JP4624544B2 - 印刷装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷直前に被印刷物の印刷面に付着した粒子が被印刷物を一定の速度で印刷部に送る搬送部のローラによって除去されるように形成した印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ネームプレートの製作は、プラスチックプレートを所定の長さ寸法に切断加工した後、印刷装置で所定の文字を印刷して行われる。この場合、印刷装置は、所定の文字を印字する印字ヘッドとプラテンローラとからなる印刷部を備える共に、該印刷部に被印刷部を一定の送り速度で供給するため、駆動ローラと、被印刷物を押圧することで該駆動ローラと連れ回りするアイドルローラとからなる上下一対の搬送部が印刷部の上流側に設けられている。
【0003】
ここで、プラスチックプレートの印刷面は、切断作業などでプラスチックプレートの印刷面にきずなどがつくのを防止するため保護紙で覆われている。この保護紙は所定の寸法形状に切断したプレートを印刷装置に供給する直前に剥がされるが、保護紙を剥がすと切断面に残った切り粉や大気中のほこりなどの粒子が静電気により被印刷物の印刷面に付着する場合がある。
【0004】
このような状態で印刷を行うと印刷不良が生じる。このため、この種の印刷装置では、少なくとも印刷面側に位置するローラを、印刷面に付着した粒子を除去するのに十分な粘着性を有する粘着ローラとしている。
【0005】
この粘着ローラを自動的にクリーニングするために、例えば、粘着ローラに常時接触して該粘着ローラに転着した粒子を除去するのに十分な粘着性を有する粘着テープからなるクリーニング機構を設けている(例えば、特開平1−136748号公報参照)。この場合、粘着テープは、送出しローラから、粘着ローラに粘着テープを介して全幅に亘って接触するように配置されたクリーニングローラを介して駆動源を有する巻取りローラに巻き取られるように設置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の装置では、被印刷物を搬送するのに搬送部が駆動されている間、粘着テープが常時繰り出されるのでテープの消費量が多くなるという問題があった。このような問題の解決策として、粘着ローラを定期的にクリーニングできるように、例えばクリーニングローラを移動自在に形成することが提案されるが、クリーニングローラの移動のために別個の駆動源を設けたのでは、部品点数の増加を招き、製造コストが高くなる。
【0007】
他方で、被印刷物の印刷面の裏面側に位置する搬送ローラもまた、使用に伴って粒子が付着してくるが、この付着した粒子を除去するのに上述のような粘着テープによるクリーニング機構を別個に設けたのでは、印刷装置の小型化に対応できない。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、別途の駆動源を必要とせず、被印刷物に付着した粒子を除去する上下一対の搬送部を定期的に効率よくクリーニングできるようにした印刷装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、本発明の印刷装置は、被印刷物を搬送する搬送経路と、前記搬送経路上に設けられ、被印刷物に印刷処理を施す印刷部と、前記搬送経路で前記印刷部の上流側に設けられ、被印刷物を搬送する駆動ローラと、前記駆動ローラと一対で被印刷物を搬送するように設けられ、被印刷物を押圧することで駆動ローラと連れ回りすると共に被印刷物に付着した粒子を除去し得る粘着力を有する粘着ローラと、前記粘着ローラに接触して被印刷物から粘着ローラに転着した粒子を除去するローラクリーニング機構と、前記駆動ローラとローラクリーニング機構とに動力を与える第1の駆動源と、前記粘着ローラを、被印刷物に接触する第1の位置と、前記ローラクリーニング機構に接触する第2の位置との間で移動させる移動手段と、前記移動手段に動力を与える第2の駆動源と、前記第1の駆動源からの動力をギヤを介して前記ローラクリーニング機構に伝達させる動力伝達手段と、前記粘着ローラが前記第2の位置に移動したときは前記ギヤと係合して前記動力伝達手段によりローラクリーニング機構への動力を伝達させ、前記粘着ローラが前記第1の位置に移動したときは前記ギヤとの係合を解除して前記動力伝達手段によるローラクリーニング機構への動力の伝達を遮断する動力係脱手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、該粘着ローラをクリーニング機構側に移動させる第2駆動源を設けると共に、クリーニング機構が第1の駆動源からの動力で駆動されるので、効率的なクリーニングに別個の駆動源を必要とせず、印刷装置の製造コストを低くできる。
【0011】
ここで、印刷装置の使用に伴って粘着ローラと対をなす駆動ローラの外周面にも粒子が付着してくる。この場合、前記印刷部の下流側に設けた検出手段で被印刷物の搬出が検出されると前記粘着ローラを揺動して駆動ローラに転がり接触させ、駆動ローラのクリーニングを行うようにすれば、製造コストを高める別個のローラクリーニング機構なしに効率的な駆動ローラのクリーニングが可能になると共に、印刷装置の小型化にも対応できる。
【0012】
ところで、前記クリーニング機構は粘着ローラの移動位置に対応して配置されたクリーニングローラを備える場合、粘着ローラに転着した粒子を完全に除去するには、粘着ローラとクリーニングローラとを全幅に亘って接触させる必要がある。この場合、粘着ローラ及びクリーニングローラの少なくとも一方にフローティング機構を設けて、クリーニング機構が粘着ローラに直接またはテープ状のクリーニング部材を介して粘着ローラの全幅に亘って接触させればよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、例えば、所定の長さ寸法のプラスチックプレートに所定の文字を連続して印刷する本発明の印刷装置1の内部には、装置の作動を制御する制御部(図示せず)が設けられている。該制御部には、フォント、印字幅及び文字間隔などの印刷データの入力を可能とするパソコン2が通信ケーブル3を介して接続されている。
【0014】
図2及び図3を参照して、印刷データに基づいて印刷を行うため印刷装置1の中央部には、ギアトレイン11aにより駆動されるサーマル転写式の印字ヘッド11が配設されている。印字ヘッド11の下方には対向してプラテンローラ12が配設され、印刷部を形成する。プラテンローラ12の内部には回転軸12aが貫通して設けられ、回転軸12aは装置のフレーム4に回転自在に支持されている。図においてこの印刷部の左右に上下各一対の搬送部13、14が設けられている。搬送経路の上流側(図2の右側)の搬送部13は駆動ローラ13aと、被印刷物Sを押圧することで駆動ローラ13aと連れ回りする粘着ローラ13bとからなる。
【0015】
該駆動ローラ13aの表面はプラスチックプレートSとの間に滑りが生じず確実に送ることのできる摩擦係数を有するゴムで形成するが、更にシリコンゴム等で形成して、駆動ローラ13aの表面にある程度の粘着性を持たせることによりプラスチックプレートSの下面に付着している塵埃等の粒子を除去するように構成されている。尚、後述するように駆動ローラ13aの表面が汚れると粘着ローラ13bを駆動ローラ13aに押しつけて駆動ローラ13aを清掃するため、駆動ローラ13aの粘着力は粘着ローラ13aの粘着力より小さくなるように設定した。
【0016】
搬送経路の下流側(図2の左側)の搬送部14もまた駆動ローラ14aと、被印刷物Sを押圧することで駆動ローラ14aと連れ回りするアイドルローラ14bとからなる。外周面がゴム製の各駆動ローラ13a、14aの内部には回転軸13c、14cが貫通して設けられ、これらの回転軸13c、14cはフレーム4に回転自在に支持されている。回転軸13c、14cとプラテンローラ12の回転軸12aとは、フレーム4の内側に設けた第1ギアトレイン15を介して第1の駆動源である第1駆動モータM1によって同期して駆動される。
【0017】
ところで、被印刷物であるプラスチックプレートSは、所定の寸法形状に切断加工された後、所定の文字の印刷が行なわれる。切断作業などでプラスチックプレートSの印刷面にきずがつくのを防止するためプラスチックプレートSの少なくとも印刷面は保護紙で覆われている。この保護紙は所定の寸法形状に切断されたプレートSを印刷装置1に搬入する直前に剥がされるが、保護紙を剥がすとプレートSの切断面に残った切り粉や大気中のほこりなどの粒子が静電気によりプレートSの表面に付着する。この状態で印刷したのでは印刷不良を生じる。このため、粘着ローラ13bに、被印刷物の印刷面に付着した粒子を除去し得る粘着力を持たせた。
【0018】
また、被印刷物Sから粘着ローラ13bに転着した粒子を除去する必要があるので、粘着ローラ13bに転着した粒子を除去し得る粘着力を有するテープ状クリーニング部材である粘着テープ16aを備えたローラクリーニング機構16を設けた。粘着テープ16aは、送出しローラ16bから、粘着ローラ13bに対応して配置されたクリーニングローラ16cを介して、駆動源からの動力で駆動される巻取りローラ16dに巻き取られるように設置されている。これにより、粘着テープ16aを介して粘着ローラ13bとクリーニングローラ16cとを全幅に亘って接触させた状態で粘着テープ16aを繰り出すことによって粘着ローラ13aのクリーニングが行われる。
【0019】
ここで、粘着テープ16aが常時繰り出されるようにしたのではテープの消費量が多くなる。そこで、本発明の実施形態では、粘着ローラ13bを第2の駆動源である駆動モータM2からの動力によって駆動ローラ13aとクリーニングローラ16cとの間で揺動自在に形成し、粘着ローラ13bがクリーニングローラ16c側に揺動すると第1駆動モータM1からの動力がクリーニング機構16に伝達されるようにした。
【0020】
図4に示すように、粘着ローラ13bに挿通された支持軸13dは、所定の間隔を置いて平行に配置された2本の揺動アーム17に回転自在に支持されている。各揺動アーム17は同期して揺動するようにカム装置18の従動部18bにそれぞれ連結され、対偶をなすカム装置の原動部18aは第2ギアトレイン19を介して第2の駆動源である駆動モータM2に連結されている。また、従動部18bの上端には第1ギアトレイン15に連結された動力伝達部材であるギア151が取付けられている。
【0021】
該ギア151は、被印刷物を搬送するのに第1駆動モータM1が駆動されている間、その動力が第1ギアトレイン15を介して伝達されて駆動されている。そして、粘着ローラ13bのクリーニングのため第2駆動モータM2を駆動して粘着ローラ13bを、クリーニング機構16のクリーニングローラ16cに粘着テープ16aを介して接触する位置まで揺動させると、ギア151が巻取りローラ16dに連結して第1駆動モータM1からの動力を巻取りローラ16dに伝達する。
【0022】
また、第2ギアトレイン19には、カム装置18の原動部18aに同期して、搬送経路に沿って平行移動自在なスライドアーム20の一端が連結されている。搬入側に位置する搬送部13の上流側及び搬出側の搬送部14の下流側には第1及び第2のポジションセンサー21a、21bがそれぞれ配設されていると共に(図2参照)、スライドアーム20の中央部に形成された突出部20aに係合するスライドボリューム式のリニアセンサー22が配設されている。
【0023】
そして、第1ポジションセンサー21aが被搬送物Sの搬送を検出すると、第2駆動モータM2が駆動されてその動力を第2ギアトレイン19に伝達し、スライドアーム20を搬出側(図4の右側:図2の左側に相当)に移動させると共に、揺動アーム17を揺動させる。リニアセンサー22の抵抗値の変化が止まると第2駆動モータM2が停止される。この場合、粘着ローラ13bは被搬送物Sを押圧している。ここで、揺動アーム17の停止位置は、駆動ローラ13aと粘着ローラ13bとの間の間隙寸法が被印刷物の厚さより0.5mm小さくなるように設定されている。
【0024】
さらに、アイドルローラ14bは搬入側の粘着ローラ13bと同期して揺動運動するように構成されている。この場合、内部を貫通して設けられたアイドルローラ14bの支持軸14dは、スライドアーム20の他端に連結されたカム装置23によって同期して駆動される2本の揺動アーム24に回転自在に支持されている。
【0025】
ところで、ローラクリーニング機構16を上述のように構成した場合、粒子が転着した粘着ローラ13bから確実に粒子を除去するには、クリーニングローラ16cと粘着ローラ13bとを全幅に亘って接触させる必要がある。そこで、図5を参照して、クリーニングローラ16cと粘着ローラ13bとにそれぞれフローティング機構を設けた。即ち、粘着ローラ13b及びクリーニングローラ16cの各ボビン131、161の内孔は、その中央部の内径が回転軸13d、16eの外径にほぼ一致すると共に、その両端の内径が回転軸13d、16eの外径より大きくなるように形成されている。これにより、粘着ローラ13b及びクリーニングローラ16cは、その中央部を中心として揺動自在となるので、粘着ローラ13bを揺動させてクリーニングローラ16cに接触させるとその押圧力でフローティングして全幅に亘って接触が得られる。
【0026】
また、定期的な粘着ローラ13bのクリーニングは、装置の制御部からのクリーニング指示を受けて行われる。この場合、制御部は、種々の長さ寸法の被印刷物に印刷が行われることを考慮して搬送部13における被搬送物の送り量からクリーニング時期を決定する。このため、制御部はパソコン2に入力された印字データから被搬送物の送り量を累積して算出する。そして、印字データから算出された被印刷物Sの送り量が所定の設定値に達すると、制御部によるクリーニング指示で第2駆動モータM2が駆動され、第2ギアトレイン19を介してカム装置の原動部18aが駆動されて揺動アーム17が上方に揺動し、粘着テープ16aを介してクリーニングローラ16cと全幅に亘って接触する。
【0027】
これと同時に、従動部18bに取付けられたギア151が巻取りローラ16dに第1駆動モータM1からの動力を伝達する。これにより、粘着テープ16aが送出しローラ16bから繰り出され、連れ回りする粘着ローラ13bがクリーニングされる。この場合、粘着ローラ13bのクリーニングは、少なくとも粘着ローラ13bが一回転するまで行われる。尚、粘着ローラ13bのクリーニング時期は、印刷装置前面の操作パネル10から設定可能である。
【0028】
ここで、印刷装置1の使用に伴って粘着ローラ13bと対をなす駆動ローラ13aの外周面にもまた、粒子が付着してくる。このため、駆動ローラ13aを定期的にクリーニングする必要がある。本実施の形態では、第2ポジションセンサー21bが被印刷物の搬出を検出すると第2駆動モータM2を駆動して粘着ローラ13bを下方に揺動し、駆動ローラ13aに接触させることとした。
【0029】
尚、本実施の形態では、クリーニング機構16を粘着テープ16aによるものとしたがこれに限定されるものではなく、例えば、クリーニングローラ16c自体を、第1駆動モータによって駆動され、粘着ローラより強い表面粘着力を有する粘着ローラとすることもできる。この場合、粘着ローラを定期的に交換する。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の印刷装置では、粘着ローラに対する効率的なクリーニングのためにさらなる駆動源を必要とせず、印刷装置の製造コストを低くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷装置の外観を示す斜視図
【図2】印刷装置の内部構造を示す図
【図3】第1駆動モータによる駆動系を示す平面図
【図4】第1及び第2の駆動モータによる駆動系を示す側面図
【図5】粘着ローラとクリーニングローラとのフローティング機構を示す断面図
【符号の説明】
1 印刷装置
13 搬送部
13a 駆動ローラ
13b 粘着ローラ
16 ローラクリーニング機構
16a 粘着テープ
17 揺動アーム
M1、M2 動力源
Claims (5)
- 被印刷物を搬送する搬送経路と、
前記搬送経路上に設けられ、被印刷物に印刷処理を施す印刷部と、
前記搬送経路で前記印刷部の上流側に設けられ、被印刷物を搬送する駆動ローラと、
前記駆動ローラと一対で被印刷物を搬送するように設けられ、被印刷物を押圧することで駆動ローラと連れ回りすると共に被印刷物に付着した粒子を除去し得る粘着力を有する粘着ローラと、
前記粘着ローラに接触して被印刷物から粘着ローラに転着した粒子を除去するローラクリーニング機構と、
前記駆動ローラとローラクリーニング機構とに動力を与える第1の駆動源と、
前記粘着ローラを、被印刷物に接触する第1の位置と、前記ローラクリーニング機構に接触する第2の位置との間で移動させる移動手段と、
前記移動手段に動力を与える第2の駆動源と、
前記第1の駆動源からの動力をギヤを介して前記ローラクリーニング機構に伝達させる動力伝達手段と、
前記粘着ローラが前記第2の位置に移動したときは前記ギヤと係合して前記動力伝達手段によりローラクリーニング機構への動力を伝達させ、前記粘着ローラが前記第1の位置に移動したときは前記ギヤとの係合を解除して前記動力伝達手段によるローラクリーニング機構への動力の伝達を遮断する動力係脱手段と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 前記ローラクリーニング機構は、粘着テープと、送り出しローラと、前記第1の駆動源からの動力で駆動される巻取りローラと、前記粘着ローラに対応して前記粘着テープを挟むように配置されたローラ部材とを有し、粘着テープは送り出しローラからローラ部材を介して巻取りローラに巻き取られることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記駆動ローラの表面に粘着性を持たせ、被印刷物の下面を該駆動ローラでクリーニングすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
- 前記印刷部の下流側に設けた検出手段で被印刷物の搬出が検出されると前記粘着ローラを移動して駆動ローラに接触させ、駆動ローラのクリーニングを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記クリーニング機構は粘着ローラの移動位置に対応して配置されたクリーニングローラを備え、粘着ローラ及びクリーニングローラの少なくとも一方は、軸部材とボビン部材とを有し、前記ボビン部材の両端部の内径は中央部の内径よりも大きくなるように形成され、前記ボビン部材は前記軸部材に対して中央部を中心として揺動自在に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のいずれかに記載の印刷装置。
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