0412948 A JP H0412948A JP 11251790 A JP11251790 A JP 11251790A JP 11251790 A JP11251790 A JP 11251790A JP H0412948 A JPH0412948 A JP H0412948A
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Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、シート材の表面に付着したほこりを除去す
るためのシート材クリーニング装置に関する。
るためのシート材クリーニング装置に関する。
オフセット印刷用やラミネート用等のポリエステルシー
ト、あるいはプリントフィルムなどのシート材、特に樹
脂製のシート材は静電気が帯電してほこりを吸着し易い
ため、用途によっては使用する直前に表面に付着してい
るほこりをできる限り完全に除去する必要がある。
ト、あるいはプリントフィルムなどのシート材、特に樹
脂製のシート材は静電気が帯電してほこりを吸着し易い
ため、用途によっては使用する直前に表面に付着してい
るほこりをできる限り完全に除去する必要がある。
そのためのシート材クリーニング装置として、外周面が
粘着性を有するゴムからなる粘着ローラを備え、その粘
着ローラを転接させてシート材を搬送することによって
、該シート材の表面に付着しているほこりを粘着ローラ
によって吸着して除去するようにしたシート材クリーニ
ング装置が一般に使用されている。
粘着性を有するゴムからなる粘着ローラを備え、その粘
着ローラを転接させてシート材を搬送することによって
、該シート材の表面に付着しているほこりを粘着ローラ
によって吸着して除去するようにしたシート材クリーニ
ング装置が一般に使用されている。
第4図はそのような従来のシート材クリーニング装置の
一例を示す模式的側面図、第5図はその部分的平面図で
あり、互いに回転軸を平行にして外周面の一部が転接す
るように配置され、少くとも各外周面が粘着性を有する
ゴムからなり、互いに反対方向に回転する対の粘着ロー
ラla、lbを、第4図に矢示Pで示すシート材搬送方
向に間隔を置いて複数組配置し、シート材2をその対の
粘着ローラla、lbの転接部間を通して搬送すること
により、そのシート材の表裏両面に付着しているほこり
を吸着ローラla、lbによって吸着して除去する。
一例を示す模式的側面図、第5図はその部分的平面図で
あり、互いに回転軸を平行にして外周面の一部が転接す
るように配置され、少くとも各外周面が粘着性を有する
ゴムからなり、互いに反対方向に回転する対の粘着ロー
ラla、lbを、第4図に矢示Pで示すシート材搬送方
向に間隔を置いて複数組配置し、シート材2をその対の
粘着ローラla、lbの転接部間を通して搬送すること
により、そのシート材の表裏両面に付着しているほこり
を吸着ローラla、lbによって吸着して除去する。
また、粘着ローラla、lbによるシート材2の巻き込
みを防止するために、各組の対の粘着ローラla、lb
における上側の粘着ローラ1a同士の間にゴムベルト3
aを、下側の粘着ローラ1b同士の間にコムベルト3a
を、それぞれたすき掛けに張設し、粘着ローラla、l
bに巻き込まれようとするシート材をこのゴムベルト3
a。
みを防止するために、各組の対の粘着ローラla、lb
における上側の粘着ローラ1a同士の間にゴムベルト3
aを、下側の粘着ローラ1b同士の間にコムベルト3a
を、それぞれたすき掛けに張設し、粘着ローラla、l
bに巻き込まれようとするシート材をこのゴムベルト3
a。
3bによって剥すようにしている。
しかしながら、このような従来のシート材クリーニング
装置では1巻き込み防止用のゴムベルト3a、3bを効
果的に張設するためには、シート材搬送方向の粘着ロー
ラla、lbの配置間隔を広くとらなければならず、さ
らに搬送方向と逆方向に移動するゴムベルトの部分3a
1,3b1にシート材2が接触することもあるため、薄
手の腰の弱いシート材をクリーニングする場合には、搬
送不良を起こして詰りやすいという問題があった。
装置では1巻き込み防止用のゴムベルト3a、3bを効
果的に張設するためには、シート材搬送方向の粘着ロー
ラla、lbの配置間隔を広くとらなければならず、さ
らに搬送方向と逆方向に移動するゴムベルトの部分3a
1,3b1にシート材2が接触することもあるため、薄
手の腰の弱いシート材をクリーニングする場合には、搬
送不良を起こして詰りやすいという問題があった。
また、厚手の腰の強いシート材をクリーニングする場合
には、シート材が搬送方向に対して若干傾いて挿入され
たりすると、そのシート材の角部か゛ゴムベルト3a又
は3bに引掛って、それが外れたり切れたりすることが
あり、その後の処理に非常に手間がかかるという問題が
あった。
には、シート材が搬送方向に対して若干傾いて挿入され
たりすると、そのシート材の角部か゛ゴムベルト3a又
は3bに引掛って、それが外れたり切れたりすることが
あり、その後の処理に非常に手間がかかるという問題が
あった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
このようなシート材クリーニング装置におけるシート材
の粘着ローラへの巻き込みを完全に防止でき、しかもシ
ート材の搬送不良や装置の破損等のトラブルが生じる恐
れもないようにすることを目的とする。
このようなシート材クリーニング装置におけるシート材
の粘着ローラへの巻き込みを完全に防止でき、しかもシ
ート材の搬送不良や装置の破損等のトラブルが生じる恐
れもないようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、少くとも外周面
が粘着性を有するゴムからなる粘着ローラを備え、該粘
着ローラを転接させてシート材を搬送することによって
、該シート材の表面に付着しているほこりを前記粘着ロ
ーラによって吸着して除去するシート材クリーニング装
置において、粘着ローうに軸方向に間隔を置いて小径部
を形成し、その粘着ローラ対してシート材搬送方向の下
流側に隣接して、軸方向に間隔を置いて大径部を形成し
た巻込防止ローラを、その各大径部が上記粘着ローラの
各小径部に接触せずに入り込むように配設し、その巻込
防止ローラを粘着ローラと同じ方向に回転させることに
よって、粘着ローラへのシート材の巻き込みを防止する
ようにしたものである。
が粘着性を有するゴムからなる粘着ローラを備え、該粘
着ローラを転接させてシート材を搬送することによって
、該シート材の表面に付着しているほこりを前記粘着ロ
ーラによって吸着して除去するシート材クリーニング装
置において、粘着ローうに軸方向に間隔を置いて小径部
を形成し、その粘着ローラ対してシート材搬送方向の下
流側に隣接して、軸方向に間隔を置いて大径部を形成し
た巻込防止ローラを、その各大径部が上記粘着ローラの
各小径部に接触せずに入り込むように配設し、その巻込
防止ローラを粘着ローラと同じ方向に回転させることに
よって、粘着ローラへのシート材の巻き込みを防止する
ようにしたものである。
また、第4図に示したような両面クリーニング用の装置
の場合にも、その各対の粘着ローラに軸方向に間隔を置
いて小径部を形成し、その各粘着ローラに対してそれぞ
れシート材搬送方向の下流側に隣接して、軸方向に間隔
を置いて大径部を形成した巻込防止ローラを、その各大
径部が隣接する粘着ローラの各小径部に接触せずに入り
込むように配設すればよい。
の場合にも、その各対の粘着ローラに軸方向に間隔を置
いて小径部を形成し、その各粘着ローラに対してそれぞ
れシート材搬送方向の下流側に隣接して、軸方向に間隔
を置いて大径部を形成した巻込防止ローラを、その各大
径部が隣接する粘着ローラの各小径部に接触せずに入り
込むように配設すればよい。
さらに、上記いずれの装置においても、粘着ローラとそ
の粘着ローラに隣接して配設される巻込防止ローラとの
組を、シート材搬送方向に間隔を置いて、粘着ローラの
大径部の軸方向の位置を互いにずらして複数組配置する
のが望ましい。
の粘着ローラに隣接して配設される巻込防止ローラとの
組を、シート材搬送方向に間隔を置いて、粘着ローラの
大径部の軸方向の位置を互いにずらして複数組配置する
のが望ましい。
さらにまた、これらの装置において、粘着ローラがシー
ト材を正逆両方向へ搬送可能である場合には、その粘着
ローラに対して、シート材を正方向へ搬送するときの下
流側と逆方向へ搬送するときの下流側の両方にそれぞれ
隣接して巻込防止ローラを設ければよい。
ト材を正逆両方向へ搬送可能である場合には、その粘着
ローラに対して、シート材を正方向へ搬送するときの下
流側と逆方向へ搬送するときの下流側の両方にそれぞれ
隣接して巻込防止ローラを設ければよい。
この発明によるシート材クリーニング装置は上記の構成
により、シート材が粘着ローうに巻き込まれようとする
と、その粘着ローラの外周面より細心寄りに入り込んだ
巻込防止ローラがそれを押し戻して搬送する方向に回転
しているので1巻き込みを確実に防止できると共に、搬
送性能を高めることができる。
により、シート材が粘着ローうに巻き込まれようとする
と、その粘着ローラの外周面より細心寄りに入り込んだ
巻込防止ローラがそれを押し戻して搬送する方向に回転
しているので1巻き込みを確実に防止できると共に、搬
送性能を高めることができる。
しかも、粘着ローラのシート材搬送方向の配置間隔を狭
くすることができるので、クリーニング性能及び搬送性
能を一層高めることが可能になる。
くすることができるので、クリーニング性能及び搬送性
能を一層高めることが可能になる。
厚手の腰の強いシート材をクリーニングする場合にも、
それが引掛るようなものがないので、動作不良や装置の
破損を招くようなことがなく、能率良くクリーニングを
行なうことができる。
それが引掛るようなものがないので、動作不良や装置の
破損を招くようなことがなく、能率良くクリーニングを
行なうことができる。
粘着ローラと巻込防止ローラの組を、シート材搬送方向
に間隔を置いて、粘着ローラの大径部の軸方向の位置を
互いにずらして複数組配置すれば。
に間隔を置いて、粘着ローラの大径部の軸方向の位置を
互いにずらして複数組配置すれば。
巻込防止ローラがある部分がクリーニング不良になるよ
うなことがなくなる。
うなことがなくなる。
さらに1両面クリーニング及び両方向方向クリニングの
場合にも、同様な作用がなされる。
場合にも、同様な作用がなされる。
以下、この発明の実施例を図面によって具体的に説明す
る。
る。
第1図はこの発明の第1実施例の構成を示す模式的側面
図であり、第2図はそのA−A線に沿う拡大断面図であ
る。
図であり、第2図はそのA−A線に沿う拡大断面図であ
る。
この実施例のシート材クリーニング装置は、互いに回転
軸10 a p 11 aを平行にして、大径部10b
、llbの外周面の一部が転接するように配置された対
の粘着ローラ10,11と、それによるシート材2の搬
送方向(矢示Pで示す方向)の下流側に隣接して配設さ
れた対の巻込防止ローラ12,13と、粘着ローラ11
の外周面に転接する強力粘着ローラ14とからなるロー
ラ組を、シート材搬送方向に間隔を置いて第1のローラ
組と第2のローラ組の2組を配置している。
軸10 a p 11 aを平行にして、大径部10b
、llbの外周面の一部が転接するように配置された対
の粘着ローラ10,11と、それによるシート材2の搬
送方向(矢示Pで示す方向)の下流側に隣接して配設さ
れた対の巻込防止ローラ12,13と、粘着ローラ11
の外周面に転接する強力粘着ローラ14とからなるロー
ラ組を、シート材搬送方向に間隔を置いて第1のローラ
組と第2のローラ組の2組を配置している。
そして、この2組のローラ組の入口側と出口側に、除電
バー15.16をそれぞれシート材搬送路に近接対向さ
せて、各ローラの回転軸に平行に配置している。
バー15.16をそれぞれシート材搬送路に近接対向さ
せて、各ローラの回転軸に平行に配置している。
巻込防止ローラ12,13も、互いに回転軸12a、1
3aを平行にして、大径部12b。
3aを平行にして、大径部12b。
13bの外周面の一部が転接するように配置されており
、強力粘着ローラ14の回転軸14aも含めて、全ての
ローラの回転軸は互いに平行に配置されている。
、強力粘着ローラ14の回転軸14aも含めて、全ての
ローラの回転軸は互いに平行に配置されている。
各対の粘着ローラ10,11には、第2図に明示される
ように、回転軸10a、llaの方向に間隔を置いて大
径部10b、llbと小径部10c、llc (llc
は図示せず)が交互に形成されており、この実施例では
小径部10c、llcは金属製の回転軸10a、lla
が露出する部分となっている。また、各大径部10b、
llbは外周面が粘着性を有するゴムからなる。
ように、回転軸10a、llaの方向に間隔を置いて大
径部10b、llbと小径部10c、llc (llc
は図示せず)が交互に形成されており、この実施例では
小径部10c、llcは金属製の回転軸10a、lla
が露出する部分となっている。また、各大径部10b、
llbは外周面が粘着性を有するゴムからなる。
一方、各対の巻込防止ローラL2.13も、第2図に明
示されるように、回転軸12a、13aの方向に間隔を
置いて大径部12b、13bと小径部12c、13c
(13cは図示せず)が交互に形成されており、この実
施例では小径部12C113cは金属製の回転軸12a
、13aが露出する部分となっている。 また、各大径
部12b。
示されるように、回転軸12a、13aの方向に間隔を
置いて大径部12b、13bと小径部12c、13c
(13cは図示せず)が交互に形成されており、この実
施例では小径部12C113cは金属製の回転軸12a
、13aが露出する部分となっている。 また、各大径
部12b。
13bは非粘着性のゴムによって形成されている。
そして、上側の粘着ローラ10と巻込防止ローラ12は
、巻込防止ローラ12の各大径部12bが粘着ローラ1
0の各小径部10cに接触せずに入り込むように配設さ
れ、下側の粘着ローラ11と巻込防止ローラ13も、巻
込防止ローラ13の各大径部13bが粘着ローラ11の
各小径部11Cに接触せずに入り込むように配設されて
いる。
、巻込防止ローラ12の各大径部12bが粘着ローラ1
0の各小径部10cに接触せずに入り込むように配設さ
れ、下側の粘着ローラ11と巻込防止ローラ13も、巻
込防止ローラ13の各大径部13bが粘着ローラ11の
各小径部11Cに接触せずに入り込むように配設されて
いる。
さらに、シート材搬送方向上i側のローラ組の粘着ロー
ラ10,11と下流側のローラ組の粘着ローラ10,1
1とは、その大径部101)、11bの軸方向の位置を
、互いに補完するようにずらして配置している、 強力粘着ローラ]4は、外周面が粘着ローラ11の大径
部11bよりも強い粘着性を有するゴムによって形成さ
れている。
ラ10,11と下流側のローラ組の粘着ローラ10,1
1とは、その大径部101)、11bの軸方向の位置を
、互いに補完するようにずらして配置している、 強力粘着ローラ]4は、外周面が粘着ローラ11の大径
部11bよりも強い粘着性を有するゴムによって形成さ
れている。
次に、この実施例の作用を説明する。
各ローラ組における対の粘着ローラ】0と11は、その
いずれか一方が図示しないモータ等の駆動源によって回
転訃動され、他方がそれに従動回転することによって第
1図に矢印で示すように互いに反対方向に回転する。
いずれか一方が図示しないモータ等の駆動源によって回
転訃動され、他方がそれに従動回転することによって第
1図に矢印で示すように互いに反対方向に回転する。
各対の巻込防止ローラ12と13も同様にして、それぞ
れ粘着ローラ10.11と同じ方向に回転する。
れ粘着ローラ10.11と同じ方向に回転する。
強力粘着ローラ14は、粘着ローラ11に転接して、矢
印で示すように粘着ローラ11と反対方向に回転する。
印で示すように粘着ローラ11と反対方向に回転する。
そして、除電バー15によって静電気を除去されたシー
ト材2が、第1のローラ組の粘着ローラ10.11の大
径部10b、llbの転接部に挿入されると、そのシー
ト材2を挾持して矢示P方向へ搬送しながら、その表裏
両面に付着しているほこりを粘着性を有する大径部10
b、llbの外周面に吸着して除去する。
ト材2が、第1のローラ組の粘着ローラ10.11の大
径部10b、llbの転接部に挿入されると、そのシー
ト材2を挾持して矢示P方向へ搬送しながら、その表裏
両面に付着しているほこりを粘着性を有する大径部10
b、llbの外周面に吸着して除去する。
その際、シート材2の先端部が粘着ローラ10又は11
の外周面に付着して巻き込まれようとすると、巻込防止
ローラ12又は13の大径部12b又は13bが、その
回転によってそれを阻止して搬送方向へ押し戻し、大径
部12b、13b間にそのシート材2を挾持して矢示P
方向へ搬送する。
の外周面に付着して巻き込まれようとすると、巻込防止
ローラ12又は13の大径部12b又は13bが、その
回転によってそれを阻止して搬送方向へ押し戻し、大径
部12b、13b間にそのシート材2を挾持して矢示P
方向へ搬送する。
したがって、シート材2が薄手の腰の弱いものであって
も、それが粘着ローラ10又は11に巻き込まれたり、
搬送不良を起して詰ったりすることはない。
も、それが粘着ローラ10又は11に巻き込まれたり、
搬送不良を起して詰ったりすることはない。
第1のローラ組を通過したシート材は、続いて第2のロ
ーラ組を通過することによって、第1のローラ組でクリ
ーニングされなかった部分(粘着ローラ10,11の小
径部に対応した部分)のほこりが、第2のローラ組の粘
着ローラ10,11の大径部10b、llbによって吸
着除去される。
ーラ組を通過することによって、第1のローラ組でクリ
ーニングされなかった部分(粘着ローラ10,11の小
径部に対応した部分)のほこりが、第2のローラ組の粘
着ローラ10,11の大径部10b、llbによって吸
着除去される。
その際も、巻込防止ローラ1.2.13によって。
シート材2の先端部が粘着ローラ10,11に巻き込ま
れるのを確実に防止できる。
れるのを確実に防止できる。
そして、この第2のローラ組を通過したシート材から、
各ローラとの転接によって再び帯電した静電気を除電バ
ー16によって除去してクリーニング処理を完了する。
各ローラとの転接によって再び帯電した静電気を除電バ
ー16によって除去してクリーニング処理を完了する。
各ローラ組の粘着ローラ11に吸着されたほこりは、強
力粘着ローラ14の外周面に吸着され、粘着ローラ10
に吸着されたほこりも、シート材2がない時に粘着ロー
ラ11に吸着され、さらに強力粘着ローラ14に吸着さ
れる。
力粘着ローラ14の外周面に吸着され、粘着ローラ10
に吸着されたほこりも、シート材2がない時に粘着ロー
ラ11に吸着され、さらに強力粘着ローラ14に吸着さ
れる。
この強力粘着ローラ14は容易に取り外せるようになっ
ており、はこりの付着量が多くなったときには、取り外
してクリーニング液を使用してそのほこりを除去すれば
よい。
ており、はこりの付着量が多くなったときには、取り外
してクリーニング液を使用してそのほこりを除去すれば
よい。
第3図はこの発明の第2実施例を示す第1図と同様な模
式的側面図であり、第1図と同じ部分には同一の符号を
付してあり、それらの説明は省略する。
式的側面図であり、第1図と同じ部分には同一の符号を
付してあり、それらの説明は省略する。
この実施例のシート材クリーニング装置は、シート材を
正、逆方向(矢示P方向とQ方向)のいずれに搬送して
もクリーニングできるようにしたものであり、各ローラ
組の対の粘着ローラ10゜11に対して、シート材2を
矢示Q方向へ搬送する場合の下流側にも隣接して、巻込
防止ローラ12.13と対称に巻込防止ローラ17と1
8を配設している。
正、逆方向(矢示P方向とQ方向)のいずれに搬送して
もクリーニングできるようにしたものであり、各ローラ
組の対の粘着ローラ10゜11に対して、シート材2を
矢示Q方向へ搬送する場合の下流側にも隣接して、巻込
防止ローラ12.13と対称に巻込防止ローラ17と1
8を配設している。
この巻込防止ローラ17と18も、巻込防止ローラ12
,13と同じ回転軸17a、18a及び大径部17b、
18bを有し、その大径部17b。
,13と同じ回転軸17a、18a及び大径部17b、
18bを有し、その大径部17b。
18bがそれぞれ粘着ローラ10,11の小径部に接触
せずに入り込むように配設されており、それぞれ粘着ロ
ーラ10,11と同し方向に回転する。
せずに入り込むように配設されており、それぞれ粘着ロ
ーラ10,11と同し方向に回転する。
第3図には、シート材2を矢示P方向へ搬送する場合の
各ローラの回転方向をそれぞれ矢印で示しているが、シ
ート材2を矢示Q方向へ搬送する場合には、各ローラの
回転方向は全て矢印と反対の方向に変わる。
各ローラの回転方向をそれぞれ矢印で示しているが、シ
ート材2を矢示Q方向へ搬送する場合には、各ローラの
回転方向は全て矢印と反対の方向に変わる。
この実施例によれば、シート材を正、逆いずれの方向に
搬送する場合にも、その表裏両面に付着しているほこり
を除去することができ、しかも粘着ローラ10,11へ
のシート材2の巻き込みを巻込防止ローラ12,13あ
るいは17.18によって確実に防止することができる
。
搬送する場合にも、その表裏両面に付着しているほこり
を除去することができ、しかも粘着ローラ10,11へ
のシート材2の巻き込みを巻込防止ローラ12,13あ
るいは17.18によって確実に防止することができる
。
また、これらの各実施例によれば、従来の装置よりも薄
いシート材のクリーニングも可、能になる。
いシート材のクリーニングも可、能になる。
そして、粘着ローラと巻込防止ローラの径を大きくシ1
両者の食い込み量を大きくする程1巻き込み防止及び搬
送性能がよくなり、より薄手のシートのクリーニングが
可能になる。
両者の食い込み量を大きくする程1巻き込み防止及び搬
送性能がよくなり、より薄手のシートのクリーニングが
可能になる。
さらに、片面クリーニング用の場合は、各ローラ組の粘
着ローラは上下いずれか一方のみとし、それに転接する
他方のローラは非粘着性のアイドルローラにすればよい
。
着ローラは上下いずれか一方のみとし、それに転接する
他方のローラは非粘着性のアイドルローラにすればよい
。
以上説明してきたように、この発明によるシート材クリ
ーニング装置は、シート材の粘着ローラへの巻き込みを
完全に防止でき、しかもシート材の搬送不良や装置の破
損等のトラブルが生じる恐れもなくなり、従来より薄手
のシートのクリーニングも可能になる。
ーニング装置は、シート材の粘着ローラへの巻き込みを
完全に防止でき、しかもシート材の搬送不良や装置の破
損等のトラブルが生じる恐れもなくなり、従来より薄手
のシートのクリーニングも可能になる。
第1図はこの発明の第1実施例の構成を示す模式第2図
はそのA−A線に沿う拡大断面図、第3図はこの発明の
第2実施例を示す第1図と同様な模式的側面図、 第4図は従来のシート材クリーニング装置の一例を示す
模式的側面図、 第5図はその部分的平面図である。 10.11・・・粘着ローラ 10a、lla・・・粘着ローラの回転軸10b、ll
b・・・粘着ローラの大径部10c、llc・・・粘着
ローラの小径部12.13,17.18・・・巻込防止
ローラ12a、13a、17a、18a ・・・巻込防止ローラの回転軸 12b、13b、17b、L8b ・・・巻込防止ローラの大径部 14・・強力粘着ローラ 15.16・・・除電バー
はそのA−A線に沿う拡大断面図、第3図はこの発明の
第2実施例を示す第1図と同様な模式的側面図、 第4図は従来のシート材クリーニング装置の一例を示す
模式的側面図、 第5図はその部分的平面図である。 10.11・・・粘着ローラ 10a、lla・・・粘着ローラの回転軸10b、ll
b・・・粘着ローラの大径部10c、llc・・・粘着
ローラの小径部12.13,17.18・・・巻込防止
ローラ12a、13a、17a、18a ・・・巻込防止ローラの回転軸 12b、13b、17b、L8b ・・・巻込防止ローラの大径部 14・・強力粘着ローラ 15.16・・・除電バー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少くとも外周面が粘着性を有するゴムからなる粘着
ローラを備え、該粘着ローラを転接させてシート材を搬
送することによつて、該シート材の表面に付着している
ほこりを前記粘着ローラによつて吸着して除去するシー
ト材クリーニング装置において、 前記粘着ローラに軸方向に間隔を置いて小径部を形成し
、その粘着ローラ対してシート材搬送方向の下流側に隣
接して、軸方向に間隔を置いて大径部を形成した巻込防
止ローラを、その各大径部が前記粘着ローラの各小径部
に接触せずに入り込むように配設し、その巻込防止ロー
ラを粘着ローラと同じ方向に回転させることによつて、
前記粘着ローラへのシート材の巻き込みを防止するよう
にしたことを特徴とするシート材クリーニング装置。 2 互いに回転軸を平行にして外周面の一部が転接する
ように配置され、少くとも各外周面が粘着性を有するゴ
ムからなり、互いに反対方向に回転する対の粘着ローラ
を備え、シート材を前記対の粘着ローラの転接部間を通
して搬送することにより、該シート材の表裏両面に付着
しているほこりを前記対の粘着ローラによつて吸着して
除去するシート材クリーニング装置において、 前記各粘着ローラに軸方向に間隔を置いて小径部を形成
し、その各粘着ローラに対してそれぞれシート材搬送方
向の下流側に隣接して、軸方向に間隔を置いて大径部を
形成した巻込防止ローラを、その各大径部が隣接する粘
着ローラの各小径部に接触せずに入り込むように配設し
、その巻込防止ローラを粘着ローラと同じ方向に回転さ
せることによつて、前記粘着ローラへのシート材の巻き
込みを防止するようにしたことを特徴とするシート材ク
リーニング装置。 3 請求項1又は2記載のシート材クリーニング装置で
あつて、 前記粘着ローラとその粘着ローラに隣接して配設される
巻込防止ローラとの組を、シート材搬送方向に間隔を置
いて、前記粘着ローラの大径部の軸方向の位置を互いに
ずらして複数組配置したことを特徴とするシート材クリ
ーニング装置。 4 請求項1乃至3のいずれかに記載のシート材クリー
ニング装置であつて、 前記粘着ローラがシート材を正逆両方向へ搬送可能であ
り、その粘着ローラに対して、シート材を正方向へ搬送
するときの下流側と逆方向へ搬送するときの下流側の両
方にそれぞれ隣接して前記巻込防止ローラを設けたこと
を特徴とするシート材クリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11251790A JPH0412948A (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | シート材クリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11251790A JPH0412948A (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | シート材クリーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412948A true JPH0412948A (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14588628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11251790A Pending JPH0412948A (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | シート材クリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412948A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006003515A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 医療用記録装置のメンテナンス方法及びクリーニングシート |
-
1990
- 1990-04-28 JP JP11251790A patent/JPH0412948A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006003515A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | 医療用記録装置のメンテナンス方法及びクリーニングシート |
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