JPH0596759A - レーザ光線による印刷方法 - Google Patents

レーザ光線による印刷方法

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Publication number
JPH0596759A
JPH0596759A JP26472691A JP26472691A JPH0596759A JP H0596759 A JPH0596759 A JP H0596759A JP 26472691 A JP26472691 A JP 26472691A JP 26472691 A JP26472691 A JP 26472691A JP H0596759 A JPH0596759 A JP H0596759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
laser beam
paint
printed
coating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26472691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ueda
博章 上田
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク管理、膜厚管理の削減、被印刷物の形
状制約の解消を果たし、印刷処理速度の向上による印刷
の合理をはかる印刷方法を提供する。 【構成】 透光性シート材5に印刷用塗料の層6が塗布
されて熱転写が可能な塗料付シート3を被印刷物7の印
刷面8に被着し、次いでレーザ光線4を上記塗料層6に
照射し移動させて、所定のパターンの塗料膜を印刷面8
に転写し印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照射したレーザ光線に
よって局部的に発生する熱を利用し、任意の文字、図形
を印刷することが可能なレーザ光線による印刷方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両の車体、各種電気部品の表面など、
被印刷物の印刷面に文字や図形を印刷する場合、従来は
スクリーン印刷、ホットスタンプ等の各印刷方法が専ら
利用されている。それ等の印刷方法は塗料膜を印刷面に
塗布後、あるいは塗布すると同時的に加熱し焼き付けを
行わせるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のスクリーン印刷
は細文字など微小文字を印刷すると文字切れが起り易く
て微小文字の印刷には適当でなく、また、塗料膜厚のバ
ラツキがあるのと、温度、湿度やインクの配合の違いに
よる影響を受けやすいのとによって印刷品質が変動する
問題があり、さらに、被印刷物の印刷部分周辺は平面か
それに近い形態でなければならなくて印刷物の形状が限
られるし、印刷強度が低いのが難点である。
【0004】一方、ホットスタンプによる印刷は、印刷
部分が周辺の印刷部分に対して凸でなければならなくて
印刷物形状が限定されるのと、細文字の印刷は剥離し易
い点から適当でなくて制約が多いのが問題である。
【0005】本発明の目的は、インク品質管理、膜厚管
理の削減ならびに被印刷物の形状制約の解消を果たすと
ともに、印刷処理速度の向上による印刷の合理化をはか
り得るレーザ光線による印刷方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、透光性のシー
ト材に印刷用塗料が塗布される熱転写が可能な塗料付シ
ートを被印刷物の印刷面に被着した後、この被着された
塗料付シートの塗料層にレーザ光線を移動しながら照射
することによって、被印刷物の表面に所定の文字、図形
に基づくパターンの塗料膜を転写することを特徴とする
レーザ光線による印刷方法である。
【0007】
【作用】本発明に従えば、被印刷物の印刷面に熱転写が
可能な塗料付シートを被着した後、レーザ光線の照射に
よる加熱で所定のパターンの塗料膜を熱転写する印刷方
法であり、塗料膜の厚さは周囲の諸物理的条件や印刷物
の形状に左右されることなく、均一に保持し得て品質は
安定する。また、レーザ光線の照射方式であるから、細
文字、微小文字の印刷を正確、迅速に行うことが可能で
あり、さらに熱量、温度を高くできるので乾燥時間が不
要であるとともに高印刷強度のものが容易に得られる。
【0008】
【実施例】図1は本発明方法の原理説明図、図2は本発
明方法の実施例の印刷態様を示す斜視図をそれぞれ示し
ている。レーザ光線4を対象物に対しスポット状に照射
することができるレーザマーカー1は、集光レンズ2が
投光側の前端部に備えられる。投光されるレーザ光線4
は対象物である被印刷物7の印刷面8にスポット状に照
射させることによって、微小領域の照射個所に高熱を発
生することができる。
【0009】この場合、レーザ光線4を相互に垂直なX
方向、Y方向に移動またはオン、オフすることにより、
熱を加える個所を文字、図形に合わせた任意のパターン
に変化させることが可能である。
【0010】被印刷物7の印刷面8には、熱転写が可能
な塗料付シート3が、レーザ光線4の照射に先立って被
着される。塗料付シート3は、従来から用いられるホッ
トスタンプ用のシートに近似した性質のシートであり、
透光性のシート材5の片面に印刷用塗料の塗料層6が塗
布されていて、この塗料層6はシート材5の全面に均一
に塗布されるもの、あるいは所要のパターンに合致して
部分的に塗布されるもののいずれによっても容易に形成
することが可能である。なお、塗料層6中に、加熱する
ことによって粘着性を生じる粘着剤を混入することは好
ましい手段である。
【0011】図3〜図5は本発明の印刷方法を経時的に
示す第1段階、第2段階、第3段階の被印刷物の断面図
である。塗料層6が透光性シート材5の片面に塗布され
てなる塗料付シート3を被印刷物7の印刷面8に、塗料
層6が対面するようにして被着する(図3参照)。被着
した後、レーザ光線4を塗料層6に焦点を合わせて照射
し、塗料層6と被印刷物7の間に局部的に熱を発生させ
て、熱転写を行うことができる。レーザ光線4を移動ま
たはオン、オフすることにより熱を与える個所は任意に
変化させることができる(図4参照)。
【0012】レーザ光線4を消した後、塗料付シート3
を図5に示すように剥離すると、熱転写された印刷部分
だけが印刷面8に固着し、文字、図形などのパターンを
印刷面8上に形成することが可能であり、このレーザ照
射によって塗装と焼付けとが同時に実現でき、固着強度
の高い印字が迅速に行える。なお、塗料としては、ラッ
カー系の車両塗装用塗料、レーザマーキング用塗料など
が好適なものとして挙げられる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明に従えば、レー
ザ光線を照射して瞬時的に局部を加熱し、熱転写によっ
て印字を行っているので、印刷速度は速くてしかも乾燥
時間は殆ど不要である。またレーザ光線は極小のスポッ
トに集光することができるので、細文字、微小形状の印
刷を確実、美麗に行うことが可能である。
【0014】また本発明によれば、塗料付シート作製時
点での膜厚管理さえ行えば、印刷工程での雰囲気、イン
クの管理等の一切のメンテナンスが不要であり、しかも
シートを被印刷物に被着するだけで良いので被印刷物の
形状に何等制約を受けない。
【0015】さらに本発明によればレーザ光線の照射を
行うことによって局部的に高温、高熱量が得られるた
め、塗料の種類によっては焼付塗装と同格の印刷強度が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理説明図である。
【図2】本発明方法の実施例の印刷態様を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明方法の印刷方法を経時的に示す第1段階
の被印刷物の断面図である。
【図4】本発明方法の印刷方法を経時的に示す第2段階
の被印刷物の断面図である。
【図5】本発明方法の印刷方法を経時的に示す第3段階
の被印刷物の断面図である。
【符号の説明】
1 レーザマーカー 2 集光レンズ 3 塗料付シート 4 レーザ光線 5 透光性シート材 6 塗料層 7 被印刷物 8 印刷面 9 印刷部分

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性のシート材に印刷用塗料が塗布さ
    れる熱転写が可能な塗料付シートを被印刷物の印刷面に
    被着した後、この被着された塗料付シートの塗料層にレ
    ーザ光線を移動しながら照射することによって、被印刷
    物の表面に所定の文字、図形に基づくパターンの塗料膜
    を転写することを特徴とするレーザ光線による印刷方
    法。
JP26472691A 1991-10-14 1991-10-14 レーザ光線による印刷方法 Withdrawn JPH0596759A (ja)

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JP26472691A JPH0596759A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 レーザ光線による印刷方法

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JP26472691A JPH0596759A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 レーザ光線による印刷方法

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JPH0596759A true JPH0596759A (ja) 1993-04-20

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JP26472691A Withdrawn JPH0596759A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 レーザ光線による印刷方法

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Legal Events

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Effective date: 19990107