JPH05178446A - 送りローラの清掃方法及びそれに使用するローラ清掃用パ ネル - Google Patents

送りローラの清掃方法及びそれに使用するローラ清掃用パ ネル

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JPH05178446A
JPH05178446A JP34142591A JP34142591A JPH05178446A JP H05178446 A JPH05178446 A JP H05178446A JP 34142591 A JP34142591 A JP 34142591A JP 34142591 A JP34142591 A JP 34142591A JP H05178446 A JPH05178446 A JP H05178446A
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roller
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rollers
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JP34142591A
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English (en)
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Yuzo Higuchi
口 雄 三 樋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板の搬送ラインに沿って配設された多数
の送りローラを一つ一つ点検することなく簡単に清掃す
ることができ,カバーで覆われた送りローラなどもカバ
ーを外すことなく清掃することができるようにすること
を目的としている。 【構成】 表裏両面にウレタン系の感圧接着ゴムで成る
粘着層が形成されたローラ清掃用パネル5を,上下一対
の送りローラ2,3を複数組並設して金属板の搬送ライ
ンLを形成する搬送装置1で適時搬送して,前記各送り
ローラ2,3の周面に付着した汚れを前記粘着層に接着
させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板の搬送ラインを
形成する搬送装置の送りローラの周面に付着した汚れを
除去する送りローラの清掃方法及びそれに使用するロー
ラ清掃用パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ロールに巻かれた圧延鋼板を巻
き出し、所定のサイズに裁断してプレス装置等に搬送す
る鋼板の搬送ラインには、その搬送方向に沿って上下一
対の送りローラが複数組並設されて成る搬送装置が配設
され、圧延鋼板は搬送装置の各送りローラ間に挿通され
てその周面に当接されながら前方へ搬送される。この場
合において、鋼板の表面に鉄粉やその他の異物が付着し
ていたり、端縁や切断面にバリが形成されていると、送
りローラで搬送している間に、鋼板から鉄粉やバリなど
が送りローラの周面に転移して送りローラ周面が汚れた
り、また、外部から侵入したゴミにより送りローラの周
面が汚れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これを
放置して周面に汚れが付着したままの状態で鋼板を搬送
すると、送りローラの周面に転移したバリなどが鋼板の
表面に押しつけられて押圧痕が形成されてしまうので、
当該鋼板を不良品として廃棄処分にしなければならな
い。特に、バリ等が各ローラの周面から取れないまま鋼
板が搬送されると、その送りローラを通過した鋼板の表
面にはすべて押圧痕が付いて大量に不良品が発生し、そ
の被害は莫大なものとなる。
【0004】このため、各送りローラを定期的に点検し
て清掃するするようにしているが、送りローラは搬送ラ
インに沿って多数配設されているので、そのすべてを一
つ一つ点検・清掃するのは非常に面倒であり、特に、搬
送装置内にゴミなどが入らないように全体をボックス型
のカバーで覆ったものは、そのカバーを外さなければ送
りローラを点検・清掃することができなかった。
【0005】そこで、本発明は、多数の送りローラを一
つ一つ点検することなく簡単に清掃することができると
同時に、カバーで覆われた搬送装置の送りローラなども
カバーを外すことなく簡単に清掃できるようにすること
を技術的課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、表裏両面にウレタン系の感圧接着ゴムで
成る粘着層が形成されたローラ清掃用パネルを、上下一
対の送りローラを複数組並設して金属板の搬送ラインを
形成する搬送装置で適時搬送して、前記各送りローラの
周面に付着した汚れを前記粘着層に接着させることを特
徴とする。ーラの清掃方法。
【0007】
【作用】本発明によれば、搬送装置でローラ清掃用パネ
ルを搬送すると、当該パネルは、表裏両面に形成された
感圧接着ゴムでなる粘着層が搬送ラインの上下に配設さ
れている各送りローラの周面に圧接されながら搬送され
るので、各送りローラの周面に付着した汚れが前記粘着
層に接着される。したがって、ローラ清掃用パネルを適
時搬送するだけで、搬送装置の送りローラの周面が当該
パネルの粘着層に圧接されて、その周面が簡単に清掃さ
れる。
【0008】また、この粘着層は、粘着力が強く且つ投
錨性が高いウレタン系の感圧接着ゴムで形成されている
ので、一度粘着層に付着した汚れが再び送りローラの周
面に転移したり、送りローラの周面に圧接された感圧接
着ゴムがローラ清掃用パネルから剥離して当該周面に付
着することはない。さらに、ウレタン系の感圧接着ゴム
は水,洗剤,アルコール等で洗浄することにより粘着力
が低下し、乾燥させることによりもとの粘着力に戻るの
で、ローラ清掃用パネルは、粘着層に付着された汚れを
簡単に洗い流して何度も使用することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。第1図は本発明を示す説明図、図2
は本発明に係る清掃用パネルの拡大断面図である。
【0010】図中1は、鋼板の搬送ラインLを形成する
搬送装置であって、上下一対の送りローラを成す駆動ロ
ーラ2とピンチローラ3が複数組並設されると共に、前
記駆動ローラ2,2・・・及びピンチローラ3,3・・
・にボックス型のカバー4,4が覆われて形成されてい
る。駆動ローラ2は搬送ラインLの下面側に配設されて
搬送方向に回転駆動され、ピンチローラ3は搬送ライン
Lの上面側に回動自在に配設され、各ローラ2,3間に
挿通された鋼板は、ピンチローラ3で駆動ローラ2の周
面に圧し当てられて前方に送られるように成されてい
る。
【0011】5は、前記駆動ローラ2及びピンチローラ
3の周面2a,3aに付着した汚れを除去するローラ清
掃用パネルであって、前記搬送装置1の駆動ローラ2及
びピンチローラ3で搬送可能な板体6の表裏両面にウレ
タン系の感圧接着ゴムで成る粘着層7,8が形成されて
いる。前記板体6は、ローラ清掃用パネル5をローラ
2,3間に挿通して搬送した際に周面2a,3aに接着
されたまま巻き付かないように、鋼板,合成樹脂板,セ
ラミック板などの所定の剛性を有する板材で形成されて
いる。
【0012】また、粘着層7,8は、ローラ清掃用パネ
ル5を搬送したときに各ローラ2,3の周面2a,3a
の全周にわたって且つ鋼板に当接される有効幅の全域に
圧接されるように、前記駆動ローラ2及びピンチローラ
3の外周長以上の長さ及び前記各ローラ2,3の有効幅
と等しい幅に形成されている。
【0013】なお、粘着層7,8を成すウレタン系の感
圧接着ゴムは、例えば回転ロールの周面に粘着層が形成
されて床面や絨毯などに落ちたゴミや埃を掃除する粘着
掃除器(商品名:カペロール)等の粘着層として使用さ
れており、粘着力が強くてゴミ等が付着し易く、投錨性
が高くて板材5から剥離しにくく、さらに水,洗剤,ア
ルコール等で洗浄して何度も使用できるという特性を有
する。
【0014】しかして、例えばロールに巻かれた帯状鋼
板の搬送ラインLにおいてはロールを交換するときに、
また、所定のサイズに裁断された鋼板を搬送する搬送ラ
インにおいては一定枚数おきに、適時鋼板に代えて搬送
装置1でローラ清掃用パネル5を搬送させると、当該パ
ネル5は、その表裏両面に形成された前記粘着層7,8
が前記駆動ローラ2及びピンチローラ3の周面2a,3
aに圧接されながら搬送される。
【0015】このとき、粘着層7,8は、その長さが前
記駆動ローラ2及びピンチローラ3の外周以上に選定さ
れると共に、その幅が前記各ローラ2,3の幅と等しく
線型されているので、清掃用パネル4を搬送するだけ
で、当該粘着層7,8が駆動ローラ2及びピンチローラ
3の周面2a,3aの全域に圧接される。
【0016】したがって、駆動ローラ2やピンチローラ
3の周面2a,3aに付着されている鉄粉やバリなどの
汚れが粘着層7,8に接着されて、当該粘着層7,8の
接着力により清掃用パネル4に接着されることとなり、
各ローラ2,3の周面2a,3aから除去される。
【0017】すなわち、外部から侵入したゴミや鋼板の
鉄粉やバリなどが、各ローラ2,3の周面2a,3aに
付着しても、ローラ清掃用パネル5を搬送するだけで、
各ローラ2,3の周面2a,3aを簡単に且つ確実に清
掃することができ、各ローラ2,3を一つ一つ点検した
り、カバー4を外すことなく簡単に清掃することができ
る。
【0018】なお、ロールに巻かれた帯板を搬送する搬
送ラインLにおいてはロールを交換している合間の時間
を利用して各ローラ2,3の周面2a,3aを清掃する
ことができ、また、所定のサイズに裁断された鋼板を搬
送する搬送ラインLにおいては予め所定の枚数(例えば
10枚)ずつ積まれた各ロットの上にローラ清掃用パネ
ル5を置いておき、鋼板と区別することなく搬送するだ
けで、特別な清掃作業を行わずに各ローラ2,3の周面
2a,3aを簡単に清掃することができる。このよう
に、搬送装置1の駆動ローラ2及びピンチローラ3の周
面2a,3aを適時清掃することにより、各ローラ2,
3の周面2a,3aを常にきれいな状態に維持すること
ができるので、不良品の発生率を著しく低減することが
できる。
【0019】なお、粘着層7,8を成すウレタン系の感
圧接着ゴムは、粘着力が強いのでローラ2,3の周面2
a,3aの汚れが確実に接着され、そのまま搬送されて
も、次段以後のローラ2,3の周面2a,3aに転移す
ることがない。また、感圧接着ゴムは投錨性が高いの
で、板材6から剥離しにくく、搬送されている最中に、
当該板材6から剥離されてローラ2,3の周面2a,3
aに付着することがない。さらに、水,洗剤,アルコー
ルなどで洗浄すれば粘着力が低下し、乾かせばもとの強
い粘着力に戻るので、粘着層7,8に付着した汚れを落
として何度も使用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ロ
ーラ清掃用パネルを搬送装置で適時搬送することによ
り、送りローラの周面に付着している汚れを前記パネル
の粘着層に付着させて除去することができるので、搬送
ラインに沿って配設された送りローラを一つ一つ点検・
清掃する手間が一切不要となるばかりでなく、搬送装置
全体がカバーで覆われている場合であっても、カバーを
外すことなく送りローラを簡単に清掃することができる
という非常に優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を示す説明図。
【図2】本発明に係るローラ清掃用パネルの拡大断面
図。
【符号の説明】
L・・・搬送ライン 1・・・搬送装置 2・・・駆動ローラ(送りローラ) 3・・・ピンチローラ(送りローラ) 5・・・ローラ清掃用パネル 6・・・板材 7・・・粘着層 8・・・粘着層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面にウレタン系の感圧接着ゴムで
    成る粘着層(7,8)が形成されたローラ清掃用パネル
    (5)を、上下一対の送りローラ(2,3)を複数組並
    設して金属板の搬送ライン(L)を形成する搬送装置
    (1)で適時搬送して、前記各送りローラ(2,3)の
    周面(2a,3a)に付着した汚れを前記粘着層(7,
    8)に接着させることを特徴とする送りローラの清掃方
    法。
  2. 【請求項2】 搬送装置(1)の送りローラ(2,3)
    で搬送可能な板体(6)の表裏両面に、ウレタン系の感
    圧接着ゴムでなる粘着層(7,8)が形成されているこ
    とを特徴とするローラ清掃用パネル。
JP34142591A 1991-12-24 1991-12-24 送りローラの清掃方法及びそれに使用するローラ清掃用パ ネル Pending JPH05178446A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423426B1 (ko) * 1999-12-08 2004-03-19 주식회사 포스코 레벨러의 롤 크리닝장치
KR100742814B1 (ko) * 2001-08-28 2007-07-25 주식회사 포스코 롤 그라인더의 베드카바 크리닝장치
KR101140928B1 (ko) * 2009-09-28 2012-05-03 현대제철 주식회사 교정기용 롤 연마 장치 및 이를 구비한 교정 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423426B1 (ko) * 1999-12-08 2004-03-19 주식회사 포스코 레벨러의 롤 크리닝장치
KR100742814B1 (ko) * 2001-08-28 2007-07-25 주식회사 포스코 롤 그라인더의 베드카바 크리닝장치
KR101140928B1 (ko) * 2009-09-28 2012-05-03 현대제철 주식회사 교정기용 롤 연마 장치 및 이를 구비한 교정 장치

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